JP3434962B2 - 携帯電話の個別着信通知装置 - Google Patents

携帯電話の個別着信通知装置

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JP3434962B2
JP3434962B2 JP7000296A JP7000296A JP3434962B2 JP 3434962 B2 JP3434962 B2 JP 3434962B2 JP 7000296 A JP7000296 A JP 7000296A JP 7000296 A JP7000296 A JP 7000296A JP 3434962 B2 JP3434962 B2 JP 3434962B2
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mobile phone
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昌信 野田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS、セルラー
等の携帯電話の着信通知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話において着信した場合、一般的
には着信を音で知らせることが行われているが、会議中
等音を鳴らせられない場所や携帯電話を鞄の中に入れる
等して着信音が聞えない場合、携帯電話自体を振動させ
たり、着信時に携帯電話が発する電波を検出して振動す
る別匡体のバイブレータを使用することが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話自体を振動させる方式では、振動が伝わりやすい場
所、例えば胸ポケット等に携帯電話を身に付けていなけ
ればならず、重たい、ポケットがふくらむ等の問題が生
じる。また、携帯電話収納のために専用のキャリングバ
ックを身に付けないとならないという問題があった。ま
た、バイブレータを別匡体にして使用する方式において
も、携帯電話が発する900MHz付近の電波を検出す
る方式の場合には、バイブレータが携帯電話以外の発す
る電波にも反応してしまう問題がある。そしてこうした
問題を解決するために、携帯電話とバイブレータとの間
にIDコードを設けて確認するようにした場合には、携
帯電話本体に専用の回路を設ける必要があり、コストア
ップを招いたり、小さく出来ない等の問題を発生させて
しまう。
【0004】本発明の目的は、かかる問題点に鑑み、携
帯電話への着信を確実に振動で知らせる手段を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、着信を受けると着信信号をID情報を
書込むための情報をやりとりするコネクタに出力する携
帯電話と、前記コネクタに接続するコネクタを有し、接
続した両コネクタを介して前記着信信号を受信し記憶さ
れているIDコードを無線送信する、前記携帯電話に脱
着可能なバイブレータ用データ送信部と、前記IDコー
ドを受信し記憶されているIDコードと一致した場合に
振動するバイブレータとから構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、携帯電話とバイブレー
タ用データ送信部とバイブレータから構成し、携帯電話
とバイブレータ用データ送信部はコネクタにより脱着自
在の構成とする。そして、バイブレータ用データ送信部
によりバイブレータを無線で制御する。
【0007】従って、携帯電話本体より出ている又は1
本の信号をコネクタで出す等の簡単な方法により携帯電
話本体のコスト、大きさを変えることなく、選択的にバ
イブレータを利用可能とする。バイブレータを使用する
時には、携帯電話にバイブレータ用送信部をコネクタで
接続し、携帯電話が着信信号を得るとバイブレータ用デ
ータ送信部によりバイブレータにIDコードを送り、こ
のIDに一致したIDを持つバイブレータを振動させる
ようにした。
【0008】以下、本発明の実施形態を図面に従って説
明する。
【0009】図1は、本発明の構成を示すブロック図で
ある。
【0010】本発明は、携帯電話1とバイブレータ用デ
ータ送信部2とバイブレータ3とから構成する。
【0011】携帯電話1は、送信部4と受信部5と制御
部6とからなる。
【0012】送信部4は、アンテナ7を介して基地局へ
送話、音声及び制御情報等のデータを送信する。受信部
5は、基地局からの受話音声及び制御情報等のデータを
受信する。制御部6は、携帯電話1全体を制御し、基地
局から着信した場合はコネクタ8に着信信号を出す。
【0013】バイブレータ用データ送信部2は、制御部
9とID記憶部10と送信部11とからなる。制御部9
は、携帯電話1からの着信信号を前記コネクタ8と結合
されるコネクタ12を介して検出し、ID記憶部10に
記憶されているIDコードを読み込んで送信部11を起
動し、送信部11に変調データを送る。ID記憶部10
は、バイブレータ3と1対1に対応させるためのIDコ
ードを記憶する部分である。送信部11は、制御部9よ
り変調データをもらい、アンテナ13を介してバイブレ
ータ3に対して送信する。
【0014】バイブレータ3は、受信部14と制御部1
5とモ−タ16とID記憶部17とからなる。
【0015】受信部14は、バイブレータ用データ送信
部2からの電波をアンテナ18を介して受信し、変調デ
ータを復調する。制御部15は、受信部14からの復調
データをID記憶部17に記憶されているIDと比較
し、一致した場合にモ−タ16を駆動する。モ−タ16
はバイブレータ3本体を振動させるためのものである。
ID記憶部17は、バイブレータ3のIDを記憶してい
る部分である。
【0016】本発明は、以上のように構成されるので、
バイブレータ3を使用する時には、バイブレータ用デー
タ送信部2を携帯電話1にコネクタ8、12で接続し、
携帯電話1への着信を受信部5が受信すると制御部6か
らコネクタ8、12を介して着信信号がバイブレータ用
データ送信部2の制御部9に送られ、制御部9がID記
憶部10に記憶されているIDコードを読み出し、送信
部11から送信する。送信されたIDコードは、バイブ
レータ3の受信部14に受信され、バイブレータ3内の
ID記憶部17に記憶されているIDコードと一致した
場合は、制御部15からモ−タ16に駆動信号が送られ
てモ−タ16が回転し、バイブレータ3を振動させる。
【0017】よって、バイブレータは対応する携帯電話
からの着信であることが確認された場合に振動するの
で、誤動作することはない。
【0018】携帯電話本体には、通常電話番号等のI
D情報を携帯電話に書込むための情報をやりとりするた
めのコネクタ があるので、これを用いれば他のコネク
タを新たに設ける必要がない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は携帯電話
本体は、着信を表示する信号を1本のコネクタを介して
出力するだけであり、このコネクタも電話番号書込み用
信号コネクタ等、ID情報を書込むための情報をやりと
りするコネクタを利用することにより、携帯電話本体に
あらかじめバイブレータ用のデータ送信回路を付加して
おく必要がなく、コストアップにならない。また、従来
から備えられているFAX等自動着信用の信号を用いる
ことにより従来より販売されている携帯電話でも本発明
が利用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 バイブレータ用データ送信部 3 バイブレータ 4 送信部 5 受信部 6 制御部 7 アンテナ 8 コネクタ 9 制御部 10 ID記憶部 11 送信部 12 コネクタ 13 アンテナ 14 受信部 15 制御部 16 モ−タ 17 ID記憶部 18 アンテナ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着信を受けると着信信号をID情報を書込
    むための情報をやりとりするコネクタに出力する携帯電
    話と、前記コネクタに接続するコネクタを有し、接続し
    た両コネクタを介して前記着信信号を受信し記憶されて
    いるIDコードを無線送信する、前記携帯電話に脱着可
    能なバイブレータ用データ送信部と、前記IDコードを
    受信し記憶されているIDコードと一致した場合に振動
    するバイブレータとから構成したことを特徴とする携帯
    電話の個別着信通知装置。
  2. 【請求項2】前記携帯電話とバイブレータ用データ送信
    部とを前記両コネクタにより脱着するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の携帯電話の個別着信通知装
    置。
JP7000296A 1996-03-26 1996-03-26 携帯電話の個別着信通知装置 Expired - Fee Related JP3434962B2 (ja)

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JPH09261305A JPH09261305A (ja) 1997-10-03
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KR100314187B1 (ko) * 1999-06-01 2001-11-15 정인구 휴대전화기용 착신통보장치 및 그 제어방법
ITRM20120469A1 (it) * 2012-10-03 2014-04-04 Danilo Longo Sistema antidisturbo

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