JP3434786B2 - 振幅検出回路 - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/18—Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging
- H03M1/186—Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedforward mode, i.e. by determining the range to be selected directly from the input signal
- H03M1/187—Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedforward mode, i.e. by determining the range to be selected directly from the input signal using an auxiliary analogue/digital converter
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、無線通
信、有線通信、信号処理や制御等のシステムで用いられ
るディジタルフィルタの出力信号の振幅を検出する振幅
検出回路に関する。
信、有線通信、信号処理や制御等のシステムで用いられ
るディジタルフィルタの出力信号の振幅を検出する振幅
検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタルフィルタを用いた
システムにおいて、例えば、自動利得制御やピーク抑圧
制御を行うには、該ディジタルフィルタの出力信号の振
幅を検出する必要がある。
システムにおいて、例えば、自動利得制御やピーク抑圧
制御を行うには、該ディジタルフィルタの出力信号の振
幅を検出する必要がある。
【0003】図9は、従来の自動利得制御回路の一例を
示すブロック図である。図9において、入力信号X
(k)は、増幅回路171で増幅され、A/D変換回路
172でディジタル信号に変換された後、ディジタルフ
ィルタ175に供給される。ディジタルフィルタ175
では、供給されたディジタル信号に所定のフィルタ処理
が施された後、出力信号Y(k)として出力される。ま
た、A/D変換回路172からのディジタル信号は、振
幅検出回路174にも供給され、ディジタルフィルタ1
75からの出力信号Y(k)の振幅が検出される。この
振幅情報は、利得制御回路173に供給され、該振幅情
報に応じた利得制御信号が発生される。そして、この利
得制御信号が増幅回路171に供給される。すなわち、
検出された出力信号Y(k)の振幅情報に基づいて発生
された利得制御信号が、増幅回路171にフィードバッ
クされて、利得の制御が自動的に行われるようになって
いる。
示すブロック図である。図9において、入力信号X
(k)は、増幅回路171で増幅され、A/D変換回路
172でディジタル信号に変換された後、ディジタルフ
ィルタ175に供給される。ディジタルフィルタ175
では、供給されたディジタル信号に所定のフィルタ処理
が施された後、出力信号Y(k)として出力される。ま
た、A/D変換回路172からのディジタル信号は、振
幅検出回路174にも供給され、ディジタルフィルタ1
75からの出力信号Y(k)の振幅が検出される。この
振幅情報は、利得制御回路173に供給され、該振幅情
報に応じた利得制御信号が発生される。そして、この利
得制御信号が増幅回路171に供給される。すなわち、
検出された出力信号Y(k)の振幅情報に基づいて発生
された利得制御信号が、増幅回路171にフィードバッ
クされて、利得の制御が自動的に行われるようになって
いる。
【0004】ここで、ディジタルフィルタ175は、具
体的には、図10に示すような構成を有している。すな
わち、ディジタルフィルタ175は、タップ数16の非
巡回形のディジタルフィルタであり、16個の遅延器1
91と、該遅延器191にそれぞれ接続され係数h0〜
h15が設定された16個の乗算器192と、該乗算器1
92にそれぞれ接続された1個の加算器193とを有し
てなっている。
体的には、図10に示すような構成を有している。すな
わち、ディジタルフィルタ175は、タップ数16の非
巡回形のディジタルフィルタであり、16個の遅延器1
91と、該遅延器191にそれぞれ接続され係数h0〜
h15が設定された16個の乗算器192と、該乗算器1
92にそれぞれ接続された1個の加算器193とを有し
てなっている。
【0005】また、ディジタルフィルタ175は、図1
1に示すようなインパルス応答特性を有しており、この
インパルス応答全体(以下、「全インパルス応答」とい
う。)に対応する構成を有する非巡回形のディジタルフ
ィルタ(伝達関数H(z))が振幅検出回路174とし
て用いられている。すなわち、振幅検出回路174は、
図10に示すように、16個の遅延器194と、該遅延
器194にそれぞれ接続され係数h0〜h15が設定され
た16個の乗算器195と、該乗算器195にそれぞれ
接続された1個の加算器196とを有してなっている。
このように、従来の自動利得制御回路では、ディジタル
フィルタ175と同一の構成を有するディジタルフィル
タを振幅検出回路174として用いて、出力信号Y
(k)の振幅を検出していた。
1に示すようなインパルス応答特性を有しており、この
インパルス応答全体(以下、「全インパルス応答」とい
う。)に対応する構成を有する非巡回形のディジタルフ
ィルタ(伝達関数H(z))が振幅検出回路174とし
て用いられている。すなわち、振幅検出回路174は、
図10に示すように、16個の遅延器194と、該遅延
器194にそれぞれ接続され係数h0〜h15が設定され
た16個の乗算器195と、該乗算器195にそれぞれ
接続された1個の加算器196とを有してなっている。
このように、従来の自動利得制御回路では、ディジタル
フィルタ175と同一の構成を有するディジタルフィル
タを振幅検出回路174として用いて、出力信号Y
(k)の振幅を検出していた。
【0006】一方、図12は、従来のピーク抑圧回路の
一例を示すブロック図である。図12において、入力信
号X(k)は、遅延回路183で所定時間遅延されて、
ディジタルフィルタ184に供給される。ディジタルフ
ィルタ184では、供給された遅延入力信号に所定のフ
ィルタ処理が施された後、出力信号Y(k)として出力
される。また、入力信号X(k)は、振幅検出回路18
1にも供給され、ディジタルフィルタ184からの出力
信号Y(k)の振幅が検出される。この振幅情報は、ピ
ーク抑圧制御回路182に供給され、該振幅情報に応じ
たピーク抑圧制御信号が発生される。そして、このピー
ク抑圧制御信号がディジタルフィルタ184に供給され
る。すなわち、検出された出力信号Y(k)の振幅情報
に基づいて発生されたピーク抑圧制御信号が、ディジタ
ルフィルタ184にフィードフォワードされて、ピーク
抑圧の制御が自動的に行われるようになっている。
一例を示すブロック図である。図12において、入力信
号X(k)は、遅延回路183で所定時間遅延されて、
ディジタルフィルタ184に供給される。ディジタルフ
ィルタ184では、供給された遅延入力信号に所定のフ
ィルタ処理が施された後、出力信号Y(k)として出力
される。また、入力信号X(k)は、振幅検出回路18
1にも供給され、ディジタルフィルタ184からの出力
信号Y(k)の振幅が検出される。この振幅情報は、ピ
ーク抑圧制御回路182に供給され、該振幅情報に応じ
たピーク抑圧制御信号が発生される。そして、このピー
ク抑圧制御信号がディジタルフィルタ184に供給され
る。すなわち、検出された出力信号Y(k)の振幅情報
に基づいて発生されたピーク抑圧制御信号が、ディジタ
ルフィルタ184にフィードフォワードされて、ピーク
抑圧の制御が自動的に行われるようになっている。
【0007】ここで、ディジタルフィルタ184は、前
述したディジタルフィルタ175と同様に、図10に示
すような構成を有している。また、振幅検出回路181
も、前述した振幅検出回路174と同様に、図10に示
すような構成を有している。すなわち、従来のピーク抑
圧回路でも、ディジタルフィルタ184と同一の構成を
有するディジタルフィルタを振幅検出回路181として
用いて、出力信号Y(k)の振幅を検出していた。
述したディジタルフィルタ175と同様に、図10に示
すような構成を有している。また、振幅検出回路181
も、前述した振幅検出回路174と同様に、図10に示
すような構成を有している。すなわち、従来のピーク抑
圧回路でも、ディジタルフィルタ184と同一の構成を
有するディジタルフィルタを振幅検出回路181として
用いて、出力信号Y(k)の振幅を検出していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動利得制御回路のように、ディジタルフィルタ175
からの出力信号の振幅の検出結果に基づき、ディジタル
フィルタ175への入力レベルを制御するようなフィー
ドバック制御を行う場合、ディジタルフィルタ175と
同一の構成を有するディジタルフィルタである振幅検出
回路174によって振幅の検出を行っているため、振幅
検出に係る処理遅延が大きく、よって、フィードバック
の時定数が大きくなり、高速追従ができないという問題
を生じていた。また、実際の信号処理に使用するディジ
タルフィルタ175の他に、もう一つ同一の構成を有す
るディジタルフィルタが必要となり、回路規模の増大を
招いていた。
自動利得制御回路のように、ディジタルフィルタ175
からの出力信号の振幅の検出結果に基づき、ディジタル
フィルタ175への入力レベルを制御するようなフィー
ドバック制御を行う場合、ディジタルフィルタ175と
同一の構成を有するディジタルフィルタである振幅検出
回路174によって振幅の検出を行っているため、振幅
検出に係る処理遅延が大きく、よって、フィードバック
の時定数が大きくなり、高速追従ができないという問題
を生じていた。また、実際の信号処理に使用するディジ
タルフィルタ175の他に、もう一つ同一の構成を有す
るディジタルフィルタが必要となり、回路規模の増大を
招いていた。
【0009】また、従来のピーク抑圧回路のように、デ
ィジタルフィルタ184の出力信号の振幅の検出結果に
基づき、ディジタルフィルタ184に対するフィードフ
ォワード制御を行う場合、ディジタルフィルタ184で
信号処理が行われる前に、制御情報(ピーク抑圧制御信
号)が決まっている必要があるため、振幅検出回路18
1での振幅検出に係る処理遅延分を見込んで、ディジタ
ルフィルタ184への入力信号の供給を遅延回路183
で遅らせる必要があった。従来のピーク抑圧回路では、
信号処理用のディジタルフィルタ184と同一の構成を
有するディジタルフィルタである振幅検出回路181に
よって出力信号の振幅を検出しているため、振幅検出の
ための処理遅延が大きく、結果として信号処理のための
処理遅延も大きくなっていた。また、この従来のピーク
抑圧回路でも、実際の信号処理に使用するディジタルフ
ィルタ184の他に、もう一つ同一の構成を有するディ
ジタルフィルタが必要となり、回路規模の増大を招いて
いた。
ィジタルフィルタ184の出力信号の振幅の検出結果に
基づき、ディジタルフィルタ184に対するフィードフ
ォワード制御を行う場合、ディジタルフィルタ184で
信号処理が行われる前に、制御情報(ピーク抑圧制御信
号)が決まっている必要があるため、振幅検出回路18
1での振幅検出に係る処理遅延分を見込んで、ディジタ
ルフィルタ184への入力信号の供給を遅延回路183
で遅らせる必要があった。従来のピーク抑圧回路では、
信号処理用のディジタルフィルタ184と同一の構成を
有するディジタルフィルタである振幅検出回路181に
よって出力信号の振幅を検出しているため、振幅検出の
ための処理遅延が大きく、結果として信号処理のための
処理遅延も大きくなっていた。また、この従来のピーク
抑圧回路でも、実際の信号処理に使用するディジタルフ
ィルタ184の他に、もう一つ同一の構成を有するディ
ジタルフィルタが必要となり、回路規模の増大を招いて
いた。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て為されたものであり、信号処理用ディジタルフィルタ
の出力信号の振幅検出に係る処理遅延が小さく、かつ回
路規模を縮小することができるような振幅検出回路を提
供することを目的としている。
て為されたものであり、信号処理用ディジタルフィルタ
の出力信号の振幅検出に係る処理遅延が小さく、かつ回
路規模を縮小することができるような振幅検出回路を提
供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の振幅検出回路は、非巡回形の信号処
理用ディジタルフィルタの全インパルス応答のうちエネ
ルギーの集中する部分に対応する複数のタップを有する
簡易型ディジタルフィルタを備えてなり、前記信号処理
用ディジタルフィルタに供給される信号と同一の信号を
前記簡易型ディジタルフィルタに供給し、前記信号処理
用ディジタルフィルタの出力振幅を前記簡易型ディジタ
ルフィルタの出力として近似的に検出することを特徴と
している。
に、請求項1記載の振幅検出回路は、非巡回形の信号処
理用ディジタルフィルタの全インパルス応答のうちエネ
ルギーの集中する部分に対応する複数のタップを有する
簡易型ディジタルフィルタを備えてなり、前記信号処理
用ディジタルフィルタに供給される信号と同一の信号を
前記簡易型ディジタルフィルタに供給し、前記信号処理
用ディジタルフィルタの出力振幅を前記簡易型ディジタ
ルフィルタの出力として近似的に検出することを特徴と
している。
【0012】請求項2記載の振幅検出回路は、請求項1
記載の振幅検出回路において、前記簡易型ディジタルフ
ィルタの複数のタップとして、前記信号処理用ディジタ
ルフィルタに出力振幅が最も大きくなる信号を供給した
時、前記信号処理用ディジタルフィルタの全タップのう
ち係数の絶対値の最も大きなタップを中心とした複数の
タップを選択し、かつ、全タップの係数の絶対値の総和
を基準として、選択したタップの係数の絶対値の総和が
該基準に対して一定割合以上となるようにタップを選択
することを特徴としている。
記載の振幅検出回路において、前記簡易型ディジタルフ
ィルタの複数のタップとして、前記信号処理用ディジタ
ルフィルタに出力振幅が最も大きくなる信号を供給した
時、前記信号処理用ディジタルフィルタの全タップのう
ち係数の絶対値の最も大きなタップを中心とした複数の
タップを選択し、かつ、全タップの係数の絶対値の総和
を基準として、選択したタップの係数の絶対値の総和が
該基準に対して一定割合以上となるようにタップを選択
することを特徴としている。
【0013】請求項3記載の振幅検出回路は、請求項2
記載の振幅検出回路において、前記一定割合は、要求さ
れる出力振幅の検出精度に応じて設定されることを特徴
としている。
記載の振幅検出回路において、前記一定割合は、要求さ
れる出力振幅の検出精度に応じて設定されることを特徴
としている。
【0014】請求項4記載の振幅検出回路は、請求項1
記載の振幅検出回路において、前記簡易型ディジタルフ
ィルタは、供給される信号のパターンに対応する出力振
幅の情報が記憶された振幅記憶部を有し、該振幅記憶部
から読み出される出力振幅の情報を前記簡易型ディジタ
ルフィルタの出力とすることを特徴としている。
記載の振幅検出回路において、前記簡易型ディジタルフ
ィルタは、供給される信号のパターンに対応する出力振
幅の情報が記憶された振幅記憶部を有し、該振幅記憶部
から読み出される出力振幅の情報を前記簡易型ディジタ
ルフィルタの出力とすることを特徴としている。
【0015】請求項5記載の振幅検出回路は、請求項1
記載の振幅検出回路において、前記簡易型ディジタルフ
ィルタは、所定値以上の出力振幅を発生させる信号のパ
ターンであるピーク発生パターンが記憶されたピーク発
生パターン記憶部を有し、供給される信号のパターンが
前記ピーク発生パターンと一致した時、前記ピーク発生
パターン記憶部からピーク検出信号が出力されることを
特徴としている。
記載の振幅検出回路において、前記簡易型ディジタルフ
ィルタは、所定値以上の出力振幅を発生させる信号のパ
ターンであるピーク発生パターンが記憶されたピーク発
生パターン記憶部を有し、供給される信号のパターンが
前記ピーク発生パターンと一致した時、前記ピーク発生
パターン記憶部からピーク検出信号が出力されることを
特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、図1および図2を参照しな
がら本発明の概要を説明する。通常、非巡回形のディジ
タルフィルタの各タップの係数は、該フィルタにデルタ
関数δ(t)を与えたときに現れるインパルス応答H
(t)をサンプリングにより離散的に取り出した値Hs
(t)となっている。一方、タップ数がディジタルフィ
ルタの精度を決めるファクタとなっており、通常、タッ
プ数の多いものが用いられる。しかしながら、例えば、
図1に示すように、実際に用いられるインパルス応答で
は、出力振幅に大きな影響を与えるのは、エネルギーの
集中する部分である、全インパルス応答の数分の1の範
囲であることが多く、図2に示すようにそのインパルス
応答をサンプリングして各タップの係数としている、遅
延器4と乗算器5と加算器6とからなるディジタルフィ
ルタ3では、出力振幅に大きな影響を与える大きな係数
を持つタップは総タップ数の数分の1となることが多
い。本発明は、このことに着目して為されたものであ
り、全インパルス応答のうちエネルギーの集中する部分
に対応する構成を有する簡易型ディジタルフィルタ2
(伝達関数Href(z))からなる振幅検出回路1を提
供するものである(図1参照)。振幅検出回路1(簡易
型ディジタルフィルタ2)は、具体的には図2に示すよ
うに、信号処理用ディジタルフィルタ3の16個のタッ
プのうち中央の4個のタップのみからなっている。すな
わち、振幅検出回路1は、4個の遅延器7と、該遅延器
7にそれぞれ接続され係数h6〜h9が設定された4個の
乗算器8と、該乗算器8にそれぞれ接続された1個の加
算器9とを有してなっている。振幅検出回路1によれ
ば、信号処理用ディジタルフィルタ3の出力信号の振幅
を近似的に検出することができる。
がら本発明の概要を説明する。通常、非巡回形のディジ
タルフィルタの各タップの係数は、該フィルタにデルタ
関数δ(t)を与えたときに現れるインパルス応答H
(t)をサンプリングにより離散的に取り出した値Hs
(t)となっている。一方、タップ数がディジタルフィ
ルタの精度を決めるファクタとなっており、通常、タッ
プ数の多いものが用いられる。しかしながら、例えば、
図1に示すように、実際に用いられるインパルス応答で
は、出力振幅に大きな影響を与えるのは、エネルギーの
集中する部分である、全インパルス応答の数分の1の範
囲であることが多く、図2に示すようにそのインパルス
応答をサンプリングして各タップの係数としている、遅
延器4と乗算器5と加算器6とからなるディジタルフィ
ルタ3では、出力振幅に大きな影響を与える大きな係数
を持つタップは総タップ数の数分の1となることが多
い。本発明は、このことに着目して為されたものであ
り、全インパルス応答のうちエネルギーの集中する部分
に対応する構成を有する簡易型ディジタルフィルタ2
(伝達関数Href(z))からなる振幅検出回路1を提
供するものである(図1参照)。振幅検出回路1(簡易
型ディジタルフィルタ2)は、具体的には図2に示すよ
うに、信号処理用ディジタルフィルタ3の16個のタッ
プのうち中央の4個のタップのみからなっている。すな
わち、振幅検出回路1は、4個の遅延器7と、該遅延器
7にそれぞれ接続され係数h6〜h9が設定された4個の
乗算器8と、該乗算器8にそれぞれ接続された1個の加
算器9とを有してなっている。振幅検出回路1によれ
ば、信号処理用ディジタルフィルタ3の出力信号の振幅
を近似的に検出することができる。
【0017】(第1実施形態)図3は、本発明の第1実
施形態に係る振幅検出回路14を用いて構成された自動
利得制御回路を示すブロック図である。図3において、
入力信号X(k)が供給される増幅回路10は、増幅さ
れた入力信号をディジタル信号に変換するA/D変換回
路11に接続されており、該A/D変換回路11は、供
給されたディジタル信号に対して所定のフィルタ処理を
施し出力信号Y(k)として出力するディジタルフィル
タ12に接続されている。また、A/D変換回路11
は、供給されたディジタル信号からディジタルフィルタ
12の出力信号Y(k)の振幅を近似的に検出する振幅
検出回路14にも接続されており、該振幅検出回路14
は、検出された振幅情報に応じて利得制御信号を発生さ
せ増幅回路10に供給する利得制御回路13に接続され
ている。すなわち、近似的に検出された出力信号Y
(k)の振幅情報に基づいて発生された利得制御信号
が、増幅回路10にフィードバックされて、利得の制御
が自動的に行われるようになっている。
施形態に係る振幅検出回路14を用いて構成された自動
利得制御回路を示すブロック図である。図3において、
入力信号X(k)が供給される増幅回路10は、増幅さ
れた入力信号をディジタル信号に変換するA/D変換回
路11に接続されており、該A/D変換回路11は、供
給されたディジタル信号に対して所定のフィルタ処理を
施し出力信号Y(k)として出力するディジタルフィル
タ12に接続されている。また、A/D変換回路11
は、供給されたディジタル信号からディジタルフィルタ
12の出力信号Y(k)の振幅を近似的に検出する振幅
検出回路14にも接続されており、該振幅検出回路14
は、検出された振幅情報に応じて利得制御信号を発生さ
せ増幅回路10に供給する利得制御回路13に接続され
ている。すなわち、近似的に検出された出力信号Y
(k)の振幅情報に基づいて発生された利得制御信号
が、増幅回路10にフィードバックされて、利得の制御
が自動的に行われるようになっている。
【0018】ディジタルフィルタ12および振幅検出回
路14は、具体的には、図4に示すような構成を有して
いる。すなわち、ディジタルフィルタ12は、タップ数
16の非巡回形のディジタルフィルタであり、16個の
遅延器15と、該遅延器15にそれぞれ接続され係数h
0〜h15が設定された16個の乗算器16と、該乗算器
16にそれぞれ接続された1個の加算器17とを有して
なっている。一方、振幅検出回路14は、ディジタルフ
ィルタ12の全インパルス応答のうちエネルギーの集中
する部分に対応する構成を有する簡易型ディジタルフィ
ルタからなっている。すなわち、振幅検出回路14(簡
易型ディジタルフィルタ)は、信号処理用ディジタルフ
ィルタ12の16個のタップのうち出力振幅に大きな影
響を与える、絶対値の大きな係数h6〜h9を持つ中央の
4個のタップからなっている。より具体的には、振幅検
出回路14(簡易型ディジタルフィルタ)は、4個の遅
延器18と、該遅延器18にそれぞれ接続され係数h6
〜h9が設定された4個の乗算器19と、該乗算器19
にそれぞれ接続された1個の加算器20とを有してなっ
ている。なお、遅延器18には、例えばシフトレジスタ
が用いられる。振幅検出回路14によれば、信号処理用
ディジタルフィルタ12の出力信号Y(k)の振幅を近
似的に検出することができる。
路14は、具体的には、図4に示すような構成を有して
いる。すなわち、ディジタルフィルタ12は、タップ数
16の非巡回形のディジタルフィルタであり、16個の
遅延器15と、該遅延器15にそれぞれ接続され係数h
0〜h15が設定された16個の乗算器16と、該乗算器
16にそれぞれ接続された1個の加算器17とを有して
なっている。一方、振幅検出回路14は、ディジタルフ
ィルタ12の全インパルス応答のうちエネルギーの集中
する部分に対応する構成を有する簡易型ディジタルフィ
ルタからなっている。すなわち、振幅検出回路14(簡
易型ディジタルフィルタ)は、信号処理用ディジタルフ
ィルタ12の16個のタップのうち出力振幅に大きな影
響を与える、絶対値の大きな係数h6〜h9を持つ中央の
4個のタップからなっている。より具体的には、振幅検
出回路14(簡易型ディジタルフィルタ)は、4個の遅
延器18と、該遅延器18にそれぞれ接続され係数h6
〜h9が設定された4個の乗算器19と、該乗算器19
にそれぞれ接続された1個の加算器20とを有してなっ
ている。なお、遅延器18には、例えばシフトレジスタ
が用いられる。振幅検出回路14によれば、信号処理用
ディジタルフィルタ12の出力信号Y(k)の振幅を近
似的に検出することができる。
【0019】ここで、振幅検出回路14(簡易型ディジ
タルフィルタ)を構成するタップは、例えば次のように
選択すればよい。すなわち、信号処理用ディジタルフィ
ルタ12に出力振幅が最も大きくなる入力信号パターン
を供給した時、該ディジタルフィルタ12の全タップ
(本実施形態では、16個)のうち係数の絶対値の最も
大きなタップを中心とした数分の1のタップ(本実施形
態では、4個)を選択する。その際、全タップの係数の
絶対値の総和を基準として、選択したタップの係数の絶
対値の総和が該基準に対して一定割合以上となるように
タップを選択する。このタップの選択方法は、省かれた
タップが出力振幅に最大の影響を与えたとき、最大±
(1−一定割合)×100%の検出誤差を生じることを
示していて、最大振幅出力時の検出誤差の最大値を規定
した選択方法である。なお、上記一定割合は、要求され
る出力振幅の検出精度に応じて設定される。
タルフィルタ)を構成するタップは、例えば次のように
選択すればよい。すなわち、信号処理用ディジタルフィ
ルタ12に出力振幅が最も大きくなる入力信号パターン
を供給した時、該ディジタルフィルタ12の全タップ
(本実施形態では、16個)のうち係数の絶対値の最も
大きなタップを中心とした数分の1のタップ(本実施形
態では、4個)を選択する。その際、全タップの係数の
絶対値の総和を基準として、選択したタップの係数の絶
対値の総和が該基準に対して一定割合以上となるように
タップを選択する。このタップの選択方法は、省かれた
タップが出力振幅に最大の影響を与えたとき、最大±
(1−一定割合)×100%の検出誤差を生じることを
示していて、最大振幅出力時の検出誤差の最大値を規定
した選択方法である。なお、上記一定割合は、要求され
る出力振幅の検出精度に応じて設定される。
【0020】最大振幅出力時の検出誤差の最大値を規定
した上記の方法以外にも、考えられる様々な入力信号パ
ターンをディジタルフィルタ12に供給し、該ディジタ
ルフィルタ12の出力振幅に対して、検出誤差の平均が
±一定割合以内に収まるようにタップを選択するように
してもよい。
した上記の方法以外にも、考えられる様々な入力信号パ
ターンをディジタルフィルタ12に供給し、該ディジタ
ルフィルタ12の出力振幅に対して、検出誤差の平均が
±一定割合以内に収まるようにタップを選択するように
してもよい。
【0021】また、自動利得制御回路のように、振幅情
報の出力されるまでの時間が規定されるアプリケーショ
ンでは、許容される処理時間からタップ数を決定するよ
うにしてもよい。
報の出力されるまでの時間が規定されるアプリケーショ
ンでは、許容される処理時間からタップ数を決定するよ
うにしてもよい。
【0022】また、振幅検出に用いるタップの数は、ア
プリケーションによって異ならせるようにしてもよい。
例えば、ロールオフ率0.22のルートナイキストフィ
ルタにおいては、係数8ビット、出力12ビットの48
タップ構成の信号処理用ディジタルフィルタに対して、
係数8ビット、出力12ビットの10タップ構成の簡易
型ディジタルフィルタを用いると、出力振幅を±20%
の精度で検出することができ、検出時間を約5分の1に
短縮することができる。
プリケーションによって異ならせるようにしてもよい。
例えば、ロールオフ率0.22のルートナイキストフィ
ルタにおいては、係数8ビット、出力12ビットの48
タップ構成の信号処理用ディジタルフィルタに対して、
係数8ビット、出力12ビットの10タップ構成の簡易
型ディジタルフィルタを用いると、出力振幅を±20%
の精度で検出することができ、検出時間を約5分の1に
短縮することができる。
【0023】次に、本実施形態の自動利得制御回路の動
作について説明する。図3および図4において、入力信
号X(k)は、増幅回路10で増幅され、A/D変換回
路11でディジタル信号に変換された後、ディジタルフ
ィルタ12に供給される。ディジタルフィルタ12で
は、供給されたディジタル信号に所定のフィルタ処理が
施された後、出力信号Y(k)として出力される。ま
た、A/D変換回路11からのディジタル信号は、振幅
検出回路14にも供給され、ディジタルフィルタ12か
らの出力信号Y(k)の振幅が近似的に検出される。こ
の検出された振幅情報は、利得制御回路13に供給さ
れ、該振幅情報に応じた利得制御信号が発生される。そ
して、この利得制御信号が増幅回路10に供給される。
すなわち、近似的に検出された出力信号Y(k)の振幅
情報に基づいて発生された利得制御信号が、増幅回路1
0にフィードバックされて、利得の制御が自動的に行わ
れるようになっている。
作について説明する。図3および図4において、入力信
号X(k)は、増幅回路10で増幅され、A/D変換回
路11でディジタル信号に変換された後、ディジタルフ
ィルタ12に供給される。ディジタルフィルタ12で
は、供給されたディジタル信号に所定のフィルタ処理が
施された後、出力信号Y(k)として出力される。ま
た、A/D変換回路11からのディジタル信号は、振幅
検出回路14にも供給され、ディジタルフィルタ12か
らの出力信号Y(k)の振幅が近似的に検出される。こ
の検出された振幅情報は、利得制御回路13に供給さ
れ、該振幅情報に応じた利得制御信号が発生される。そ
して、この利得制御信号が増幅回路10に供給される。
すなわち、近似的に検出された出力信号Y(k)の振幅
情報に基づいて発生された利得制御信号が、増幅回路1
0にフィードバックされて、利得の制御が自動的に行わ
れるようになっている。
【0024】このように、本実施形態の自動利得制御回
路では、振幅検出回路14を、信号処理用ディジタルフ
ィルタ12の全インパルス応答のうちエネルギーの集中
する部分に対応する構成、すなわち、ディジタルフィル
タ12の16個のタップのうち出力振幅に大きな影響を
与える、絶対値の大きな係数h6〜h9を持つ中央の4個
のタップからなる簡易型ディジタルフィルタで構成し、
回路規模の縮小化を図っており、また、この簡易型ディ
ジタルフィルタによってディジタルフィルタ12の出力
振幅を近似的に検出するようにしているため、振幅検出
に係る処理遅延が小さく、よって、フィードバックの時
定数も小さくなり、高速追従が可能となる。
路では、振幅検出回路14を、信号処理用ディジタルフ
ィルタ12の全インパルス応答のうちエネルギーの集中
する部分に対応する構成、すなわち、ディジタルフィル
タ12の16個のタップのうち出力振幅に大きな影響を
与える、絶対値の大きな係数h6〜h9を持つ中央の4個
のタップからなる簡易型ディジタルフィルタで構成し、
回路規模の縮小化を図っており、また、この簡易型ディ
ジタルフィルタによってディジタルフィルタ12の出力
振幅を近似的に検出するようにしているため、振幅検出
に係る処理遅延が小さく、よって、フィードバックの時
定数も小さくなり、高速追従が可能となる。
【0025】なお、振幅検出回路14の代わりに、図5
に示すような振幅検出回路14aを用いることもでき
る。この振幅検出回路14aは、振幅検出回路14の乗
算器19と加算器20を振幅記憶部30で置き換えたよ
うな構成を有している。すなわち、振幅検出回路14a
は、例えばシフトレジスタからなる4個の遅延器18
と、該遅延器18から出力される入力信号のパターンに
対応する出力振幅の情報が記憶された振幅記憶部30と
を有してなっている。振幅検出回路14aによれば、入
力信号のパターンに応じて振幅記憶部30から出力振幅
の情報が読み出され、信号処理用ディジタルフィルタ1
2の出力信号Y(k)の振幅を近似的に検出することが
できる。
に示すような振幅検出回路14aを用いることもでき
る。この振幅検出回路14aは、振幅検出回路14の乗
算器19と加算器20を振幅記憶部30で置き換えたよ
うな構成を有している。すなわち、振幅検出回路14a
は、例えばシフトレジスタからなる4個の遅延器18
と、該遅延器18から出力される入力信号のパターンに
対応する出力振幅の情報が記憶された振幅記憶部30と
を有してなっている。振幅検出回路14aによれば、入
力信号のパターンに応じて振幅記憶部30から出力振幅
の情報が読み出され、信号処理用ディジタルフィルタ1
2の出力信号Y(k)の振幅を近似的に検出することが
できる。
【0026】ここで、従来のように、例えば16タップ
構成のディジタルフィルタを想定し、入力ビット数を1
ビットとすると、入力信号のパターンは2の16乗=6
5536種類となり、振幅記憶部30に膨大な記憶容量
を有するものが必要となるため、図5に示した回路構成
は実用的ではないが、4タップ構成のディジタルフィル
タに相当する振幅検出回路14aの場合には、入力ビッ
ト数を1ビットとすると、入力信号のパターンは2の4
乗=16種類となり、振幅記憶部30は記憶容量の小さ
なもので済むため、図5に示した回路構成は有用であ
る。
構成のディジタルフィルタを想定し、入力ビット数を1
ビットとすると、入力信号のパターンは2の16乗=6
5536種類となり、振幅記憶部30に膨大な記憶容量
を有するものが必要となるため、図5に示した回路構成
は実用的ではないが、4タップ構成のディジタルフィル
タに相当する振幅検出回路14aの場合には、入力ビッ
ト数を1ビットとすると、入力信号のパターンは2の4
乗=16種類となり、振幅記憶部30は記憶容量の小さ
なもので済むため、図5に示した回路構成は有用であ
る。
【0027】(第2実施形態)図6は、本発明の第2実
施形態に係る振幅検出回路111を用いて構成されたピ
ーク抑圧回路を示すブロック図である。図6において、
入力信号X(k)が供給され該入力信号を所定時間遅延
させる遅延回路113は、該所定時間遅延された入力信
号に対して所定のフィルタ処理を施し出力信号Y(k)
として出力するディジタルフィルタ114に接続されて
いる。また、入力信号X(k)が供給され該入力信号か
らディジタルフィルタ114の出力信号Y(k)の振幅
を近似的に検出する振幅検出回路111は、検出された
振幅情報に応じてピーク抑圧制御信号を発生させディジ
タルフィルタ114に供給するピーク抑圧制御回路11
2に接続されている。すなわち、近似的に検出された出
力信号Y(k)の振幅情報に基づいて発生されたピーク
抑圧制御信号が、ディジタルフィルタ114にフィード
フォワードされて、ピーク抑圧の制御が自動的に行われ
るようになっている。
施形態に係る振幅検出回路111を用いて構成されたピ
ーク抑圧回路を示すブロック図である。図6において、
入力信号X(k)が供給され該入力信号を所定時間遅延
させる遅延回路113は、該所定時間遅延された入力信
号に対して所定のフィルタ処理を施し出力信号Y(k)
として出力するディジタルフィルタ114に接続されて
いる。また、入力信号X(k)が供給され該入力信号か
らディジタルフィルタ114の出力信号Y(k)の振幅
を近似的に検出する振幅検出回路111は、検出された
振幅情報に応じてピーク抑圧制御信号を発生させディジ
タルフィルタ114に供給するピーク抑圧制御回路11
2に接続されている。すなわち、近似的に検出された出
力信号Y(k)の振幅情報に基づいて発生されたピーク
抑圧制御信号が、ディジタルフィルタ114にフィード
フォワードされて、ピーク抑圧の制御が自動的に行われ
るようになっている。
【0028】ディジタルフィルタ114、ピーク抑圧制
御回路112および振幅検出回路111は、具体的に
は、図7に示すような構成を有している。すなわち、デ
ィジタルフィルタ114は、タップ数16の非巡回形の
ディジタルフィルタであり、16個の遅延器115と、
該遅延器115にそれぞれ接続され係数h0〜h15が設
定された16個の乗算器116と、ピーク抑圧制御回路
112を介して乗算器116にそれぞれ接続された1個
の加算器117とを有してなっている。また、ピーク抑
圧制御回路112は、ディジタルフィルタ114の乗算
器116と加算器117の間にそれぞれ接続された16
個の乗算器118と、後述する振幅検出回路111のピ
ーク検出部121からのピーク検出信号に応じて乗算器
118の係数を切替える係数切替部119とを有してな
っている。一方、振幅検出回路111は、ディジタルフ
ィルタ114の全インパルス応答のうちエネルギーの集
中する部分に対応する構成を有する簡易型ディジタルフ
ィルタ120と、該簡易型ディジタルフィルタ120に
よって近似的に検出された出力信号Y(k)の振幅が所
定値以上であること(ピークの存在)を検出し、ピーク
検出信号をピーク抑圧制御回路112の係数切替部11
9に供給するピーク検出部121とを有してなってい
る。簡易型ディジタルフィルタ120は、信号処理用デ
ィジタルフィルタ114の16個のタップのうち出力振
幅に大きな影響を与える、絶対値の大きな係数h6〜h9
を持つ中央の4個のタップからなっている。より具体的
には、簡易型ディジタルフィルタ120は、例えばシフ
トレジスタからなる4個の遅延器122と、該遅延器1
22にそれぞれ接続され係数h6〜h9が設定された4個
の乗算器123と、該乗算器123にそれぞれ接続され
た1個の加算器124とを有してなっている。なお、簡
易型ディジタルフィルタ120を構成するタップは、前
述した第1実施形態の場合と同様に選択すればよい。
御回路112および振幅検出回路111は、具体的に
は、図7に示すような構成を有している。すなわち、デ
ィジタルフィルタ114は、タップ数16の非巡回形の
ディジタルフィルタであり、16個の遅延器115と、
該遅延器115にそれぞれ接続され係数h0〜h15が設
定された16個の乗算器116と、ピーク抑圧制御回路
112を介して乗算器116にそれぞれ接続された1個
の加算器117とを有してなっている。また、ピーク抑
圧制御回路112は、ディジタルフィルタ114の乗算
器116と加算器117の間にそれぞれ接続された16
個の乗算器118と、後述する振幅検出回路111のピ
ーク検出部121からのピーク検出信号に応じて乗算器
118の係数を切替える係数切替部119とを有してな
っている。一方、振幅検出回路111は、ディジタルフ
ィルタ114の全インパルス応答のうちエネルギーの集
中する部分に対応する構成を有する簡易型ディジタルフ
ィルタ120と、該簡易型ディジタルフィルタ120に
よって近似的に検出された出力信号Y(k)の振幅が所
定値以上であること(ピークの存在)を検出し、ピーク
検出信号をピーク抑圧制御回路112の係数切替部11
9に供給するピーク検出部121とを有してなってい
る。簡易型ディジタルフィルタ120は、信号処理用デ
ィジタルフィルタ114の16個のタップのうち出力振
幅に大きな影響を与える、絶対値の大きな係数h6〜h9
を持つ中央の4個のタップからなっている。より具体的
には、簡易型ディジタルフィルタ120は、例えばシフ
トレジスタからなる4個の遅延器122と、該遅延器1
22にそれぞれ接続され係数h6〜h9が設定された4個
の乗算器123と、該乗算器123にそれぞれ接続され
た1個の加算器124とを有してなっている。なお、簡
易型ディジタルフィルタ120を構成するタップは、前
述した第1実施形態の場合と同様に選択すればよい。
【0029】次に、本実施形態のピーク抑圧回路の動作
について説明する。図7において、入力信号X(k)
は、遅延回路113で所定時間遅延されて、ディジタル
フィルタ114に供給される。ディジタルフィルタ11
4では、供給された遅延入力信号に所定のフィルタ処理
が施された後、出力信号Y(k)として出力される。ま
た、入力信号X(k)は、振幅検出回路111にも供給
され、ディジタルフィルタ114からの出力信号Y
(k)の振幅が簡易型ディジタルフィルタ120により
近似的に検出される。この振幅が所定値以上であること
(ピークの存在)がピーク検出部121により検出され
ると、ピーク検出信号がピーク抑圧制御回路112に供
給され、係数切替部119により乗算器118の係数が
所定値に切替えられ、出力信号Y(k)のピークが自動
的に抑圧されるようになっている。
について説明する。図7において、入力信号X(k)
は、遅延回路113で所定時間遅延されて、ディジタル
フィルタ114に供給される。ディジタルフィルタ11
4では、供給された遅延入力信号に所定のフィルタ処理
が施された後、出力信号Y(k)として出力される。ま
た、入力信号X(k)は、振幅検出回路111にも供給
され、ディジタルフィルタ114からの出力信号Y
(k)の振幅が簡易型ディジタルフィルタ120により
近似的に検出される。この振幅が所定値以上であること
(ピークの存在)がピーク検出部121により検出され
ると、ピーク検出信号がピーク抑圧制御回路112に供
給され、係数切替部119により乗算器118の係数が
所定値に切替えられ、出力信号Y(k)のピークが自動
的に抑圧されるようになっている。
【0030】このように、本実施形態のピーク抑圧回路
では、振幅検出回路111を、信号処理用ディジタルフ
ィルタ114の全インパルス応答のうちエネルギーの集
中する部分に対応する構成、すなわち、ディジタルフィ
ルタ114の16個のタップのうち出力振幅に大きな影
響を与える、絶対値の大きな係数h6〜h9を持つ中央の
4個のタップからなる簡易型ディジタルフィルタ120
で構成し、回路規模の縮小化を図っており、また、この
簡易型ディジタルフィルタ120によってディジタルフ
ィルタ114の出力振幅を近似的に検出するようにして
いるため、振幅検出のための処理遅延が小さく、よっ
て、信号処理のための処理遅延も小さくなる。
では、振幅検出回路111を、信号処理用ディジタルフ
ィルタ114の全インパルス応答のうちエネルギーの集
中する部分に対応する構成、すなわち、ディジタルフィ
ルタ114の16個のタップのうち出力振幅に大きな影
響を与える、絶対値の大きな係数h6〜h9を持つ中央の
4個のタップからなる簡易型ディジタルフィルタ120
で構成し、回路規模の縮小化を図っており、また、この
簡易型ディジタルフィルタ120によってディジタルフ
ィルタ114の出力振幅を近似的に検出するようにして
いるため、振幅検出のための処理遅延が小さく、よっ
て、信号処理のための処理遅延も小さくなる。
【0031】なお、振幅検出回路111の代わりに、図
8に示すような振幅検出回路111aを用いることもで
きる。この振幅検出回路111aは、振幅検出回路11
1の乗算器123と加算器124とピーク検出部121
をピーク発生パターン記憶部130で置き換えたような
構成を有している。すなわち、振幅検出回路111a
は、例えばシフトレジスタからなる4個の遅延器122
と、所定値以上の出力振幅を発生させるパターン(ピー
ク発生パターン)が記憶されたピーク発生パターン記憶
部130とを有してなっている。そして、遅延器122
から出力された入力信号のパターンが上記ピーク発生パ
ターンと一致した時、ピーク発生パターン記憶部130
からピーク検出信号が出力されるようになっている。こ
のように、振幅検出回路111aによれば、入力信号の
パターンとピーク発生パターンとの一致を検出するだけ
でよいため、非常に簡単な回路構成でピークの検出を行
うことができる。
8に示すような振幅検出回路111aを用いることもで
きる。この振幅検出回路111aは、振幅検出回路11
1の乗算器123と加算器124とピーク検出部121
をピーク発生パターン記憶部130で置き換えたような
構成を有している。すなわち、振幅検出回路111a
は、例えばシフトレジスタからなる4個の遅延器122
と、所定値以上の出力振幅を発生させるパターン(ピー
ク発生パターン)が記憶されたピーク発生パターン記憶
部130とを有してなっている。そして、遅延器122
から出力された入力信号のパターンが上記ピーク発生パ
ターンと一致した時、ピーク発生パターン記憶部130
からピーク検出信号が出力されるようになっている。こ
のように、振幅検出回路111aによれば、入力信号の
パターンとピーク発生パターンとの一致を検出するだけ
でよいため、非常に簡単な回路構成でピークの検出を行
うことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、振幅検出回路を、信号
処理用ディジタルフィルタの全インパルス応答のうちエ
ネルギーの集中する部分に対応する構成、すなわち、該
ディジタルフィルタの全タップのうち出力振幅に大きな
影響を与える、絶対値の大きな係数を持つタップのみか
らなる簡易型ディジタルフィルタで構成しているため、
回路規模の縮小化を図ることができる。また、この簡易
型ディジタルフィルタによって信号処理用ディジタルフ
ィルタの出力振幅を近似的に検出するようにしているた
め、振幅検出に係る処理遅延を小さくすることができ
る。
処理用ディジタルフィルタの全インパルス応答のうちエ
ネルギーの集中する部分に対応する構成、すなわち、該
ディジタルフィルタの全タップのうち出力振幅に大きな
影響を与える、絶対値の大きな係数を持つタップのみか
らなる簡易型ディジタルフィルタで構成しているため、
回路規模の縮小化を図ることができる。また、この簡易
型ディジタルフィルタによって信号処理用ディジタルフ
ィルタの出力振幅を近似的に検出するようにしているた
め、振幅検出に係る処理遅延を小さくすることができ
る。
【図1】本発明の概要を説明するための図である。
【図2】本発明の概要を説明するための図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る振幅検出回路を用
いて構成された自動利得制御回路を示すブロック図であ
る。
いて構成された自動利得制御回路を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の自動利得制御回路におけるディジタルフ
ィルタおよび振幅検出回路の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。
ィルタおよび振幅検出回路の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図3の自動利得制御回路における振幅検出回路
の他の構成例を示すブロック図である。
の他の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る振幅検出回路を用
いて構成されたピーク抑圧回路を示すブロック図であ
る。
いて構成されたピーク抑圧回路を示すブロック図であ
る。
【図7】図6のピーク抑圧回路におけるディジタルフィ
ルタ、ピーク抑圧制御回路および振幅検出回路の具体的
な構成を示すブロック図である。
ルタ、ピーク抑圧制御回路および振幅検出回路の具体的
な構成を示すブロック図である。
【図8】図6のピーク抑圧回路における振幅検出回路の
他の構成例を示すブロック図である。
他の構成例を示すブロック図である。
【図9】従来の自動利得制御回路の一例を示すブロック
図である。
図である。
【図10】図9の自動利得制御回路におけるディジタル
フィルタおよび振幅検出回路の具体的な構成を示すブロ
ック図である。
フィルタおよび振幅検出回路の具体的な構成を示すブロ
ック図である。
【図11】図9の自動利得制御回路におけるディジタル
フィルタのインパルス応答特性の一例を示す図である。
フィルタのインパルス応答特性の一例を示す図である。
【図12】従来のピーク抑圧回路の一例を示すブロック
図である。
図である。
1,14,111 振幅検出回路
3,12,114 信号処理用ディジタルフィルタ
2,120 簡易型ディジタルフィルタ
30 振幅記憶部
130 ピーク発生パターン記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−103013(JP,A)
特開 平7−193468(JP,A)
特開 平8−139644(JP,A)
特開2000−36774(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03H 17/00 - 17/08
G01R 19/04
Claims (5)
- 【請求項1】 非巡回形の信号処理用ディジタルフィル
タの全インパルス応答のうちエネルギーの集中する部分
に対応する複数のタップを有する簡易型ディジタルフィ
ルタを備えてなり、 前記信号処理用ディジタルフィルタに供給される信号と
同一の信号を前記簡易型ディジタルフィルタに供給し、
前記信号処理用ディジタルフィルタの出力振幅を前記簡
易型ディジタルフィルタの出力として近似的に検出する
ことを特徴とする振幅検出回路。 - 【請求項2】 前記簡易型ディジタルフィルタの複数の
タップとして、前記信号処理用ディジタルフィルタに出
力振幅が最も大きくなる信号を供給した時、前記信号処
理用ディジタルフィルタの全タップのうち係数の絶対値
の最も大きなタップを中心とした複数のタップを選択
し、かつ、全タップの係数の絶対値の総和を基準とし
て、選択したタップの係数の絶対値の総和が該基準に対
して一定割合以上となるようにタップを選択することを
特徴とする請求項1記載の振幅検出回路。 - 【請求項3】 前記一定割合は、要求される出力振幅の
検出精度に応じて設定されることを特徴とする請求項2
記載の振幅検出回路。 - 【請求項4】 前記簡易型ディジタルフィルタは、供給
される信号のパターンに対応する出力振幅の情報が記憶
された振幅記憶部を有し、該振幅記憶部から読み出され
る出力振幅の情報を前記簡易型ディジタルフィルタの出
力とすることを特徴とする請求項1記載の振幅検出回
路。 - 【請求項5】 前記簡易型ディジタルフィルタは、所定
値以上の出力振幅を発生させる信号のパターンであるピ
ーク発生パターンが記憶されたピーク発生パターン記憶
部を有し、供給される信号のパターンが前記ピーク発生
パターンと一致した時、前記ピーク発生パターン記憶部
からピーク検出信号が出力されることを特徴とする請求
項1記載の振幅検出回路。
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