JP3185715B2 - 通信用適応等化フィルタ - Google Patents

通信用適応等化フィルタ

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JP3185715B2 JP17391797A JP17391797A JP3185715B2 JP 3185715 B2 JP3185715 B2 JP 3185715B2 JP 17391797 A JP17391797 A JP 17391797A JP 17391797 A JP17391797 A JP 17391797A JP 3185715 B2 JP3185715 B2 JP 3185715B2
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信用適応等化フィ
ルタに係り、特に送信波形が線路特性等により変形させ
られたことを等化する通信用適応等化フィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、送信装置では転送されるべき
データ列をシェーピングフィルタにて変調して通信線路
へ送信し、受信装置ではシェーピングフィルタにて復調
する通信システムにおいて、受信装置内のシェーピング
フィルタをトランスバーサルフィルタにて実現し、か
つ、当該トランスバーサルフイルタは、送信装置にて変
調されたデータが通信線路にて受けた変形を等化するた
めの機構を備えている適応等化フィルタが知られてい
る。
【0003】図4は従来の通信用適応等化フィルタの一
例のブロック図を示す。同図において、通信用適応等化
フィルタは、受信入力データが端子40を介して入力さ
れるトランスバーサルフィルタ41と、トランスバーサ
ルフィルタ41の出力信号が入力される差分器46及び
量子化判定器47からなる。量子化判定器47は、入力
信号をそのレベルに応じた量子化をして出力する。差分
器46は、トランスバーサルフィルタ41の出力信号g
(k)と量子化判定器47の出力信号s(k)との
差分である誤差信号e(k)を出力する。この誤差信
号e(k)は、トランスバーサルフィルタ41の各タ
ップの乗算係数Cを決める係数回路43〜43
それぞれ入力される。
【0004】トランスバーサルフィルタ41は、それぞ
れ遅延時間Tで互いに縦続接続されたm個の遅延器42
〜42と、遅延器42〜42の各出力信号が入
力される係数回路43〜43と、遅延器42〜4
の各出力信号と係数回路43〜43の各出力信
号とを各別に乗算する乗算器44〜44と、乗算器
44〜44の各出力信号を加算する加算器45とよ
り構成されている。係数回路43〜43は各タップ
毎に存在し、それぞれトランスバーサルフィルタ41の
各タップの乗算係数Cを出力する。
【0005】係数回路43〜43はそれぞれ同一構
成で、図5に示す如く、端子51、52及び53より入
力される各信号を乗算する乗算器54と、差分器55
と、差分器55の出力信号を遅延して差分器55にフィ
ードバックするレジスタ56とよりなり、差分器55か
ら出力端子57へ乗算係数を出力する構成である。乗算
器54は端子51からの信号と、端子52を介して入力
される差分器46からの誤差信号e(k)と、端子53
を介して入力される遅延器42〜42のうちn番目
の遅延器の出力信号f(n,k)とを乗算する。
【0006】次に、動作原理について説明する。トラン
スバーサルフィルタ41において、タップ数m、時刻
k、トランスバーサルフィルタ41の各タップnの入力
信号をf(n,k)、各タップnにおける乗算係数をa
(n,k)、トランスバーサルフィルタ41の出力信号
をg(k)とすると、g(k)=Σa(n,k)・f
(n,k)で表される。このトランスバーサルフィルタ
41の出力信号g(k)は、図4の量子化判定器47に
入力され、そのレベルに応じて量子化されて信号s
(k)として出力される。更に、上記のトランスバーサ
ルフィルタ41の出力信号g(k)と、信号s(k)と
は差分器46に入力されて誤差信号e(k)として出力
される。この誤差信号e(k)はs(k)−g(k)で
表される。
【0007】自動適応等化においては、この誤差信号e
(k)が最小となるように働く。例えばLMSE(Leas
t Mean Square Error correction:参考論文”Jointly
Adaptive Equalization and Carrier Recovery in Two-
Dimensional Digital Communication Systems" D.D.FAL
CONER,THE BELL SYSTEM TECHNICAL JOURNAL,MARCH 197
6))においては、この誤差信号e(k)に応じて各タッ
プの乗算係数を自動更新し、誤差信号e(k)が最小と
なるべくトランスバーサルフィルタの乗算係数群を逐次
更新していく。
【0008】更新の手順としては、a(n,k+1)=
a(n,k)−α・e(k)・f(n,k)となる。こ
こで、αはステップサイズと呼ばれる定数である。さ
て、通信装置において、特に受信装置の等化能力の設計
においては、送信データが線路特性等でどのように変形
させられるかを考慮するのが必須である。そして、一般
的に線路特性等での擾乱及び歪みは通信距離等その時々
の状況に依存し、一様ではない。
【0009】しかし、標準化組織等では、擾乱及び歪み
が加わった結果としての、通信品質の目標値が設定され
ている。目標値については、例えばビットエラーレート
(BER)にて規定されることが多い。そこで、従来に
おいては、当該受信装置の等化能力を設計する際に、前
記目標値を満足するべくシステム設計がなされる。よっ
て、目標を達するためには、必要十分な等化能力が求め
られ、トランスバーサルフィルタ41における計算精度
を高く設定して、よりきめ細かに演算することで、必要
十分な等化能力を目指すことになる。システム設計の例
としては、前記誤差信号e(k)が十分に小さくなるよ
うに、トランスバーサルフィルタの演算精度を設計する
ことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は通
信線路での擾乱及び歪みが最悪の場合を考慮してシステ
ム設計をする必要があり、その結果、受信側の等化能力
をもつシェーピングフィルタであるトランスバーサルフ
ィルタには高い演算精度が必要とされる。しかし、統計
的に考えた場合、すべての通信線路の環境が一様に悪い
とは考えにくく、良好な線路特性を持つ場合もある。こ
のとき、最悪の場合を想定してシステム設計されたトラ
ンスバーサルフィルタでは、その演算精度は過剰であ
り、多くの過剰な演算回路が常時動作することになり、
それは不必要に精度の高い演算を繰り返し、その演算の
ために無駄な電力を消費してしまう。
【0011】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
低消費電力を実現し得る通信用適応等化フィルタを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、入力信号を縦続接続された複数の単位時間
遅延器に供給して、それぞれの単位時間遅延器から出力
した各遅延信号を各タップ毎の乗算係数と乗算し、得ら
れた乗算結果を合成して波形等化した信号を出力するト
ランスバーサルフィルタと、トランスバーサルフィルタ
の出力信号をレベルに応じた量子化を行ってフィルタリ
ングされた信号を出力する量子化判定器と、量子化判定
器の出力信号とトランスバーサルフィルタの出力信号と
の差分をとることで誤差信号を生成し、その誤差信号を
トランスバーサルフィルタのタップ毎の乗算係数を決め
る複数の係数回路に供給し、誤差信号の大きさに応じて
各タップ毎の乗算係数を誤差信号が最小になるように可
変制御する差分器とよりなる通信用適応等化フィルタで
あって、複数の係数回路のそれぞれは、誤差信号と複数
の単位時間遅延器のうちの対応する一の単位時間遅延器
の出力遅延信号とステップサイズとを乗算し、得られた
乗算結果を誤差信号の大きさに応じた演算ビット精度
乗算係数として出力する構成としたものである。
【0013】本発明では、トランスバーサルフィルタに
おける各タップ毎の乗算係数を、誤差信号の大きさに応
じた演算ビット精度で生成するようにしたため、誤差信
号の大きさが十分に小さく、強い等化を必要としない状
態では、許容できる誤差の範囲まで演算ビット精度を低
下させて等化能力を減少させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる通信用適応
等化フィルタの一実施の形態のブロック図を示す。同図
において、通信用適応等化フィルタは、受信入力データ
が端子10を介して入力されるトランスバーサルフィル
タ11と、トランスバーサルフィルタ11の出力信号が
入力される差分器16及び量子化判定器17からなる。
量子化判定器17は、入力信号をそのレベルに応じた量
子化をして出力する。差分器16は、トランスバーサル
フィルタ11の出力信号g(k)と量子化判定器17の
出力信号s(k)との差分である誤差信号e(k)を出
力する。この誤差信号e(k)は、トランスバーサルフ
ィルタ11の各タップの乗算係数Cを決める係数回路
13〜13にそれぞれ入力される。
【0015】トランスバーサルフィルタ11は、それぞ
れ遅延時間Tで互いに縦続接続されたm個の遅延器12
〜12と、遅延器12〜12の各出力信号が入
力される係数回路13〜13と、遅延器12〜1
の各出力信号と係数回路13〜13の各出力信
号とを各別に乗算する乗算器14〜14と、乗算器
14〜14の各出力信号を加算する加算器15とよ
り構成されており、線路特性等により変形させられた送
信波形を等化して出力する。係数回路13〜13
各タップ毎に存在し、それぞれトランスバーサルフィル
タ11の各タップの乗算係数Cを出力する。
【0016】係数回路13〜13はそれぞれ同一構
成で、図2に示す如く、端子21、22及び23より入
力される各信号を乗算する乗算器24と、差分器25
と、差分器25の出力信号を遅延して差分器25にフィ
ードバックするレジスタ26と、比較器27と、演算ビ
ット可変制御機構28よりなる構成である。乗算器24
は端子21からの信号と、端子22を介して入力される
差分器16からの誤差信号e(k)と、端子23を介し
て入力される遅延器12〜12のうちn番目の遅延
器の出力信号f(n,k)とを乗算する。
【0017】乗算器24の出力信号である乗算結果は、
差分器25に入力され、ここでレジスタ26からのデー
タとの差分がとられる。差分器25の出力差分値は、レ
ジスタ26に供給される一方、演算ビット可変制御機構
28に供給される。一方、比較器27は端子22よりの
誤差信号e(k)と、予め設定された参照比較値との大
小比較を行い、得られた大小比較結果を演算ビット可変
制御機構28へ供給する。演算ビット可変制御機構28
は出力端子29へ乗算係数a(n,k)を出力する。
【0018】次に、この実施の形態の動作原理について
説明する。トランスバーサルフィルタ11において、タ
ップ数m、時刻k、トランスバーサルフィルタ11の各
タップの入力信号をf(n,k)、各タップにおける乗
算係数をa(n,k)、トランスバーサルフィルタ11
の出力信号をg(k)とすると、 g(k)=Σa(n,i)・f(n,i) で表される。
【0019】次に、この出力信号g(k)は、量子化判
定器17に入力されてそのレベルに応じて量子化判定さ
れて等化フィルタの出力信号s(k)として取り出され
る。また、この出力信号s(k)は差分器16に入力さ
れて、トランスバーサルフィルタ11の出力信号g
(k)と差分をとられることにより、誤差信号e(k)
として取り出されるから、誤差信号e(k)は e(k)=s(k)−g(k) で表される。
【0020】ここで、自動適応等化においては、前記差
分器16から出力される誤差信号e(k)が最小となる
ようにフィードバック動作が行われる。この誤差信号e
(k)を最小となるようにするアルゴリズムの一例であ
るLMSEでは、この誤差信号e(k)に応じて、トラ
ンスバーサルフィルタ11の各タップの乗算係数を逐次
自動更新し、誤差信号e(k)が最小となるべくトラン
スバーサルフィルタ11の乗算係数群を逐次更新してい
く。更新の手順としては、 a(n,k+1)=a(n,k)−α・e(k)・f
(n,k) とする。ここで、αはステップサイズと呼ばれる定数で
ある。
【0021】このとき、前述の比較器27により得られ
た誤差信号e(k)と参照値との大小比較結果に応じ
て、演算ビット精度可変機構28によって、α・e
(k)・f(n,k)なる演算結果に対するビット精度
を可変とする。この演算ビット精度可変機構28によ
り、乗算係数は誤差信号e(k)の設定レベルに応じた
精度のビット幅を持つ。
【0022】従って、この実施の形態では、誤差信号の
大きさが十分に小さく、強い等化を必要としない状態で
は、許容できる誤差の範囲まで演算ビット精度を低下さ
せた乗算係数を係数回路131〜13mから出力すること
ができるため、トランスバーサルフィルタ11における
乗算演算は、誤差信号の大きさが十分に小さい場合は演
算精度を低下させて、消費電力が大きな不必要に高い演
算精度による乗算を減少させることができる。その結
果、ビット幅の広くて回路の動作率を増加させてしまう
乗算演算を抑制することができ、これにより消費電力を
低減できる。
【0023】演算ビット可変制御機構28としては、量
子化器の如く、その入力ビット精度を、所定のビット幅
に丸めてしまう機構であればよく、その実現は容易であ
る。また、回路の動作率の抑制効果の例としては、トラ
ンスバーサルフィルタ11の各タップにおける乗算器を
2次のブース(booth)のアルゴリズムにて実現す
れば、演算に対する有効ビット幅を1ビット減少させ
て、当該ビットを固定とすることにより、このビットが
関わる組み合わせ回路の動作を減少させることができ、
よって、消費電力の低減が可能となる。
【0024】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図3は本発明になる通信用適応等化フィルタの
要部である係数回路の他の実施の形態のブロック図を示
す。図1の係数回路13〜13はそれぞれ同一構成
で、図3に示す如く、端子31、32及び33より入力
される各信号を乗算する乗算器34と、比較器35と、
差分器37と、差分器37の出力信号を遅延して差分器
37にフィードバックするレジスタ37とよりなる構成
である。乗算器34は端子31からの信号と、端子32
を介して入力される図1の差分器16からの誤差信号e
(k)と、端子33を介して入力される図1の遅延器1
〜12のうちn番目の遅延器の出力信号f(n,
k)とを乗算する。
【0025】更に、比較器35は上記の誤差信号e
(k)と予め設定された参照値との大小比較を行い、得
られた大小比較結果を乗算器34へ供給する。乗算器3
4の出力信号である乗算結果は、差分器36に入力さ
れ、ここでレジスタ37からのデータとの差分がとられ
る。差分器36の出力差分値は、レジスタ37に供給さ
れる一方、出力端子38へ乗算係数a(n,k)として
出力される。
【0026】次に、この実施の形態の動作原理について
説明する。この実施の形態の動作原理は図2のそれと同
様であるが、この実施の形態では、乗算係数の更新精度
が図2のそれと異なる。すなわち、乗算器34は、比較
器35の出力結果に応じて、その演算ビット精度幅が可
変される構成であるため、ビット幅の広くて回路の動作
率が高い場合の乗算演算を抑制することができる。例え
ば、比較器35の出力結果にて、乗算器34の演算ビッ
ト幅を1ビット減少させて、当該ビットを固定とするこ
とにより、このビットが関わる組み合わせ回路の動作を
減少させることができ、このことから消費電力を低減さ
せることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トランスバーサルフィルタにおける各タップ毎の乗算係
数を、誤差信号の大きさに応じた演算ビット精度で生成
することで、通信線路での擾乱及び歪みが少なく、誤差
信号の大きさが十分に小さく、強い等化を必要としない
状態では、許容できる誤差の範囲まで演算ビット精度を
低下させて等化能力を減少させることができるため、誤
差信号の大きさが十分に小さい場合は消費電力が大きく
不必要に精度の高い乗算演算を減少させることができ、
これにより、全体として消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる通信用適応等化フィルタの一実施
の形態のブロック図である。
【図2】図1の要部の係数回路の一実施の形態のブロッ
ク図である。
【図3】図1の要部の係数回路の他の実施の形態のブロ
ック図である。
【図4】従来の通信用適応等化フィルタの一例のブロッ
ク図である。
【図5】図4の要部の係数回路の一例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 入力端子 11 トランスバーサルフィルタ 121〜12m 遅延器 131〜13m 係数回路 141〜14m、24、34 乗算器 15 加算器 16 差分器 17 量子化判定器 21、31 ステップサイズ入力端子 22、32 誤差信号入力端子 23、33 遅延器出力信号入力端子 25、36 差分器 26、37 レジスタ 27、35 比較器 28 演算ビット可変制御機構 29、38 乗算係数出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/04 - 3/18 H03H 15/00 H03H 21/00 H04B 7/005

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を縦続接続された複数の単位時
    間遅延器に供給して、それぞれの単位時間遅延器から出
    力した各遅延信号を各タップ毎の乗算係数と乗算し、得
    られた乗算結果を合成して波形等化した信号を出力する
    トランスバーサルフィルタと、 前記トランスバーサルフィルタの出力信号をレベルに応
    じた量子化を行ってフィルタリングされた信号を出力す
    る量子化判定器と、 前記量子化判定器の出力信号と前記トランスバーサルフ
    ィルタの出力信号との差分をとることで誤差信号を生成
    し、その誤差信号を前記トランスバーサルフィルタのタ
    ップ毎の乗算係数を決める複数の係数回路に供給し、前
    記誤差信号の大きさに応じて前記各タップ毎の乗算係数
    を該誤差信号が最小になるように可変制御する差分器と
    よりなる通信用適応等化フィルタであって、 前記複数の係数回路のそれぞれは、前記誤差信号と前記
    複数の単位時間遅延器のうちの対応する一の単位時間遅
    延器の出力遅延信号とステップサイズとを乗算し、得ら
    れた乗算結果を前記誤差信号の大きさに応じた演算ビッ
    ト精度で前記乗算係数として出力することを特徴とする
    通信用適応等化フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記複数の係数回路のそれぞれは、前記
    誤差信号と前記複数の単位時間遅延器のうちの対応する
    一の単位時間遅延器の出力遅延信号とステップサイズと
    を乗算する乗算器と、前記誤差信号と予め定められた参
    照値とを大小比較する比較器と、前記乗算器の出力信号
    と遅延された信号との差分値を得る差分器と、前記差分
    器の出力信号を遅延して前記遅延された信号として前記
    差分器にフィードバックする遅延回路と、前記差分器の
    出力信号を前記比較器の出力比較結果に応じた演算精度
    のビット幅で前記乗算係数として出力する演算ビット可
    変制御機構とよりなることを特徴とする請求項1記載の
    通信用適応等化フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記複数の係数回路のそれぞれは、前記
    誤差信号と予め定められた参照値とを大小比較する比較
    器と、前記誤差信号と前記複数の単位時間遅延器のうち
    の対応する一の単位時間遅延器の出力遅延信号とステッ
    プサイズとを、前記比較器の出力比較結果に応じた演算
    精度のビット幅で乗算する乗算器と、前記乗算器の出力
    信号と遅延された信号との差分値を前記乗算係数として
    得る差分器と、前記差分器の出力信号を遅延して前記遅
    延された信号として前記差分器にフィードバックする遅
    延回路とよりなることを特徴とする請求項1記載の通信
    用適応等化フィルタ。
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