JP3431399B2 - 自動車のルーフモール取付構造 - Google Patents
自動車のルーフモール取付構造Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフモールの抜
けを防止することができるとともにがた付きを防止する
ことができる自動車のルーフモール取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、自動車のルーフ部には、図9お
よび図10に示すように、ルーフパネル50とサイドボ
デイアウタパネル51との接合部52が設けられてお
り、この接合部52を利用してルーフドリップの溝53
を設けるようにしたものがある。このルーフドリップの
溝53には、ルーフモール54を配設して、接合部52
のスポット溶接痕を覆い隠すようにしている。 【0003】このルーフモール54の取付けは、従来、
ルーフモール54の末端に別部品のルーフモールエンド
を装着して、このルーフモールエンドをルーフドリップ
の溝53にネジ止めして固定していた。しかしながら、
この固定方法では、確実に固定できる半面、錆や腐食等
の問題が生じる欠点を有していた。そこで、別部品のル
ーフモールエンドを用いずに直接、ルーフモール54を
固定する方法として、図11に示すような方法が採用さ
れていた。すなわち、ルーフモール54の先端部の裏面
に切り欠き部55を設けた突起部56を形成し、この突
起部56の切り欠き部55をルーフドリップの溝53に
設けられたピンあるいはスタッドボルト57等に係合さ
せてルーフモール54を取り付けている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スタッ
ドボルト57等は、ルーフドリップの溝53の深さに合
わせてあることから、その長さが短いため、突起部56
の切り欠き部55をはめにくく、かつルーフモール54
をスライドさせてはめるため、スライド方向にがたつき
がでて抜けてしまうことがある。 【0005】本発明は上記課題を解決し、ルーフモール
の抜けを防止することができるとともにスライド方向の
がた付きを防止することができる自動車のルーフモール
取付構造を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ルーフパネルとサイドボデイアウタパネル
との接合部にルーフドリップの溝を設け、このルーフド
リップの溝に嵌入してルーフモールを取り付けた自動車
のルーフモール取付構造において、上記ルーフモールの
先端部裏面に、長手方向に向けて二股部を延出した爪部
を設け、この爪部の二股部に、基端部に対して先端部が
ルーフモール裏面から離れるように傾斜部を設け、この
二股部に係合して爪部を係止する突起部を上記ルーフド
リップの溝に設けるとともに、上記爪部の二股部が突起
部に係合する過程で、爪部の二股部を傾斜部に沿って移
動させる係合部を上記突起部に設けると共に爪部の二股
部をルーフドリップの溝の深さ方向に逃がす段差部を該
ルーフドリップの溝に設け、上記爪部の二股部に設けら
れた溝の間隔は、上記突起部の胴部の径と同等かわずか
に狭く形成され、二股部の終端には上記突起部の胴部の
径と同径か大きな径で、かつ上記突起部の頭部の径より
も小さい穴が形成され、上記突起部が二股部の所定位置
に位置した際に該突起部の係合部に係合する係止部を上
記爪部の二股部に設けたことにある。 【0007】また、本発明は、突起部が二股部の所定位
置に位置した際に突起部の係合部に係合する係止部を上
記爪部の二股部に設けたことにある。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。 【0009】図1および図2において、1は自動車のル
ーフ部を示したもので、このルーフ部1はルーフパネル
2とサイドボデイアウタパネル3をスポット溶接によっ
て接合して構成されている。この接合部4はルーフドリ
ップの溝5に形成されており、この溝5にルーフモール
6の下部側を嵌入して溝5部分を覆うようにしている。 【0010】ルーフモール6は、図3および図4に示す
ように、それぞれ先端部の裏面に、長手方向に向けて二
股部7aを延出した爪部7を設け、この二股部7aには
基端部aに対して先端部bがルーフモール本体6aの裏
面から所定長さL離れるようにした傾斜部が設けられて
いる。この場合、二股部7aはルーフモール6の先端方
向に向けて設けられ、かつ、二股部7aは先端を細く形
成している。 【0011】一方、上記ルーフドリップの溝5には、上
記二股部7aに係合して爪部7を係止するスタッドボル
ト等の突起部8が所定位置に立設されるとともに、この
突起部8取付位置より先端側の溝5内を、上記二股部7
aの先端側が収納されるように奥行きを深く形成してい
る。この段差部9によって、上記爪部7の二股部7aが
突起部8の頭部(後述する)に係合する過程で、爪部7
の二股部7a先端部をルーフドリップの溝5の奥行き方
向に逃がすようにしている。 【0012】上記爪部7の二股部7aに設けられた溝7
bの間隔mは、突起部8の胴部8aの径nと同等か、わ
ずかに狭く形成されており、二股部7aの終端には、突
起部8の胴部8aの径nと同径か、それよりも大きい径
で、かつ突起部8の頭部(係合部)8bの径oよりも小
さい円形の穴7cが形成されている。 【0013】上記構成によると、ルーフモール6をルー
フドリップの溝5に装着する場合、ルーフモール6をル
ーフドリップの溝5に沿って摺動させると、爪部7の二
股部7aが突起部8に係止される。そして、二股部7a
の溝7bは突起部8の胴部8aによって強制的に広げら
れながら移動し、穴7cに突起部8が納まり保持され
る。このとき、二股部7aは突起部8の頭部8bによっ
てルーフドリップの溝5に引き寄せられるようにして移
動し、ルーフドリップの溝5の深い部分に移動する。こ
うして、爪部7の二股部7aは溝5内の段差部9に収納
される。よって、ルーフモール6の先端部は、ルーフド
リップの溝5に引き寄せられるようにして装着され、か
つ穴7c内に突起部8がはまるので、ルーフモール6と
ルーフ部1との間でがた付く恐れはない。 【0014】つぎに、図5ないし図7に示したものは、
本発明の別の実施の態様であり、図3および図4と同一
部分は同符号を付して説明を省略して示す。このルーフ
モール6の裏面に設けられる爪部11には、突起部8と
ほぼ同等の幅を有する溝11bを形成した二股部11a
が設けられている。この二股部11aは基端部aに対し
て先端部bがルーフモール本体6aから所定長さL離れ
るように傾斜して形成されている。この二股部11aの
基端部aには、溝11bの両側に突起状の係止部12が
一体成形されており、この係止部12は上記突起部8の
頭部8bに係合して突起部8の抜けを防止している。 【0015】なお、図1で説明した爪部7の向きは、図
8に示すように、ルーフモール6に対して、後方側に向
けて設けても良く、この場合、段差部9はルーフ部1の
周縁部より少し内側に形成すれば良い。また、爪部7は
ルーフモール6の両側に設けても良く、あるいは片側だ
けに設けても良い。 【0016】 【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のルーフモール取付構造によれば、以下のような効果を
奏する。 【0017】ルーフモールの先端部裏面に、長手方向に
向けて二股部を延出した爪部を設け、この爪部の二股部
に、基端部に対して先端部がルーフモール裏面から離れ
るように傾斜部を設け、この二股部に係合して爪部を係
止する突起部を上記ルーフドリップの溝に設けるととも
に、上記爪部の二股部が突起部に係合する過程で、爪部
の二股部を傾斜部に沿って移動させる係合部を上記突起
部に設けると共に爪部の二股部をルーフドリップの溝の
深さ方向に逃がす段差部を該ルーフドリップの溝に設け
たので、ルーフモールの抜けを防止することができると
ともに位置決めを図ることができる。ルーフモールの先
端部は、ルーフドリップの溝に引き寄せられるようにし
て装着されるので、ルーフモールとルーフ部との間で、
がたつく恐れはない。 【0018】爪部の二股部に設けられた溝の間隔は、上
記突起部の胴部の径と同等かわずかに狭く形成され、二
股部の終端には上記突起部の胴部の径と同径か大きな径
で、かつ上記突起部の頭部の径よりも小さい穴が形成さ
れ、上記突起部が二股部の所定位置に位置した際に該突
起部の係合部に係合する係止部を上記爪部の二股部に設
けたので、上記係止部が突起部の頭部に係合して突起部
の抜けを防止することができる。突起部がはまった状態
では、係止部(円形の穴7cまたは突起状の係止部1
2)によって係止されるので、節度感を得ることができ
る。
けを防止することができるとともにがた付きを防止する
ことができる自動車のルーフモール取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、自動車のルーフ部には、図9お
よび図10に示すように、ルーフパネル50とサイドボ
デイアウタパネル51との接合部52が設けられてお
り、この接合部52を利用してルーフドリップの溝53
を設けるようにしたものがある。このルーフドリップの
溝53には、ルーフモール54を配設して、接合部52
のスポット溶接痕を覆い隠すようにしている。 【0003】このルーフモール54の取付けは、従来、
ルーフモール54の末端に別部品のルーフモールエンド
を装着して、このルーフモールエンドをルーフドリップ
の溝53にネジ止めして固定していた。しかしながら、
この固定方法では、確実に固定できる半面、錆や腐食等
の問題が生じる欠点を有していた。そこで、別部品のル
ーフモールエンドを用いずに直接、ルーフモール54を
固定する方法として、図11に示すような方法が採用さ
れていた。すなわち、ルーフモール54の先端部の裏面
に切り欠き部55を設けた突起部56を形成し、この突
起部56の切り欠き部55をルーフドリップの溝53に
設けられたピンあるいはスタッドボルト57等に係合さ
せてルーフモール54を取り付けている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スタッ
ドボルト57等は、ルーフドリップの溝53の深さに合
わせてあることから、その長さが短いため、突起部56
の切り欠き部55をはめにくく、かつルーフモール54
をスライドさせてはめるため、スライド方向にがたつき
がでて抜けてしまうことがある。 【0005】本発明は上記課題を解決し、ルーフモール
の抜けを防止することができるとともにスライド方向の
がた付きを防止することができる自動車のルーフモール
取付構造を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ルーフパネルとサイドボデイアウタパネル
との接合部にルーフドリップの溝を設け、このルーフド
リップの溝に嵌入してルーフモールを取り付けた自動車
のルーフモール取付構造において、上記ルーフモールの
先端部裏面に、長手方向に向けて二股部を延出した爪部
を設け、この爪部の二股部に、基端部に対して先端部が
ルーフモール裏面から離れるように傾斜部を設け、この
二股部に係合して爪部を係止する突起部を上記ルーフド
リップの溝に設けるとともに、上記爪部の二股部が突起
部に係合する過程で、爪部の二股部を傾斜部に沿って移
動させる係合部を上記突起部に設けると共に爪部の二股
部をルーフドリップの溝の深さ方向に逃がす段差部を該
ルーフドリップの溝に設け、上記爪部の二股部に設けら
れた溝の間隔は、上記突起部の胴部の径と同等かわずか
に狭く形成され、二股部の終端には上記突起部の胴部の
径と同径か大きな径で、かつ上記突起部の頭部の径より
も小さい穴が形成され、上記突起部が二股部の所定位置
に位置した際に該突起部の係合部に係合する係止部を上
記爪部の二股部に設けたことにある。 【0007】また、本発明は、突起部が二股部の所定位
置に位置した際に突起部の係合部に係合する係止部を上
記爪部の二股部に設けたことにある。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。 【0009】図1および図2において、1は自動車のル
ーフ部を示したもので、このルーフ部1はルーフパネル
2とサイドボデイアウタパネル3をスポット溶接によっ
て接合して構成されている。この接合部4はルーフドリ
ップの溝5に形成されており、この溝5にルーフモール
6の下部側を嵌入して溝5部分を覆うようにしている。 【0010】ルーフモール6は、図3および図4に示す
ように、それぞれ先端部の裏面に、長手方向に向けて二
股部7aを延出した爪部7を設け、この二股部7aには
基端部aに対して先端部bがルーフモール本体6aの裏
面から所定長さL離れるようにした傾斜部が設けられて
いる。この場合、二股部7aはルーフモール6の先端方
向に向けて設けられ、かつ、二股部7aは先端を細く形
成している。 【0011】一方、上記ルーフドリップの溝5には、上
記二股部7aに係合して爪部7を係止するスタッドボル
ト等の突起部8が所定位置に立設されるとともに、この
突起部8取付位置より先端側の溝5内を、上記二股部7
aの先端側が収納されるように奥行きを深く形成してい
る。この段差部9によって、上記爪部7の二股部7aが
突起部8の頭部(後述する)に係合する過程で、爪部7
の二股部7a先端部をルーフドリップの溝5の奥行き方
向に逃がすようにしている。 【0012】上記爪部7の二股部7aに設けられた溝7
bの間隔mは、突起部8の胴部8aの径nと同等か、わ
ずかに狭く形成されており、二股部7aの終端には、突
起部8の胴部8aの径nと同径か、それよりも大きい径
で、かつ突起部8の頭部(係合部)8bの径oよりも小
さい円形の穴7cが形成されている。 【0013】上記構成によると、ルーフモール6をルー
フドリップの溝5に装着する場合、ルーフモール6をル
ーフドリップの溝5に沿って摺動させると、爪部7の二
股部7aが突起部8に係止される。そして、二股部7a
の溝7bは突起部8の胴部8aによって強制的に広げら
れながら移動し、穴7cに突起部8が納まり保持され
る。このとき、二股部7aは突起部8の頭部8bによっ
てルーフドリップの溝5に引き寄せられるようにして移
動し、ルーフドリップの溝5の深い部分に移動する。こ
うして、爪部7の二股部7aは溝5内の段差部9に収納
される。よって、ルーフモール6の先端部は、ルーフド
リップの溝5に引き寄せられるようにして装着され、か
つ穴7c内に突起部8がはまるので、ルーフモール6と
ルーフ部1との間でがた付く恐れはない。 【0014】つぎに、図5ないし図7に示したものは、
本発明の別の実施の態様であり、図3および図4と同一
部分は同符号を付して説明を省略して示す。このルーフ
モール6の裏面に設けられる爪部11には、突起部8と
ほぼ同等の幅を有する溝11bを形成した二股部11a
が設けられている。この二股部11aは基端部aに対し
て先端部bがルーフモール本体6aから所定長さL離れ
るように傾斜して形成されている。この二股部11aの
基端部aには、溝11bの両側に突起状の係止部12が
一体成形されており、この係止部12は上記突起部8の
頭部8bに係合して突起部8の抜けを防止している。 【0015】なお、図1で説明した爪部7の向きは、図
8に示すように、ルーフモール6に対して、後方側に向
けて設けても良く、この場合、段差部9はルーフ部1の
周縁部より少し内側に形成すれば良い。また、爪部7は
ルーフモール6の両側に設けても良く、あるいは片側だ
けに設けても良い。 【0016】 【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のルーフモール取付構造によれば、以下のような効果を
奏する。 【0017】ルーフモールの先端部裏面に、長手方向に
向けて二股部を延出した爪部を設け、この爪部の二股部
に、基端部に対して先端部がルーフモール裏面から離れ
るように傾斜部を設け、この二股部に係合して爪部を係
止する突起部を上記ルーフドリップの溝に設けるととも
に、上記爪部の二股部が突起部に係合する過程で、爪部
の二股部を傾斜部に沿って移動させる係合部を上記突起
部に設けると共に爪部の二股部をルーフドリップの溝の
深さ方向に逃がす段差部を該ルーフドリップの溝に設け
たので、ルーフモールの抜けを防止することができると
ともに位置決めを図ることができる。ルーフモールの先
端部は、ルーフドリップの溝に引き寄せられるようにし
て装着されるので、ルーフモールとルーフ部との間で、
がたつく恐れはない。 【0018】爪部の二股部に設けられた溝の間隔は、上
記突起部の胴部の径と同等かわずかに狭く形成され、二
股部の終端には上記突起部の胴部の径と同径か大きな径
で、かつ上記突起部の頭部の径よりも小さい穴が形成さ
れ、上記突起部が二股部の所定位置に位置した際に該突
起部の係合部に係合する係止部を上記爪部の二股部に設
けたので、上記係止部が突起部の頭部に係合して突起部
の抜けを防止することができる。突起部がはまった状態
では、係止部(円形の穴7cまたは突起状の係止部1
2)によって係止されるので、節度感を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車のルーフモール取付構造の
実施の態様を示す概念断面図である。 【図2】図1のルーフ部を示す概念斜視図である。 【図3】図1のルーフモールを示す概念斜視図である。 【図4】図3の爪部を拡大して示す斜視図である。 【図5】本発明による自動車のルーフモール取付構造の
他の実施の態様を示す概念断面図である。 【図6】図5の爪部を拡大して裏側を示す斜視図であ
る。 【図7】図5のルーフモール本体を省略して爪部の表側
を拡大して示す斜視図である。 【図8】本発明による自動車のルーフモール取付構造の
他の実施の態様を示す概念断面図である。 【図9】自動車のルーフモールを示す斜視図である。 【図10】従来の自動車のルーフモール取付構造を示す
概念図である。 【図11】従来の自動車のルーフモール取付構造を示す
概念斜視図である。 【符号の説明】 1 ルーフ部 2 ルーフパネル 3 サイドボデイアウタパネル 4 接合部 5 ルーフドリップの溝 6 ルーフモール 7 爪部 8 突起部 9 段差部 6a ルーフモール本体 7a 二股部 7b 溝 7c 円形の穴 8a 胴部 8b 頭部
実施の態様を示す概念断面図である。 【図2】図1のルーフ部を示す概念斜視図である。 【図3】図1のルーフモールを示す概念斜視図である。 【図4】図3の爪部を拡大して示す斜視図である。 【図5】本発明による自動車のルーフモール取付構造の
他の実施の態様を示す概念断面図である。 【図6】図5の爪部を拡大して裏側を示す斜視図であ
る。 【図7】図5のルーフモール本体を省略して爪部の表側
を拡大して示す斜視図である。 【図8】本発明による自動車のルーフモール取付構造の
他の実施の態様を示す概念断面図である。 【図9】自動車のルーフモールを示す斜視図である。 【図10】従来の自動車のルーフモール取付構造を示す
概念図である。 【図11】従来の自動車のルーフモール取付構造を示す
概念斜視図である。 【符号の説明】 1 ルーフ部 2 ルーフパネル 3 サイドボデイアウタパネル 4 接合部 5 ルーフドリップの溝 6 ルーフモール 7 爪部 8 突起部 9 段差部 6a ルーフモール本体 7a 二股部 7b 溝 7c 円形の穴 8a 胴部 8b 頭部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ルーフパネルとサイドボデイアウタパネ
ルとの接合部にルーフドリップの溝を設け、このルーフ
ドリップの溝に嵌入してルーフモールを取り付けた自動
車のルーフモール取付構造において、上記ルーフモール
の先端部裏面に、長手方向に向けて二股部を延出した爪
部を設け、この爪部の二股部に、基端部に対して先端部
がルーフモール裏面から離れるように傾斜部を設け、こ
の二股部に係合して爪部を係止する突起部を上記ルーフ
ドリップの溝に設けるとともに、上記爪部の二股部が突
起部に係合する過程で、爪部の二股部を傾斜部に沿って
移動させる係合部を上記突起部に設けると共に爪部の二
股部をルーフドリップの溝の深さ方向に逃がす段差部を
該ルーフドリップの溝に設け、上記爪部の二股部に設け
られた溝の間隔は、上記突起部の胴部の径と同等かわず
かに狭く形成され、二股部の終端には上記突起部の胴部
の径と同径か大きな径で、かつ上記突起部の頭部の径よ
りも小さい穴が形成され、上記突起部が二股部の所定位
置に位置した際に該突起部の係合部に係合する係止部を
上記爪部の二股部に設けたことを特徴とする自動車のル
ーフモール取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16354696A JP3431399B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 自動車のルーフモール取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16354696A JP3431399B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 自動車のルーフモール取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106877A JPH106877A (ja) | 1998-01-13 |
JP3431399B2 true JP3431399B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=15775955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16354696A Expired - Fee Related JP3431399B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 自動車のルーフモール取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3431399B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4226622B2 (ja) | 2006-09-27 | 2009-02-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両のガーニッシュ取付構造 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16354696A patent/JP3431399B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH106877A (ja) | 1998-01-13 |
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