JP3430970B2 - 電気ポットの安全装置 - Google Patents

電気ポットの安全装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気ポットの蓋が
不用意に開かないようにする電気ポットの安全装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】電気ポットは、図10に示すように、ポ
ット本体1や蓋5からなる器体28内のステンレス製等
の内容器2に水を入れてヒータ3で湧かし保温すること
により、お湯をいつでも供給できるようにしたものであ
る。 【0003】病院や会社・学校等の施設では、このよう
な電気ポットを誰もが利用できるようにすることによ
り、温かい飲み物やインスタント食品をいつでも作るこ
とができるようにしていることが多い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電気
ポットは、図11に示すように、蓋開閉レバー4を押し
て持ち上げれば、ポット本体1に係止された蓋開閉バー
15の先端が引き戻されて、蓋5が簡単に開くようにな
っている。このため、電気ポットを不特定の人間が利用
可能になっていると、誰かが密かに内容器2のお湯に異
物を混入させる等の危険があるという問題があった。 【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、不用意に蓋を開くと警報が発せられてその後
の操作が無効となる電気ポットの安全装置を提供するこ
とを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、器体
と、器体内に設けた内容器と、内容器内の内容液を加熱
するヒータと、内容器開口の蓋とを備えた電気ポットに
おいて、蓋の開閉状態を検出する蓋開閉検出手段と、警
報のON/OFFを設定する警報操作手段と、警報操作
手段がONの設定を行っている場合に、蓋開閉検出手段
が蓋の開いた状態を検出すると、警報を発すると共に、
その後蓋が閉じられてからも所定の操作を無効にし続け
る警報手段とが設けられたことを特徴とする。 【0007】請求項1の発明によれば、蓋が開くと警報
が発せられるので、他人が不用意に電気ポットの蓋を開
いて異物を混入したりするのを防止することができる。
しかも、その後蓋が閉じられたとしても、所定の操作を
無効にし続けるので、警報に気付かなかった人が給湯等
を行うのを防止することができるようになり、異物混入
等により生じる危険をより確実に防止することができる
ようになる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 【0009】図1〜図6は本発明の第1実施形態を示す
ものであって、図1は電気ポットの安全装置の動作を示
すフローチャート、図2は電気ポットの蓋の開閉部を示
す部分拡大縦断面図、図3は電気ポットの安全装置の制
御部の構成を示すブロック図、図4は電気ポットの表示
操作部の平面図、図5はパスワードによる蓋ロックモー
ドの設定/解除動作を示すフローチャート、図6は水温
に応じて蓋ロックモードの設定を受け付ける場合の動作
を示すフローチャートである。なお、図10〜図11に
示した従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番
号を付記する。 【0010】上記実施形態は、図10〜図11に示した
従来例と同様の電気ポットについて説明する。ただし、
上記実施形態の電気ポットは、図2に示すように、安全
装置として、蓋開閉レバー4に連動する蓋開閉バー15
の先端に磁石6を埋め込むと共に、蓋5が閉じたとき
に、この蓋開閉バー15の先端が近接するポット本体1
の上部位置にリードスイッチ7を配置している。蓋開閉
バー15は、スライド部17上を前後にスライド可能に
配置されると共に、バネ18によって前方側に付勢され
ている。磁石6は、この蓋開閉バー15の先端に嵌入や
圧入又は一体成形によって固定される。また、蓋開閉レ
バー4は、軸19を中心に揺動可能に取り付けられてい
て、押動部20を押して引き上げレバー部21を起こ
し、この引き上げレバー部21を持ち上げることによ
り、作用部22によって蓋開閉バー15を後方に押し戻
すことができるので、これによって蓋5が開く状態にな
る。リードスイッチ7は、内部に密閉された接点が磁力
によって開閉する素子であり、ポット本体1側における
蓋開閉バー15の前方の装着部に、パイプカバー27の
弾性によって嵌め込み固定される。従って、蓋5が閉じ
られて蓋開閉レバー4を戻すことにより蓋開閉バー15
が押し出されると、この先端の磁石6が接近するのでリ
ードスイッチ7の接点が閉じ、この蓋5が開くと磁石6
が遠ざかるのでリードスイッチ7の接点が開くことにな
る。なお、蓋開閉バー15の前方のポット本体1上に
は、表示操作部11が配置されている。また、お湯は、
転倒防止弁23を通って注出口24から給湯されること
になる。 【0011】上記リードスイッチ7は、図3に示すよう
に、ポット本体1に配置されたマイクロコンピュータ8
に接続されて、接点の開閉状態が検出できるようになっ
ている。マイクロコンピュータ8は、電気ポットの制御
を行うための制御回路であり、例えば内容器2の水温を
検出する水温センサ9から温度情報を入力し、ヒータ回
路10を介して、この内容器2の水を加熱するヒータ3
を制御することにより、水を沸騰させたりお湯の温度を
一定に保つようになっている。上記表示操作部11は、
図4に示すように、多数のキー25とLEDランプ26
を配置したものであり、図示しないブザーも内蔵されて
いる。そして、マイクロコンピュータ8は、この表示操
作部11でのキー25の操作を入力すると共に、LED
ランプ26の点灯を制御し、また、ブザーを鳴らすこと
ができるようになっている。例えば表示操作部11の
「給湯」のキー25が押されると、給湯回路12を介し
て給湯ポンプ16を作動させることにより給湯を行う。
なお、表示操作部11は、文字表示等も可能にするため
に、液晶表示装置を設けることもできる。 【0012】上記マイクロコンピュータ8における安全
装置のための制御動作を図1のフローチャートに基づい
て説明する。電気ポットは、電源コードを外して電源を
OFFにした状態で、蓋5を開けて内容器2に水を注ぐ
ことにより給水するようになっている。そして、この電
気ポットに電源コードが接続されて電源がONになる
と、最初のステップ(以下「S」という)で、リードス
イッチ7の接点が閉じているかどうかにより蓋5の開閉
状態を検出する(S1)。ここで、蓋5が閉じられてい
た場合には、電気ポットの通常の制御を行う(S2)。
しかし、蓋5が開いたままの場合には、そのままお湯を
湧かすと電気ポットが転倒したときに熱湯がこぼれるの
で危険である。そこで、この場合には、表示操作部11
のブザーを鳴らして警報を発し(S3)、蓋5が閉じら
れると、電気ポットの通常の制御を行うようにしている
(S2)。 【0013】電気ポットの通常の制御が開始された後に
も、随時蓋5の開閉状態が検出される(S4)。そし
て、蓋5が開かれた場合には、表示操作部11のブザー
を鳴らして警報を発すると共に(S5)、蓋5が閉じら
れるまで、電気ポットの湯沸かしや給湯等の通常の制御
を停止させる。従って、電気ポットが湯沸かし中や保温
中に、誰かが密かに蓋5を開けたとしても、ブザーの音
で異常を知らせることができるので、内容器2に異物を
混入させる等の危険を防止することができるようにな
る。なお、図1では、蓋5が閉じられると、ブザーも鳴
り止むようになっているが、最初に蓋5が閉じられた後
に蓋5が再び開けられた場合には、解除操作が行われる
までブザーが鳴り続けるようにすることもできる。ま
た、蓋5が閉じられてブザーが鳴り止んでも、その後引
き続いて表示操作部11のLEDランプを点滅させる等
の手段によって異常を知らせることができる。しかも、
ここで一旦蓋5が閉じられても、その後に警報に気付か
なかった人が給湯等を行うのを防止するために、電気ポ
ットの通常の制御は停止させたままにしてもよい。さら
に、このように知らずに給湯等の操作を行ったときに、
表示操作部11の液晶表示装置にメッセージを表示する
等して、給湯を中止している理由を説明するようにして
もよい。 【0014】以上説明したように、上記実施形態の電気
ポットの安全装置によれば、蓋5が開くとブザーが鳴る
ので、他人が不用意に電気ポットの蓋5を開いて異物を
混入したりするのを防止することができる。また、蓋5
の閉じ忘れも防止することがでる。 【0015】なお、上記実施形態では、蓋開閉バー15
の先端に磁石6を埋め込む場合について説明したが、単
に蓋5の下部位置に磁石6を取り付け、この蓋5が閉じ
たときに磁石6に近接するポット本体1の上部位置にリ
ードスイッチ7を配置するようにしてもよい。また、こ
れら磁石6とリードスイッチ7の組み合わせに代えて、
マイクロスイッチをポット本体1の上部位置に取り付
け、蓋5が閉じたときに、このマイクロスイッチのアク
チュエータを押すようにすることもできる。さらに、蓋
5の開閉を検出するものとしては、光検出器等、その他
の任意の検出手段を用いることができる。 【0016】また、上記実施形態では、蓋5が開いたと
きにブザーを鳴らす場合について説明したが、表示操作
部11のLEDランプを点滅させたり、その他音や光や
振動等の任意の手段によって警報を行うことができる。 【0017】さらに、上記実施形態では、蓋5が一度開
くと直ちに警報を行ったが、電気ポットの使用態様によ
っては、所定回数以上開いたときにのみ警報するように
した方が便利な場合もある。 【0018】ところで、上記電気ポットに再び給水を行
う場合には、電源コードを外してから蓋5を開くことに
より、警報が発せられるのを防ぐことができる。ただ
し、意図的に一旦電源コードを外してから蓋5を開けて
異物を混入されるおそれもあるので、電源コードを外し
て電源が遮断された後も、コンデンサやバックアップバ
ッテリ等の電源を用いて、この蓋5が開いたことを検出
するようにしてもよい。しかし、この場合は、通常の給
水の場合の警報を防止するために、この警報を解除する
操作を設定する必要がある。 【0019】例えば、マイクロコンピュータ8による制
御の状態に蓋ロックモードを設けて、この蓋ロックモー
ドが設定された場合にのみ、蓋5が開くと警報を発する
ようにすることができる。そして、給水時には、この蓋
ロックモードを解除してから蓋5を開けるようにする。
この蓋ロックモードは、電源ON時に自動的に設定され
るようにすることができる。また、電源OFF時にも、
自動的に解除されるようにすることができるが、電源の
ON/OFFに応じて設定も解除も自動的に行ったので
は、上記実施形態の場合と同になる。 【0020】上記蓋ロックモードの設定と解除を表示操
作部11のキー25の操作によって行うこともできる。
この場合、図4に示したように「蓋ロック」のキー25
を設けて蓋ロックモードの設定/解除を行うようにして
もよいが、電気ポットの利用者以外には容易には設定や
解除ができないように、無関係のキー25の組み合わせ
等を用いて設定や解除を行うようにしてもよい。また、
図5に示すように、パスワードの入力を要求し(S1
1)、入力されたパスワードが予め設定されたものと一
致した場合にのみ(S12)、蓋ロックモードの設定又
は解除を行うようにすることもできる(S13)。パス
ワードは、数字キー等を押すことにより入力するものと
し、このパスワードは、利用者が最初に任意に設定でき
るようにする。そして、このパスワードの変更時には、
前のパスワードの入力を要求することにより、他人が勝
手なパスワードを設定するのを防止する。 【0021】また、上記蓋ロックモードの設定の際に
は、図6に示すように、パスワードの入力を要求し(S
21)、入力されたパスワードが予め設定されたものと
一致した場合であっても(S22)、さらに水温センサ
9が検出する水温が40°C以上でなければ(S2
3)、蓋ロックモードの設定を行わないようにすること
もできる(S24)。即ち、通常は、給水時には内容器
2の水の温度が一旦必ず40°C未満まで低下する。従
って、蓋ロックモードは、このように給水時にしか設定
することができないようにすれば、パスワードが悪意の
者に知られた場合にも安全である。例えば、この者が保
温中の電気ポットの蓋ロックモードをパスワードを用い
て解除し蓋5を開いて異物を混入したとしても、この蓋
ロックモードを再設定することができないので、蓋ロッ
クモードが解除されたことから異常を知ることができ
る。また、電源OFF時に自動的に蓋ロックモードが解
除される場合も同様である。なお、ここではパスワード
による認証操作の場合について説明したが、その他の任
意の認証操作を用いることもできる。また、パスワード
等の認証操作ではなく、通常の所定の操作によって蓋ロ
ックモードを設定する場合にも、水温が40°C以上で
なければ、設定を受け付けないようにすることができ
る。さらに、この水温も40°Cには限らず、適当な温
度に設定することができる。 【0022】図7〜図9は本発明の第2実施形態を示す
ものであって、図7は電気ポットの蓋の開閉部を示す部
分拡大縦断面図、図8は蓋ロックレバーによってマイク
ロスイッチがONとなった場合の部分拡大縦断面図、図
9は蓋ロックの設定を促す動作を示すフローチャートで
ある。なお、図2〜図3に示した第1実施形態と同様の
機能を有する構成部材には同じ番号を付記する。 【0023】上記実施形態も、図10〜図11に示した
従来例と同様の電気ポットについて説明する。ただし、
上記実施形態の電気ポットは、図7に示すように、安全
装置として、蓋ロックレバー13を設けている。この蓋
ロックレバー13は、ポット本体1の上部位置に摺動自
在又は揺動自在に取り付けられたレバーであり、一方に
摺動又は揺動させた場合に、閉じた蓋5の一部に先端が
係止して、蓋開閉バー15を操作してもこの蓋5が開か
ないように、即ちロックできるようになっている。ま
た、この蓋ロックレバー13の近傍にはマイクロスイッ
チ14が取り付けられている。このマイクロスイッチ1
4は、蓋ロックレバー13が蓋5をロックしたとき(蓋
ロック状態)には、アクチュエータが開放されてOFF
となるが、図8に示すように、蓋ロックレバー13を摺
動又は揺動させて蓋5のロックを解除した場合には、ア
クチュエータを押されて接点がONになるようになって
いる。そして、このマイクロスイッチ14は、第1実施
形態におけるリードスイッチ7の代わりに、図3に示す
マイクロコンピュータ8に接続されて、接点の開閉状態
が検出できるようになっている。 【0024】上記マイクロコンピュータ8における安全
装置のための制御動作を図9のフローチャートに基づい
て説明する。電気ポットは、電源コードが接続されて電
源がONになると、まずマイクロスイッチ14の接点が
閉じているかどうかにより蓋ロックレバー13の蓋ロッ
ク状態を検出する(S31)。ここで、蓋5を閉じた後
に蓋ロックレバー13を操作して蓋ロック状態になって
いた場合には、電気ポットの通常の制御を行う(S3
2)。しかし、蓋ロック状態になっていない場合には、
不用意に蓋5が開けられるおそれがあるので、表示操作
部11のLEDランプを点滅させて警報を発する(S3
3)。そして、蓋ロックレバー13が操作されて蓋ロッ
ク状態になるまで待機するが、10秒経過しても蓋ロッ
ク状態にならなかった場合には(S34)、再度蓋ロッ
クレバー13の蓋ロック状態を検出した後に(S3
5)、表示操作部11のブザーを鳴らして警報を発する
(S36)。そして、ここでも蓋ロックレバー13が操
作されて蓋ロック状態になるまで待機するが、さらに1
0秒経過しても蓋ロック状態にならなかった場合には
(S37)、電気ポットの通常の制御に移行するのを中
止する。これにより、蓋5が容易に開く状態でお湯が沸
くのを防止することができる。 【0025】上記マイクロコンピュータ8は、S32の
電気ポットの通常の制御が開始された後にも、随時蓋ロ
ック状態を検出し続けることができる。そして、電気ポ
ットの使用中に蓋ロックレバー13が操作されて蓋ロッ
ク状態が解除された場合には、図1に示した第1実施形
態の場合と同様に、表示操作部11のブザーを鳴らす等
して警報を発するようにし、異物混入等の危険を未然に
防止することができる。 【0026】以上説明したように、上記実施形態の電気
ポットの安全装置によれば、蓋5を閉めた後に蓋ロック
レバー13を操作して蓋ロック状態にしなければ電気ポ
ットが使用できないので、子供等が蓋開閉レバー4を誤
って操作しても、蓋5が不用意に開くような危険がなく
なる。また、他人が不用意に蓋ロックレバー13を操作
して蓋ロック状態を解除し蓋5を開いて異物を混入した
りするのを防止することもできる。さらに、蓋5の閉じ
忘れも確実に防止することがでる。 【0027】なお、上記実施形態では、蓋ロック状態を
マイクロスイッチ14で検出する場合について説明した
が、第1実施形態の磁石6とリードスイッチ7の組み合
わせを用いたり、その他の任意の検出手段を用いること
ができる。 【0028】また、上記実施形態では、蓋ロックレバー
13を人が操作して蓋ロック状態にする場合について説
明したが、電磁ソレノイド等の駆動装置の動作によりこ
の蓋ロックレバー13等を動作させるようにすることも
できる。電磁ソレノイドは、コイル内に発生する磁気に
よって磁性体のアクチュエータを往復移動や回転移動さ
せる駆動装置であり、通常時はこのアクチュエータをバ
ネ等で付勢しておき、コイルへの通電時にバネ等に抗し
てこのアクチュエータを動作させることにより、蓋ロッ
クレバー13等を移動させることができる。この場合、
第1実施形態で説明した蓋ロックモードの設定/解除に
伴って、マイクロコンピュータ8が電磁ソレノイド等を
動作させるようにすればよい。また、この場合には、蓋
ロック状態が電磁ソレノイド等の動作によって定まるの
で、マイクロスイッチ14等の検出器を別途設ける必要
もなくなり、蓋ロックレバー13等にも指を添える操作
部が不要となる。なお、電源OFF時にアクチュエータ
がバネ等で付勢されると、蓋ロックレバー13等が蓋ロ
ック状態になるようにしておけば、電源がOFFしても
蓋ロックモードが解除されないようにすることができ
る。 【0029】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電気ポットの安全装置によれば、蓋が開くと警報が発
せられ、その後に蓋が閉じられても所定の操作が無効に
なるので、他人が不用意に電気ポットの蓋を開いて異物
を混入したりするのを防止し、この異物混入等により生
じる危険を回避することができるようになる
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態を示すものであって、電
気ポットの安全装置の動作を示すフローチャートであ
る。 【図2】本発明の第1実施形態を示すものであって、電
気ポットの蓋の開閉部を示す部分拡大縦断面図である。 【図3】本発明の第1実施形態を示すものであって、電
気ポットの安全装置の制御部の構成を示すブロック図で
ある。 【図4】本発明の第1実施形態を示すものであって、電
気ポットの表示操作部の平面図である。 【図5】本発明の第1実施形態を示すものであって、パ
スワードによる蓋ロックモードの設定/解除動作を示す
フローチャートである。 【図6】本発明の第1実施形態を示すものであって、水
温に応じて蓋ロックモードの設定を受け付ける場合の動
作を示すフローチャートである。 【図7】本発明の第2実施形態を示すものであって、電
気ポットの蓋の開閉部を示す部分拡大縦断面図である。 【図8】本発明の第2実施形態を示すものであって、蓋
ロックレバーによってマイクロスイッチがONとなった
場合の部分拡大縦断面図である。 【図9】本発明の第2実施形態を示すものであって、蓋
ロックの設定を促す動作を示すフローチャートである。 【図10】電気ポットの縦断面図である。 【図11】蓋を開けた場合の電気ポットの縦断面図であ
る。 【符号の説明】 1 ポット本体 4 蓋開閉レバー 5 蓋 6 磁石 7 リードスイッチ 8 マイクロコンピュータ 9 水温センサ 11 表示操作部 13 蓋ロックレバー 14 マイクロスイッチ 15 蓋開閉バー 28 器体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−115372(JP,A) 特開 平10−89734(JP,A) 特開 平7−16146(JP,A) 特開 平4−200237(JP,A) 特開 平4−131965(JP,A) 特開 昭63−292921(JP,A) 特開 昭59−211319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101 A47J 27/00 A47J 41/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 器体と、器体内に設けた内容器と、内容
    器内の内容液を加熱するヒータと、内容器開口の蓋とを
    備えた電気ポットにおいて、 蓋の開閉状態を検出する蓋開閉検出手段と、 警報のON/OFFを設定する警報操作手段と、 警報操作手段がONの設定を行っている場合に、蓋開閉
    検出手段が蓋の開いた状態を検出すると、警報を発する
    と共に、その後蓋が閉じられてからも所定の操作を無効
    にし続ける警報手段とが設けられたことを特徴とする電
    気ポットの安全装置。
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