JP3687134B2 - 操作装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は給湯器等の家庭用設備機器の操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、操作装置を取付台から外した場合には、操作は無効化される。その無効化を解除するためには、操作スイッチを2つ同時に押すことにより有効化され操作は無効化されなければ半永久に(電池寿命が尽きるまで)自由に行われた。
【0003】
また一度無効化された操作スイッチは器具の電源停止のみ有効で、進行中の機能だけを停止または設定温度を低くする(安全側に導く)ことは、無効化状態を解除し再設定する以外不可能だった。
【0004】
さらに電池式の無線式の操作本体は、電池寿命を少しでも長くするために表示部に発光部は設けられていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、例えば子供が操作装置を取付台からはずし、ボタンを押して遊んだりして意図せずに操作の無効化が解除された場合には、次に無効化されるまでは半永久的に操作が自由に行われるために、例えば温度設定が高温にセットされる時間が半永久的に存在し、そのような場合には意図した温度設定にならないという課題や、また操作の無効化状態時に進行中の運転を停止したり、設定温度を低くすることは、一度無効化状態を解除してから再操作を行わなければならないので非常に使い勝手が悪いという課題があった。
【0006】
さらに電池式の無線式の操作本体は、各操作スイッチが押される度毎に電池を消耗するので電池寿命が短く、したがって少しでも消費電力を少なくするために、表示部には発光部は設けられておらず、そのため表示部が非常に見づらく器具の運転状態が確認しにくいという課題があった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するもので、使用者が意図せずに操作の無効化を解除して有効化した場合でも、半永久的な操作の自由化を阻止し、また操作の無効化時の使い勝手を改善し、さらに消費電力を少しでも少なくし、且つ表示部を見やすくすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の操作装置の第一手段は、器具への運転指示信号を入力操作する操作スイッチと、前記器具の運転状態を表示する表示部と、前記操作スイッチを設けた電池駆動の無線式の操作本体と、この操作本体が取付られる取付台と、前記操作本体が前記取付台に収納されているか否かを判定する検知部を備え、前記取付台に収納されている時には前記操作スイッチの操作入力を有効化し、取付台に収納されていない時には操作入力を無効化し、前記操作入力が無効化状態時に有効化状態にする解除スイッチを備え、操作本体を取付台から外した状態で無効化を解除して操作入力しても、ある一定時間後は自動的に前記操作入力が無効になるようにしたものである。
【0009】
また、本発明の第二手段は、操作スイッチの操作入力が無効化時においても進行中の運転機能を停止または使用者に安全側に働く操作スイッチの操作入力のみ有効化したものである。
【0010】
また、本発明の第三手段は、器具への運転指示信号を入力操作時に器具の運転状態を表示する表示部の発光部が一定時間だけ点灯するようにしたものである。
【0011】
【作用】
上記第一手段により本発明の操作装置は、子供が操作装置を取付台からはずし、ボタンを押して遊んだりして意図せずに操作の無効化が解除された場合でも、半永久的に操作が自由に行われるのを防止し、温度設定が高温にセットされる回数を少なくし、安全性を向上する。
【0012】
上記第二手段により本発明の操作装置は、操作の無効化状態時の運転中に進行中の運転を停止したり、設定温度を低くすることを可能にし、一度無効化状態を解除してから再操作を行なう煩わしい操作を無くし、使い勝手を改善する。
【0013】
上記第三手段により本発明の操作装置は、器具への運転指示信号の入力操作時にだけ器具の運転状態を表示する表示部の発光部を一定時間点灯させることにより、消費電力を少なくする。また表示部を見やすくすることで器具の運転状態を確認しやすくする。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1において操作本体としてのリモコン本体4は取付台1に収納され、取付台1は通常は壁に固定されている。リモコン本体4は図示はしない給湯器本体との間で無線によって交信する。リモコン本体4には給湯器のON/OFFスイッチ5、給湯器の給湯温度を上昇するスイッチ8、下降するスイッチ9、浴槽の湯温を温める等の追い焚きスイッチ10及びリモコン本体4の状態や給湯器本体の状態を表示する液晶表示部6を備えている。
【0016】
またこの表示部6には操作の無効を「ロック」で表示するロック表示部11および表示部6の発光部7を有する。取付台1には磁石2が内蔵され、リモコン本体4には磁石2に対向する位置にリードスイッチ3が配置されている。このリードスイッチ3は、磁石2の磁力によりON/OFFし、リモコン本体4が取付台1に収納されたときにON動作するように構成されており、このリードスイッチ3の状態によって各スイッチ5,8,9,10等の有効無効を決定する回路構成となっている。
【0017】
また取付台1からリモコン本体4を取り外した状態の時でも、例えば温度調節スイッチ8および9を同時に数秒間押すことにより、両スイッチ8,9を規制スイッチとして使い無効化状態(ロック状態)を解除することができる。ただし、ある一定時間後に自動的に無効化状態に戻る。
【0018】
また、操作の無効化状態時に給湯器のON/OFFスイッチ5だけに限らず、進行中の運転、例えば追い焚き運転とすれば操作スイッチ10は停止機能として一押しだけ有効とし、さらに使用者にとって安全な機能、例えば設定温度を低くするスイッチ9は、有効無効に限らず常時有効状態とする。
【0019】
さらに、器具へのリモコン本体4内のスイッチ操作による運転指示信号の入力操作時にだけ、器具の運転状態を表示する表示部6の発光部7を一定時間点灯させる。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の操作装置の請求項1では、操作本体を取付台から外した状態で無効化を解除しても、ある一定時間後自動的に操作入力が無効になるようにしたために、子供が操作装置を取付台からはずし、ボタンを押して遊んだりして意図せずに操作の無効化が解除された場合でも、半永久的に操作が自由に行われるのを防止し、温度設定が高温にセットされる時間を少なくし、安全性を向上する。
【0021】
また、本発明の請求項2では、操作入力が無効化状態においても進行中の運転機能を停止または使用者に安全側に働く操作入力のみ有効化したために、操作の無効化状態時の運転中に進行中の運転を停止したり、設定温度を低くすることを可能にし、一度無効化状態を解除してから再操作を行なう煩わしい操作を無くし、使い勝手を改善できる。
【0022】
さらに、本発明の請求項3では、器具への運転指示信号の入力操作時にだけ器具の運転状態を表示する表示部の発光部を一定時間点灯させることによって消費電力が少なくなり、且つ、表示部が見やすくなることで器具の運転状態が確認しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)本発明の一実施例による操作装置のロック解除状態を示す構成図
(2)同装置のロック状態を示す構成図
(3)同装置のロックを解除する状態を示す構成図
【符号の説明】
1 取付台
2 磁石
3 リードスイッチ
4 リモコン本体
5 給湯器のON/OFFスイッチ
6 表示部
7 発光部
8 (設定温度を高くする)スイッチ
9 (設定温度を低くする)スイッチ
10 追い焚き運転スイッチ
Claims (3)
- 器具への運転指示信号を入力操作する操作スイッチと、前記器具の運転状態を表示する表示部と、前記操作スイッチを設けた電池駆動の無線式の操作本体と、この操作本体が取付られる取付台と、前記操作本体が前記取付台に収納されているか否かを判定する検知部を備え、前記操作本体を取付台に収納した時には前記操作スイッチの操作入力を有効化し、取付台から取外した時には操作入力を無効化し、この無効化時に操作入力を有効化する解除スイッチを備え、前記操作本体を前記取付台から取外した状態で無効化を解除するように操作入力しても、あらかじめ定められた一定時間後は自動的に前記操作入力が無効になる操作装置。
- 操作スイッチが無効化した時においても進行中の運転機能を停止、または使用者に安全側に働く操作スイッチの操作入力のみ有効化した請求項1記載の操作装置。
- 器具の運転状態を表示する表示部に発光部を設け、前記器具へ運転指示信号を与える入力操作時は前記発光部が一定時間点灯する請求項1又は請求項2記載の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13008095A JP3687134B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13008095A JP3687134B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 操作装置 |
Publications (2)
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JPH08327062A JPH08327062A (ja) | 1996-12-10 |
JP3687134B2 true JP3687134B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=15025515
Family Applications (1)
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JP13008095A Expired - Lifetime JP3687134B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3687134B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP4501189B2 (ja) * | 1999-11-12 | 2010-07-14 | パナソニック電工株式会社 | 厨房家具 |
JP2016223714A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 株式会社パロマ | 給湯システム |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP13008095A patent/JP3687134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH08327062A (ja) | 1996-12-10 |
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