JP3430143B2 - カーブベルトの支持装置 - Google Patents
カーブベルトの支持装置Info
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- B65G15/00—Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
- B65G15/60—Arrangements for supporting or guiding belts, e.g. by fluid jets
- B65G15/62—Guides for sliding belts
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65G15/02—Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration for conveying in a circular arc
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2201/00—Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
- B65G2201/06—Articles and bulk
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傘形もしくは円形
又は中央に孔のあいた傘形もしくは円形に形成されたカ
ーブベルトを周回させるカーブコンベアの技術分野に属
し、カーブベルトの外周縁の厚肉部を支持してカーブベ
ルトの内方への移動を阻止するようにした支持装置に関
する。
又は中央に孔のあいた傘形もしくは円形に形成されたカ
ーブベルトを周回させるカーブコンベアの技術分野に属
し、カーブベルトの外周縁の厚肉部を支持してカーブベ
ルトの内方への移動を阻止するようにした支持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−24622号公報は、カーブ
ベルトの半径方向外方に設けられた基台と、この基台に
上下動可能に取り付けられるブラケットと、基台に対し
てブラケットを所望の位置で固定状態にするための固定
手段と、基台及びブラケットにそれぞれ回転可能に取り
付けられたガイドローラとからなり、基台側のガイドロ
ーラとブラケット側のガイドローラとによりカーブベル
トの外周厚肉部の基端近傍を挟持するようにしたカーブ
ベルトの支持装置を開示している。この技術によれば、
カーブベルトの取り外し及び装着を容易に行うことがで
きる。また、特開平8−133438号公報は、カーブ
ベルトの半径方向外方に設けられ、少なくとも一部が弾
性部材で構成された主体と、カーブベルトの往路側を挟
持すべく主体に回動可能に取り付けられた一対のガイド
ローラと、カーブベルトの復路側を挟持すべく主体に回
動可能に取り付けられた一対のガイドローラとを有し、
主体の弾性変形によりカーブベルトのループ外のガイド
ローラがループ内のガイドローラに対してそれぞれ少し
変位するようにしたカーブベルトの支持装置を開示して
いる。この技術によれば、駆動抵抗が小さく寿命の長い
カーブコンベアを提供することができる。
ベルトの半径方向外方に設けられた基台と、この基台に
上下動可能に取り付けられるブラケットと、基台に対し
てブラケットを所望の位置で固定状態にするための固定
手段と、基台及びブラケットにそれぞれ回転可能に取り
付けられたガイドローラとからなり、基台側のガイドロ
ーラとブラケット側のガイドローラとによりカーブベル
トの外周厚肉部の基端近傍を挟持するようにしたカーブ
ベルトの支持装置を開示している。この技術によれば、
カーブベルトの取り外し及び装着を容易に行うことがで
きる。また、特開平8−133438号公報は、カーブ
ベルトの半径方向外方に設けられ、少なくとも一部が弾
性部材で構成された主体と、カーブベルトの往路側を挟
持すべく主体に回動可能に取り付けられた一対のガイド
ローラと、カーブベルトの復路側を挟持すべく主体に回
動可能に取り付けられた一対のガイドローラとを有し、
主体の弾性変形によりカーブベルトのループ外のガイド
ローラがループ内のガイドローラに対してそれぞれ少し
変位するようにしたカーブベルトの支持装置を開示して
いる。この技術によれば、駆動抵抗が小さく寿命の長い
カーブコンベアを提供することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者公報の技術を基に
して後者公報の技術を組み合わせる場合、例えば基台に
上下動可能に取り付けられるブラケットの少なくとも一
部を弾性部材で構成し、ブラケットの弾性変形によりブ
ラケットのガイドローラが基台のガイドローラに対して
少し変位するようにすることが考えられる。しかし、そ
の場合、前者公報の技術は、ブラケットが単に上下に移
動するに過ぎないので、カーブベルトを取り外すときに
は、カーブベルトに半径方向内方への張力が残留してい
る状態でブラケット側のガイドローラを厚肉部から離す
ことになり、これでは高い接触圧力のためにガイドロー
ラが厚肉部から容易に離れず、作業性が悪い。またカー
ブベルトを装着するときには、カーブベルトを半径方向
外方へ初期張力を与えつつガイドローラを厚肉部に近づ
けることになり、これも作業性が悪い。また、後者公報
の技術は、カーブベルトを挟む一対のガイドローラのう
ち、ループ外のガイドローラが変位し、ループ内のガイ
ドローラは変位しないので、カーブベルトの外周縁の厚
肉部にかかる負荷が不均等になり、却ってカーブベルト
の寿命が短くなる。
して後者公報の技術を組み合わせる場合、例えば基台に
上下動可能に取り付けられるブラケットの少なくとも一
部を弾性部材で構成し、ブラケットの弾性変形によりブ
ラケットのガイドローラが基台のガイドローラに対して
少し変位するようにすることが考えられる。しかし、そ
の場合、前者公報の技術は、ブラケットが単に上下に移
動するに過ぎないので、カーブベルトを取り外すときに
は、カーブベルトに半径方向内方への張力が残留してい
る状態でブラケット側のガイドローラを厚肉部から離す
ことになり、これでは高い接触圧力のためにガイドロー
ラが厚肉部から容易に離れず、作業性が悪い。またカー
ブベルトを装着するときには、カーブベルトを半径方向
外方へ初期張力を与えつつガイドローラを厚肉部に近づ
けることになり、これも作業性が悪い。また、後者公報
の技術は、カーブベルトを挟む一対のガイドローラのう
ち、ループ外のガイドローラが変位し、ループ内のガイ
ドローラは変位しないので、カーブベルトの外周縁の厚
肉部にかかる負荷が不均等になり、却ってカーブベルト
の寿命が短くなる。
【0004】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、カーブベルトを
挟む一対のガイドローラをカーブベルト半径方向内方に
向かって斜め上方及び斜め下方へ移動させることによ
り、カーブベルトの取り外し及び装着の作業性を向上さ
せ、また双方のガイドローラを上下方向に弾性的に支持
することにより、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷を
均等にしてカーブベルトの寿命を長くすることにある。
さらに、ガイドローラをカーブベルトの半径方向にも移
動できるように弾性的に支持することで、カーブベルト
の半径方向にかかる荷重変動を吸収してカーブベルトの
寿命を更に長くすることも目的としている。
ものであり、その目的とするところは、カーブベルトを
挟む一対のガイドローラをカーブベルト半径方向内方に
向かって斜め上方及び斜め下方へ移動させることによ
り、カーブベルトの取り外し及び装着の作業性を向上さ
せ、また双方のガイドローラを上下方向に弾性的に支持
することにより、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷を
均等にしてカーブベルトの寿命を長くすることにある。
さらに、ガイドローラをカーブベルトの半径方向にも移
動できるように弾性的に支持することで、カーブベルト
の半径方向にかかる荷重変動を吸収してカーブベルトの
寿命を更に長くすることも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1は、外周縁に上下に盛り上がる厚肉部を有
するカーブベルトの上記厚肉部を支持してカーブベルト
の内方への移動を阻止するようにしたカーブベルトの支
持装置であって、厚肉部の上部内側面に上ガイドローラ
を接触させ、下部内側面に下ガイドローラを接触させ、
上ガイドローラ及び下ガイドローラを上下方向に移動で
きるように弾性的に支持すると共に、操作を受けると上
ガイドローラがカーブベルト半径方向内方に向かって斜
め上方へ移動し且つ下ガイドローラがカーブベルト半径
方向内方に向かって斜め下方へ移動して上ガイドローラ
及び下ガイドローラを厚肉部から離すようにしたことを
特徴としている。
め、請求項1は、外周縁に上下に盛り上がる厚肉部を有
するカーブベルトの上記厚肉部を支持してカーブベルト
の内方への移動を阻止するようにしたカーブベルトの支
持装置であって、厚肉部の上部内側面に上ガイドローラ
を接触させ、下部内側面に下ガイドローラを接触させ、
上ガイドローラ及び下ガイドローラを上下方向に移動で
きるように弾性的に支持すると共に、操作を受けると上
ガイドローラがカーブベルト半径方向内方に向かって斜
め上方へ移動し且つ下ガイドローラがカーブベルト半径
方向内方に向かって斜め下方へ移動して上ガイドローラ
及び下ガイドローラを厚肉部から離すようにしたことを
特徴としている。
【0006】請求項1の支持装置の場合、カーブベルト
が周回している稼働時は、厚肉部の上部内側面に上ガイ
ドローラが接触し、下部内側面に下ガイドローラが接触
するので、カーブベルトの内方への移動が阻止される。
上ガイドローラ及び下ガイドローラが上下方向に移動で
きるように弾性的に支持されているので、カーブベルト
の厚肉部にかかる負荷が均等になり、カーブベルトの寿
命が長くなる。カーブベルトの取り外し時は、操作を受
けると上ガイドローラがカーブベルト半径方向内方に向
かって斜め上方へ移動し且つ下ガイドローラがカーブベ
ルト半径方向内方に向かって斜め下方へ移動して上ガイ
ドローラ及び下ガイドローラが厚肉部から斜め方向に離
れるので、カーブベルトの残留張力が無くなってからカ
ーブベルトの取り外し作業を行うことができ、作業性が
向上する。カーブベルトの装着時は、この状態でカーブ
ベルトの厚肉部を上ガイドローラと下ガイドローラとの
間に入れてから逆の操作をすれば、上ガイドローラがカ
ーブベルト半径方向外方に向かって斜め下方へ移動し且
つ下ガイドローラがカーブベルト半径方向外方に向かっ
て斜め上方へ移動して、上ガイドローラ及び下ガイドロ
ーラが厚肉部に斜め方向から近づいて接触するので、こ
の過程でカーブベルトに初期張力が自然に付与されるこ
とになり、カーブベルトの装着作業の作業性が向上す
る。
が周回している稼働時は、厚肉部の上部内側面に上ガイ
ドローラが接触し、下部内側面に下ガイドローラが接触
するので、カーブベルトの内方への移動が阻止される。
上ガイドローラ及び下ガイドローラが上下方向に移動で
きるように弾性的に支持されているので、カーブベルト
の厚肉部にかかる負荷が均等になり、カーブベルトの寿
命が長くなる。カーブベルトの取り外し時は、操作を受
けると上ガイドローラがカーブベルト半径方向内方に向
かって斜め上方へ移動し且つ下ガイドローラがカーブベ
ルト半径方向内方に向かって斜め下方へ移動して上ガイ
ドローラ及び下ガイドローラが厚肉部から斜め方向に離
れるので、カーブベルトの残留張力が無くなってからカ
ーブベルトの取り外し作業を行うことができ、作業性が
向上する。カーブベルトの装着時は、この状態でカーブ
ベルトの厚肉部を上ガイドローラと下ガイドローラとの
間に入れてから逆の操作をすれば、上ガイドローラがカ
ーブベルト半径方向外方に向かって斜め下方へ移動し且
つ下ガイドローラがカーブベルト半径方向外方に向かっ
て斜め上方へ移動して、上ガイドローラ及び下ガイドロ
ーラが厚肉部に斜め方向から近づいて接触するので、こ
の過程でカーブベルトに初期張力が自然に付与されるこ
とになり、カーブベルトの装着作業の作業性が向上す
る。
【0007】請求項2のカーブベルトの支持装置は、請
求項1のカーブベルトの支持装置において、更に上ガイ
ドローラ及び下ガイドローラをカーブベルトの半径方向
にも移動できるように弾性的に支持している。
求項1のカーブベルトの支持装置において、更に上ガイ
ドローラ及び下ガイドローラをカーブベルトの半径方向
にも移動できるように弾性的に支持している。
【0008】このようにすれば、カーブベルトの半径方
向にかかる荷重変動が吸収されてカーブベルトの寿命が
更に長くなる。
向にかかる荷重変動が吸収されてカーブベルトの寿命が
更に長くなる。
【0009】請求項3は、外周縁に上下に盛り上がる厚
肉部を有するカーブベルトの上記厚肉部を支持してカー
ブベルトの内方への移動を阻止するようにしたカーブベ
ルトの支持装置であって、カーブベルトの半径方向外方
において、操作を受けるとカーブベルトの半径方向内方
へ移動するように設けられたスライダと、スライダの上
方に設けられた上ガイド部材及びスライダの下方に設け
られた下ガイド部材と、基端がスライダに連結され、先
端が上ガイド部材よりもカーブベルトの半径方向内方ま
で延びて上下に弾性的に揺動可能であり、中間上面がカ
ーブベルトの半径方向内方へ向かって斜め上方へ傾斜
し、この傾斜部が上ガイド部材の下面に接触して上方へ
の弾性復原が規制された上アームと、基端がスライダに
連結され、先端が下ガイド部材よりもカーブベルトの半
径方向内方まで延びて上下に弾性的に揺動可能であり、
中間下面がカーブベルトの半径方向内方へ向かって斜め
下方へ傾斜し、この傾斜部が下ガイド部材の上面に接触
して下方への弾性復原が規制された下アームと、厚肉部
の上部内側面に接触して回転するように上アームの先端
に設けられた上ガイドローラ及び厚肉部の下部内側面に
接触して回転するように下アームの先端に設けられた下
ガイドローラとを備えたことを特徴としている。
肉部を有するカーブベルトの上記厚肉部を支持してカー
ブベルトの内方への移動を阻止するようにしたカーブベ
ルトの支持装置であって、カーブベルトの半径方向外方
において、操作を受けるとカーブベルトの半径方向内方
へ移動するように設けられたスライダと、スライダの上
方に設けられた上ガイド部材及びスライダの下方に設け
られた下ガイド部材と、基端がスライダに連結され、先
端が上ガイド部材よりもカーブベルトの半径方向内方ま
で延びて上下に弾性的に揺動可能であり、中間上面がカ
ーブベルトの半径方向内方へ向かって斜め上方へ傾斜
し、この傾斜部が上ガイド部材の下面に接触して上方へ
の弾性復原が規制された上アームと、基端がスライダに
連結され、先端が下ガイド部材よりもカーブベルトの半
径方向内方まで延びて上下に弾性的に揺動可能であり、
中間下面がカーブベルトの半径方向内方へ向かって斜め
下方へ傾斜し、この傾斜部が下ガイド部材の上面に接触
して下方への弾性復原が規制された下アームと、厚肉部
の上部内側面に接触して回転するように上アームの先端
に設けられた上ガイドローラ及び厚肉部の下部内側面に
接触して回転するように下アームの先端に設けられた下
ガイドローラとを備えたことを特徴としている。
【0010】請求項3の支持装置の場合、カーブベルト
が周回している稼働時は、厚肉部の上部内側面に上ガイ
ドローラが接触し、下部内側面に下ガイドローラが接触
するので、カーブベルトの内方への移動が阻止される。
上アーム及び下アームが弾性的に揺動することにより上
ガイドローラ及び下ガイドローラが上下方向に移動する
ので、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷が均等にな
り、カーブベルトの寿命が長くなる。カーブベルトの取
り外し時は、操作を受けるとスライダがカーブベルトの
半径方向内方へ移動し、これにより上アームの上ガイド
部材下面に接触する部位が傾斜部において基端側へ移行
するので、上アームの弾性復原により上ガイドローラが
カーブベルト半径方向内方に向かって斜め上方へ移動し
て厚肉部から離れる。これと同時に下アームの下ガイド
部材上面に接触する部位が傾斜部において基端側へ移行
するので、下アームの弾性復原により下ガイドローラが
カーブベルト半径方向内方に向かって斜め下方へ移動し
て厚肉部から離れる。そのため、カーブベルトの残留張
力が無くなってからカーブベルトの取り外し作業を行う
ことができ、作業性が向上する。カーブベルトの装着時
は、スライダがカーブベルトの半径方向内方へ移動した
状態でカーブベルトの厚肉部を上ガイドローラと下ガイ
ドローラとの間に入れてから上記と逆の操作をすれば、
スライダがカーブベルトの半径方向外方へ移動し、これ
により上アームの上ガイド部材下面に接触する部位が傾
斜部において先端側へ移行するので、上ガイドローラが
カーブベルト半径方向外方に向かって斜め下方へ移動し
て厚肉部に近づき、その上部内側面に接触する。これと
同時に下アームの下ガイド部材上面に接触する部位が傾
斜部において先端側へ移行するので、下ガイドローラが
カーブベルト半径方向外方に向かって斜め上方へ移動し
て厚肉部に近づき、その下部内側面に接触する。そのた
め、この過程でカーブベルトに初期張力が自然に付与さ
れてカーブベルトの装着作業の作業性が向上する。
が周回している稼働時は、厚肉部の上部内側面に上ガイ
ドローラが接触し、下部内側面に下ガイドローラが接触
するので、カーブベルトの内方への移動が阻止される。
上アーム及び下アームが弾性的に揺動することにより上
ガイドローラ及び下ガイドローラが上下方向に移動する
ので、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷が均等にな
り、カーブベルトの寿命が長くなる。カーブベルトの取
り外し時は、操作を受けるとスライダがカーブベルトの
半径方向内方へ移動し、これにより上アームの上ガイド
部材下面に接触する部位が傾斜部において基端側へ移行
するので、上アームの弾性復原により上ガイドローラが
カーブベルト半径方向内方に向かって斜め上方へ移動し
て厚肉部から離れる。これと同時に下アームの下ガイド
部材上面に接触する部位が傾斜部において基端側へ移行
するので、下アームの弾性復原により下ガイドローラが
カーブベルト半径方向内方に向かって斜め下方へ移動し
て厚肉部から離れる。そのため、カーブベルトの残留張
力が無くなってからカーブベルトの取り外し作業を行う
ことができ、作業性が向上する。カーブベルトの装着時
は、スライダがカーブベルトの半径方向内方へ移動した
状態でカーブベルトの厚肉部を上ガイドローラと下ガイ
ドローラとの間に入れてから上記と逆の操作をすれば、
スライダがカーブベルトの半径方向外方へ移動し、これ
により上アームの上ガイド部材下面に接触する部位が傾
斜部において先端側へ移行するので、上ガイドローラが
カーブベルト半径方向外方に向かって斜め下方へ移動し
て厚肉部に近づき、その上部内側面に接触する。これと
同時に下アームの下ガイド部材上面に接触する部位が傾
斜部において先端側へ移行するので、下ガイドローラが
カーブベルト半径方向外方に向かって斜め上方へ移動し
て厚肉部に近づき、その下部内側面に接触する。そのた
め、この過程でカーブベルトに初期張力が自然に付与さ
れてカーブベルトの装着作業の作業性が向上する。
【0011】請求項4のカーブベルトの支持装置は、請
求項3のカーブベルトの支持装置において、スライダ
が、操作を受けるとカーブベルトの半径方向内方へ移動
する本体部材と、この本体部材にカーブベルトの半径方
向に沿って移動可能に設けられた可動部材と、本体部材
と可動部材との間に設けられた弾性部材とを備えてい
る。
求項3のカーブベルトの支持装置において、スライダ
が、操作を受けるとカーブベルトの半径方向内方へ移動
する本体部材と、この本体部材にカーブベルトの半径方
向に沿って移動可能に設けられた可動部材と、本体部材
と可動部材との間に設けられた弾性部材とを備えてい
る。
【0012】このようにすれば、弾性部材が弾性変形す
ることにより、可動部材が本体部材に対してカーブベル
トの半径方向に移動し、これによって上ガイドローラ及
び下ガイドローラがカーブベルトの半径方向にも移動す
るので、カーブベルトの半径方向にかかる荷重変動が吸
収されてカーブベルトの寿命が更に長くなる。
ることにより、可動部材が本体部材に対してカーブベル
トの半径方向に移動し、これによって上ガイドローラ及
び下ガイドローラがカーブベルトの半径方向にも移動す
るので、カーブベルトの半径方向にかかる荷重変動が吸
収されてカーブベルトの寿命が更に長くなる。
【0013】請求項5のカーブベルトの支持装置は、請
求項3又は4のカーブベルトの支持装置において、上ア
ームと下アームとが基端で連結している。
求項3又は4のカーブベルトの支持装置において、上ア
ームと下アームとが基端で連結している。
【0014】このようにすれば、上アーム及び下アーム
のスライダへの脱着が一挙に行われるので、上アーム及
び下アームの交換作業が簡単である。
のスライダへの脱着が一挙に行われるので、上アーム及
び下アームの交換作業が簡単である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカーブベルトの支
持装置の実施形態を説明する。図1ないし図3は、第1
の実施形態に係るカーブベルトの支持装置を備えたカー
ブコンベア100を示す。これらの図において、11
0、120は略水平軸まわりに回転する二本の円錐形又
は円錐台形のローラであって、これらのローラ110、
120は平面視で角度をつけて略V字を形成するように
配置されている。これら二本のローラ110、120に
カーブベルト200が巻き掛けられている。カーブベル
ト200は、傘形もしくは円形又は中央に孔のあいた傘
形もしくは円形に形成されており、これを二本のローラ
110、120に巻き掛けると、平面視で扇形の搬送面
が形成される。これらのローラ110、120は、電動
機、減速機等の駆動機構130から駆動力を受けて回転
し、これによってカーブベルト200が周回して搬送面
を前進させるようにしている。
持装置の実施形態を説明する。図1ないし図3は、第1
の実施形態に係るカーブベルトの支持装置を備えたカー
ブコンベア100を示す。これらの図において、11
0、120は略水平軸まわりに回転する二本の円錐形又
は円錐台形のローラであって、これらのローラ110、
120は平面視で角度をつけて略V字を形成するように
配置されている。これら二本のローラ110、120に
カーブベルト200が巻き掛けられている。カーブベル
ト200は、傘形もしくは円形又は中央に孔のあいた傘
形もしくは円形に形成されており、これを二本のローラ
110、120に巻き掛けると、平面視で扇形の搬送面
が形成される。これらのローラ110、120は、電動
機、減速機等の駆動機構130から駆動力を受けて回転
し、これによってカーブベルト200が周回して搬送面
を前進させるようにしている。
【0016】図4に示すように、カーブベルト200
は、例えば帆布よりなる基材と、この基材の表面に積層
された熱可塑性樹脂よりなる追加層とからなる平面部2
10を備え、この平面部210の追加層により搬送面を
形成している。カーブベルト200の外周縁には厚肉部
220がカーブベルト200の全周にわたって形成され
ている。厚肉部220は上下に盛り上がり、上側部分と
下側部分が水平面を介して略対称形になっている。そし
て、厚肉部220の上部内側面221はカーブベルト2
00の半径方向内方に向かって斜め上方に向いており、
下部内側面222はカーブベルト200の半径方向内方
に向かって斜め下方に向いている。カーブコンベア10
0には、厚肉部220を支持してカーブベルト200の
半径方向内方への移動を阻止するようにした支持装置3
00が設けられている。図1に示すように、支持装置3
00は、カーブベルト200の搬送側と、その下側に位
置する戻り側との双方に設けられ、それぞれの側でカー
ブベルト200の外周側において周方向に適宜の間隔を
空けて複数箇所に配置されている。いずれの支持装置3
00も同じ構造である。
は、例えば帆布よりなる基材と、この基材の表面に積層
された熱可塑性樹脂よりなる追加層とからなる平面部2
10を備え、この平面部210の追加層により搬送面を
形成している。カーブベルト200の外周縁には厚肉部
220がカーブベルト200の全周にわたって形成され
ている。厚肉部220は上下に盛り上がり、上側部分と
下側部分が水平面を介して略対称形になっている。そし
て、厚肉部220の上部内側面221はカーブベルト2
00の半径方向内方に向かって斜め上方に向いており、
下部内側面222はカーブベルト200の半径方向内方
に向かって斜め下方に向いている。カーブコンベア10
0には、厚肉部220を支持してカーブベルト200の
半径方向内方への移動を阻止するようにした支持装置3
00が設けられている。図1に示すように、支持装置3
00は、カーブベルト200の搬送側と、その下側に位
置する戻り側との双方に設けられ、それぞれの側でカー
ブベルト200の外周側において周方向に適宜の間隔を
空けて複数箇所に配置されている。いずれの支持装置3
00も同じ構造である。
【0017】支持装置300は、カーブベルト200の
厚肉部220の上部内側面221に上ガイドローラ37
0を接触させ、下部内側面222に下ガイドローラ38
0を接触させ、上ガイドローラ370及び下ガイドロー
ラ380を上下方向に移動できるように弾性的に支持す
るようにしている。また、操作を受けると上ガイドロー
ラ370がカーブベルト半径方向内方に向かって斜め上
方へ移動し且つ下ガイドローラ380がカーブベルト半
径方向内方に向かって斜め下方へ移動して上ガイドロー
ラ370及び下ガイドローラ380を厚肉部220から
離すようにしている。
厚肉部220の上部内側面221に上ガイドローラ37
0を接触させ、下部内側面222に下ガイドローラ38
0を接触させ、上ガイドローラ370及び下ガイドロー
ラ380を上下方向に移動できるように弾性的に支持す
るようにしている。また、操作を受けると上ガイドロー
ラ370がカーブベルト半径方向内方に向かって斜め上
方へ移動し且つ下ガイドローラ380がカーブベルト半
径方向内方に向かって斜め下方へ移動して上ガイドロー
ラ370及び下ガイドローラ380を厚肉部220から
離すようにしている。
【0018】すなわち、図4ないし図7に示すように、
支持装置300は、カーブコンベア100においてカー
ブベルト200の半径方向外方に立設するフレーム14
0に設けられたスライダ310と、同じくフレーム14
0に設けられた上ガイド部材330及び下ガイド部材3
40と、スライダ310に連結された上アーム350及
び下アーム360と、上アーム350に設けられた上ガ
イドローラ370及び下アーム360に設けられた下ガ
イドローラ380とを備えている。
支持装置300は、カーブコンベア100においてカー
ブベルト200の半径方向外方に立設するフレーム14
0に設けられたスライダ310と、同じくフレーム14
0に設けられた上ガイド部材330及び下ガイド部材3
40と、スライダ310に連結された上アーム350及
び下アーム360と、上アーム350に設けられた上ガ
イドローラ370及び下アーム360に設けられた下ガ
イドローラ380とを備えている。
【0019】スライダ310は、フレーム140にカー
ブベルト200の半径方向に貫通する貫通孔141に嵌
挿され、カーブベルト200の半径方向に沿って移動可
能になっている。スライダ310のフレーム140より
もカーブベルト200の半径方向外側の部分には操作レ
バー321が、この半径方向に交差する向きの回動軸3
21aのまわりに回動可能に連結されている。操作レバ
ー321にはフレーム140に接触するカム面が設けら
れている。カム面は、第1カム面321bと、この第1
カム面321bに連続して形成され、この第1カム面3
21bよりも回動軸321aからの距離が短い第2カム
面321cとを有している。カーブコンベア100の稼
働時には第1カム面321bがフレーム140に接触し
ており、カーブベルト200の取り外し・装着時に操作
レバー321を回動操作すると、第2カム面321cが
フレーム140に接触し、これによってスライダ310
がカーブベルト200の半径方向内方へ移動する。スラ
イダ310とフレーム140との間には付勢部材322
が装着されており、スライダ310のカーブベルト20
0の半径方向内方への移動を補助している。この実施形
態の場合、付勢部材322はコイルスプリングであり、
この付勢部材322はスライダ310の外側に嵌合し、
フレーム140と後述するワッシャ323との間に縮装
されている。
ブベルト200の半径方向に貫通する貫通孔141に嵌
挿され、カーブベルト200の半径方向に沿って移動可
能になっている。スライダ310のフレーム140より
もカーブベルト200の半径方向外側の部分には操作レ
バー321が、この半径方向に交差する向きの回動軸3
21aのまわりに回動可能に連結されている。操作レバ
ー321にはフレーム140に接触するカム面が設けら
れている。カム面は、第1カム面321bと、この第1
カム面321bに連続して形成され、この第1カム面3
21bよりも回動軸321aからの距離が短い第2カム
面321cとを有している。カーブコンベア100の稼
働時には第1カム面321bがフレーム140に接触し
ており、カーブベルト200の取り外し・装着時に操作
レバー321を回動操作すると、第2カム面321cが
フレーム140に接触し、これによってスライダ310
がカーブベルト200の半径方向内方へ移動する。スラ
イダ310とフレーム140との間には付勢部材322
が装着されており、スライダ310のカーブベルト20
0の半径方向内方への移動を補助している。この実施形
態の場合、付勢部材322はコイルスプリングであり、
この付勢部材322はスライダ310の外側に嵌合し、
フレーム140と後述するワッシャ323との間に縮装
されている。
【0020】上ガイド部材330は、略平坦な下面33
1を有する略水平な板状であってスライダ310の上方
に設けられ、下ガイド部材340も、略平坦な上面34
1を有する略水平な板状であってスライダ310の下方
に設けられている。各ガイド部材330、340はフレ
ーム140に固定されている。各ガイド部材330、3
40は図示したように箱状に一体形成してもよいし、独
立して設けてもよい。
1を有する略水平な板状であってスライダ310の上方
に設けられ、下ガイド部材340も、略平坦な上面34
1を有する略水平な板状であってスライダ310の下方
に設けられている。各ガイド部材330、340はフレ
ーム140に固定されている。各ガイド部材330、3
40は図示したように箱状に一体形成してもよいし、独
立して設けてもよい。
【0021】上アーム350及び下アーム360は、少
なくとも一部が弾性部材で形成されておればよい。この
実施形態では板バネで形成されている。上アーム350
は、基端351がスライダ310に連結され、先端35
2が上ガイド部材330よりもカーブベルト200の半
径方向内方まで延び、これによって上アーム350が基
端351を中心にして上下に弾性的に揺動可能となって
いる。上アーム350の中間上面はカーブベルト200
の半径方向内方へ向かって斜め上方へ傾斜し、この傾斜
部353が上ガイド部材330の下面331に接触して
上方への弾性復原が規制されている。
なくとも一部が弾性部材で形成されておればよい。この
実施形態では板バネで形成されている。上アーム350
は、基端351がスライダ310に連結され、先端35
2が上ガイド部材330よりもカーブベルト200の半
径方向内方まで延び、これによって上アーム350が基
端351を中心にして上下に弾性的に揺動可能となって
いる。上アーム350の中間上面はカーブベルト200
の半径方向内方へ向かって斜め上方へ傾斜し、この傾斜
部353が上ガイド部材330の下面331に接触して
上方への弾性復原が規制されている。
【0022】下アーム360も、基端361がスライダ
310に連結され、先端362が下ガイド部材340よ
りもカーブベルト200の半径方向内方まで延び、これ
によって下アーム360が基端361を中心にして上下
に弾性的に揺動可能となっている。下アーム360の中
間下面はカーブベルト200の半径方向内方へ向かって
斜め下方へ傾斜し、この傾斜部363が下ガイド部材3
40の上面341に接触して下方への弾性復原が規制さ
れている。
310に連結され、先端362が下ガイド部材340よ
りもカーブベルト200の半径方向内方まで延び、これ
によって下アーム360が基端361を中心にして上下
に弾性的に揺動可能となっている。下アーム360の中
間下面はカーブベルト200の半径方向内方へ向かって
斜め下方へ傾斜し、この傾斜部363が下ガイド部材3
40の上面341に接触して下方への弾性復原が規制さ
れている。
【0023】この実施形態では、上アーム350と下ア
ーム360とは基端351、361で連結しており、一
体に形成されている。この上アーム350及び下アーム
360は、スライダ310に対して脱着可能に螺着され
ている。この実施形態ではスライダ310の先端に雄ネ
ジ310aを形成し、この雄ネジ310aにワッシャ3
23を通し、更に上アーム350及び下アーム360の
基端351、361の連結部に開けた貫通孔を通してか
ら、ナット324を雄ネジ310aに螺合している。
ーム360とは基端351、361で連結しており、一
体に形成されている。この上アーム350及び下アーム
360は、スライダ310に対して脱着可能に螺着され
ている。この実施形態ではスライダ310の先端に雄ネ
ジ310aを形成し、この雄ネジ310aにワッシャ3
23を通し、更に上アーム350及び下アーム360の
基端351、361の連結部に開けた貫通孔を通してか
ら、ナット324を雄ネジ310aに螺合している。
【0024】上ガイドローラ370は、厚肉部220の
上部内側面221に接触して回転するように上アーム3
50の先端352に設けられている。下ガイドローラ3
80は、厚肉部220の下部内側面222に接触して回
転するように下アーム360の先端362に設けられて
いる。これらガイドローラ370、380の回転軸は、
搬送面からこれに垂直に上方及び下方に延びる2本の垂
直軸を考えたときに、この各垂直軸ないしは各垂直軸よ
りも先端が搬送面の外周側へ90度未満の角度でもって
倒れた軸である。こうすることで、ガイドローラ37
0、380の周面がカーブベルト200の厚肉部220
に対して内側面から接触し、カーブベルト200の半径
方向内方への移動を阻止することができる。371、3
81は上ガイドローラ370、下ガイドローラ380を
固定するためのナットである。
上部内側面221に接触して回転するように上アーム3
50の先端352に設けられている。下ガイドローラ3
80は、厚肉部220の下部内側面222に接触して回
転するように下アーム360の先端362に設けられて
いる。これらガイドローラ370、380の回転軸は、
搬送面からこれに垂直に上方及び下方に延びる2本の垂
直軸を考えたときに、この各垂直軸ないしは各垂直軸よ
りも先端が搬送面の外周側へ90度未満の角度でもって
倒れた軸である。こうすることで、ガイドローラ37
0、380の周面がカーブベルト200の厚肉部220
に対して内側面から接触し、カーブベルト200の半径
方向内方への移動を阻止することができる。371、3
81は上ガイドローラ370、下ガイドローラ380を
固定するためのナットである。
【0025】従って、上記第1実施形態の場合、カーブ
ベルト200が周回している稼働時は、図4に示すよう
に、厚肉部220の上部内側面221に上ガイドローラ
370が接触し、下部内側面222に下ガイドローラ3
80が接触するので、カーブベルト200の内方への移
動が阻止される。上アーム350及び下アーム360が
弾性的に揺動することにより上ガイドローラ370及び
下ガイドローラ380が上下方向に移動するので、カー
ブベルト200の厚肉部220にかかる負荷が均等にな
り、カーブベルト200の寿命が長くなる。カーブベル
ト200の取り外し時は、図7に示すように、操作レバ
ー321を回動するという操作を受けると、スライダ3
10がカーブベルト200の半径方向内方へ移動し、こ
れにより上アーム350の上ガイド部材下面331に接
触する部位が傾斜部353において基端側へ移行するの
で、上アーム350の弾性復原により上ガイドローラ3
70がカーブベルト半径方向内方に向かって斜め上方へ
移動して厚肉部220から離れる。これと同時に下アー
ム360の下ガイド部材上面341に接触する部位が傾
斜部363において基端側へ移行するので、下アーム3
60の弾性復原により下ガイドローラ380がカーブベ
ルト半径方向内方に向かって斜め下方へ移動して厚肉部
220から離れる。そのため、カーブベルト200の残
留張力が無くなってからカーブベルト200の取り外し
作業を行うことができ、作業性が向上する。カーブベル
ト200の装着時は、スライダ310がカーブベルト2
00の半径方向内方へ移動した状態でカーブベルト20
0の厚肉部220を上ガイドローラ370と下ガイドロ
ーラ380との間に入れてから上記と逆の操作をすれ
ば、スライダ310がカーブベルト200の半径方向外
方へ移動し、これにより上アーム350の上ガイド部材
下面331に接触する部位が傾斜部353において先端
側へ移行するので、上ガイドローラ370がカーブベル
ト半径方向外方に向かって斜め下方へ移動して厚肉部2
20に近づき、その上部内側面221に接触する。これ
と同時に下アーム360の下ガイド部材上面341に接
触する部位が傾斜部363において先端側へ移行するの
で、下ガイドローラ380がカーブベルト半径方向外方
に向かって斜め上方へ移動して厚肉部220に近づき、
その下部内側面222に接触する。そのため、この過程
でカーブベルト200に初期張力が自然に付与されてカ
ーブベルト200の装着作業の作業性が向上する。
ベルト200が周回している稼働時は、図4に示すよう
に、厚肉部220の上部内側面221に上ガイドローラ
370が接触し、下部内側面222に下ガイドローラ3
80が接触するので、カーブベルト200の内方への移
動が阻止される。上アーム350及び下アーム360が
弾性的に揺動することにより上ガイドローラ370及び
下ガイドローラ380が上下方向に移動するので、カー
ブベルト200の厚肉部220にかかる負荷が均等にな
り、カーブベルト200の寿命が長くなる。カーブベル
ト200の取り外し時は、図7に示すように、操作レバ
ー321を回動するという操作を受けると、スライダ3
10がカーブベルト200の半径方向内方へ移動し、こ
れにより上アーム350の上ガイド部材下面331に接
触する部位が傾斜部353において基端側へ移行するの
で、上アーム350の弾性復原により上ガイドローラ3
70がカーブベルト半径方向内方に向かって斜め上方へ
移動して厚肉部220から離れる。これと同時に下アー
ム360の下ガイド部材上面341に接触する部位が傾
斜部363において基端側へ移行するので、下アーム3
60の弾性復原により下ガイドローラ380がカーブベ
ルト半径方向内方に向かって斜め下方へ移動して厚肉部
220から離れる。そのため、カーブベルト200の残
留張力が無くなってからカーブベルト200の取り外し
作業を行うことができ、作業性が向上する。カーブベル
ト200の装着時は、スライダ310がカーブベルト2
00の半径方向内方へ移動した状態でカーブベルト20
0の厚肉部220を上ガイドローラ370と下ガイドロ
ーラ380との間に入れてから上記と逆の操作をすれ
ば、スライダ310がカーブベルト200の半径方向外
方へ移動し、これにより上アーム350の上ガイド部材
下面331に接触する部位が傾斜部353において先端
側へ移行するので、上ガイドローラ370がカーブベル
ト半径方向外方に向かって斜め下方へ移動して厚肉部2
20に近づき、その上部内側面221に接触する。これ
と同時に下アーム360の下ガイド部材上面341に接
触する部位が傾斜部363において先端側へ移行するの
で、下ガイドローラ380がカーブベルト半径方向外方
に向かって斜め上方へ移動して厚肉部220に近づき、
その下部内側面222に接触する。そのため、この過程
でカーブベルト200に初期張力が自然に付与されてカ
ーブベルト200の装着作業の作業性が向上する。
【0026】本発明は、上アームと下アームとを独立し
た部材とする実施形態を含むが、上記実施形態のように
上アーム350と下アーム360とを基端で連結したと
きには、上アーム350及び下アーム360のスライダ
310への脱着が一挙に行われるので、上アーム350
及び下アーム360の交換作業が簡単である。
た部材とする実施形態を含むが、上記実施形態のように
上アーム350と下アーム360とを基端で連結したと
きには、上アーム350及び下アーム360のスライダ
310への脱着が一挙に行われるので、上アーム350
及び下アーム360の交換作業が簡単である。
【0027】本発明は、上アーム及び下アームをスライ
ダに固定する実施形態を含むが、上記実施形態のように
上アーム350及び下アーム360をスライダ310に
対して脱着可能に設けたときには、使用用途に合わせて
最適なバネ定数等を有する上アーム350及び下アーム
360を選択して用いることができるので、好都合であ
る。
ダに固定する実施形態を含むが、上記実施形態のように
上アーム350及び下アーム360をスライダ310に
対して脱着可能に設けたときには、使用用途に合わせて
最適なバネ定数等を有する上アーム350及び下アーム
360を選択して用いることができるので、好都合であ
る。
【0028】図8ないし図11は、第2実施形態に係る
カーブベルトの支持装置300を備えたカーブコンベア
100を示す。第1実施形態と同様の機能を発揮する部
材には同一の符号を付す。第1実施形態の説明はそのま
ま引用し、相違する点のみ以下に記載する。この実施形
態の支持装置300は、更に上ガイドローラ370及び
下ガイドローラ380をカーブベルト200の半径方向
にも移動できるように弾性的に支持している。
カーブベルトの支持装置300を備えたカーブコンベア
100を示す。第1実施形態と同様の機能を発揮する部
材には同一の符号を付す。第1実施形態の説明はそのま
ま引用し、相違する点のみ以下に記載する。この実施形
態の支持装置300は、更に上ガイドローラ370及び
下ガイドローラ380をカーブベルト200の半径方向
にも移動できるように弾性的に支持している。
【0029】すなわち、スライダ310が、操作を受け
るとカーブベルト200の半径方向内方へ移動する本体
部材311と、この本体部材311にカーブベルト20
0の半径方向に沿って移動可能に設けられた可動部材3
12と、本体部材311と可動部材312との間に設け
られた弾性部材313とを備えている。本体部材311
は筒形の部材であって、フレーム140にカーブベルト
200の半径方向に貫通する貫通孔141に嵌挿され、
カーブベルト200の半径方向に沿って移動可能になっ
ている。本体部材311のフレーム140よりもカーブ
ベルト200の半径方向外側の部分には操作レバー32
1が、この半径方向に交差する向きの回動軸321aの
まわりに回動可能に連結されている。操作レバー321
には操作レバー321にはフレーム140に接触するカ
ム面が設けられている。カム面は、第1カム面321b
と、この第1カム面321bに連続して形成され、この
第1カム面321bよりも回動軸321aからの距離が
短い第2カム面321cとを有している。カーブコンベ
ア100の稼働時には第1カム面321bがフレーム1
40に接触しており、カーブベルト200の取り外し・
装着時に操作レバー321を回動操作すると、第2カム
面321cがフレーム140に接触し、これによってス
ライダ310がカーブベルト200の半径方向内方へ移
動する。可動部材312は本体部材311のなかにカー
ブベルト200の半径方向にスライド可能に嵌挿されて
おり、あたかも本体部材311をシリンダとしたときに
可動部材312がピストンに相当するような関係となっ
ている。そして、本体部材311と可動部材312との
間に弾性部材313が装着されている。この実施形態で
は弾性部材313はコイルスプリングである。この弾性
部材313の両端のフックは、可動部材312における
カーブベルト200の半径方向外端に設けられたピン3
12aと、操作レバー321を本体部材311に取り付
けるための回動軸321aとに係止されている。本体部
材311とフレーム140との間には付勢部材322が
装着されており、本体部材311のカーブベルト200
の半径方向内方への移動を補助している。この実施形態
の場合、付勢部材322はコイルスプリングであり、こ
の付勢部材322はスライダ310の本体部材311の
外側に嵌合し、フレーム140とワッシャ323との間
に縮装されている。上アーム350と下アーム360と
は基端351、361で連結しており、一体に形成され
ている。この上アーム350及び下アーム360は、ス
ライダ310に対して脱着可能に螺着されている。この
実施形態では可動部材312の先端に雄ネジ312aを
形成し、この雄ネジ312aにワッシャ323を通し、
更に上アーム350及び下アーム360の基端351、
361の連結部に開けた貫通孔を通してから、ナット3
24を雄ネジ312aに螺合している。
るとカーブベルト200の半径方向内方へ移動する本体
部材311と、この本体部材311にカーブベルト20
0の半径方向に沿って移動可能に設けられた可動部材3
12と、本体部材311と可動部材312との間に設け
られた弾性部材313とを備えている。本体部材311
は筒形の部材であって、フレーム140にカーブベルト
200の半径方向に貫通する貫通孔141に嵌挿され、
カーブベルト200の半径方向に沿って移動可能になっ
ている。本体部材311のフレーム140よりもカーブ
ベルト200の半径方向外側の部分には操作レバー32
1が、この半径方向に交差する向きの回動軸321aの
まわりに回動可能に連結されている。操作レバー321
には操作レバー321にはフレーム140に接触するカ
ム面が設けられている。カム面は、第1カム面321b
と、この第1カム面321bに連続して形成され、この
第1カム面321bよりも回動軸321aからの距離が
短い第2カム面321cとを有している。カーブコンベ
ア100の稼働時には第1カム面321bがフレーム1
40に接触しており、カーブベルト200の取り外し・
装着時に操作レバー321を回動操作すると、第2カム
面321cがフレーム140に接触し、これによってス
ライダ310がカーブベルト200の半径方向内方へ移
動する。可動部材312は本体部材311のなかにカー
ブベルト200の半径方向にスライド可能に嵌挿されて
おり、あたかも本体部材311をシリンダとしたときに
可動部材312がピストンに相当するような関係となっ
ている。そして、本体部材311と可動部材312との
間に弾性部材313が装着されている。この実施形態で
は弾性部材313はコイルスプリングである。この弾性
部材313の両端のフックは、可動部材312における
カーブベルト200の半径方向外端に設けられたピン3
12aと、操作レバー321を本体部材311に取り付
けるための回動軸321aとに係止されている。本体部
材311とフレーム140との間には付勢部材322が
装着されており、本体部材311のカーブベルト200
の半径方向内方への移動を補助している。この実施形態
の場合、付勢部材322はコイルスプリングであり、こ
の付勢部材322はスライダ310の本体部材311の
外側に嵌合し、フレーム140とワッシャ323との間
に縮装されている。上アーム350と下アーム360と
は基端351、361で連結しており、一体に形成され
ている。この上アーム350及び下アーム360は、ス
ライダ310に対して脱着可能に螺着されている。この
実施形態では可動部材312の先端に雄ネジ312aを
形成し、この雄ネジ312aにワッシャ323を通し、
更に上アーム350及び下アーム360の基端351、
361の連結部に開けた貫通孔を通してから、ナット3
24を雄ネジ312aに螺合している。
【0030】第2実施形態は第1実施形態と同様の作用
及び効果を発揮する。更に、このようにすれば、弾性部
材313が弾性変形することにより、可動部材312が
本体部材311に対してカーブベルト200の半径方向
に移動し、これによって上ガイドローラ370及び下ガ
イドローラ380がカーブベルト200の半径方向にも
移動するので、カーブベルト200の半径方向にかかる
荷重変動が吸収されてカーブベルト200の寿命が更に
長くなる。このことは、カーブベルト200が蛇行しや
すい使用状況で特に有効である。
及び効果を発揮する。更に、このようにすれば、弾性部
材313が弾性変形することにより、可動部材312が
本体部材311に対してカーブベルト200の半径方向
に移動し、これによって上ガイドローラ370及び下ガ
イドローラ380がカーブベルト200の半径方向にも
移動するので、カーブベルト200の半径方向にかかる
荷重変動が吸収されてカーブベルト200の寿命が更に
長くなる。このことは、カーブベルト200が蛇行しや
すい使用状況で特に有効である。
【0031】本発明は、上記第1実施形態及び第2実施
形態の特徴を組み合わせた実施形態を含む。
形態の特徴を組み合わせた実施形態を含む。
【0032】
【発明の効果】請求項1のカーブベルトの支持装置は、
カーブベルトの内方への移動を阻止することができると
共に、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷を均等にして
カーブベルトの寿命を長くすることができ、またカーブ
ベルトの取り外し時及び装着時の作業性を向上させるこ
とができる。
カーブベルトの内方への移動を阻止することができると
共に、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷を均等にして
カーブベルトの寿命を長くすることができ、またカーブ
ベルトの取り外し時及び装着時の作業性を向上させるこ
とができる。
【0033】請求項2のようにすれば、カーブベルトの
半径方向にかかる荷重変動を吸収してカーブベルトの寿
命を更に長くすることができる。
半径方向にかかる荷重変動を吸収してカーブベルトの寿
命を更に長くすることができる。
【0034】請求項3のカーブベルトの支持装置は、カ
ーブベルトの内方への移動を阻止することができると共
に、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷を均等にしてカ
ーブベルトの寿命を長くすることができ、またカーブベ
ルトの取り外し時及び装着時の作業性を向上させること
ができる。
ーブベルトの内方への移動を阻止することができると共
に、カーブベルトの厚肉部にかかる負荷を均等にしてカ
ーブベルトの寿命を長くすることができ、またカーブベ
ルトの取り外し時及び装着時の作業性を向上させること
ができる。
【0035】請求項4のようにすれば、カーブベルトの
半径方向にかかる荷重変動を吸収してカーブベルトの寿
命を更に長くすることができる。
半径方向にかかる荷重変動を吸収してカーブベルトの寿
命を更に長くすることができる。
【0036】請求項5のようにすれば、上アーム及び下
アームの交換作業を簡単に行うことができる。
アームの交換作業を簡単に行うことができる。
【図1】第1実施形態のカーブベルトの支持装置を備え
たカーブコンベアの縦断面図である。
たカーブコンベアの縦断面図である。
【図2】上記カーブコンベアの縮小平面図である。
【図3】上記カーブコンベアの縮小正面図である。
【図4】カーブコンベアの稼働時において上記支持装置
の縦断面図を拡大した図である。
の縦断面図を拡大した図である。
【図5】上記支持装置の平面図を拡大した図である。
【図6】上記支持装置の分解斜視図である。
【図7】カーブベルトの取り外し・装着時において上記
支持装置の縦断面図を拡大した図である。
支持装置の縦断面図を拡大した図である。
【図8】カーブコンベアの稼働時において第2実施形態
の支持装置の縦断面図を拡大した図である。
の支持装置の縦断面図を拡大した図である。
【図9】第2実施形態の支持装置の平面図を拡大した図
である。
である。
【図10】第2実施形態の支持装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図11】カーブベルトの取り外し・装着時において第
2実施形態の支持装置の縦断面図を拡大した図である。
2実施形態の支持装置の縦断面図を拡大した図である。
100 カーブコンベア
140 フレーム
200 カーブベルト
220 厚肉部
221 上部内側面
222 下部内側面
300 支持装置
310 スライダ
311 本体部材
312 可動部材
313 弾性部材
330 上ガイド部材
331 下面
340 下ガイド部材
341 上面
350 上アーム
351 基端
352 先端
353 傾斜部
360 下アーム
361 基端
362 先端
363 傾斜部
370 上ガイドローラ
380 下ガイドローラ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65G 15/02
B65G 21/16
B65G 39/16
Claims (5)
- 【請求項1】 外周縁に上下に盛り上がる厚肉部を有す
るカーブベルトの上記厚肉部を支持してカーブベルトの
内方への移動を阻止するようにしたカーブベルトの支持
装置であって、厚肉部の上部内側面に上ガイドローラを
接触させ、下部内側面に下ガイドローラを接触させ、上
ガイドローラ及び下ガイドローラを上下方向に移動でき
るように弾性的に支持すると共に、操作を受けると上ガ
イドローラがカーブベルト半径方向内方に向かって斜め
上方へ移動し且つ下ガイドローラがカーブベルト半径方
向内方に向かって斜め下方へ移動して上ガイドローラ及
び下ガイドローラを厚肉部から離すようにしたことを特
徴とするカーブベルトの支持装置。 - 【請求項2】 請求項1のカーブベルトの支持装置にお
いて、更に上ガイドローラ及び下ガイドローラをカーブ
ベルトの半径方向にも移動できるように弾性的に支持し
たカーブベルトの支持装置。 - 【請求項3】 外周縁に上下に盛り上がる厚肉部を有す
るカーブベルトの上記厚肉部を支持してカーブベルトの
内方への移動を阻止するようにしたカーブベルトの支持
装置であって、カーブベルトの半径方向外方において、
操作を受けるとカーブベルトの半径方向内方へ移動する
ように設けられたスライダと、スライダの上方に設けら
れた上ガイド部材及びスライダの下方に設けられた下ガ
イド部材と、基端がスライダに連結され、先端が上ガイ
ド部材よりもカーブベルトの半径方向内方まで延びて上
下に弾性的に揺動可能であり、中間上面がカーブベルト
の半径方向内方へ向かって斜め上方へ傾斜し、この傾斜
部が上ガイド部材の下面に接触して上方への弾性復原が
規制された上アームと、基端がスライダに連結され、先
端が下ガイド部材よりもカーブベルトの半径方向内方ま
で延びて上下に弾性的に揺動可能であり、中間下面がカ
ーブベルトの半径方向内方へ向かって斜め下方へ傾斜
し、この傾斜部が下ガイド部材の上面に接触して下方へ
の弾性復原が規制された下アームと、厚肉部の上部内側
面に接触して回転するように上アームの先端に設けられ
た上ガイドローラ及び厚肉部の下部内側面に接触して回
転するように下アームの先端に設けられた下ガイドロー
ラとを備えたことを特徴とするカーブベルトの支持装
置。 - 【請求項4】 スライダが、操作を受けるとカーブベル
トの半径方向内方へ移動する本体部材と、この本体部材
にカーブベルトの半径方向に沿って移動可能に設けられ
た可動部材と、本体部材と可動部材との間に設けられた
弾性部材とを備えている請求項3記載のカーブベルトの
支持装置。 - 【請求項5】 上アームと下アームとが基端で連結して
いる請求項3又は4に記載のカーブベルトの支持装置。
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