JP3429993B2 - 波形記憶装置 - Google Patents

波形記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オシロスコープ等
の波形記憶装置における等価サンプリング回路の改善に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の技術としては、オシロスコープを
例として、図2、図3のブロック図を用いて説明する。
超高速サンプリングを行う波形記憶装置では、普通AD
変換器を複数個用いてサンプリングのクロックの位相差
を変えて高速サンプリングを行っている場合が多いが、
それでも実時間サンプリングを越えるタイムレンジで
は、等化サンプルを用いる。 【0003】従来は、図2に示すように実時間サンプル
Bを行う系列とは別に等価サンプルA自身用の回路を持
っていた。1は入力部、2はアッテネータ、3はアン
プ、4は等価サンプル用サンプルホルダ、5は等価サン
プル用AD変換器、6は等価サンプル用メモリ、7から
10は実時間サンプル用AD変換器、11から14は実
時間サンプル用メモリ、15は4相クロック発生回路、
16はクロック発生回路、17は分周回路、18はサン
プルコントロール回路、19はトリガゲート発生回路で
ある。22は表示制御回路、23はLCD等の表示器を
含む表示回路である。 【0004】実時間最高サンプルまでは、7から14ま
での実時間サンプル用AD変換器とメモリで多相で波形
記憶を行い、それ以上の水平掃引レンジでは、4から6
の等価サンプル用の系を用いて繰り返しサンプリングを
行い、等価サンプルを行っていた。 【0005】一方、図3の従来例では、実時間サンプル
用AD変換器及びメモリを用いて、等価サンプル時は、
20,21のスイッチ回路を切り替えて、4のサンプル
ホルダを用いて実時間サンプルと同様に等価サンプルを
行っていた。 【0006】22は表示制御回路、23はLCD等の表
示器を含む表示回路である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来の技術で、例えば
図2の例では、実時間サンプル用と等価サンプル用の2
系統のハードウェアが必要となりコストアップになり、
低消費電力、小型化にも不利になる。 【0008】図3の例では、ハードウェアが、実時間サ
ンプルと等価サンプルで全く同じというメリットがある
が、等価サンプルで扱う広帯域信号を多相のAD変換器
でサンプルするために、多相同士の特性のズレが記憶波
形のノイズ成分となりS/Nの悪い等価サンプルとな
る。 【0009】本発明の第一の目的は、多相AD変換器を
用いた波形記憶装置でコスト、消費電力を大幅増になら
ずに等価サンプルを実現することを目的とする。 【0010】第二の目的は、多相AD変換器の特性差に
よる等価サンプル時のノイズ量を低減することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、実時間サンプルの多相AD変換器の1相
のみを用いて等価サンプルを行うようにしたものであ
る。 【0012】これにより等価サンプル用のAD変換器系
を必要とせず、また、多相AD変換器の特性差によるノ
イズを等価サンプル時に発生しない。 【0013】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施例をオシロスコ
ープを例にして図1により説明する。1は入力部、2は
アッテネータ、3はアンプ、7から10はAD変換器、
11から14はサンプル用メモリ、15は4相クロック
発生回路、16はクロック発生回路、17は分周回路、
18はサンプルコントロール回路、19はトリガゲート
発生回路、20と21はスイッチ回路、である。 【0014】クロック発生回路16からのクロックを分
周回路17で設定されたタイムレンジに応じて分周し、
サンプルクロックを作る。4相クロック発生回路15で
サンプルクロックから4相クロックを発生させ、AD変
換器7とサンプル用メモリ11の1相目、AD変換器8
とサンプル用メモリ12の2相目、AD変換器9とサン
プル用メモリ13の3相目、AD変換器10とサンプル
用メモリ14の4相目のディジタイザの系を順次交互に
動かして、入力信号をサンプリングする。 【0015】実時間サンプルの時は、スイッチ20,2
1は、下側に接続され入力信号は、4のサンプルホルダ
を通さずにディジタイズされる。すなわち、トリガゲー
ト発生回路19で入力信号からトリガが発生すると、サ
ンプルコントロール回路18でトリガ以降のサンプルク
ロックをカウントし、分周回路17からのサンプルクロ
ックを停止させ、サンプルを止める。これにより、トリ
ガ前後の規定の波形がメモリ11から14に記憶される
ことになる。 【0016】等価サンプル時は、スイッチ回路20と2
1を上側に接続して4のサンプルホルダを通して、AD
変換器7で入力波形をディジタイズする。トリガが来て
サンプルが止まったとき、実時間サンプル時は、メモリ
11〜14を順次交互に読んでいたが、等価サンプル時
は、メモリ11のみを読み出す。 【0017】以上のようにして等価サンプル時は、多相
のAD変換器の1系統のみを用いてディジタイズさせる
ので、多相AD変換器の特性差は、関係なくなる。ま
た、等価サンプル用に特別にディジタイズ回路を用いて
いないのでコスト、消費電力のアップは、少なく実現で
きる。この波形記憶装置をオシロスコープに用いた場合
には、メモリに記憶された信号は表示制御回路22を介
して、表示器を有する表示回路23にて波形表示され
る。 【0018】 【発明の効果】以上のようにして等価サンプル時は、多
相のAD変換器の1系統のみを用いてディジタイズさせ
るので、多相AD変換器の特性差は、関係なくなる。ま
た等価サンプル用に特別にディジタイズ回路を用いてい
ないのでコスト、消費電力のアップは、少なく実現でき
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図。 【図2】従来技術を説明するブロック図。 【図3】従来技術を説明するブロック図。 【符号の説明】 1:入力部、2:アッテネータ、3:アンプ、7から1
0:AD変換器、11から14:サンプル用メモリ、1
5:4相クロック発生回路、16:クロック発生回路、
17:分周回路、18:サンプルコントロール回路、1
6:トリガゲート発生回路、20と21:スイッチ回
路、5:等価サンプル用AD変換器、6:等価サンプル
用メモリ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のAD変換器により構成した多相A
    D変換器を用いて単体のAD変換器以上のサンプル周波
    数を行う波形記憶装置であって、該多相AD変換器の最
    高サンプル周波数以上のサンプル周波数を等価的に実現
    する等価サンプル方式において、 該多相AD変換器の1相のみを用いて等価サンプルを行
    うことを特徴とした波形記憶装置。
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JPH0563128U (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 横河電機株式会社 高速a/d変換回路
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