JP3429471B2 - チャイルドシート支持装置 - Google Patents

チャイルドシート支持装置

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JP3429471B2
JP3429471B2 JP2000056380A JP2000056380A JP3429471B2 JP 3429471 B2 JP3429471 B2 JP 3429471B2 JP 2000056380 A JP2000056380 A JP 2000056380A JP 2000056380 A JP2000056380 A JP 2000056380A JP 3429471 B2 JP3429471 B2 JP 3429471B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートのシ
ートクッションに載置された状態で当該車両用シートに
固定されるチャイルドシートに適用されるチャイルドシ
ート支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、チャイルドシートを車両用シ
ートに固定する場合、乗員拘束用のシートベルト装置を
用いてチャイルドシートを車両用シートに固定するシー
トベルト方式か、或いは車両用シート側に予め設定され
たアンカ部材にチャイルドシートの下端部両側に配設さ
れた長尺状のコネクタの後端部を接続するコネクタ方式
が採られていた。
【0003】ここで、上記の如くしてチャイルドシート
を車両用シートに固定した場合において、車両急減速時
になると、チャイルドシートに着座している子供及び当
該チャイルドシートの双方の慣性力によって、チャイル
ドシートが前傾して車両用シートのシートクッションに
沈み込む傾向がある。
【0004】このような沈み込み防止対策の一例とし
て、実開昭53−126124号公報に開示された技術
が有効であり、以下に簡単に説明する。図7示されるよ
うに、チャイルドシート150は車両用シート152の
シートクッション154に載置された状態で、シートベ
ルト装置156によって固定されている。さらに、車両
用シート152のシートクッション154の内方前部に
は、回動可能な支持機構158が配設されている。
【0005】上記構成によれば、車両急減速時になる
と、子供が着座したチャイルドシート150は慣性力に
よって前傾し、車両用シート152のシートクッション
154に沈み込もうとする。しかし、この際に、支持機
構158の干渉部材160がシートクッション154の
表層部分を間に介してチャイルドシート150に干渉す
ることで、チャイルドシート150の沈み込みに抵抗す
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成もチャイルド
シート150の沈み込み防止対策として有効であると思
われるが、車両用シート152のシートクッション15
4内に支持機構158を配設する構成であるため、設置
スペースを確保するのが困難である。
【0007】前記問題点を解決するべく、チャイルドシ
ート150を車両用シート152の外側から支えるよう
な機構も考えられる。しかし、その場合においても、前
記問題点(即ち、設置スペースの確保が困難)に配慮す
る必要があると共に、更に梱包・運搬時の取り扱いの容
易化に配慮する必要がある。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、車両急減速時
にチャイルドシートの前傾による沈み込みを確実に防止
することができ、しかも設置スペースの削減及び梱包・
運搬性の向上を図ることができるチャイルドシート支持
装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るチャイルドシート支持装置は、車両用シートのシー
トクッションに載置された状態で当該車両用シートに固
定されるチャイルドシートに適用されるチャイルドシー
ト支持装置であって、車両用シートのシートクッション
前方側に車両上下方向を長手方向として配置されると共
に、下端部が車体フロアに当接することで前記車体フロ
アに支持された長尺状の支持脚部と、後端部がチャイル
ドシートの下端部側に連結されると共に、前端部に支持
脚部の上端部が折り畳み可能に連結されたブラケット
と、前記ブラケットの前端部に対する前記支持脚部の上
端部の相対回転を阻止して前記支持脚部をロックするロ
ック手段と、を備えていることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の本発明に係るチャイルドシ
ート支持装置は、請求項1に記載された発明において、
前記ロック手段は、前記支持脚部の下端部が前記車体フ
ロアに当接する使用位置で前記支持脚部をロックする、
ことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の本発明に係るチャイルドシ
ート支持装置は、車両用シートのシートクッションに載
置された状態で当該車両用シートに固定されるチャイル
ドシートに適用されるチャイルドシート支持装置であっ
て、車両用シートのシートクッション前方側で車両上下
方向を長手方向として配置されて下端部が車体フロアに
当接する使用位置から前記チャイルドシートの下側の折
り畳み位置まで回転して折り畳み可能に設けられる共
に、間接的に前記チャイルドシートに連結され、前記折
り畳み位置で収納されると共に前記使用位置での前記車
体フロアへの当接状態で前記車体フロアに支持される長
尺状の支持脚部と、前記支持脚部の回転を阻止して前記
支持脚部をロックするロック手段と、を備えているこ
を特徴としている。
【0012】請求項4記載の本発明に係るチャイルドシ
ート支持装置は請求項2又は請求項3に記載の本発明
において、前記使用位置に対応して設けられた第1被係
合部に前記ロック手段が係合することで前記支持脚部を
前記使用位置でロックする、ことを特徴としている。請
求項5記載の本発明に係るチャイルドシート支持装置
は、請求項4に記載の本発明において、前記第1被係合
部に前記ロック手段が入り込むことで前記支持脚部を前
記使用位置でロックする、ことを特徴としている。請求
項6記載の本発明に係るチャイルドシート支持装置は、
請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の本発明にお
いて、前記ロック手段は、前記チャイルドシートの下側
の折り畳み位置まで前記支持脚部が折り畳まれた状態で
前記支持脚部をロックする、ことを特徴としている。請
求項7記載の本発明に係るチャイルドシート支持装置
は、請求項6に記載の本発明において、前記折り畳み位
置に対応して設けられた第2被係合部に前記ロック手段
が係合することで前記支持脚部を前記折り畳み位置でロ
ックする、ことを特徴としている。請求項8記載の本発
明に係るチャイルドシート支持装置は、請求項7に記載
の本発明において、前記第2被係合部に前記ロック手段
が入り込むことで前記支持脚部を前記折り畳み位置でロ
ックする、ことを特徴としている。請求項9記載の本発
明に係るチャイルドシート支持装置は、請求項1乃至請
求項8の何れか1項に記載の本発明において、前記ロッ
ク手段による前記支持脚部のロック状態を解除可能な解
除手段を備える、ことを特徴としている。請求項10記
載の本発明に係るチャイルドシート支持装置は、請求項
1乃至請求項8の何れか1項に記載の本発明において、
前記ロック手段が前記支持脚部をロックする方向へ前記
ロック手段を付勢する付勢手段を備える、ことを特徴と
している。請求項11記載の本発明に係るチャイルドシ
ート支持装置は、請求項1乃至請求項8の何れか1項に
記載の本発明において、前記ロック手段が前記支持脚部
をロックする方向へ前記ロック手段を付勢する付勢手段
と、前記付勢手段により付 勢されると共に、前記支持脚
部のロック状態で前記付勢手段の付勢方向とは反対方向
へスライドさせることにより前記ロック状態を解除可能
な解除手段と、を備えることを特徴としている。請求項
12記載の本発明に係るチャイルドシート支持装置は、
請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の本発明に
おいて、前記チャイルドシートの下側に設けられ、前記
チャイルドシートの下側の折り畳み位置まで折り畳まれ
た前記支持脚部を収納する収納スペースを備える、こと
を特徴としている。請求項13記載の本発明に係るチャ
イルドシート支持装置は、車両用シートのシートクッシ
ョンに載置された状態で当該車両用シートに固定される
チャイルドシートに適用されるチャイルドシート支持装
置であって、車両用シートのシートクッション前方側に
車両上下方向を長手方向として配置されると共に、下端
部が車体フロアに当接することで前記車体フロアに支持
された長尺状の支持脚部と、後端部がチャイルドシート
の下端部側に連結されると共に、前端部に支持脚部の上
端部が折り畳み可能に連結されたブラケットと、前記チ
ャイルドシートの下側に設けられ、前記チャイルドシー
トの下側の折り畳み位置まで折り畳まれた前記支持脚部
を収納する収納スペースと、を備えることを特徴として
いる。請求項14記載の本発明に係るチャイルドシート
支持装置は、車両用シートのシートクッションに載置さ
れた状態で当該車両用シートに固定されるチャイルドシ
ートに適用されるチャイルドシート支持装置であって、
前記チャイルドシートの下側に位置する折り畳み位置と
車両用シートのシートクッション前方側で車両上下方向
を長手方向として配置されて下端部が車体フロアに当接
する使用位置との間で回転可能で且つ間接的に前記チャ
イルドシートに連結され、前記折り畳み位置で収納され
ると共に前記使用位置での前記車体フロアへの当接状態
で前記車体フロアに支持される長尺状の支持脚部と、前
記チャイルドシートの下側に設けられ、前記折り畳み位
置まで折り畳まれた前記支持脚部を収納する収納スペー
スと、を備えることを特徴としている。請求項15記載
の本発明に係るチャイルドシート支持装置は、チャイル
ドシートのベースの前方側に取り付けられたブラケット
と、前記ブラケットに回転可能に取り付けられ、下端部
が車両床部に当接して支持される支持脚部と、前記支持
脚部の前記ブラケットに対する回転を固定するロック手
段と、を有し、前記ロック手段のロックにより前記チャ
イルドシートの慣性力を前記支持脚部を介して前記車両
床部に支持させるロック状態と、前記ロック手段の解除
により前記支持脚部を前記ブラケットに対して回転して
前記ブラケットへ折り畳んで重ねられ、前記チャイルド
シートの下部に配置される収納状態と、を取り得ること
を特徴としている。請求項16記載の本発明に係るチャ
イルドシート支持装置は、請求項15記載の本発明にお
いて、前記ロック手段は、前記支持脚部と前記ブラケッ
トとの軸支部に設けられる、ことを特徴としている。
【0013】請求項1記載の本発明よれば、チャイルド
シートの下端部側にブラケットの後端部が連結され、更
に、このブラケットの前端部に支持脚部の上端部が連結
される。支持脚部は、ブラケットに対して折り畳み可能
にブラケットに連結されており、使用する際には、支持
脚部が折り畳まれた状態から支持脚部の下端を車体フロ
アに当接させて車体フロアに支持脚部を支持させると共
に、ロック手段によってブラケットの前端部に対する支
持脚部の上端部の相対回転を阻止し、支持脚部をロック
する。 ところで、車両急減速時になると、チャイルドシ
ート及び当該チャイルドシートに着座している子供に作
用する慣性力によって、チャイルドシートが車両用シー
トへの拘束点(固定点)回りに前傾しようとする。ここ
で、本発明では、上記のようにロックされた支持脚部の
下端部が車体フロアに当接することで車体フロアに支持
されるため、前傾しようとするチャイルドシートの荷重
は最初にブラケットに加わり、次いで当該ブラケットを
支えている支持脚部に加わり、最終的には車体フロアに
支持される。従って、本発明によれば、車両急減速時に
チャイルドシートが前傾して車両用シートのシートクッ
ションに沈み込むのを確実に防止することができる。し
かも、本発明に係るチャイルドシート支持装置では、支
持脚部が車両用シートのシートクッション前方側に配置
されており、当該支持脚部とチャイルドシートとを連結
するかたちでブラケットが配置される構成であるため、
車両用シートとは無関係に車両用シートの外側に配設さ
れる。加えて、本発明に係るチャイルドシート支持装置
の支持脚部は長尺状の部材であるため、僅かなスペース
で設置することができる。これらのことから、本発明に
よれば、チャイルドシート支持装置の設置スペースの削
減を図ることができる。さらに、本発明に係るチャイル
ドシート支持装置では、ブラケットの前端部に対し支持
脚部の上端部が折り畳み可能であるため、梱包・運搬時
にはチャイルドシート支持装置を折り畳むことができ
る。従って、本発明によれば、チャイルドシート支持装
置の梱包・運搬性の向上を図ることができる。
【0014】請求項2記載の本発明では、支持脚部の下
端部が車体フロアに当接した状態、すなわち、支持脚部
が使用位置にある状態で支持脚部がロック手段によりロ
ックされる。この状態では、使用位置でブラケットの前
端部に対する支持脚部の上端部の相対回転が阻止され
て、使用位置で下端部が車体フロアに当接した支持脚部
とブラケットとが両者相俟って一つの剛体として作用
し、これにより、車両急減速時におけるチャイルドシー
トの沈み込みを防止できる。
【0015】請求項3記載の本発明よれば、チャイルド
シートに間接的に連結された支持脚部は、下端部が車体
フロアに当接する使用位置からチャイルドシートの下側
の折り畳み位置まで回転して折り畳み可能とされてい
る。使用する際には、折り畳み位置からしよう位置まで
支持脚部を回転させて支持脚部の下端を車体フロアに当
接させ、車体フロアに支持脚部を支持させると共に、ロ
ック手段によって支持脚部の回転を阻止し、支持脚部を
ロックする。ところで、車両急減速時になると、チャイ
ルドシート及び当該チャイルドシートに着座している子
供に作用する慣性力によって、チャイルドシートが車両
用シートへの拘束点(固定点)回りに前傾しようとす
る。ここで、本発明では、上記のようにロックされた支
持脚部の下端部が車体フロアに当接することで車体フロ
アに支持されるため、前傾しようとするチャイルドシー
トの荷重は間接的に支持脚部に加わり、最終的には車体
フロアに支持される。従って、本発明によれば、車両急
減速時にチャイルドシートが前傾して車両用シートのシ
ートクッションに沈み込むのを確実に防止することがで
きる。しかも、本発明に係るチャイルドシート支持装置
では、使用位置の支持脚部は車両用シートのシートクッ
ション前方側に配置される。すなわち、車両用シートと
は無関係に車両用シートの外側に配設される。加えて、
支持脚部は長尺状の部材であるため、僅かなスペースで
設置することができる。これらのことから、本発明によ
れば、チャイルドシート支持装置の設置スペースの削減
を図ることができる。さらに、本発明に係るチャイルド
シート支持装置では、折り畳み位置まで支持脚部を折り
畳み可能であるため、梱包・運搬時には折り畳み位置ま
で支持脚部を折り畳んで収納できる。従って、本発明に
よれば、チャイルドシート支持装置の梱包・運搬性の向
上を図ることができる。
【0016】請求項4に記載の本発明では、使用位置に
対応して第1被係合部が設けられており、使用位置まで
支持脚部を回転させて第1被係合部にロック手段を係合
させると、支持脚部がロック手段によってロックされ
る。
【0017】請求項5に記載の本発明では、使用位置ま
で支持脚部を回転させて第1被係合部にロック手段を入
り込ませることで支持脚部がロック手段によってロック
される。
【0018】請求項記載の本発明よれば、使用位置か
ら折り畳み位置へ向けて支持脚部を折り畳むと、ロック
手段によって支持脚部の回転が阻止されて支持脚部がロ
ックされる。請求項7に記載の本発明では、折り畳み位
置に対応して第2被係合部が設けられており、折り畳み
位置まで支持脚部を折り畳んで第2被係合部にロック手
段を係合させると、支持脚部がロック手段によってロッ
クされる。請求項8に記載の本発明では、折り畳み位置
まで支持脚部を折り畳んで第2被係合部にロック手段を
入り込ませることで支持脚部がロック手段によってロッ
クされる。請求項9に記載の本発明によれば、支持脚部
がロック手段によってロックされた状態では解除手段に
よってロック手段によるロック状態を解除でき、ロック
を解除することにより支持脚部を回転させることができ
る。請求項10に記載の本発明によれば、ロック手段は
支持脚部をロックする方向へ付勢手段によって付勢され
る。したがって、使用位置や折り畳み位置においてロッ
ク手段が付勢手段に付勢力に抗することなく作動する
と、使用位置や折り畳み位置で支持脚部がロック手段に
よりロックされる。請求項11に記載の本発明によれ
ば、ロック手段は支持脚部をロックする方向へ付勢手段
によって付勢される。したがって、使用位置や折り畳み
位置に支持脚部が達した状態でロック手段が付勢手段に
付勢力に抗することなく作動すると、使用位置や折り畳
み位置で支持脚部がロック手段によりロックされる。ま
た、付勢手段は解除手段も付勢しており、ロック状態
で、付勢手段による付勢方向とは反対方向に解除手段を
スライドさせるとロック手段によるロック状態が解除さ
れる。請求項12に記載の本発明では、チャイルドシー
トのロック手段は支持脚部をロックする方向へ付勢手段
によって付勢される。したがって、使用位置や折り畳み
位置に支持脚部が達した状態でロック手段が付勢手段に
付勢力に抗することなく作動すると、使用位置や折り畳
み位置で支持脚部がロック手段によりロックされる。
た、付勢手段は解除手段も付勢しており、ロック状態で
付勢手段による付勢方向とは反対方向に解除手段をスラ
イドさせると、ロック手段によるロック状態が解除され
る。請求項13記載の本発明よれば、チャイルドシート
の下端部側にブラケットの後端部が連結され、更に、こ
のブラケットの前端部に支持脚部の上端部が連結され
る。支持脚部は、ブラケットに対して折り畳み可能にブ
ラケットに連結されており、使用する際には、支持脚部
が折り畳まれた状態から支持脚部の下端を車体フロアに
当接させて車体フロアに支持脚部を支持させる。ところ
で、車両急減速時になると、チャイルドシート及び当該
チャイルドシートに着座している子供に作用する慣性力
によって、チャイルドシートが車両用シートへの拘束点
(固定点)回りに前傾しようとする。ここで、本発明で
は、上記のように支持脚部の下端部が車体フロアに当接
することで車体フロアに支持されるため、前傾しようと
するチャイルドシートの荷重は最初にブラケットに加わ
り、次いで当該ブラケットを支えている支持脚部に加わ
り、最終的には車体フロアに支持される。従って、本発
明によれば、車両急減速時にチャイルドシートが前傾し
て車両用シートのシートクッションに沈み込むのを確実
に防止することができる。しかも、本発明に係るチャイ
ルドシート支持装置では、支持脚部が車両用シートのシ
ートクッション前方側に配置されており、当該支持脚部
とチャイルドシートとを連結するかたちでブラケットが
配置される構成であるため、車両用シートとは無関係に
車両用シートの外側に配設される。加えて、本発明に係
るチャイルドシート支持装置の支持脚部は長尺状の部材
であるため、僅かなスペースで設置することができる。
これらのことから、本発明によれば、チャイルドシート
支持装置の設置スペースの削減を図ることができる。さ
らに、本発明に係るチャイルドシート支持装置では、ブ
ラケットの前端部に対し支持脚部の上端部が折り畳み可
能であるため、梱包・運搬時には支持脚部を折り畳むと
チャイルドシートの下側に設けられた収納スペースに収
納できる。これにより、梱包・運搬性の向上を図ること
ができる。請求項14記載の本発明よれば、チャイルド
シートに間接的に連結された支持 脚部は、下端部が車体
フロアに当接する使用位置からチャイルドシートの下側
の折り畳み位置まで回転して折り畳み可能とされてい
る。使用する際には、折り畳み位置からしよう位置まで
支持脚部を回転させて支持脚部の下端を車体フロアに当
接させる。ところで、車両急減速時になると、チャイル
ドシート及び当該チャイルドシートに着座している子供
に作用する慣性力によって、チャイルドシートが車両用
シートへの拘束点(固定点)回りに前傾しようとする。
ここで、本発明では、上記のように支持脚部の下端部が
車体フロアに当接することで車体フロアに支持されるた
め、前傾しようとするチャイルドシートの荷重は間接的
に支持脚部に加わり、最終的には車体フロアに支持され
る。従って、本発明によれば、車両急減速時にチャイル
ドシートが前傾して車両用シートのシートクッションに
沈み込むのを確実に防止することができる。しかも、本
発明に係るチャイルドシート支持装置では、使用位置の
支持脚部は車両用シートのシートクッション前方側に配
置される。すなわち、車両用シートとは無関係に車両用
シートの外側に配設される。加えて、支持脚部は長尺状
の部材であるため、僅かなスペースで設置することがで
きる。これらのことから、本発明によれば、チャイルド
シート支持装置の設置スペースの削減を図ることができ
る。さらに、本発明に係るチャイルドシート支持装置で
は、折り畳み位置まで支持脚部を折り畳み可能であるた
め、梱包・運搬時には支持脚部を折り畳むとチャイルド
シートの下側に設けられた収納スペースに収納できる。
これにより、梱包・運搬性の向上を図ることができる。
請求項15に記載の本発明によれば、下端部が車体フロ
アに当接した支持脚部はブラケットに取り付けられ、更
に、ブラケットを介してチャイルドシートのベースの前
方側に取り付けられる。支持脚部はブラケットに対して
回転可能に取り付けられるが、支持脚部のブラケットに
対する回転はロック手段により固定される。このため、
車両急減速状態等にチャイルドシートが慣性力でチャイ
ルドシートの車両用シートに対する拘束点(固定点)回
りに前傾しようとした場合には、こ の慣性力がブラケッ
ト、ロック手段、及び支持脚部を介して車体フロアに支
持される。このように、チャイルドシートの慣性力が車
体フロアに支持されることで、上記のチャイルドシート
の前傾が防止される。一方、上記のようなロック手段に
よる支持脚部の回転が固定されたロック状態から収納状
態にする場合には、ロック手段による回転固定を解除
し、支持脚部をブラケットに対して回転させてブラケッ
トへ折り畳んで重ね、チャイルドシートの下部に支持脚
部が配置される。このような収納状態にすることで、梱
包・運搬性の向上を図ることができる。請求項16に記
載の本発明によれば、ロック手段が支持脚部とブラケッ
トとの軸支部に設けられ、ロック手段により軸支部にお
いて支持脚部の回転が固定されることでロック状態とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を用いて、本発
明の一実施形態に係るチャイルドシート支持装置10に
ついて説明する。
【0020】図1及び図2には、本実施形態に係るチャ
イルドシート支持装置10が使用されたチャイルドシー
ト12の側面図及び正面図が示されている。これらの図
に示されるように、チャイルドシート12は、子供が着
座するチャイルドシート本体14と、当該チャイルドシ
ート本体14が装着されるベース16とによって構成さ
れている。
【0021】チャイルドシート本体14は、シートクッ
ション部18とシートバック部20と一対のサイドサポ
ート部22とヘッドレスト部24とが一体化されて構成
されている。シートクッション部18の前端部にはクロ
ッチベルト26を介してバックル装置28が立設されて
いる。また、ヘッドレスト部24及びシートバック部2
0側には、一対の子供拘束用ベルト30が配設されてい
る。これらの子供拘束用ベルト30の中間部にはタング
プレート32が挿通されており、当該タングプレート3
2をバックル装置28へ係合させることにより、一対の
子供拘束用ベルト30及びクロッチベルト26によって
当該子供がチャイルドシート12に拘束されるようにな
っている。
【0022】上述したチャイルドシート本体14は、側
面視で略L字形に形成されたベース16にリクライニン
グ可能に装着されている。具体的には、ベース16は、
車両用シート34のシートクッション36に載置される
座部16Aと、車両用シート34のシートバック38に
押し付けられる背もたれ部16Bと、これらの座部16
A及び背もたれ部16Bの両サイドを繋ぐ湾曲形状の一
対の側部16Cとによって構成されている。各側部16
Cの上端側にはローラ挿入溝(図示省略)を内側に備え
たレール部40が一体に形成されており、当該ローラ挿
入溝内へチャイルドシート本体14の背面側に設けられ
たローラ(図示省略)が挿入されることにより、チャイ
ルドシート本体14がベース16に離脱可能に装着され
るようになっている。
【0023】また、上述したベース16の両側部16C
における各レール部40側には、ウエビング装着用の凹
部42が形成されている。これらの左右一対の凹部42
へ大人用のシートベルト装置44のウエビング46が挿
通され、タングプレート(図示省略)がバックル装置
(図示省略)へ係合されることにより、車両用シート3
4上にベース16が固定されている。
【0024】ここで、上述したチャイルドシート12
は、チャイルドシート支持装置(サポートレッグ)10
によって車体フロア48に支持されている。詳細には図
3及び図4に示されるように、チャイルドシート支持装
置10は、車両上下方向を長手方向として配置された長
尺状の支持脚部50と、車両前後方向を長手方向として
配置された長尺状の支持アーム部(ブラケット)52と
を主要部として構成されている。
【0025】支持脚部50は、車体フロア48に対して
垂直に配置された断面ハット形状のスライダ54と、こ
のスライダ54に沿って上下動可能に挿嵌された断面略
コ字形状のホルダ56とによって構成されている。
【0026】ホルダ56の両側部は互いに同方向へ屈曲
されており、当該両側部の上部には略円板形状に形成さ
れた一対の保持部56Aが平行に延出されている。一対
の保持部56Aには、同軸上に一対のシャフト挿通孔5
8が形成されている。さらに、一対の保持部56Aの後
端及び下端には、各々略半円形状に切り欠かれた第1切
欠60(広義には、使用位置に対応して設けられた「被
係合部」)及び第2切欠62(広義には、折り畳み位置
に対応して設けられた「被係合部」)が形成されてい
る。また、ホルダ56の両側部の下部は前記の如く互い
に同方向へ屈曲された後に更に互いに接近する方向へ折
り曲げられており、これにより断面コ字状の一対の把持
部56Bが形成されている。
【0027】スライダ54の幅方向の両側部54Aは平
板状に延在されており、当該両側部54Aへホルダ56
の一対の把持部56Bがスライド可能に挿嵌されてい
る。また、スライダ54の幅方向の中間部には、内周面
に雌ねじが形成された複数の固定孔64が高さ方向に所
定の間隔で形成されている。これに対応して、ホルダ5
6の下部における幅方向の中間部には、ボルト66の軸
を挿通させるための円孔68が形成されている。従っ
て、ホルダ56に形成された円孔68とスライダ54に
形成された固定孔64との位置を一致させた上で、ボル
ト66を当該固定孔64内へ螺合させることにより、支
持脚部50の高さ調節が可能とされている。なお、上記
の構成においては、固定孔64の内周面に雌ねじを形成
したが、これに限らず、固定孔は単なる円孔にしてその
裏面側にてナット締めしたり、ウエルドナットを予め溶
接しておく構成を採ってもよい。
【0028】一方、支持アーム部52は平板状に形成さ
れており、その後端部の両側には各々一対のボルト挿通
孔70が形成されている。支持アーム部52は、これら
のボルト挿通孔70を利用してベース16における座部
16Aの底面側に図示しないボルト等の固定具によって
固定されている。さらに、支持アーム部52の前端部に
は、互いに同方向へ屈曲された一対の連結部52Aが一
体に形成されている。一対の連結部52Aの前端側に
は、ホルダ56側の一対のシャフト挿通孔58と重なる
位置に一対のシャフト挿通孔72が形成されている。さ
らに、一対の連結部52Aの後端側には、支持アーム部
52の長手方向に沿って細長い一対の長孔74が形成さ
れている。
【0029】上述したホルダ56の一対の保持部56A
には支持アーム部52の一対の連結部52Aが合わせら
れ、この状態で両者のシャフト挿通孔58、72内へシ
ャフト76が挿入されている。なお、シャフト76の先
端部の周面には環状の溝78が形成されており、Eリン
グ80が嵌着されることにより抜け止めがなされてい
る。
【0030】また、支持アーム部52における一対の連
結部52Aの長孔74へはロックシャフト81が挿通さ
れている。さらに、このロックシャフト81の軸方向両
端部は、スライドボタン82の両側部82Aに形成され
た一対の係止孔84へ嵌合されている。また、支持アー
ム部52の頂壁部には、切りお越しによるスプリング係
止部86が形成されている。このスプリング係止部86
には圧縮コイルスプリング88の一端部が当接係止され
ている。圧縮コイルスプリング88の他端部は、スライ
ドボタン82の内部に形成されたスプリング係止部に当
接係止されている。これにより、スライドボタン82は
圧縮コイルスプリング88によって解除方向(図4のス
ライドボタン82に付された矢印方向)と反対方向へ常
時押圧付勢されており、その結果ロックシャフト81を
ホルダ56の第1切欠60へ嵌合させるようになってい
る。また、このロックシャフト81は、ホルダ56が支
持アーム部52側へ折り畳まれた際には、一対の保持部
56Aの下端側に形成された第2切欠62へ嵌合される
ようになっている。
【0031】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
【0032】まず、最初に、チャイルドシート12が車
両用シート34に固定される。具体的には、本実施形態
の場合は、シートベルト装置44が使用される。
【0033】図1及び図2に示されるように、車両用シ
ート34のシートクッション36上にベース16が載置
される。このとき、ベース16の座部16Aの底面がシ
ートクッション36に確実に載置されるようにすると共
に、ベース16の背もたれ部16Bの背面がシートバッ
ク38に確実に接触されるようにベース16をセットす
る。その後、ベース16の両側部16Cのレール部40
に形成された左右一対のウエビング装着用の凹部42へ
シートベルト装置44のウエビング46を巻き掛けて、
タングプレートをバックル装置へ係合させることによ
り、ベース16が車両用シート34にしっかりと固定さ
れる。次いで、ベース16にチャイルドシート本体14
が装着される。
【0034】次に、チャイルドシート支持装置10の装
着作業が行われる。なお、このときには既に、チャイル
ドシート支持装置10の支持アーム部52がベース16
の底面側に固定されている。従って、チャイルドシート
支持装置10の装着作業としては、ロックシャフト81
がホルダ56の第1切欠60に確実に係合されているこ
とを確認した上で、支持脚部50の高さ調節だけをすれ
ばよい。
【0035】支持脚部50の高さ調節作業は、以下の要
領で行われる。まず、ボルト66を緩め、ホルダ56に
対してスライダ54が上下動可能な状態にされる。次い
で、スライダ54をホルダ56に対して伸縮させ、スラ
イダ54の下端部を車体フロア48に対して垂直に接地
させる。その後、その位置においてボルト66をスライ
ダ54の固定孔64へ螺合させる。
【0036】なお、固定孔64のピッチを小さく設定し
て多くの固定孔64をスライダ54に形成しておくこと
により、ボルト66と固定孔64との位置ずれを解消す
ることができる。但し、あまり多くの固定孔64を形成
すると、ホルダ56の剛性が低下する可能性があるの
で、そのような懸念がある場合には、図3に二点鎖線で
示した脚90をスライダ54の下端部に装着させるよう
にしてもよい。つまり、この末広がり形状に形成された
脚90には、支持脚部50の高さの微調節を行う機能が
あると共にスライダ54の車体フロア48への接地面積
の拡大による安定支持状態の確保機能の双方がある。
【0037】なお、上述した説明においては、ベース1
6の固定後にチャイルドシート本体14を先に取り付け
たが、これに限らず、ベース16の固定後にチャイルド
シート支持装置10を先に取り付けるようにしてもよ
い。以上の作業が終了すると、チャイルドシート12は
チャイルドシート支持装置10によって車両用シート3
4の前側から差し金状に支持される。
【0038】一方、チャイルドシート12を車両用シー
ト34から取り外す際には、ボルト66を緩めてスライ
ダ54をホルダ56側へスライドさせた後、再びボルト
66を締めて仮止めしておく。この状態で車両のサイド
ドアからチャイルドシート12を取り出してもよいが、
支持脚部50がサイドドアのドア周り(ロッカ等)と干
渉して取り出しにくい場合には、更に支持脚部50を折
り畳んでおく。
【0039】具体的には、まずスライドボタン82が圧
縮コイルスプリング88の付勢力に抗して解除方向(図
4の矢印方向)へ押圧される。スライドボタン82を矢
印方向へ押圧すると、スライドボタン82に固定された
ロックシャフト81が支持アーム部52の長孔74に沿
って前端側から後端側へスライドされる。このため、ホ
ルダ56の第1切欠60に係合されていたロックシャフ
ト81は第1切欠60から外れ、支持アーム部52に対
してホルダ56を相対回転させることが可能となる。従
って、ホルダ56をスライダ54と共に支持アーム部5
2側へ回転させる。ホルダ56が支持アーム部52側へ
約90度回転されると、ロックシャフト81とホルダ5
6の第2切欠62とが対応し、圧縮コイルスプリング8
8の付勢力によってスライドボタン82が矢印方向と反
対方向へスライドし、ロックシャフト81を第2切欠6
2へ係合させる。これにより、チャイルドシート支持装
置10の折り畳み作業が終了する。
【0040】ここで、チャイルドシート支持装置10が
装着された状態において、車両急減速時になると、チャ
イルドシート12及び当該チャイルドシート12に着座
している子供に作用する慣性力によって、チャイルドシ
ート12が車両用シート34への拘束点(シートベルト
装置44による固定点)回りに前傾しようとする。
【0041】しかし、本実施形態では、上記の如く、支
持脚部50と支持アーム部52とを含んで構成されたチ
ャイルドシート支持装置10が、車両側方から見て、差
し金状になってチャイルドシート12を支持している。
すなわち、車両前後方向を長手方向として配置された支
持アーム部52の後端部がベース16の底面側に連結さ
れ、更に当該支持アーム部52の前端部が車両上下方向
を長手方向として配置された支持脚部50の上端部に連
結され、更にまた当該支持脚部50の下端部が車体フロ
ア48に支持される構造としたので、前傾しようとする
チャイルドシート12の荷重は最初に支持アーム部52
に加わり、次いで当該支持アーム部52を支えている支
持脚部50に加わり、最終的には車体フロア48に支持
される。従って、本実施形態によれば、車両急減速時に
チャイルドシート12が前傾して車両用シート34のシ
ートクッション36に沈み込むのを確実に防止すること
ができる。
【0042】特に、本実施形態では、ロックシャフト8
1がホルダ56の第1切欠60に係合されることによ
り、支持アーム部52とホルダ56との相対回転が確実
に阻止される(即ち、ロック状態とされる)ため、チャ
イルドシート支持装置10は全体として一つの剛体とし
て作用する。従って、この点からも、車両急減速時にお
けるチャイルドシート12の前傾防止性能が高められて
いる。
【0043】しかも、本実施形態に係るチャイルドシー
ト支持装置10では、支持脚部50が車両用シート34
のシートクッション36の前方側に配置されており、当
該支持脚部50とチャイルドシート12のベース16と
を連結するかたちで支持アーム部52が配置される構成
であるため、車両用シート34とは無関係に車両用シー
ト34の外側に配設される。加えて、本実施形態に係る
チャイルドシート支持装置10の支持脚部50及び支持
アーム部52は、いずれも長尺状の部材であるため、僅
かなスペースで設置することができる。これらのことか
ら、本実施形態によれば、チャイルドシート支持装置1
0の設置スペースの削減を図ることができる。
【0044】さらに、本実施形態に係るチャイルドシー
ト支持装置10では、支持脚部50の上端部が支持アー
ム部52の前端部に折り畳み可能に連結されているた
め、チャイルドシート12の梱包・運搬時にはチャイル
ドシート支持装置10を折り畳むことができる。従っ
て、本実施形態によれば、チャイルドシート支持装置1
0の梱包・運搬性の向上を図ることができる。
【0045】また、本実施形態に係るチャイルドシート
支持装置10では、支持脚部50がホルダ56及びスラ
イダ54を含んで構成されており、支持脚部50の高さ
を調節することができるため、最適なかたちでチャイル
ドシート支持装置10をチャイルドシート12に装着す
ることができる。
【0046】上述した本実施形態では、車両用シート3
4用に配設されたシートベルト装置44を使ってチャイ
ルドシート12のベース16を固定する構成を例にして
説明したが、これに限らず、シートベルト装置以外の構
成によってチャイルドシートを車両用シートに固定する
構成に対しても、本発明は適用可能である。
【0047】図5にはその一例が示されており、以下に
簡単に説明する。この図に示されるように、車両用シー
ト34に載置されたベース16の後端両側からは一対の
長尺状のコネクタ92が車両後方側へ向けて延出されて
いる。コネクタ92の後端部には係合用のロック溝94
が形成されており、当該ロック溝94の形成位置には図
示しないラッチ金具を含むロック手段が配設されてい
る。一方、ボディー96側にはアンカ部材98がボルト
99で固定されており、このアンカ部材98の先端部が
コネクタ92のロック溝94内へ相対的に挿入されるこ
とにより、アンカ部材98にコネクタ92の後端部が連
結されてロックされる構成である。このようなコネクタ
方式の構成によってチャイルドシート12のベース16
を車両用シート34に固定する場合にも、本実施形態に
係るチャイルドシート支持装置10は適切に装着されて
その機能を有効に発揮する。
【0048】なお、上記シートベルト装置44及びコネ
クタ92は、広義には「チャイルドシート固定手段」と
して把握される要素である。
【0049】また、上述した本実施形態では、チャイル
ドシート支持装置10を折り畳み可能に構成したが、更
に進めて、不使用時にはチャイルドシート支持装置をベ
ース内に格納するようにしてもよい。
【0050】図6にはその一例が示されており、以下に
簡単に説明する。この図に示されるように、ベース16
の底面側には、実線で図示された折り畳み状態のチャイ
ルドシート支持装置10を収納可能な収納スペース10
0が形成されており、当該収納スペース100内の上側
には支持アーム部52を車両前後方向へスライド可能に
支持するためのガイドレール102(広義には、「ガイ
ド手段」として把握される要素である)が配設されてい
る。ガイドレール102は断面H形状に形成されてお
り、支持アーム部52の後端側に形成された断面略コ字
形のスライド部104がスライド可能に挿嵌されてい
る。これにより、チャイルドシート支持装置10の支持
アーム部52は、当該ガイドレール102の下縁フラン
ジに吊り下げられた状態で支持されている。
【0051】なお、支持アーム部52とガイドレール1
02との間には図示しない節度機構やロック機構等が配
設されており、不用意に支持アーム部52がガイドレー
ル102に沿ってスライドしないように構成されてい
る。
【0052】上記構成によれば、以下の如くして、チャ
イルドシート支持装置10がベース16内に格納され
る。図6に二点鎖線で示された状態がチャイルドシート
支持装置10の使用状態である。この状態から、まずボ
ルト66を緩めてスライダ54がホルダ56側へスライ
ドされる。そして、支持脚部50を最も縮めた状態で、
ボルト66を固定孔64へ螺合させて仮止めする。次
に、そのまま支持脚部50を支持アーム部52側へ折り
畳もうとすると、支持脚部50の下端部側が車両用シー
ト34のシートクッション36等に干渉する。そこで、
当該干渉が避けられる程度に、一旦、車両前方側へ支持
アーム部52をベース16から引き出す。次に、スライ
ドボタン82を解除方向へスライドさせてロック状態を
解除し、ホルダ56とスライダ54とが重合状態にある
支持脚部50をシャフト76回りに回転させて折り畳む
(一点鎖線図示状態)。その後、折り畳まれたチャイル
ドシート支持装置10をガイドレール102に沿って車
両後方側へスライドさせ、ベース16の底面側に設けら
れた収納スペース100内へ格納させる。
【0053】このように構成すれば、チャイルドシート
12を車両用シート34に固定する際や取り外す際等の
ときに、チャイルドシート支持装置10が邪魔になるこ
とがなくなると共に、チャイルドシート支持装置10を
使用しない場合におけるチャイルドシート12の外観品
質を向上させることができる。
【0054】なお、上記構成において、支持アーム部5
2をガイドレール102に沿って格納方向へ引っ張り付
勢する付勢手段(圧縮コイルスプリング等)を更に付加
してもよい。
【0055】また、上記構成以外にも、種々の収納構造
が適用可能である。例えば、本実施形態で採用したスラ
イダ54とホルダ56のスライド構造を支持アーム部5
2側にも同様に適用することで、ベース内にチャイルド
シート支持装置を収納させるようにしてもよい。
【0056】(3)さらに、上述した本実施形態では、
スライダ54、ホルダ56、複数の固定孔64、ボルト
66によって本発明における「高さ調節機構」を構成し
たが、「高さ調節機構」の概念には前記構成以外の種々
の構成が含まれる。例えば、ラックアンドピニオン式の
機構やパンタグラフ式の機構等を適用してもよい。
【0057】(4)また、上述した本実施形態では、シ
ャフト76によって支持アーム部52とホルダ56とを
相対回転可能に連結したが、両者を相対回転可能に連結
して折り畳みを可能とする「連結手段」として把握でき
る構成であればすべて適用可能である。例えば、リベッ
トを使ってヒンジ結合する構成を採ることも可能であ
る。
【0058】(5)さらに、上述した本実施形態では、
スライドボタン82を「解除手段」として使用するだけ
でなく、「ロック手段」の構成部品としても使用した
が、ロック手段と解除手段とを明確に分けた構成を採用
してもよい。また、本発明における「ロック手段」の概
念には種々の構成が含まれる。例えば、上述した本実施
形態の構成を活かすとすれば、広義には「付勢手段」と
して把握される圧縮コイルスプリング88の替わりに引
っ張りコイルスプリング等の他のスプリングを使う構成
を採ってもよい。引っ張りコイルスプリングを使用する
場合には、スプリング係止部84の位置を変えて付勢関
係が逆になるようにすればよい。また、「ロック手段」
の概念には、更に平易な構成も含まれる。例えば、ホル
ダ56と支持アーム部52とをシャフト76で連結する
ところまでは本実施形態と同様とし、ホルダ56と支持
アーム部52との間に棒状部材を直角三角形状にしたス
タンドを回転可能に取り付けても、両者の相対回転は規
制されるので、ロック手段としての機能を果たす。
【0059】(6)さらに、本実施形態に係るチャイル
ドシート支持装置10を複数本使用するようにしてもよ
い。複数本のチャイルドシート支持装置10を使用すれ
ば、それだけチャイルドシート10の支持状態を安定化
させることができる。
【0060】(7)また、上述した本実施形態では、チ
ャイルドシート本体14とベース16とでチャイルドシ
ート12が構成される例を使ったが、これに限らず、両
者が一体化されているタイプのチャイルドシートに対し
ても、本発明は適用可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るチャ
イルドシート支持装置は、車両用シートのシートクッシ
ョン前方側に車両上下方向を長手方向として配置される
と共に、下端部が車体フロアに支持された長尺状の支持
脚部と、車両前後方向を長手方向として配置されると共
に後端部がチャイルドシートの下端部側に連結され、更
に前端部が支持脚部の上端部に折り畳み可能に連結され
た長尺状の支持アーム部と、を含んで構成されているた
め、車両急減速時にチャイルドシートの前傾による沈み
込みを確実に防止することができ、しかも設置スペース
の削減及び梱包・運搬性の向上を図ることができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るチャイルドシート支持装置に
よってチャイルドシートが支持された状態を示す側面図
である。
【図2】図1に示されたチャイルドシート支持装置及び
チャイルドシートの正面図である。
【図3】本実施形態に係るチャイルドシート支持装置の
全体構成を一部切り欠いて示す側面図である。
【図4】本実施形態に係るチャイルドシート支持装置の
分解斜視図である。
【図5】シートベルト方式に替えてコネクタ方式によっ
てチャイルドシートを車両用シートに固定した場合の実
施形態を示す図1に対応する側面図である。
【図6】チャイルドシート支持装置がベースに格納可能
に構成された実施形態を示す要部拡大断面図である。
【図7】従来例に係るチャイルドシートの前傾防止機構
を一部切り欠いて示す側面図である。
【符号の説明】
10 チャイルドシート支持装置 12 チャイルドシート 34 車両用シート 36 シートクッション 44 シートベルト装置 48 車体フロア 50 支持脚部 52 支持アーム部 54 スライダ(高さ調節機構) 56 ホルダ(高さ調節機構) 60 第1切欠(ロック手段) 62 第2切欠(ロック手段) 64 固定孔(高さ調節機構) 66 ボルト(高さ調節機構) 76 シャフト 81 ロックシャフト(ロック手段) 82 スライドボタン(ロック手段、解除手段) 88 圧縮コイルスプリング(ロック手段) 86 スプリング係止部(ロック手段) 92 コネクタ 98 アンカ部材 100 収納スペース 102 ガイドレール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−323770(JP,A) 特開 昭50−60922(JP,A) 特開 昭53−91233(JP,A) 特開 昭57−153613(JP,A) 実開 昭53−126124(JP,U) 実開 昭54−73617(JP,U) 実開 昭50−71917(JP,U) 特公 昭57−1456(JP,B2) 実公 昭56−29241(JP,Y1) 特表2001−504774(JP,A) 米国特許5749599(US,A) 米国特許5487588(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用シートのシートクッションに載置
    された状態で当該車両用シートに固定されるチャイルド
    シートに適用されるチャイルドシート支持装置であっ
    て、 車両用シートのシートクッション前方側に車両上下方向
    を長手方向として配置されると共に、下端部が車体フロ
    アに当接することで前記車体フロアに支持された長尺状
    の支持脚部と、後端部がチャイルドシートの下端部側に連結されると共
    に、 前端部に支持脚部の上端部が折り畳み可能に連結さ
    れたブラケットと、前記ブラケットの前端部に対する前記支持脚部の上端部
    の相対回転を阻止して前記支持脚部をロックするロック
    手段と、 を備えていることを特徴とするチャイルドシート支持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ロック手段は、前記支持脚部の下端
    部が前記車体フロアに当接する使用位置で前記支持脚部
    をロックする、 ことを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート支
    持装置。
  3. 【請求項3】 車両用シートのシートクッションに載置
    された状態で当該車両用シートに固定されるチャイルド
    シートに適用されるチャイルドシート支持装置であっ
    て、 車両用シートのシートクッション前方側で車両上下方向
    を長手方向として配置されて下端部が車体フロアに当接
    する使用位置から前記チャイルドシートの下側の折り畳
    み位置まで回転して折り畳み可能に設けられる共に、間
    接的に前記チャイルドシートに連結され、前記折り畳み
    位置で収納されると共に前記使用位置での前記車体フロ
    アへの当接状態で前記車体フロアに支持される長尺状の
    支持脚部と、 前記支持脚部の回転を阻止して前記支持脚部をロックす
    るロック手段と、 備える ことを特徴とするチャイルドシート支持装置。
  4. 【請求項4】 前記使用位置に対応して設けられた第1
    被係合部に前記ロック手段が係合することで前記支持脚
    部を前記使用位置でロックする、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のチャイ
    ルドシート支持装置。
  5. 【請求項5】 前記第1被係合部に前記ロック手段が入
    り込むことで前記支持脚部を前記使用位置でロックす
    る、ことを特徴とする請求項4に記載のチャイルドシー
    ト支持装置。
  6. 【請求項6】 前記ロック手段は、前記チャイルドシー
    トの下側の折り畳み位置まで前記支持脚部が折り畳まれ
    た状態で前記支持脚部をロックする、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に
    記載のチャイルドシート支持装置。
  7. 【請求項7】 前記折り畳み位置に対応して設けられた
    第2被係合部に前記ロック手段が係合することで前記支
    持脚部を前記折り畳み位置でロックする、 ことを特徴とする請求項6に記載のチャイルドシート支
    持装置。
  8. 【請求項8】 前記第2被係合部に前記ロック手段が入
    り込むことで前記支持脚部を前記折り畳み位置でロック
    する、 ことを特徴とする請求項7に記載のチャイルドシート支
    持装置。
  9. 【請求項9】 前記ロック手段による前記支持脚部のロ
    ック状態を解除可能な解除手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に
    記載のチャイルドシート支持装置。
  10. 【請求項10】 前記ロック手段が前記支持脚部をロッ
    クする方向へ前記ロック手段を付勢する付勢手段を備え
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に
    記載のチャイルドシート支持装置。
  11. 【請求項11】 前記ロック手段が前記支持脚部をロッ
    クする方向へ前記ロック手段を付勢する付勢手段と、 前記付勢手段により付勢されると共に、前記支持脚部の
    ロック状態で前記付勢手段の付勢方向とは反対方向へス
    ライドさせることにより前記ロック状態を解除可能な解
    除手段と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れ
    か1項に記載のチャイルドシート支持装置。
  12. 【請求項12】 前記チャイルドシートの下側に設けら
    れ、前記チャイルド シートの下側の折り畳み位置まで折
    り畳まれた前記支持脚部を収納する収納スペースを備え
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか1項
    に記載のチャイルドシート支持装置。
  13. 【請求項13】 車両用シートのシートクッションに載
    置された状態で当該車両用シートに固定されるチャイル
    ドシートに適用されるチャイルドシート支持装置であっ
    て、 車両用シートのシートクッション前方側に車両上下方向
    を長手方向として配置されると共に、下端部が車体フロ
    アに当接することで前記車体フロアに支持された長尺状
    の支持脚部と、 後端部がチャイルドシートの下端部側に連結されると共
    に、前端部に支持脚部の上端部が折り畳み可能に連結さ
    れたブラケットと、 前記チャイルドシートの下側に設けられ、前記チャイル
    ドシートの下側の折り畳み位置まで折り畳まれた前記支
    持脚部を収納する収納スペースと、 を備えることを特徴とするチャイルドシート支持装置。
  14. 【請求項14】 車両用シートのシートクッションに載
    置された状態で当該車両用シートに固定されるチャイル
    ドシートに適用されるチャイルドシート支持装置であっ
    て、 前記チャイルドシートの下側に位置する折り畳み位置と
    車両用シートのシートクッション前方側で車両上下方向
    を長手方向として配置されて下端部が車体フロアに当接
    する使用位置との間で回転可能で且つ間接的に前記チャ
    イルドシートに連結され、前記折り畳み位置で収納され
    ると共に前記使用位置での前記車体フロアへの当接状態
    で前記車体フロアに支持される長尺状の支持脚部と、 前記チャイルドシートの下側に設けられ、前記折り畳み
    位置まで折り畳まれた前記支持脚部を収納する収納スペ
    ースと、 を備えることを特徴とするチャイルドシート支持装置。
  15. 【請求項15】 チャイルドシートのベースの前方側に
    取り付けられたブラケットと、 前記ブラケットに回転可能に取り付けられ、下端部が車
    両床部に当接して支持 される支持脚部と、 前記支持脚部の前記ブラケットに対する回転を固定する
    ロック手段と、 を有し、 前記ロック手段のロックにより前記チャイルドシートの
    慣性力を前記支持脚部を介して前記車両床部に支持させ
    るロック状態と、 前記ロック手段の解除により前記支持脚部を前記ブラケ
    ットに対して回転して前記ブラケットへ折り畳んで重ね
    られ、前記チャイルドシートの下部に配置される収納状
    態と、 を取り得ることを特徴とするチャイルドシート支持装
    置。
  16. 【請求項16】 前記ロック手段は、 前記支持脚部と前記ブラケットとの軸支部に設けられ
    る、 ことを特徴とする請求項15に記載のチャイルドシート
    支持装置。
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