JP3429173B2 - ホース締め金 - Google Patents
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Description
ジングの底部に固定され、また下部ハウジング内で旋回
的に支持されてウォーム駆動体と張りストラップの他端
部範囲とを係合または係合解除するための上部ハウジン
グと固定されており、ウォーム駆動体が上部ハウジング
内で支持されているために回転を許容するが、実質的な
軸の動きは許容せず、上部ハウジングが一体に形成され
た取付けタブを有し、前記取付けタブの各々が下部ハウ
ジングの内側からU字形下部ハウジングの脚部を形成す
る側壁に設けられた溝と係合する、または係合が可能で
ある、U字形の下部ハウジングを備えたホース締め金に
関するものである。
ーロッパ特許第 167 116号で説明されているが、ホース
締め金クランプが設置された際に、ウォーム駆動体を備
えた上部ハウジングが旋回して開く。次に、張りストラ
ップの端部が単純な方法において下部ハウジング内に所
望の長さだけ挿入される。次いで上部ハウジングが下部
ハウジング内で完全に回転され、端位置でロックされ
る。回転およびロックは、上部ハウジングと一体に設計
された取付けタブにより得られる。ロックは、端部と取
付けタブがU字形の下部ハウジングの脚部に旋回的に支
持されるか、またはU字形の下部ハウジングの脚部の関
連する溝に係合されるかして行われる。
締め金が設置されて締められた後に除去されなければな
らないとすると、まずウォーム駆動体を回して張りスト
ラップが開放され、その後、上部ハウジングが下部ハウ
ジングに対応して回転することにより、ウォーム駆動体
のはすば歯車が関連する張りストラップの対応する噛み
合い溝を開放し、これにより、張りストラップが下部ハ
ウジングから引き抜かれ、ホース締め金が除去される。
従来のホース締め金は上述した設計のものであるが、さ
らに従来のホース締め金の張力を改善することが望まし
い。
み、単純な設置および除去で旋回して開き、大きな張力
を生じることが可能なように設計された上述したタイプ
のホース締め金を提供することである。
見た上部ハウジングがウォーム駆動体を部分的に包囲
し、形成された部分的包囲の輪郭の前端から取付けタブ
が出ることにより達成される。前端は上部ハウジングの
横端を形成し、少なくともウォーム駆動体のたて方向に
ほぼ近似して延びる。この設計により、単体構造のため
単純に製造できる上部ハウジングが得られる。さらに、
ハウジングは、上部ハウジングの部分的包囲の輪郭が引
張ウォームとオーバーラップするために非常に堅固であ
り、このオーバーラップは選択された部分的包囲角度に
依存する。そして、部分的包囲の輪郭から取付けタブが
単体として突出する。前端はウォーム駆動体と平行して
延びているため、取付けタブがこれらの前端から横方向
に、好ましくは垂直にウォーム駆動体の長さで延び、下
部ハウジングの対応する溝と噛み合うことができる。ウ
ォーム駆動体に沿って見た場合、取付けタブは、締め金
を張るために張りストラップに力がかけられた際、取付
けタブの横面が前述した下部ハウジングの開口部の対応
する横面と接触する方法で方向付けされる。横面は上部
ハウジングのシート金属と同じ厚みを持つ。その結果、
上部ハウジングは引張力がかけられるウォーム駆動体と
共に、シート金属の平面の方向においては支持されず
(ヨーロッパ特許第 176 116号に開示された従来の締め
金の場合)、平面に対してむしろ垂直に支持され、この
方法によれば、構造に弾性またはせいぜいわずかなプラ
スチック変形が課せられる間、非常に大きな力を維持す
ることができる。本発明の設計の最大の利点として、張
りストラップの一端部分が底部に固定され、上部ハウジ
ングがウォーム駆動体を部分的に包囲するため、取付け
タブは下部ハウジングの底部に比較的近接して配置され
ている。張りストラップの他端部分がウォームギアと噛
み合い、上部ハウジングを通り取付けタブに力を送り、
次に取付けタブが底部ハウジングへと力を送る。距離が
短い結果として、またそれにより取付けタブとハウジン
グ底部間のレバーアームが小型である結果として、トル
クは比較的小さい。この特徴により、本発明のホース締
め金が大きな引張力の吸収の可能性を絶大に改善する。
設計はスイングアウトハウジングであるが、ホース締め
金の構造は単純であり、力との低接触点を備え、経済的
である。
ト金属を押抜き、曲げ、および/または型打ちして製造
することが好ましい。本発明のさらなる改善において、
部分的包囲の輪郭が、少なくともウォーム駆動体の断面
の周囲輪郭とほぼ一致するように形成される。ウォーム
駆動体、特にその円周を合わせることにより、ねじれと
曲げ力を効率的に拒絶するコンパクトな設計になり、そ
れにより、ホース締め金が大きな力を吸収する可能性が
拡大される。
ぼ同じ高さに配置することもできる。上述したように、
張りストラップの2つの端部からホース締め金ハウジン
グに発せられたトルクは取付けタブの比較的低い位置に
よって減じられる。前述の設計によれば、取付けタブは
回転軸の高さと「ほぼ」同じ高さに配置することができ
るため、その正確な位置に柔軟性を与える。取付けタブ
の位置は、ウォーム駆動体の直径の約半分の距離で回転
軸のやや上またはやや下にすることができる。取付けタ
ブとハウジング底部との間の空間の分離が減少すると、
上述したトルクが小さくなる。取付けタブのウォーム駆
動体に関する高さは、取付けタブがやや低く配置されて
いる場合、ウォーム駆動体に関する上部ハウジングのよ
り大きな包囲角度が可能な包囲角度を画定する。
挟んで互いに対向する2つの取付けタブの各々が、角溝
として形成された関連する溝と係合する。角溝を介して
上部ハウジングは最初に、下部ハウジングに関連するウ
ォーム駆動体の軸に平行して配置することができる。取
付けタブはそこで、角溝の第1溝部内に配置され、第1
溝部は底部ハウジングの底部にほぼ平行して方向付けさ
れる。ホース締め金を開くには、取付けタブを角溝の第
2溝部へと移動し、上部ハウジングが下部ハウジングに
関連して傾斜できるようにする。第2溝部は、第1溝部
に対して横方向に、好ましくは垂直に、U字形下部ハウ
ジングの脚部の自由端の方向に延びる。
2つの追加の取付けタブは、縦開口を備えた溝の対応す
る1つと係合する。溝のオープン設計により、ホース締
め金が開いた際に溝から関連する取付けタブが取り除か
れ、また、ホース締め金が閉じた際に溝に再挿入され
る。縦開口を備えたこれらの溝は、U字形下部ハウジン
グの脚部の前面に隣接して配置されることが好ましい。
好都合に、ハウジング底部に固定することができる張り
ストラップの端部範囲はさらに、ウォーム駆動体にオー
バーライドするための開口を備えることもできる。ウォ
ーム駆動体にオーバーライドするためのこの開口を備
え、ウォーム駆動体のねじれは上に配置された別のスト
ラップ端部上の対応するスロットとかなりの深さで噛み
合うことができる。この設計も本発明のホース締め金に
大きな力を吸収させることができる。さらに、ウォーム
駆動体にオーバーライドするための開口により、ウォー
ム駆動体の位置をやや低位置、すなわち下部ハウジング
の底部に非常に近接した位置にすることができる。
しながら説明する。図1を参照すると、下部ハウジング
3、上部ハウジング5、ウォーム駆動体7、張りストラ
ップ9を備えたホース締め金1を示している。下部ハウ
ジング3はハウジング底部11を備え、ハウジング底部
11とそこから直角に延びる側壁13とがU字形下部ハ
ウジング3を形成する(詳細は図4を参照)。下部ハウ
ジング3はこのように一体に形成されている。ハウジン
グ底部11は、張りストラップ9を受容する開口を形成
する横スロット14によって貫通されている。図4に示
すように、横スロット14はハウジング底部11のU字
形内の全体幅にかけて延びている。スロット幅c(図
1)は、直角曲がり15を備えた張りストラップ9の一
部を受容するように選択される。張りストラップ9の頂
側16は、ハウジング底部11の底側17と隣接し、底
側18はハウジング底部11の内面19によって下部ハ
ウジング3の内部に支持されている。それにより、張り
ストラップ9の第1端範囲20が下部ハウジング3と接
している。横スロット14と対向するハウジング底部1
1の端部にはロック舌部21が形成されており(図
3)、ロック舌部21の自由端はウォーム駆動体にオー
バーライドするための開口24の横縁とオーバーラップ
する。ウォーム駆動体にオーバーライドするための開口
24は、下部ハウジング3内に配置された張りストラッ
プ9の一部内に形成されている。ロック舌部21はハウ
ジング底部11の平面に配置されていることが好まし
い。上述したオーバーラップは、張りストラップ9を横
縁23(図1では参照符号25で示す)付近に下方向に
曲げることで得られる。張りストラップ9をその一端か
ら追っていくと、張りストラップ9はまず下部ハウジン
グ3の内部を通って延び、次に横形溝14を通って直角
曲がり15へと続き、さらに矢印27(図1)の方向に
向かい、物体(図示せず)の周囲へと延びる。最後に他
端範囲28はホース締め金1の範囲内の1端範囲20と
重なる。端部範囲28はウォーム駆動体7のウォームギ
アのための噛み合い溝29を備えている。
側壁13の役割を以下においてさらに詳細に説明する。
2つの側壁13は張りストラップ9の頂側16に対して
垂直な想像上の縦中心平面31に関連して転位して形成
されている。このため、2つの側壁13のうちの1つに
ついてのみ説明する。図1に示すように、側壁13は前
縁32を備え、前縁32はその張りストラップ9の接す
る端範囲20が始まる下部ハウジング3の端部に配置さ
れている。前縁32と対向する前方縁33は下部ハウジ
ング3の他端に取付けられている。側壁13の上縁34
はハウジング底部11の底側17と平行して延びてい
る。3つの溝35、36、37は側壁13を通って延
び、溝35は角溝38として形成され、溝36は縦形溝
39を形成し、溝37は横開口を備えた溝40として形
成されている。溝37の横開口は溝37と合わさって、
側壁13の前縁32から始まる溝41によって作られ
る。溝37は本質的に縦形溝42の形に設計されている
ため、2つの溝36、37の間に張力を表示するための
インジケータリブ43が作られる。インジケータリブ4
3はハウジング底部11の平面にほぼ垂直に延びてお
り、またインジケータリブ43の上端部が前方縁33に
向かってわずかに傾斜していることが好ましい。
延びる第1溝部分44と、第1溝部分44に対して横方
向に延びる第2溝部分45とを設けている。第1溝部分
44は、角溝38のコーナー範囲から見た場合、前縁3
3の方向に向いており、これに対して第2溝部分45は
側壁13の上縁34の方向に向いている。上部ハウジン
グ5は、ウォーム駆動体の横断面図で見た場合、アーチ
型に形成されており、すなわち、上部ハウジング3がウ
ォーム駆動体7を部分的に包囲している。これは図4に
明瞭に示されている。ウォーム駆動体7が部分的に包囲
されているため、上部ハウジング5によって部分的包囲
の輪郭46が形成される。部分的包囲の輪郭46は、ウ
ォーム駆動体7に沿った長さで見た場合、上部ハウジン
グ5の横端48を形成する前端47を設けている。上部
ハウジング5はさらに、第1前面49と第2前面50と
を備えている。前面49、50は、側方向に向かって開
口し、ウォーム駆動体7のベアリング部分52の回転を
支持するベアリング開口51を備えている。上部ハウジ
ング5の底側53とウォーム駆動体7のウォームギア3
0との間に、小さな隙間ゾーン54(図4参照)が設け
られている。別の実施例(図示せず)によれば、ウォー
ムギア30も上部ハウジング5の底側53に近接するこ
とが可能である。
隣の上部ハウジング5の横端48から延びており、取付
けタブ55は想像上の縦中心平面31に対して互いに対
向して配置されている。2つの取付けタブ56も同様の
方法で配置されている。取付けタブ55は前壁50と関
連し、取付けタブ56は前壁49と関連している。取付
けタブ55、56は円筒形のウォーム駆動体7に対して
放射線状に延び、取付けタブの平面がハウジング底部1
1とほぼ平行に方向付けられている。2つの取付けタブ
56は角溝38を貫通し、2つの取付けタブ55は溝4
1に挿入されることができ、それにより上部ハウジング
5が適切な場所にある際に溝37にも挿入されることが
できる。これについては後に詳細に述べる。図4に示す
ように、取付けタブ55、56は角度付けされた端部5
7を備えており、この端部57はハウジング底部11方
向に向き、側壁13の外側58へと(その間に隙間を形
成しながら)延びる。
1つに隣接して動作ヘッド59が設けられている。従っ
て、動作ヘッド59上部ハウジング5の前壁50と隣接
し、スクリュードライバーブレードのための溝および/
またはソケットレンチ等を受容するための多角形形態の
工具を挿入するための手段を備えている。
下にさらに詳細に説明する。再び図1を参照すると、各
側壁13は、突出64として形成され、内側から外側へ
向かい押圧された、すなわち側壁13の外側部分67が
盛り上がったエンボシング部63を備えている。突出6
4は本質的に前方縁33と上縁34との間の想像上の線
に沿って延びている。突出64はまた、上縁34もしく
は前方縁33に平行にまたはほぼ平行に延びることも可
能である。
縁65にエンボシング補強縁66が設けられている。エ
ンボシング補強縁66は溝41の上部終端68にも形成
されている。エンボシング補強縁66の断面は、図4に
示された左側の側壁上に明瞭に見ることができる。エン
ボシング補強縁66は材料を外側部分67からすえ込み
してシート金属の厚みを薄くすることで形成される。簡
略化のために、補強構造の異なる2つの実施例が図4に
示されていることを指摘すべきであろう。前にも述べた
ように、エンボシング補強縁66が左側の側壁に形成さ
れている。第1実施例において、両側壁13はエンボシ
ング補強縁66を備えている。第2実施例においては、
図4の右側側壁13に示すように、側壁13の各々が傾
斜69を設けている。同じ推論が、図3にもあてはま
る。
曲げて形成される。余剰材料70は、角溝38の範囲と
溝41の範囲の両方において、角溝38の型打ちの最中
にフリー押抜きをすることで得られる。フリー押抜きさ
れたタブは次に、外側に向かって好ましくは90°に曲
げられ、それにより余剰材料70が作られる。溝41の
余剰材料70は、溝41の上縁を外側に向かってやはり
好ましくは90°に曲げることで作られる。
おいて、上部ホース締め金ハウジング5上の取付けタブ
56は角溝38のエンボシング補強縁66によって支持
されており、上部ハウジング5の取付けタブ55は溝4
1の追加のエンボシング補強縁66によって支持されて
いる。エンボシング補強縁66が材料の機械的強度を拡
大するため、側壁13が変形することなく、取付けタブ
55、56によって大きな力が送られることが可能であ
る。傾斜69を介して材料が補強されれば各構造物間の
接触範囲が増えるために、取付けタブ55、56と、余
剰材料70との間の表面圧力が減少する。側壁13に突
出64があるために、ホース締め金1の下部ハウジング
3のシート金属の厚みを薄くすることができ、そのため
材料の倹約とコストダウンが可能である。エンボシング
補強縁66または傾斜69を採用した実施例にもこれと
同じ推論があてはまる。
締め金1は最初は開いた状態にあり、すなわち上部ハウ
ジング5は下部ハウジング3に関連して図1に示す位置
に旋回し、ウォーム駆動体7は張りストラップ9と係合
してないと考えられる。張りストラップ9は物体(図示
せず)の周囲に配置され、次に図1に示した方法で、端
部範囲28が下部ハウジング3内に挿入される。上部ハ
ウジング5は図1に示した位置から、下方向に回転して
下部ハウジング3と係合する。この回転の間、タブ56
は2つの角溝38の第2溝部分から滑り出し、第1溝部
分44内に入る。
に移動し、前縁32を通過して溝41へと入る。次に上
部ハウジング5は、2つの横縁60が張力インジケータ
リブ43と接するまで下部ハウジング3の前方縁33に
向かって移動する。張りストラップ9の操作の最中、ホ
ース締め金1がまだしっかりと固定されていないため、
上部ハウジングは下部ハウジングに関連してわずかに動
くことができる。上述した設置段階が完了すると、ホー
ス締め金1の各構造は図2に示した配置につく。この配
置において、ウォーム駆動体30にオーバーライドする
ための開口24がウォーム駆動体のかなり低い位置、す
なわち、ウォーム駆動体7の縦中心軸61とハウジング
底部11との間の小さな分離を許容できるため、ウォー
ムギア30がかなりの深さで噛み合い溝29と係合す
る。
体7が工具で右方向に回転され、それにより張りストラ
ップ9が張り物体をぴったりと包囲する。張力は下部ハ
ウジング3のハウジング底部11へと送られ、そこで、
上述したように張りストラップの端範囲20が取付けら
れる。張りストラップ9の他端範囲28はかみ合わせ溝
29を介してウォーム駆動体7と協同する。すなわち、
その各々の点において、張力がウォーム駆動体7へと送
られ、それにより取付けタブ55へと送られる。取付け
タブ55の横縁60は張力インジケータリブ43上に支
持されている。ホース締め金1が締められると張力イン
ジケータリブ43が塑性的に変形を起こすため、この変
形が張力を測定するものとなる。すなわち、張力インジ
ケータリブ43がホース締め金1によって付加された張
力を表示する。変形が非常に大きければ、張力インジケ
ータリブ43が溝36の対向する横縁62と接触するこ
とになる。
けタブ55と取付けタブ56とがハウジング底部11に
やや近接して配置されている。これは取付けタブ55、
56がほぼウォーム駆動体7の縦中心軸61の高さに配
置されているという事実から起こる。ウォーム駆動体7
の周囲を包囲する上部ハウジング5によって形成された
包囲角度により、取付けタブ55、56の位置がやや低
いか、もしくは高いことは明白である。取付けタブ5
5、56の位置が下げられると、力接点とハウジング底
部11との間の空間分離が減少し、それによりホース締
め金1が締められた際に付加されたトルクが減少する。
その結果、本発明のホース締め金1は非常に大きな張力
を生じることが可能である。
め金1が十分に締められた際に、取付けタブ55が下部
ハウジングの対応する部分と接触できるのみでなく、さ
らに下部ハウジング3が各々の対応する横縁上で取付け
タブ56を支持し、これにより取付けがさらに強力にな
る。しかしながらこの状況において、張力インジケータ
リブ43は不正確な数字を表示する。
は、ウォーム駆動体7を開放方向に回すだけでよい。張
りストラップ9が十分に緩和され次第、取付けタブ55
が溝41から引き抜かれてユニットを開くことができる
ようになるため、再び図1に示した配置をとる。この位
置においては、既にウォーム駆動体7が非係合状態にあ
るため、下部ハウジング3から張りストラップ9の端部
範囲28を容易に引き抜くことができる。
大きな張力を生じることが可能なように設計されたタイ
プのホース締め金が得られる。
締め金の側面図である。
た状態のホース締め金の側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 張りストラップ(9)の端部(20)が
下部ハウジングの底部(11)に固定されるU字形下部
ハウジング(3)と、張りストラップ(9)の他端部
(28)の範囲でウォーム駆動体(7)との係合または
係合解除するため、下部ハウジング(3)の内側で旋回
的に支持される上部ハウジング(5)とを備え、ウォー
ム駆動体(7)が上部ハウジング(5)内で支持されて
いるために回転を許容するが、実質的な軸の動きは許容
せず、上部ハウジング(5)が一体に形成された取付け
タブ(55、56)を有し、前記取付けタブ(55、5
6)の各々が下部ハウジング(3)の内側からU字形下
部ハウジング(3)の脚部を形成する各側壁(13)の
内部に設けられた溝(37)と係合または係合が可能で
あるホース締め金(1)であって、 ウォーム駆動体(7)の横断面で見た時、上部ハウジン
グ(5)が部分的にウォーム駆動体(7)を包囲輪郭
(46)で包囲し、取付けタブ(55、56)が、形成
された包囲輪郭(46)の前縁(47)から延び、前縁
(47)が上部ハウジング(5)の横縁(48)を形成
し、少なくともウォーム駆動体(7)の縦方向とほぼ平
行して延び、前記下部ハウジング(3)は、回転軸(縦中心線61)
に関連して互いに対向する2つの前記取付けタブ(5
6)の各々が、角溝(38)として形成された溝(3
5)と係合し、該角溝(38)の各々が、前記下部ハウ
ジング(3)の底部(11)とほぼ平行に延びる第1溝
部分(44)と、第1溝部分(44)に対して横方向に
延びる第2溝部分(45)とを有し、 前記 下部ハウジングの底部(11)に取付け可能な張り
ストラップ(9)の端部(20)が、ウォーム駆動体
(7)にオーバーライドするための開口(24)を備え
ていることを特徴とするホース締め金。 - 【請求項2】 包囲輪郭(46)が、少なくともウォー
ム駆動体(7)の断面の周囲輪郭とほぼ一致するように
成形されていることを特徴とする請求項1に記載のホー
ス締め金。 - 【請求項3】 取付けタブ(55、56)がウォーム駆
動体(7)の回転軸(縦中心線61)とほぼ同じ高さに
配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
のホース締め金。 - 【請求項4】 回転軸(縦中心線61)に関連して互い
に対向する2つの取付けタブ(55)の各々が、開口を
備えた溝(40)として形成された溝(37)と係合す
ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記
載のホース締め金。 - 【請求項5】 横開口を備えた溝(37)が、U字形下
部ハウジング(3)の前縁(32)に形成されているこ
とを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の
ホース締め金。 - 【請求項6】 下部ハウジング(3)の側壁(13)が
補強突出(64)を備えていることを特徴とする請求項
1から5のいずれか1項に記載のホース締め金。 - 【請求項7】 取付けタブ(55、56)がエンボシン
グ縁(66)、または角溝(38)と溝(41)との各
々の縁(69)によって支持されていることを特徴とす
る請求項1から6のいずれか1項に記載のホース締め
金。
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