JP3427052B2 - 着床検出装置及びこれを備えたコンテナクレーン - Google Patents

着床検出装置及びこれを備えたコンテナクレーン

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JP3427052B2
JP3427052B2 JP2000328227A JP2000328227A JP3427052B2 JP 3427052 B2 JP3427052 B2 JP 3427052B2 JP 2000328227 A JP2000328227 A JP 2000328227A JP 2000328227 A JP2000328227 A JP 2000328227A JP 3427052 B2 JP3427052 B2 JP 3427052B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナクレーン
などのスプレッダに適用される着床検出装置、及びこれ
を備えたコンテナクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、コンテナクレーン1によるコン
テナnの荷役状況を示している。ガーダー2に敷設され
たレール3上にはトロリー4が設置され、このトロリー
4からシーブ8を介して吊り下げられた複数の吊りワイ
ヤー5の先端には、スプレッダ6が取付けられている。
コンテナnは、このスプレッダ6を介して吊り下げられ
るが、その際のコンテナnは、スプレッダ側およびコン
テナ側の各四隅に設けられたロックピン装置10を介し
てスプレッダ6に把持されるようになっている。
【0003】図9(側面図),図10(図9のA−A矢
視図),図11(図9のB−B矢視図)に示すように、
ロックピン装置10は、スプレッダ11の隅部に上下方
向の移動が拘束され、回転が自由となるように垂設され
たロックピン11と、このロックピン11と対向してコ
ンテナnの隅部に設置され、ロックピン11の先端部1
1aが挿入されるロック部12と、ロックピン11を回
転させる回転機構15などより構成されている。
【0004】ロック部12には、細長のピン孔12aが
開口されており、スプレッダ6を降下させてロックピン
先端部11aをこのピン孔12a内に挿入した後、油圧
シリンダ16を駆動して回転機構15を作動し、アーム
14を介してロックピン11を回転させることにより、
ロックピン11を介してコンテナnをスプレッダ6にロ
ックし、あるいはこのロックを解除するようになってい
る。また、スプレッダ6の隅部には、ロックピン11の
ロック状態を確認するための検出装置が設置されてい
る。
【0005】図12(側面図),図13(図9のC−C
矢視)に示すように、従来の着床検出装置20は、ロッ
クピン11に近接設置され、スプレッダ6の底部6aに
開口された通孔6b内を上下動する検出ロッド18と、
この検出ロッド18の動きを検出するリミットスイッチ
17より構成されている。検出ロッド18は、頭部18
aが支持板19で支持され、先端部18bが通孔6b内
に貫入し、この先端部18bと支持板19との間にバネ
18cが装着された構成で、先端部18bが通常時(無
負荷状態時)は、スプレッダ底面より突出しており、ス
プレッダ6を降下してコンテナ上面に近づけ、接触させ
ると検出ロッド18が押し上げられ、この動きをリミッ
トスイッチ17で検出して着床を確認した後、ロックピ
ン11をロックするようになっている。
【0006】ところが、上記従来の着床検出装置20で
は、コンテナnの上面が全面的または局部的に変形して
いる場合、あるいはその他の原因で、四隅のロックピン
装置10の何れかにおいて、ロックピン11が、ピン孔
12a内に完全に、あるいは全く挿入されていない状態
で検出ロッド18が押し上げられると、リミットスイッ
チ17がこれを着床完了と誤検出して、ロックピン11
がロック動作を実行してしまい、コンテナnの落下事故
につながるという恐れがあった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、コンテナの吊り下げを行う際に、コンテナに対する
スプレッダの着床状態及び固定状態を確実に検出し、コ
ンテナの落下を防止することができる着床検出装置及び
これを備えたコンテナクレーンの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を採用した。すなわち、請求項
1記載の着床検出装置は、コンテナを吊り下げるコンテ
ナクレーンのスプレッダに備えられ、前記コンテナに対
する前記スプレッダの着床状態及び固定状態を検出する
着床検出装置であって、前記スプレッダの底部に配置さ
れ、前記コンテナの上面に当接した際に上下動する検出
ロッドと、該検出ロッドに当接することで該検出ロッド
の高さ位置を検出するロッド位置検出器とを備え、前記
ロッド位置検出器が、前記検出ロッドが所定の設定高さ
以上に上昇した場合に該検出ロッドに当接して感応する
第1のスプレッダ着床検出スイッチと、該第1のスプレ
ッダ着床検出スイッチの前記設定高さよりも低い設定高
さで前記検出ロッドに当接して感応する第1のコンテナ
ホールド検出スイッチとであり、前記第1のスプレッダ
着床検出スイッチが、前記コンテナに対して前記スプレ
ッダが固定可能な高さ位置以下に達した場合にON状
態、前記コンテナを吊り下げて前記スプレッダ下面より
前記コンテナ上面が所定隙間分だけ下降した場合にOF
F状態となる前記設定高さを有し、前記第1のコンテナ
ホールド検出スイッチが、前記コンテナを吊り下げて前
記スプレッダ下面より前記コンテナ上面が所定隙間分以
上に下降した場合にOFF状態となる前記設定高さを
し、前記コンテナの吊り下げ時に、前記第1のコンテナ
ホールド検出スイッチ及び前記第1のスプレッダ着床検
出スイッチの双方がON状態またはOFF状態である場
合に、前記コンテナの保持状態に異常があると検出する
ことを特徴とする。
【0009】上記請求項1記載の着床検出装置によれ
ば、コンテナの吊り上げを行う際に、スプレッダを吊り
上げ対象のコンテナ上面に向かって下降させると、検出
ロッドの下端部分がコンテナ上面に接することで上方に
押し上げられていき、ついにはスプレッダが完全に着床
する。この時、上昇する検出ロッドは、第1のスプレッ
ダ着床検出スイッチ及び第1のコンテナホールド検出ス
イッチの両方に当接してこれらをOFF状態からON状
態に切り替えるので、コンテナ上面に対するスプレッダ
の完全な着床が確認される。このようにして、着床時の
第1のコンテナホールド検出スイッチ及び第1のスプレ
ッダ着床検出スイッチは、共にON状態となる。そし
て、これら両スイッチのON状態の確認に続いて、コン
テナ及びスプレッダ間の固定が実行される。続いて、ス
プレッダを上昇させ始めると、該スプレッダ下面とコン
テナ上面との間に若干の隙間が発生する(すなわち、ス
プレッダに対してコンテナの位置が若干下がる)。これ
により、コンテナに追従して検出ロッドが若干下降する
が、第1のコンテナホールド検出スイッチは当接してO
N状態を維持し続けている。一方、第1のスプレッダ着
床検出スイッチは、検出ロッドが下がるためにこれより
離れて再びOFF状態となる。このようにして、正常に
コンテナを固定して吊り上げている状態では、第1のコ
ンテナホールド検出スイッチがON、かつ第1のスプレ
ッダ着床検出スイッチがOFF状態となる。一方、コン
テナに対するスプレッダの固定が正常になされなかった
場合には、コンテナ吊り上げ時に、スプレッダに対して
必要以上にコンテナが下降するので、検出ロッドが第1
のスプレッダ着床検出スイッチより離れてこれをOFF
状態に切り替える。また、同じくコンテナに対してスプ
レッダが正常に固定されず、スプレッダに対してコンテ
ナが傾いた状態に吊り下げられた場合には、コンテナが
部分的にスプレッダの下面に接した状態のままとなるの
で、検出ロッドが最上位置に上昇したままとなり、第1
のコンテナホールド検出スイッチ及び第1のスプレッダ
着床検出スイッチが共にON状態を維持したままとな
る。以上説明のように、第1のコンテナホールド検出ス
イッチがON状態でかつ第1のスプレッダ着床検出スイ
ッチがOFF状態の場合には、正常にコンテナが保持固
定されている、また、第1のコンテナホールド検出スイ
ッチ及び第1のスプレッダ着床検出スイッチの双方がO
N状態もしくはOFF状態である場合には、コンテナの
保持固定状態に異常があると検出される。
【0010】請求項2記載の着床検出装置は、コンテナ
を吊り下げるコンテナクレーンのスプレッダに備えら
れ、前記コンテナに対する前記スプレッダの着床状態及
び固定状態を検出する着床検出装置であって、前記スプ
レッダの底部に配置され、前記コンテナの上面に当接し
た際に上下動する検出ロッドと、該検出ロッドが所定の
設定高さ以上に上昇した場合に該検出ロッドに当接して
感応する第2のスプレッダ着床検出スイッチと、前記ス
プレッダの下面と前記コンテナの上面との間隔を検出す
る第2のコンテナホールド検出スイッチとを備えてな
り、前記第2のスプレッダ着床検出スイッチが、前記コ
ンテナに対して前記スプレッダが固定可能な高さ位置以
下に達した場合にON状態、前記コンテナを吊り下げて
前記スプレッダ下面より前記コンテナ上面が所定隙間分
だけ下降した場合にOFF状態となる前記設定高さを有
し、前記第2のコンテナホールド検出スイッチが、前記
コンテナを吊り下げて前記スプレッダ下面より前記コン
テナ上面が所定隙間分以上に下降した場合にOFF状態
となる前記設定高さを有し、前記コンテナの吊り下げ時
に、前記第2のコンテナホールド検出スイッチ及び前記
第2のスプレッダ着床検出スイッチの双方がON状態ま
たはOFF状態である場合に、前記コンテナの保持状態
に異常があると検出することを特徴とする。
【0011】上記請求項2記載の着床検出装置によれ
ば、コンテナの吊り上げを行う際に、スプレッダを吊り
上げ対象のコンテナ上面に向かって下降させると、検出
ロッドの下端部分がコンテナ上面に接することで上方に
押し上げられていき、ついにはスプレッダが完全に着床
する。この時、予め第2のスプレッダ着床検出スイッチ
に設定されている設定高さよりも検出ロッドが高くなっ
た時点で、該検出ロッドが第2のスプレッダ着床検出ス
イッチをOFF状態からON状態に切り替えるので、コ
ンテナ上面に対してスプレッダが完全に着床したことが
確認される。一方、第2のコンテナホールド検出スイッ
チにおいては、コンテナ上面とスプレッダ下面との間隔
が所定隙間寸法以内となるのでOFF状態からON状態
へと切り替わる。このようにして、着床時の第2のコン
テナホールド検出スイッチ及び第2のスプレッダ着床検
出スイッチは、共にON状態となる。そして、これら両
スイッチのON状態の確認に続いて、コンテナ及びスプ
レッダ間の固定が実行される。続いて、スプレッダを上
昇させ始めると、該スプレッダ下面とコンテナ上面との
間に若干の隙間が発生する(すなわち、スプレッダに対
してコンテナの位置が若干下がる)。これにより、コン
テナに追従して検出ロッドが若干下降するが、第2のコ
ンテナホールド検出スイッチは、スプレッダ下面とコン
テナ上面との間に前記所定隙間寸法が保たれているの
で、ON状態を維持し続けている。一方、第2のスプレ
ッダ着床検出スイッチは、検出ロッドが下がるためにこ
れより離れて再びOFF状態となる。このようにして、
正常にコンテナを固定して吊り上げている状態では、第
2のコンテナホールド検出スイッチがON、かつ第2の
スプレッダ着床検出スイッチがOFF状態となる。一
方、コンテナに対するスプレッダの固定が正常になされ
なかった場合には、コンテナ吊り上げ時に、スプレッダ
に対して必要以上にコンテナが下降するので、第2のコ
ンテナホールド検出スイッチが、スプレッダ下面とコン
テナ上面との間の間隔が前記所定隙間寸法以上に離れて
OFF状態に切り替わる。また、同じくコンテナに対し
てスプレッダが正常に固定されず、スプレッダに対して
コンテナが傾いた状態に吊り下げられた場合には、コン
テナが部分的にスプレッダの下面に接した状態のままと
なるので、検出ロッドが最上位置に上昇したままとなっ
第2のスプレッダ着床検出スイッチをON状態のまま
にするとともに、スプレッダ下面とコンテナ上面との間
の間隔が前記所定隙間寸法以内に近付いたままとなって
第2のコンテナホールド検出スイッチもON状態を維持
したままとなる。以上説明のように、第2のコンテナホ
ールド検出スイッチがON状態でかつ第2のスプレッダ
着床検出スイッチがOFF状態の場合には、正常にコン
テナが保持固定されている、また、第2のコンテナホー
ルド検出スイッチ及び第2のスプレッダ着床検出スイッ
チの双方がON状態もしくはOFF状態である場合に
は、コンテナの保持固定状態に異常があると検出され
る。
【0012】請求項3記載の着床検出装置は、請求項2
記載の着床検出装置において、前記第2のコンテナホー
ルド検出スイッチが、非接触型のセンサであり、前記ス
プレッダにおける前記第2のスプレッダ着床検出スイッ
チ及び前記第2のコンテナホールド検出スイッチの配置
が、前記スプレッダが前記コンテナの上面に着床したと
きに、前記第2のコンテナホールド検出スイッチが前記
コンテナ上面の周縁側、前記第2のスプレッダ着床検出
スイッチが前記第2のコンテナホールド検出スイッチよ
りも前記コンテナ上面の中央側とされていることを特徴
とする。
【0013】上記請求項3記載の着床検出装置によれ
ば、コンテナにスプレッダを着床させるときに、コンテ
ナ上面の周縁近くになるようにスプレッダに対して接触
型のスイッチを配置すると、上下動する検出ロッドを破
損しやすいので、極力、コンテナ上面の中央よりとなる
ように配置することで、検出ロッドの損傷を防止するこ
とができる。
【0014】請求項4記載の着床検出装置は、コンテナ
を吊り下げるコンテナクレーンのスプレッダに備えら
れ、前記コンテナに対する前記スプレッダの着床状態及
び固定状態を検出する着床検出装置であって、前記スプ
レッダの底部に配置され、前記コンテナの上面に当接し
た際に上下動する検出ロッドと、該検出ロッドに当接す
ることで該検出ロッドの高さ位置を検出するロッド位置
検出器と、前記スプレッダの下面と前記コンテナの上面
との間隔を検出する第3のコンテナホールド検出スイッ
チとを備え、前記ロッド位置検出器が、前記検出ロッド
が所定の設定高さ以上に上昇した場合に該検出ロッドに
当接して感応する第3のスプレッダ着床検出スイッチ
と、該第3のスプレッダ着床検出スイッチの前記設定高
さよりも低い設定高さで前記検出ロッドに当接して感応
する第4のコンテナホールド検出スイッチとであり、前
記第3のスプレッダ着床検出スイッチが、前記コンテナ
に対して前記スプレッダが固定可能な高さ位置以下に達
した場合にON状態、前記コンテナを吊り下げて前記ス
プレッダ下面より前記コンテナ上面が所定隙間分だけ下
降した場合にOFF状態となる前記設定高さを有し、前
記第3及び第4のコンテナホールド検出スイッチは、前
記コンテナを吊り下げて前記スプレッダ下面より前記コ
ンテナ上面が所定隙間分以上に下降した場合にそれぞれ
OFF状態となる前記設定高さを有し、前記コンテナの
吊り下げ時に、前記第3のコンテナホールド検出スイッ
チ及び前記第4のコンテナホールド検出スイッチ及び前
記第2のスプレッダ着床検出スイッチの全てがON状態
またはOFF状態である場合に、前記コンテナの保持状
態に異常があると検出することを特徴とする。
【0015】上記請求項4記載の着床検出装置によれ
ば、コンテナの吊り上げを行う際に、スプレッダを吊り
上げ対象のコンテナ上面に向かって下降させると、検出
ロッドの下端部分がコンテナ上面に接することで上方に
押し上げられていき、ついにはスプレッダが完全に着床
する。この時、上昇する検出ロッドは、第3のスプレッ
ダ着床検出スイッチ及び第4のコンテナホールド検出ス
イッチの両方に当接してこれらをOFF状態からON状
態に切り替える。同時に、第3のコンテナホールド検出
装置も、コンテナ上面とスプレッダ下面との間隔が所定
隙間寸法以内となるのでOFF状態からON状態へと切
り替わる。このようにして、着床時の第3及び第4のコ
ンテナホールド検出スイッチと第3のスプレッダ着床検
出スイッチは、全てON状態となる。そして、これら3
つのスイッチのON状態の確認に続いて、コンテナ及び
スプレッダ間の固定が実行される。続いて、スプレッダ
を上昇させ始めると、該スプレッダ下面とコンテナ上面
との間に若干の隙間が発生する(すなわち、スプレッダ
に対してコンテナの位置が若干下がる)。これにより、
コンテナに追従して検出ロッドが若干下降するが、第4
のコンテナホールド検出スイッチは当接してON状態を
維持し続け、第3のコンテナホールド検出スイッチもコ
ンテナ上面とスプレッダ下面との間隔が所定隙間寸法以
内のままであるのでON状態を維持し続ける。一方、第
3のスプレッダ着床検出スイッチは、検出ロッドが下が
るためにこれより離れて再びOFF状態となる。このよ
うにして、正常にコンテナを固定して吊り上げている状
態では、第3及び第4のコンテナホールド検出スイッチ
がON、かつ第3のスプレッダ着床検出スイッチがOF
F状態となる。一方、コンテナに対するスプレッダの固
定が正常になされなかった場合には、コンテナ吊り上げ
時に、スプレッダに対して必要以上にコンテナが下降す
るので、検出ロッドが第4のスプレッダ着床検出スイッ
チより離れてこれをOFF状態に切り替える。同時に、
第3のコンテナホールド検出スイッチが、スプレッダ下
面とコンテナ上面との間の間隔が前記所定隙間寸法以上
に離れてOFF状態に切り替わる。また、同じくコンテ
ナに対してスプレッダが正常に固定されず、スプレッダ
に対してコンテナが傾いた状態に吊り下げられた場合に
は、コンテナが部分的にスプレッダの下面に接した状態
のままとなるので、検出ロッドが最上位置に上昇したま
まとなって第3のスプレッダ着床検出スイッチ及び第4
のコンテナホールド検出スイッチをON状態のままにす
るとともに、スプレッダ下面とコンテナ上面との間の間
隔が前記所定隙間寸法以内に近付いたままとなって第3
のコンテナホールド検出スイッチもON状態を維持した
ままとなる。以上説明のように、第3及び第4のコンテ
ナホールド検出スイッチがON状態でかつ第3のスプレ
ッダ着床検出スイッチがOFF状態の場合には、正常に
コンテナが保持固定されている、また、第3及び第4の
コンテナホールド検出スイッチと第3のスプレッダ着床
検出スイッチとの全てがON状態もしくはOFF状態で
ある場合には、コンテナの保持固定状態に異常があると
検出される。
【0016】請求項5記載の着床検出装置は、請求項4
記載の着床検出装置において、前記第3のコンテナホー
ルド検出スイッチが、非接触型のセンサであり、前記ス
プレッダにおける前記ロッド位置検出器及び前記第3の
コンテナホールド検出スイッチの配置が、前記スプレッ
ダが前記コンテナの上面に着床したときに、前記第3の
コンテナホールド検出スイッチが前記コンテナ上面の周
縁側、前記ロッド位置検出器が前記第3のコンテナホー
ルド検出スイッチよりも前記コンテナ上面の中央側とさ
れていることを特徴とする
【0017】上記請求項5記載の着床検出装置によれ
ば、コンテナにスプレッダを着床させるときに、コンテ
ナ上面の周縁近くになるようにスプレッダに対して接触
型のスイッチを配置すると、上下動する検出ロッドを破
損しやすいので、極力、コンテナ上面の中央よりとなる
ように配置することで、検出ロッドの損傷を防止するこ
とができる。
【0018】請求項6記載のコンテナクレーンは、請求
項1〜5のいずれかに記載の着床検出装置を備えたこと
を特徴とする。
【0019】上記請求項6記載の着床検出装置によれ
ば、選択された請求項と同様の作用を確実に得ることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、コンテナを吊り下げる
コンテナクレーンのスプレッダに備えられ、コンテナに
対するスプレッダの着床状態及び固定状態を検出する着
床検出装置、及びこれを備えたクレーンであり、その各
実施の形態を図面を参照しながら以下に説明するが、本
発明がこれらに限定解釈されるものでないことは、もち
ろんである。なお、各実施の形態においては、従来の技
術において図8〜図11を用いて説明した前記コンテナ
クレーン1に対して、本発明の着床検出装置を適用した
場合を例として説明するものとする。
【0021】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態について、図1〜図3を参照しながら以下に説明
を行う。なお、図1は、本実施の形態の着床検出装置の
構成を示す側面図であり、図2はその平面図であり、図
3(a),(b),(c)はその動作を説明するための
部分側面図である。
【0022】図示するように、本実施の形態の着床検出
装置30は、ロックピン11に近接配置、かつスプレッ
ダ6の底部6aに開口された通孔6b内を上下動するよ
うに配置され、コンテナnの上面Tに当接した際に上下
動する検出ロッド18と、該検出ロッド18に当接する
ことで該検出ロッド18の高さ位置を検出するロッド位
置検出器17Aとを備えている。そして、このロッド位
置検出器17Aは、検出ロッド18が所定の設定高さ以
上に上昇した場合に該検出ロッド18に当接して感応す
る着床リミットスイッチ17b(第1のスプレッダ着床
検出スイッチ)と、該着床リミットスイッチスイッチ1
7bの前記設定高さよりも低い設定高さで検出ロッド1
8に当接して感応するホールドリミットスイッチ17a
(第1のコンテナホールド検出スイッチ)と、の一対の
リミットスイッチより構成されている。
【0023】検出ロッド18は、その頭部18aが支持
板19で支持され、先端部18bが通孔6a内に貫入さ
れ、下端部18bと支持板19との間にバネ18cが装
着された構成で、下端部18bは通常時(無負荷状態
時)はスプレッダ底面から突出している。また、一対の
リミットスイッチ17a,17bは、何れも検出ロッド
18の頭部18aと接するように設置されるが、この
際、両者の検出高さに所定の差が設定されている。
【0024】着床リミットスイッチ17bは、コンテナ
nに対してスプレッダ6が固定可能な高さ位置以下に達
した場合にON状態、コンテナnを吊り下げてスプレッ
ダ6の下面Uよりコンテナnの上面Tが所定隙間分だけ
下降した場合にOFF状態となる設定高さを有してい
る。ホールドリミットスイッチ17aは、コンテナnを
吊り下げてスプレッダ6の下面Uよりコンテナnの上面
Uが所定隙間分以上に下降した場合にOFF状態となる
設定高さを有している。
【0025】図3(a)〜(c)は、これらリミットス
イッチ17a,17bの設置状況と検出作用を示す。図
3(a)は初期状態(無負荷状態)を示したもので、同
図のように、左側のリミットスイッチ(ホールドリミッ
トスイッチ17a)は頭部18aと接して設定(OFF
状態)され、右側のリミットスイッチ(着床リミットス
イッチ17b)は頭部18aと隙間C1をあけて設定
(OFF状態)されている。
【0026】本実施の形態の作用・効果につき、図3
(a)〜(c)を参照して説明する。例えば、地上また
は船上に載置されたコンテナnを吊上げる場合、前記吊
りワイヤー5を巻下げて、スプレッダ6をコンテナnに
向かって降下させるが、この時、ホールドリミットスイ
ッチ17a,着床リミットスイッチ17bは共にOFF
状態である((a)図)。スプレッダ6がコンテナnに
近づき、検出ロッド下端部18bがコンテナn上面に接
すると検出ロッド18が押し上げられ、スプレッダ底部
6aが完全に着床する(すなわち、ロックピン11が完
全にロック部12内に挿入する)と、両リミットスイッ
チ17a,17bが共にON状態となり((b)図)、
この着床完了信号によって降下動作は停止され、同時
に、ロックピン装置10が作動してロックピン11が回
転し、コンテナnはスプレッダ6にロックされる。
【0027】次いで、ロック完了信号を受けて吊りワイ
ヤー5を巻上げて、コンテナnを吊上げる。すると、コ
ンテナ重量によってスプレッダ底部6aとコンテナnの
上面との間に許容隙間dが生じ、検出ロッド18は少し
下方へ移動する。この時、ホールドリミットスイッチ1
7aはON状態を保持しているが、着床リミットスイッ
チ17bは、検出ロッド頭部18a間に隙間c2が生じ
て、OFF状態となる((c)図)。上記した両リミッ
トスイッチ17a,17bのON,OFF状態は、正常
なロック状態の場合であり、上記と異なる表示、例えば
(c)図において、ホールドリミットスイッチ17a,
着床リミットスイッチ17bが共にON状態またはOF
F状態となった場合には、ロック状態が不完全または不
良であることを示しており、吊上げ動作の停止などの措
置を講ずることができる。
【0028】このロック状態が不具合を生じている場合
の検出について更に詳細に説明する。コンテナnに対す
るスプレッダ6の固定が正常になされなかった場合に
は、コンテナnの吊り上げ時に、スプレッダ6に対して
必要以上にコンテナnが下降するので、検出ロッド18
がホールドリミットスイッチ17aより離れてこれをO
FF状態に切り替える。また、同じくコンテナnに対し
てスプレッダ6が正常に固定されず、スプレッダ6に対
してコンテナnが傾いた状態に吊り下げられた場合に
は、コンテナnが部分的にスプレッダ6の下面に接した
状態のままとなるので、検出ロッド18が最上位置に上
昇したままとなり、ホールドリミットスイッチ17a及
び着床リミットスイッチ17bが共にON状態を維持し
たままとなる。
【0029】以上説明のように、ホールドリミットスイ
ッチ17aがON状態でかつ着床リミットスイッチ17
bがOFF状態の場合には、正常にコンテナnが保持固
定されている、また、ホールドリミットスイッチ17a
及び着床リミットスイッチ17bの双方がON状態もし
くはOFF状態である場合には、コンテナnの保持固定
状態に異常があると検出される。
【0030】このように、本実施の形態の着床検出装置
30によると、検出ロッド18の動きを検出する一対の
リミットスイッチ17a,17bの検出高さに差を付け
て設置し、これら両スイッチにより、コンテナnに対す
るスプレッダの着床を確認できる上に、コンテナ吊り下
げ時に、スプレッダ6に対して所定の隙間寸法をあけて
正しくコンテナnが保持固定されているか否かを確認す
ることもできるので、コンテナnに対するスプレッダ6
の着床状態及び固定状態を確実に検出し、コンテナnの
落下等の事故を未然に防止することが可能である。
【0031】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について、図4〜図5を参照しながら以下
に説明を行う。図4は、本発明の第2の実施の形態の着
床検出装置の構成を示す側面図であり、図5はその平面
図である。
【0032】図示するように、本実施の形態の着床検出
装置40は、ロックピン11に近接設置され、スプレッ
ダ6の底部6aに開口された通孔6b内を上下動するよ
うに配置され、コンテナnの上面Tに当接した際に上下
動する検出ロッド18と、該検出ロッド18が所定の設
定高さ以上に上昇した場合に該検出ロッド18に当接し
て感応するリミットスイッチ17(第2のスプレッダ着
床検出スイッチ)と、同じくロックピン11に近接設置
され、スプレッダ6の底部6aに開口された孔6cを通
して、スプレッダ6の下面Uとコンテナnの上面Tとの
間隔を検出する近接スイッチ21(第2のコンテナホー
ルド検出スイッチ)とを備えて構成されている。
【0033】検出ロッド18は、その頭部18aが支持
板19で支持され、下端部18bが通孔6b内に貫入
し、下端部18bと支持板19間にバネ18cが装着さ
れた構成で、下端部18bは通常時(無負荷状態時)
は、スプレッダ底面から突出している。また、スプレッ
ダ底部6aから突出した検出ロッド下端部18bが、着
床動作時にコンテナ外縁などに当たって損傷する事故を
防ぐため、スプレッダ6における近接スイッチ21及び
リミットスイッチ17の配置は、スプレッダ6がコンテ
ナ6の上面Tに着床したときに、近接スイッチ21がコ
ンテナ6の上面Tの周縁側よりに、リミットスイッチ1
7(および検出ロッド18)が近接スイッチ21よりも
コンテナnの上面Tの中央側よりになるようにそれぞれ
設置されている。
【0034】リミットスイッチ17は、コンテナnに対
してスプレッダ6が固定可能な高さ位置以下に達した場
合にON状態、コンテナnを吊り下げてスプレッダ6の
下面Uよりコンテナnの上面Uが所定隙間分だけ下降し
た場合にOFF状態となる設定高さを有している。近接
スイッチ21は、非接触型のセンサであり、コンテナn
を吊り下げてスプレッダ6の下面Uよりコンテナnの上
面Tが所定隙間分以上に下降した場合にOFF状態とな
る設定高さを有している。なお、図5に示すように、こ
の近接スイッチ21の配置は、ロックピン11を間に挟
んで検出ロッド18の反対側に配置するようにしても良
い。
【0035】本実施の形態の作用・効果について説明す
る。着床動作に入り、吊りワイヤー5を巻き下げてスプ
レッダ6をコンテナnに向かって降下させる。そして、
スプレッダ下面がコンテナ上面に近づき、検出ロッド下
端部18bがコンテナ上面に接すると、検出ロッド18
が押し上げられ、スプレッダ下部6aが完全に着床する
(すなわち、ロックピン11が完全にロック部12内に
挿入する)と、リミットスイッチ17がONとなる。一
方、この着床動作は、孔6cを通じて近接スイッチ21
でも検出されており、スプレッダの下面Uが完全にコン
テナnの上面Tに着床すると、近接スイッチ21がON
となる。こうして、両スイッチ17,21の検出信号が
ONとなると、この着床完了信号を受けてロックピン装
置10が作動し、コンテナnは、ロックピン11を介し
てスプレッダ6にロックされる。
【0036】一方、コンテナnに対するスプレッダ6の
固定が正常になされなかった場合には、コンテナ吊り上
げ時に、スプレッダ6に対して必要以上にコンテナnが
下降するので、近接スイッチ21が、スプレッダ6の下
面Uとコンテナnの上面Uとの間の間隔が所定隙間寸法
以上に離れているとしてOFF状態に切り替わる。ま
た、同じくコンテナnに対してスプレッダ6が正常に固
定されず、スプレッダ6に対してコンテナnが傾いた状
態に吊り下げられた場合には、コンテナnが部分的にス
プレッダ6の下面Uに接した状態のままとなるので、検
出ロッド18が最上位置に上昇したままとなってリミッ
トスイッチ17をON状態のままにするとともに、スプ
レッダ6の下面Uとコンテナnの上面Tとの間の間隔が
所定隙間寸法以内に近付いたままとなって近接スイッチ
21もON状態を維持したままとなる。
【0037】以上説明のように、近接スイッチ21がO
N状態でかつリミットスイッチ17がOFF状態の場合
には、正常にコンテナnが保持固定されている、また、
近接スイッチ21及びリミットスイッチ17の双方がO
N状態もしくはOFF状態である場合には、コンテナn
の保持固定状態に異常があると検出される。
【0038】このように、本実施の形態の着床検出装置
40によると、スプレッダ6の着床状態及び固定状態
(ロック部へのロックピンの挿入状態)が、リミットス
イッチ17と近接スイッチ21の両者の信号により、よ
り正しく確認されるので、誤検出がなくなり、正確か
つ、安全な荷役作業ができるという効果がある。また、
非接触型で破損しにくい近接スイッチ21をコンテナn
の上面Tの周縁側、接触型のスイッチであるリミットス
イッチ17をコンテナnの上面Tの周縁より離れた中央
よりとなるようにスプレッダ6に対して配置すること
で、検出ロッド18の破損を防止することが可能とな
る。
【0039】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態について、図6及び図7を参照しながら以下に説
明を行う。なお、図6は、本実施の形態の着床検出装置
の構成を示す側面図であり、図7はその平面図である。
【0040】図示するように、本実施の形態の着床検出
装置50は、ロックピン11に近接配置、かつスプレッ
ダ6の底部6aに開口された通孔6b内を上下動するよ
うに配置され、コンテナnの上面Tに当接した際に上下
動する検出ロッド18と、該検出ロッド18に当接する
ことで該検出ロッド18の高さ位置を検出するロッド位
置検出器17Aと、同じくロックピン11に近接設置さ
れ、スプレッダ6の下面Uとコンテナnの上面Tとの間
隔を検出する近接スイッチ21(第3のコンテナホール
ド検出スイッチ)とを備えている。そして、ロッド位置
検出器17Aは、検出ロッド18が所定の設定高さ以上
に上昇した場合に該検出ロッド18に当接して感応する
着床リミットスイッチ17b(第3のスプレッダ着床検
出スイッチ)と、該着床リミットスイッチ17bの前記
設定高さよりも低い設定高さで検出ロッド18に当接し
て感応するホールドリミットスイッチ17a(第4のコ
ンテナホールド検出スイッチ)と、の一対のリミットス
イッチより構成されている。
【0041】検出ロッド18は、上記第1及び第2の実
施の形態と同様に、その頭部18aが支持板19で支持
され、下端部18bが通孔6b内に貫入され、下端部1
8bと支持板19間にバネ18cが装着された構成で、
下端部18bは通常時(無負荷状態時)は、スプレッダ
底面から突出している。また、一対のリミットスイッチ
17a,17bは、上記第1の実施の形態と同様に、左
側のホールドリミットスイッチ17aと右側の着床リミ
ットスイッチ17bとの間に、その検出高さに差C1が
設定されている(図3(a)参照)。
【0042】着床リミットスイッチ17bは、コンテナ
nに対してスプレッダ6が固定可能な高さ位置以下に達
した場合にON状態、コンテナnを吊り下げてスプレッ
ダ6の下面Uよりコンテナnの上面Tが所定隙間分だけ
下降した場合にOFF状態となる設定高さを有してい
る。ホールドリミットスイッチ17a及び近接スイッチ
21は、コンテナnを吊り下げてスプレッダ6の下面U
よりコンテナnの上面Tが所定隙間分以上に下降した場
合にそれぞれOFF状態となる設定高さを有している。
なお、近接スイッチ21は、非接触型のセンサである。
【0043】さらに、着床動作時の検出ロッド18の損
傷事故を防ぐため、上記第2の実施の形態と同様に、ス
プレッダ6におけるロッド位置検出器17A(ホールド
リミットスイッチ17a及び着床リミットスイッチ17
b)及び近接スイッチ21の配置は、スプレッダ6がコ
ンテナnの上面Tに着床したときに、近接スイッチ21
がコンテナnの上面Tの周縁側よりに、ロッド位置検出
器17Aが近接スイッチ21よりもコンテナnの上面T
の中央側よりにそれぞれ配置されている。なお、図7に
示すように、この近接スイッチ21の配置は、ロックピ
ン11を間に挟んで検出ロッド18の反対側に配置する
ようにしても良い。
【0044】本実施の形態の作用・効果について説明す
る(図3(a)〜(c)参照)。着床動作に入り、吊り
ワイヤー5を巻き下げて、スプレッダ6をコンテナnに
向かって降下させる。そして、スプレッダ6の下面Uが
コンテナnの上面Tに近づき、検出ロッド下端部18b
がコンテナnの上面Tと接すると、一対のリミットスイ
ッチ17a,17bが共にONとなる。一方、近接スイ
ッチ21でもこの着床を検出してONとなる。こうし
て、各スイッチ17a,17bおよび21が何れもON
となると、この着床完了信号を受けてロックピン装置1
0が作動し、ロックピン11を介してコンテナnはスプ
レッダ6にロックされる。
【0045】次いで、ロック完了信号を受けて吊りワイ
ヤー5を巻き上げ、コンテナnを吊上げる。すると、コ
ンテナ重量の影響でスプレッダ底部6aとコンテナnの
上面Tとの間に許容隙間dが生じ、検出ロッド18が少
し下方へ移動する。このため、ロック状態が正常の時
は、ホールドリミットスイッチ17aはON,着床リミ
ットスイッチ17bはOFFとなるが、万一、ロック状
態が不完全または不良の時には、上記と異なる表示、例
えば、両スイッチ共にONまたはOFFを表示する。
【0046】すなわち、コンテナnに対するスプレッダ
6の固定が正常になされなかった場合には、コンテナ吊
り上げ時に、スプレッダ6に対して必要以上にコンテナ
nが下降するので、検出ロッド18がホールドリミット
スイッチ17aより離れてこれをOFF状態に切り替え
る。同時に、近接スイッチ21が、スプレッダ6の下面
Uとコンテナnの上面Tとの間の間隔が所定隙間寸法以
上に離れてOFF状態に切り替わる。また、同じくコン
テナnに対してスプレッダ6が正常に固定されず、スプ
レッダ6に対してコンテナnが傾いた状態に吊り下げら
れた場合には、コンテナnが部分的にスプレッダ6の下
面Uに接した状態のままとなるので、検出ロッド18が
最上位置に上昇したままとなってホールドリミットスイ
ッチ17a及び着床リミットスイッチ17bをON状態
のままにするとともに、スプレッダ6の下面Uとコンテ
ナ6の上面Tとの間の間隔が所定隙間寸法以内に近付い
たままとなって近接スイッチ21もON状態を維持した
ままとなる。
【0047】以上説明のように、ホールドリミットスイ
ッチ17a及び近接スイッチ21がON状態でかつ着床
リミットスイッチ17bがOFF状態の場合には、正常
にコンテナnが保持固定されている、また、ホールドリ
ミットスイッチ17a及び近接スイッチ21及び着床リ
ミットスイッチ17bの全てがON状態もしくはOFF
状態である場合には、コンテナnの保持固定状態に異常
があると検出される。
【0048】このように、本実施の形態の着床検出装置
50によると、検出ロッド18の動きを検出する一対の
リミットスイッチ17a,17bの検出高さに差を付け
て設置し、また、孔6cを通してスプレッダ下面とコン
テナ上面との間隔を検出する近接スイッチ21を設置
し、これら各スイッチの検出信号に基づいて着床・ロッ
ク状態を確認するようにしたので、精度がさらに向上し
て誤検出がなくなり、事故が未然に防止されるという効
果がある。
【0049】
【発明の効果】本発明の着床検出装置は、コンテナに対
してスプレッダが固定可能な高さ位置以下に達した場合
にON状態、コンテナを吊り下げてスプレッダ下面より
コンテナ上面が所定隙間分だけ下降した場合にOFF状
態となる設定高さを有する第1のスプレッダ着床検出ス
イッチと、コンテナを吊り下げてスプレッダ下面よりコ
ンテナ上面が所定隙間分以上に下降した場合にOFF状
態となる設定高さを有する第1のコンテナホールド検出
スイッチとを備えた構成を採用した。この構成によれ
ば、第1のスプレッダ着床スイッチ及び第1のコンテナ
ホールドスイッチの両スイッチにより、コンテナに対す
るスプレッダの着床を確認できる上に、コンテナ吊り下
げ時に、スプレッダに対して所定の隙間寸法をあけて正
しくコンテナが保持固定されているか否かを確認するこ
ともできるので、コンテナに対するスプレッダの着床状
態及び固定状態を確実に検出し、コンテナの落下を防止
することが可能となる。
【0050】また、請求項2記載の着床検出装置は、コ
ンテナに対してスプレッダが固定可能な高さ位置以下に
達した場合にON状態、コンテナを吊り下げてスプレッ
ダ下面よりコンテナ上面が所定隙間分だけ下降した場合
にOFF状態となる設定高さを有する第2のスプレッダ
着床検出スイッチと、コンテナを吊り下げてスプレッダ
下面よりコンテナ上面が所定隙間分以上に下降した場合
にOFF状態となる設定高さを有する第2のコンテナホ
ールド検出スイッチとを備えた構成を採用した。この構
成によれば、第2のスプレッダ着床スイッチ及び第2の
コンテナホールドスイッチの両スイッチにより、コンテ
ナに対するスプレッダの着床を確認できる上に、コンテ
ナ吊り下げ時に、スプレッダに対して所定の隙間寸法を
あけて正しくコンテナが保持固定されているか否かを確
認することもできるので、コンテナに対するスプレッダ
の着床状態及び固定状態を確実に検出し、コンテナの落
下を防止することが可能となる。
【0051】また、請求項3記載の着床検出装置は、第
2のコンテナホールド検出スイッチが非接触型のセンサ
であり、スプレッダにおける第2のスプレッダ着床検出
スイッチ及び第2のコンテナホールド検出スイッチの配
置が、スプレッダがコンテナの上面に着床したときに、
第2のコンテナホールド検出スイッチがコンテナ上面の
周縁側、第2のスプレッダ着床検出スイッチが第2のコ
ンテナホールド検出スイッチよりもコンテナ上面の中央
側とされている構成を採用した。この構成によれば、非
接触型で破損しにくい第2のコンテナホールド検出スイ
ッチをコンテナ上面の周縁側、接触型のスイッチである
第2のスプレッダ着床検出スイッチをコンテナ上面の周
縁より離れた中央よりとなるようにスプレッダに対して
配置することで、検出ロッドの破損を防止することが可
能となる。
【0052】また、請求項4記載の着床検出装置は、コ
ンテナに対してスプレッダが固定可能な高さ位置以下に
達した場合にON状態、コンテナを吊り下げてスプレッ
ダ下面よりコンテナ上面が所定隙間分だけ下降した場合
にOFF状態となる設定高さを有する第3のスプレッダ
着床検出スイッチと、コンテナを吊り下げてスプレッダ
下面よりコンテナ上面が所定隙間分以上に下降した場合
にそれぞれOFF状態となる設定高さを有する第3及び
第4のコンテナホールド検出スイッチとを備えた構成を
採用した。この構成によれば、第3のスプレッダ着床ス
イッチと第3及び第4のコンテナホールドスイッチの3
スイッチにより、コンテナに対するスプレッダの着床を
確認できる上に、コンテナ吊り下げ時に、スプレッダに
対して所定の隙間寸法をあけて正しくコンテナが保持固
定されているか否かを確認することもできるので、コン
テナに対するスプレッダの着床状態及び固定状態を確実
に検出し、コンテナの落下を防止することが可能とな
る。
【0053】また、請求項5記載の着床検出装置は、第
3のコンテナホールド検出スイッチが非接触型のセンサ
であり、スプレッダにおけるロッド位置検出器及び第3
のコンテナホールド検出スイッチの配置が、スプレッダ
がコンテナの上面に着床したときに、第3のコンテナホ
ールド検出スイッチがコンテナ上面の周縁側、ロッド位
置検出器が第3のコンテナホールド検出スイッチよりも
コンテナ上面の中央側とされている構成を採用した。こ
の構成によれば、非接触型で破損しにくい第3のコンテ
ナホールド検出スイッチをコンテナ上面の周縁側、接触
型のスイッチである第3のスプレッダ着床検出スイッチ
及び第4のコンテナホールド検出スイッチをコンテナ上
面の周縁より離れた中央よりとなるようにスプレッダに
対して配置することで、検出ロッドの破損を防止するこ
とが可能となる。
【0054】また、請求項6記載のコンテナクレーン
は、請求項1〜5のいずれかに記載の着床検出装置を備
えた構成を採用した。この構成によれば、選択された請
求項と同様の効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の着床検出装置の第1の実施の形態を
示す側面図である。
【図2】 同着床検出装置の平面図である。
【図3】 同着床検出装置の動作を説明するための説明
図である。
【図4】 本発明の着床検出装置の第2の実施の形態を
示す側面図である。
【図5】 同着床検出装置の平面図である。
【図6】 本発明の着床検出装置の第3の実施の形態を
示す側面図である。
【図7】 同着床検出装置の平面図である。
【図8】 コンテナクレーンによるコンテナの吊り上げ
状態を示す斜視図である。
【図9】 同コンテナクレーンのスプレッダに備えられ
ているロックピン装置を示す図であって、コンテナを固
定している状態の縦断面図である。
【図10】 同ロックピン装置を図9のA−A線より見
た平断面図である。
【図11】 同ロックピン装置を図9のB−B線より見
た平断面図である。
【図12】 同コンテナクレーンのスプレッダに備えら
れている従来の着床検出装置を示す縦断面図である。
【図13】 同着床検出装置を図9のC−C線より見た
平断面図である。
【符号の説明】
1・・・コンテナクレーン 6・・・スプレッダ 6a・・・スプレッダの底部 17・・・着床リミットスイッチ(第2のスプレッダ着床
検出スイッチ) 17A・・・ロッド位置検出器 17a・・・ホールドリミットスイッチ(第1のコンテナ
ホールド検出スイッチ,第4のコンテナホールド検出ス
イッチ) 17b・・・着床リミットスイッチ(第1のスプレッダ着
床検出スイッチ,第3のスプレッダ着床検出スイッチ) 18・・・検出ロッド 21・・・近接スイッチ(第2のコンテナホールド検出ス
イッチ,第3のコンテナホールド検出スイッチ) 30,40,50・・・着床検出装置 n・・・コンテナ T・・・コンテナの上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−153798(JP,A) 実開 昭51−56326(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/10 B66C 13/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナを吊り下げるコンテナクレーン
    のスプレッダに備えられ、前記コンテナに対する前記ス
    プレッダの着床状態及び固定状態を検出する着床検出装
    置であって、 前記スプレッダの底部に配置され、前記コンテナの上面
    に当接した際に上下動する検出ロッドと、該検出ロッド
    に当接することで該検出ロッドの高さ位置を検出するロ
    ッド位置検出器とを備え、 前記ロッド位置検出器は、前記検出ロッドが所定の設定
    高さ以上に上昇した場合に該検出ロッドに当接して感応
    する第1のスプレッダ着床検出スイッチと、該第1のス
    プレッダ着床検出スイッチの前記設定高さよりも低い設
    定高さで前記検出ロッドに当接して感応する第1のコン
    テナホールド検出スイッチとであり、 前記第1のスプレッダ着床検出スイッチは、前記コンテ
    ナに対して前記スプレッダが固定可能な高さ位置以下に
    達した場合にON状態、前記コンテナを吊り下げて前記
    スプレッダ下面より前記コンテナ上面が所定隙間分だけ
    下降した場合にOFF状態となる前記設定高さを有し、 前記第1のコンテナホールド検出スイッチは、前記コン
    テナを吊り下げて前記スプレッダ下面より前記コンテナ
    上面が所定隙間分以上に下降した場合にOFF状態とな
    る前記設定高さを有し、 前記コンテナの吊り下げ時に、前記第1のコンテナホー
    ルド検出スイッチ及び前記第1のスプレッダ着床検出ス
    イッチの双方がON状態またはOFF状態である場合
    に、前記コンテナの保持状態に異常があると検出する
    とを特徴とする着床検出装置。
  2. 【請求項2】 コンテナを吊り下げるコンテナクレーン
    のスプレッダに備えられ、前記コンテナに対する前記ス
    プレッダの着床状態及び固定状態を検出する着床検出装
    置であって、 前記スプレッダの底部に配置され、前記コンテナの上面
    に当接した際に上下動する検出ロッドと、該検出ロッド
    が所定の設定高さ以上に上昇した場合に該検出ロッドに
    当接して感応する第2のスプレッダ着床検出スイッチ
    と、前記スプレッダの下面と前記コンテナの上面との間
    隔を検出する第2のコンテナホールド検出スイッチとを
    備えてなり、 前記第2のスプレッダ着床検出スイッチは、前記コンテ
    ナに対して前記スプレッダが固定可能な高さ位置以下に
    達した場合にON状態、前記コンテナを吊り下げて前記
    スプレッダ下面より前記コンテナ上面が所定隙間分だけ
    下降した場合にOFF状態となる前記設定高さを有し、 前記第2のコンテナホールド検出スイッチは、前記コン
    テナを吊り下げて前記スプレッダ下面より前記コンテナ
    上面が所定隙間分以上に下降した場合にOFF状態とな
    る前記設定高さを有し、 前記コンテナの吊り下げ時に、前記第2のコンテナホー
    ルド検出スイッチ及び前記第2のスプレッダ着床検出ス
    イッチの双方がON状態またはOFF状態である場合
    に、前記コンテナの保持状態に異常があると検出する
    とを特徴とする着床検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の着床検出装置において、 前記第2のコンテナホールド検出スイッチは、非接触型
    のセンサであり、 前記スプレッダにおける前記第2のスプレッダ着床検出
    スイッチ及び前記第2のコンテナホールド検出スイッチ
    の配置は、前記スプレッダが前記コンテナの上面に着床
    したときに、前記第2のコンテナホールド検出スイッチ
    が前記コンテナ上面の周縁側、前記第2のスプレッダ着
    床検出スイッチが前記第2のコンテナホールド検出スイ
    ッチよりも前記コンテナ上面の中央側とされていること
    を特徴とする着床検出装置。
  4. 【請求項4】 コンテナを吊り下げるコンテナクレーン
    のスプレッダに備えられ、前記コンテナに対する前記ス
    プレッダの着床状態及び固定状態を検出する着床検出装
    置であって、 前記スプレッダの底部に配置され、前記コンテナの上面
    に当接した際に上下動する検出ロッドと、該検出ロッド
    に当接することで該検出ロッドの高さ位置を検出するロ
    ッド位置検出器と、前記スプレッダの下面と前記コンテ
    ナの上面との間隔を検出する第3のコンテナホールド検
    出スイッチとを備え、 前記ロッド位置検出器は、前記検出ロッドが所定の設定
    高さ以上に上昇した場合に該検出ロッドに当接して感応
    する第3のスプレッダ着床検出スイッチと、該第3のス
    プレッダ着床検出スイッチの前記設定高さよりも低い設
    定高さで前記検出ロッドに当接して感応する第4のコン
    テナホールド検出スイッチとであり、 前記第3のスプレッダ着床検出スイッチは、前記コンテ
    ナに対して前記スプレッダが固定可能な高さ位置以下に
    達した場合にON状態、前記コンテナを吊り下げて前記
    スプレッダ下面より前記コンテナ上面が所定隙間分だけ
    下降した場合にOFF状態となる前記設定高さを有し、 前記第3及び第4のコンテナホールド検出スイッチは、
    前記コンテナを吊り下げて前記スプレッダ下面より前記
    コンテナ上面が所定隙間分以上に下降した場合にそれぞ
    れOFF状態となる前記設定高さを有し、 前記コンテナの吊り下げ時に、前記第3のコンテナホー
    ルド検出スイッチ及び前記第4のコンテナホールド検出
    スイッチ及び前記第2のスプレッダ着床検出スイッチの
    全てがON状態またはOFF状態である場合に、前記コ
    ンテナの保持状態に異常があると検出する ことを特徴と
    する着床検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の着床検出装置において、 前記第3のコンテナホールド検出スイッチは、非接触型
    のセンサであり、 前記スプレッダにおける前記ロッド位置検出器及び前記
    第3のコンテナホールド検出スイッチの配置は、前記ス
    プレッダが前記コンテナの上面に着床したときに、前記
    第3のコンテナホールド検出スイッチが前記コンテナ上
    面の周縁側、前記ロッド位置検出器が前記第3のコンテ
    ナホールド検出スイッチよりも前記コンテナ上面の中央
    側とされていることを特徴とする着床検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の着床検
    出装置を備えたことを特徴とするコンテナクレーン。
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