JP2001240397A - コンテナスプレッダ - Google Patents
コンテナスプレッダInfo
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- JP2001240397A JP2001240397A JP2000057115A JP2000057115A JP2001240397A JP 2001240397 A JP2001240397 A JP 2001240397A JP 2000057115 A JP2000057115 A JP 2000057115A JP 2000057115 A JP2000057115 A JP 2000057115A JP 2001240397 A JP2001240397 A JP 2001240397A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- spreader
- landing
- main body
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンテナキャリアやコンテナ吊り上げ機械等
に適用されてコンテナを吊り上げる際に用いられるコン
テナスプレッダに於て、コンテナの片吊りを防止して安
全に作業が行なえる様にする。 【解決手段】 スプレッダ本体２、ツイストロック３、
着床検出器４、懸吊検出器５とで構成し、とりわけ、ツ
イストロック３がコンテナＡの掛止穴Ｂに掛止されてコ
ンテナＡが着床位置から所定距離Ｌだけ下降した懸吊位
置を検出する懸吊検出器５を設ける。
に適用されてコンテナを吊り上げる際に用いられるコン
テナスプレッダに於て、コンテナの片吊りを防止して安
全に作業が行なえる様にする。 【解決手段】 スプレッダ本体２、ツイストロック３、
着床検出器４、懸吊検出器５とで構成し、とりわけ、ツ
イストロック３がコンテナＡの掛止穴Ｂに掛止されてコ
ンテナＡが着床位置から所定距離Ｌだけ下降した懸吊位
置を検出する懸吊検出器５を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンテナキ
ャリアやコンテナ吊り上げ機械等に適用されてコンテナ
を吊り上げる際に用いられるコンテナスプレッダの改良
に関する。
ャリアやコンテナ吊り上げ機械等に適用されてコンテナ
を吊り上げる際に用いられるコンテナスプレッダの改良
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のコンテナスプレッダとし
ては、例えば実公昭５３-３９００８号や実公昭５６-２
４６６０号に記載されたものが知られている。当該コン
テナスプレッダは、昇降可能なスプレッダ本体と、スプ
レッダ本体に旋動可能に設けられてコンテナの掛止穴に
挿入されて掛止されるツイストロックと、スプレッダ本
体に設けられてスプレッダ本体がコンテナに当合した着
床位置を検出する着床検出器と、から構成されて居り、
この他に、スプレッダ本体に設けられてツイストロック
を所定角度だけ旋動させてロック位置になった事を検出
するロック検出器と、スプレッダ本体に設けられてツイ
ストロックを所定角度だけ旋動させてアンロック位置に
なった事を検出するアンロック検出器とを備えている。
ては、例えば実公昭５３-３９００８号や実公昭５６-２
４６６０号に記載されたものが知られている。当該コン
テナスプレッダは、昇降可能なスプレッダ本体と、スプ
レッダ本体に旋動可能に設けられてコンテナの掛止穴に
挿入されて掛止されるツイストロックと、スプレッダ本
体に設けられてスプレッダ本体がコンテナに当合した着
床位置を検出する着床検出器と、から構成されて居り、
この他に、スプレッダ本体に設けられてツイストロック
を所定角度だけ旋動させてロック位置になった事を検出
するロック検出器と、スプレッダ本体に設けられてツイ
ストロックを所定角度だけ旋動させてアンロック位置に
なった事を検出するアンロック検出器とを備えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様なも
のは、例えばコンテナが傾斜地等に載置されている場合
には、スプレッダ本体がコンテナに着床された後に、四
つのツイストロックのうちの幾つかがコンテナの掛止穴
から外れていても、ツイストロックをロック位置に旋動
させる事ができるので、着床検出器とロック検出器とが
適正に作動されてスプレッダ本体を上昇させる事ができ
る。然しながら、この場合には、所謂コンテナが片吊り
になってしまうので、安全に作業を行なう事ができなか
った。本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する
為に創案されたもので、その課題とする処は、コンテナ
の片吊りを防止して安全に作業が行なえる様にしたコン
テナスプレッダを提供するにある。
のは、例えばコンテナが傾斜地等に載置されている場合
には、スプレッダ本体がコンテナに着床された後に、四
つのツイストロックのうちの幾つかがコンテナの掛止穴
から外れていても、ツイストロックをロック位置に旋動
させる事ができるので、着床検出器とロック検出器とが
適正に作動されてスプレッダ本体を上昇させる事ができ
る。然しながら、この場合には、所謂コンテナが片吊り
になってしまうので、安全に作業を行なう事ができなか
った。本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する
為に創案されたもので、その課題とする処は、コンテナ
の片吊りを防止して安全に作業が行なえる様にしたコン
テナスプレッダを提供するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のコンテナスプレ
ッダは、基本的には、昇降可能なスプレッダ本体と、ス
プレッダ本体に旋動可能に設けられてコンテナの掛止穴
に挿入されて掛止されるツイストロックと、スプレッダ
本体に設けられてスプレッダ本体がコンテナに当合した
着床位置を検出する着床検出器と、スプレッダ本体に設
けられてツイストロックがコンテナの掛止穴に掛止され
てコンテナが着床位置から所定距離だけ下降した懸吊位
置を検出する懸吊検出器と、から構成した事に特徴が存
する。
ッダは、基本的には、昇降可能なスプレッダ本体と、ス
プレッダ本体に旋動可能に設けられてコンテナの掛止穴
に挿入されて掛止されるツイストロックと、スプレッダ
本体に設けられてスプレッダ本体がコンテナに当合した
着床位置を検出する着床検出器と、スプレッダ本体に設
けられてツイストロックがコンテナの掛止穴に掛止され
てコンテナが着床位置から所定距離だけ下降した懸吊位
置を検出する懸吊検出器と、から構成した事に特徴が存
する。
【０００５】スプレッダ本体が下降されてツイストロッ
クがコンテナの掛止穴に挿入されると共に、スプレッダ
本体がコンテナに当合されると、着床検出器に依り着床
された事が検出される。次に、ツイストロックが所定角
度だけ旋動されてロック位置にされると、この事がロッ
ク検出器に依り検出される。その後、スプレッダ本体が
若干上昇されると、ツイストロックがコンテナの掛止穴
に掛止されると共に、コンテナが着床位置から所定距離
だけ下降した懸吊位置になるので、懸吊検出器に依りこ
の事が検出される。もし、スプレッダ本体がコンテナに
着床された後に、四つのツイストロックのうちの一つで
もコンテナの掛止穴から外れていると、コンテナの当該
箇所が懸吊位置にならないので、当該箇所の懸吊検出器
に依りこの事が検出できない。この為、コンテナが片吊
りという事になって、それ以後のスプレッダ本体の上昇
が停止される。
クがコンテナの掛止穴に挿入されると共に、スプレッダ
本体がコンテナに当合されると、着床検出器に依り着床
された事が検出される。次に、ツイストロックが所定角
度だけ旋動されてロック位置にされると、この事がロッ
ク検出器に依り検出される。その後、スプレッダ本体が
若干上昇されると、ツイストロックがコンテナの掛止穴
に掛止されると共に、コンテナが着床位置から所定距離
だけ下降した懸吊位置になるので、懸吊検出器に依りこ
の事が検出される。もし、スプレッダ本体がコンテナに
着床された後に、四つのツイストロックのうちの一つで
もコンテナの掛止穴から外れていると、コンテナの当該
箇所が懸吊位置にならないので、当該箇所の懸吊検出器
に依りこの事が検出できない。この為、コンテナが片吊
りという事になって、それ以後のスプレッダ本体の上昇
が停止される。
【０００６】着床検出器は、スプレッダ本体に昇降可能
に設けられてその下端がコンテナの上面に当合し得る検
出ロッドと、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドを
常時下方に付勢する弾性体と、検出ロッドに設けられた
ドッグと、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコ
ンテナに当合してドックが着床位置になった時に作動す
る着床スイッチとから構成されていると共に、懸吊検出
器は、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコンテ
ナに当合してドックが懸吊位置になった時に作動する懸
吊スイッチに依り構成されているのが好ましい。この様
にすれば、着床検出器を利用して懸吊検出器を構成でき
るので、懸吊検出器の構成を簡単化できる。
に設けられてその下端がコンテナの上面に当合し得る検
出ロッドと、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドを
常時下方に付勢する弾性体と、検出ロッドに設けられた
ドッグと、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコ
ンテナに当合してドックが着床位置になった時に作動す
る着床スイッチとから構成されていると共に、懸吊検出
器は、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコンテ
ナに当合してドックが懸吊位置になった時に作動する懸
吊スイッチに依り構成されているのが好ましい。この様
にすれば、着床検出器を利用して懸吊検出器を構成でき
るので、懸吊検出器の構成を簡単化できる。
【０００７】着床検出器は、スプレッダ本体に設けられ
てコンテナがスプレッダ本体に当合して着床位置になっ
た時に作動する着床スイッチに依り構成されていると共
に、懸吊検出器は、スプレッダ本体に昇降可能に設けら
れてその下端がコンテナの上面に当合し得る検出ロッド
と、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドを常時下方
に付勢する弾性体と、検出ロッドに設けられたドッグ
と、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコンテナ
に当合してドックが懸吊位置になった時に作動する懸吊
スイッチとから構成されているのが好ましい。この様に
すれば、着床検出器の構成を簡単化できる。
てコンテナがスプレッダ本体に当合して着床位置になっ
た時に作動する着床スイッチに依り構成されていると共
に、懸吊検出器は、スプレッダ本体に昇降可能に設けら
れてその下端がコンテナの上面に当合し得る検出ロッド
と、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドを常時下方
に付勢する弾性体と、検出ロッドに設けられたドッグ
と、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコンテナ
に当合してドックが懸吊位置になった時に作動する懸吊
スイッチとから構成されているのが好ましい。この様に
すれば、着床検出器の構成を簡単化できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図１は、本発明の第一例に係る
コンテナスプレッダの着床前の状態を示す側面図。図２
は、着床状態を示す図１と同様図。図３は、懸吊状態を
示す図１と同様図である。
面に基づいて説明する。図１は、本発明の第一例に係る
コンテナスプレッダの着床前の状態を示す側面図。図２
は、着床状態を示す図１と同様図。図３は、懸吊状態を
示す図１と同様図である。
【０００９】コンテナスプレッダ１は、スプレッダ本体
２、ツイストロック３、着床検出器４、懸吊検出器５と
からその主要部が構成されている。
２、ツイストロック３、着床検出器４、懸吊検出器５と
からその主要部が構成されている。
【００１０】スプレッダ本体２は、昇降可能なもので、
この例では、コンテナＡの大きさに呼応した四枠状を呈
し、図略しているが、コンテナスキャリアやコンテナ吊
り上げ機械等の車体に設けられたリフトシリンダに依り
チェーンを介して昇降される様になっている。
この例では、コンテナＡの大きさに呼応した四枠状を呈
し、図略しているが、コンテナスキャリアやコンテナ吊
り上げ機械等の車体に設けられたリフトシリンダに依り
チェーンを介して昇降される様になっている。
【００１１】コンテナＡは、直方体状を呈し、上側の四
隅には、ツイストロック３が挿入されて掛止される掛止
穴Ｂを備えている。
隅には、ツイストロック３が挿入されて掛止される掛止
穴Ｂを備えている。
【００１２】ツイストロック３は、スプレッダ本体２に
設けられてコンテナＡの掛止穴Ｂに挿入されて掛止され
るもので、この例では、茸状を呈し、スプレッダ本体２
の四隅に四つ縦軸廻りに旋動可能に設けられて居り、図
略しているが、ツイストロックシリンダに依り図１に示
すアンロック位置から図３に示すロック位置まで略９０
度だけ旋動される様になっている。而して、スプレッダ
本体２には、図略しているが、ツイストロック３がロッ
ク位置になった事を検出するロック検出器と、ツイスト
ロック３がアンロック位置になった事を検出するアンロ
ック検出器とが設けられている。
設けられてコンテナＡの掛止穴Ｂに挿入されて掛止され
るもので、この例では、茸状を呈し、スプレッダ本体２
の四隅に四つ縦軸廻りに旋動可能に設けられて居り、図
略しているが、ツイストロックシリンダに依り図１に示
すアンロック位置から図３に示すロック位置まで略９０
度だけ旋動される様になっている。而して、スプレッダ
本体２には、図略しているが、ツイストロック３がロッ
ク位置になった事を検出するロック検出器と、ツイスト
ロック３がアンロック位置になった事を検出するアンロ
ック検出器とが設けられている。
【００１３】着床検出器４は、スプレッダ本体２に設け
られてスプレッダ本体２がコンテナＡに当合した着床位
置を検出するもので、この例では、ツイストロック３の
近傍にこれと同数（四つ）だけ設けられて居り、スプレ
ッダ本体２に昇降可能に設けられてその下端がコンテナ
Ａの上面に当合し得る検出ロッド６と、スプレッダ本体
２に設けられて検出ロッド６を常時下方に付勢する弾性
体７と、検出ロッド６に設けられたドッグ（ターゲッ
ト）８と、スプレッダ本体２に設けられて検出ロッド６
がコンテナＡに当合してドック８が着床位置になった時
に作動する着床スイッチ９とから構成されている。検出
ロッド６は、スプレッダ本体２の上下に離間したプレー
ト１０を貫通して昇降可能に設けられていると共に、上
部の雄螺子にはロックナット１１が螺合されてスプレッ
ダ本体２からの下突長さを調節できる様にしてある。弾
性体７は、圧縮型のコイルスプリングにしてあり、スプ
レッダ本体２の上側のプレート１０とドッグ８との間の
検出ロッド６に遊嵌されている。ドッグ８は、環状を呈
し、検出ロッド６の中程に嵌挿固定されている。着床ス
イッチ９は、近接スイッチにしてあり、スプレッダ本体
２の下側のプレート１０に取付けられた略Ｌ型のブラケ
ット１２の垂直片に設けられている。
られてスプレッダ本体２がコンテナＡに当合した着床位
置を検出するもので、この例では、ツイストロック３の
近傍にこれと同数（四つ）だけ設けられて居り、スプレ
ッダ本体２に昇降可能に設けられてその下端がコンテナ
Ａの上面に当合し得る検出ロッド６と、スプレッダ本体
２に設けられて検出ロッド６を常時下方に付勢する弾性
体７と、検出ロッド６に設けられたドッグ（ターゲッ
ト）８と、スプレッダ本体２に設けられて検出ロッド６
がコンテナＡに当合してドック８が着床位置になった時
に作動する着床スイッチ９とから構成されている。検出
ロッド６は、スプレッダ本体２の上下に離間したプレー
ト１０を貫通して昇降可能に設けられていると共に、上
部の雄螺子にはロックナット１１が螺合されてスプレッ
ダ本体２からの下突長さを調節できる様にしてある。弾
性体７は、圧縮型のコイルスプリングにしてあり、スプ
レッダ本体２の上側のプレート１０とドッグ８との間の
検出ロッド６に遊嵌されている。ドッグ８は、環状を呈
し、検出ロッド６の中程に嵌挿固定されている。着床ス
イッチ９は、近接スイッチにしてあり、スプレッダ本体
２の下側のプレート１０に取付けられた略Ｌ型のブラケ
ット１２の垂直片に設けられている。
【００１４】懸吊検出器５は、スプレッダ本体２に設け
られてツイストロック３がコンテナＡの掛止穴Ｂに掛止
されてコンテナＡが着床位置から所定距離Ｌだけ下降し
た懸吊位置を検出するもので、この例では、ツイストロ
ック３の近傍にこれと同数（四つ）だけ設けられて居
り、スプレッダ本体２に設けられて検出ロッド６がコン
テナＡに当合してドック８が懸吊位置になった時に作動
する懸吊スイッチ１３に依り構成されている。懸吊スイ
ッチ１３は、近接スイッチにしてあり、ブラケット１２
の垂直片に着床スイッチ９より下側になる様に設けられ
ている。
られてツイストロック３がコンテナＡの掛止穴Ｂに掛止
されてコンテナＡが着床位置から所定距離Ｌだけ下降し
た懸吊位置を検出するもので、この例では、ツイストロ
ック３の近傍にこれと同数（四つ）だけ設けられて居
り、スプレッダ本体２に設けられて検出ロッド６がコン
テナＡに当合してドック８が懸吊位置になった時に作動
する懸吊スイッチ１３に依り構成されている。懸吊スイ
ッチ１３は、近接スイッチにしてあり、ブラケット１２
の垂直片に着床スイッチ９より下側になる様に設けられ
ている。
【００１５】前記着床検出器４の着床スイッチ９、懸吊
検出器５の懸吊スイッチ１３、ロック検出器、アンロッ
ク検出器は、図略しているが、例えば表示器や警報器に
接続されたり、スプレッダ本体２を昇降させるリフトシ
リンダを制御する様に接続されている。
検出器５の懸吊スイッチ１３、ロック検出器、アンロッ
ク検出器は、図略しているが、例えば表示器や警報器に
接続されたり、スプレッダ本体２を昇降させるリフトシ
リンダを制御する様に接続されている。
【００１６】次に、この様な構成に基づいてその作用を
述解する。図１は、コンテナＡの上方にコンテナスプレ
ッダ１が離間して位置された着床前の状態を示してい
る。この時、着床検出器４の着床スイッチ９と懸吊検出
器５の懸吊スイッチ１３は、何れもオフになっている。
述解する。図１は、コンテナＡの上方にコンテナスプレ
ッダ１が離間して位置された着床前の状態を示してい
る。この時、着床検出器４の着床スイッチ９と懸吊検出
器５の懸吊スイッチ１３は、何れもオフになっている。
【００１７】この様な状態から、図２に示す如く、コン
テナスプレッダ１が下降されてスプレッダ本体２がコン
テナＡに当合されると、着床検出器４の検出ロッド６の
下端がコンテナＡの上面に当合されて検出ロッド６が弾
性体７に抗して上昇されると共に、ドッグ８が着床スイ
ッチ９に対峙する着床位置まで上昇され、着床スイッチ
９がオンにされてスプレッダ本体２がコンテナＡに着床
された事が検出され、「着床」の信号が出力される。こ
の時、懸吊検出器５の懸吊スイッチ１３は、オフのまま
になっていると共に、ツイストロック３がコンテナＡの
掛止穴Ｂに挿入される。スプレッダ本体２がコンテナＡ
に着床されてツイストロック３がコンテナＡの掛止穴Ｂ
に挿入されると、ツイストロックシリンダに依りツイス
トロック３が略９０度だけ旋動されてロック位置にされ
る。そうすると、この事がロック検出器に依り検出され
る。
テナスプレッダ１が下降されてスプレッダ本体２がコン
テナＡに当合されると、着床検出器４の検出ロッド６の
下端がコンテナＡの上面に当合されて検出ロッド６が弾
性体７に抗して上昇されると共に、ドッグ８が着床スイ
ッチ９に対峙する着床位置まで上昇され、着床スイッチ
９がオンにされてスプレッダ本体２がコンテナＡに着床
された事が検出され、「着床」の信号が出力される。こ
の時、懸吊検出器５の懸吊スイッチ１３は、オフのまま
になっていると共に、ツイストロック３がコンテナＡの
掛止穴Ｂに挿入される。スプレッダ本体２がコンテナＡ
に着床されてツイストロック３がコンテナＡの掛止穴Ｂ
に挿入されると、ツイストロックシリンダに依りツイス
トロック３が略９０度だけ旋動されてロック位置にされ
る。そうすると、この事がロック検出器に依り検出され
る。
【００１８】その後、図３に示す如く、スプレッダ本体
２が若干上昇されると、ツイストロック３がコンテナＡ
の掛止穴Ｂに掛止されると共に、コンテナＡが着床位置
から所定距離Ｌだけ下降した懸吊位置になる。そうする
と、検出ロッド６がその分だけ下降されると共に、ドッ
グ８が懸吊検出器５の懸吊スイッチ１３に対峙する懸吊
位置まで下降され、懸吊スイッチ１３がオンにされてコ
ンテナＡが懸吊された事が検出され、「コンテナ懸吊」
の信号が出力される。この時、着床検出器４の着床スイ
ッチ９は、オフになっている。
２が若干上昇されると、ツイストロック３がコンテナＡ
の掛止穴Ｂに掛止されると共に、コンテナＡが着床位置
から所定距離Ｌだけ下降した懸吊位置になる。そうする
と、検出ロッド６がその分だけ下降されると共に、ドッ
グ８が懸吊検出器５の懸吊スイッチ１３に対峙する懸吊
位置まで下降され、懸吊スイッチ１３がオンにされてコ
ンテナＡが懸吊された事が検出され、「コンテナ懸吊」
の信号が出力される。この時、着床検出器４の着床スイ
ッチ９は、オフになっている。
【００１９】もし、スプレッダ本体２がコンテナＡに着
床された後に、四つのツイストロック３のうちの一つで
もコンテナＡの掛止穴Ｂから外れていると、コンテナＡ
の当該箇所が懸吊位置にならないので、懸吊検出器５の
懸吊スイッチ１３に依りこれが検出できない。この為、
コンテナＡが片吊りという事になって、スプレッダ本体
２の上昇が停止される。
床された後に、四つのツイストロック３のうちの一つで
もコンテナＡの掛止穴Ｂから外れていると、コンテナＡ
の当該箇所が懸吊位置にならないので、懸吊検出器５の
懸吊スイッチ１３に依りこれが検出できない。この為、
コンテナＡが片吊りという事になって、スプレッダ本体
２の上昇が停止される。
【００２０】次に、本発明の第二例を、図４に基づいて
説明する。第二例は、着床検出器４と懸吊検出器５を次
の様にしたものである。つまり、着床検出器４は、スプ
レッダ本体２に設けられてコンテナＡがスプレッダ本体
２に当合して着床位置になった時に作動する着床スイッ
チ９に依り構成されていると共に、懸吊検出器５は、ス
プレッダ本体２に昇降可能に設けられてその下端がコン
テナＡの上面に当合し得る検出ロッド６と、スプレッダ
本体２に設けられて検出ロッド６を常時下方に付勢する
弾性体７と、検出ロッド６に設けられたドッグ８と、ス
プレッダ本体２に設けられて検出ロッド６がコンテナＡ
に当合してドック８が懸吊位置になった時に作動する懸
吊スイッチ１３とから構成されている。
説明する。第二例は、着床検出器４と懸吊検出器５を次
の様にしたものである。つまり、着床検出器４は、スプ
レッダ本体２に設けられてコンテナＡがスプレッダ本体
２に当合して着床位置になった時に作動する着床スイッ
チ９に依り構成されていると共に、懸吊検出器５は、ス
プレッダ本体２に昇降可能に設けられてその下端がコン
テナＡの上面に当合し得る検出ロッド６と、スプレッダ
本体２に設けられて検出ロッド６を常時下方に付勢する
弾性体７と、検出ロッド６に設けられたドッグ８と、ス
プレッダ本体２に設けられて検出ロッド６がコンテナＡ
に当合してドック８が懸吊位置になった時に作動する懸
吊スイッチ１３とから構成されている。
【００２１】着床スイッチ９は、近接スイッチにしてあ
り、スプレッダ本体２の下側のプレート１０を貫通して
設けられている。懸吊スイッチ１３は、近接スイッチに
してあり、ブラケット１２の垂直片に設けられている。
その他は、第一例と同様である。
り、スプレッダ本体２の下側のプレート１０を貫通して
設けられている。懸吊スイッチ１３は、近接スイッチに
してあり、ブラケット１２の垂直片に設けられている。
その他は、第一例と同様である。
【００２２】尚、着床スイッチ９と懸吊スイッチ１３
は、先の例では、近接スイッチであったが、これに限ら
ず、例えばリミットスイッチ等でも良い。着床スイッチ
９と懸吊スイッチ１３は、先の例では、着床前の時には
両方がオフに、着床時には着床スイッチ９がオンで懸吊
スイッチ１３がオフに、懸吊時には着床スイッチ９がオ
フで懸吊スイッチ１３がオンに夫々なる様にしたが、こ
れに限らず、例えば着床前の時には両方がオフに、着床
時には両方がオンに、懸吊時には着床スイッチ９がオフ
で懸吊スイッチ１３がオンに夫々なる様にしても良い。
この場合、ドッグ８は、着床時には着床スイッチ９と懸
吊スイッチ１３とに跨って対峙される様にして置く。
は、先の例では、近接スイッチであったが、これに限ら
ず、例えばリミットスイッチ等でも良い。着床スイッチ
９と懸吊スイッチ１３は、先の例では、着床前の時には
両方がオフに、着床時には着床スイッチ９がオンで懸吊
スイッチ１３がオフに、懸吊時には着床スイッチ９がオ
フで懸吊スイッチ１３がオンに夫々なる様にしたが、こ
れに限らず、例えば着床前の時には両方がオフに、着床
時には両方がオンに、懸吊時には着床スイッチ９がオフ
で懸吊スイッチ１３がオンに夫々なる様にしても良い。
この場合、ドッグ８は、着床時には着床スイッチ９と懸
吊スイッチ１３とに跨って対峙される様にして置く。
【００２３】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 （１） スプレッダ本体、ツイストロック、着床検出
器、懸吊検出器とで構成し、とりわけ、ツイストロック
がコンテナの掛止穴に係止されてコンテナが着床位置か
ら所定距離だけ下降した懸吊位置を検出する懸吊検出器
を設けたので、コンテナの片吊りを防止して安全に作業
が行なえる。 （２） ツイストロックがコンテナの掛止穴に係止され
てコンテナが着床位置から所定距離だけ下降した懸吊位
置を検出する懸吊検出器を設けるだけであるので、構造
が比較的簡単でコストが余り掛からず、直ちに実施する
事ができる。
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 （１） スプレッダ本体、ツイストロック、着床検出
器、懸吊検出器とで構成し、とりわけ、ツイストロック
がコンテナの掛止穴に係止されてコンテナが着床位置か
ら所定距離だけ下降した懸吊位置を検出する懸吊検出器
を設けたので、コンテナの片吊りを防止して安全に作業
が行なえる。 （２） ツイストロックがコンテナの掛止穴に係止され
てコンテナが着床位置から所定距離だけ下降した懸吊位
置を検出する懸吊検出器を設けるだけであるので、構造
が比較的簡単でコストが余り掛からず、直ちに実施する
事ができる。
【図１】本発明の第一例に係るコンテナスプレッダの着
床前の状態を示す側面図。
床前の状態を示す側面図。
【図２】着床状態を示す図１と同様図。
【図３】懸吊状態を示す図１と同様図。
【図４】本発明の第二例に係るコンテナスプレッダの着
床前の状態を示す側面図。
床前の状態を示す側面図。
１…コンテナスプレッダ、２…スプレッダ本体、３…ツ
イストロック、４…着床検出器、５…懸吊検出器、６…
検出ロッド、７…弾性体、８…ドッグ、９…着床スイッ
チ、１０…プレート、１１…ロックナット、１２…ブラ
ケット、１３…懸吊スイッチ、Ａ…コンテナ、Ｂ…掛止
穴、Ｌ…所定距離。
イストロック、４…着床検出器、５…懸吊検出器、６…
検出ロッド、７…弾性体、８…ドッグ、９…着床スイッ
チ、１０…プレート、１１…ロックナット、１２…ブラ
ケット、１３…懸吊スイッチ、Ａ…コンテナ、Ｂ…掛止
穴、Ｌ…所定距離。
Claims (3)
- 【請求項１】 昇降可能なスプレッダ本体と、スプレッ
ダ本体に旋動可能に設けられてコンテナの掛止穴に挿入
されて掛止されるツイストロックと、スプレッダ本体に
設けられてスプレッダ本体がコンテナに当合した着床位
置を検出する着床検出器と、スプレッダ本体に設けられ
てツイストロックがコンテナの掛止穴に掛止されてコン
テナが着床位置から所定距離だけ下降した懸吊位置を検
出する懸吊検出器と、から構成した事を特徴とするコン
テナスプレッダ。 - 【請求項２】 着床検出器は、スプレッダ本体に昇降可
能に設けられてその下端がコンテナの上面に当合し得る
検出ロッドと、スプレッダ本体に設けられて検出ロッド
を常時下方に付勢する弾性体と、検出ロッドに設けられ
たドッグと、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドが
コンテナに当合してドックが着床位置になった時に作動
する着床スイッチとから構成されていると共に、懸吊検
出器は、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコン
テナに当合してドックが懸吊位置になった時に作動する
懸吊スイッチに依り構成されている請求項１に記載のコ
ンテナスプレッダ。 - 【請求項３】 着床検出器は、スプレッダ本体に設けら
れてコンテナがスプレッダ本体に当合して着床位置にな
った時に作動する着床スイッチに依り構成されていると
共に、懸吊検出器は、スプレッダ本体に昇降可能に設け
られてその下端がコンテナの上面に当合し得る検出ロッ
ドと、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドを常時下
方に付勢する弾性体と、検出ロッドに設けられたドッグ
と、スプレッダ本体に設けられて検出ロッドがコンテナ
に当合してドックが懸吊位置になった時に作動する懸吊
スイッチとから構成されている請求項１に記載のコンテ
ナスプレッダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000057115A JP2001240397A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | コンテナスプレッダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000057115A JP2001240397A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | コンテナスプレッダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001240397A true JP2001240397A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18577965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000057115A Withdrawn JP2001240397A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | コンテナスプレッダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001240397A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007076766A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Tcm Corp | コンテナスプレッダ |
| JP2018135168A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 住友重機械搬送システム株式会社 | コンテナクレーン |
-
2000
- 2000-03-02 JP JP2000057115A patent/JP2001240397A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007076766A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Tcm Corp | コンテナスプレッダ |
| JP2018135168A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 住友重機械搬送システム株式会社 | コンテナクレーン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |