JPH0940351A - コンテナ用スプレッダ - Google Patents

コンテナ用スプレッダ

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JPH0940351A
JPH0940351A JP19140395A JP19140395A JPH0940351A JP H0940351 A JPH0940351 A JP H0940351A JP 19140395 A JP19140395 A JP 19140395A JP 19140395 A JP19140395 A JP 19140395A JP H0940351 A JPH0940351 A JP H0940351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
spreader
twist lock
pin
corners
Prior art date
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Pending
Application number
JP19140395A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Marumasu
信夫 丸舛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH0940351A publication Critical patent/JPH0940351A/ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプレッダをコンテナ上に着床させた際の衝
撃を緩和することのできるコンテナ用スプレッダを提供
することにある。 【解決手段】 スプレッダの4隅に固着された外筒と、
外筒内上部に固着された平板状のピン保持部材と、ピン
保持部材下面に垂下配設された筒状のピンホルダと、外
筒内に上下方向に摺動可能に内嵌された内筒と、該内筒
下端に固着されるとともにピンホルダに外嵌され、コン
テナ上面と当接する平板状の着床部材と、該着床部材を
下方に付勢するばねと、着床部材の下限位置を規制する
ストッパとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナクレーン
の吊り具として使用されるコンテナ用スプレッダに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナクレーンは、岸壁に設置されコ
ンテナ船にコンテナの積み込み積み降ろしを行うもの
と、岸壁後方のコンテナヤードに設置されコンテナの積
み付けまたは払い出しを行うものとの2種類がある。そ
して、これらのコンテナクレーンには、吊り具としてコ
ンテナ用スプレッダ(スプレッダ)が装備されている。
【0003】図3はコンテナクレーンとコンテナ船との
概略説明図である。岸壁1の上に敷設したレール2上を
コンテナクレーン3が走行可能に載置されている。この
コンテナクレーン3の起伏ブーム4には、トロリ5が走
行可能に設けられている。そして、このトロリ5にはコ
ンテナ9の吊り具としてスプレッダ6がシーブブロック
26に取り付けられ、ロープ7により昇降可能に懸吊さ
れている。8はコンテナ船である。
【0004】図4はスプレッダ6の4隅に設けられてい
る従来のツイストロック装置10の一部拡大図である。
11はスプレッダ6の4隅に設けられた外筒で、この外
筒11内上部には平板状のピン保持部材12が固着され
ている。このピン保持部材12の下面には、筒状のピン
ホルダ13が垂下配設されている。また、ピンホルダ1
3内には、ツイストロツクピン14を内嵌している。ツ
イストロックピン14の上端はピン保持部材12から突
出してツイストロツク用シリンダ15と連結し、下端も
ピンホルダ13から突出して回動可能になっている。そ
して、コンテナ9を吊るときは、トロリ5を所定の位置
まで走行させてスプレッダ6をコンテナ9の上に降ろし
て着床させ、ツイストロックピン14をコンテナ9(仮
想線)の4隅に設けられたコンテナすみ金具17の穴内
に挿入し、ツイストロック用シリンダ15を作動するこ
とによりツイストロックピン14を約90度回動してス
プレッダ6とコンテナ9とを係止する。15aはツイス
トロツク用シリンダ15取り付け用ブラケット,15b
はツイストロツク用シリンダ15取り付け用ピンであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンテ
ナを吊るためロープを繰り出してスプレッダをコンテナ
上に着床させた時、スプレッダに相当な衝撃が生じる。
そのため、スプレッダ上に据え付けられている諸機器に
も大きな衝撃が生じ、しばしば機器を破損してしまうな
どの問題があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするもので、スプレッダをコンテナ上に降ろした際
の衝撃を緩和することのできるコンテナ用スプレッダを
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンテナ用スプレッダにおいては、4隅に
ツイストロック装置を有し、ツイストロック装置は、ス
プレッダの4隅に固着された外筒と外筒内上部に固着さ
れた平板状のピン保持部材と、ピン保持部材下面に垂下
配設された筒状のピンホルダと、下端がピンホルダから
突出していて、コンテナの4隅に設けられたコンテナす
み金具の穴内に挿入して回動することによりコンテナ用
スプレッダとコンテナとを係止するツイストロックピン
とを有してなるコンテナ用スプレッダにおいて、上記外
筒内に上下方向に摺動可能に内嵌された内筒と、該内筒
下端に固着されるとともに上記ピンホルダに外嵌され、
コンテナ上面と当接する平板状の着床部材と、該着床部
材を下方に付勢するばねと、上記着床部材の下限位置を
規制するストッパとを有している。
【0008】上述のように構成されたコンテナ用スプレ
ッダによれば、スプレッダの4隅に設けた外筒内に上下
方向に摺動可能に内筒を内嵌し、該内筒下端にコンテナ
上面と当接する平板状の着床部材を固着し、また、ピン
ホルダに着床部材を下方に付勢するばねを有しているの
で、スプレッダをコンテナ上に降ろした際、まず着床部
材がコンテナ上面と当たり、それを押し上げて着床する
ので衝撃を吸収することができる。
【0009】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の
形態について図面を参照して説明する。なお、従来のも
のと共通の部材については同じ符号を用いており説明を
省略する。図1および図2は、本発明の一実施形態を示
すもので、図1はスプレッダおよびシーブブロックの正
面図、図2は図1のツイストロック装置の一部拡大図で
ある。
【0010】図1において、6はコンテナ9の吊り具で
あるスプレッダである。10はスプレッダ6の4隅に設
けられたツイストロック装置である。7はこのスプレッ
ダ6を取り付けたシーブブロック26を昇降させるロー
プであり、26aはロープシーブである。
【0011】図2において、10は上記のようにスプレ
ッダ6の4隅に設けられたツイストロック装置である。
11はスプレッダ6の4隅に固着された外筒である。1
2はこの外筒11内の上部に固着された平板状のピン保
持部材である。13はこのピン保持部材12の下面に垂
下配設された筒状のピンホルダである。14はピンホル
ダ13に内嵌され、上端がピンホルダ13から突出して
アーム16と連結してナット27に螺合しており、下端
はピンホルダ13から突出しているツイストロックピン
である。15はコンテナ9の4隅に設けられたコンテナ
すみ金具17の穴内に挿入されたツイストロックピン1
4を約90度回動するツイストロックピン用シリンダで
ある。そして、このツイストロックピン用シリンダ15
の回動によりスプレッダ6とコンテナ9とを係止する。
18は上記外筒11内に上下方向に摺動可能に内嵌され
た内筒である。19はこの内筒18の上端に固着したリ
ング状のストッパであり、20は内筒18の下端に固着
した平板状の着床部材である。着床部20の中央には孔
28が明けてあり、ピンホルダ13に外嵌されている。
21はピンホルダ13に外嵌されたばねで、その上端は
ピンホルダ13の外周面に固着したばね止め22により
係止され、下端は着床部材20の上に載置したばね受け
23により係止されて、着床部材20を下方に付勢する
ようにしている。24は外筒11の内周面に固着された
ガイド部材でストッパを兼ねており、ストッパ19を係
止し着床部材20の下限位置を規制している。25は内
筒18のガイド部材である。
【0012】次に本実施形態の作用について述べる。コ
ンテナクレーン3によりコンテナ9を吊るときは、トロ
リ5を所定の位置まで走行させてスプレッダ6をコンテ
ナ9の上に降ろして着床させる。この着床の際、まず着
床部材20がコンテナ9の上に当接し、さらにスプレッ
ダ6を降下させると着床部材20が押し上げらればね2
1の働きにより衝撃を吸収する。そのときツイストロッ
クピン14はコンテナ9の4隅に設けられたコンテナす
み金具17の穴内に挿入され、ツイストロック用シリン
ダ15を作動することによりツイストロックピン14を
約90度回動してスプレッダ6とコンテナ9とを係止さ
せる。その状態でコンテナ9を吊り上げ、所定の位置ま
で搬送する。
【0013】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載されている技術思想を
逸脱しない範囲で種々変更し得ることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スプレッダの4隅に設けた外筒内に上下方向に摺動可能
に内筒を内嵌し、この内筒下端にコンテナ上面と当接す
る平板状の着床部材を固着し、また、ピンホルダに着床
部材を下方に付勢するばねを外嵌しているので、スプレ
ッダをコンテナ上に降ろした際、ばねにより衝撃を吸収
することができ、スプレッダ上に配設された機器に衝撃
を与えることがなく機器の寿命が向上するなどの優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプレッダの正面図である。
【図2】本発明のツイストロック装置の一部拡大図であ
る。
【図3】コンテナクレーンとコンテナ船との概要図であ
る。
【図4】従来のツイストロック装置の一部拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 岸壁 2 レール 3 コンテナクレーン 4 起伏ブーム 5 トロリ 6 スプレッダ 7 ロープ 8 コンテナ船 9 コンテナ 10 ツイストロック装置 11 外筒 12 ピン保持部材 13 ピンホルダ 14 ツイストロックピン 15 ツイストロック用シリンダ 15a シリンダ取り付け部材 15b シリンダ取り付けピン 16 アーム 17 コンテナすみ金具 18 内筒 19 ストッパ 20 着床部材 21 ばね 22 ばね止め 23 ばね受け 24 ストッパ 25 ガイド部材 26 シーブブロック 26a ロープシーブ 27 ナット 28 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4隅にツイストロック装置を有し、ツイ
    ストロック装置は、スプレッダの4隅に固着された外筒
    と外筒内上部に固着された平板状のピン保持部材と、ピ
    ン保持部材下面に垂下配設された筒状のピンホルダと、
    下端がピンホルダから突出していて、コンテナの4隅に
    設けられたコンテナすみ金具の穴内に挿入して回動する
    ことによりコンテナ用スプレッダとコンテナとを係止す
    るツイストロックピンとを有してなるコンテナ用スプレ
    ッダにおいて、上記外筒内に上下方向に摺動可能に内嵌
    された内筒と、該内筒下端に固着されるとともに上記ピ
    ンホルダに外嵌され、コンテナ上面と当接する平板状の
    着床部材と、該着床部材を下方に付勢するばねと、上記
    着床部材の下限位置を規制するストッパとを有すること
    を特徴とするコンテナ用スプレッダ。
JP19140395A 1995-07-27 1995-07-27 コンテナ用スプレッダ Pending JPH0940351A (ja)

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Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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