JPH0230996B2 - - Google Patents

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JPH0230996B2
JPH0230996B2 JP56148379A JP14837981A JPH0230996B2 JP H0230996 B2 JPH0230996 B2 JP H0230996B2 JP 56148379 A JP56148379 A JP 56148379A JP 14837981 A JP14837981 A JP 14837981A JP H0230996 B2 JPH0230996 B2 JP H0230996B2
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JP
Japan
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hanging
hook
locking
hanging hook
operating
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JP56148379A
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JPS5852182A (ja
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Seitaro Go
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GO CHUZO TETSUKOSHO JUGEN
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GO CHUZO TETSUKOSHO JUGEN
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、沸騰水型軽水減速炉等の原
子炉に使用される核燃料集合体を炉心又は燃料貯
蔵プールの所要箇所に搬送したり、或いは、建築
鋼材を構築現場に搬入する場合等に用いる吊下げ
治具に関する。
〔従来の技術〕
かかる吊下げ治具として、従来一般には、吊下
げ枠体に、揺動により被吊下げ物に対して係合及
び離脱自在な吊下げフツクと、このフツクを前記
の係合姿勢及び離脱姿勢に強制的に揺動切換えす
る流体圧シリンダとを設けたものが知られている
が、これによる場合は、前記吊下げフツクの姿勢
切換えをバルブ操作によつて簡便に行ない得るも
のの、流体圧シリンダのみならず、ポンプ、バル
ブ、配管等の高価な多くの部品が必要で、コスト
的に高く付き易く、その上、前記吊下げフツクと
被吊下げ物の吊下げ部との係合状態に関係なく、
前記流体圧シリンダを自由に作動させることがで
きるため、例えば、冒記のように、燃料貯蔵プー
ルの水面下の所定箇所に配設された核燃料集合体
をこれから離れたプールサイドにて吊下げ作業す
るといつた具合に、被吊下げ物を遠隔作業によつ
て吊下げ搬送する要のある場合では、前記吊下げ
フツクが被吊下げ物の吊下げ部に確実に係合して
いるか否かの判断がつきにくいため、不確実な係
合状態での吊下げ搬送によつて被吊下げ物が不測
に落下する危険がある。
上記のような流体圧シリンダを用いる構造のも
のに代えて、例えば実開昭56−64979号公報に示
されているように、機械的な連係構造によつて吊
下げ治具を構成する手段も、従来より知られてい
るが、この機械的連係構造を用いた吊下げ治具
は、手動操作機構としてのスリーブと作動ロープ
との単独での上下運動だけでは、吊下げフツクの
係合姿勢・離脱姿勢の切換えができず、そのスリ
ーブとロープの操作に加えて、吊下げフツクの姿
勢ロツク用の機構も操作されなければならず、こ
のため、吊下げ枠体の全体を上下動させて被吊下
げ物と姿勢ロツク用の機構との接当の有無に関連
してスリーブの位置を操作しなければならないと
いう、操作上の煩わしさがあつた。また、吊下げ
フツクの離脱姿勢が、フツク自体に形成されたカ
ム部材と、作動ロープに吊下げされたスリーブに
形成のカム部分との接当で行われるものであるた
め、被吊下げ物をフツクで掴むときは単に吊下げ
枠体を吊下げるだけで自動的に掴むことができる
が、被吊下げ物を離すときには、吊下げ枠体の上
昇移動に伴つて作動ロープも等量だけ巻き上げな
ければ、前記フツクの離脱状態を維持しての被吊
下げ物の離しが行えないという、操作上の煩わし
さを伴う不都合があつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述の実情に鑑み、従来の流体圧シ
リンダ利用の吊下げ治具と同様な操作面での利点
を有し乍らもコストの大巾な削減を図ることがで
き、しかも、被吊下げ物を遠隔作業によつて吊下
げ搬送する要のある場合でも、これを確実、安
全、かつ、簡単な操作で吊下げ、及び任意の位置
での離しができるようにする点に目的を有する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、吊下げ
枠体に、揺動により被吊下げ物に係合及び離脱自
在で、かつ、係合方向に揺動付勢された吊下げフ
ツクを装着し、この吊下げフツクに位置決め用の
係止部を形成するとともに、前記吊下げフツクに
対して、 (イ) 前記吊下げフツクの係止部に係合して吊下げ
フツクの離脱側への揺動を規制する係止爪を備
えた回動自在な操作体と、その操作体を前記係
合側へ回動付勢する付勢手段とを備えて、前記
吊下げフツクを係合姿勢に維持する第1ロツク
機構 (ロ) 前記第1ロツク機構の付勢手段の付勢力に抗
して前記操作体を、前記係止爪が係止部から離
れる側へ回転操作可能な人為操作部材を備える
とともに、前記操作体に、その係止爪の前記離
れる側への回動に伴つて、前記吊下げフツクを
離脱側へ揺動操作する操作部を形成した手動操
作機構 (ハ) 前記操作体と一体的に作動する連動部材と、
その連動部材に係合する引掛けカムとを備える
とともに、前記引掛けカムを係合側へ付勢する
付勢手段を備えて、吊下げフツクの離脱姿勢を
維持する第2ロツク機構 (ニ) 前記吊下げ枠体が被吊下げ物の吊下げ部に対
して正規の位置および姿勢で接当したことを感
知する感知手段の作動に基いて、前記第2ロツ
ク機構の付勢手段の付勢力に抗して前記連動部
材の引掛けカムとの係合を自動的に解除するロ
ツク自動解除機構 上記(イ)〜(ニ)の各機構を連係させてあるという点
に構成上の特徴を有したものであり、この構成か
ら次の作用ならびに効果を奏する。
〔作用〕 つまり、被吊下げ物の吊下げ部に治具を取付
ける際、前記吊下げ枠体が被吊下げ部に対して
正規の位置及び姿勢で装着されたときのみ、前
記ロツク自動解除機構の作動によつて第2ロツ
ク機構によるロツクが自動的に解除され、前記
吊下げフツクが前記の付勢力で離脱姿勢から係
合姿勢に揺動切換えされると同時に、前記第1
ロツク機構の作動によつて前記の係合姿勢で自
動的にロツクされるから、前記吊下げフツクと
被吊下げ物の吊下げ部との係合が不確実なまま
吊下げられたり、或いは吊下げ途中で吊下げフ
ツクが離脱方向に不測に揺動することがなく、
吊下げ時の安全を十二分に確保することができ
る。
しかも、前記各機構及び吊下げフツクに対す
る特別な操作が一切不要で、その上、被吊下げ
物から治具を取外す場合でも、前記手動操作機
構に対するワンタツチ操作をもつて、前記第1
ロツク機構によるロツクを解除するとともに、
吊下げフツクを前記の付勢力に抗して離脱姿勢
に切換え、更に、前記第2ロツク機構によつて
前記の離脱姿勢で自動的にロツクし、吊下げフ
ツクの離脱姿勢を維持して作業を行うことがで
きる。
〔発明の効果〕
従つて、従来の流体圧シリンダ利用の吊下げ治
具と同様な操作面での利点を有し乍らも、各機構
をリンク、ロツド、カムといつた安価な部品をも
つて構成することが可能で、製作コストの大巾な
削減を図ることができ、しかも、被吊下げ物を遠
隔作業によつて吊下げ搬送する要のある場合で
も、この被吊下げ物を不測の落下のない状態で確
実、安全にかつ、簡単な操作で吊下げ、および、
被吊下げ物の離しを行えるに至つた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
ると、左右一対の縦枠部分1A,1Aとこれらの
上端部間に亘つて固定連結された横枠部分1Bと
からなる吊下げ枠体1の、前記左右の縦枠部分1
A,1A間に亘つて、被吊下げ物の一例を、沸騰
水型軽水減速炉に使用される核燃料集合体Aのコ
の字状吊下げ部aに係合する係合姿勢とその位置
から一側方に離脱させた離脱姿勢とに揺動切換自
在で、かつ、係合方向に自重を利用して揺動付勢
された吊下げフツク2を装着するとともに、この
吊下げフツク2を前記係合姿勢で自動的にロツク
する第1ロツク機構3と、この第1ロツク機構3
によるロツク解除するとともに、前記の付勢力に
抗して離脱方向に揺動切換えする手動操作機構4
と、前記離脱姿勢で自動的にロツクする第2ロツ
ク機構5ならびに、前記左右の縦枠部分1A,1
Aの下側部に形成された係止部としてのガイド溝
6,6が核燃料集合体Aのコの字状吊下げ部aに
対して正規の位置および姿勢で挿嵌されたとき、
前記第2ロツク機構5によるロツクを自動的に解
除するロツク自動解除機構7とを具備している。
また、前記吊下げ枠体1の横枠部分1Bには、
クレーン等から垂下された吊下げワイヤー8に対
する螺合連結部を有する吊りロツド9と、前記吊
下げフツク2の係合方向への揺動に連動してロツ
ク表示姿勢に、かつ、離脱方向への揺動に連動し
て非表示姿勢に自動的に切換えられるロツク表示
板10ならびに、繋ぎ板11を介して互いに固定
連結された左右一対のコの字状取手12,12と
を設けるとともに、前記ガイド溝6,6の下側溝
部分を下端拡がりのラツパ状に構成し、かつ、こ
のガイド溝6,6形成相当箇所の縦枠部分1A,
1A外面には夫々、前記核燃料集合体Aのコの字
状吊下げ部aに対する先拡がり状の傾斜ガイド面
13aを有する底面視ほぼ三角形状の装着案内部
材13を固着している。
前記第1ロツク機構3は、前記左右の縦枠部分
1A,1Aに亘つて、前記吊下げフツク2が係合
姿勢に揺動したときに接当する連結ピン兼用のス
トツパーピン14を架設するとともに、一方の縦
枠部分1Aに揺動自在に枢着した操作体としての
レバー15の一端部には、前記吊下げフツク2に
形成した直角状の係止溝16に係合可能な係止爪
17を連設し、かつ、前記揺動レバー15を介し
て前記係止爪17を係合方向に付勢する付勢手段
としてのスプリング18を設け、以つて、前記吊
下げフツク2が係合姿勢に揺動したとき、前記係
止爪17をスプリング18の付勢力で前記係止溝
16に自動的に係合させて、このフツク2を前記
の係合姿勢でロツクすべく構成している。
前記手動操作機構4は、前記揺動レバー15の
他端部に、前記吊下げフツク2を離脱方向に押圧
揺動させるための操作部としての押えローラー1
9を回転自在に枢着するとともに、前記吊りロツ
ド9に固着したブラケツト20には、上下一対の
リンク21,22を上下揺動自在に枢着し、これ
ら両リンク21,22の先端部間に亘つて、その
上端に逆Uの字状の人為操作部材23を固着して
あるリンク24を枢支連結している。また、前記
揺動レバー15の一端部に回動自在に枢着したカ
ムクランクピン25に、前記下部リンク22の長
手方向中央に枢着した引揚ロツド26の下端部を
螺合し、この引揚ロツド26の外周部で、前記カ
ムクランクピン25と前記横枠部分1Bとの間に
前記のスプリング18を介装している。
そして、前記人為操作部材23を引揚げ操作す
ると、前記上下のリンク21,22対及び引揚ロ
ツド26を介して揺動レバー15が時計方向に揺
動され、前記係止爪17が吊下げフツク2の係止
溝16から離脱し、第1ロツク機構3によるロツ
クが解除される。これと同時に、前記押えローラ
ー19が吊下げフツク2の端部を下方に押圧し、
この吊下げフツク2が付勢力に抗して離脱姿勢に
揺動切換えされる。
尚、前記吊下げフツク2には、離脱方向に揺動
するフツク2と前記係止爪17との干渉を防止す
るための逃し溝27が形成されている。
前記第2ロツク機構5は、前記一方の縦枠部分
1Aに、前記揺動レバー15に一体連設された連
動部材としてのカム28に係合して、吊下げフツ
ク2の係合方向への揺動を阻止する引掛けカム2
9を、前記カム28に対する遠近方向に揺動自在
に枢着するとともに、前記引掛けカム29の前記
縦枠部分1Aとの間には、この引掛けカム29を
前記の係合方向に揺動付勢する付勢手段としての
スプリング30を張設している。
そして、前記吊下げフツク2が係合姿勢にある
ときは、前記引掛けカム29の先端がカム28の
円弧状カム面に接当して、これら両者28,29
は係合せず、前記手動操作機構4の引揚げ操作に
よつて吊下げフツク2が離脱姿勢に揺動したとき
のみ、前記スプリング30の付勢力によつて前記
カム28と引掛けカム29とが自動的に係合する
ように構成されている。
尚、前記の離脱姿勢のある吊下げフツク2のそ
れ以上の離脱方向への揺動は、前記吊下げフツク
2と前記ストツパーピン14との接当によつて制
限されるように構成されている。
前記ロツク自動解除機構7は次の如く構成され
ている。
即ち、前記一方の縦枠部分1Aに、前記ガイド
溝6,6が核燃料集合体Aのコの字状吊下げ部a
に対して正規の位置及び姿勢で挿嵌されたことを
上方の揺動変位によつて感知するレバー32と、
この感知レバー32の遊端部に枢支連結された押
上板33の上下移動を案内する機能及びこの押上
板33を介して前記感知レバー32を自重による
下方への移動付勢に抗して所定の感知待機位置に
位置保持する機能をもつガイドローラー34,3
4対とを設けるとともに、前記押上板33の上端
部には、前記第2ロツク機構5の引掛カム29に
枢着したローラー35を押圧して、この引掛カム
29をスプリング30の付勢力に抗してカム28
から離脱させる傾斜カム面36aをもつたバタフ
ライ36を、下方への揺動は前記押上板33の折
曲げ片33aとの接当によつて阻止した状態で、
かつ、吊下げ治具の取外し時、つまり、前記感知
レバー32の感知作用位置から感知待期位置への
揺動時におけるローラー35からの上方への逃げ
揺動は許容する状態で設けている。
前記吊下げフツク2とロツク表示板10との連
係機構31は、他方の縦枠部分1Aに枢着したレ
バー37の一端と前記ロツク表示板10のブラケ
ツト38とを角ロツド39を介して枢支連結する
とともに、前記レバー37の他端と吊下げフツク
2とを伸縮ならびに固定自在に螺合されたロツド
40,41を介して枢支連結し、以つて、前記吊
下げフツク2の2姿勢への揺動切換えに連動し
て、前記ロツク表示板10を水平方向に沿うロツ
ク表示姿勢と鉛直方向に沿う非表示姿勢に自動的
に切換えるべく構成している。
従つて、上述の如く構成された吊下げ治具は、
炉心や燃料貯蔵プールの液面下の所定箇所に設置
された核燃料集合体Aのコの字状吊下げ部aに向
かつて降すだけで、前記ガイド溝6,6のラツパ
状下側溝部分及び前記装着案内部材13,13の
傾斜ガイド面13a,13aによるガイド作用に
より前記コの字状吊下げ部aに対して正規の位置
および姿勢で装着され、前記ロツク自動解除機構
7が作動して第2ロツク機構5によるロツクが解
除され、前記吊下げフツク2が離脱姿勢から係合
姿勢に自重で揺動し、第1ロツク機構3が作動し
て吊下げフツク2を係合姿勢で自動的にロツクす
ると同時に、前記ロツク表示板10が非表示姿勢
からロツク表示姿勢に自動的に切換えられるので
ある。
また、吊下げ治具を取外す場合には、プールサ
イド等の作業場から液面下に位置する前記手動操
作機構4の人為操作部材23を図外の長尺な解除
操作棒を介して引揚げると、第1ロツク機構3に
よるロツクが解除されると同時に吊下げフツク2
が係合姿勢から離脱姿勢に揺動し、これに連動し
てロツク表示板10がロツク表示姿勢から非表示
姿勢に切換えられるとともに、前記第2ロツク機
構5の作動によつて吊下げフツク2が離脱姿勢で
自動的にロツクされるのである。
尚、前記人為操作部材23がどの位置にあるか
の判別及びロツク状態にあるか否かの判断を離れ
たプールサイド等の作業場から容易に行なうこと
ができるように、前記人為操作部材23は黄色、
前記ロツク表示板10の表面は赤色といつた具合
に、これら両者23,10に対して他の構成部材
と明確に判別できるような着色を施している。
また、前記吊下げフツク2には、これが前記手
動操作機構4のみによつては離脱方向に揺動しな
くなつた場合の非常強制操作用の係止部材42を
連設している。
また、上述実施例では、核燃料集合体Aを対象
とした吊下げ治具について説明したが、本件の吊
下げ治具は建築鋼材などの他種の被吊下げ物にも
使用できるものであり、特に、核燃料集合体や人
体に悪影響を及し易い有害物質或いはそれらに纏
る各種機器など、遠隔作業によつて吊下げ搬送す
る要のある被吊下げ物の吊下げ治具として有用で
ある。
更に、前記ロツク機構3,5としてスプリング
ボール型式のものを使用しても良く、要するに、
前記吊下げ治具の各構成部材の形状、大きさ、材
質などは被吊下げ物や吊下げ作業条件等に応じて
適宜設定すると良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る吊下げ治具の実施例を示
し、第1図は一部切欠側面図、第2図は第1図に
おける−線断面図、第3図は第1図における
−線断面図、第4図は第2図の係合状態から
離脱状態に切換えたときの断面図、第5図は第3
図の係合状態から離脱状態に切換えたときの断面
図である。 1……吊下げ枠体、2……吊下げフツク、3…
…第1ロツク機構、4……手動操作機構、5……
第2ロツク機構、6……ガイド溝、10……ロツ
ク表示板、13……装着案内部材、15……操作
体、16……係止部、17……係止爪、18……
付勢手段、19……操作部、23……人為操作部
材、28……連動部材、29……引掛けカム、3
0……付勢手段、32……感知手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吊下げ枠体1に、揺動により被吊下げ物に係
    合及び離脱自在で、かつ、係合方向に揺動付勢さ
    れた吊下げフツク2を装着し、この吊下げフツク
    2に位置決め用の係止部16を形成するととも
    に、前記吊下げフツク2に対して、下記(イ)〜(ニ)の
    各機構を連係させてある吊下げ治具。 (イ) 前記吊下げフツク2の係止部16に係合して
    吊下げフツク2の離脱側への揺動を規制する係
    止爪17を備えた回動自在な操作体15と、そ
    の操作体15を前記係合側へ回動付勢する付勢
    手段18とを備えて、前記吊下げフツク2を係
    合姿勢に維持する第1ロツク機構3 (ロ) 前記第1ロツク機構3の付勢手段18の付勢
    力に抗して前記操作体15を、前記係止爪17
    が係止部16から離れる側へ回転操作可能な人
    為操作部材23を備えるとともに、前記操作体
    15に、その係止爪17の前記離れる側への回
    動に伴つて、前記吊下げフツク2を離脱側へ揺
    動操作する操作部19を形成した手動操作機構
    4 (ハ) 前記操作体15と一体的に作動する連動部材
    28と、その連動部材28に係合する引掛けカ
    ム29とを備えるとともに、前記引掛けカム2
    9を係合側へ付勢する付勢手段30を備えて、
    吊下げフツク2の離脱姿勢を維持する第2ロツ
    ク機構5 (ニ) 前記吊下げ枠体1が被吊下げ物の吊下げ部に
    対して正規の位置および姿勢で接当したことを
    感知する感知手段32の作動に基いて、前記第
    2ロツク機構5の付勢手段30の付勢力に抗し
    て前記連動部材28と引掛けカム29との係合
    を自動的に解除するロツク自動解除機構7。 2 前記吊下げフツク2の係合方向への揺動付勢
    手段が該吊下げフツク2の自重を利用するもので
    ある特許請求の範囲第1項に記載の吊下げ治具。 3 前記吊下げ枠体1は、前記吊下げフツク2の
    係合方向への揺動に連動して作用姿勢に、かつ、
    離脱方向への揺動に連動して非作用姿勢に自動的
    に切換えられるロツク表示板10を備えたもので
    ある特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    吊下げ治具。 4 前記吊下げ枠体1は、被吊下げ物に対する先
    拡がり状の装着案内部材13を備えたものである
    特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載
    の吊下げ治具。 5 前記手動操作機構4の人為操作部材23が前
    記吊下げ枠体1の上部に突設されている特許請求
    の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の吊下げ
    治具。
JP56148379A 1981-09-18 1981-09-18 吊下げ治具 Granted JPS5852182A (ja)

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JPS5852182A (ja) 1983-03-28

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