JP3426938B2 - エンジン用ベルト取付装置 - Google Patents

エンジン用ベルト取付装置

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JP3426938B2
JP3426938B2 JP29758797A JP29758797A JP3426938B2 JP 3426938 B2 JP3426938 B2 JP 3426938B2 JP 29758797 A JP29758797 A JP 29758797A JP 29758797 A JP29758797 A JP 29758797A JP 3426938 B2 JP3426938 B2 JP 3426938B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン組立工程
において、クランクシャフトの歯付プーリにタイミング
歯付きベルトを取付けるためのエンジン用ベルト取付装
置に関する。なお、本発明では、歯付プーリを「プー
リ」と記載し、タイミング歯付きベルトを「タイミング
ベルト」と記載する。 【0002】 【従来の技術】一般にエンジンは、クランクシャフトで
カムシャフトや補機をベルト駆動するものが多い。この
ようなベルト駆動構造には、(1)クランク室の外部に
おいてプーリにベルトを掛ける外部ベルト掛け形式と、
(2)クランク室の内部においてプーリにベルトを掛け
るベルト内蔵形式(内部ベルト掛け形式)とがある。外
部ベルト掛け形式は、ベルト掛けが簡単であるものの、
ベルトカバーを必要とする。ベルト内蔵形式は、ベルト
カバーを必要としないので構造が簡単であるものの、ベ
ルト掛けが面倒である。エンジン組立工程において、ク
ランクシャフトのプーリへのベルト掛け作業は、人手に
より行われている。人手による作業は面倒であり、作業
効率が劣るので、自動的に組付けるようにしたい。 【0003】ところで、自動的にプーリにベルトを取付
ける一般的な装置としては、例えば、特公平8−497
2号公報「軟質環状ワークの組み付け装置」がある。上
記装置は、その公報の第1図及び第5図によれば、概ね
長円状ループに弾性変形させた状態のベルト101(番
号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)
を、2つのフィンガーピン36,44間に掛け、これら
フィンガーピン36,44をプーリー歯車102の軸線
及びアイドラ103の軸線に合せて降ろし、これら軸線
の方向からベルト101をプーリー歯車102とアイド
ラ103とに掛けるようにしたものであり、タイプライ
ターやプリンタのベルト組付けに適用するものである。
また、この装置は、その公報の第3図及び第5図によれ
ば、ベルト101をクランプした状態のロッド50,5
1を矢印A方向に回転させることにより、ベルト101
を回転させて、ベルト101の歯をプーリー歯車102
の歯に噛み合わせるようにしたものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、前
記外部ベルト掛け形式のエンジンの組立工程に適用する
ことは可能であるが、前記ベルト内蔵形式のエンジンの
組立工程に適用することはできない。ベルト内蔵形式の
エンジンでは、シリンダブロックの開口側から狭いスペ
ースへベルトを挿入して、取付けるからである。しか
も、プーリの歯に、ベルトの歯を確実に噛み合わせなけ
ればならない。歯の噛み合わせが不完全であると、次工
程で修正作業を要する。 【0005】そこで本発明の目的は、ベルト内蔵形式の
エンジンであっても、プーリにタイミングベルトを自動
的に取付けることができ、プーリの歯にタイミングベル
トベルトの歯を確実に噛み合わせることができる装置を
提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は、プーリを備えたクランクシャ
フトを、プーリがクランク室に納るようにシリンダブロ
ックに組込んだ後に、プーリにタイミングベルトを取付
けるようにした、ベルト内蔵形式のエンジン用ベルト取
付装置であって、このエンジン用ベルト取付装置を、ベ
ルトストック機構からタイミングベルトを1つずつ取り
出して所定位置へ移送するベルト移送機構と、移送され
たタイミングベルトを概ね長円状ループに変形させるベ
ルト変形機構と、長円状のタイミングベルトを把持しつ
つシリンダブロックの開口側からプーリに掛けるベルト
掛け機構と、掛けられたタイミングベルトの歯にプーリ
の歯を、クランクシャフトに設けられたバランスウエイ
トの一方の背面を押してクランクシャフトを回すこと
で、クランクシャフトの角度修正をすることによって合
せる歯合せ機構と、タイミングベルトの歯とプーリの歯
との噛み合わせ状態を検知する噛合い検知機構とで構成
したことを特徴とする。 【0007】エンジン用ベルト取付装置は、ベルトスト
ック機構にストックされたタイミングベルトを、ベルト
移送機構で1つずつ取り出して所定位置へ移送し、移送
されたタイミングベルトをベルト変形機構で概ね長円状
ループに変形させ、長円状のタイミングベルトをベルト
掛け機構で把持しつつ、シリンダブロックの開口側から
狭いスペースにあるプーリに自動的に取付ける。その
後、歯合せ機構は、クランクシャフトに設けられたバラ
ンスウエイトの一方の背面を押してクランクシャフトを
回すことで、クランクシャフトの角度修正をすることに
よって、タイミングベルトの歯にプーリの歯を合せる。
また、噛合い検知機構は、タイミングベルトの歯とプー
リの歯との噛み合わせ状態を、迅速に且つ確実に検知す
る。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係るエンジンの断面図で
ある。エンジン1は、OHC(オーバーヘッドカム)方
式を採用した単気筒の汎用エンジンであって、クランク
ケース2、シリンダブロック3、ヘッドカバー4、クラ
ンクシャフト5、コネクチングロッド6、ピストン7、
動弁機構8及びスパークプラグ9を主要な構成要素とし
たものである。 【0009】クランクケース2とシリンダブロック3と
は、図の左右に延びるクランクシャフト5と交差した、
斜めの分割面(フランジ合せ面)Mで分割し、フランジ
同士をボルト結合した構成である。すなわち、分割面M
は、クランクシャフト5の延びる方向と交差した斜めの
面である。このため、クランクケース2の軸受11でク
ランクシャフト5の一端部を支持し、シリンダブロック
3の軸受12でクランクシャフト5の他端部を支持する
ことになる。従って、クランクケース2に対するシリン
ダブロック3の向きを変えることにより、エンジン1は
図示の縦置き形式と不図示の横置き形式とに変更可能で
ある。 【0010】クランクケース2とシリンダブロック3と
で形成した室13は、クランク室である。シリンダブロ
ック3は、シリンダヘッド側(図上端側)を閉塞した形
状であり、奥のシリンダ14にピストン7を嵌合するも
のである。 【0011】動弁機構8は、クランクシャフト5の回転
とタイミングを合せて図示の吸気弁15並びに不図示の
排気弁(以下、「吸・排気弁15」と言う。)を開閉す
る機構である。詳しくは、動弁機構8は、クランクシャ
フト5に取付けた駆動プーリ(歯付きプーリ)21と、
カムシャフト22に取付けた従動プーリ(歯付きプー
リ)23と、これら駆動プーリ21と従動プーリ23と
に掛けたタイミングベルト(タイミング歯付きベルト)
24と、従動プーリ23と一体に形成したカム25と、
カム25の周面に案内されて揺れ動くロッカアーム26
とからなる。ロッカアーム26は、リテーナ26aを介
して吸・排気弁15の弁体15aをスライドさせるもの
である。27はロッカアーム用軸、28は調整ねじ、2
9はばねである。 【0012】ところで、動弁機構8は、クランク室13
の内部において駆動プーリ21にタイミングベルト24
を掛けるベルト内蔵形式(内部ベルト掛け形式)の機構
である。このため、駆動プーリ21はクランク室13に
納るように、クランクケース2の軸受11と分割面Mと
の間にある。シリンダブロック3は、駆動・従動プーリ
21,23間に掛けたタイミングベルト24が通るため
の、ベルト挿通孔31を形成したものである。ベルト挿
通孔31は、クランク室13の内外をシリンダ14に沿
って貫通した孔であり、この孔はクランクケース2の軸
受11寄りを通る。 【0013】カムシャフト22は、シリンダブロック3
の上端部に取付けたものであり、このため、従動プーリ
23は概ね上半分がシリンダブロック3の上端から露出
する。露出した従動プーリ23を含む動弁機構8は、シ
リンダブロック3の上端部に着脱可能に取付けたヘッド
カバー4で覆われるので、外部に露出することはない。
図中、5aは上のバランスウエイト、5bは下のバラン
スウエイト、32はオイルスリンガ、33,34はオイ
ルシール、35は冷却ファンである。 【0014】図2は本発明に係るシリンダブロックの断
面図であり、クランクシャフト5を組込んだシリンダブ
ロック3を、パレットPaに横置きでセットした状態を
示す。詳しくは、シリンダブロック3は、その外面に一
体に形成された複数の脚部36…(…は複数を示す。以
下同じ。)をパレットPaにセットすることにより、横
置き状態になる。このため、シリンダ軸線Lは水平とな
り、分割面Mは斜め上向きとなり、クランクシャフト5
は垂直となり、クランクシャフト5に取付けた駆動プー
リ21は分割面Mから上方へ露出した状態となる。ま
た、シリンダブロック3はヘッドカバー4を外した状態
にあり、動弁機構8は駆動プーリ21のみを取付けたも
のである。 【0015】この状態において、駆動プーリ21にタイ
ミングベルト24を掛ける(取付ける)には、(1)先
ずクランクシャフト5にタイミングベルト24のループ
を通し、(2)次にタイミングベルト24を水平移動さ
せて、開口側(分割面M側)からベルト挿通孔31に挿
通させつつ、駆動プーリ21に掛ける。 【0016】図3は本発明に係るエンジン用ベルト取付
装置の正面図である。エンジン用ベルト取付装置40
は、上記図2のようにシリンダブロック3を横置きセッ
トした状態で、駆動プーリ21にタイミングベルト24
を自動的に掛ける装置である。詳しくは、エンジン用ベ
ルト取付装置40はブロック搬送コンベア41と、ベル
トストック機構50と、後述するベルトリフタ機構と、
ベルト移送機構70と、ベルト変形機構80と、ブロッ
ク抑え機構90と、ベルト掛け機構100と、噛合い検
知機構110と、歯合せ機構120と、水平移動機構1
30とからなる。 【0017】ブロック搬送コンベア41はパレットPa
に横置きセットされたシリンダブロック3を所定のベル
ト挿入位置に順次搬送するコンベアである。ベルトスト
ック機構50は、タイミングベルト24…をストックす
る機構である。ベルト移送機構70は、ベルトストック
機構50からタイミングベルト24を1つずつ取り出し
て所定位置であるベルト変形機構80へ移送する機構で
ある。 【0018】ベルト変形機構80は、ベルト移送機構7
0で移送されたタイミングベルト24を概ね長円状ルー
プに変形させる機構である。ブロック抑え機構90は、
パレットPaに横置きセットされたシリンダブロック3
が所定位置から移動しないように抑える機構である。ベ
ルト掛け機構100は、長円状のタイミングベルト24
を把持しつつシリンダブロック3の開口側から駆動プー
リ21に掛ける機構である。 【0019】噛合い検知機構110は、駆動プーリ21
の歯とタイミングベルト24の歯との噛み合わせ状態を
検知する機構である。歯合せ機構120は、掛けられた
タイミングベルト24の歯に駆動プーリ21の歯をクラ
ンクシャフト5の角度修正をすることによって合せる機
構である。 【0020】水平移動機構130は、ベルト移送機構7
0とブロック抑え機構90とベルト掛け機構100と
を、同一タイミングで同一方向に同一移動距離Sだけ水
平移動させる機構である。詳しくは、水平移動機構13
0は、ポスト131の上部に取付け左右に延びる水平フ
レーム132と、水平フレーム132の背面に取付けた
横向きの第1エアシリンダ133と、第1エアシリンダ
133で駆動されて左右に水平移動する縦板状の水平ス
ライド盤134とからなる。第1エアシリンダ133
は、例えばロッドレスシリンダからなる。 【0021】水平スライド盤134は、表面に右からベ
ルト移送機構70、ブロック抑え機構90及びベルト掛
け機構100を、この順に並べて取付けたものである。
水平スライド盤134が移動距離Sだけ水平移動するこ
とにより、ベルト移送機構70は位置O1とベルト変形
機構80との間を水平移動し、ブロック抑え機構90は
位置O11と位置O12の間を水平移動し、ベルト掛け機構
100は位置O21と位置O22の間を水平移動することに
なる。135,135は水平スライド盤用ガイドレール
である。 【0022】図4は本発明に係るエンジン用ベルト取付
装置の平面図である。ブロック搬送コンベア41は、パ
レットPaにセットされたシリンダブロック3を白抜き
矢印の方向に搬送するとともに、ベルト挿入位置Ipで
一時停止させるものである。ベルトストック機構50
は、サーボモータ51(図3参照)で間欠回転するター
ンテーブル52と、ターンテーブル52に着脱可能にセ
ットした6つの円筒状マガジン53…とからなる。ベル
ト移送機構70、ベルト変形機構80、ブロック抑え機
構90、ベルト掛け機構100、噛合い検知機構110
及び歯合せ機構120は、概ね横一線上に配置したもの
であり、この一線とブロック搬送コンベア41との交点
が、上記ベルト挿入位置Ipである。 【0023】図5は本発明に係るエンジン用ベルト取付
装置の右側面図である。縦置きの各マガジン53…は、
外周面に多数のタイミングベルト24…を段積み状態で
保持したものである。ベルトストック機構50は、ベル
ト移送機構70のほぼ真下にマガジン53…の1つが来
るように停止し、そのマガジン53からタイミングベル
ト24が取り出されて空になったときに、1ピッチ回転
して隣のマガジン53をベルト移送機構70のほぼ真下
に臨ませるように作動する。ベルトリフタ機構60は、
縦置きのマガジン53に段積み状態でストックされた多
数のタイミングベルト24を、1ピッチずつ強制的に持
上げる機構であり、ベルト移送機構70のほぼ真下に配
置したものである。 【0024】図6(a),(b)は本発明に係るベルト
リフタ機構の構成図である。ベルトリフタ機構60は、
スタンド61に回転可能に取付けた鉛直なボールねじ6
2と、ボールねじ62を回転させるサーボモータ63
と、ボールねじ62と軸方向移動のみ可能に組合せたリ
フト基部64と、リフト基部64に進退可能に取付けた
リフトアーム65と、リフトアーム65で昇降させるス
リーブ66とからなる。ところで、マガジン53は上端
に相対する2つの切欠き部53a,53aを有する。6
6,66はリフト基部用ガイドレールである。 【0025】図7は本発明に係るベルト移送機構の正面
図である。ベルト移送機構70は、水平スライド盤13
4の表面に取付けた縦板状の基盤71と、基盤71に下
向きに取付けた第2エアシリンダ72と、第2エアシリ
ンダ72で駆動されて上下移動する上下移動体73と、
上下移動体73から上下移動可能に垂下した左右1対の
垂下体74,74と、左右の垂下体74,74を下方に
弾発する圧縮ばね75,75と、左右の垂下体74,7
4の下部に取付けたハンド用エアチャック76,76
と、これらハンド用エアチャック76,76に取付けた
各1対のハンド77…と、前記ハンド用エアチャック7
6,76の下端中央部に取付けた当て部材78,78と
からなる。 【0026】当て部材78は、マガジン53に段積み状
態でストックされた最上段のタイミングベルト24の上
面に当ることで、最上段のタイミングベルト24のレベ
ルを確認する部材である。当て部材78が下降して最上
段のタイミングベルト24に当ると、垂下体74,74
が上方に持上がって第2エアシリンダ72の下降駆動力
を吸収する。当て部材78が下降する度に最上段のタイ
ミングベルト24のレベルを確認するので、タイミング
ベルト24の幅に寸法誤差があっても、正確なレベルを
容易に確認することができる。しかも、構成が簡単であ
る。 【0027】ハンド用エアチャック76は、1対のハン
ド77,77を左右に開閉駆動するものである。1対の
ハンド77,77は、マガジン53の上方からタイミン
グベルト24を1つずつ摘んで取り出すものである。左
右2対のハンド77,77は、2つの切欠き部53a,
53aの位置でタイミングベルト24を摘むことにな
る。79,79は上下移動体用ガイドレールである。 【0028】図8(a)〜(d)は本発明に係るベルト
移送機構の作用図である。段積み状態でストックされた
タイミングベルト24を、ベルト移送機構70で1つず
つ取り出すには、次の手順(a)〜(d)による。
(a)において、ハンド77,77及び当て部材78が
下降する。(b)において、当て部材78が最上段のタ
イミングベルト24の上面に当ることで、ハンド77,
77及び当て部材78は下降動作を停止する。そして、
ハンド77,77が最上段のタイミングベルト24を摘
む。(c)において、ハンド77,77及び当て部材7
8が上昇する。この結果、(d)のようにハンド77,
77でタイミングベルト24を1つずつ摘んで取り出す
ことができる。 【0029】図9は本発明に係るベルト変形機構の斜視
図である。ベルト変形機構80は、移送されたタイミン
グベルト24を載せるテーブル81と、テーブル81の
下面に横向きに取付けた第3エアシリンダ82と、第3
エアシリンダ82で駆動されテーブル81の下面に沿っ
て水平移動するスライダ83と、スライダ83にテーブ
ル81の切欠き81aを介して連結してテーブル81の
上面をスライドするベルト拡張部材84と、テーブル8
1の上面に固定したベルト掛け部材85と、テーブル8
1にタイミングベルト24が有ることを検出するベルト
検出センサ86とからなる。 【0030】ベルト拡張部材84及びベルト掛け部材8
5は、互いに相反する方向に円弧を有する平面視略半円
板である。これら半円板の円弧の半径は、タイミングベ
ルト24を所定の長円状ループに変形させる寸法であ
る。ベルト検出センサ86は、例えば投光器86aと受
光器86bとの組合せからなる。87はベルト拡張部材
84を伸び方向に弾発する圧縮ばねである。 【0031】図10(a),(b)は本発明に係るベル
ト変形機構の作用図である。(a)において、想像線に
て示すタイミングベルト24がテーブル81に載ると、
ベルト検出センサ86はタイミングベルト24が有るこ
とを検出する。ベルト検出センサ86の検出信号に基づ
き、ベルト拡張部材84はベルト拡張方向にスライドす
る。ベルト拡張部材84がスライドした結果、(b)の
ようにタイミングベルト24はを所定の長円状ループに
変形する。 【0032】図11は本発明に係るブロック抑え機構及
びベルト掛け機構の斜視図である。ブロック抑え機構9
0は、水平スライド盤134に下向きに取付けた第4エ
アシリンダ91と、第4エアシリンダ91で駆動されて
上下移動する抑え部材92と、抑え部材92を下方に弾
発する圧縮ばね93とからなる。 【0033】ベルト掛け機構100は、機構全体を上下
左右(X−Y軸方向)に移動させる第1機構100A
と、ベルト掛け部分の第2機構100Bとからなる。第
1機構100Aは、水平スライド盤134に横向きに取
付けた第5エアシリンダ101と、第5エアシリンダ1
01で駆動されて左右に水平移動する左右移動体102
と、左右移動体102に下向きに取付けた第6エアシリ
ンダ103と、第6エアシリンダ103で駆動されて上
下移動する上下移動体104とからなる。 【0034】図12は本発明に係るベルト掛け機構の側
面図である。ベルト掛け機構100の第2機構100B
は、上下移動体104に下向きに取付けた第7エアシリ
ンダ105と、第7エアシリンダ105で駆動されて上
下移動するエアチャック106と、エアチャック106
に取付けた前後(この図の左右)1対の内ハンド10
7,107と、上下移動体104の前板104a並びに
後板104b(この図の左右の板)に内向きに取付けた
1対の第8エアシリンダ108,108と、これら1対
の第8エアシリンダ108,108で駆動されて内ハン
ド107,107と接離する外ハンド109,109と
からなる。エアチャック106は、1対の内ハンド10
7,107を前後に駆動するものである。102aは上
下移動体用ガイドレール、134aは左右移動体用ガイ
ドレールである。 【0035】一旦、図11に戻って説明すると、エアチ
ャック106は内ハンド107,107の一端を取付
け、第8エアシリンダ108,108は外ハンド10
9,109の一端を取付けたものである。外ハンド10
9は内ハンド107よりも長く、しかも、外ハンド10
9の他端部にベルト受部109aを備える。外ハンド1
09が長い理由は、図2のタイミングベルト24を支え
た外ハンド109を、ベルト挿通孔31へ挿入するから
である。一方、内ハンド107はベルト挿通孔31へ挿
入しない。 【0036】図13は本発明に係るベルト掛け機構のハ
ンドの平面断面図であり、想像線にて示す長円状のタイ
ミングベルト24を、互いに対向し合う内ハンド10
7,107と外ハンド109,109とで挟むようにし
たことを示す。 【0037】図14は図13の14−14線断面図であ
り、1対のベルト受部109a,109aは互いに対向
する方向に延び、想像線にて示すタイミングベルト24
を受ける部材である。 【0038】図15は本発明に係る噛合い検知機構及び
歯合せ機構の正面図である。噛合い検知機構110は、
上部テーブル111の上に横向きに取付けた第9エアシ
リンダ112と、第9エアシリンダ112で駆動されて
左右に水平移動する第1スライダ113と、第1スライ
ダ113に左右に進退可能に取付けた第2スライダ11
4と、第2スライダ114の先端部に取付けた回転可能
な検知ローラ115と、第2スライダ114を前進方向
に弾発する圧縮ばね116と、第1スライダ113に対
して第2スライダ114が後退したことを検知すること
により、歯の噛み合わせ不良を検知する検知センサ11
7とからなる。118は第1スライダ用ガイドレールで
ある。 【0039】歯合せ機構120は、上部テーブル111
の下方の下部テーブル121に配置したものであり、機
構全体を左右に水平移動させる第1段機構120Aと、
歯合せ部分の第2段機構120Bとからなる。 【0040】図16は図15の16−16線断面図であ
る。第1段機構120Aは、下部テーブル121の上に
横向きに取付けた第10エアシリンダ122と、第10
エアシリンダ122で駆動されて左右に水平移動する主
可動体123とからなる。 【0041】一旦、図15に戻って説明すると、第2段
機構120Bは、主可動体123に横向きに取付けた第
11エアシリンダ124と、第11エアシリンダ124
で駆動されて左右に水平移動する副可動体125と、副
可動体125に下向きに取付けた第12エアシリンダ1
26と、第12エアシリンダ126で駆動されて上下移
動する平板状のアーム127と、アーム127の先端部
に取付けた回転可能な2つの押しローラ(第1押しロー
ラ128と第2押しローラ129)とからなる。 【0042】第1押しローラ128と第2押しローラ1
29とは同一レベルにあり、しかも、第2押しローラ1
29は第1押しローラ128よりもクランクシャフト5
寄りの位置(前進方向に突出した位置)にある。図16
に示すように、第1押しローラ128と第2押しローラ
129とは、互いに所定距離だけ離れた位置にある。第
1押しローラ128は、上のバランスウエイト5aにお
ける一方の背面5a1に引掛けて、クランクシャフト5
を図時計回りRに回転させる役割を果たす。第2押しロ
ーラ129は、上のバランスウエイト5aにおける他方
の背面5a2に当ることで、クランクシャフト5の回転
角を決定する役割を果たす。このため、第1・第2押し
ローラ128,129でクランクシャフト5の角度修正
をすることができる。121aは主可動体用ガイドレー
ル、123aは副可動体用ガイドレールである。 【0043】図17(a)〜(d)は本発明に係るベル
ト掛け機構及び噛合い検知機構の作用図である。(a)
において、ベルト掛け機構100の内・外ハンド10
7,109は、長円状のタイミングベルト24を把持し
つつ駆動プーリ21の方向に寄せる。(b)のように、
駆動プーリ21にタイミングベルト24が掛った状態
で、検知ローラ115が駆動プーリ21側へ移動する。 【0044】(c)のように、駆動プーリ21の歯とタ
イミングベルト24の歯との噛み合わせが完全な状態で
あると、駆動プーリ21の中心からタイミングベルト2
4の背面までの距離はA1である。この状態で、タイミ
ングベルト24に検知ローラ115が当ったときに、第
1スライダ113に対して第2スライダ114が後退し
ないので、検知センサ117は歯の噛み合わせ不良を検
知しない。 【0045】一方、(d)のように、駆動プーリ21の
歯とタイミングベルト24の歯との噛み合わせが不完全
な状態であると、駆動プーリ21の中心からタイミング
ベルト24の背面までの距離はA2であり、上記(c)
の距離A1よりも大きい。この状態で、タイミングベル
ト24に検知ローラ115が当ったときに、第1スライ
ダ113に対して第2スライダ114が後退するので、
検知センサ117は歯の噛み合わせ不良を検知する。 【0046】次に、歯合せ機構120の作用を図18及
び図19に基づき説明する。なお、図18の符号と図1
9の符号とは同一である。図18は本発明に係る歯合せ
機構の作用図(その1)であり、第1・第2押しローラ
128,129の移動軌跡を示す。第1押しローラ12
8は、実線にて示す基準位置P10から、上下2つのバラ
ンスウエイト5a,5bの間を通って第1位置P11まで
前進した後(矢印)、上のバランスウエイト5aの背
面にある第2位置P12まで上昇し(矢印)、次いで、
所定の第3位置P13まで後退し(矢印)、次いで、元
のレベルの第4位置P14まで下降し(矢印)、最後
に、元の基準位置P10まで後退する(矢印)移動軌跡
で作動する。 【0047】上記矢印の移動は、図15の第10・第
11エアシリンダ122,124の前進作動で実行さ
れ、矢印の移動は、図15の第12エアシリンダ12
6の上昇作動で実行され、矢印の移動は、第11エア
シリンダ124の後進作動で実行され、矢印の移動
は、第12エアシリンダ126の下降作動で実行され、
矢印の移動は、第10エアシリンダ122の後進作動
で実行される。 【0048】第2押しローラ129も、上記第1押しロ
ーラ128と同様に基準位置P20→第1位置P21→第2
位置P22→第3位置P23→第4位置P24→基準位置P20
の移動軌跡で作動する。 【0049】図19(a)〜(d)は本発明に係る歯合
せ機構の作用図(その2)であり、歯合せ機構120の
作用と駆動プーリ・タイミングベルト21,24の噛み
合わせとの関係を示す。(a)は、駆動プーリ21の歯
とタイミングベルト24の歯との噛み合わせが不完全な
状態である。第1・第2押しローラ128,129は、
基準位置P10,P20から第1位置P11,P21へ移動する
(矢印)。 【0050】次に、(b)のように第1・第2押しロー
ラ128,129は、上のバランスウエイト5aの背面
レベルである第2位置P12,P22まで上昇した後に、後
退する(矢印)。このとき、第1押しローラ128が
バランスウエイト5aの一方の背面5a1を押すので、
バランスウエイト5aは図時計回りRに回転する。この
ため、クランクシャフト5及び駆動プーリ21も図時計
回りRに回転するので、駆動プーリ21の歯はタイミン
グベルト24の歯に噛み合う。 【0051】バランスウエイト5aが所定角度だけ回転
すると、(c)のようにバランスウエイト5aの他方の
背面5a2が第2押しローラ129に当るので、回転は
規制される。このときの第1・第2押しローラ128,
129の位置が、第3位置P13,P23である。 【0052】次に、(d)のように第1・第2押しロー
ラ128,129は、上下2つのバランスウエイト5
a,5bの間の第4位置P14,P24まで下降した後に、
基準位置P10,P20まで後退する(矢印)。以上のよ
うに、第1・第2押しローラ128,129が(a)〜
(d)の作用をなすことにより、駆動プーリ21の歯と
タイミングベルト24の歯とを噛み合わせることができ
る。 【0053】次に、エンジン用ベルト取付装置40の全
体作用を図20及び図21に基づき説明する。図20
(a)〜(e)は本発明に係るエンジン用ベルト取付装
置の全体作用図(その1)である。先ず、図20(a)
において、マガジン53からベルト移送機構70のハン
ド77,77でタイミングベルト24を1つずつ取り出
す。次に、図20(b)において、取り出したタイミン
グベルト24をベルト変形機構80へ移送する。 【0054】図20(c)において、ベルト移送機構7
0のハンド77,77が元の位置に戻るとともに、ベル
ト掛け機構100の内・外ハンド107,109がベル
ト変形機構80の位置へ移動する。図20(d)におい
て、ベルト変形機構80でタイミングベルト24を概ね
長円状ループに変形させた後に、内・外ハンド107,
109が長円状のタイミングベルト24を把持する。図
20(e)において、内・外ハンド107,109が把
持したタイミングベルト24を移送する。次に、図21
(a)へ進む。 【0055】図21(a)〜(d)は本発明に係るエン
ジン用ベルト取付装置の全体作用図(その2)である。
図21(a)において、パレットPaにセットされた横
置き状態のシリンダブロック3は、所定のベルト挿入位
置にある。この状態で、ブロック抑え機構90の抑え部
材92及びベルト掛け機構100の内・外ハンド10
7,109はシリンダブロック3の上方位置へ移動す
る。そして、抑え部材92がシリンダブロック3を抑え
て、位置ずれを防止する。 【0056】次に、内・外ハンド107,109は、把
持したタイミングベルト24をクランクシャフト5の上
端から駆動プーリ21のレベルまで挿通した後、水平移
動させる。このため、タイミングベルト24は、シリン
ダブロック3の開口側からベルト挿通孔31へ挿入され
るとともに、駆動プーリ21に掛かる。 【0057】このとき図21(b)のように、内ハンド
107と外ハンド109の基端部とは、ベルト挿通孔3
1の手前で停止した位置にある。この状態から、検知ロ
ーラ115が前進してタイミングベルト24の背面に当
り、歯の噛み合わせ状態を検知する。その後、歯合せ機
構120の第1・第2押しローラ128,129が前後
移動並びに上下移動することにより、クランクシャフト
5が所定角度だけ回転する。このように、クランクシャ
フト5の角度修正をすることによって、タイミングベル
ト24の歯に駆動プーリ21の歯が噛み合う。 【0058】次に、図21(c)において、内ハンド1
07が上昇する。上昇せずに水平方向へ後退すると、内
ハンド107が駆動プーリ21に当るからである。次
に、図21(d)において、外ハンド109は水平方向
に後退して、ベルト挿通孔31から抜出た後に、上昇す
る。検知ローラ115は、歯の噛み合わせ状態が適正で
あることを確認した後に後退する。最後に、図3のブロ
ック搬送コンベア41が、シリンダブロック3を次の工
程まで搬送する。以上で、エンジン用ベルト自動取付工
程の1サイクルは完了する。 【0059】なお、上記実施の形態において、エンジン
1は、単気筒の汎用エンジンに限定するものではなく、
例えば多気筒エンジンであってもよい。エンジン1は、
シリンダブロック3のシリンダヘッド側を閉塞した構成
の他に、開放した構成であってもよく、その場合には、
開放端をシリンダヘッド及びヘッドカバー4で塞ぐこと
になる。クランクケース2とシリンダブロック3との分
割面Mは、斜めの分割面に限定せず、例えばクランクシ
ャフト5の軸線上で、この軸線と平行な分割面としても
よい。各エアシリンダ72,82,91,101,10
3,105,108,112,122,124,12
6,133を他の駆動源に置換してもよく、例えば、油
圧シリンダ、モータでもよい。また、エアチャック7
6,106もエア駆動以外に、例えば油圧シリンダ、モ
ータを駆動源としてもよい。 【0060】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1に係る発明は、概ね長円状ループに変形
させたタイミングベルトを、シリンダブロックの開口側
からプーリに掛けるようにしたので、ベルト内蔵形式の
エンジンのような狭いスペースにあるプーリに、タイミ
ングベルトを自動的に且つ容易に取付けることができ
る。 【0061】また、クランクシャフトに設けられたバラ
ンスウエイトの一方の背面を押してクランクシャフトを
回すことで、クランクシャフトの角度修正をすることに
よって、タイミングベルトの歯にプーリの歯を合せるよ
うにしたので、ベルト内蔵形式のエンジンのような狭い
スペースにおいて、自動的に且つ確実に歯を噛み合わせ
ることができる。しかも、タイミングベルトの歯とプー
リの歯との噛み合わせ状態を、噛合い検知機構で迅速に
且つ確実に検知することができる。このようなことか
ら、歯の噛み合いが不完全な状態のエンジンを次工程に
移送することはないので、次工程で噛み合わせの修正作
業をする必要はなく、作業性は高まる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るエンジンの断面図 【図2】本発明に係るシリンダブロックの断面図 【図3】本発明に係るエンジン用ベルト取付装置の正面
図 【図4】本発明に係るエンジン用ベルト取付装置の平面
図 【図5】本発明に係るエンジン用ベルト取付装置の右側
面図 【図6】本発明に係るベルトリフタ機構の構成図 【図7】本発明に係るベルト移送機構の正面図 【図8】本発明に係るベルト移送機構の作用図 【図9】本発明に係るベルト変形機構の斜視図 【図10】本発明に係るベルト変形機構の作用図 【図11】本発明に係るブロック抑え機構及びベルト掛
け機構の斜視図 【図12】本発明に係るベルト掛け機構の側面図 【図13】本発明に係るベルト掛け機構のハンドの平面
断面図 【図14】図13の14−14線断面図 【図15】本発明に係る噛合い検知機構及び歯合せ機構
の正面図 【図16】図15の16−16線断面図 【図17】本発明に係るベルト掛け機構及び噛合い検知
機構の作用図 【図18】本発明に係る歯合せ機構の作用図(その1) 【図19】本発明に係る歯合せ機構の作用図(その2) 【図20】本発明に係るエンジン用ベルト取付装置の全
体作用図(その1) 【図21】本発明に係るエンジン用ベルト取付装置の全
体作用図(その2) 【符号の説明】 1…エンジン、2…クランクケース、3…シリンダブロ
ック、5…クランクシャフト、5a…上のバランスウエ
イト、5b…下のバランスウエイト、8…動弁機構、1
3…クランク室、21,23…プーリ(歯付きプーリと
しての駆動プーリ及び従動プーリ)、24…タイミング
ベルト(タイミング歯付きベルト)、40…エンジン用
ベルト取付装置、50…ベルトストック機構、70…ベ
ルト移送機構、80…ベルト変形機構、100…ベルト
掛け機構、110…噛合い検知機構、120…歯合せ機
構、130…水平移動機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 輝雄 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−219824(JP,A) 特開 平8−215953(JP,A) 特開 昭63−295132(JP,A) 特開 平7−60573(JP,A) 特開 昭63−251135(JP,A) 特開 平8−330794(JP,A) 実開 平3−62740(JP,U) 実開 平2−63937(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 プーリを備えたクランクシャフトを、プ
    ーリがクランク室に納るようにシリンダブロックに組込
    んだ後に、プーリにタイミングベルトを取付けるように
    した、ベルト内蔵形式のエンジン用ベルト取付装置であ
    って、このエンジン用ベルト取付装置は、ベルトストッ
    ク機構からタイミングベルトを1つずつ取り出して所定
    位置へ移送するベルト移送機構と、移送されたタイミン
    グベルトを概ね長円状ループに変形させるベルト変形機
    構と、長円状のタイミングベルトを把持しつつシリンダ
    ブロックの開口側から前記プーリに掛けるベルト掛け機
    構と、掛けられたタイミングベルトの歯にプーリの歯
    、前記クランクシャフトに設けられたバランスウエイ
    トの一方の背面を押してクランクシャフトを回すこと
    で、クランクシャフトの角度修正をすることによって合
    せる歯合せ機構と、タイミングベルトの歯とプーリの歯
    との噛み合わせ状態を検知する噛合い検知機構とからな
    ることを特徴とするエンジン用ベルト取付装置。
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