JP2000052163A - 組付部品の解体装置及びその解体方法 - Google Patents

組付部品の解体装置及びその解体方法

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JP2000052163A
JP2000052163A JP10227770A JP22777098A JP2000052163A JP 2000052163 A JP2000052163 A JP 2000052163A JP 10227770 A JP10227770 A JP 10227770A JP 22777098 A JP22777098 A JP 22777098A JP 2000052163 A JP2000052163 A JP 2000052163A
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春生 堤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付部品の解体装置及びその解体方法におい
て、別途独立した駆動装置を用いることなく被組付部材
からの取付ボルトの弛緩と組付部品の離脱を可能として
装置の小型化及び軽量化を図ると共に作業性の向上を図
る。 【解決手段】 シリンダブロック12に取付ボルトBに
て固定されたベアリングキャップ17の上方に昇降台5
8を設け、この昇降台58にナットランナ61,62を
取付けて各回転軸71,82の下端部に先端部に取付ボ
ルトBの頭部に係止可能な係止孔72a,83aを有す
るソケット72,83を連結し、このソケット72,8
3を回転自在に支持する昇降体73にベアリングキャッ
プ17に係脱自在な保持爪85,86を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被組付部材に取付
ボルトによって締結された組付部品を解体する組付部品
の解体装置及びその解体方法に関し、例えば、エンジン
のシリンダヘッドからベアリングキャップを取り外して
解体する解体装置及びその解体方法に適用することがで
きる。
【0002】
【従来の技術】図8に一般的なエンジンの概略断面を示
す。
【0003】図8に示すように、エンジン11におい
て、シリンダブロック12の上部にはシリンダヘッド1
3が固定されており、このシリンダブロック12内のシ
リンダ14内にはピストン15が上下動自在に嵌合して
いる。そして、シリンダブロック12の下部にはクラン
クシャフト16がベアリングキャップ17によって回転
自在に支持され、このクランクシャフト16にはその中
心から偏心した位置にコネクティングロッド18を介し
てピストン15が連結されており、シリンダブロック1
2の下部にはオイルパン19が固定されている。
【0004】シリンダブロック12とシリンダヘッド1
3、ピストン15によって燃焼室20が構成され、この
燃焼室20には吸気ポート21と排気ポート22が接続
され、この吸気ポート21及び排気ポート22には吸気
バルブ23と排気バルブ24の先端部が臨み、燃焼室2
0と各ポート21,22との開閉を行うことができるよ
うになっている。また、シリンダヘッド13には吸気用
カムシャフト25と排気用カムシャフト26とが複数の
カムキャップ27,28によって回転自在に支持され、
それぞれ吸気カム29と排気カム30が一体に形成され
ている。そして、吸気カム29と排気カム30はロッカ
アーム31,32を介して吸気バルブ23及び排気バル
ブ24を作動することができる。
【0005】また、シリンダヘッド13には吸気ポート
21内に燃料を噴射する燃料噴射弁33が装着されると
共に、先端部が燃焼室20内に臨み、この燃焼室20内
に導入された燃料と空気との混合気に点火する点火プラ
グ34が装着されている。
【0006】従って、クランクシャフト16が回転駆動
すると、コネクティングロッド18を介してピストン1
5が往復移動する。一方、これと同期する各カムシャフ
ト25,26の回転駆動によって各カム29,30がロ
ッカアーム31,32を介して吸気バルブ23及び排気
バルブ24を開閉すると同時に燃料噴射弁33が燃料を
吸気ポート21内に噴射し、このとき、燃焼室20内で
吸気、圧縮、爆発、排気の各工程が繰り返され、排気ガ
スが排気ポート22から外部に排気される。
【0007】このようなエンジン11において、クラン
クシャフト16の組立工程にあっては、シリンダブロッ
ク12に取付ボルトBによって複数のベアリングキャッ
プ17を締結することでシャフト孔を形成した後、各取
付ボルトBを弛緩してベアリングキャップ17を解体
し、シャフト孔にクランクシャフト16を組み込んだ
後、再び取付ボルトBにて複数のベアリングキャップ1
7をシリンダブロック12に締結することで、このクラ
ンクシャフト16を組付けるようにしている。
【0008】このようなシリンダブロック12に取付ボ
ルトBによって一度締結されたベアリングキャップ17
を解体する解体装置及び解体方法として、従来、取付ボ
ルトBを弛緩してベアリングキャップ17からこの取付
ボルトBを取り外す装置と、取付ボルトBを外したベア
リングキャップ17をシリンダブロック12から取り外
す装置とを別々に設けたものが一般的であったが、例え
ば、特開平7−314263号公報に開示されるよう
に、取付ボルトBを外す動作とベアリングキャップ17
を外す動作とを一つの装置で行うものがある。
【0009】即ち、この公報に開示された「組付部品の
解体方法及びその解体装置」は、シリンダブロックに5
つのベアリングキャップがチューブラピンで位置決めさ
れ、且つ、ボルトで締結されており、係合部材及び押圧
板を下降してベアリングキャップを挾持すると共に、ボ
ルトの頭部にナットランナのソケットを係合し、この状
態でナットランナの緩め駆動によりボルトを緩め回転さ
せながら所定量上昇させると共に、係合部材を上昇して
ベアリングキャップをボルトと同様の所定量上昇させる
ことで、ベアリングキャップをシリンダブロックから離
脱させて解体するようにしたものである。従って、この
「組付部品の解体方法及びその解体装置」によれば、ボ
ルトを外す動作とベアリングキャップを外す動作とを一
つの装置で行うことで、装置のコスト削減や作業時間の
短縮に寄与することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の「組付部品の解体方法及びその解体装置」にあって
は、ベアリングキャップがチューブラピンを介してシリ
ンダブロックに位置決め圧入され、ボルトによって締結
されている。そのため、ナットランナの緩め駆動により
ボルトが緩め回転しながら所定量上昇するとき、油圧シ
リンダにより基板と共に係合部材を上昇してベアリング
キャップをチューブラピンから引き抜くように上昇して
シリンダブロックから離脱させている。即ち、ボルトが
緩め回転しながら上昇するのに伴って、係合部材を上昇
してベアリングキャップを上昇させるための別途独立し
た駆動装置、つまり、油圧シリンダが必要となってしま
う。そして、この場合、油圧シリンダは、チューブラピ
ンに対するベアリングキャップの圧入力に抗してこのベ
アリングキャップを引き抜く駆動力が必要となり、装置
が大型化してしまうという問題がある。
【0011】また、シリンダブロックのチューブラピン
からベアリングキャップを大きな力で引き抜くため、シ
リンダブロックを強固に押さえつけるための装置が必要
となり、装置が大型化するばかりでなく、シリンダブロ
ックへ余分な力が作用してしまうなどの問題がある。更
に、ボルトを緩める動作とベアリングキャップを引き抜
く動作を交互に、しかも、2段階に分けて行われてお
り、作業時間が長くかかってしまうという問題がある。
【0012】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、別途独立した駆動装置を用いることなく被組付
部材からの取付ボルトの弛緩と組付部品の離脱を可能と
して装置の小型化及び軽量化を図ると共に作業性の向上
を図った組付部品の解体装置及びその解体方法を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の組付部品の解体装置は、被組付部
材に取付ボルトによって締結された組付部品を解体する
組付部品の解体装置において、前記組付部品に対向して
接近離反自在に支持された装置本体と、該装置本体に駆
動回転自在に支持された回転軸と、該回転軸の先端部に
一体回転自在に連結されて先端部に前記取付ボルトの頭
部に係止可能な係止部を有するソケットと、該ソケット
を回転自在に支持すると共に該ソケットの軸方向に沿っ
て一体に移動自在な移動体と、該移動体に装着されて前
記組付部品に係脱自在な保持爪とを具えたことを特徴と
するものである。
【0014】従って、装置本体を組付部品に接近し、回
転軸の先端部に連結されたソケットの係止部を取付ボル
トの頭部に係止すると共に、保持爪を組付部品に係合
し、この状態で回転軸を取付ボルトの弛緩方向に駆動回
転すると、ソケットを介して取付ボルトが被組付部材に
対して弛緩方向に回転しながら離脱方向に移動し、この
とき、取付ボルトと共にソケット及び移動体が同方向に
移動することで、この移動体に装着された保持爪が組付
部品を保持したままで被組付部材に対して離脱方向に移
動し、この組付部品を被組付部材から解体することがで
き、別途独立した駆動装置を用いることなく、被組付部
材からの取付ボルトの弛緩と組付部品の離脱を可能とし
て装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
【0015】また、請求項2の発明の組付部品の解体装
置では、前記ソケットは前記装置本体に対して上方に移
動自在であると共にスプリングによって前記係止部が前
記取付ボルトの頭部に係止する方向に付勢支持され、前
記保持爪は前記組付部品に下方から係合可能であること
を特徴としている。
【0016】従って、ソケットの係止部がスプリングに
より取付ボルトの頭部に付勢された状態で係止している
ため、回転軸を介してソケットを取付ボルトの弛緩方向
に回転すると、取付ボルトは係止部との係止状態を維持
したまま装置本体に対して上方に移動することとなり、
このとき、保持爪が組付部品の下方から係合しているた
め、取付ボルトと共にソケット及び移動体が上昇する
と、保持爪が組付部品を保持したままで容易に被組付部
材から離脱することができる。
【0017】また、請求項3の発明の組付部品の解体装
置では、ソケットは前記回転軸に対して着脱自在であ
り、前記組付部品の種類に対応して複数設けられた前記
ソケットと前記移動体と前記保持爪とからなる分解ヘッ
ドを選択して装着可能であることを特徴としている。
【0018】従って、搬送ラインに沿って組付部品が締
結された被組付部材が搬送され、この組付部品の種類が
異なる場合には、回転軸からソケットを取り外し、組付
部品の種類に対応した分解ヘッドを選択して装着するこ
とで、多種類の組付部品を同一のライン上で連続して処
理することができる。
【0019】また、請求項4の発明の組付部品の解体装
置では、前記回転軸は前記装置本体に所定間隔をあけて
2本支持される一方、前記移動体に前記ソケットが2本
支持され、前記各回転軸の先端部に該各ソケットが連結
されており、前記移動体に支持された該2本のソケット
の間に位置して前記保持爪が装着されていることを特徴
としている。
【0020】従って、移動体に支持された2本のソケッ
トの間に保持爪が装着されることで、組付部品の両側の
取付ボルトにソケットが係止し、中央に保持爪が係合す
ることで、組付部品をバランス良く被組付部材から離脱
することができる。
【0021】また、請求項5の発明の組付部品の解体装
置では、前記装置本体には前記2本の回転軸の間隔を調
整自在な調整機構が設けられていることを特徴としてい
る。
【0022】従って、搬送ラインに沿って組付部品が締
結された被組付部材が搬送され、この組付部品の2本の
取付ボルトの位置が異なる場合には、調整機構により回
転軸の間隔を調整することで、多種類の組付部品を同一
のライン上で連続して処理することができる。
【0023】また、請求項6の発明の組付部品の解体方
法は、被組付部材に取付ボルトによって締結された組付
部品を解体する組付部品の解体方法において、移動体に
回転自在に支持されたソケットの係止部を前記取付ボル
トの頭部に係止すると共に、前記移動体に支持された保
持爪を前記組付部品に係合した状態で、該ソケットを回
転駆動し、該取付ボルトを弛緩方向に回転すると共に軸
方向に移動し、該取付ボルトの軸方向の移動に伴って前
記保持爪を介して前記組付部品を移動し、該組付部品を
前記被組付部材から離間させながら解体させるようにし
たことを特徴とするものである。
【0024】従って、別途独立した駆動装置を用いるこ
となく、被組付部材からの取付ボルトの弛緩と組付部品
の離脱を可能として作業性の向上を図ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0026】図1に本発明の一実施形態に係る組付部品
の解体装置の一部切欠正面視、図2に組付部品の解体装
置の駆動部を表すの正面視、図3に図1のIII−III断
面、図4に分解ヘッドの交換方法を表す概略、図5及び
図6に本実施形態の組付部品の解体方法の作業手順を表
すフローチャート、図7に本実施形態の組付部品の解体
装置の概略斜視を示す。
【0027】本実施形態では、本発明の組付部品の解体
装置及びその解体方法を、車両用エンジンにおいて、被
組付部材としてのシリンダブロックに取付ボルトによっ
て締結された組付部品としてのベアリングキャップを解
体するの装置に適用して説明する。
【0028】図7に示すように、搬送パレット41は搬
送コンベア42によって搬送ライン上を搬送可能となっ
ており、この搬送パレット41上には上下を逆にされて
4つのベアリングキャップ17が取付ボルトBによって
固定されたシリンダブロック12が搭載されると共に、
解体したベアリングキャップ17を仮置きするサブパレ
ット43が搭載されている。この搬送コンベア42の側
方には本実施形態の組付部品の解体装置50が配設され
ている。この組付部品の解体装置50において、搬送コ
ンベア42の側方に基盤51が設置され、この基盤51
上には複数の支柱52によって左右一対の横梁53が固
定され、各横梁53にはX軸レール54が固定されてい
る。この一対の横梁53には架台55が架設され、X軸
レール54に沿って移動自在に支持され、架台55には
Y軸レール56が固定されている。架台55のY軸レー
ル56には移動台57が移動自在に支持され、移動台5
7には装置本体とての昇降台58が昇降自在に支持され
ている。なお、架台55、移動台57、昇降台58はそ
れぞれ図示しない駆動装置によって移動することができ
る。
【0029】そして、この昇降台58には左右一対の支
持板59,60が装着され、この各支持板59,60に
はナットランナ61,62が取付けられると共に、この
ナットランナ61,62に分解ヘッド63が着脱自在に
装着されている。以下、このナットランナ61,62及
び分解ヘッド63等について詳細に説明する。
【0030】図1乃至図3に示すように、ナットランナ
61は支持板59に固定された固定筒64の上部に駆動
モータ65が固定され、この駆動モータ65の駆動軸6
6に角形回転軸67の上端部が一体回転可能に固定され
ており、駆動モータ65の駆動軸66と回転軸71のフ
ランジ部68との間には角形回転軸67の周囲に位置し
て圧縮スプリング69が介装されている。一方、角形回
転軸67の下部には、固定筒64にベアリング70を介
して回転自在に支持された回転軸71が上下方向に摺動
自在に係合されている。従って、駆動モータ65を駆動
すると、駆動軸66の回転力が角形回転軸67を介して
回転軸71に伝達されてこの回転軸71を正方向あるい
は逆方向に回転することができる。
【0031】ソケット72は移動体としての昇降体73
の側部にブッシュ74を介して回転自在に支持されてお
り、下端部にボルトBの頭部に係止する係止孔72aが
形成される一方、上部は連結筒75に嵌入してOリング
101及びピン100によって固定されている。この連
結筒75には回転軸71の下端外周部が嵌脱自在である
と共に、この回転軸71の下端外周部に形成されて外周
溝71aに係止する複数のボール77が装着されると共
に、外周部にこのボール77の位置を規制するガイド筒
78が上下移動自在に嵌合し、スプリング79によって
上方に付勢され、内周突起部78aが連結筒75のスト
ッパリング80に当接した位置に保持されている。
【0032】従って、図4(a)に示すように、回転軸7
1の下端部が連結筒75に嵌合し、外周溝71aにボー
ル77が係止した状態でガイド筒78が上方位置にある
と、ガイド筒78の内周面によってボール77の移動が
規制され、回転軸71から連結筒75及びソケット72
が脱落することはない。この状態からツールチェンジャ
の押し下げレバーLによってガイド筒78をスプリング
79の付勢力に抗して押し下げると、図4(b)に示すよ
うに、ガイド筒78の内周溝78bにボール77が移動
可能となり、回転軸71の外周溝71aからボール77
が抜け出ることで、図4(c)に示すように、回転軸71
から連結筒78を介してソケット72を取り外すことが
できる。この場合、回転軸71の下端部は角形辺72b
が係合する角孔71bが形成され、スプリング102に
よって角形辺72bが上方へ付勢されており、ツールチ
ェンジのときに、回転軸71の角孔71bが角形辺72
bに合致することを補助している。
【0033】なお、回転軸71の下端部に形成された角
孔71bに角形辺72bを嵌合し、更に、ソケット72
の先端角形部72cを連結筒75に嵌合し、ピン100
とOリング101とで固定することで、回転軸71と一
体にソケット72を回転することができる。また、この
ソケット72は昇降体73と共にナットランナ61に対
して上方に移動自在であると共に圧縮スプリング69に
よって係止孔72aが取付ボルトBの頭部に係止する方
向に付勢支持されている。
【0034】また、ナットランナ62はナットランナ6
1と同様の構成であって、駆動モータ81によって回転
軸82を正方向あるいは逆方向に回転することができ、
この回転軸82の下端部には、昇降体73の側部に回転
自在に支持されたソケット83の上部が着脱自在に装着
されており、このソケットの下端部にはボルトBの頭部
に係止する係止孔83aが形成されている。なお、これ
らの構成は前述したナットランナ61やソケット72の
構成と同様であるため説明は省略する。
【0035】そして、図1及び図3に示すように、昇降
体73にはソケット72,83の間に位置して支持軸8
4によって前後一対の保持爪85,86の上端部が回動
自在に支持されている。この各保持爪85,86は下端
部にベアリングキャップ17の軸受部17aに係脱自在
な爪部85a,86aが対向して一体に形成され、上端
部にこの操作部85b,86bが形成されている。ま
た、この昇降体73に装着された保持爪85,86の上
方であってソケット72,83の間に位置して、この保
持爪85,86を開閉操作する開閉アーム87,88が
位置している。この開閉アーム87,88は昇降台58
から垂下された図示しないブラケットに固定された取付
台89に移動自在に支持され、操作部85b,86bに
係合する係合部87a,88aが一体に形成されてい
る。従って、開閉シリンダ90によって開閉アーム8
7,88を移動すると、係合部87a,88aが操作部
85b,86bに係合して保持爪85,86を回動する
ことで、この保持爪85,86を図3に実線で示す爪部
85a,86aがベアリングキャップ17の軸受部17
aに下方から保持する保持位置と、図3に二点鎖線で示
す解除位置とに移動することができる。
【0036】解体動作を行うためにナットランナ61,
62の回転軸71,82が回転すると、ソケット72,
83の回転によりボルトBの弛緩を行わせ、各ソケット
72,83に係合された各ボルトBの回転による同量の
上昇がソケット72,83を同量引き上げ、これにより
昇降体73の左右が平行した上昇を招く。このとき、各
保持爪85,86の上端部が昇降体73に支持軸84に
より支持されているため、両保持爪85,86の下端部
がベアリングキャップ17に係合した状態で、昇降体7
3の上昇に伴って自動的にボルトBの弛緩動作と同時平
行してベアリングキャップ17同量引き上げることにな
る。
【0037】また、本実施形態の組付部品の解体装置で
は、前述したように、各ナットランナ61,62の回転
軸71,82から分解ヘッド63(ソケット72,8
3)が着脱自在であり、ベアリングキャップ17の種類
(例えば、軸受部17aの大きさ、取付ボルトBのサイ
ズ、左右の取付ボルトBの間隔など)に対応して、分解
ヘッド63が複数設けられている。即ち、図7に示すよ
うに、基盤51の所定位置には載置台91が設置されて
おり、この載置台91には交換可能な複数種類の分解ヘ
ッド63a,63bが載置されており、ツールチェンジ
ャユニットTによって交換可能となっている。
【0038】更に、ベアリングキャップ17の左右の取
付ボルトBの間隔が異なる場合には、ナットランナ6
1,62(回転軸71,82)の間隔を調整自在となっ
ている。即ち、図2に示すように、一方のナットランナ
61は支持板59に装着され、この支持板59は昇降台
58に固定されている。他方のナットランナ62は支持
板60に装着され、この支持板60は昇降台58にナッ
トランナ61と接近離反する方向に移動自在に支持され
ている。そして、この支持板60には取付ブラケット9
2を介してねじ筒93が固定される一方、昇降台58に
は駆動モータ94によって回転可能なねじ軸95が装着
され、このねじ軸95がねじ筒93に螺合している。従
って、駆動モータ94を駆動してねじ軸95を回転する
と、ねじ筒93、取付ブラケット92、支持板60を介
してナットランナ62を移動することで、ナットランナ
61,62(回転軸71,82)の間隔を調整すること
ができる。
【0039】ここで、上述した本実施形態の組付部品の
解体装置によるベアリングキャップの解体作業につい
て、図5及び図6のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0040】図5及び図7に示すように、ステップS1
にて、架台55と移動台57と昇降台58をそれぞれ
X,Y,Z方向に移動して分解ヘッド63を搬送ライン
から離間した待機位置で待機させる。ステップS2に
て、搬送コンベヤ42により作業位置に搬送パレット4
1が進入し、ここで停止すると、ステップS3で、この
搬送コンベヤ42に搭載されたシリンダブロック12の
機種を読取る。そして、ステップS4にて、搬送コンベ
ヤ42上のシリンダブロック12の機種と現在装着され
ている分解ヘッド63の対応機種とが合致しているかど
うかを判定し、合致していなければ、ステップS5にて
分解ヘッド63を搬送コンベヤ42上のシリンダブロッ
ク12に対応した機種に交換し、合致していればそのま
までステップS6に移行して分解動作を開始する。
【0041】即ち、ステップS7において、架台55と
移動台57をそれぞれX,Y方向に移動して分解ヘッド
63をシリンダブロック12の真上に移動する。そし
て、ステップS8で、図3に示す開閉シリンダ90によ
って開閉アーム87,88を移動し、保持爪85,86
を図3に二点鎖線で示す解除位置に移動し、ステップS
9にて昇降台58をZ方向に移動、つまり下降する。そ
して、ステップS10にて、図1に示すように、2つの
ソケット72,83の各係止孔72a,83aがベアリ
ングキャップ17の各取付ボルトBの頭部に押圧しなが
ら微少回転すると、両者が合致して係止状態となる。ス
テップS11にて、開閉シリンダ90によって開閉アー
ム87,88を移動し、保持爪85,86を図3に実線
で示す爪部85a,86aがベアリングキャップ17の
軸受部17aに下方から保持する保持位置に移動する。
【0042】この状態で、ステップS12において、駆
動モータ65,81を駆動し、回転軸71,82を取付
ボルトBの弛緩方向に回転すると、ステップS13で
は、この2本の取付ボルトBが回転して弛緩しながら上
昇する。この取付ボルトBの上昇動作に伴って、ステッ
プS14で分解ヘッド63が上昇し、ステップS15で
保持爪85,86に保持されたベアリングキャップ17
が上昇してシリンダブロック12から離脱する。この場
合、取付ボルトBはベアリングキャップ17からの弛緩
に伴って上昇し、その上昇力が分解ヘッド63に伝達さ
れて保持爪85,86が保持したベアリングキャップ1
7を上昇させてシリンダブロック12から離脱するた
め、ベアリングキャップ17を上昇させるための装置は
不要であり、また、シリンダブロック12を押える装置
も不要である。また、ソケット72,83(分解ヘッド
63、回転軸71,82)が上昇ストロークはナットラ
ンナ61,62内で吸収される。
【0043】このようにしてステップS16で、シリン
ダブロック12からのベアリングキャップ17の解体作
業が完了すると、ステップS17にて、分解ヘッド63
が移動して解体したベアリングキャップ17をサブパレ
ット43に仮置きする。ここで、ステップS18にて、
搬送パレット41上のシリンダブロック12から全ての
ベアリングキャップ17を解体したかどうかを判断し、
シリンダブロック12にベアリングキャップ17が残っ
ていれば、ステップS6に移行してステップS6〜S1
7の作業を繰り返す。一方、シリンダブロック12から
全てのベアリングキャップ17が解体されていれば、ス
テップS19にて、分解ヘッド63を待機位置に移動し
て次の搬送パレット41の進入を待つ。
【0044】なお、上述の実施形態において、本発明の
組付部品の解体装置及びその解体方法を、車両用エンジ
ンにおけるシリンダブロックからのベアリングキャップ
の解体作業に適用して説明したが、例えば、シリンダヘ
ッドからのカムシャフトベアリングキャップの解体作業
に適用してもよく、また、車両用エンジンに限らず、他
の機械部品に適用してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の組付部品の解体装置によれば、
組付部品に対向して接近離反自在な装置本体に駆動回転
自在な回転軸を支持し、この回転軸の先端部に先端部に
取付ボルトの頭部に係止可能な係止部を有するソケット
を一体回転自在に連結し、このソケットをソケットの軸
方向に沿って一体に移動自在な移動体によって回転自在
に支持してこの移動体に組付部品に係脱自在な保持爪を
装着したので、ソケットの係止部を取付ボルトの頭部に
係止すると共に保持爪を組付部品に係合した状態で、回
転軸を取付ボルトの弛緩方向に駆動回転すると、取付ボ
ルトが被組付部材に対して回転しながら離脱方向に移動
することとなり、この移動力により移動体を取付ボルト
の弛緩動作と同時平行して同方向に移動して保持爪が組
付部品を被組付部材から離脱させて解体することとな
り、別途独立した駆動装置を用いることなく、被組付部
材からの取付ボルトの弛緩と組付部品の離脱を可能とし
て装置の小型化及び軽量化を図ることができると共に、
作業時間を短縮することができる。
【0046】また、請求項2の発明の組付部品の解体装
置によれば、ソケットを装置本体に対して上方に移動自
在とすると共にスプリングによって係止部を取付ボルト
の頭部に係止する方向に付勢支持し、保持爪を組付部品
に下方から係合可能としたので、ソケットの係止部がス
プリングにより取付ボルトの頭部に付勢された状態で係
止しているため、回転軸を介してソケットを取付ボルト
の弛緩方向に回転すると、取付ボルトは係止部との係止
状態を維持したまま装置本体に対して上方に移動するこ
ととなり、このとき、保持爪が組付部品の下方から係合
しているため、取付ボルトと共にソケット及び移動体が
上昇すると、保持爪が組付部品を保持したままで容易に
被組付部材から離脱することができる。
【0047】また、請求項3の発明の組付部品の解体装
置によれば、ソケットを回転軸に対して着脱自在とし、
組付部品の種類に対応して複数設けられたソケットと移
動体と保持爪とからなる分解ヘッドを選択して装着可能
としたので、搬送ラインに沿って組付部品が締結された
被組付部材が搬送され、この組付部品の種類が異なる場
合には、回転軸からソケットを取り外し、組付部品の種
類に対応した分解ヘッドを選択して装着することで、多
種類の組付部品を同一のライン上で連続して処理するこ
とができる。
【0048】また、請求項4の発明の組付部品の解体装
置によれば、回転軸を装置本体に所定間隔をあけて2本
支持する一方、移動体にソケットを2本支持し、各回転
軸の先端部に各ソケットを連結して移動体に支持された
2本のソケットの間に位置して保持爪を装着したので、
組付部品の両側の取付ボルトにソケットが係止し、中央
に保持爪が係合することで、組付部品をバランス良く被
組付部材から離脱することができる。
【0049】また、請求項5の発明の組付部品の解体装
置によれば、装置本体に2本の回転軸の間隔を調整自在
な調整機構を設けたので、搬送ラインに沿って組付部品
が締結された被組付部材が搬送され、この組付部品の2
本の取付ボルトの位置が異なる場合には、調整機構によ
り回転軸の間隔を調整することで、多種類の組付部品を
同一のライン上で連続して処理することができる。
【0050】また、請求項6の発明の組付部品の解体方
法によれば、移動体に回転自在に支持されたソケットの
係止部を取付ボルトの頭部に係止すると共に、移動体に
支持された保持爪を組付部品に係合した状態で、ソケッ
トを回転駆動し、取付ボルトを弛緩方向に回転すると共
に軸方向に移動し、取付ボルトの軸方向の移動に伴って
保持爪を介して組付部品を移動し、組付部品を被組付部
材から離間させながら解体させるようにしたので、別途
独立した駆動装置を用いることなく、被組付部材からの
取付ボルトの弛緩と組付部品の離脱を可能として作業性
の向上を図ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る組付部品の解体装置
の一部切欠正面図である。
【図2】組付部品の解体装置の駆動部を表すの正面図で
ある。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】分解ヘッドの交換方法を表す概略図である。
【図5】本実施形態の組付部品の解体方法の作業手順を
表すフローチャートである。
【図6】本実施形態の組付部品の解体方法の作業手順を
表すフローチャートである。
【図7】本実施形態の組付部品の解体装置の概略斜視図
である。
【図8】一般的なエンジンの概略断面図である。
【符号の説明】
12 シリンダブロック(被組付部材) 16 クランクシャフト 17 ベアリングキャップ(組付部品) B 取付ボルト 41 搬送パレット 42 搬送コンベヤ 50 組付部品の解体装置 58 昇降台(装置本体) 59,60 支持板 61,62 ナットランナ 63,63a,63b 分解ヘッド 69 スプリング 71,82 回転軸 72,83 ソケット 72a,83a 係止孔(係止部) 73 昇降体(移動体) 75 連結筒 85,86 保持爪 87,88 開閉アーム 93 ねじ筒 94 駆動モータ(調整機構) 95 ねじ軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被組付部材に取付ボルトによって締結さ
    れた組付部品を解体する組付部品の解体装置において、
    前記組付部品に対向して接近離反自在に支持された装置
    本体と、該装置本体に駆動回転自在に支持された回転軸
    と、該回転軸の先端部に一体回転自在に連結されて先端
    部に前記取付ボルトの頭部に係止可能な係止部を有する
    ソケットと、該ソケットを回転自在に支持すると共に該
    ソケットの軸方向に沿って一体に移動自在な移動体と、
    該移動体に装着されて前記組付部品に係脱自在な保持爪
    とを具えたことを特徴とする組付部品の解体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組付部品の解体装置にお
    いて、前記ソケットは前記装置本体に対して上方に移動
    自在であると共にスプリングによって前記係止部が前記
    取付ボルトの頭部に係止する方向に付勢支持され、前記
    保持爪は前記組付部品に下方から係合可能であることを
    特徴とする組付部品の解体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の組付部品の解体装置にお
    いて、前記ソケットは前記回転軸に対して着脱自在であ
    り、前記組付部品の種類に対応して複数設けられた前記
    ソケットと前記移動体と前記保持爪とからなる分解ヘッ
    ドを選択して装着可能であることを特徴とする組付部品
    の解体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の組付部品の解体装置にお
    いて、前記回転軸は前記装置本体に所定間隔をあけて2
    本支持される一方、前記移動体に前記ソケットが2本支
    持され、前記各回転軸の先端部に該各ソケットが連結さ
    れており、前記移動体に支持された該2本のソケットの
    間に位置して前記保持爪が装着されていることを特徴と
    する組付部品の解体装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の組付部品の解体装置にお
    いて、前記装置本体には前記2本の回転軸の間隔を調整
    自在な調整機構が設けられていることを特徴とする組付
    部品の解体装置。
  6. 【請求項6】 被組付部材に取付ボルトによって締結さ
    れた組付部品を解体する組付部品の解体方法において、
    移動体に回転自在に支持されたソケットの係止部を前記
    取付ボルトの頭部に係止すると共に、前記移動体に支持
    された保持爪を前記組付部品に係合した状態で、該ソケ
    ットを回転駆動し、該取付ボルトを弛緩方向に回転する
    と共に軸方向に移動し、該取付ボルトの軸方向の移動に
    伴って前記保持爪を介して前記組付部品を移動し、該組
    付部品を前記被組付部材から離間させながら解体させる
    ようにしたことを特徴とする組付部品の解体方法。
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