JP3426716B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3426716B2
JP3426716B2 JP16696194A JP16696194A JP3426716B2 JP 3426716 B2 JP3426716 B2 JP 3426716B2 JP 16696194 A JP16696194 A JP 16696194A JP 16696194 A JP16696194 A JP 16696194A JP 3426716 B2 JP3426716 B2 JP 3426716B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機やDT
P(Desk Top Publishing)システム等の画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機やDTPシステム等の画
像処理装置は、イメージスキャナ等で読取原稿からデジ
タルの画像データを読み取り、この画像データをプリン
タ装置等で印刷用紙に印刷するので、この過程で画像デ
ータを加工処理することが可能である。そこで、高機能
な画像処理装置は、例えば、イメージスキャナ等で読み
取った画像データをマイクロコンピュータ等で加工処理
してからプリンタ装置等で印刷できるようになってお
り、この加工処理のイメージを確認するために画像デー
タを表示するLCD(Liquid Crystal Display)等のディ
スプレイが設けられている。
【0003】例えば、このような画像処理装置であるデ
ジタル複写機には、イメージスキャナで読み取った画像
データをタッチパネルに表示し、このタッチパネルのプ
ロットで加工処理の範囲などを指定できる機種もある。
なお、このように指定した加工処理の範囲は、画像デー
タが表示されたタッチパネルのプロットで繰り返し修正
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像処理
装置では、読取原稿から読み取って印刷用紙に印刷する
画像データの加工処理のイメージをディスプレイの表示
画像で確認することができる。
【0005】しかし、このような画像処理装置で大判の
読取原稿の一部のみを複写するような場合、読取原稿が
イメージスキャナに適正に配置されないと必要な印刷画
像を得ることができない。そこで、このような場合に
は、読取原稿の位置を修正してから画像読取を再開し、
この読取画像をディスプレイの表示で確認することにな
る。そして、所望する画像が得られるまで上述のような
ことを繰り返す必要があるので、その作業が煩雑であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
読取原稿から画像読取手段で読み取った画像データを画
像表示手段で表示してから画像印刷手段で印刷用紙に印
するようにした画像処理装置において、画像データを
前記画像読取手段で読み取って前記画像表示手段で表示
する一連の動作を所定周期で繰り返し実行させる動作制
御手段を設けた。
【0007】請求項2記載の発明は、読取原稿から画像
読取手段で読み取った画像データを画像表示手段で表示
してから画像印刷手段で印刷用紙に印刷する場合に、事
前に用意された複数種類の印刷用紙から用紙指定手段に
手動操作で指定された一種類の印刷用紙を用紙供給手段
で画像印刷手段に供給するようにした画像処理装置にお
いて、前記画像読取手段が読み取る画像データを前記用
紙指定手段に手動操作で指定された印刷用紙に対応した
範囲に制限してから前記画像表示手段で表示させる表示
制御手段を設け、画像データを前記画像読取手段で読み
取って前記表示制限手段で制限してから前記画像表示手
段で表示する一連の動作を所定周期で繰り返し実行させ
る動作制御手段を設けた。
【0008】請求項3記載の発明は、読取原稿から画像
読取手段で画像データを読み取って画像表示手段で表示
してから画像印刷手段で印刷用紙に印刷する場合に、読
取から表示と印刷とに至る画像データの変倍率が倍率可
変手段で可変自在に設定される画像処理装置において、
前記倍率可変手段の変倍率の初期値と最終値と段階値と
が手動操作で指定される倍率指定手段を設け、画像デー
タを前記画像読取手段で読み取って前記画像表示手段で
表示する一連の動作を所定周期で繰り返し実行させる動
作制御手段を設け、この動作制御手段が一連の動作を繰
り返し実行させる毎に前記倍率可変手段の画像データの
変倍率を前記倍率指定手段に指定された初期値から最終
値まで段階値に従って順次可変する倍率制御手段を設け
た。
【0009】請求項4記載の発明は、読取原稿から画像
読取手段で読み取った画像データを画像表示手段で表示
してから画像印刷手段で印刷用紙に印刷する場合に、読
取から表示と印刷とに至る画像データの変倍率が倍率可
変手段で可変自在に設定され、事前に用意された複数種
類の印刷用紙から用紙指定手段に手動操作で指定された
一種類の印刷用紙が用紙供給手段で画像印刷手段に供給
されるようにした画像処理装置において、前記画像読取
手段が読み取る画像データを前記用紙指定手段に手動操
作で指定された印刷用紙に対応した範囲に制限してから
前記画像表示手段で表示させる表示制御手段を設け、前
記倍率可変手段の変倍率の初期値と最終値と段階値とが
手動操作で指定される倍率指定手段を設け、画像データ
を前記画像読取手段で読み取って前記表示制限手段で制
限してから前記画像表示手段で表示する一連の動作を所
定周期で繰り返し実行させる動作制御手段を設け、この
動作制御手段が一連の動作を繰り返し実行させる毎に前
記倍率可変手段の画像データの変倍率を前記倍率指定手
段に指定された初期値から最終値まで段階値に従って順
次可変する倍率制御手段を設けた。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項2,3又は
4記載の発明において、手動操作に従って動作制御手段
により繰り返し実行する画像読取と画像表示とを停止す
ると共に画像印刷手段による画像印刷を実行する駆動制
御手段を設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、画像読取手段で読取
原稿から画像データを読み取り、この読み取られた画像
データを画像表示手段で表示する一連の動作が、動作制
御手段により所定周期で繰り返される。
【0012】請求項2記載の発明では、画像印刷手段に
供給する印刷用紙が用紙指定手段に手動操作で指定され
ると、画像読取手段で読取原稿から画像データを読み取
り、この読み取られた画像データを用紙指定手段に手動
操作で指定された印刷用紙に対応した範囲に表示制御手
段で制限し、この制限された画像データを画像表示手段
で表示する一連の動作が、動作制御手段により所定周期
で繰り返される。
【0013】請求項3記載の発明では、画像データの変
倍率の初期値と最終値と段階値とが倍率指定手段に手動
操作で指定されると、画像読取手段で読取原稿から画像
データを読み取り、この読み取られた画像データを画像
表示手段で表示する一連の動作が、動作制御手段により
所定周期で繰り返される場合に、この繰り返される画像
表示の変倍率が画像印刷の変倍率と共に初期値から最終
値まで段階値に従って倍率制御手段で順次可変される。
【0014】請求項4記載の発明では、画像印刷手段に
供給する印刷用紙が用紙指定手段に手動操作で指定さ
れ、画像データの変倍率の初期値と最終値と段階値とが
倍率指定手段に手動操作で指定されると、画像読取手段
で読取原稿から画像データを読み取り、この読み取られ
た画像データを用紙指定手段に手動操作で指定された印
刷用紙に対応した範囲に表示制御手段で制限し、この制
限された画像データを画像表示手段で表示する一連の動
作が、動作制御手段により所定周期で繰り返される場合
に、この繰り返される画像表示の変倍率が画像印刷の変
倍率と共に初期値から最終値まで段階値に従って倍率制
御手段で順次可変される。
【0015】請求項5記載の発明では、駆動制御手段を
手動操作すると、動作制御手段による画像読取と画像表
示との繰り返しが停止され、画像印刷手段による画像印
刷が実行される。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説
明する。まず、本実施例の画像処理装置であるフルカラ
ーのデジタル複写機1は、図2に例示するように、読取
原稿(図示せず)から画像データを読み取る画像読取手
段であるスキャナ部2と、プリンタ部3とよりなる。
【0017】このプリンタ部3は、内部上方に感光ドラ
ム4が配置されており、この周囲にトナークリーナ5と
帯電チャージャ6とレーザスキャナ7と四個の現像器8
と転写ベルト9とが配置されている。そして、この転写
ベルト9や定着器10が用紙搬送路11に配置されるこ
とで、画像データを印刷用紙(図示せず)に印刷する画
像印刷手段である電子写真機構12が形成されている。
【0018】また、この電子写真機構12に前記用紙搬
送路11で連通する位置には、サイズや方向が相違する
印刷用紙を供給する複数の給紙カセット13や給紙トレ
ー14が設けられており、これらの給紙トレー14や給
紙カセット13の駆動制御機構(図示せず)により、事
前に用意された複数種類の印刷用紙から一種類の印刷用
紙を前記電子写真機構12に選択的に供給する用紙供給
手段が形成されている。なお、本実施例のデジタル複写
機1のプリンタ部3は、フルカラーで画像印刷を実行す
るので、四個の前記現像器8の各々には、YMCK(Yel
low Magenta Cyanide Black)のカラートナー(図示せ
ず)が個々に収納されている。
【0019】また、前記スキャナ部2は、本体ハウジン
グ15の上面にコンタクトガラス16が設けられてお
り、このコンタクトガラス16の上面に読取原稿(図示
せず)が載置される。そして、このコンタクトガラス1
6に対向する位置に第一の走査ユニット17が移動自在
に支持されており、この第一の走査ユニット17と対向
する位置に第二の走査ユニット18が移動自在に支持さ
れている。ここで、前記第一の走査ユニット17は、画
像照明光源であるハロゲンランプ19と反射面が45度に
傾斜した反射ミラー20とで形成されており、前記第二
の走査ユニット18は、各々45度に傾斜して内角90度で
対向する一対の反射ミラー21,22で形成されてい
る。
【0020】そして、この第二の走査ユニット18の前
記反射ミラー22と対向する位置には、結像光学系23
を介して3ラインCCD24が固定的に配置されてお
り、この3ラインCCD24には、CCDアレイからな
りB光とG光とR光とを各々読み取るBラインとGライ
ンとRライン(何れも図示せず)とが、数ラインの間隔
で連設されている。
【0021】ここで、前記第一・第二の走査ユニット1
7,18の走査速度は二対一に設定されているので、前
記コンタクトガラス16から前記第一・第二の走査ユニ
ット17,18を介して前記3ラインCCD24まで連
通する結像光路の光路長は、前記第一・第二の走査ユニ
ット17,18が移動しても一定である。そして、この
ような一定長の結像光路により、前記コンタクトガラス
16に載置されて前記ハロゲンランプ19で照明された
読取原稿の読取画像の反射光を、前記3ラインCCD2
4が画像データに光電変換する。
【0022】また、前記本体ハウジング15の上面で前
記コンタクトガラス16より手前には操作パネル25が
設けられており、この操作パネル25には、外観的には
図3及び図4に例示するように、各種データを表示する
画像表示手段であるタッチパネル26と多数の操作部と
が設けられている。
【0023】より詳細には、この操作パネル25には、
図3に例示するように、複写動作に関連した基本的な操
作キーとして、数値が入力操作されるテンキー27、モ
ード初期化や予熱開始が入力操作されるクリア/予熱キ
ー28、割込動作の開始が入力操作される割込キー2
9、画質調整が入力操作される画質調整キー30、モー
ド登録やモード呼出の開始が入力操作されるプログラム
キー31、複写開始が入力操作されるスタートキー3
2、データ初期化や動作中止が入力操作されるクリア/
ストップキー33、画像データのエリア加工の開始が入
力操作されるエリア加工キー34、位置決めモードの開
始が入力操作される位置決めキー35、レイアウトモー
ドの開始が入力操作されるレイアウトモードキー36、
前記タッチパネル26の輝度を調節する調節ノブ37等
が設けられている。
【0024】さらに、この操作パネル25には、前記タ
ッチパネル26の画像表示に関連した操作キーとして、
図4に例示するように、画像読取の開始が入力操作され
る読取キー38、画像データの全体表示が入力操作され
る全体キー39、画像表示の倍率が約150,200,300(%)
として入力操作される三個の拡大キー40、表示画面の
移動が入力操作される画面移動キー41、カーソルの移
動が入力操作されるカーソルキー42、カーソルを指定
点にプロットすることが入力操作される点指定キー4
3、指定点による加工エリアの設定が入力操作される閉
じるキー44、最後の指定点の消去が入力操作されるク
リアキー45、全部の指定点の消去が入力操作されるオ
ールクリアキー46等が設けられている。
【0025】ここで、本実施例のデジタル複写機1の電
気的なブロック構造を、図1に基づいて以下に説明す
る。前記スキャナ部2と前記プリンタ部3との各々が、
各種制御を実行するシステム制御ユニット47と、画像
データを加工処理する画像加工手段である画像処理ユニ
ット48とに、各々接続されている。そして、前記シス
テム制御ユニット47には、各種コマンドを通信するシ
リアル通信ドライバ49を介してCPU(Central Proce
ssing Unit)50が接続されており、前記画像処理ユニ
ット48には、画像データを通信するデータバッファ5
1、画像データの転送をスケジューリングするFIFO
(First In First Out)のラインバッファ52、画像デー
タを蓄積するDRAM(Dynamic Random Access Memory)
53が順次接続されている。
【0026】ここで、前記CPU50には、DMAC(D
irect Memory Access Controller)が内蔵されており、
このDMACが前記DRAM53に接続されている。さ
らに、前記CPU50には、前記タッチパネル26の表
示を制御するLCDコントローラ54と前記キー27〜
46とが接続されており、制御プログラムなどを記憶し
たROM(Read Only Memory)55及びSRAM(Static
Random Access Memory)56も接続されている。そし
て、前記LCDコントローラ54には、画像データが展
開されるVRAM(Video Random Access Memory)57が
接続されており、このVRAM57に前記LCDコント
ローラ54を介して前記DRAM53が接続されてい
る。
【0027】なお、前記タッチパネル26は、EL(Ele
ctro Luminescence)等のバックライト(図示せず)と、
ドットマトリクスのLCDモジュール58と、XYマト
リクスのスイッチプレート59とを、順次積層した構造
となっている。そこで、前記LCDモジュール58で操
作キーとして表示されたメニューが前記スイッチプレー
ト59で入力操作でき、ディスプレイエディターとして
も機能するようになっている。
【0028】さらに、前記操作パネル25の電気的なブ
ロック構造を図5に基づいて以下に説明する。まず、R
OM60aとRAM61とが直結された前記LCDコン
トローラ54に、前記タッチパネル26のLCDモジュ
ール58とスイッチプレート59と各種キー27〜46
とが接続されている。なお、これらのキー27〜46に
は、LED(Light Emitting Diode)が内蔵されたものも
あるので、このようなキー27〜46にはLEDドライ
バ62が接続されている。
【0029】そして、前記LCDコントローラ54に
は、アドレスラッチ63が接続されており、このアドレ
スラッチ63と前記LCDコントローラ54とは、CP
U64に接続されている。このCPU64には光トラン
シーバ65が接続されており、この光トランシーバ65
は外部装置(図示せず)と各種データをシリアル通信す
るようになっている。さらに、前記アドレスラッチ63
にはアドレスデコーダ66が接続されており、このアド
レスデコーダ66は、前記LCDコントローラ54と前
記LEDドライバ62とROM60bに直結されると共
に、前記CPU64にシステムリセット67を介して接
続されている。
【0030】さらに、前記タッチパネル26のスイッチ
プレート59は、図6に例示するように、X方向の両端
部に透明電極が形成された透明基板68と、Y方向の両
端部に透明電極が形成された透明基板69とを積層した
構造となっている。そしてこのスイッチプレート59に
接続された座標検出回路70は、アナログスイッチ71
やプルアップ抵抗72や各種ゲート73〜80やA/D
C(Analog/DigitalConvertor)81及びコントローラ
82で形成されている。
【0031】なお、このような座標検出回路70による
前記タッチパネル26の操作位置の座標検出は、前記透
明基板68,69の電位X1,Y1,X2,Y2とに従
って下記の表1のような条件の演算処理で実行される。
【0032】
【表1】
【0033】そして、このようなタッチパネル26の入
力操作により、前記システム制御ユニット47や前記C
PU50や前記LCDコントローラ54等による各種の
動作モードが設定自在となっており、このようなモード
設定に対応して各種手段が作動する。
【0034】そこで、本実施例のデジタル複写機1にお
いては、動作制御手段により、前記操作パネル25の位
置決めキー35の手動操作に対応して前記システム制御
ユニット47や前記CPU50や前記LCDコントロー
ラ54等が前記スキャナ部2と前記タッチパネル26と
の作動を制御することで、前記スキャナ部2で読取原稿
から画像データを読み取り、この読み取られた画像デー
タを前記タッチパネル26で表示する一連の動作が所定
周期で繰り返し実行される。そこで、このような動作制
御手段が作動する位置決めモードの実行が手動操作で指
定される作動指定手段が、前記操作パネル25の位置決
めキー35や前記CPU50等で形成されている。
【0035】さらに、駆動制御手段により、前記タッチ
パネル26の手動操作に対応して前記システム制御ユニ
ット47や前記CPU50や前記LCDコントローラ5
4等が前記スキャナ部2と前記タッチパネル26と前記
プリンタ部3との作動を制御することで、上述のような
動作制御手段により繰り返し実行される画像読取と画像
表示とが停止されると共にプリンタ部3による画像印刷
が実行される。そこで、このような駆動制御手段の作動
指令が入力操作される駆動指定手段が、前記操作パネル
25のスタートキー32や前記CPU50等で形成され
ている。
【0036】なお、本実施例のデジタル複写機1では、
前述のように前記給紙カセット13や前記給紙トレー1
4にサイズや方向が相違する複数種類の印刷用紙が個々
に収納されており、これら複数種類の印刷用紙から一種
類の印刷用紙が前記電子写真機構12に選択的に供給さ
れるようになっている。そして、この電子写真機構12
に選択的に供給される印刷用紙が手動操作で指定される
用紙指定手段が、詳細には後述するように、タッチパネ
ル26のスイッチプレート59や前記LCDコントロー
ラ54や前記CPU50等で形成されている。
【0037】そこで、前述のように画像データを前記ス
キャナ部2で読み取って前記タッチパネル26で表示す
る一連の動作を位置決めモードとして所定周期で繰り返
し実行させる場合に、前記タッチパネル26のスイッチ
プレート59で印刷用紙を指定することもできる。この
ような場合、表示制御手段により、前記スイッチプレー
ト59の手動操作に対応して前記画像処理ユニット48
や前記CPU50や前記LCDコントローラ54等が前
記スキャナ部2から前記タッチパネル26に伝送される
画像データを加工処理することで、前記スキャナ部2が
読み取る画像データが指定された印刷用紙に対応した範
囲に制限されてから前記タッチパネル26で表示され
る。
【0038】このように、前述のように位置決めモード
において機能する動作制御手段は、画像データを前記ス
キャナ部2で読み取って前記LCDコントローラ54等
の表示制限手段で制限してから前記タッチパネル2で表
示する一連の動作を所定周期で繰り返し実行させること
になる。
【0039】また、倍率可変手段により、前記画像処理
ユニット48や前記CPU50や前記LCDコントロー
ラ54等がプリンタ部3の電子写真機構12を制御する
ことで、この電子写真機構12の画像印刷の変倍率が可
変自在に設定される。そして、このような倍率可変手段
の変倍率の初期値と最終値と段階値とが手動操作で指定
される倍率指定手段が、前記タッチパネル26のスイッ
チプレート59や前記LCDコントローラ54や前記C
PU50等で形成されている。
【0040】そこで、このようなタッチパネル26のス
イッチプレート59の手動操作に対応して前記画像処理
ユニット48や前記CPU50や前記LCDコントロー
ラ54等が前記スキャナ部2から前記タッチパネル26
に伝送される画像データを加工処理することで、前述の
ように位置決めモードにおいて倍率制御手段により画像
データの変倍率が初期値から最終値まで段階値に従って
順次可変される。
【0041】さらに、前記タッチパネル26のスイッチ
プレート59の手動操作に対応して前記画像処理ユニッ
ト48や前記CPU50や前記LCDコントローラ54
等が前記スキャナ部2から前記タッチパネル26に伝送
される画像データを加工処理することで、画像データを
前記スキャナ部2で読み取って前記LCDコントローラ
54等の表示制限手段で制限してから前記タッチパネル
2で表示する一連の動作を所定周期で繰り返す場合に、
タッチパネル26のLCDモジュール58が繰り返し表
示する画像データの変倍率を倍率制御手段で初期値から
最終値まで段階値に従って順次可変することも可能であ
る。
【0042】このような構成において、このデジタル複
写機1で読取原稿の画像を複写する場合は、読取画像が
スキャナ部2で読取走査されてRGBの画像データが出
力され、このRGBの画像データから生成されたYMC
Kの画像データがプリンタ部3で印刷用紙に印刷され
る。そして、このような画像複写を実行する場合に、タ
ッチパネル26の手動操作で各種の動作モードが設定さ
れ、このモード設定に対応して各種手段が作動する。
【0043】ここで、タッチパネル26の各種の表示画
面の具体例を図7ないし図11に基づいて以下に説明す
る。まず、図7に例示するように、複写動作の各種モー
ドが表示されたモード選択画面には、カラーモード、自
動濃度、マニュアル濃度、画質モード、自動用紙選択、
用紙トレー、用紙自動変倍、等倍、ソート、スタック等
のモード選択のメニューが表示され、さらに、クリエイ
ト、カラー加工、移動/ブック加工、変倍等のサブ画面
選択のメニューも表示される。そこで、用紙トレーのメ
ニューには印刷用紙のサイズと方向とも表示されるの
で、その手動操作により印刷用紙の種類が指定されるよ
うになっている。
【0044】また、このようにモード選択画面が表示さ
れたタッチパネル26に対し、例えば、変倍のメニュー
が手動操作で指定されると変倍設定画面がスクロールア
ップされる。そして、この変倍設定画面には、図8に例
示するように、定形変倍、ズーム、寸法変倍、独立変倍
拡大連写等のメニューが表示され、例えば、定形変倍の
メニューが選択されている場合は、この定形変倍のメニ
ューとして、 400%,200%,…,25%等のメニューも表
示される。
【0045】また、操作パネル25のレイアウトモード
キー36が手動操作されると、図9に例示するように、
レイアウトモード設定画面がタッチパネル26にスクロ
ールアップされる。そして、このレイアウトモード設定
画面には、タッチパネル26の画像表示の変倍率の初期
値と最終値とが変倍範囲として手動操作で指定されると
共に、変倍率の段階値がステップ変倍として手動操作で
指定される状態となる。なお、これらの数値設定を実行
する場合は、その部分を押下して表示の白黒を反転さ
せ、この状態でテンキー27の手動操作で数値を設定
し、#キーの手動操作で数値を確定する。
【0046】さらに、操作パネル25のプログラムキー
31が手動操作されると、図10に例示するように、ユ
ーザツール設定画面がタッチパネル26に表示される。
そして、このユーザツール設定画面には、オートクリア
や操作部仕様などの各種の設定メニューが表示されるの
で、その設定メニューを実行する場合は、その部分を押
下して各々の設定画面をタッチパネル26に表示させ
る。例えば、オートクリアの設定画面をタッチパネル2
6に表示させると、図11に例示するように、オートク
リアやオート予熱の実行時間などの他、位置決めモード
周期の実行時間も手動操作で指定される状態となる。
【0047】ここで、この位置決めモードとは、前述し
た前記スキャナ部2の画像読取と前記タッチパネル26
の画像表示とを所定周期で繰り返し実行する動作制御手
段が作動する動作モードであり、この実行時間を“00”
以外に設定することで動作制御手段が自動的に作動する
位置決めモードが動作モードとして設定される。なお、
これらの数値設定を実行する場合は、その部分を押下し
て表示の白黒を反転させ、この状態でテンキー27の手
動操作で数値を設定し、#キーの手動操作で数値を確定
する。
【0048】そこで、本実施例のデジタル複写機1で
は、通常の画像複写を実行する場合には、最初に操作パ
ネル25のスタートキー32を手動操作する。すると、
これを検知したシステム制御ユニット47が各部を制御
することで、コンタクトガラス16に載置された読取原
稿の読取画像がスキャナ部2で読取走査されてRGBの
画像データが出力され、このRGBの画像データから生
成されたYMCKの画像データがプリンタ部3で印刷用
紙に印刷されることでカラー画像が複写される。
【0049】ここで、このデジタル複写機1では、上述
のような画像複写を実行する過程で、画像データに各種
の加工処理を実行することもできる。そこで、このよう
な画像データの加工処理を実行する場合には、最初にス
タートキー32を手動操作することなく読取キー38を
手動操作すると、スキャナ部2で読取走査された画像デ
ータはプリンタ部3で印刷されることなくタッチパネル
26に表示される。そこで、このタッチパネル26の表
示画像に操作パネル25の手動操作で加工処理を指定し
てからスタートキー32を手動操作すれば、画像データ
は加工処理されてからプリンタ部3で印刷される。
【0050】また、大判の読取原稿の一部のみを複写す
るような場合には、最初に読取キー38を手動操作して
タッチパネル26に読取画像を表示させ、この読取画像
を確認してからスタートキー32を手動操作すれば、適
正な画像データがプリンタ部3で印刷される。この時、
タッチパネル26の表示画像により、スキャナ部2上の
読取原稿の位置が適正でないことが判明した場合には、
この読取原稿の位置を修正することになる。
【0051】そこで、このように読取原稿の位置修正を
繰り返すことが予想される場合には、最初に読取キー3
8を手動操作することなく位置決めキー35を手動操作
すると、スキャナ部2の画像読取とタッチパネル26の
画像表示とが自動的に所定周期で繰り返されるので、利
用者は読取原稿の位置修正だけを実行すれば良い。
【0052】ここで、この位置決めモードの処理動作を
図12に例示するフローチャートに基づいて以下に順次
説明する。なお、このような位置決めモードを実行する
場合には、図7に例示するように、事前にタッチパネル
26の手動操作で給紙カセット13や給紙トレー14を
指定して印刷用紙を選択しておき、図8に例示するよう
に、画像複写の変倍率も指定しておく。
【0053】そして、上述のような状態で位置決めキー
35の手動操作の有無が判断されるので(ステップS
1)、この手動操作が検知されるとシステム制御ユニッ
ト47から画像処理ユニット48とCPU50とスキャ
ナ部2とに位置決めモードの開始コマンドが出力される
(ステップS2〜S4)。同時に、画像処理ユニット4
8とCPU50とには、印刷用紙と変倍率とに対応した
表示倍率と表示範囲とが設定され、スキャナ部2には印
刷用紙と変倍率とに対応した読取倍率と読取範囲とが設
定されるので、この設定された読取倍率と読取範囲とで
スキャナ部2は画像読取を実行する。
【0054】そして、この画像読取でスキャナ部2から
画像制御信号と共に出力される画像データは、画像処理
ユニット48で表示倍率と表示範囲とに従って編集処理
され、この編集処理された画像データがCPU50によ
りタッチパネル26に表示される。この時、上述のよう
な動作開始と共にシステム制御ユニット47では内蔵タ
イマ(図示せず)がリセットされ(ステップS5)、こ
のタイマの計測時間が設定時間に到達するまでタッチパ
ネル26の画像表示が継続される(ステップS6)。
【0055】そして、タイマの計測時間が設定時間に到
達するとスタートキー32の手動操作の有無が判断され
(ステップS7)、この手動操作が検知された場合に
は、プリンタ部3で画像データを印刷して位置決めモー
ドの処理動作を終了する(ステップS8)。また、スタ
ートキー32の手動操作が検知されない場合には、クリ
ア/ストップキー33の手動操作の有無が判断され(ス
テップS9)、この手動操作が検知された場合には、位
置決めモードの処理動作を終了する。
【0056】そして、スタートキー32とクリア/スト
ップキー33との手動操作が共に検知されない場合に
は、ステップS2に復帰するのでスキャナ部2の画像読
取とタッチパネル26の画像表示とを再開する。
【0057】上述のようにすることで、スタートキー3
2による画像印刷の開始かクリアストップキー33によ
る処理中止かが手動操作されるまで、スキャナ部2の画
像読取とタッチパネル26の画像表示とを自動的に所定
周期で繰り返す。このため、読取原稿を位置修正して画
像読取を繰り返す場合でも、利用者は読取キー38を繰
り返し手動操作する必要がなく、読取原稿の位置修正の
み実行すれば良いので、その作業負担を軽減することが
でき、作業速度も向上させることができる。
【0058】しかも、上述のように位置決めモードの最
中にスタートキー32が手動操作されると、位置決めモ
ードが終了されると共に、その時点の画像データが自動
的にプリンタ部3で印刷されるので、画像データが適正
に修正された段階で画像印刷を迅速に開始することがで
き、位置決めモードの終了と画像印刷とを個々に手動操
作する必要もないので、さらに利用者の作業負担が軽減
されて作業速度が向上する。
【0059】さらに、上述のような位置決めモードを実
行する場合に、タッチパネル26が繰り返し表示する画
像データが印刷用紙に対応した範囲に制限されることに
より、プリンタ部3で印刷される画像のみがタッチパネ
ル26に表示されるので、複写画像の確認を簡易かつ確
実に実行することができ、タッチパネル26が表示する
画像データの容量も低減されるので、CPU50やLC
Dコントローラ54等のデータ処理の速度が向上して負
担も軽減される。
【0060】また、このデジタル複写機1は、タッチパ
ネル26で初期倍率と最終倍率とステップ倍率とを手動
操作で指定してからレイアウトモードを実行すること
で、タッチパネル26が繰り返し表示する画像データの
変倍率を初期倍率から最終倍率までステップ倍率に従っ
て順次可変することもできる。
【0061】そこで、このようなレイアウトモードの処
理動作を、図13のフローチャートに基づいて以下に順
次説明する。なお、このようなレイアウトモードを実行
する場合にも、図7に例示するように、事前にタッチパ
ネル26の手動操作で給紙カセット13や給紙トレー1
4を指定して印刷用紙を選択しておく。さらに、図9に
例示するように、操作パネル25のレイアウトモードキ
ー36を手動操作してレイアウトモード設定画面をタッ
チパネル26に表示させ、画像表示の初期倍率と最終倍
率とステップ倍率とを手動操作で指定しておく。
【0062】そして、上述のようにタッチパネル26に
レイアウトモード設定画面が表示された状態で、ここに
表示されている実行キーの手動操作の有無が判断される
ので(ステップT1)、この手動操作が検知されると設
定された初期倍率により表示倍率と読取倍率とが設定さ
れ、選択された印刷用紙により表示範囲と読取範囲とが
設定される(ステップT2)。そこで、システム制御ユ
ニット47から画像処理ユニット48とCPU50とス
キャナ部2とにレイアウトモードの開始コマンドが出力
されると共に、画像処理ユニット48とCPU50とに
は表示倍率と表示範囲とが設定され、スキャナ部2には
読取倍率と読取範囲とが設定される(ステップT3〜T
5)。
【0063】そこで、この設定された読取倍率と読取範
囲とでスキャナ部2は画像読取を実行するので、このス
キャナ部2から画像制御信号と共に出力される画像デー
タは、画像処理ユニット48で表示倍率と表示範囲とに
従って編集処理されてCPU50によりタッチパネル2
6に表示される。この時、上述のような動作開始と共に
システム制御ユニット47では内蔵タイマ(図示せず)
がリセットされると共に(ステップT6)、表示倍率に
ステップ倍率が加算される(ステップT7)。そこで、
この表示倍率と終了倍率とが比較され(ステップT
8)、この終了倍率より表示倍率が大きいことが検出さ
れた場合には、レイアウトモードの処理動作を終了す
る。
【0064】そして、終了倍率より表示倍率が小さいこ
とが検出された場合には、タイマの計測時間が設定時間
に到達するまでタッチパネル26の画像表示が継続され
(ステップT9)、タイマの計測時間が設定時間に到達
するとスタートキー32の手動操作の有無が判断される
(ステップT10)。そこで、この手動操作が検知され
た場合には、その時点の表示倍率からステップ倍率を減
算して複写倍率が算定され(ステップT11)、この複
写倍率によりプリンタ部3で画像データが印刷されてレ
イアウトモードの処理動作を終了する(ステップT1
2)。
【0065】また、ステップT10でスタートキー32
の手動操作が検知されない場合には、クリア/ストップ
キー33の手動操作の有無が判断され(ステップT1
3)、この手動操作が検知された場合には、レイアウト
モードの処理動作を終了する。そして、スタートキー3
2とクリア/ストップキー33との手動操作が共に検知
されない場合には、ステップT2に復帰するので、ステ
ップ倍率が加算された読取倍率と表示倍率とでスキャナ
部2の画像読取とタッチパネル26の画像表示とが再開
される。
【0066】上述のようにすることで、スキャナ部2の
画像読取とタッチパネル26の画像表示とが自動的に所
定周期で繰り返される毎に、その表示倍率がステップ倍
率で段階的に変化する。このため、読取原稿の最適な複
写倍率を模索して画像読取を繰り返す場合でも、利用者
は読取キー38とタッチパネル26のズームキーとを繰
り返し手動操作する必要がなく、タッチパネル26の表
示画面を確認して最適な状態でスタートキー32を押下
すれば良いので、その作業負担を軽減することができ、
作業速度を向上させることもできる。
【0067】しかも、上述のようにレイアウトモードの
最中にスタートキー32が手動操作されると、レイアウ
トモードが終了されると共に、その時点の画像データが
自動的にプリンタ部3で印刷されるので、画像データが
適正に修正された段階で画像印刷を迅速に開始すること
ができ、レイアウトモードの終了と画像印刷とを個々に
手動操作する必要もないので、さらに利用者の作業負担
が軽減されて作業速度が向上する。
【0068】さらに、上述のようなレイアウトモードを
実行する場合に、タッチパネル26が繰り返し表示する
画像データが印刷用紙に対応した範囲に制限されること
により、プリンタ部3で印刷される画像のみがタッチパ
ネル26に表示されるので、複写画像の確認を簡易かつ
確実に実行することができ、タッチパネル26が表示す
る画像データの容量も低減されるので、CPU50やL
CDコントローラ54等のデータ処理の速度が向上して
負担も軽減される。
【0069】なお、本実施例では画像データの変倍率を
可変する場合に、スキャナ部2で読み取った画像データ
をデータ処理で変倍してタッチパネル26の表示やプリ
ンタ部3の印刷に利用することを想定したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば、スキャ
ナ部2の読取倍率で画像データの変倍率を可変すること
も可能である。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、読取原稿から画
像読取手段で読み取った画像データを画像表示手段で表
してから画像印刷手段で印刷用紙に印刷するようにし
た画像処理装置において、画像データを前記画像読取手
段で読み取って前記画像表示手段で表示する一連の動作
を所定周期で繰り返し実行させる動作制御手段を設けた
ことにより、例えば、画像読取手段に対して読取原稿を
適正位置に配置するために、読取原稿の位置修正と画像
読取手段の作動とを繰り返す場合、利用者は画像読取手
段の作動を手作業で繰り返す必要がなく、読取原稿の位
置修正のみ実行すれば良いので、その作業負担の軽減や
作業速度の向上に寄与することができる等の効果を有す
る。
【0071】請求項2記載の発明は、読取原稿から画像
読取手段で読み取った画像データを画像表示手段で表示
してから画像印刷手段で印刷用紙に印刷する場合に、事
前に用意された複数種類の印刷用紙から用紙指定手段に
手動操作で指定された一種類の印刷用紙を用紙供給手段
で画像印刷手段に供給するようにした画像処理装置にお
いて、前記画像読取手段が読み取る画像データを前記用
紙指定手段に手動操作で指定された印刷用紙に対応した
範囲に制限してから前記画像表示手段で表示させる表示
制御手段を設け、画像データを前記画像読取手段で読み
取って前記表示制限手段で制限してから前記画像表示手
段で表示する一連の動作を所定周期で繰り返し実行させ
る動作制御手段を設けたことにより、画像印刷手段で印
刷される画像のみを画像表示手段に表示するので、複写
画像の確認を簡易かつ確実に実行することができ、さら
に、画像表示手段が表示する画像データの容量を低減す
ることもできるので、データ処理の速度向上や負担軽減
にも寄与することができる等の効果を有する。
【0072】請求項3記載の発明は、読取原稿から画像
読取手段で画像データを読み取って画像表示手段で表示
してから画像印刷手段で印刷用紙に印刷する場合に、読
取から表示と印刷とに至る画像データの変倍率が倍率可
変手段で可変自在に設定される画像処理装置において、
前記倍率可変手段の変倍率の初期値と最終値と段階値と
が手動操作で指定される倍率指定手段を設け、画像デー
タを前記画像読取手段で読み取って前記画像表示手段で
表示する一連の動作を所定周期で繰り返し実行させる動
作制御手段を設け、この動作制御手段が一連の動作を繰
り返し実行させる毎に前記倍率可変手段の画像データの
変倍率を前記倍率指定手段に指定された初期値から最終
値まで段階値に従って順次可変する倍率制御手段を設け
たことにより、例えば、画像印刷の変倍率を適正に設定
するために倍率可変手段の倍率設定と画像読取手段の画
像読取と画像表示手段の画像表示とを繰り返す場合、倍
率可変手段と画像読取手段と画像表示手段との作動を手
作業で繰り返す必要がなく、表示画面を確認して最適な
状態で画像印刷を開始すれば良いので、その作業負担の
軽減や作業速度の向上に寄与することができる等の効果
を有する。
【0073】請求項4記載の発明は、読取原稿から画像
読取手段で読み取った画像データを画像表示手段で表示
してから画像印刷手段で印刷用紙に印刷する場合に、読
取から表示と印刷とに至る画像データの変倍率が倍率可
変手段で可変自在に設定され、事前に用意された複数種
類の印刷用紙から用紙指定手段に手動操作で指定された
一種類の印刷用紙が用紙供給手段で画像印刷手段に供給
されるようにした画像処理装置において、前記画像読取
手段が読み取る画像データを前記用紙指定手段に手動操
作で指定された印刷用紙に対応した範囲に制限してから
前記画像表示手段で表示させる表示制御手段を設け、前
記倍率可変手段の変倍率の初期値と最終値と段階値とが
手動操作で指定される倍率指定手段を設け、画像データ
を前記画像読取手段で読み取って前記表示制限手段で制
限してから前記画像表示手段で表示する一連の動作を所
定周期で繰り返し実行させる動作制御手段を設け、この
動作制御手段が一連の動作を繰り返し実行させる毎に前
記倍率可変手段の画像データの変倍率を前記倍率指定手
段に指定された初期値から最終値まで段階値に従って順
次可変する倍率制御手段を設けたことにより、例えば、
画像印刷の変倍率を適正に設定するために倍率可変手段
の倍率設定と画像読取手段の画像読取と画像表示手段の
画像表示とを繰り返す場合、倍率可変手段と画像読取手
段と画像表示手段との作動を手作業で繰り返す必要がな
く、表示画面を確認して最適な状態で画像印刷を開始す
れば良いので、その作業負担の軽減や作業速度の向上に
寄与することができ、しかも、画像印刷手段で印刷され
る画像のみを画像表示手段に表示するので、複写画像の
確認を簡易かつ確実に実行することができ、さらに、画
像表示手段が表示する画像データの容量を低減すること
もできるので、データ処理の速度向上や負担軽減にも寄
与することができる等の効果を有する。
【0074】請求項5記載の発明は、請求項2,3又は
4記載の発明において、手動操作に従って動作制御手段
により繰り返し実行する画像読取と画像表示とを停止す
ると共に画像印刷手段による画像印刷を実行する駆動制
御手段を設けたことにより、画像データが適正に修正さ
れた段階で画像印刷手段の画像印刷を迅速に開始するこ
とができ、動作制御手段の作動停止と画像印刷手段の作
動開始とを個々に手動操作する必要もないので、作業負
担の軽減や作業速度の向上に寄与することができる等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施例であるデジタ
ル複写機の回路構造を例示するブロック図である。
【図2】デジタル複写機の内部構造を例示する縦断側面
図である。
【図3】操作パネルの外観を例示する平面図である。
【図4】画像表示手段であるタッチパネルの外観を例示
する平面図である。
【図5】操作パネルの回路構造を例示するブロック図で
ある。
【図6】タッチパネルに接続された座標検出回路の回路
構造を例示するブロック図である。
【図7】タッチパネルに表示される初期画面を例示する
平面図である。
【図8】タッチパネルに表示される変倍設定画面を例示
する平面図である。
【図9】タッチパネルに表示されるレイアウトモード設
定画面を例示する平面図である。
【図10】タッチパネルに表示されるユーザプログラム
設定画面を例示する平面図である。
【図11】タッチパネルに表示されるオートクリア設定
画面を例示する平面図である。
【図12】動作制御手段が作動する位置決めモードの処
理動作を例示するフローチャートである。
【図13】倍率制御手段が作動するレイアウトモードの
処理動作を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 画像読取手段 12 画像印刷手段 13,14 用紙供給手段 26 画像表示手段 32,50 駆動指定手段 47,50,54 動作制御手段、駆動制御手段、倍率
可変手段 48,50,54 表示制御手段、倍率制御手段 50,54,59 用紙指定手段、倍率指定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−158667(JP,A) 特開 昭64−54468(JP,A) 特開 昭61−269556(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 107 G09G 5/00 510 H04N 1/00 106

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取原稿から画像読取手段で読み取った
    画像データを画像表示手段で表示してから画像印刷手段
    で印刷用紙に印刷するようにした画像処理装置におい
    て、画像データを前記画像読取手段で読み取って前記画
    像表示手段で表示する一連の動作を所定周期で繰り返し
    実行させる動作制御手段を設けたことを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 読取原稿から画像読取手段で読み取った
    画像データを画像表示手段で表示してから画像印刷手段
    で印刷用紙に印刷する場合に、事前に用意された複数種
    類の印刷用紙から用紙指定手段に手動操作で指定された
    一種類の印刷用紙を用紙供給手段で画像印刷手段に供給
    するようにした画像処理装置において、前記画像読取手
    段が読み取る画像データを前記用紙指定手段に手動操作
    で指定された印刷用紙に対応した範囲に制限してから前
    記画像表示手段で表示させる表示制御手段を設け、画像
    データを前記画像読取手段で読み取って前記表示制限手
    段で制限してから前記画像表示手段で表示する一連の動
    作を所定周期で繰り返し実行させる動作制御手段を設け
    たことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 読取原稿から画像読取手段で画像データ
    を読み取って画像表示手段で表示してから画像印刷手段
    で印刷用紙に印刷する場合に、読取から表示と印刷とに
    至る画像データの変倍率が倍率可変手段で可変自在に設
    定される画像処理装置において、前記倍率可変手段の変
    倍率の初期値と最終値と段階値とが手動操作で指定され
    る倍率指定手段を設け、画像データを前記画像読取手段
    で読み取って前記画像表示手段で表示する一連の動作を
    所定周期で繰り返し実行させる動作制御手段を設け、こ
    の動作制御手段が一連の動作を繰り返し実行させる毎に
    前記倍率可変手段の画像データの変倍率を前記倍率指定
    手段に指定された初期値から最終値まで段階値に従って
    順次可変する倍率制御手段を設けたことを特徴とする画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 読取原稿から画像読取手段で読み取った
    画像データを画像表示手段で表示してから画像印刷手段
    で印刷用紙に印刷する場合に、読取から表示と印刷とに
    至る画像データの変倍率が倍率可変手段で可変自在に設
    定され、事前に用意された複数種類の印刷用紙から用紙
    指定手段に手動操作で指定された一種類の印刷用紙が用
    紙供給手段で画像印刷手段に供給されるようにした画像
    処理装置において、前記画像読取手段が読み取る画像デ
    ータを前記用紙指定手段に手動操作で指定された印刷用
    紙に対応した範囲に制限してから前記画像表示手段で表
    示させる表示制御手段を設け、前記倍率可変手段の変倍
    率の初期値と最終値と段階値とが手動操作で指定される
    倍率指定手段を設け、画像データを前記画像読取手段で
    読み取って前記表示制限手段で制限してから前記画像表
    示手段で表示する一連の動作を所定周期で繰り返し実行
    させる動作制御手段を設け、この動作制御手段が一連の
    動作を繰り返し実行させる毎に前記倍率可変手段の画像
    データの変倍率を前記倍率指定手段に指定された初期値
    から最終値まで段階値に従って順次可変する倍率制御手
    段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 手動操作に従って動作制御手段により繰
    り返し実行する画像読取と画像表示とを停止すると共に
    画像印刷手段による画像印刷を実行する駆動制御手段を
    設けたことを特徴とする請求項2,3又は4記載の画像
    処理装置。
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