JP3348134B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3348134B2 JP14017095A JP14017095A JP3348134B2 JP 3348134 B2 JP3348134 B2 JP 3348134B2 JP 14017095 A JP14017095 A JP 14017095A JP 14017095 A JP14017095 A JP 14017095A JP 3348134 B2 JP3348134 B2 JP 3348134B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能な複写機等に利
用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機やDTPシステム等の画
像形成装置は、イメージスキャナ等により読取原稿から
デジタルの画像データを読み取り、この画像データをプ
リンタ装置等により印刷用紙に印刷するので、この過程
で画像データを加工処理することが可能である。そこ
で、高機能な画像形成装置は、例えば、イメージスキャ
ナ等により読み取った画像データをマイクロコンピュー
タ等により加工処理してからプリンタ装置等により印刷
できるようになっており、この加工処理のイメージを確
認するために画像データを表示するLCD(Liquid Crys
tal Display)等のディスプレイが設けられている。例え
ば、このような画像形成装置であるデジタル複写機に
は、イメージスキャナにより読み取った画像データをタ
ッチパネルに表示し、このタッチパネルのプロットで加
工処理の範囲などを指定できる機種もある。
【0003】また、上述のような画像形成装置を使用す
る環境では、画像読取や画像形成に対して各種作業が要
求されることになり、例えば、両面印刷を行なうことも
ある。この場合、一部の画像形成装置は、両面印刷を用
紙反転機構により機械的に実行するが、用紙反転機構を
有しない画像形成装置では、両面印刷を手差給紙により
実行することになる。例えば、読取原稿の片面の画像デ
ータを印刷用紙の両面に複写する場合、読取原稿の表面
の画像データを印刷用紙の表面に複写する動作は、通常
の片面複写と同様に実行される。すると、読取原稿の表
面の画像データが表面に複写された印刷用紙が搬出され
るので、この印刷用紙を手作業で反転させて給紙位置に
手差給紙し、印刷用紙の裏面に読取原稿の表面の画像デ
ータを複写させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、用紙反
転機構を有しない画像形成装置でも、手差給紙により両
面複写を実現することができる。
【0005】しかし、表面に画像データが複写された印
刷用紙を手差給紙する場合、この作業を一般ユーザが実
行するため、セット方向を間違うことがある。例えば、
印刷用紙の上下方向を間違うと、印刷用紙の裏面に複写
された画像データの上下方向が相反することになり、印
刷用紙の表裏方向を間違うと、印刷用紙の片面に二つの
画像データが重ねて複写されることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
読取原稿から画像データを読取走査する画像読取手段
と、画像データを表示出力する画像表示手段と、印刷用
紙を手差給紙する手差給紙手段と、印刷用紙に画像デー
タを形成する画像形成手段と、動作モードとして手差両
面モードを設定するモード設定手段と、このモード設定
手段により手差両面モードが設定されると前記画像読取
手段により読取走査されて前記画像形成手段により印刷
用紙の表面に形成された画像データに基づいて前記手差
給紙手段に対する手差給紙の誘導画面を前記画像表示手
段に表示出力させる動作制御手段と、を有し、前記動作
制御手段は、前記画像読取手段により読取走査されて前
記画像形成手段により印刷用紙の表面に形成された画像
データを表裏反転させ、その輪郭線を抽出して破線に置
換して誘導画面を作成する。
【0007】
【0008】なお、本発明で云う手差給紙の誘導画面と
は、手差給紙の作業を誘導して間違いを防止する画面で
あり、具体的には、手差給紙の作業手順の模式図、手差
給紙に関する注意事項、などを含む画面である。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、読取原稿の画像デー
タを画像読取手段が読取走査すると、この画像データが
画像表示手段により表示出力される。印刷用紙を手差給
紙手段に手差給紙すると、この印刷用紙に画像形成手段
が画像データを形成する。そして、モード設定手段によ
り動作モードとして手差両面モードが設定されると、画
像読取手段により読取走査されて画像形成手段により印
刷用紙の表面に形成された画像データに基づいて手差給
紙手段に対する手差給紙の誘導画面を動作制御手段が画
像表示手段に表示出力させるので、手差給紙により両面
複写を実行する場合に、表面に画像データを複写した印
刷用紙の手差給紙のセット方向が誘導画面により誘導さ
れる。
【0010】また、動作制御手段が画像読取手段により
読取走査されて画像形成手段により印刷用紙の表面に形
成された画像データを表裏反転させ、その輪郭線を抽出
して破線に置換して誘導画面を作成するので、適切な誘
導画面が簡易に作成される。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説
明する。まず、本実施例の画像形成装置であるデジタル
複写機1は、図1に示すように、読取原稿から画像を読
み取る画像読取手段であるスキャナ部2と、印刷用紙に
画像を形成する画像形成手段であるプリンタ部3とを有
する。
【0012】このプリンタ部3は、内部上方に配置され
た感光ドラム4の周囲に、トナークリーナ5、帯電チャ
ージャ6、レーザスキャナ7、四個の現像器8、転写ベ
ルト9、等が配置されており、この転写ベルト9や定着
器10が用紙搬送路11に配置されることにより電子写
真機構12が形成されている。
【0013】また、この電子写真機構12に前記用紙搬
送路11で連通する位置には、サイズや方向が相違する
印刷用紙を供給する複数の給紙カセット13や手差給紙
手段である手差トレー14が設けられており、これらの
手差トレー14や給紙カセット13にセットされた印刷
用紙を駆動制御機構(図示せず)が前記電子写真機構1
2に供給する。なお、本実施例のデジタル複写機1のプ
リンタ部3は、前記電子写真機構12により印刷用紙に
フルカラーで画像を形成するので、四個の前記現像器8
の各々には、YMCK(Yellow Magenta Cyanide Black)
のカラートナー(図示せず)が個々に収納されている。
【0014】また、前記スキャナ部2は、本体ハウジン
グ15の上面にコンタクトガラス16が設けられてお
り、このコンタクトガラス16の上面に読取原稿(図示
せず)が載置される。そして、このコンタクトガラス1
6に対向する位置に第一の走査ユニット17が移動自在
に支持されており、この第一の走査ユニット17と対向
する位置に第二の走査ユニット18が移動自在に支持さ
れている。ここで、前記第一の走査ユニット17は、画
像照明光源であるハロゲンランプ19と反射面が45度に
傾斜した反射ミラー20とで形成されており、前記第二
の走査ユニット18は、各々45度に傾斜して内角90度で
対向する一対の反射ミラー21,22で形成されてい
る。
【0015】そして、この第二の走査ユニット18の前
記反射ミラー22と対向する位置には、結像光学系23
を介して3ラインCCD24が固定的に配置されてお
り、この3ラインCCD24には、CCDアレイからな
りB光とG光とR光とを各々読み取るBラインとGライ
ンとRライン(何れも図示せず)とが、数ラインの間隔
で連設されている。
【0016】ここで、前記第一・第二の走査ユニット1
7,18の走査速度は二対一に設定されているので、前
記コンタクトガラス16から前記第一・第二の走査ユニ
ット17,18を介して前記3ラインCCD24まで連
通する結像光路の光路長は、前記第一・第二の走査ユニ
ット17,18が移動しても一定である。そして、この
ような一定長の結像光路により、前記コンタクトガラス
16に載置されて前記ハロゲンランプ19により照明さ
れた読取原稿の反射光を、前記3ラインCCD24が画
像データに光電変換する。
【0017】また、前記本体ハウジング15の上面で前
記コンタクトガラス16より手前には操作パネル25が
設けられており、この操作パネル25には、外観的には
図3に示すように、一個の画像表示手段であるタッチパ
ネル26と各種キー27〜36とが設けられている。
【0018】より詳細には、この操作パネル25には、
複写動作に関連した基本的な各種キーとして、数値を入
力操作するテンキー27、モード初期化や予熱開始を入
力操作するクリア/予熱キー28、割込動作の開始を入
力操作する割込キー29、画質調整を入力操作する画質
調整キー30、モード登録やモード呼出の開始を入力操
作するプログラムキー31、複写開始を入力操作するス
タートキー32、データ初期化や動作中止を入力操作す
るクリア/ストップキー33、画像データのエリア加工
の開始を入力操作するエリア加工キー34、手差両面モ
ードのモード設定を入力操作する手差両面キー35、前
記タッチパネル26の輝度を調節する調光キー36等が
設けられている。
【0019】そして、上述のような各種キー27〜36
によりキーボード37が一個のユニットとして形成され
ており、このキーボード37に前記タッチパネル26を
組み込むことにより前記操作パネル25が形成されてい
る。
【0020】さらに、前記タッチパネル26の周囲に
は、図4に示すように、その画像表示に関連した各種キ
ーとして、画像読取の開始を入力操作する読取キー3
8、画像データの全体表示を入力操作する全体キー3
9、画像表示の倍率が約150,200,300(%)として入力操
作される三個の拡大キー40、表示画面の移動を入力操
作する画面移動キー41、カーソルの移動を入力操作す
るカーソルキー42、カーソルを指定点にプロットする
ことを入力操作する点指定キー43、指定点による加工
エリアの設定を入力操作する閉じるキー44、最後の指
定点の消去を入力操作するクリアキー45、全部の指定
点の消去を入力操作するオールクリアキー46等が設け
られている。
【0021】ここで、本実施例のデジタル複写機1の電
気的なブロック構造を、図2に基づいて以下に説明す
る。前記スキャナ部2と前記プリンタ部3との各々が、
各種制御を実行するシステム制御ユニット47と、画像
データを加工処理する画像処理ユニット48とに、各々
接続されている。そして、前記システム制御ユニット4
7には、各種コマンドを通信するシリアル通信ドライバ
49を介してCPU(Central Processing Unit)50が
接続されており、前記画像処理ユニット48には、画像
データを通信するデータバッファ51、画像データの転
送をスケジューリングするFIFO(First In First Ou
t)のラインバッファ52、画像データを蓄積するDRA
M(Dynamic Random Access Memory)53が順次接続され
ている。
【0022】ここで、前記CPU50には、DMAC(D
irect Memory Access Controller)が内蔵されており、
このDMACが前記DRAM53に接続されている。さ
らに、前記CPU50には、前記タッチパネル26の表
示を制御するLCDコントローラ54と前記キーボード
37等とが接続されており、制御プログラムなどを記憶
したROM(Read Only Memory)55及びSRAM(Stati
c Random Access Memory)56も接続されている。そし
て、前記LCDコントローラ54には、画像データが展
開されるVRAM(Video Random Access Memory)57が
接続されており、このVRAM57に前記LCDコント
ローラ54を介して前記DRAM53が接続されてい
る。
【0023】なお、前記タッチパネル26は、EL(Ele
ctro Luminescence)等のバックライト(図示せず)と、
ドットマトリクスのLCDモジュール58と、アナログ
のスイッチプレート59とを、順次積層した構造となっ
ている。前記LCDモジュール58により操作キーとし
て表示されたメニューを前記スイッチプレート59によ
り入力操作でき、ディスプレイエディターとしても機能
する。
【0024】さらに、前記操作パネル25の電気的なブ
ロック構造を図5に基づいて以下に説明する。まず、R
OM60aとRAM61とが直結された前記LCDコン
トローラ54に、前記タッチパネル26のLCDモジュ
ール58とスイッチプレート59とキーボード37とが
接続されている。なお、このキーボード37のキー27
〜36の一部には、LED(Light Emitting Diode)が内
蔵されているので、前記キーボード37にはLEDドラ
イバ62が接続されている。
【0025】そして、前記LCDコントローラ54に
は、アドレスラッチ63が接続されており、このアドレ
スラッチ63と前記LCDコントローラ54とは、CP
U64に接続されている。このCPU64には光トラン
シーバ65が接続されており、この光トランシーバ65
は、外部装置(図示せず)と各種データを光線でシリア
ル通信する。さらに、前記アドレスラッチ63にはアド
レスデコーダ66が接続されており、このアドレスデコ
ーダ66は、前記LCDコントローラ54と前記LED
ドライバ62とROM60bに直結されると共に、前記
CPU64にシステムリセット67を介して接続されて
いる。
【0026】さらに、前記タッチパネル26のスイッチ
プレート59は、図6に示すように、X方向の両端部に
透明電極が形成された透明基板68と、Y方向の両端部
に透明電極が形成された透明基板69とを積層した構造
となっている。そしてこのスイッチプレート59に接続
された座標検出回路70は、アナログスイッチ71やプ
ルアップ抵抗72や各種ゲート73〜80やA/DC
(Analog/Digital Convertor)81及びコントローラ8
2により形成されている。
【0027】なお、このような座標検出回路70による
前記タッチパネル26の操作位置の座標検出は、前記透
明基板68,69の電位X1,Y1,X2,Y2とに従
って下記の表1のような条件の演算処理で実行される。
【0028】
【表1】
【0029】そして、本実施例のデジタル複写機1は、
モード設定手段と動作制御手段とを有している。前記モ
ード設定手段は、前記操作パネル25の手差両面キー3
5の手動操作を検知すると、動作モードとして手差両面
モードを設定する。前記動作制御手段は、上述のように
動作モードとして手差両面モードが設定されると、前記
スキャナ部2により読取原稿から読取走査されて前記プ
リンタ部3により印刷用紙の表面に形成された画像デー
タに基づいて、前記手差トレー14に対する手差給紙の
誘導画面を前記タッチパネル26に表示出力させる。よ
り詳細には、前記動作制御手段は、図10に示すよう
に、前記スキャナ部2により読取原稿から読取走査され
て前記プリンタ部3により印刷用紙の表面に形成された
画像データを表裏反転させ、図9に示すように、これを
予め用意されたガイダンス画像に組み合わせることによ
り、誘導画面を作成する。
【0030】このような構成において、本実施例のデジ
タル複写機1により読取原稿の画像を複写する場合は、
読取原稿がスキャナ部2により読取走査されてRGBの
画像データが出力され、このRGBの画像データから生
成されたYMCKの画像データがプリンタ部3により印
刷用紙に印刷される。このような画像複写を実行する場
合は、タッチパネル26の手動操作によりスキャナ部2
やプリンタ部3等に各種情報が設定され、この設定情報
に対応してスキャナ部2やプリンタ部3が動作する。
【0031】ここで、タッチパネル26の各種の表示画
面の具体例を図7ないし図11に基づいて以下に説明す
る。まず、図7に示すように、複写動作の基本画面に
は、カラーモード、自動濃度、マニュアル濃度、画質モ
ード、自動用紙選択、用紙トレー、用紙自動変倍、等
倍、ソート、スタック等のモード選択のメニューが表示
され、さらに、クリエイト、カラー加工、移動/ブック
加工、変倍等のサブ画面選択のメニューも表示される。
【0032】このような状態で、印刷用紙の両面に画像
複写を実行したい場合は、操作パネル25の手差両面キ
ー35を手動操作し、動作モードとして手差両面モード
を設定させる。このように設定される手差両面モードに
おけるデジタル複写機1の処理動作を、図11のフロー
チャートに基づいて以下に順次説明する。
【0033】まず、手差両面モードの設定が確認される
と(ステップS1)、図8に示すように、予め用意され
た手差両面複写のガイダンス画像がタッチパネル26に
表示出力される。この状態で、ユーザは表面コピーか裏
面コピーかを選択することができ(ステップS2,S
6)、何れもキャンセルされた場合は手差両面モードが
解除される。手差両面モードを表面コピーから開始する
場合は、通常の複写動作と同様に各種設定を完了してか
ら操作パネル25のスタートキー32によりコピー開始
を指定すると(ステップS3)、スキャナ部2にセット
された読取原稿の画像データがプリンタ部3により印刷
用紙の表面に複写される(ステップS4)。
【0034】この時、スキャナ部2により読取原稿から
読取走査されてプリンタ部3により印刷用紙の表面に形
成された画像データはDRAM53に格納され、予め設
定された複数の画像処理により誘導画面に最適な状態に
変換される。より具体的には、図10に示すように、画
像データが表裏反転され、その輪郭線が抽出されて破線
に置換される。このように変形された画像データが予め
用意されたガイダンス画像に組込まれ、図9に示すよう
に、手差給紙の誘導画面が作成される。
【0035】このような状態で、裏面コピーをキャンセ
ルすると手差両面モードが解除されて誘導画面も消去さ
れ、裏面コピーを選択するとタッチパネル26の下半部
に誘導画面が表示出力される(ステップS7)。この誘
導画面は、図9に示すように、手差両面複写において裏
面複写する印刷用紙の手差給紙のガイダンスが文字と絵
柄とで形成されており、この絵柄には印刷用紙のセット
方向が実際に表面に形成された画像に従って組込まれて
いる。従って、ユーザはタッチパネル26の誘導画面に
従って印刷用紙を手差トレー14にセットすれば、印刷
用紙のセット方向を間違うことがない。
【0036】このような状態で、操作パネル25のスタ
ートキー32によりコピー開始を指定すると(ステップ
S8)、スキャナ部2にセットされた読取原稿の画像デ
ータがプリンタ部3により印刷用紙の裏面に複写される
(ステップS9)。
【0037】上述のように、本実施例のデジタル複写機
1は、従来の機種と同様に、手差給紙を応用することに
より印刷用紙の両面に画像データを複写できるが、表面
に画像データが形成された印刷用紙を手差トレー14に
手差給紙する際、表面に形成された画像データに基づい
た誘導画面がタッチパネル26に表示出力されるので、
この誘導画面により印刷用紙の手差給紙のセット方向を
簡易かつ確実に誘導することができ、手差給紙のセット
方向の間違いを防止することができる。しかも、このよ
うな誘導画面は、印刷用紙の表面に形成された画像デー
タを表裏反転させて作成されるので、適切な誘導画面を
簡易に作成することができ、手差給紙のセット方向の間
違いを極めて良好に防止することができる。
【0038】なお、本実施例のデジタル複写機1では、
図9に示すように、誘導画面をタッチパネル26の一部
に表示出力することを例示したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、図12に示すように、誘導
画面をタッチパネル26の全面に表示出力することも可
能である。また、誘導画面を作成する場合に、図10に
示すように、表裏反転させた画像データの輪郭線を抽出
して破線に置換することを例示したが、本発明は上記実
施例に限定されるものでもなく、図13に示すように、
表裏反転させた画像データを白抜きすることなども可能
である。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、読取原稿から画
像データを読取走査する画像読取手段と、画像データを
表示出力する画像表示手段と、印刷用紙を手差給紙する
手差給紙手段と、印刷用紙に画像データを形成する画像
形成手段と、動作モードとして手差両面モードを設定す
るモード設定手段と、このモード設定手段により手差両
面モードが設定されると画像読取手段により読取走査さ
れて画像形成手段により印刷用紙の表面に形成された画
像データに基づいて手差給紙手段に対する手差給紙の誘
導画面を画像表示手段に表示出力させる動作制御手段
と、を有することにより、表面に画像データを複写した
印刷用紙の手差給紙のセット方向が誘導画面により誘導
される。
【0040】また、動作制御手段は、画像読取手段によ
り読取走査されて画像形成手段により印刷用紙の表面に
形成された画像データを表裏反転させ、その輪郭線を抽
出して破線に置換して誘導画面を作成することにより、
適切な誘導画面を簡易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例であるデジタ
ル複写機の内部構造を示す縦断側面図である。
【図2】デジタル複写機の回路構造を示すブロック図で
ある。
【図3】タッチパネルを一部とする操作パネルの外観を
示す平面図である。
【図4】タッチパネルの外観を示す平面図である。
【図5】操作パネルの回路構造を示すブロック図であ
る。
【図6】タッチパネルに接続された座標検出回路の回路
構造を示すブロック図である。
【図7】タッチパネルに基本動作の設定画面が表示出力
された状態を示す平面図である。
【図8】タッチパネルに手差両面モードの設定画面が表
示出力された状態を示す平面図である。
【図9】タッチパネルに手差給紙の誘導画面が表示出力
された状態を示す平面図である。
【図10】印刷用紙の表面に形成した画像データから誘
導画面の要部を作成する工程を示す模式図である。
【図11】デジタル複写機の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図12】一変形例の誘導画面がタッチパネルに表示出
力された状態を示す平面図である。
【図13】一変形例として印刷用紙の表面に形成した画
像データから誘導画面の要部を作成する工程を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 画像読取手段 3 画像形成手段 14 手差給紙手段 26 画像表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−41265(JP,A) 特開 昭55−22778(JP,A) 特開 平2−188062(JP,A) 特開 平3−228071(JP,A) 特開 平6−225090(JP,A) 特開 平5−11529(JP,A) 実開 昭63−155148(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/36 G03G 21/00 B41J 13/00 B41J 29/00 - 29/70 H04N 1/00 - 1/409

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取原稿から画像データを読取走査する
    画像読取手段と、画像データを表示出力する画像表示手
    段と、印刷用紙を手差給紙する手差給紙手段と、印刷用
    紙に画像データを形成する画像形成手段と、動作モード
    として手差両面モードを設定するモード設定手段と、こ
    のモード設定手段により手差両面モードが設定されると
    前記画像読取手段により読取走査されて前記画像形成手
    段により印刷用紙の表面に形成された画像データに基づ
    いて前記手差給紙手段に対する手差給紙の誘導画面を前
    記画像表示手段に表示出力させる動作制御手段と、を有
    し、前記動作制御手段は、前記画像読取手段により読取
    走査されて前記画像形成手段により印刷用紙の表面に形
    成された画像データを表裏反転させ、その輪郭線を抽出
    して破線に置換して誘導画面を作成することを特徴とす
    る画像形成装置。
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