JP3426100B2 - 感知器およびその試験方法 - Google Patents

感知器およびその試験方法

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JP3426100B2
JP3426100B2 JP02003197A JP2003197A JP3426100B2 JP 3426100 B2 JP3426100 B2 JP 3426100B2 JP 02003197 A JP02003197 A JP 02003197A JP 2003197 A JP2003197 A JP 2003197A JP 3426100 B2 JP3426100 B2 JP 3426100B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験機能を備えた
感知器およびその試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、試験機能を備えた感知器(例えば
火災感知器)が知られている。この種の感知器を試験す
る場合、従来では、図8に示すように、感知器52に対
し、所定の治具60から所定の試験コマンドを通信によ
り(伝送路53を介して)送出し、感知器52は、この試
験コマンドによって自己の感知器52の試験を行ない、
その試験結果を治具53に返送するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような感知器52
では、治具60からの所定の試験コマンドに応じて試験
項目ごとの詳細な試験がなされ、その試験結果が治具6
0に返送されるので、治具60では、感知器52から試
験結果の詳細(試験項目ごとの結果など)を得ることがで
きるという利点があるが、その反面、例えば感知器52
が正常に動作しているか否かを知る程度の簡単な試験で
良い場合にも、その都度、特別な治具60を用意し、特
別な治具60を操作したりしなければならず、試験作業
に負担がかかるという欠点があった。
【0004】本発明は、特別な治具を用いずとも、試験
を行なうことの可能な感知器およびその試験方法を提供
することを目的としている。
【0005】また、本発明は、簡単な試験については、
特別な治具を用いずに試験を行なうことの可能な感知器
およびその試験方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、所定の伝送路から通信によ
り送られるコマンドを受信するコマンド受信手段と、
知器の試験処理を実行させるための試験開始信号を入力
可能な試験開始信号入力手段と、コマンド受信手段によ
って試験コマンドが受信されたとき、あるいは、試験開
始信号入力手段から試験開始信号が入力されたときに、
この感知器の試験処理を実行する試験実行手段と、試験
実行手段で実行された試験結果を出力する試験結果出力
手段とを有していることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の感知器において、前記試験実行手段は、試験項目ご
との試験を実行可能に構成されており、試験実行手段
は、コマンド受信手段からの試験コマンドを受信したと
きと試験開始信号入力手段から試験開始信号が入力され
たときとのいずれの場合にも、同じ試験項目についての
試験を実行するように、構成されていることを特徴とし
ている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の感知器において、前記試験実行手段は、試験項目ご
との試験を実行可能に構成されており、試験実行手段
は、コマンド受信手段からの試験コマンドを受信したと
きと試験開始信号入力手段から試験開始信号が入力され
たときとで、実行する試験項目に差違を設けることを特
徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の感知器において、前記試験実行手段は、前記コマン
ド受信手段からの試験コマンドを受信したときには、試
験コマンドに応じた試験項目ごとの詳細な試験を実行す
る一方、試験開始信号入力手段から試験開始信号が入力
されたときには、該感知器が正常に動作しているか否か
についてだけの簡単な試験を実行するようになっている
ことを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の感知器において、試験結果出力手段は、第1の結果
出力手段と、第2の結果出力手段とを備え、第1の結果
出力手段は、試験実行手段が前記所定の伝送路を介して
受信した試験コマンドに基づいて試験を実行したとき
に、試験結果を該所定の伝送路に返送する機能を有し、
また、第2の結果出力手段は、試験実行手段が試験開始
信号入力手段から入力された試験開始信号に基づいて試
験を実行したときに、あるいは、試験実行手段が前記所
定の伝送路を介して受信した試験コマンドに基づいて試
験を実行したときに、試験結果を該感知器自体で出力す
る機能を有していることを特徴としている。
【0011】また、請求項6記載の発明は、感知器の試
験処理を実行させるための試験開始信号を入力可能な
験開始信号入力手段を備えた感知器の試験方法であっ
て、所定の治具を用いて試験を行なう場合、所定の治具
から試験コマンドを通信によって該感知器に与え、該感
知器は、治具から送られる試験コマンドを受信すること
によって試験を開始して試験結果を出力し、また、試験
開始信号入力手段を用いて試験を行なう場合、該感知器
は、試験開始信号入力手段から試験開始信号が入力され
ることにより試験を開始して試験結果を出力することを
特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る感知器(例えば
火災感知器)の構成例を示す図である。なお、図1の例
では、感知器2の試験を図8に示したと同様に所定の治
具からも行なうことができるように、この感知器2を、
治具60からの伝送路53に接続した状態が示されてい
る。
【0013】図1を参照すると、この感知器2は、この
感知器自体の試験を行なう試験機能を備えており、試験
機能に着目するとき、この感知器2は、所定の伝送路5
3から通信により送られるコマンドを受信するコマンド
受信手段11と、試験を行なわせるための試験開始信号
(例えばトリガ信号)を入力可能な試験開始信号入力手段
としての試験端子12と、コマンド受信手段11によっ
て試験コマンドが受信されたとき、あるいは、試験開始
信号入力手段から(試験端子12に)試験開始信号(トリ
ガ信号)が入力されたときに、この感知器の試験処理を
実行する試験実行手段13と、試験実行手段13で実行
された試験結果を出力する試験結果出力手段14とを有
している。
【0014】ここで、試験開始信号入力手段としての試
験端子12は、例えば、一対の端子12a,12bによ
って構成され、例えば、一対の端子12a,12b間を
スイッチ等を設けて短絡(ショート)したり、一対の端子
12a,12b間に例えば所定の電圧を印加することな
どによって、試験開始信号(トリガ信号)を入力可能とな
っている。なお、試験開始信号入力手段としては、試験
開始信号を入力可能なものであれば、上記一対の端子1
2a,12bの構成に限らず、任意の構成のもの、例え
ば、任意の端子,任意のスイッチなどを用いることがで
きるが、以下では、説明の便宜上、試験開始信号入力手
段が試験端子12(12a,12b)によって構成されて
いるものとする。
【0015】また、試験実行手段13は、例えば、試験
項目ごとの試験を実行可能に構成されている。ここで、
試験項目としては、この感知器の出力値を監視する出力
値監視試験(この感知器が正常に動作しているか否かを
調べる試験)、また、この感知器が感度補償機能(感知器
の汚れなどによる信号値のドリフト分を補償する機能)
を有している場合にはこの感度補償機能を監視する感度
補償機能監視試験(感度補償機能が正常に動作している
か否かを調べる試験)、また、疑似入力応答試験など
の、各種の項目を設けることができ、試験実行手段13
は、これらの試験項目のうちの少なくとも1つを実行す
るようになっている。
【0016】より具体的に、試験実行手段13がこのよ
うに試験項目ごとの試験を実行可能に構成されている場
合、図2に示すように、コマンド受信手段11から試験
コマンドが送られたときと試験端子12から試験開始信
号が入力されたときとで、実行する試験内容(試験項目)
に差違を設けないように、試験実行手段13を構成する
ことができる(第1の構成例)。すなわち、試験コマン
ド,試験開始信号のいずれが受信,入力された場合に
も、同じ試験項目についての試験(例えば全ての試験項
目についての試験)を行なうように、試験実行手段13
を構成することができる。すなわち、この第1の構成例
の場合、試験実行手段13は、試験コマンド,試験開始
信号の両方に対して共通した1つの試験実行手段として
捉えることができる。
【0017】試験実行手段13が上記第1の構成例のも
のとなっている場合には、オペレータは、この感知器2
の試験を行なうのに、所定の治具60を用意し、この治
具60から所定の試験コマンドを発生させ、該試験コマ
ンドを通信によって(伝送路53を介して)感知器2に与
えても良いし、あるいは、この感知器2の試験端子12
に試験開始信号を与えても良く、いずれの場合にも、同
じ試験項目についての試験(例えば全ての試験項目につ
いての試験)を行なうことができて、オペレータは都合
の良い方を適宜選択することができる。
【0018】これに対し、図3に示すように、コマンド
受信手段11から試験コマンドが送られたときと試験端
子12から試験開始信号が入力されたときとで、実行す
る試験内容(試験項目)に差違を設けるように、試験実行
手段13を構成することもできる(第2の構成例)。具体
的に、コマンド受信手段11からの試験コマンドを受信
したときには、該試験コマンドに応じた試験項目ごとの
詳細な試験を実行する一方、試験端子12から試験開始
信号が入力されたときには、該感知器が正常に動作して
いるか否かについてだけの簡単な試験を実行するよう
に、試験実行手段13を構成することもできる。
【0019】換言すれば、この第2の構成例の場合、試
験実行手段13は、図4に示すように、試験端子に試験
開始信号が入力されることにより試験を実行する第1の
試験実行手段13aと、試験コマンドの受信により試験
を実行する第2の試験実行手段13bとからなるものと
して捉えることもできる。
【0020】試験実行手段13が上記第2の構成例のも
のとなっている場合、この感知器2について、これが正
常であるか否かを知る程度の簡易な試験を行なう場合に
は、オペレータは、この感知器2の試験端子12に試験
開始信号を与えるだけで良く、また、試験結果の詳細
(例えば試験項目ごとの結果など)を知りたい場合には、
オペレータは、所定の治具60を用意し、この治具60
から所定の試験コマンド(例えば、試験項目名等を付記
した試験コマンド)を発生させ、該試験コマンドを通信
によって(伝送路53を介して)感知器2に与えれば良
い。
【0021】また、試験結果出力手段14は、例えば、
第1の結果出力手段15と、第2の結果出力手段16と
を備え、第1の結果出力手段15は、試験実行手段13
が伝送路53を介して受信した試験コマンドに基づいて
試験を実行したときに、試験実行手段13からの試験結
果を伝送路53に返送する機能(伝送路53を介して治
具60に返送する機能)を有し、また、第2の結果出力
手段16は、試験実行手段13が試験端子12から入力
された試験開始信号に基づいて試験を実行したときに、
あるいは、試験実行手段13が伝送路53を介して受信
した試験コマンドに基づいて試験を実行したときに、試
験実行手段13からの試験結果を該感知器2自体で出力
する機能を有している。具体的に、第2の結果出力手段
16は、試験実行手段13からの試験結果を、この感知
器2自体の動作によって、あるいは、この感知器内に設
けられている例えば表示灯や表示器などの出力部に出力
するなどして、オペレータに知らせる機能を有してい
る。
【0022】より具体的に、第2の結果出力手段16
は、試験実行手段13から感知器が正常に動作している
旨の試験結果が得られたときには、例えば、この感知器
2を一定時間作動状態にして(この感知器2がオンオフ
型感知器である場合、この感知器2をオン状態(作動状
態)にして)、この感知器2が正常に動作していることを
オペレータに知らせることができる。あるいは、この感
知器2に、この感知器2が正常に動作しているか否かを
表示する表示器(例えば表示灯)などをさらに設け、感知
器2が正常に動作しているか否かをこの感知器2の表示
器などに表示出力して、オペレータに知らせることもで
きる。
【0023】図5は図1の感知器2の具体例を示す図で
ある。図5の例では、この感知器2は、煙濃度などの物
理量を検出して電気信号(アナログ信号)に変換する物理
量検出部21と、該物理量検出部21から出力されるア
ナログ信号を所定の周期でサンプルしてデジタル信号に
変換するA/D変換部22と、この感知器のアドレスが
設定されるアドレス部23と、異常(例えば火災)判断な
どの感知器全体の制御を行なうCPU24と、CPU2
4の制御プログラムなどが格納されるROM25と、各
種のワークエリアなどとして使用されるRAM26と、
感知器固有の個別データなどが格納される不揮発性メモ
リ27と、物理量検出部21で検出されたA/D変換部
22でデジタル信号に変換された物理量の検出結果(A
/D変換部22からの出力レベル)が、例えば所定の作
動閾値レベル(例えば火災レベル)を越えてCPU24で
火災などの異常と判断されたときに、作動状態(オン状
態)を表わす信号を伝送路3に出力する状態出力部28
と、例えば受信機1との間で伝送路3を介した伝送を行
なう伝送部(通信インタフェース部)29とを備えてお
り、さらに、この感知器2には、試験開始信号入力手段
としての試験端子12(12a,12b)と、試験結果を
出力(表示)するための表示灯や表示器などの出力部30
とが設けられている。
【0024】換言すれば、図5の例の感知器2は、所謂
センサアドレス用感知器(その検出出力信号からすれ
ば、オンオフ型感知器に属する)として構成されてい
る。そして、図5の構成において、CPU24によって
図1の試験実行手段13,試験結果出力手段14の機能
を実現することができる。また、伝送部29を図1のコ
マンド受信手段11,第1の結果出力手段15として機
能させることができる。なお、この場合、伝送部29
は、所定のコマンド(例えば試験コマンド)を受信可能に
構成され、また、試験結果を伝送路3に送出する機能を
有しているとする。
【0025】図1,図5のような感知器2は、例えば、
監視制御システム(例えば防災システム)の一要素とし
て、監視制御システム(例えば防災システム)に組込んで
用いることができる。図6は図1,図5の感知器(例え
ば火災感知器)2が組み込まれた監視制御システムの構
成例を示す図である。図6を参照すると、この監視制御
システム(例えば防災システム)は、受信機(例えば、ア
ドレッサブルなp型受信機)1と、受信機1によって監
視制御される図1,図5の構成の各感知器2−1〜2−
nとを有している。
【0026】ここで、各感知器2−1〜2−nは、受信
機1から延びる所定の伝送路3に接続されている。
【0027】この場合、伝送路3は、例えば、L,C線
路によって構成されており、図5の例では、このシステ
ムは、監視レベルを例えば伝送路3のL,C間の電位が
24Vのところに設定し、また、感知器の作動レベル
(オンレベル)を例えばL,C間の電位が5Vのところに
設定し、また、短絡レベルを例えばL,C間の電位が0
Vのところに設定することができる。
【0028】このようなシステム構成に対応させて、図
5の感知器の状態出力部28は、この感知器の作動状態
(オン状態)を表わす信号として、伝送路3のL,C間の
電位をオンレベル5Vにするようになっている。
【0029】また、受信機1は、感知器2−1〜2−n
のうち少なくとも1つの感知器が作動して(オンになっ
て)、伝送路3のL,C間の電位がオンレベル5Vにな
ったことを検知すると、アドレス検索パルスを感知器の
短絡レベル(0V)とオンレベル(5V)の電位を利用して
作成し、伝送路3を介して各感知器2−1〜2−nに送
出するようになっている。
【0030】図5の感知器の伝送部29は、受信機1か
らのこのようなアドレス検索パルスを伝送路3,すなわ
ちL,C線路を介して受信するように構成されており、
伝送部29でアドレス検索パルスを受信するとき、この
感知器のCPU24は、これまでに受信したアドレス検
索パルスの個数を計数(カウント)し、この計数値(カウ
ント値)がこの感知器のアドレス部23に設定されてい
るアドレスと一致するか否かを判断し、一致したとき
に、自己の感知器の状態(オン状態あるいはオフ状態)を
伝送部29に与え、これにより、伝送部29は、例え
ば、自己の感知器の状態がオン状態のときにのみ、その
旨の信号を伝送路3,すなわちL,C線路を介して受信
機1に通知するようになっている。具体的に、伝送部2
9は、アドレスが一致したときに、自己の感知器の状態
がオン状態である旨の信号として、例えば伝送路3の
L,C間の電位を所定期間、0Vに保持して(所定期
間、短絡(ショート)状態に保持して)受信機1に伝送す
るようになっている。これにより、受信機1は、伝送路
3のL,C間の電位が所定期間、0Vに保持された状態
になったかを監視し、伝送路3のL,C間の電位が所定
期間、0Vに保持された状態になったときに、このとき
までに送出したアドレス検索パルスの個数に相当するア
ドレスをもつ感知器が作動状態(オン状態)にあると特定
することができる。
【0031】ところで、図6のようなシステムに組み込
まれた後、例えば保守時などに、あるいは、図6のよう
なシステムに組込まれるに先立って、例えば製造出荷時
などに、感知器2が正常に動作しているか否かを試験す
ることがある。
【0032】この場合、本発明では、感知器が図1,図
5の構成となっていることによって、この感知器を前述
したような特別な治具60を用いて試験することもでき
るし、特別な治具60を用いずに、試験端子12に試験
開始信号を与えるだけで試験することもできる。なお、
感知器2が図5の構成となっている場合、治具60に
は、感知器2との伝送インタフェースとして図6の受信
機(アドレッサブルなP型受信機)1と同様のものが用い
られ、また、治具60から延びる伝送路53には、図6
の伝送路(L,C線路)3と同様のものが用いられる必要
がある。
【0033】次に、図1,図5の構成の感知器2の試験
操作,動作について説明する。先ず、この感知器2の試
験実行手段13が上述した第1の構成例のものとなって
いる場合(コマンド受信手段11から試験コマンドが送
られたときと試験端子12から試験開始信号が入力され
たときとで、実行する試験内容(試験項目)に差違を設け
ないように、試験実行手段13が構成されている場合)
について説明する。この場合、オペレータは、特別な治
具60を用いても良いし、試験端子12から試験開始信
号を入力させても良く、いずれを選択する場合にも、試
験内容(試験項目)は同じである。オペレータが、特別な
治具60を用い、この治具60から試験コマンドを発生
させて感知器2の試験を行ないたいときには、この感知
器2を図1に示すように特別な治具60から延びる伝送
路53に接続し、治具60から所定の試験コマンド(例
えば、全ての試験項目についての試験を行なう旨の試験
コマンド)を発生させる。
【0034】この試験コマンドが治具60から伝送路5
3を介して感知器2に送られ、感知器2のコマンド受信
手段11で受信されると、感知器2の試験実行手段13
は、この試験コマンドに応じた試験項目(例えば、試験
コマンドが全ての試験項目についての試験を行なう旨の
試験コマンドである場合には、全ての試験項目)につい
て試験を実行する。そして、この場合、試験結果出力手
段14は、試験実行手段13からの試験結果を伝送路5
3を介して治具60に返送する。これにより、治具60
の所定の出力装置(例えば表示装置)には、試験結果が出
力(表示)され、オペレータは、治具60において試験結
果を知ることができる。
【0035】なお、この場合、試験結果出力手段14
は、試験実行手段13からの試験結果を伝送路53を介
して治具60に返送するとともに、あるいは、治具60
に返送するかわりに、この感知器2自体で試験結果を出
力させることもできる。例えば、この感知器2の出力部
30に試験結果を出力(表示)させたり、あるいは、この
感知器2が正常に動作しているとの試験結果の場合に
は、この感知器2を一定時間作動させたりすることもで
きる。
【0036】また、オペレータは、試験端子12から試
験開始信号を与えて感知器2の試験を行なうこともでき
る。
【0037】この場合、試験端子12からの試験開始信
号が入力すると、感知器2の試験実行手段13は、所定
の試験項目(例えば、全ての試験項目)について試験を実
行する。そして、この場合、試験結果出力手段14は、
この感知器2自体で試験結果を出力させる。例えば、こ
の感知器2の出力部30に試験結果を出力(表示)させた
り、あるいは、この感知器2が正常に動作しているとの
試験結果の場合には、この感知器2を一定時間作動させ
たりする。これにより、この感知器2だけで、この感知
器2の試験を行ない、その結果を知ることができる。
【0038】次に、この感知器2の試験実行手段13が
上述した第2の構成例のものとなっている場合(コマン
ド受信手段11から試験コマンドが送られたときと試験
端子12から試験開始信号が入力されたときとで、実行
する試験内容(試験項目)に差違を設けるように、試験実
行手段13が構成されている場合)について説明する。
【0039】この場合、オペレータは、この感知器2に
ついて例えば複数の試験項目について試験を行ないたい
ときには、特別な治具60を用い、この治具60から試
験コマンドを発生させて感知器2の試験を行なう。すな
わち、この感知器2を図1に示すように特別な治具60
から延びる伝送路53に接続し、治具60から所定の試
験コマンド(例えば、全ての試験項目についての試験を
行なう旨の試験コマンド)を発生させる。
【0040】この試験コマンドが治具60から伝送路5
3を介して感知器2に送られ、感知器2のコマンド受信
手段11で受信されると、感知器2の試験実行手段13
は、この試験コマンドに応じた試験項目(例えば、試験
コマンドが全ての試験項目についての試験を行なう旨の
試験コマンドである場合には、全ての試験項目)につい
て試験を実行する。そして、この場合、試験結果出力手
段14は、試験実行手段13からの試験結果を伝送路5
3を介して治具60に返送する。これにより、治具60
の所定の出力装置(例えば表示装置)には、試験結果が出
力(表示)され、オペレータは、治具60において試験結
果を知ることができる。なお、この場合、試験結果出力
手段14は、試験実行手段13からの試験結果を伝送路
53を介して治具60に返送するとともに、あるいは、
治具60に返送するかわりに、この感知器2自体で試験
結果を出力させることもできる。例えば、この感知器2
の出力部30に試験結果を出力(表示)させたり、あるい
は、この感知器2が正常に動作するとの試験結果の場合
には、この感知器2を一定時間作動させたりすることも
できる。
【0041】また、この感知器2について、これが正常
に動作しているか否かを知る程度の簡易な試験を行なう
場合には、オペレータは、この感知器2の試験端子12
に試験開始信号を与えるだけで良い。この場合、感知器
2の試験実行手段13は、試験開始信号の入力により、
この感知器が正常に動作しているか否かについてだけの
試験を実行する。そして、この場合、試験結果出力手段
14は、この感知器2自体で試験結果を出力させる。例
えば、この感知器2の出力部30に試験結果を出力(表
示)させたり、あるいは、この感知器2が正常に動作す
るとの試験結果の場合には、この感知器2を一定時間作
動させたりする。これにより、これが正常に動作してい
るか否かを知る程度の簡易な試験を行なう場合には、オ
ペレータは、この感知器2だけで、この感知器2の試験
を行ない、その結果を知ることができる。
【0042】図7は図1,図5の構成の感知器2のより
具体的な試験操作,動作を説明するためのフローチャー
トである。なお、図7のフローチャートでは、試験実行
手段13が第2の構成例のものになっているものとし、
試験実行手段13は、コマンド受信手段11からの試験
コマンドを受信したときには、試験コマンドに応じた試
験項目ごとの詳細な試験を実行する一方、試験端子12
から試験開始信号が入力されたときには、該感知器が正
常に動作しているか否かについてだけの簡単な試験を実
行するものとする。
【0043】図7を参照すると、この感知器2につい
て、これが正常であるか否かを知る程度の簡易な試験を
行なう場合には、オペレータは、特別な治具60を用い
ることなく(例えば、この感知器2を特別な治具60か
ら延びる伝送路53に接続したりすることなく)、単
に、この感知器2の試験端子12に試験開始信号を与え
るだけで良い(ステップS1)。これにより、感知器2の
試験実行手段13は、試験端子12から入力された試験
開始信号をトリガとして、所定の試験項目(出力値監視
試験)についての試験を実行する(ステップS2)。この
際、この感知器2が故障しているか否かを判断する(ス
テップS3)。なお、感知器2が故障しているか否かの
判断は、この感知器2からの出力値(例えば、感知器2
が図5のようなオンオフ型感知器である場合には、A/
D変換器22からの出力値)をCPU24が監視するこ
とによってなされる。すなわち、例えばA/D変換器2
2からの出力値(デジタル値)が常に“0”Vに近いもの
である場合には、物理量検出部21が正常に動作してお
らず、感知器2が故障していると判断できる。
【0044】このような判断の結果、この感知器2が故
障しておらず、正常に動作していると判断したときに
は、例えば、この感知器2を一定時間作動させて(例え
ば、感知器2が図5のようなオンオフ型感知器である場
合には、CPU24は、擬似的にこの感知器2をオン状
態にして)(ステップS4〜S6)、オペレータに、この
感知器2が正常に動作していることを知らせることがで
きる。一方、ステップS3において、この感知器2が故
障していると判断したときには、この感知器2を作動さ
せずに、試験を終了する。
【0045】このようにして、この感知器2の試験端子
12に試験開始信号を与えることによって、この感知器
2が正常であるか否かを知る程度の簡易な試験を行なう
ことができる。
【0046】また、この感知器2について、試験結果の
詳細(例えば、予め用意されている各試験項目ごとの結
果(全ての試験項目についての結果)など)を知りたい場
合には、オペレータは、所定の治具60を用意し、この
治具60から延びる伝送路53にこの感知器2を接続す
る。そして、この治具60から所定の試験コマンドを発
生させ、該試験コマンドを通信によって(伝送路53を
介して)感知器2に与える(ステップS7)。感知器2
は、この試験コマンドを受信すると(ステップS8)、こ
の試験コマンドに応じた試験処理(例えば、出力値監視
試験、感度補償機能監視試験、疑似入力応答試験など
の、各種の項目)を実行する(ステップS9)。
【0047】しかる後、その試験結果を通信出力(返送)
するか否かを判断し(ステップS10)、通信出力(返送)
しないときには、この感知器が故障しているか否かを判
断する(ステップS3)。この結果、この感知器2が故障
しておらず、正常に動作していると判断したときには、
例えば、この感知器2を一定時間作動させて(例えば、
感知器2が図5のようなオンオフ型感知器である場合に
は、CPU24は、擬似的にこの感知器2をオン状態に
して)(ステップS4〜S6)、オペレータに、この感知
器2が正常に動作していることを知らせることができ
る。一方、ステップS3において、この感知器2が故障
していると判断したときには、この感知器2を作動させ
ずに、試験を終了する。
【0048】これに対し、ステップS10で試験結果を
通信出力(返送)すると判断したときには、試験結果を伝
送路53に送出し、治具60に返送する(ステップS1
1)。
【0049】このように、本発明の感知器では、所定の
治具から所定の試験コマンドが伝送されるとき、伝送さ
れた試験コマンドに従って試験処理を実行することもで
きるし、あるいは、試験端子12に試験開始信号を与え
ることによっても試験処理を実行することができる。
【0050】上述の例では、感知器2が図5のようなセ
ンサアドレス用感知器として構成されているとして説明
したが、感知器としては、前述のように、少なくとも、
コマンド受信手段11と、試験開始信号入力手段(例え
ば試験端子)12と、試験実行手段13と、試験結果出
力手段14とを備えたものであれば良く、任意の型式の
感知器(例えば、アナログ型感知器,通常のオンオフ型
感知器)にも適用することができる。また、図5の構成
例において、アドレス部23,不揮発性メモリ27など
は、必ずしも設けられていなくとも良い。
【0051】また、本発明の試験方法は、感知器のみな
らず、任意の中継器にも適用することができる。すなわ
ち、中継器に感知器が接続される場合、この中継器に、
少なくとも、コマンド受信手段11と、試験開始信号入
力手段(例えば試験端子)12と、試験実行手段13と、
試験結果出力手段14とをもたせ、この中継器並びにこ
の中継器に接続されている感知器の試験を行なうことも
できる。
【0052】また、感知器2に、上述したような試験機
能(試験実行手段13,試験結果出力手段14などの機
能)をもたせる場合、これらの機能は、例えばソフトウ
ェアパッケージ(具体的には、CD−ROM等の情報記
録媒体)の形で提供することができる。すなわち、本発
明の試験実行手段13,試験結果出力手段14などの機
能を実現するためのプログラム(すなわち、感知器が例
えば図5の構成のものとなっている場合、CPU24な
どで用いられるプログラム)は、可搬性の情報記録媒体
に記録された状態で提供可能である。
【0053】この場合、感知器には、情報記録媒体を着
脱自在に装着するための機構が設けられているのが良
い。また、プログラムなどが記録される情報記録媒体と
しては、CD−ROMに限られるものではなく、RO
M,RAM,フレキシブルディスク,メモリカード等が
用いられても良い。情報記録媒体に記録されたプログラ
ムは、この情報記録媒体が感知器に装着されるとき、感
知器の記憶装置(感知器が例えば図5の構成のものとな
っている場合には、RAM25)にインストールされる
ことにより、このプログラムを実行して、上記試験機能
を実現する感知器の構築に寄与する。
【0054】また、本発明の上述した試験機能を実現す
るためのプログラムは、媒体の形で提供されるのみなら
ず、通信によって(例えばサーバによって)感知器に提供
されるものであっても良い。
【0055】また、上述の各例では、監視制御システム
が例えば防災システムであるとし、この場合、感知器が
例えば火災感知器であるとしたが、本発明は、防災シス
テムに限定されず、防犯システムなどの任意のシステム
にも適用できる。また、この場合、火災感知器に限定さ
れず、防犯感知器などの任意の感知器にも本発明を適用
できる。
【0056】また、上述の各例では、感知器あるいは中
継器に、コマンド受信手段11を設け、所定の伝送路5
3からのコマンドを受信することが可能に構成されてい
るが、感知器あるいは中継器としては、試験開始信号入
力手段(例えば試験端子)12からの試験開始信号だけに
よって試験を実行するように構成することも可能であ
り、この場合には、コマンド受信手段11は必ずしも設
けられている必要がなく、試験実行手段13は、試験開
始信号入力手段から(試験端子12に)試験開始信号(ト
リガ信号)が入力されたときにのみ、この感知器あるい
は中継器の試験処理を実行する。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項6記載の発明によれば、所定の伝送路から通信によ
り送られるコマンドを受信するコマンド受信手段と、
知器の試験処理を実行させるための試験開始信号を入力
可能な試験開始信号入力手段と、コマンド受信手段によ
って試験コマンドが受信されたとき、あるいは、試験開
始信号入力手段から試験開始信号が入力されたときに、
この感知器の試験処理を実行する試験実行手段と、試験
実行手段で実行された試験結果を出力する試験結果出力
手段とを有しているので、特別な治具を用いずとも、感
知器の試験を行なうことができる。
【0058】特に、請求項3,請求項4記載の発明によ
れば、試験実行手段は、コマンド受信手段からの試験コ
マンドを受信したときには、試験コマンドに応じて試験
項目ごとの詳細な試験を実行する一方、試験開始信号入
力手段から試験開始信号が入力されたときには、該感知
器が正常に動作しているか否かについてだけの簡単な試
験を実行するので、簡単な試験については、特別な治具
を用いずに、試験を行なうことができる。
【0059】より具体的に、保守時などに感知器が正常
に動作しているかを知る程度の試験を行なう場合、感知
器の試験開始信号入力手段から試験開始信号を入力させ
るだけで試験を開始することができ、試験結果も感知器
の作動などのオンオフ信号で出力されるので、特別な治
具を用意する必要がなく、容易に試験を行なうことがで
きる。
【0060】一方、治具などを用いて通信経由で感知器
に試験コマンドを送り、結果を通信経由で治具に返送す
ることにより、試験項目ごとの結果など詳細なデータを
得ることができるようになる。
【0061】請求項3,請求項4記載の発明では、これ
ら2つの試験手段を併せ持つことにより、簡単な試験で
よい場合と試験結果の詳細を知りたい場合とで試験手段
を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感知器の構成例を示す図である。
【図2】試験実行手段の第1の構成例を説明するための
図である。
【図3】試験実行手段の第2の構成例を説明するための
図である。
【図4】試験実行手段の第2の構成例を説明するための
図である。
【図5】図1の感知器の具体的な構成例を示す図であ
る。
【図6】図1,図5の感知器(例えば火災感知器)が組み
込まれた監視制御システムの構成例を示す図である。
【図7】図1の感知器の試験方法の一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】従来の感知器試験方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 受信機 2 感知器 3 受信機から延びる伝送路 11 コマンド受信手段 12 試験開始信号入力手段としての試
験端子 13 試験実行手段 14 試験結果出力手段 15 第1の結果出力手段 16 第2の結果出力手段 21 物理量検出部 22 A/D変換部 23 アドレス部 24 CPU 25 ROM 26 RAM 27 不揮発性メモリ 28 状態出力部 29 伝送部 30 出力部 53 治具から延びる伝送路 60 治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−242498(JP,A) 特開 平6−52462(JP,A) 特開 平6−12581(JP,A) 特開 平5−151478(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 17/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の伝送路から通信により送られるコ
    マンドを受信するコマンド受信手段と、感知器の試験処
    理を実行させるための試験開始信号を入力可能な試験開
    始信号入力手段と、コマンド受信手段によって試験コマ
    ンドが受信されたとき、あるいは、試験開始信号入力手
    段から試験開始信号が入力されたときに、この感知器の
    試験処理を実行する試験実行手段と、試験実行手段で実
    行された試験結果を出力する試験結果出力手段とを有し
    ていることを特徴とする感知器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感知器において、前記試
    験実行手段は、試験項目ごとの試験を実行可能に構成さ
    れており、試験実行手段は、コマンド受信手段からの試
    験コマンドを受信したときと試験開始信号入力手段から
    試験開始信号が入力されたときとのいずれの場合にも、
    同じ試験項目についての試験を実行するように、構成さ
    れていることを特徴とする感知器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の感知器において、前記試
    験実行手段は、試験項目ごとの試験を実行可能に構成さ
    れており、試験実行手段は、コマンド受信手段からの試
    験コマンドを受信したときと試験開始信号入力手段から
    試験開始信号が入力されたときとで、実行する試験項目
    に差違を設けることを特徴とする感知器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の感知器において、前記試
    験実行手段は、前記コマンド受信手段からの試験コマン
    ドを受信したときには、試験コマンドに応じた試験項目
    ごとの詳細な試験を実行する一方、試験開始信号入力手
    段から試験開始信号が入力されたときには、該感知器が
    正常に動作しているか否かについてだけの簡単な試験を
    実行するようになっていることを特徴とする感知器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の感知器において、試験結
    果出力手段は、第1の結果出力手段と、第2の結果出力
    手段とを備え、第1の結果出力手段は、試験実行手段が
    前記所定の伝送路を介して受信した試験コマンドに基づ
    いて試験を実行したときに、試験結果を該所定の伝送路
    に返送する機能を有し、また、第2の結果出力手段は、
    試験実行手段が試験開始信号入力手段から入力された試
    験開始信号に基づいて試験を実行したときに、あるい
    は、試験実行手段が前記所定の伝送路を介して受信した
    試験コマンドに基づいて試験を実行したときに、試験結
    果を該感知器自体で出力する機能を有していることを特
    徴とする感知器。
  6. 【請求項6】 感知器の試験処理を実行させるための試
    験開始信号を入力可能な試験開始信号入力手段を備えた
    感知器の試験方法であって、所定の治具を用いて試験を
    行なう場合、所定の治具から試験コマンドを通信によっ
    て該感知器に与え、該感知器は、治具から送られる試験
    コマンドを受信することによって試験を開始して試験結
    果を出力し、また、試験開始信号入力手段を用いて試験
    を行なう場合、該感知器は、試験開始信号入力手段から
    試験開始信号が入力されることにより試験を開始して試
    験結果を出力することを特徴とする感知器の試験方法。
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