JP3678599B2 - 試験システムおよび試験方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、試験システムおよび試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、試験機能を備えた感知器(例えば火災感知器)が知られている。図12はこの種の感知器2−1〜2−nが伝送路3に接続され、また、各感知器2−1〜2−nを試験するための試験器60が設けられたシステムの構成例を示す図である。この種の感知器2−1〜2−nを試験する場合、従来では、複数の感知器2−1〜2−nのうちの単一の感知器を試験器60によってその都度指定して試験を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数の感知器2−1〜2−nのうちの単一の感知器を試験器60によってその都度指定して試験を行なうときは、複数の感知器2−1〜2−nの個数nが多くなると、全ての感知器2−1〜2−nを試験するための操作数が多くなり、手間がかかるという問題があった。
【0004】
本発明は、複数の感知器の試験を行なうのに、個々の感知器をその都度指定せずとも、全ての感知器の試験を行なうことの可能な試験システムおよび試験方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、L,C線路に、複数の感知器と、前記複数の感知器の監視制御を行なうP型受信機とが接続されており、さらに、前記L,C線路には、試験器が前記P型受信機と並列に接続可能となっており、前記複数の感知器としては、前記試験器との通信機能を備えた少なくとも2つの感知器と、前記試験器との通信機能を備えていない感知器とを混在させて用い、前記試験器は、試験器における単一操作で、試験器との通信機能を備えた各感知器の試験を、まとめて、あるいは、連続して、行なう機能を有していることを特徴としている。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の試験システムにおいて、試験器は、試験を開始させる試験開始手段と、試験開始手段の単一操作で試験器との通信機能を有する各感知器に対して試験を行なわせるための試験手段と、各感知器からの試験結果を個々に表示する試験結果表示手段とを備えていることを特徴としている。
【0007】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の試験システムにおいて、前記試験器による前記試験器との通信機能を有する各感知器の試験終了時には、各感知器のうちの少なくとも1つから異常信号を発生させ、受信機の動作を確認可能となっていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の試験システムにおいて、前記試験器は、該試験器をL,C線路に接続したときに、接続した極性が正接続か逆接続かを識別する極性識別手段と、極性識別手段で正接続または逆接続と識別されたときに、試験器の内部回路を伝送路と正方向にまたは逆方向に接続制御する接続制御手段とを有していることを特徴としている。
【0009】
また、請求項5記載の発明は、L,C線路に、複数の感知器と、前記複数の感知器の監視制御を行なうP型受信機とが接続されており、さらに、前記L,C線路には、試験器が前記P型受信機と並列に接続可能となっており、前記複数の感知器としては、前記試験器との通信機能を備えた少なくとも2つの感知器と、前記試験器との通信機能を備えていない感知器とを混在させて用い、前記試験器は、試験器における単一操作で、試験器との通信機能を備えた各感知器に対して試験を行なわせ、試験器において通信機能を備えた各感知器からの試験結果を個々に表示することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る試験システムの構成例を示す図である。図1を参照すると、この試験システムは、伝送路3に感知器(例えば火災感知器)2−1〜2−n(n≧1)が接続されており、感知器2−1〜2−nの試験を行なうため、伝送路3には、試験器1が接続されている。
【0011】
図2は図1の試験システムの第1の具体例を示す図である。図2を参照すると、この試験システムでは、受信機11からの伝送路3に感知器2−1〜2−nが接続されている。ここで、感知器2−1〜2−nは通信機能を有するオンオフ型感知器であり、受信機11からの伝送路3は、L,C線路となっている。すなわち、この試験システムは、P型システムであって、このL,C線路に通信機能を有する感知器2−1〜2−nが接続されている。
【0012】
なお、図2の例では、L,C線路の終端には、終端器18が接続されている。また、図2の例では、受信機11には、電源手段16が設けられており、電源手段16からの電源(電圧)がL,C線路に供給されるようになっている。
【0013】
図2の例では、受信機11が、監視制御システム(例えば防災システム)における受信機としての機能(感知器2−1〜2−nの作動状態を監視し、感知器2−1〜2−nから火災などの異常を検知したときに警報等を出力する機能)を備えている。
【0014】
ところで、図2の試験システムでは、受信機11と感知器2−1〜2−nとの間に、感知器と通信を行なうことの可能な試験器1を受信機11と並列に接続したものとなっている。なお、図2の試験システムにおいて、試験器1には、電源手段17が設けられていても良い。
【0015】
このように、図2の例では、受信機11(例えば伝送機能(通信機能)をもたない受信機)に感知器が接続されているP型受信機システムにおいて、感知器の試験を行なう時に、受信機11と並列に試験器1を接続して、試験器1から試験を行なうことで、P型受信機システムをそのままの状態にしながら、試験を行なうことが可能となり、試験中でも火災等を受信できる構成となっている。
【0016】
また、図2の場合、通信機能を備えていない従来の感知器に加えて、保守点検が難しい高所等には通信機能を備えた感知器を設置することができ、例えば、通信機能を備えた感知器を試験するようなときには、試験器1から所定の試験コマンドを送るだけで良く、この感知器のところで作業せずに済む。すなわち、通信機能を備えていない従来の感知器と、通信を行なう感知器とを混在でき、必要なところのみに通信を行なう感知器を使用することができるので、コストパフォーマンスの優れたシステムを提供できる。
【0017】
換言すれば、図2のシステム構成例において、感知器2−1〜2−nの全てが試験器1との通信機能を有している必要はなく、一部のものは、試験器1との通信機能を有していなくとも良い。すなわち、伝送機能(通信機能)をもつ感知器と伝送機能(通信機能)をもたない感知器を同一の伝送路に混在させることができる。
【0018】
なお、以下では、説明の便宜上、各感知器2−1〜2−nは、全て同一の構造のものであって、試験器1との通信機能を有しているものとする。
【0019】
ところで、従来では、前述のように(図12を用いて説明したように)、複数の感知器2−1〜2−nの個々の感知器を試験器60によってその都度指定して(例えば個々の感知器のアドレスを指定して)試験を行なっており、この場合には、複数の感知器2−1〜2−nの個数nが多くなると、全ての感知器2−1〜2−nを試験するための操作数が多くなり、手間がかかるという問題があった。
【0020】
本発明では、このような問題を解決するため、図1(図 )の構成において、試験器1は、試験器1における単一操作で、複数の感知器2−1〜2−nの試験を、まとめて、あるいは、連続して、行なう機能を有している。
【0021】
また、この場合、本発明では、試験器1は、LCDやLEDなどを用いて個々の感知器2−1〜2−nの試験結果をまとめて表示する機能をも有している。
【0022】
また、本発明では、図2のシステムにおいて、試験器1による前記複数の感知器2−1〜2−nの試験終了時には、複数の感知器2−1〜2−nのうちの少なくとも1つから異常信号を発生させることで、受信機11の動作を確認する機能をも有している。
【0023】
図3は上記のような機能を備えた試験器1の構成例を示す図である。図3を参照すると、この試験器1は、試験を開始させる試験開始手段(例えば試験キー)100と、試験開始手段100の単一操作で、複数の感知器2−1〜2−nに対して試験を行なわせるための試験手段101と、各感知器2−1〜2−nからの試験結果を個々に表示する試験結果表示手段102とを有している。
【0024】
より具体的に、試験手段101は、第1の実施形態として、試験開始手段100によって1つの操作がなされたときに(例えば、試験キ−が1回操作されたときに)、各感知器2−1〜2−nに対して共通の試験コマンドを伝送路3に送出することで、各感知器2−1〜2−nに対して、まとめて(同時に)、試験を行なわせ、各感知器2−1〜2−nからの試験結果を順次に受信することができる。
【0025】
あるいは、試験手段101は、第2の実施形態として、試験開始手段100によって1つの操作がなされたときに(例えば、試験キ−が1回操作されたときに)、各感知器2−1〜2−nに対して、試験コマンドを各感知器2−1〜2−nのアドレスごとに順次に伝送路3に送出することで(各感知器2−1〜2−nに対して、各感知器2−1〜2−nのアドレス(後述のようなアドレス検索パルス)と組み合せた形で試験コマンドを順次に伝送路3に送出することで)、各感知器2−1〜2−nに対して、連続して(順次に)、試験を行なわせ、各感知器2−1〜2−nからの試験結果を順次に受信することができる。
【0026】
また、図4,図5には、試験結果表示手段102の例が示されている。なお、図4は試験結果表示手段102がLCD(液晶ディスプレイ)によって構成されている場合、また、図5は試験結果表示手段102がLED(発光ダイオ−ド)によって構成されている場合の例をそれぞれ示す図であり、図4,図5の例では、感知器2−1〜2−nの個数nは“20”となっている。
【0027】
また、図6は試験器1との通信機能を有している感知器,例えば2−1の構成例を示す図である。図6を参照すると、この感知器2−1は、この感知器自体の試験を行なう試験機能を備えており、試験機能に着目するとき、この感知器2−1は、所定の伝送路3から通信により送られるコマンドを受信するコマンド受信手段12と、コマンド受信手段12によって試験コマンドが受信されたときに(上述した第2の実施形態では、さらに、この感知器2−1のアドレスが受信されたときに)、この感知器2−1の試験処理を実行する試験実行手段13と、試験実行手段13で実行された試験結果を出力する試験結果出力手段14とを有している。
【0028】
ここで、試験実行手段13は、例えば、試験項目ごとの試験を実行可能に構成されている。なお、試験項目としては、この感知器の出力値を監視する出力値監視試験(この感知器が正常に動作しているか否かを調べる試験)、また、この感知器が感度補償機能(感知器の汚れなどによる信号値のドリフト分を補償する機能)を有している場合にはこの感度補償機能を監視する感度補償機能監視試験(感度補償機能が正常に動作しているか否かを調べる試験)、また、疑似入力応答試験などの、各種の項目を設けることができ、試験実行手段13は、これらの試験項目のうちの試験コマンドで指定されているものを実行するようになっている。
【0029】
また、試験結果出力手段14は、試験実行手段13が伝送路3を介して受信した試験コマンドに基づいて試験を実行したときに、試験実行手段13からの試験結果を伝送路3に返送する機能(伝送路3を介して試験器1に返送する機能)を有している。
【0030】
図7は感知器,例えば2−1の具体例を示す図である。図7の感知器2−1は、煙濃度などの物理量を検出して電気信号(アナログ信号)に変換する物理量検出部21と、該物理量検出部21から出力されるアナログ信号を所定の周期でサンプルしてデジタル信号に変換するA/D変換部22と、この感知器のアドレスが設定されるアドレス部23と、異常(例えば火災)判断などの感知器全体の制御を行なうCPU24と、CPU24の制御プログラムなどが格納されるROM25と、各種のワークエリアなどとして使用されるRAM26と、感知器固有の個別データなどが格納される不揮発性メモリ27と、物理量検出部21で検出されA/D変換部22でデジタル信号に変換された物理量の検出結果(A/D変換部22からの出力レベル)が、例えば所定の作動閾値レベル(例えば火災レベル)を越えてCPU24で火災などの異常と判断されたときに、作動状態(オン状態)を表わす信号を伝送路3に出力する状態出力部28と、試験器1との間で伝送路3を介した伝送を行なう伝送部(通信インタフェース部)29とを備えている。
【0031】
換言すれば、図7の例の感知器2−1は、所謂センサアドレス用感知器(その検出出力信号からすれば、オンオフ型感知器に属する)として構成されている。そして、図7の構成において、CPU24によって図6の試験実行手段13,試験結果出力手段14の機能を実現することができる。また、伝送部29を図6のコマンド受信手段12,試験結果出力手段14として機能させることができる。すなわち、この場合、伝送部29は、所定のコマンド(例えば試験コマンド),さらにはアドレスを受信可能に構成され、また、試験結果を伝送路3に送出する機能を有している。
【0032】
なお、図6,図7のような感知器が図2の監視制御システム(例えば防災システム)に用いられる場合、受信機11には、アドレッサブルなp型受信機が用いられる。
【0033】
この場合、受信機11は、監視レベルを例えば伝送路3のL,C間の電位が24Vのところに設定し、また、感知器の作動レベル(オンレベル)を例えばL,C間の電位が5Vのところに設定し、また、短絡レベルを例えばL,C間の電位が0Vのところに設定することができる。
【0034】
このようなシステム構成に対応させて、図7の感知器の状態出力部28は、この感知器の作動状態(オン状態)を表わす信号として、伝送路3のL,C間の電位をオンレベル5Vにするようになっている。
【0035】
また、試験器1は、感知器2−1〜2−nをアドレスで指定する場合には、アドレス検索パルスを感知器の短絡レベル(0V)とオンレベル(5V)の電位を利用して作成し、伝送路3を介して各感知器2−1〜2−nに送出するようになっている。
【0036】
図7の感知器の伝送部29は、試験器1からのこのようなアドレス検索パルスを伝送路3,すなわちL,C線路を介して受信するように構成されており、伝送部29でアドレス検索パルスを受信するとき、この感知器のCPU24は、これまでに受信したアドレス検索パルスの個数を計数(カウント)し、この計数値(カウント値)がこの感知器のアドレス部23に設定されているアドレスと一致するか否かを判断し、一致したときに、自己の感知器が試験器1から指定されたと判断するようになっている。
【0037】
そして、受信機11が、監視制御システム(例えば防災システム)における受信機としての機能(感知器2−1〜2−nの作動状態を監視し、感知器2−1〜2−nから火災などの異常を検知したときに警報等を出力する機能)を実行しているときには、自己の感知器の状態(オン状態あるいはオフ状態)を伝送部29に与え、これにより、伝送部29は、例えば、自己の感知器の状態がオン状態のときにのみ、その旨の信号を伝送路3,すなわちL,C線路を介して受信機11に通知するようになっている。具体的に、伝送部29は、アドレスが一致したときに、自己の感知器の状態がオン状態である旨の信号として、例えば伝送路3のL,C間の電位を所定期間、0Vに保持して(所定期間、短絡(ショート)状態に保持して)受信機11に伝送するようになっている。これにより、受信機11は、伝送路3のL,C間の電位が所定期間、0Vに保持された状態になったかを監視し、伝送路3のL,C間の電位が所定期間、0Vに保持された状態になったときに、このときまでに送出したアドレス検索パルスの個数に相当するアドレスをもつ感知器が作動状態(オン状態)にあると特定することができる。
【0038】
また、試験器1が上述の第2の実施形態のようにアドレスを順次に指定して試験を行なうときには、試験器1からのアドレス検索パルスの個数の計数値(カウント値)がこの感知器のアドレス部23に設定されているアドレスと一致したときに、この感知器では、試験コマンドに従った試験を行ない、その試験結果を試験器1に返送するようになっている。
【0039】
次に、このような構成の試験システムの処理動作について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、図1(図 )のシステムにおいて、各感知器2−1〜2−nは、全て図6 ( 図7 )の構造のもの(アドレスを有するオンオフ型感知器)となっているとし、また、受信機11には、アドレッサブルなp型受信機が用いられるものとする。
【0040】
図8図3の試験器1による各感知器2−1〜2−nの試験処理動作の一例を示すフロ−チャ−トである。なお、図8の例では、試験器1の試験手段101は、第2の実施形態のものになっているとする。すなわち、各感知器2−1〜2−nに対して、連続して(順次に)、試験を行なわせるようになっているとする。
【0041】
図8を参照すると、試験器1の試験手段101は、試験開始手段(例えば試験キ−)100が操作されると(ステップS1)、感知器のアドレスNを“1”に初期設定する(ステップS2)。次いで、アドレスNと組み合せた形で試験コマンドを出力し、アドレスNの感知器に試験を実行させる(ステップS3)。いまの場合、アドレスNは“1”であるので、このアドレス“1”に対応する感知器2−1に試験を実行させる。すなわち、この試験コマンドが試験器1から伝送路3を介して感知器2−1に送られ、感知器2−1のコマンド受信手段12で受信されると、感知器2−1の試験実行手段13は、この試験コマンドに応じた試験項目(例えば、試験コマンドが全ての試験項目についての試験を行なう旨の試験コマンドである場合には、全ての試験項目)について試験を実行する。そして、この場合、試験結果出力手段14は、試験実行手段13からの試験結果を伝送路3を介して試験器1に返送する。これにより、試験器1の試験手段101は、いま試験を実行した感知器2−1からの試験結果を受信し、試験結果表示手段102に感知器2−1からの試験結果を表示する(ステップS4)。
【0042】
次いで、試験手段101は、アドレスNを“1”だけ歩進し(ステップS5)、アドレスNをもつ感知器が存在するか否かを判断し(ステップS6)、存在する場合には、ステップS3に戻る。いまの場合、ステップS5でアドレスNは“2”となり、ステップS6において、このアドレス“2”に対応する感知器2−2が存在するので、ステップS3に戻る。すなわち、アドレスNと組み合せた形で試験コマンドを出力し、アドレスNの感知器に試験を実行させる(ステップS3)。いまの場合、アドレス“2”に対応する感知器2−2に試験を実行させ(ステップS3)、この感知器2−2からの試験結果を伝送路3を介して試験器1に返送させる。これにより、試験器1の試験手段101は、いま試験を実行した感知器2−2からの試験結果を受信し、試験結果表示手段102に感知器2−2からの試験結果を表示する(ステップS4)。
【0043】
このようにして、試験手段101は、アドレスNを“1”から“n”まで順次に歩進させて、アドレス“1”〜“n”に対応する感知器2−1〜2−nに試験を順次に実行させ、試験を実行した感知器2−1〜2−nからの試験結果を順次に受信して、試験結果表示手段102に、図4あるいは図5のようにして、感知器2−1〜2−nからの試験結果を表示し、ステップS6において、アドレスNが“n+1”となり、このアドレス“n+1”をもつ感知器が存在しなくなったときに、試験を終了する。
【0044】
上述の説明からもわかるように、本発明では、最初に1回、試験キ−を操作するだけで(試験キ−の一回の操作だけで)、伝送路3に接続されている全ての感知器2−1〜2−nの試験が、第1の実施形態ではまとめて(同時に)、また、第2の実施形態では図8に示したように連続して(順次に)なされるので、従来のように複数の感知器2−1〜2−nの個々の感知器をその都度指定せずとも、全ての感知器2−1〜2−nの試験を自動的に行なうことができる。
【0045】
また、各感知器2−1〜2−nからの試験結果が図4あるいは図5のように試験結果表示手段102にまとめて表示されるので、複数の感知器2−1〜2−nの試験結果を即座に把握することができる。
【0046】
また、本発明では、図2の構成において、試験器による前記複数の感知器の試験終了時には、複数の感知器のうちの少なくとも1つから異常信号を発生させることで、すなわち、試験終了後、感知器を発報させて受信機11側に発報を移信することによって、受信機11の動作確認を行なうことができるとともに試験終了の確認を受信機11側で行なうことができる。
【0047】
このように、本発明では、単一操作で複数の感知器2−1〜2−nについて試験を行ない、これらの試験結果を一覧できるので、試験作業が容易になる。また、試験終了時に感知器から異常信号(例えば火災信号)を発生させることで、受信機11の動作もまとめて確認することができる。
【0048】
上述の例では、感知器2−1〜2−nが図7のようなセンサアドレス用感知器として構成されているとして説明したが、感知器としては、前述のように、少なくとも、コマンド受信手段12と、試験実行手段13と、試験結果出力手段14とを備えたものであれば良く、任意の型式の感知器(例えば、アナログ型感知器,通常のオンオフ型感知器)にも適用することができる。また、図7の構成例において、不揮発性メモリ27などは、必ずしも設けられていなくとも良い。
【0049】
また、本発明の試験方法は、感知器のみならず、任意の中継器にも適用することができる。すなわち、中継器に感知器が接続される場合、この中継器に、少なくとも、コマンド受信手段12と、試験実行手段13と、試験結果出力手段14とをもたせ、この中継器並びにこの中継器に接続されている感知器の試験を行なうこともできる。
【0050】
また、上述の各例では、監視制御システムが例えば防災システムであるとし、この場合、感知器が例えば火災感知器であるとしたが、本発明は、防災システムに限定されず、防犯システムなどの任意のシステムにも適用できる。また、この場合、火災感知器に限定されず、防犯感知器などの任意の感知器にも本発明を適用できる。
【0051】
また、極性のある伝送路に接続する試験器1,例えば図2のようにL,C線路に接続する試験器1では、試験器1の設置時に伝送路(L,C線路)の極性を考慮して配線しなければならない。すなわち、伝送路(L,C線路)の極性を間違って接続すると(逆に接続すると)、正しく通信を行なうことができない。しかしながら、伝送路の極性を逆に接続することは、良く起こりうることであり、たとえ逆に接続されても正しく通信を行なうことができることが望まれる。
【0052】
すなわち、例えば、図2に示した例のように、受信機(例えばP型火災受信機)11と、アドレスを有するオンオフ型感知器2−1〜2−nと、感知器2−1〜2−nが接続される伝送路(L,C線路)3と、試験器1とを有するシステムにおいて、試験器1を伝送路(L,C線路)3に接続するための中継器(実際には、試験器1を伝送路3に並列接続するための接続コネクタ)を設置したときに、伝送路(L,C線路)3と接続コネクタとの接続を誤ると、試験器1を接続する際に極性が逆になってしまう。この場合、従来の試験器では試験を行なうことができなかった。また、この中継器はコンセントのように壁に埋め込まれているために、伝送路(L,C線路)3の極性を反転させるためには中継器を一度取り外さなければならず、非常に不都合であった。
【0053】
このような問題を解決するため、本発明は、さらに、伝送路(L,C線路)3にたとえ逆に接続されても正しく通信を行なうことの可能な試験器を提供することを意図している。図9は伝送路3にたとえ逆に接続されても正しく通信を行なうことの可能な試験器の構成例を示す図である。図9を参照すると、試験器1は、極性を有する伝送路(L,C線路)3に接続されている感知器を試験するための試験器であって、該試験器1は、該試験器1を伝送路(L,C線路)3に接続したときに、接続した極性が正接続か逆接続かを識別する極性識別部51と、極性識別部51で正接続または逆接続と識別されたときに、試験器の内部回路を伝送路(L,C線路)3と正方向にまたは逆方向に接続制御する接続制御部52とを有している。すなわち、極性識別部51は、伝送路3の極性を判断する機能を有し、接続制御部52は、極性識別部51によって識別された伝送路3の極性により伝送路3と試験器1の内部回路の接続極性を変えるようになっている。
【0054】
図10はこのような試験器1の具体例を示す図である。図10の例では、試験器1内には、試験器1の動作全体を制御するためのCPU54が設けられており、極性識別部51における識別結果がCPU54に送られるとき、CPU54における判断結果に応じて回線接続部55により伝送路(L,C線路)3の切り替え動作を行なうようになっている。すなわち、図10の例では、CPU54と回線接続部55とにより、接続制御部52が構成されている。
【0055】
このような構成では、通常時は、図11(a)に示すように試験器の内部回路と伝送路(L,C線路)3とは接続されていない。通信を行なう時には、図11(b),(c)に示すように、極性識別部51は、伝送路(L,C線路)3に印加された電圧等に基づいて伝送路(L,C線路)3の極性が正接続か逆接続かを判別し、この判別結果に基づいて、接続制御部52は、正方向または逆方向に伝送路(L,C線路)3と試験器1の内部回路とを接続して通信を行なう。
【0056】
このように、本発明では、試験器1自体が、伝送路3の極性を判別し、たとえ逆に接続されても正しく通信を行なうことができる機能を有しており、これにより、無極性の試験器1を提供することができる。すなわち、回線が逆に接続されていたとしても正常に通信することができる。また、図2の試験器1のように、試験器1内に電源手段17を具備し伝送路3に電源を供給し、双方向通信を行なう場合には、ブリッジ回路などによる無極性化よりも有用である。
【0057】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1乃至請求項5記載の発明によれば、L,C線路に、複数の感知器と、前記複数の感知器の監視制御を行なうP型受信機とが接続されており、さらに、前記L,C線路には、試験器が前記P型受信機と並列に接続可能となっており、前記複数の感知器としては、前記試験器との通信機能を備えた少なくとも2つの感知器と、前記試験器との通信機能を備えていない感知器とを混在させて用い、前記試験器は、試験器における単一操作で、試験器との通信機能を備えた各感知器の試験を、まとめて、あるいは、連続して、行なう機能を有しているので、感知器の試験を行なうのに、個々の感知器をその都度指定せずとも、試験器との通信機能を有する全ての感知器の試験を行なうことができる。また、感知器の試験を行なう時に、受信機と並列に試験器を接続して、試験器から試験を行なうことで、P型受信機システムをそのままの状態にしながら、試験を行なうことが可能となる
【0058】
特に、請求項2,請求項5記載の発明によれば、試験器における単一操作で試験器との通信機能を有する各感知器に対して試験を行なわせ、試験器において各感知器からの試験結果を個々に表示するので、各感知器の試験結果を即座に把握することができる。
【0059】
また、請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の試験システムにおいて、試験器による各感知器の試験終了時には、各感知器のうちの少なくとも1つから異常信号を発生させ、受信機の動作を確認可能となっているので、受信機の動作確認を行なうことができるとともに試験終了の確認を受信機側で行なうことができる。
【0060】
また、請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の試験システムにおいて、前記試験器は、該試験器をL,C線路に接続したときに、接続した極性が正接続か逆接続かを識別する極性識別手段と、極性識別手段で正接続または逆接続と識別されたときに、試験器の内部回路を伝送路と正方向にまたは逆方向に接続制御する接続制御手段とを有しているので、試験器が伝送路にたとえ逆の極性で接続されても正しく通信を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る試験システムの構成例を示す図である。
【図2】 図1の試験システムの具体例を示す図である。
図3】 本発明に係る試験器の構成例を示す図である。
図4】 試験結果表示手段の一例を示す図である。
図5】 試験結果表示手段の他の例を示す図である。
図6】 本発明に係る感知器の構成例を示す図である。
図7】 本発明に係る感知器の具体例を示す図である。
図8図3の試験器による各感知器の試験処理動作の一例を示すフロ−チャ−トである。
図9】 伝送路にたとえ逆の極性で接続されても正しく通信を行なうことの可能な試験器の構成例を示す図である。
図10図9の試験器の具体例を示す図である。
図11図9,図10の試験器の処理動作を説明するための図である。
図12】 従来の試験システムを示す図である。
【符号の説明】
1 試験器
2−1〜2−n 感知器
3 伝送路
11 受信機
12 コマンド受信手段
13 試験実行手段
14 試験結果出力手段
16 電源手段
17 電源手段
21 物理量検出部
22 A/D変換部
23 アドレス部
24 CPU
25 ROM
26 RAM
27 不揮発性メモリ
28 状態出力部
29 伝送部
30 出力部
51 極性識別部
52 接続制御部
54 CPU
55 回線接続部
100 試験開始手段
101 試験手段
102 試験結果表示手段

Claims (5)

  1. L,C線路に、複数の感知器と、前記複数の感知器の監視制御を行なうP型受信機とが接続されており、さらに、前記L,C線路には、試験器が前記P型受信機と並列に接続可能となっており、前記複数の感知器としては、前記試験器との通信機能を備えた少なくとも2つの感知器と、前記試験器との通信機能を備えていない感知器とを混在させて用い、前記試験器は、試験器における単一操作で、試験器との通信機能を備えた各感知器の試験を、まとめて、あるいは、連続して、行なう機能を有していることを特徴とする試験システム。
  2. 請求項1記載の試験システムにおいて、前記試験器は、試験を開始させる試験開始手段と、試験開始手段の単一操作で試験器との通信機能を有する各感知器に対して試験を行なわせるための試験手段と、各感知器からの試験結果を個々に表示する試験結果表示手段とを備えていることを特徴とする試験システム。
  3. 請求項1記載の試験システムにおいて、前記試験器による前記試験器との通信機能を有する各感知器の試験終了時には、各感知器のうちの少なくとも1つから異常信号を発生させ、受信機の動作を確認可能となっていることを特徴とする試験システム。
  4. 請求項1記載の試験システムにおいて、前記試験器は、該試験器をL,C線路に接続したときに、接続した極性が正接続か逆接続かを識別する極性識別手段と、極性識別手段で正接続または逆接続と識別されたときに、試験器の内部回路を伝送路と正方向にまたは逆方向に接続制御する接続制御手段とを有していることを特徴とする試験システム。
  5. L,C線路に、複数の感知器と、前記複数の感知器の監視制御を行なうP型受信機とが接続されており、さらに、前記L,C線路には、試験器が前記P型受信機と並列に接続可能となっており、前記複数の感知器としては、前記試験器との通信機能を備えた少なくとも2つの感知器と、前記試験器との通信機能を備えていない感知器とを混在させて用い、前記試験器は、試験器における単一操作で、試験器との通信機能を備えた各感知器に対して試験を行なわせ、試験器において通信機能を備えた各感知器からの試験結果を個々に表示することを特徴とする試験方法。
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