JP3426093B2 - 自動車の車室フロア構造 - Google Patents

自動車の車室フロア構造

Info

Publication number
JP3426093B2
JP3426093B2 JP24421496A JP24421496A JP3426093B2 JP 3426093 B2 JP3426093 B2 JP 3426093B2 JP 24421496 A JP24421496 A JP 24421496A JP 24421496 A JP24421496 A JP 24421496A JP 3426093 B2 JP3426093 B2 JP 3426093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
deck board
pivot
pivot shaft
floor panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24421496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1059217A (ja
Inventor
雅章 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP24421496A priority Critical patent/JP3426093B2/ja
Publication of JPH1059217A publication Critical patent/JPH1059217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3426093B2 publication Critical patent/JP3426093B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車室のフロアパネ
ルの上面側に形成される物入れ空間と、この物入れ空間
を開閉自在とする一対のデッキボードと、これらデッキ
ボードを互いに枢支させる枢支手段と、同上両デッキボ
ードの各表面に跨るように敷設されるカーペットとを備
えた自動車の車室フロア構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】上記自動車の車室フロア構造には、従
来、例えば、図7〜9で示されるものがある。 【0003】これにつき説明すると、図7、8におい
て、符号51は自動車の車室フロアを構成するフロアパ
ネルで、矢印Frはこの自動車の前方を示している。 【0004】上記フロアパネル51の上面側には物入れ
空間52が形成されている。この物入れ空間52をその
上方から開閉自在に閉じる一対の第1、第2デッキパネ
ル53,54が設けられている。これら第1、第2デッ
キパネル53,54は上記フロアパネル51の上面に沿
って前後に並設され、かつ、これら第1、第2デッキパ
ネル53,54の各表面はほぼ水平な仮想面65上に位
置させられている。 【0005】上記第1、第2デッキパネル53,54を
互いに回動自在に枢支させる枢支手段55が設けられて
いる。この枢支手段55は上記第1、第2デッキパネル
53,54の互いに対向する対向縁部53a,54a間
に沿って延びこの対向縁部53a,54a間の近傍に位
置する軸心56aを有する枢支軸56と、この枢支軸5
6を上記フロアパネル51に支持させる支持体57と、
上記第1デッキボード53の対向縁部53aを上記枢支
軸56に連結させる第1連結体58と、上記第2デッキ
ボード54の対向縁部54aを同上枢支軸56に連結さ
せる第2連結体59とで構成されている。 【0006】また、上記第1、第2デッキパネル53,
54の各表面に跨るようにこれら表面にカーペット60
が敷設されている。 【0007】図7、9中矢印Aで示すように、上記第1
デッキボード53を第2デッキボード54の表面に向っ
て回動させたとき、この際、上記カーペット60が折り
畳まれ、この折り畳まれたカーペット60を挟んで、上
記第1デッキボード53が第2デッキボード54の表面
に重ね合わせ可能とされている。 【0008】この場合、この重ね合わせを可能とさせる
ために、上記枢支軸56の軸心56aは、上記対向縁部
53a,54a間の近傍で上記仮想面65の上方に位置
させられている。 【0009】上記第1、第2デッキパネル53,54を
上方に回動させれば、上記物入れ空間52が上方に向っ
て開放され、この物入れ空間52に対し工具等の小物が
出し入れ可能とされている。 【0010】また、上記第1デッキボード53の裏面に
はクッション61が取り付けられている。このクッショ
ン61を上記第1デッキボード53と共に回動させて、
前記したように上記第1デッキボード53を第2デッキ
ボード54の表面に重ね合わせると、上記クッション6
1の上面はほぼ水平になることとされている。 【0011】62はシートであり、図7中矢印Bで示す
ように、このシート62のシートバック63を後下方に
回動させてその上面をほぼ水平にさせると、上記シート
バック63、シートクッション64、およびクッション
61の各上面が互いに連続する平坦な面となって、これ
らがベッド等として利用可能とされている。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術によれば、第2デッキボード54の表面に対する第
1デッキボード53の重ね合わせを可能にするため、枢
支軸56の軸心56aは、上記したように仮想面65の
上側に位置させられており、つまり、上記枢支軸56は
上記第1、第2デッキパネル53,54の表面よりも上
方に突出している。 【0013】このため、前記したように、第1、第2デ
ッキパネル53,54の表面にカーペット60を敷設し
たときには、図7、8で示すように、上記カーペット6
0の一部60aが上方に突出することとなり、これは、
車室フロアの見栄えを低下させるとと共に、上記カーペ
ット60上に載置させた荷物に、がたつきが生じること
となって好ましくない。 【0014】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、自動車の車室フロアの見栄えを向上させ
ると共に、車室フロア上に載置した荷物にがたつきが生
じないようにすることを課題とする。 【0015】 【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の自動車の車室フロア構造は、次の如くであ
る。 【0016】請求項1の発明は、車室3のフロアパネル
7の上面側に物入れ空間14を形成し、この物入れ空間
14をその上方から開閉自在に閉じる一対の第1、第2
デッキボード17,18を並設し、これら第1、第2デ
ッキボード17,18の各表面をほぼ水平な仮想面20
上に位置させ、上記第1、第2デッキボード17,18
を互いに回動自在に枢支させると共にこの回動でこれら
第1、第2デッキボード17,18の重ね合わせを可能
とさせる枢支手段22を設け、上記第1、第2デッキボ
ード17,18の各表面に跨るようにこれら表面にカー
ペット23を敷設した場合において、 【0017】上記枢支手段22を、上記第1、第2デッ
キボード17,18を互いに連結させる膜体で構成し 【0018】記第1デッキボード17と共に回動する
ようこの第1デッキボード17の裏面にクッション29
を取り付け、上記第1デッキボード17を上記フロアパ
ネル7に対し回動自在に枢支させる他の枢支手段31を
設け、上記他の枢支手段31が、上記第1、第2デッキ
ボード17,18の互いに対向する対向縁部17a,1
8a間に沿って延びかつこの対向縁部17a,18a間
の近傍で上記仮想面20よりも上側に位置する軸心32
aを有する枢支軸32と、この枢支軸32を上記フロア
パネル7に支持させる支持体33と、上記第1デッキボ
ード17の上記対向縁部17aを上記枢支軸32に連結
させると共に上記第1デッキボード17と共に上記枢支
軸32の軸心32a回りに回動する連結体35とを備
え、平面視で、上記枢支軸32を上記第1、第2デッキ
ボード17,18の外側方に位置させたものである。 【0019】 【発明の実施の形態】図1〜6は、本発明の実施の形態
を示している。 【0020】図2、3において、符号1は2ボックスタ
イプの自動車で、矢印Frはその前方を示し、下記する
左右とは上記前方に向っての車幅方向をいうものとす
る。 【0021】上記自動車1の車体2の内部が車室3であ
り、この車室3の前部が操縦室、中途部が客室4、後部
が荷室5となっている。 【0022】上記車室3の下部は車室フロア6で形成さ
れ、この車室フロア6は板金製のフロアパネル7を有し
ている。上記客室4にはシート8が設けられ、このシー
ト8は上記フロアパネル7上に支持されるシートクッシ
ョン9と、このシートクッション9の後部に対応して立
設されるシートバック10とを有し、このシートバック
10は上記フロアパネル7に枢支具11により上下回動
自在に枢支され、かつ、所定回動姿勢でロック可能とさ
れている。 【0023】上記荷室5におけるフロアパネル7の上面
側に物入れ空間14が形成され、この物入れ空間14の
左右各側部を閉じるように左右一対の板金製フレーム1
5,15が配置され、これら各フレーム15は上記フロ
アパネル7に支持されている。 【0024】上記物入れ空間14の後部側をその上方か
ら開閉自在に閉じる一対の第1、第2デッキボード1
7,18が前後に並設され、また、上記物入れ空間14
の前部側をその上方から開閉自在に閉じる第3デッキボ
ード19が設けられている。これら各デッキボード17
〜19は木製もしくは樹脂製で、これらの各表面(上
面)はほぼ水平な共通の仮想面20上に位置させられて
いる。 【0025】上記第1、第2デッキボード17,18が
互いに対向する対向縁部17a,18a間には、左右に
長く直線的に延びる隙間21が形成されている。 【0026】上記第1、第2デッキボード17,18を
互いに回動自在に枢支させる枢支手段22が設けられて
いる。上記第1デッキボード17と第2デッキボード1
8の各表面に跨るようにこれら表面のほぼ全体に可撓性
の膜体(シート)であるカーペット23が敷設され、こ
のカーペット23は接着剤等により、上記第1、第2デ
ッキボード17,18の各表面に強固に接着されてい
る。 【0027】また、上記シート8のシートバック10の
背面と、第3デッキボード19の表面に跨るようにこれ
ら各面に上記カーペット23と同構成の他のカーペット
24が敷設され、この他のカーペット24も接着剤等に
より、上記シートバック10の背面と、第3デッキボー
ド19の表面に強固に接着されている。 【0028】上記カーペット23は、上記したように第
1、第2デッキボード17,18を互いに連結してお
り、上記隙間21に対応する上記カーペット23の部分
23aが上記枢支手段22を構成して、折り曲げ可能と
されている。また、この枢支手段22は、膜体である折
り曲げ可能な左右一対のテープヒンジ26を有し、これ
ら各テープヒンジ26はナイロン繊維製で厚さが薄いも
のとされている。そして、これら各テープヒンジ26の
各端部は連結ピン27により上記各対向縁部17a,1
8aの表面に連結され、上記各テープヒンジ26は上記
第1、第2デッキボード17,18の表面と共に上記カ
ーペット23で覆われている。この場合、各テープヒン
ジ26は薄いため、これらテープヒンジ26を覆うカー
ペット23の部分が上方に大きく突出することは防止さ
れる。なお、上記テープヒンジ26はなくてもよい。 【0029】そして、上記枢支手段22のカーペット2
3の部分23aおよびテープヒンジ26を中心として、
上記第1、第2デッキボード17,18を上方に回動さ
せれば、上記カーペット23の部分23aとテープヒン
ジ26とが折り曲げられて上記回動が許容される。これ
により、上記物入れ空間14が上方に向って開放され、
この物入れ空間14に対し工具等の小物が出し入れ可能
とされている。 【0030】また、図2、3中矢印Aと、二点鎖線とで
示すように、上記カーペット23の部分23aとテープ
ヒンジ26を中心として、上記第1デッキボード17を
第2デッキボード18の表面に向って回動させれば、上
記カーペット23の部分23aとテープヒンジ26とが
折り曲げられてこのカーペット23が折り畳まれ、この
折り畳まれたカーペット23を挟んで、上記第1デッキ
ボード17が第2デッキボード18の表面に重ね合わせ
可能とされている(図2中二点鎖線)。 【0031】図2、3中矢印Bと、二点鎖線とで示すよ
うに、上記シート8のシートバック10を後下方に回動
させたとき、上記した他のカーペット24が折り畳ま
れ、この折り畳まれた他のカーペット24を挟んで、上
記シートバック10が上記第3デッキボード19の表面
に重ね合わせ可能とされ、この際、上記シートバック1
0の上面がほぼ水平になることとされている(図2中二
点鎖線)。 【0032】図1〜6において、上記第1デッキボード
17と共に回動するようこの第1デッキボード17の裏
面にクッション29が取り付けられ、このクッション2
9は上記物入れ空間14に収納されている。 【0033】上記第1デッキボード17を上記フロアパ
ネル7に対し回動自在に枢支させる左右一対の他の枢支
手段31,31が設けられている。 【0034】上記各他の枢支手段31は、上記対向縁部
17a,18a間の隙間21とほぼ平行な軸心32aを
有する枢支軸32を備え、この枢支軸32は上記隙間2
1の近傍に位置し、かつ、その軸心32aは上記仮想面
20よりも上側に位置している。上記枢支軸32を上記
フロアパネル7に支持させる樹脂製の支持体33が設け
られている。この支持体33はねじ34により上記フレ
ーム15に支持され、つまり、これらフレーム15と支
持体33とを介して上記枢支軸32が上記フロアパネル
7に支持されている。 【0035】また、上記した他の枢支手段31は、上記
第1デッキボード17の対向縁部17aを上記枢支軸3
2に連結させると共に上記第1デッキボード17と共に
上記枢支軸32の軸心32a回りに回動する連結体35
を備えている。この連結体35は、上記枢支軸32の端
部から上記隙間21の内部にまで折れ曲がりながら延長
される延長部36と、この延長部36から上記対向縁部
17aの裏面に当接するよう延出する板金製の延出片3
7と、この延出片37を上記対向縁部17aの裏面に結
合させる結合ピン38とで構成されている。 【0036】上記各他の枢支手段31の枢支軸32は、
平面視で、上記第1、第2デッキボード17,18の外
側方に位置させられている。 【0037】上記の場合、第1デッキボード17にはク
ッション29が取り付けられていて、これら両者17,
29の結合体は重くなるが、この結合体は上記した他の
枢支手段31により上記フロアパネル7に対し強固に位
置決めされている。このため、自動車1の走行中に慣性
力で不意に移動するということは防止される。 【0038】そして、上記第1デッキボード17を上記
軸心32a回りに上方に回動させると、前記したように
カーペット23の部分23aとテープヒンジ26とが折
り曲げられて、上記回動が許容され、物入れ空間14に
対し小物が出し入れ可能とされる。 【0039】また、図2、3中矢印Aと、二点鎖線とで
示すように、上記第1デッキボード17と共にクッショ
ン29を上記軸心32a回りに回動させると、前記した
ようにカーペット23が折り畳まれて上記第1デッキボ
ード17が第2デッキボード18の表面に重ね合わせ可
能とされ、この際、上記クッション29の上面はほぼ水
平になることとされている。 【0040】上記状態から、図2、3中矢印Bと、二点
鎖線とで示すように、前記シート8のシートバック10
を後下方に回動させてその上面をほぼ水平にさせると、
上記シートクッション9、シートバック10、およびク
ッション29の各上面が互いに連続する平坦な面となっ
て、これがベッド等として利用可能とされている。 【0041】 【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。 【0042】請求項1の発明は、車室のフロアパネルの
上面側に物入れ空間を形成し、この物入れ空間をその上
方から開閉自在に閉じる一対の第1、第2デッキボード
を並設し、これら第1、第2デッキボードの各表面をほ
ぼ水平な仮想面上に位置させ、上記第1、第2デッキボ
ードを互いに回動自在に枢支させると共にこの回動でこ
れら第1、第2デッキボードの重ね合わせを可能とさせ
る枢支手段を設け、上記第1、第2デッキボードの各表
面に跨るようにこれら表面にカーペットを敷設した自動
車の車室フロア構造において、 【0043】上記枢支手段を、上記第1、第2デッキボ
ードを互いに連結させる膜体で構成してある。 【0044】このため、上記膜体は薄いものであること
から、上記第1、第2デッキボードの各表面に敷設され
たカーペットの一部が上記膜体を覆ったとしても、この
膜体によって、上記カーペットの一部が上方に突出させ
られるということは防止される。 【0045】よって、カーペットの表面は全体的により
平坦に保たれることから、車室フロアの見栄えが向上す
ると共に、上記カーペット上に載置された荷物にがたつ
きが生じるということは防止される。 【0046】なお、上記膜体をカーペットで構成した場
合には、別途にテープヒンジのような膜体を設けること
に比べて、部品点数の増加が抑制される。 【0047】よって、上記諸効果が簡単な構成で達成さ
れる。 【0048】また、上記第1デッキボードと共に回動す
るようこの第1デッキボードの裏面にクッションを取り
付け、上記第1デッキボードを上記フロアパネルに対し
回動自在に枢支させる他の枢支手段を設け、上記他の枢
支手段が、上記第1、第2デッキボードの互いに対向す
る対向縁部間に沿って延びかつこの対向縁部間の近傍で
上記仮想面よりも上側に位置する軸心を有する枢支軸
と、この枢支軸を上記フロアパネルに支持させる支持体
と、上記第1デッキボードの上記対向縁部を上記枢支軸
に連結させると共に上記第1デッキボードと共に上記枢
支軸の軸心回りに回動する連結体とを備え、平面視で、
上記枢支軸を上記第1、第2デッキボードの外側方に位
置させてあり、次の効果がある。 【0049】即ち、第1デッキボードにはクッションが
取り付けられて、これら両者の結合体は重くなるため、
この結合体が、その慣性力で自動車の走行中に不意に移
動することがないよう、上記フロアパネルに対し位置決
めさせることが望まれる。 【0050】そこで、上記したように、上記第1デッキ
ボードを他の枢支手段により上記フロアパネルに枢支さ
せ、これにより、上記結合体を上記フロアパネルに位置
決めさせてある。 【0051】そして、上記第1デッキボードと共にクッ
ションを上記軸心回りに回動させると、前記したように
カーペットが折り畳まれて上記第1デッキボードが第2
デッキボードの表面に重ね合わせ可能とされ、この場
合、平面視で、枢支軸を上記第1、第2デッキボードの
外側方に位置させてある。 【0052】このため、上記第1、第2デッキボードの
表面に敷設された上記カーペットの一部が上記枢支軸に
よって上方に突出させられるということが防止される。 【0053】よって、重量のある上記結合体を上記フロ
アパネルに位置決めさせた場合にも、前記と同様の効果
が得られる。つまり、カーペットの表面は全体的により
平坦に保たれることから、車室フロアの見栄えが向上す
ると共に、上記カーペット上に載置された荷物にがたつ
きが生じるということは防止される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態を示す図で、図4で示した
ものの展開斜視図である。 【図2】本発明の実施の形態を示す図で、自動車の後部
側面断面図である。 【図3】本発明の実施の形態を示す図で、自動車の後部
斜視図である。 【図4】本発明の実施の形態を示す図で、図2の4‐4
線矢視部分破断図である。 【図5】本発明の実施の形態を示す図で、図4の5‐5
線矢視断面図である。 【図6】本発明の実施の形態を示す図で、図4の6‐6
線矢視断面図である。 【図7】従来の技術を示す図で、図3に相当する図であ
る。 【図8】従来の技術を示す図で、図6に相当する図であ
る。 【図9】従来の技術を示す図で、図6に相当する図であ
って、第2デッキボードの表面に第1デッキボードを重
ね合わせた作用説明図である。 【符号の説明】 1 自動車 2 車体 3 車室 6 車室フロア 7 フロアパネル 14 物入れ空間 17 第1デッキボード 18 第2デッキボード 17a,18a 対向縁部 20 仮想面 21 隙間 22 枢支手段 23 カーペット 29 クッション 31 他の枢支手段 32 枢支軸 32a 軸心 33 支持体 35 連結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20 B60R 7/02 F16C 11/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車室(3)のフロアパネル(7)の上面
    側に物入れ空間(14)を形成し、この物入れ空間(1
    4)をその上方から開閉自在に閉じる一対の第1、第2
    デッキボード(17,18)を並設し、これら第1、第
    2デッキボード(17,18)の各表面をほぼ水平な仮
    想面(20)上に位置させ、上記第1、第2デッキボー
    (17,18)を互いに回動自在に枢支させると共に
    この回動でこれら第1、第2デッキボード(17,1
    8)の重ね合わせを可能とさせる枢支手段(22)を設
    け、上記第1、第2デッキボード(17,18)の各表
    面に跨るようにこれら表面にカーペット(23)を敷設
    した自動車の車室フロア構造において、 上記枢支手段(22)を、上記第1、第2デッキボード
    (17,18)を互いに連結させる膜体で構成し 記第1デッキボード(17)と共に回動するようこの
    第1デッキボード(17)の裏面にクッション(29)
    を取り付け、上記第1デッキボード(17)を上記フロ
    アパネル(7)に対し回動自在に枢支させる他の枢支手
    (31)を設け、上記他の枢支手段(31)が、上記
    第1、第2デッキボード(17,18)の互いに対向す
    る対向縁部(17a,18a)間に沿って延びかつこの
    対向縁部(17a,18a)間の近傍で上記仮想面(2
    0)よりも上側に位置する軸心(32a)を有する枢支
    (32)と、この枢支軸(32)を上記フロアパネル
    (7)に支持させる支持体(33)と、上記第1デッキ
    ボード(17)の上記対向縁部(17a)を上記枢支軸
    (32)に連結させると共に上記第1デッキボード(1
    7)と共に上記枢支軸(32)の軸心(32a)回りに
    回動する連結体(35)とを備え、平面視で、上記枢支
    (32)を上記第1、第2デッキボード(17,1
    8)の外側方に位置させた自動車の車室フロア構造。
JP24421496A 1996-08-26 1996-08-26 自動車の車室フロア構造 Expired - Fee Related JP3426093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24421496A JP3426093B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 自動車の車室フロア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24421496A JP3426093B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 自動車の車室フロア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1059217A JPH1059217A (ja) 1998-03-03
JP3426093B2 true JP3426093B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=17115455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24421496A Expired - Fee Related JP3426093B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 自動車の車室フロア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3426093B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100885067B1 (ko) * 2006-09-04 2009-02-23 주식회사 미로 버스 승강장용 대기 승객 유무 알림 장치
JP2010241196A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Howa Textile Industry Co Ltd 折り畳み型ボード及びこの折り畳み型ボードを備えた自動車

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1059217A (ja) 1998-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3473736B2 (ja) コンバ−ティブル型車のトランクのふた及び後部クロスメンバ−用開閉装置
JPS6033691B2 (ja) 自動車用棚部材構造
JP3375054B2 (ja) コンバ−ティブル型車用トランクのふた
JPH10287135A (ja) 自動車の幌取付構造
JP2003191786A (ja) 荷台延長用構造体
JP3426093B2 (ja) 自動車の車室フロア構造
EP0736412B1 (en) Multi-position rear seat for a vehicle
JP3463480B2 (ja) リヤシートバック前倒し機構のレリーズノブ配設構造
JPH10175444A (ja) 車両用スライドドア
JPH1071652A (ja) 折り畳み自在な板状体
JP2018002003A (ja) フロアリッド
US5188416A (en) Structure for attaching a carpet to a forwardly foldable seat back
JP3517929B2 (ja) 自動車の着脱ルーフ
CN220410261U (zh) 尾门结构及车辆
CN220410262U (zh) 尾门结构及车辆
JPH072322Y2 (ja) 車両用収納装置
CN220410260U (zh) 尾门结构及车辆
JPS647087Y2 (ja)
JPH0453292Y2 (ja)
JPS60244646A (ja) 自動車用トノボ−ド
JP2001354069A (ja) デッキボード
JPS6313955Y2 (ja)
JP3966674B2 (ja) 自動車用シートの収納構造
JP3897208B2 (ja) 自動車用シート
JP3206328B2 (ja) 2段式コンソールボックス

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees