JP3425724B2 - システム無中断プログラム切替え方法 - Google Patents

システム無中断プログラム切替え方法

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JP3425724B2
JP3425724B2 JP29978993A JP29978993A JP3425724B2 JP 3425724 B2 JP3425724 B2 JP 3425724B2 JP 29978993 A JP29978993 A JP 29978993A JP 29978993 A JP29978993 A JP 29978993A JP 3425724 B2 JP3425724 B2 JP 3425724B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、汎用計算機システムに
おいて、例えば、メモリ中に格納したデータに対して、
データの形式を変換する等、データ構造のデータへの上
書きで対処不可能なデータ形式の変更を実施する場合の
プログラム切替方法に関し、特にシステムの運用を継続
した状態でそのデータにアクセスするプログラムについ
ても、データ構造の変更後のデータに対応するプログラ
ムへの切替えを実施することを可能にするシステム無中
断プログラム切替え方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、あるプログラムが参照、更新する
データに対して、データの形式およびデータ構造等の変
更の必要性が生じた場合、プログラムについてもデータ
構造変更後のデータに対応するプログラムへ入れ換える
ことが必要である。上記の場合、一般的に以下の方式
(手順1〜5)をとる。 (手順1)システムの運転を停止する。 (手順2)データを格納したテーブルを一旦コピーす
る。 (手順3)コピーしたテーブル上のデータを変換する。 (手順4)プログラムをデータ構造の変更に対応するプ
ログラムへ切替える。 (手順5)以上の処理が完了した時点で、データ構造の
変更に対応するプログラムによって、システムの運用を
再開する。具体的には、図2〜図4に示す方式による。
この場合、3バイト(「001」)であったデータ構造
を5バイト(「00001」)に変更する手順を示す。
図2のフェーズ1(システム運用中)では、プログラム
の切替え依頼が指示される以前は、データ構造変更前の
データ対応プログラム<1>がテーブル<A>を参照、
更新アクセスを行なっている。図2のフェーズ2(シス
テム停止中)では、プログラムの切替え依頼が指示され
るとシステムを停止し、データ構造変更後のデータを格
納するテーブル<B>を作成し、テーブル<A>中のデ
ータをテーブル<B>に複写する。図3のフェーズ3
(システム停止中)では、変更対象テーブル上の全デー
タに対して、テーブル<B>への複写が完了後、変換プ
ログラム<3’>により、テーブル<B>上の全データ
に対して、先頭2バイト分の文字列「00」を付与した
データ値に変換する。図4のフェーズ4(システム再
開)では、変換プログラム<3’>によるテーブル<B
>上の全データの変換終了後、データ構造変換前のデー
タ対応プログラム<1>をデータ構造変更後のデータ対
応プログラム<2>へ切替え、以後、テーブル<B>と
プログラム<2>にてシステムの運用を再開する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、デ
ータの形式および構造の変更を実施する時点から、デー
タ構造の変更後のデータ対応プログラムの切替えが完了
するまでの間、システムの運転を停止しなければならな
い。本発明の目的は、このような問題点を改善し、デー
タの形式あるいは構造の変更を実施する際に、計算機シ
ステムの運転を継続した状態でプログラムの切替えを実
施することが可能なシステム無中断プログラム切替え方
法を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシステム無中断プログラム切替え方法は、
汎用計算機システムにおいて、メモリ上の指定した範囲
のアドレスに格納したデータに対して、プログラム(図
1の6)が参照/更新を行なうと、アクセス検出機構
(図1の1)が割り込みを発生し、その割り込みを契機
に、アクセス種別・アクセス先アドレス・更新情報設定
機構(図1の2)がそのプログラムのアクセス種別、ア
クセス先アドレス、および更新アクセスによる更新情報
を格納し、割り込み処理プログラム(図1の8)は、前
記アクセス種別、アクセス先アドレス、および更新アク
セスによる更新情報を参照し、前記データに対してデー
タ形式、データ構造の変更を含む処理を実施し、実施し
た結果を所定のエリア(図1の10)に格納するととも
に、変更前のデータの更新情報を所定のエリア(図1の
9)に格納し、全てのデータの変換が完了した時点で、
変換後のデータに対応するプログラム(図1の7)に制
御を切替えることに特徴がある。 【0005】 【作用】本発明においては、メモリ上の指定した範囲の
アドレスに格納したデータに対して、プログラムが参照
/更新を行なうと割り込みを発生するアクセス検出機構
と、その割り込み時に、プログラムのアクセス種別(参
照/更新)、アクセス先アドレス、および更新情報(プ
ログラムのアクセス種別が更新の場合)をそれぞれ、ア
クセス種別格納レジスタ、アクセスアドレス格納レジス
タ、および更新情報格納レジスタに格納するアクセス種
別・アクセス先アドレス・更新情報設定機構とを設け
る。この構成によって、プログラムの切替え指示後、処
理プログラム<1>からの参照、更新のアクセスがあっ
た場合、アクセス検出機構により割り込みを発生させ、
その割り込みを契機に、アクセス種別・アクセス先アド
レス・更新情報設定機構により、処理プログラム<1>
からのアクセス種別(参照/更新)、アクセス先アドレ
ス、および更新情報(処理プログラム<1>から更新ア
クセスがあった場合)をそれぞれ、アクセス種別格納レ
ジスタ、アクセスアドレス格納レジスタ、および更新情
報格納レジスタに格納する。一方、割り込みプログラム
<3>は、処理プログラム<1>のアクセス種別(参照
/更新)、アクセス先アドレス、および更新情報(更新
アクセスの場合)を参照し、対象データに対して形式変
換処理を行ない、テーブル<B>に格納する。また、割
り込みプログラム<3>は、テーブル<A>にも更新情
報を反映させ、常に最新状態を保つ。そして、変更対象
テーブル上の全データに対して、処理プログラム<1>
によるアクセスが終了したら、処理プログラム<2>へ
切替える。上記方法により、データの変更作業中も、常
時最新のデータ状態を確保可能となり、その間、システ
ムの運用は継続して行なうことが可能である。 【0006】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例における計算機システム
の機能概要を示す図である。6は、変更前のデータに対
応する処理プログラム<1>、7は、変更後のデータに
対応する処理プログラム<2>、9は、変更前のデータ
更新情報を格納するテーブル<A>、10は、変更後の
データ更新情報を格納するテーブル<B>である。1
は、データを格納したメモリアドレスに対して、処理プ
ログラム<1>から参照、更新のアクセスを行なった場
合に、割り込みを発生するアクセス検出機構である。2
は、データを格納したメモリアドレスに対して、プログ
ラムが参照、更新のアクセスを行なった場合、生じた割
り込みを契機に、 (1)プログラムのアクセス種別(参照/更新) (2)アクセス先アドレス (3)更新アクセスによる更新情報 を設定するアクセス種別・アクセスアドレス・更新情報
設定機構である。この(1)〜(3)の情報は、それぞ
れ、アクセス種別格納レジスタ4、アクセスアドレス格
納レジスタ3、更新情報格納レジスタ5に格納する。ま
た、機構2は、8は、各レジスタ3〜5に格納された、
処理プログラム<1>のアクセス種別(参照/更新)、
アクセス先アドレス、更新情報を参照し、対象データに
対して形式変換処理を行ない、テーブル<B>に格納す
る割り込みプログラム<3>である。また、割り込みプ
ログラム<3>は、テーブル<A>9にも更新情報を反
映させ、常に最新状態を保つ。なお、データ構造変更前
のデータ対応プログラム(処理プログラム<1>)、デ
ータ構造変更後のデータ対応プログラム(処理プログラ
ム<2>)、データ構造変更前のデータを格納したテー
ブル<A>、およびデータ構造変更後のデータを格納し
たテーブル<B>は事前にローディング済みであるもの
とする。 【0007】次に、図5〜図7により、3バイト(「0
01」、「002」)であったデータ構造を5バイト
(「00001」、「00003」)に変更する場合の
処理の流れを説明する。図5および図6は、本発明の一
実施例におけるプログラム切り替え処理を示す図、図7
は本発明の一実施例における割り込み処理を示すフロー
チャートである。本実施例では、図5のフェーズ1に示
すように、プログラムの切り替え依頼が指示される以前
は、データ構造変更前のデータ対応プログラム<1>が
テーブル<A>を用いて参照/更新アクセスを行なって
いる。 【0008】次に、図5のフェーズ2に示すように、前
記プログラム<1>からテーブル<A>中のカラムC1
の値「002」に対する更新アクセスが生じた場合、ア
クセス検出機構1により割り込みが発生する。この割り
込みを契機に、アクセス種別・アクセスアドレス・更新
情報設定機構2により、アクセスアドレス格納レジスタ
3にアクセス先アドレスが格納され、アクセス種別レジ
スタ4には「更新」のフラグが設定され、更新情報格納
レジスタ5には更新情報が格納される。 【0009】一方、割り込みプログラム<3>は、図7
のように、そのレジスタ4を参照して「更新フラグ」よ
り更新アクセスであることを検出し(ステップ301,
302)、前記レジスタ3より割り込み発生地点のアド
レスを求め(ステップ304)、そのアドレスを元に、
テーブル<A>のカラムC1の値「002」を読み出
し、前記レジスタ5から更新内容「003」を反映し
て、その先頭に2バイト分の文字列「00」を付与し
(ステップ305)、データ値を「00003」に変換
し(ステップ306)、レジスタ3を参照してテーブル
<B>に格納する(ステップ307)。また、テーブル
<A>に対し更新情報「003」を反映させる。なお、
参照アクセスの場合には(ステップ302)、プログラ
ム<1>に対し参照したアドレス中の対象データを返す
(ステップ303)。 【0010】さらに、図6のフェーズ3に示すように、
変更対象テーブル上の全データに対し、プログラム<1
>によるアクセスが終了すると、そのプログラム<1>
をデータ構造変更後のデータ対応プログラム<2>へ切
り替え、以後、テーブル<B>とプログラム<2>にて
システムの運用を継続する。 【0011】 【発明の効果】本発明によれば、汎用計算機システムに
おいて、あるプログラムが参照/更新するデータを、デ
ータ形式やデータ構造の変更によりプログラムを切り替
える必要がある場合、データ形式やデータ構造の変更を
実施する際、システムの運用を停止することなく、プロ
グラムの切り替えが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例における計算機システムの機
能概要を示す図である。 【図2】従来のプログラム切り替え処理を示す図の一部
である。 【図3】従来のプログラム切り替え処理を示す図の一部
である。 【図4】従来のプログラム切り替え処理を示す図の一部
である。 【図5】本発明の一実施例におけるプログラム切り替え
処理を示す図の一部である。 【図6】本発明の一実施例におけるプログラム切り替え
処理を示す図の一部である。 【図7】本発明の一実施例における割り込み処理を示す
フローチャートである。 【符号の説明】 1 アクセス検出機構 2 アクセス種別・アクセス先アドレス・更新情報設定
機構 3 アクセスアドレス格納レジスタ 4 アクセス種別格納レジスタ 5 更新情報 6 処理プログラム<1> 7 処理プログラム<2> 8 割り込みプログラム<3> 9 テーブル<A> 10 テーブル<B>
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−22252(JP,A) 特開 平5−257674(JP,A) 特開 平4−209025(JP,A) 特開 平3−204723(JP,A) 特開 平6−250900(JP,A) 特開 平6−250830(JP,A) 特開 平6−59877(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/00 G06F 9/06 G06F 12/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 汎用計算機システムにおけるデータ変更
    時のプログラム切替え方法において、メモリ上の指定し
    た範囲のアドレスに格納したデータに対して、プログラ
    ムが参照または更新を行なうと割り込みを発生し、該割
    り込みを契機に、該プログラムのアクセス種別、アクセ
    ス先アドレス、および更新アクセスによる更新情報を格
    納し、割り込み処理プログラムは、前記アクセス種別、
    アクセス先アドレス、および更新アクセスによる更新情
    報を参照し、前記データに対してデータ形式、データ構
    造の変換を含む処理を実施し、実施した結果を変換後の
    対応する位置に格納するとともに、変更前のデータの
    新アクセスによる更新情報を変更前の対応する位置に格
    納し、全てのデータの変更が完了した時点で、変更後の
    データに対応するプログラムに制御を切替えることを特
    徴とするシステム無中断プログラム切替え方法。
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