JP3423556B2 - 田植機の施肥装置構造 - Google Patents

田植機の施肥装置構造

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JP3423556B2 JP00608797A JP608797A JP3423556B2 JP 3423556 B2 JP3423556 B2 JP 3423556B2 JP 00608797 A JP00608797 A JP 00608797A JP 608797 A JP608797 A JP 608797A JP 3423556 B2 JP3423556 B2 JP 3423556B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、第1サイド整地フ
ロートによる整地箇所に第1苗植付機構によって苗植え
付けを行い、第2サイド整地フロートによる整地箇所に
第2苗植付機構によって苗植え付けを行い、第1サイド
整地フロートによる整地箇所と第2サイド整地フロート
による整地箇所との間のセンタ整地フロートによる整地
箇所に第3苗植付機構によって苗植え付けを行う苗植付
装置を、第1サイド整地フロート、第1苗植付機構およ
び第3苗植付機構を備える第1分割苗植付装置部分と、
ンタ整地フロート、第2サイド整地フロート、第2苗
植付機構を備える第2分割苗植付装置部分とに分割し、
第1および第2分割苗植付装置部分が走行機体横方向に
沿う横向き姿勢で走行機体に連結される作業状態と、走
行機体前後方向に沿う前後向き姿勢で走行機体に連結さ
れる折り畳み格納状態とに切り換え自在に構成してある
田植機において、第1〜第3苗植付機構による植付苗の
近くの圃場にペースト肥料を埋設することを可能にする
施肥装置構造に関する。 【0002】 【従来の技術】上記田植機は、8条植えなど植え付け
可能な条数が多い場合でも、苗植付装置を折り畳み格納
状態に切り換えることにより、苗植付装置の横幅が作業
時よりも狭くなり、操縦が行いやすいなど有利に移動走
行できるようにされたものである。 【0003】上記の田植機において、従来、第1苗植付
機構による苗植付箇所の近くで圃場にペースト肥料を埋
設する第1施肥具を第1サイド整地フロートに取り付
、第2苗植付機構による苗植付箇所の近くで圃場に
ースト肥料を埋設する第2施肥具を第2サイド整地フロ
ートに取り付けて、第3苗植付機構による苗植付箇所
近くで圃場にペースト肥料を埋設する第3施肥具をセン
タ整地フロートに取り付け、第1施肥具と第3施肥具と
ペースト肥料を送り込む施肥ポンプを第1分割苗植付
装置部分に備え、第2施肥具にペースト肥料を送り込む
施肥ポンプを第2分割苗植付装置部分に備えることによ
り、苗植え付け作業を行う際、第1〜第3苗植付機構に
よる植付苗の近くの圃場にペースト肥料を埋設していく
ことを可能にしていた。 【0004】苗植付装置を折り畳み格納する際、第3施
肥具がセンタ整地フロートに支持されていてセンタ整地
フロートと共に走行機体に対する連結姿勢が変化するの
に対し、第3施肥具にペースト肥料を送り込む施肥ポン
プは、第1分割苗植付装置部分に備えられていて第3施
肥具とは別に走行機体に対する連結姿勢が変化すること
から、施肥ポンプから第3施肥具に肥料供給するホース
施肥ポンプとを分離させるとか、ホースと第3施肥具
とを分離させるとかによって施肥ポンプと第3施肥具と
を切り離すことにより、苗植付装置の折り畳みを可能に
していた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来、苗植付装置を折
り畳み格納状態にするとか作業状態に戻すとかの際、
肥ポンプと第3施肥具とを切り離したり、接続状態に戻
したりする煩わしい手間が掛かっていた。本発明の目的
は、第3施肥具と施肥ポンプとを切り離したり、接続し
たりする手間を掛けずに苗植付装置を折り畳み格納状態
と作業状態とに切り換えられながら施肥作業をできる田
植機が得られるようにすることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。 [構成] 第1サイド整地フロートによる整地箇所に第1苗植付機
構によって苗植え付けを行い、第2サイド整地フロート
による整地箇所に第2苗植付機構によって苗植え付けを
い、第1サイド整地フロートによる整地箇所と第2サ
イド整地フロートによる整地箇所との間のセンタ整地フ
ロートによる整地箇所に第3苗植付機構によって苗植え
付けを行う苗植付装置を、第1サイド整地フロート、第
1苗植付機構および第3苗植付機構を備える第1分割苗
植付装置部分と、センタ整地フロート、第2サイド整地
フロート、第2苗植付機構を備える第2分割苗植付装置
部分とに分割し、第1および第2分割苗植付装置部分が
走行機体横方向に沿う横向き姿勢で走行機体に連結され
る作業状態と、走行機体前後方向に沿う前後向き姿勢で
走行機体に連結される折り畳み格納状態とに切り換え自
在に構成してある田植機の施肥装置構造において、第1
苗植付機構による苗植付け箇所の近くで圃場にペースト
肥料を埋設する第1施肥具を第1サイド整地フロートに
取り付けて、第1施肥具にホースを介してペースト肥料
を送り込む第1施肥ポンプを第1分割苗植付装置部分に
備え、 第2苗植付機構による苗植付け箇所の近くで圃場
にペースト肥料を埋設する第2施肥具を第2サイド整地
フロートに取り付け、第3苗植付機構による苗植付け箇
所の近くで圃場にペースト肥料を埋設する第3施肥具を
センタ整地フロートに取り付けて、第2施肥具にホース
を介してペースト肥料を送り込む第2施肥ポンプと第3
施肥具にホースを介してペースト肥料を送り込む第3施
肥ポンプとを第2分割苗植付装置部分に備えてある。 【0007】[作用] 第1施肥具に肥料を送り込む第1施肥ポンプは、苗植付
装置の連結姿勢変更の際に第1施肥具と共に移動するよ
うに第1分割苗植付装置部分に備え、第2および第3施
肥具に肥料を送り込む第2および第3施肥ポンプは、苗
植付装置の連結姿勢変更の際に第2および第3施肥具と
共に移動するように第2分割苗植付装置部分に備え、第
1〜第3施肥具のいずれもを第1〜第3施肥ポンプに接
続したままにして苗植付装置を折り畳み格納状態と作業
状態とに切り換えられるものであるから、いずれの施肥
具の施肥ポンプとの接続を切ったり、戻したりすること
なく苗植付装置を折り畳み格納状態に切り換えたり、作
業状態に切り換えたりできる。 【0008】苗植付装置を作業状態にした際には、第1
施肥具を支持する第1サイド整地フロートと、第1苗植
付機構との位置関係が第1サイド整地フロートによる整
地箇所に第1苗植付機構が苗植え付けする位置関係に
り、第2施肥具を支持する第2サイド整地フロートと、
第2苗植付機構との位置関係が第2サイド整地フロート
による整地箇所に第2苗植付機構が苗植え付けする位置
関係になって、第1施肥具が第1苗植付機構による苗植
付箇所の近くで圃場にペースト肥料を埋設し、第2施肥
具が第2苗植付機構による苗植付箇所の近くで圃場にペ
ースト肥料を埋設していくようになる。第3施肥具を支
持するセンタ整地フロートと、第3苗植付機構との位置
関係が、センタ整地フロートによる整地箇所に第3苗植
付機構が苗植付けする位置関係になって、第3施肥具
が第3苗植付機構による苗植付箇所の近くで圃場にペー
スト肥料を埋設していくようになり、第1〜第3苗植付
機構による苗植付箇所の近くで圃場にペースト肥料を埋
設していける。 【0009】 [効果] 苗植付装置を作業状態にすると、第1〜第3苗植付機構
による苗植付箇所の近くで圃場にペースト肥料を埋設し
ていけることにより、苗植付作業を行いながら植付苗の
近くにペースト肥料を埋設していく施肥作業が行える。
しかも、施肥具と施肥ポンプとの接続を切ったり、戻し
たりする手間を掛けないで楽にかつ迅速に苗植付装置を
折り畳み格納したり、作業状態に戻したりできる。第1
〜第3苗植付機構による苗植付箇所の近くで圃場にペー
スト肥料を埋設して、ペースト肥料が水で浮き上がるな
どの施肥不良が発生しにくいように有利に施肥できる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の駆
動および操向自在な前車輪1,1と、左右一対の駆動自
在な後車輪2,2とによって自走するとともにエンジン
ボンネットの両横側に位置する予備苗載せ台3と第1肥
料タンクT1、運転座席Sの横側に位置する第2肥料タ
ンクT2などを備える走行機体の後部に、リフトシリン
ダ4によって上下に揺動操作するリンク機構5を介して
昇降操作するように苗植付装置10を連結するととも
に、走行機体から回転軸6によって苗植付装置10に動
力伝達するように構成してある。苗植付装置10の機体
後部の上方に位置する施肥ポンプP1〜P5、この施肥
ポンプP1〜P5を覆うポンプカバーKを備えるととも
に施肥ポンプP1〜P5からのペースト肥料を施肥具3
1〜35によって圃場に供給する施肥装置30を苗植付
装置10に備え、もって、苗植付装置10の苗植付機構
11a,11b,11cによって圃場に苗植え付けでき
るとともに、この苗植え作業と同時に植付け苗の近くに
ペースト肥料を埋設していく施肥作業ができるように乗
用型の施肥装置付き田植機を構成してある。 【0011】図2および図3に示すように、四つの苗植
付機構11a,11c、苗載せ台12および苗載せ台ガ
イドレールを分割線Yで分割して得られる二つの分割苗
載せ台部分12a,12bおよび分割苗載せ台ガイドレ
ール部分13a,13bのうちの一方の第1分割苗載せ
台部分12aおよび第1分割苗載せ台ガイドレール部分
13a、一つの第1サイド整地フロート14aを備える
第1分割苗植付装置部分10aと、四つの苗植付機構1
1b,11c、前記二つの分割苗載せ台部分12a,1
2bおよび分割苗載せ台ガイドレール部分13a,13
bのうちの他方の第2分割苗載せ台部分12bおよび第
2分割苗載せ台ガイドレール部分13b、一つの第2サ
イド整地フロート14b、一つのセンタ整地フロート1
4cを備える第1分割苗植付装置部分10bとの左右一
対の分割苗植付装置部分10a,10bによって苗植付
装置10を構成してある。そして、各分割苗植付装置部
分10a,10bは、図2および図3に示す如く構成し
てある。 【0012】すなわち、前記リンク機構5の遊端側に連
結することによって走行機体が昇降操作可能に支持する
ように構成した連結部材7の走行機体左側の端部に第1
連結リンク15aを介してブラケット部16aが連結し
ているメインフレーム16と、前記ブラケット部16a
に連結していることによってメインフレーム16と共に
第1連結リンク15aに連結している入力ケース17
と、メインフレーム16の両端部に前端側が連結してい
る植付け駆動ケース18と、入力ケース17から前記一
対の植付け駆動ケース18,18に動力伝達する伝動ケ
ース19とにより、第1分割苗植付装置部分10aの植
付け機体20aを構成し、二つの植付け駆動ケース1
8,18の後端部の両横側に前記苗植付機構11a,1
1cを駆動自在に取り付け、二つの植付け駆動ケース1
8,18にわたって第1分割苗載せ台ガイドレール部分
13aを取り付け、前記ブラケット部16aに立設する
苗載せ台支柱22と第1分割苗載せ台ガイドレール部分
13aとにわたって第1分割苗載せ台部分12aを摺動
自在に支持させるとともに、入力ケース17が駆動回動
自在に支持する苗載せ台横送り軸23の螺旋溝に一端側
が係合していて、この横送り軸23によって往復移送さ
れる苗載せ台横送り杆24の他端側を苗載せ台12に連
結することによって、第1分割苗載せ台部分12aが苗
植付機構11a〜11cの苗植え運動に連動して第1苗
載せ台ガイドレール部分13aに沿って往復移送される
ように構成し、メインフレーム16が支持するフロート
支持筒25に第1サイド整地フロート14aを取り付け
ることにより、第1分割苗植付装置部分10aを構成し
てある。 【0013】前記連結部材7の走行機体右側の端部に第
2連結リンク15bを介してブラケット部16aが連結
しているメインフレーム16と、前記ブラケット部16
aに連結していることによってメインフレーム16と共
に第2連結リンク15bに連結している入力ケース17
と、メインフレーム16の両端部に前端側が連結してい
る植付け駆動ケース18と、入力ケース17から前記一
対の植付け駆動ケース18,18に動力伝達する伝動ケ
ース19とにより、第2分割苗植付装置部分10bの植
付け機体20bを構成し、二つの植付け駆動ケース1
8,18の後端部の両横側に前記苗植付機構11a,1
1cを駆動自在に取り付け、二つの植付け駆動ケース1
8,18にわたって第2分割苗載せ台ガイドレール部分
13bを取り付け、メインフレーム16から延出する支
持アーム21に立設する苗載せ台支柱22と第2分割苗
載せ台ガイドレール部分13bとにわたって第2分割苗
載せ台部分12bを摺動自在に支持させ、メインフレー
ム16が支持するフロート支持筒25に第2サイド整地
フロート14bトセンタ整地フロート14cとを取り付
けることにより、第2分割苗植付装置部分10bを構成
してある。 【0014】各苗植付機構11a〜11cは、植付け駆
動ケース18が回動自在に支持する回転ケースCと、こ
の回転ケースCの両端側に回動自在に取り付けた植付け
アームAとで成り、回転ケースCが駆動されるに伴い、
一対の植付けアームA,Aが回転ケースCの回転軸芯ま
わりで公転回動しながら、回転ケースCに内装してある
植付けアーム駆動機構(図示せず)の作用によって回転
ケースCに対して自転回動し、一方の植付けアームAが
備えている苗植付け爪と、他方の植付けアームAが備え
ている苗植付け爪とが交互に分割苗載せ台部分12a,
12bに載置されいるマット状苗から一株分のブロック
苗を切断するとともに取り出し、圃場の泥土部に持ち込
んで植え付けるように構成してある。 【0015】前記第1連結リンク15aおよび第2連結
リンク15bを、この連結リンク15a,15bと連結
部材7とを連結している連結軸の機体上下向きの軸芯X
1まわりで連結部材7に対して回動するように構成し、
かつ、連結リンク15a,15bとブラケット部16a
とを連結している連結軸の機体上下向きの軸芯X2まわ
りでブラケット部16aと相対回動するように構成し、
これらの回動操作により、両分割苗植付装置部分10
a,10bの走行機体に対する連結姿勢を切り換えるこ
とにより、苗植付装置10を図2、図4および図7に示
す作業状態と図3および図5に示す折り畳み格納状態と
に切り換えできるように構成してある。 【0016】すなわち、図2および図4に示す如く第1
連結リンク15aおよび第2連結リンク15bを連結部
材7から走行機体の横向きに延出する連結姿勢にし、両
分割苗植付装置部分10a,10bのメインフレーム1
6を連結リンク15a,15bの後側に連結リンク15
a,15bと平行に位置する連結姿勢にする。すると、
両分割苗植付装置部分10a,10bは苗植付機構11
a,11b,11cの並列方向と、分割苗載せ台部分1
2a,12bの横方向とが走行機体の横方向に沿い、整
地フロート14a〜14cの前後方向が走行機体の前後
方向に沿うところの横向き姿勢で走行機体の横方向に並
ぶように展開する状態で走行機体に連結され、苗植付装
置10は作業状態になる。このとき、両分割苗植付装置
部分10a,10bの植付け駆動ケース18の後端側ど
うしを連結杆26によって連結し、両分割苗植付装置部
分10a,10bを作業状態の連結姿勢に固定する。ま
た、図2に示すように、前記回転軸6の回動力を入力す
るように構成して前記連結部材7の下側に取り付けてあ
る伝動ケース8の左右一対の出力軸8a,8aの一方の
出力軸8aに、第1分割苗植付装置部分10aの入力ケ
ース17に動力伝達する伝動軸27を連結し、他方の出
力軸8aに、第2分割苗植付装置部分10bの入力ケー
ス17に動力伝達する伝動軸27を連結し、両分割苗植
付装置部分10a,10bの苗植付機構11a〜11c
と、第1分割苗植付装置部分10aの第1分割苗載せ台
部分12aの横送り駆動を可能にする。さらに、両分割
苗植付装置部分10a,10bの分割苗載せ台部分12
a,12bどうしを寄せ合って連結手段(図示せず)に
よって連結し、第2分割苗載せ台部分12bを第1分割
苗載せ台部分12aと共に横送り駆動できるようにす
る。すると、苗植付装置10は、機体走行に伴い、作業
箇所の横一端側を第1サイド整地フロート14aによ
り、横他端側を第2サイド整地フロート14bにより、
第1サイド整地フロート14aと第2サイド整地フロー
ト14bとの間をセンタ整地フロート14cによりそれ
ぞれ整地し、第1分割苗植付装置部分10aの四つの苗
植付機構11a,11cのうちの最も機体内側に位置す
る第3苗植付機構11c以外の三つの第1苗植付機構1
1aが第1サイド整地フロート14aによる整地箇所に
苗植え付けを行っていき、第2分割苗植付装置部分10
bの四つの苗植付機構11b,11cのうちの最も機体
内側に位置する第3苗植付機構11c以外の三つの第2
苗植付機構11bが第2サイド整地フロート14bによ
る整地箇所に苗植え付けを行っていき、第1分割苗植付
機構10aの第3苗植付機構11cと、第2分割苗植付
機構10bの第3苗植付機構11cとの二つの第3苗植
付機構11cがセンタ整地フロート14cによる整地箇
所に苗植え付けを行っていく。 【0017】そして、図3および図5に示すように、両
分割苗植付装置部分10a,10bの伝動軸27を伝動
ケース8の出力軸8aから分離させるとともに、前記連
結杆26を取り外して、両分割苗植付装置部分10a,
10bの姿勢変更を可能にする。そして、第1連結リン
ク15aおよび第2連結リンク15bを連結部材7から
走行機体の後方向きに延出する連結姿勢にし、両分割苗
植付装置部分10a,10bのメインフレーム16を連
結リンク15a,15bの横外側に連結リンク15a,
15bと平行に位置する連結姿勢にする。すると、両分
割苗植付装置部分10a,10bは苗植付機構11a,
11b,11cの並列方向と、分割苗載せ台部分12
a,12bの横方向とが走行機体の前後方向に沿い、整
地フロート14a〜14cの前後方向が走行機体の横方
向に沿うところの前後向き姿勢で、かつ、両分割苗植付
装置部分10a,10bのサイド整地フロート14a,
14bの前端側どうしが向かい合うとともにセンタ整地
フロート14cが第2サイド整地フロート14bよりも
走行機体後方側に位置する姿勢で走行機体の横方向に並
ぶように折り畳んだ状態で走行機体に連結し、苗植付装
置10は格納状態になる。このとき、第1分割苗植付装
置部分10aが備えるフロート支持筒25と、第2分割
苗植付装置部分10aが備えるフロート支持筒25と
は、継ぎ手25aによって分離する。 【0018】図4および図7に示すように、第1分割苗
植付装置部分10aの一対の植付け駆動ケース18,1
8が脚部36aを介して支持する第1ポンプ取付け台3
6に取り付けた三個の第1施肥ポンプP1・・で成る第
1肥料供給装置37、前記第1ポンプ取付け台36に取
り付けた二個の第4施肥ポンプP4,P4で成る第4肥
料供給装置38、第2分割苗植付装置部分10bの一対
の植付け駆動ケース18,18が脚部39aを介して支
持する第2ポンプ取付け台39に取り付けた三個の第2
施肥ポンプP2・・と二個の第3施肥ポンプP3,P3
とで成る第2肥料供給装置40、前記第2ポンプ取付け
台39に取り付けた二個の第5施肥ポンプP5,P5で
成る第5肥料供給装置41、前記三個の第1施肥ポンプ
P1の肥料送出部に施肥ホース31aを介して各別に接
続するとともに第1サイド整地フロート14aに取り付
けた三個の第1施肥具31・・、前記三個の第2施肥ポ
ンプP2の肥料送出部に施肥ホース32aを介して各別
に接続するとともに第2サイド整地フロート14bに取
り付けた三個の第2施肥具32・・、前記二個の第3施
肥ポンプP3の肥料送出部に施肥ホース33aを介して
各別に接続するとともにセンタ整地フロート14cに取
り付けた二個の第3施肥具33・、前記二個の第4施肥
ポンプP4の肥料送出部に施肥ホース33aを介して各
別に接続するとともに第1サイド整地フロート14a
と、第1分割苗植付装置部分10aのメインフレーム1
6とに振り分けて取り付けた二個の第4施肥具34・、
前記二個の第5施肥ポンプP5の肥料送出部に施肥ホー
ス35aを介して各別に接続するとともに第2サイド整
地フロート14aと、第2分割苗植付装置部分10bの
メインフレーム16とに振り分けて取り付けた二個の第
5施肥具35・のそれぞれにより、前記施肥装置30を
構成してある。 【0019】図6および図7に示すように、三個の第1
施肥ポンプP1・の肥料受入れ部どうしを連通させると
ともに、このポンプ群の最も端に位置する一つの第1施
肥ポンプP1の肥料受入れ部から肥料送込み管42aを
機体下向きに延出させ、この肥料送込み管42aの下端
側に一端側が接続する状態で第1分割苗植付装置部分1
0aの植付け機体20aの下方をその前後方向に通る可
撓性ホース43aと、このホース43aの前記リンク機
構5の後端側の下方に位置する端部にホースジョイント
44を介して一端側が接続するとともに他端側が前記三
個の肥料タンクT1,T2のうちの二個の第1肥料タン
クT1の肥料送出部に各別に接続する二本の可撓性ホー
ス43b,43bとによって前記肥料送込み管42aを
二個の第1肥料タンクT1,T1に接続することによ
り、三個の第1施肥ポンプP1を二個の第1肥料タンク
T1,T1に接続してある。三個の第2肥料ポンプP2
と二個の第3肥料ポンプP3の肥料受入れ部どうしを連
通させるとともに、このポンプ群の最も端に位置する一
つの第2肥料ポンプP2の肥料受入れ部から肥料送込み
管42bを機体下向きに延出させ、この肥料送込み管4
2bの下端側に一端側が接続する状態で第2分割苗植付
装置部分10bの植付け機体20bの下方をその前後方
向に通る可撓性ホース43cの他端側を前記ホースジョ
イント44に接続することにより、三個の第2施肥ポン
プP2と二個の第3施肥ポンプP3とを二個の第1肥料
タンクT1,T1に接続してある。 【0020】二個の第4施肥ポンプP4・の肥料受入れ
部どうしを連通させるとともに、一方の第4施肥ポンプ
P4の肥料受入れ部から肥料送込み管45aを機体下向
きに延出させ、この肥料送込み管45aの下端側に一端
側が接続する状態で第1分割苗植付装置部分10aの植
付け機体20aの下方をその前後方向に通る可撓性ホー
ス46aと、このホース46aの前記リンク機構5の後
端側の下方に位置する端部にホースジョイント47を介
して一端側が接続するとともに他端側が前記三個の肥料
タンクT1,T2のうちの一個の第2肥料タンクT2の
肥料送出部に接続する可撓性ホース46bとによって前
記肥料送込み管45aを第1肥料タンクT2に接続し、
二個の第4施肥ポンプP4を第2肥料タンクT2に接続
してある。二個の第5肥料ポンプP5の肥料受入れ部ど
うしを連通させるとともに、一方の第5肥料ポンプP5
の肥料受入れ部から肥料送込み管45bを機体下向きに
延出させ、この肥料送込み管45bの下端側に一端側が
接続する状態で第2分割苗植付装置部分10bの植付け
機体20bの下方をその前後方向に通る可撓性ホース4
6cの他端側を前記ホースジョイント47に接続するこ
とにより、二個の第5施肥ポンプP5を第2肥料タンク
T2に接続してある。 【0021】図4、図6および図7に示すように、前記
第1ポンプ取付け台36が支持する第1変速装置M1と
第4変速装置M4の入力軸を、第1分割苗植付装置部分
10aの前記伝動ケース19の動力取出し部19aから
第1ポンプ取付け台36の下方まで延出する伝動軸28
の延出端部に伝動チェーンによって連動させ、第1変速
装置M1の出力軸と、三個の第1施肥ポンプP1のうち
の一つのポンプP1の入力軸とにわたって伝動チェーン
を巻回するとともに、三個の第1施肥ポンプP1の隣接
し合う二個の第1施肥ポンプP1の入力軸どうしにわた
って伝動チェーンを巻回し、第4変速装置M4の出力軸
と、二個の第4施肥ポンプP4のうちの一方のポンプP
4の入力軸とにわたって伝動チェーンを巻回するとと
に、二個の第4施肥ポンプP4の入力軸どうしにわたっ
て伝動チェーンを巻回し、伝動ケース19からの回転動
力を第1変速装置M1を介して三個の第1施肥ポンプP
1に、第4変速装置M4を介して二個の第4施肥ポンプ
P4にそれぞれ伝達するように構成し、三個の第1施肥
ポンプP1を第1変速装置M1の変速操作によって複数
段階の回転速度に切り換えて駆動でき、二個の第4施肥
ポンプP4を第4変速装置M4の変速操作によって複数
段階の回転速度に切り換えて駆動できるようにしてあ
る。前記第2ポンプ取付け台39が支持する第2変速装
置M2と第5変速装置M5の入力軸を、第2分割苗植付
装置部分10bの前記伝動ケース19の動力取出し部1
9aから第2ポンプ取付け台39の下方まで延出する伝
動軸28の延出端部に伝動チェーンによって連動させ、
第2変速装置M2の出力軸と、三個の第2施肥ポンプP
2と二個の第3施肥ポンプP3のうちの一つのポンプP
2の入力軸とにわたって伝動チェーンを巻回するととも
に、五個の施肥ポンプP2,P3の隣接し合う二個の施
肥ポンプP2,P3の入力軸どうしにわたって伝動チェ
ーンを巻回し、第5変速装置M5の出力軸と、二個の第
5施肥ポンプP5のうちの一方のポンプP5の入力軸と
にわたって伝動チェーンを巻回するととに、二個の第5
施肥ポンプP5の入力軸どうしにわたって伝動チェーン
を巻回し、伝動ケース19からの回転動力を第2変速装
置M2を介して三個の第2施肥ポンプP2と二個の第3
施肥ポンプP3との五個の施肥ポンプP2,P3に、第
5変速装置M5を介して二個の第5施肥ポンプP5にそ
れぞれ伝達するように構成し、第2施肥ポンプP2と第
3施肥ポンプP3とを第2変速装置M2の変速操作によ
って複数段階の回転速度に切り換えて駆動でき、二個の
第5施肥ポンプP5を第5変速装置M5の変速操作によ
って複数段階の回転速度に切り換えて駆動できるように
してある。 【0022】これにより、第1肥料供給装置37は、第
1分割苗植付装置部分10aの伝動ケース19からの回
動力によって駆動され、二個の第1肥料タンクT1,T
1からペースト肥料を取り入れるとともにこのペースト
肥料を三個の第1施肥ポンプP1と三本の施肥ホース3
1aとによって三個の第1施肥具31に分配して送り込
む。そして、第2肥料供給装置40は、第2分割苗植付
装置部分10bの伝動ケース19からの回動力によって
駆動され、二個の第1肥料タンクT1,T1からペース
ト肥料を取り入れるとともにこのペースト肥料を三個の
第2施肥ポンプP1と二個の第3施肥ポンプP3と五本
の施肥ホース32a,33aとによって三個の第2施肥
具32と二個の第3施肥具33とに分配して送り込む。
また、第4肥料供給装置38は、第1分割苗植付装置部
分10aの伝動ケース19からの回動力によって駆動さ
れ、第2肥料タンクT2からペースト肥料を取り入れる
とともにこのペースト肥料を二個の第4施肥ポンプP4
と二本の施肥ホース34aとによって二個の第4施肥具
34に分配して送り込む。そして、第5肥料供給装置4
1は、第2分割苗植付装置部分10bの伝動ケース19
からの回動力によって駆動され、第2肥料タンクT2か
らペースト肥料を取り入れるとともにこのペースト肥料
を二個の第5施肥ポンプP5と二本の施肥ホース35a
とによって二個の第5施肥具35に分配して送り込む。 【0023】苗植付装置10を作業状態にして連結した
場合、第1〜第5施肥具31〜35は、図4および図7
に示す如く作用するように構成してある。すなわち、三
個の第1施肥具31は、三個の第1苗植付機構11aに
よる苗植付け箇所の横側近くに一個ずつ位置するよう
に,かつ、肥料排出口を有する施肥具先端が圃場泥土の
内部に位置するように第1サイド整地フロート14aの
横幅方向に分散しており、第1肥料供給装置37から送
り込まれるペースト肥料を第1苗植付機構11aによる
植付け苗の横側近くの泥土内に埋設していく。三個の第
2施肥具32は、三個の第2苗植付機構11bによる苗
植付け箇所の横側近くに一個ずつ位置するように、か
つ、肥料排出口を有する施肥具先端が圃場泥土の内部に
位置するように第2サイド整地フロート14bの横幅方
向に分散しており、第2肥料供給装置40から送り込ま
れるペースト肥料を第2苗植付機構11bによる植付け
苗の横側近くの泥土内に埋設していく。二個の第3施肥
具33は、、二個の第3苗植付機構11cによる苗植付
け箇所の横側近くに一個ずつ位置するように、かつ、肥
料排出口を有する施肥具先端が圃場泥土の内部に位置す
るように第センタ整地フロート14cの横幅方向に分散
しており、第2肥料供給装置40から送り込まれるペー
スト肥料を第3苗植付機構11cによる植付け苗の横側
近くの泥土内に埋設していく。二個の第4施肥具34の
うちの一方の第4施肥具34は、最も機体横外側に位置
する第1苗植付機構11aとこれに隣接する第1苗植付
機構11aとの機体横方向での中央部に位置するように
配置し、他方の第4施肥具34は、最も機体内側に位置
する第1苗植付機構11aとこれに隣接する第3苗植付
機構11cとの機体横方向での中央部に位置するように
配置してあり、各第4施肥具34の肥料排出口を有する
施肥具先端は、第1〜第3施肥具31〜33の施肥具先
端よりも深く泥土内に位置することにより、一方の第4
施肥具34は二個の第1苗植付機構11aによる植付け
苗どうしの間に、他方の第4施肥具34は第1苗植付機
構11aと一方の第3苗植付機構11cとによる植付け
苗どうしの間にそれぞれ第1〜第3施肥具31〜33よ
りも深く、第4肥料供給装置38からのペースト肥料を
埋設していく。二個の第5施肥具35のうちの一方の第
5施肥具35は、最も機体横外側に位置する第2苗植付
機構11bとこれに隣接する第2苗植付機構11bとの
機体横方向での中央部に位置するように配置し、他方の
第5施肥具35は最も機体内側に位置する第2苗植付機
構11bとこれに隣接する第3苗植付機構11cとの機
体横方向での中央部に位置するように配置してあり、各
第5施肥具35の肥料排出口を有する施肥具先端は第1
〜第3施肥具31〜33の施肥具先端よりも深く泥土内
に位置することにより、一方の第5施肥具35は二個の
第2苗植付機構11bによる植付け苗どうしの間に、他
方の第5施肥具35は第2苗植付機構11bと一方の第
3苗植付機構11cとによる植付け苗どうしの間にそれ
ぞれ第1〜第3施肥具31〜33よりも深く第5肥料供
給装置45からのペースト肥料を埋設していく。 【0024】つまり、植付け作業を行う場合、苗植付装
置10を作業状態の連結姿勢にし、三つの整地フロート
14a,14b,14cによって圃場泥土を整地し、第
1サイド整地フロート14aによる整地箇所に三個の第
1苗植付機構11aによって三条の苗植え付けを、第2
サイド整地フロート14bによる整地箇所に三個の第2
苗植付機構11bによって三条の苗植え付けを、センタ
整地フロート14cによる整地箇所に二個の第3苗植付
機構11cによって二条の苗植え付けをそれぞれ行って
いく。そして、この苗植え付けと同時に、三個の第1苗
植付機構11aによる三条の植付け苗それぞれの横側近
くには第1施肥具31により、三個の第2苗植付機構1
1bによる三条の植付け苗それぞれの横側近くには第2
施肥具32により、二個の第3苗植付機構11cによる
二条の植付け苗それぞれの横側近くには第3施肥具33
により、それぞれペースト肥料を埋設していく側条施肥
作業が行える。さらに、二個の第1苗植付機構11aに
よる植付け苗どうしの間と、第1苗植付機構11aと一
方の第3苗植付機構11cによる植付け苗どうしの間に
は第4施肥具34により、二個の第2苗植付機構11b
による植付け苗どうしの間と、第2苗植付機構11bと
他方の第3苗植付機構11cによる植付け苗どうしの間
には第5施肥具35により、それぞれペースト肥料を第
1〜第3施肥具31〜33よりも深く埋設していく深層
施肥作業が行える。 【0025】移動走行とか運搬とかを行う場合、苗植付
装置10を折り畳み格納状態にして連結する。すると、
両分割苗植付装置部分10a,10bが前後向き姿勢に
なって前端側どうしが寄り合う状態で連結し、苗植付装
置10の走行機体横方向での横幅を作業時よりも狭くで
きる。このとき、第1分割苗植付装置部分10aが備え
る第3苗植付機構11cと、この第3苗植付機構11c
に対応する第3施肥具33とは左右に別れて離れるが、
この第3施肥具33に施肥ホース33aを介して接続し
ている第2肥料供給装置40は第3施肥具33と共に移
動することにより、第3施肥具33と第2肥料供給装置
40とは分離させなくとも接続したままにできる。 【0026】図4および図5に示すように、前記可撓性
ホース43a,46a,43c,46cに、このホース
43a,46a,43c,46cが屈曲変形に起因して
備える伸展側への弾性復元力によって外側に張り出すこ
とを防止するホース係止具50を作用させてある。 【0027】すなわち、図8よび図9に示すように、前
記ホース係止具50は、前記連結リンク15a,15b
がブラケット51を介して支持する支持具52に取り付
けてある。ホース係止具50を支持具52の本体とボス
部52aとに連結している取付けロッド53を、その本
体とボス部52aとには摺動自在に貫設するとともにホ
ース係止具50にはこれと共に摺動するように連結する
ことにより、ホース係止具50が支持具52に対して取
付けロッド53の軸芯方向に摺動することを可能にして
ある。そして、図4に示す如く苗植付装置10を作業状
態の連結姿勢にしてホース係止具50にホース43a,
46a,43c,46cの伸展側への弾性復元力が作用
すると、図8(イ)に示すように、ホース係止具50が
ホース43a,46a,43c,46cの弾性復元力の
ために支持具52から外側に押出し操作され、ホース4
3a,46a,43c,46cに強い受止め反力が作用
して局部的な凹み変形が発生しないようにしながらホー
ス43a,46a,43c,46cに係止作用するよう
に構成してある。図5に示す如く苗植付装置10を折り
畳み格納状態の連結姿勢にし、ホース43a,46a,
43c,46cの屈曲度合いが大になってホース部分が
作業時よりも機体内側に入り込む際には、図8(ロ)に
示すように、前記メインフレーム16がホース係止具5
0に外側から当接して押し込み作用し、ホース係止具5
0が作業時よりも内側に入り込んでホース43a,46
a,43c,46cに係止作用するように構成してあ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】施肥装置付き乗用型田植機全体の側面図 【図2】苗植付装置の作業状態での平面図 【図3】苗植付装置の折り畳み格納状態での平面図 【図4】苗植付装置が作業状態にある際の施肥装置の平
面図 【図5】苗植付装置が折り畳格納状態にある際の施肥装
置の平面図 【図6】施肥ノズルと施肥ポンプと肥料タンクとの接続
状態を示す説明図 【図7】苗植付装置が作業状態にある際の施肥装置の後
面図 【図8】ホース係止具の動きを示す説明図 【図9】ホース係止具の斜視図 【符号の説明】 10 苗植付装置 10a 第1分割苗植付装置部分 10b 第2分割苗植付装置部分 11a 第1苗植付機構 11b 第2苗植付機構 11c 第3苗植付機構 14a 第1サイド整地フロート 14b 第2サイド整地フロート 14c センタ整地フロート 31 第1施肥具 32 第2施肥具 33 第3施肥具31a,32a,33a ホース P1 第1施肥ポンプ P2 第2施肥ポンプ P3 第3施肥ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 善清 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 松村 哲也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平8−266110(JP,A) 特開 平8−331949(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 302 A01C 11/02 311 A01C 11/02 350 A01C 23/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1サイド整地フロートによる整地箇所
    に第1苗植付機構によって苗植え付けを行い、第2サイ
    ド整地フロートによる整地箇所に第2苗植付機構によっ
    て苗植え付けを行い、前記第1サイド整地フロートによ
    る整地箇所と前記第2サイド整地フロートによる整地箇
    所との間のセンタ整地フロートによる整地箇所に第3苗
    植付機構によって苗植え付けを行う苗植付装置を、第1
    サイド整地フロート、第1苗植付機構および第3苗植付
    機構を備える第1分割苗植付装置部分と、前記センタ整
    地フロート、第2サイド整地フロート、第2苗植付機構
    を備える第2分割苗植付装置部分とに分割し、 前記第1および第2 分割苗植付装置部分が走行機体横方
    向に沿う横向き姿勢で走行機体に連結される作業状態
    と、走行機体前後方向に沿う前後向き姿勢で走行機体に
    連結される折り畳み格納状態とに切り換え自在に構成し
    てある田植機の施肥装置構造であって、 前記第1苗植付機構による苗植付箇所の近くで圃場に
    ースト肥料を埋設する第1施肥具を前記第1サイド整地
    フロートに取り付けて、前記第1施肥具にホースを介し
    てペースト肥料を送り込む第1施肥ポンプを前記第1分
    割苗植付装置部分に備え、 前記第2苗植付機構による苗植付箇所の近くで圃場に
    ースト肥料を埋設する第2施肥具を前記第2サイド整地
    フロートに取り付け、前記第3苗植付機構による苗植付
    け箇所の近くで圃場にペースト肥料を埋設する第3施肥
    具を前記センタ整地フロートに取り付けて、前記第2施
    肥具にホースを介してペースト肥料を送り込む第2施肥
    ポンプと前記第3施肥具にホースを介してペースト肥料
    を送り込む第3施肥ポンプとを前記第2分割苗植付装置
    部分に備えてある田植機の施肥装置構造。
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