JP3423341B2 - データメモリicの実装不良検出方法 - Google Patents

データメモリicの実装不良検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、データバスにより互い
に接続されたCPU及びデータメモリICを有する装置
におけるデータメモリICの実装不良検出方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】装置内に実装されるCPUの外部データ
メモリICとして代表的なものに、リードオンリーメモ
リIC(ROMIC)がある。このROMICの実装不
良検出方法としては、従来よりサムチェックによる方法
が知られている。 【0003】このサムチェックによる方法は、ROMI
Cのプリント基板へのハンダ付け不良等による装着不良
(オープン状態)を検出する方法であり、ROMICに
書かれているデータをチェックするためのものではな
い。具体的には、ROMICに書き込まれているデータ
の全てをCPUにより順次読み出して、その読み出した
データを全て加算し、その加算した値(サム値)とRO
MICの実装に異常のない場合の既知のサム値とを比較
して検出するものである。例えば、8ビットCPUを使
用している装置におけるサムチェックでは、2バイト分
(16ビット分)の値をサム値とし、ROMICから順
次読み込まれる1バイト単位のデータを全て加算して、
2バイトを越えたデータは無視し、最終的に残った2バ
イトの値をサム値として用いている。 【0004】また、このサムチェックによる方法は、特
にROMICの全端子の中でデータバスに対応するデー
タバス端子の装着不良を検出するものであり、装置にお
いてROMICのデータバス端子が正常に実装されてい
るか否かを実装後にチェックし、CPUがROMICか
らデータを取り込む際のデータの信頼性を確保するため
に行うものである。 【0005】なお、サムチェックによる方法により、R
OMICの実装不良による端子ショートも検出できる
が、例えばインサーキットテスタ等を用いたチェックに
より容易に検出できるため、従来のサムチェックによる
方法では、特にデータバス端子の実装不良によるオープ
ン状態の検出に用いられている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のサムチェックでは、ROMICに書かれたデータ
の全てをCPUが読んでそのデータを加算して行くた
め、メモリ容量の大きなROMICでは非常に時間を要
する。 【0007】特に、装置の電源投入時に、このサムチェ
ックを行い、ROMICのデータバスを自動的に検証す
るようなシステム構成においては、チェック中は装置が
動作不可能となるため、長時間のチェックは非常に不利
であった。 【0008】例えば、8ビットCPUを使用した装置に
おいて、16MビットのROMICのサムチェックを行
うためには、200万回(16Mビット÷8ビット)の
読出しと加算を行う必要があり、一般的なCPUで1回
の読出しと加算に約4μsecを要したとすると、サム
チェックに要する時間は4μsec×200万回=8秒
となり、装置内に16MビットのROMICを3ヶ使用
するような装置に至っては、8×3=24秒ものチェッ
ク時間を要することになる。 【0009】また、サムチェックによる方法では、RO
MICのデータバス端子に浮きがあった場合に、CPU
がその状態のままROMICの読み出しを行うと、浮き
のあるデータバス端子のレベルを“H”と読むか“L”
と読むかは不定となるため、本来のROMICに書かれ
ているデータと一致してしまう場合が1/2の確率で生
じてしまう。ROMICのデータ全てを読んだ場合に、
全てが本来のデータと一致するケースは希であるが、し
かし、この方法では完全とはならない。 【0010】また、もしあるデータが本来のデータと異
なるデータとしてCPUに読み込まれたとしても、全デ
ータを加算した下位の2バイトが偶然一致することも考
えられる。 【0011】従って上記理由により、サムチェックによ
る方法では、そのチェックに要する時間が非常に長くな
る上、ROMICのデータバス端子の浮きを完全に誤り
なく検出することができないという欠点があった。 【0012】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、データメモリICの実装不良を迅速、
かつ、確実に検出し得るデータメモリICの実装不良検
出方法を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータメモリICの実装不良検出方法は、デ
ータバスにより互いに接続されたCPU及びデータメモ
リICを有する装置におけるデータメモリICの実装不
良検出方法において、前記CPUが前記データメモリI
Cからデータを読み出す直前に前記データバスに出力
れる読み出し命令の最終データのビットパターン反転
したビットパターン識別データとして、前記データメ
モリICの所定番地に予め格納しておき、前記CPUに
より前記データメモリICの前記所定番地から読み出さ
れたデータが、前記識別データと一致するか否かの判定
を行い、その判定結果に基づいてデータメモリICの実
装不良を検出することを特徴とするものである。 【0014】 【作用】上記構成のデータメモリICの実装不良検出方
法によれば、データメモリICが正常に実装されている
場合は、CPUがデータメモリICの所定番地から読み
出したデータは、識別データと一致する。また、データ
メモリICのデータバス端子に浮きがあって、正常に実
装されていない場合は、CPUがデータメモリICの所
定番地から読み出したデータは、識別データと一致しな
い。すなわち、識別データはCPUがデータメモリIC
からデータを読み出す直前にデータバスに出力される読
み出し命令の最終データのビットパターン反転したビ
ットパターンであるため、データメモリICが正常に実
装されていない場合は、データメモリICの所定番地
ら読み出したデータと直前のデータと一致することは
皆無となり、識別データと一致するか否かの判定を行う
ことにより、データメモリICの実装不良を確実に検出
できるようになる。また、一回の読出しによりデータメ
モリICの実装不良を瞬時に検出できるので、迅速な検
出が可能となる。 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。 【0016】図1は本発明の実装不良検出方法の第1の
実施例を示すフローチャート、図2は第1の実施例に係
る装置の構成図である。 【0017】第1の実施例に係る装置は、図2に示すよ
うに、CPU201と、データメモリIC202と、プ
ログラムメモリ203とを有している。データメモリI
C202及びプログラムメモリ203は、データバス2
04及びアドレスバス205によりCPU201に接続
されている。 【0018】前記データメモリIC202には、CPU
201に対する読出し命令(リード命令)のマシンコー
ドの最終データ例えば2EH のビットパターン(001
01110)を反転したビットパターン(110100
01)を示す識別データ例えばD1H が、所定番地に予
め格納されている。 【0019】前記CPU201は、プログラムメモリ2
03に格納されたプログラムに基づき、データメモリI
C202の指定されたアドレスのデータを読み出すもの
であり、そのデータを読み出す際に、その読み出したデ
ータが識別データD1H と一致するか否かの判定を行
い、その判定結果に基づいてデータメモリIC202の
データバス端子の浮きを検出するものである。 【0020】次に、第1の実施例の検出方法を図1のフ
ローチャートに従い、図3をも参照して説明する。図3
はCPU201がデータメモリIC202からデータを
読み出す際のデータバス204の状態を示すタイミング
チャートである。 【0021】本装置を起動すると(ステップS10
1)、CPU201は、プログラムメモリ203から読
出し命令を意味する数バイトのマシンコードをロードす
る。 【0022】CPU201は、図3に示すように、プロ
グラムメモリ203からマシンコードの最終データ(2
H )読み終えた直後にデータメモリIC202の所定
番地のデータを読み出す(ステップS102)。この場
合のデータバス204の状態は、図3に示すように、プ
ログラムメモリ203も、データメモリIC202とデ
ータバス204上に規定の時間だけデータをセットし、
その後はバスラインの電気的容量があることや、バスサ
イクルが高速なため、データメモリIC202からデー
タが出されていないハイインピーダンス状態となるが、
データバス204の状態は、そのハイインピーダンス状
態(期間)であっても、その直前の出力データの状態に
保たれるようになっている。 【0023】次に、CPU201は、読み出したデータ
が識別データ(D1H)と一致するか否かを判定する
(ステップS103)。 【0024】読み出したデータが識別データ(D1H
と一致する場合は、データメモリIC202のデータバ
ス端子の浮きの無い、正常に実装されている場合と判定
される(ステップS104)。 【0025】また、読み出したデータが識別データ(D
H)と一致しない場合は、データメモリIC202の
データバス端子に浮きの有る実装不良(データバスエラ
ー)と判定される(ステップS105)。すなわち、こ
の場合は、データバス204にはデータD1Hが出力さ
れず、直前のバスの状態のままとなり、この状態でCP
U201が読み出しするため、その浮きのあるデータバ
ス端子のビットのみデータが直前のデータとして読み込
まれることになる。 【0026】なお、言うまでもないが、格納すべき補数
のデータがもとよりデータメモリIC202内に本来の
データとして存在する場合は、そのデータで代用するこ
とは可能である。 【0027】図4は本発明の実装不良検出方法の第2の
実施例を示すフローチャート、図5は第2の実施例に係
る装置の構成図である。 【0028】第2の実施例に係る装置は、図5に示すよ
うに、プログラムメモリ402を内蔵ROMICとして
備えるCPU401と、データメモリIC403とを有
している。データメモリIC403は、外部データメモ
リICとしてデータバス404及びアドレスバス405
によりCPU401に接続されている。 【0029】この場合は、第1の実施例で示した場合と
異なり、データメモリIC403のデータを読み出す直
前のデータは不定である上に、直前のデータが出力され
てからの時間経過も不定である。従って、本実施例で
は、データメモリIC403に格納されているデータの
うちの1つを選び、その補数であるデータを、データメ
モリIC403から選ばれたデータを読み出す直前にC
PU401からデータバス404に出力し、その直後に
上記選ばれたデータを読み出すことでデータメモリIC
403のデータバス端子の浮きを検出するものである。
例えば、選んだ識別データがOOHである場合は、まず
データバス404にCPU401からFFHのデータを
出力しておき、その直後に選んだ識別データ(OOH
をデータメモリIC403から読み出し、その値がOO
H であるか否かを判定することで第1の実施例で示した
のと同様の理由により、データメモリIC403のデー
タバス端子の浮きを検出することが可能となる。 【0030】次に、第2の実施例の検出方法を図4のフ
ローチャートに従い、図6をも参照して説明する。図6
はCPU401がデータメモリIC403からデータを
読み出す際のデータバス404の状態を示すタイミング
チャートである。 【0031】本装置を起動すると(ステップS60
1)、CPU401は、プログラムメモリ402からの
読出し命令に基づきデータメモリIC403からデータ
の読出しを開始する。 【0032】まず、データバス404にCPU401か
らFFHのデータを出力しておく(ステップS60
2)。 【0033】続いてCPU401は、データメモリIC
403の所定番地のデータ(OOH)を読み出す(ステ
ップS603)。 【0034】次に、CPU401は、読み出したデータ
が識別データ(OOH )と一致するか否かを判定する
(ステップS604)。 【0035】読み出したデータが識別データ(OOH
と一致する場合は、データメモリIC403のデータバ
ス端子の浮きの無い、正常に実装されている場合と判定
される(ステップS605)。 【0036】また、読み出したデータが識別データ(O
H )と一致しない場合は、データメモリIC403の
データバス端子に浮きの有る実装不良(データバスエラ
ー)と判定される(ステップS606)。 【0037】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、種々に変形実施できる。 【0038】 【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、読み出し
命令の最終データのビットパターンを反転したビットパ
ターンを識別データとして、データメモリICの所定番
地に予め格納しておき、この所定番地から読み出された
データが識別データと一致するか否かの判定を行うこと
により、データメモリICの実装不良を一回の読出しに
より瞬時に検出できるので、データメモリICの実装不
良を迅速、かつ、確実に検出し得るデータメモリICの
実装不良検出方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実装不良検出方法の第1の実施例を示
すフローチャートである。 【図2】第1の実施例に係る装置の概略構成を示すブロ
ック図である。 【図3】図1に示す装置内のデータバスの状態を示すタ
イミングチャートである。 【図4】本発明の実装不良検出方法の第2の実施例を示
すフローチャートである。 【図5】本発明の実装不良検出方法の第2の実施例に係
る装置の概略構成を示すブロック図である。 【図6】図4に示す装置内のデータバスの状態を示すタ
イミングチャートである。 【符号の説明】 201,401 CPU 202,403 データメモリIC 204,404 データバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗林 明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 堀米 英雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−52599(JP,A) 実開 昭58−151997(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 データバスにより互いに接続されたCP
    U及びデータメモリICを有する装置におけるデータメ
    モリICの実装不良検出方法において、前記CPUが
    データメモリICからデータを読み出す直前に前記デ
    ータバスに出力される読み出し命令の最終データのビッ
    トパターン反転したビットパターン識別データとし
    、前記データメモリICの所定番地に予め格納してお
    き、前記CPUにより前記データメモリICの前記所定
    番地から読み出されたデータが、前記識別データと一致
    するか否かの判定を行い、その判定結果に基づいてデー
    タメモリICの実装不良を検出することを特徴とするデ
    ータメモリICの実装不良検出方法。
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