JP3421467B2 - 内視鏡の掃除用ブラシ - Google Patents
内視鏡の掃除用ブラシInfo
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- JP3421467B2 JP3421467B2 JP05851195A JP5851195A JP3421467B2 JP 3421467 B2 JP3421467 B2 JP 3421467B2 JP 05851195 A JP05851195 A JP 05851195A JP 5851195 A JP5851195 A JP 5851195A JP 3421467 B2 JP3421467 B2 JP 3421467B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- bristles
- tip
- outer diameter
- cleaning brush
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/12—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
- A61B1/121—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use
- A61B1/122—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use using cleaning tools, e.g. brushes
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は内視鏡の掃除用ブラシ
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の掃除用ブラシを示してお
り、２本のステンレス鋼線製の素線を撚りあわせて形成
されたブラシ軸１１の素線の間に、軸方向に対して略垂
直に放射状にブラシ毛１２が挟み込んで固定されてい
る。ブラシ毛１２の外径は、掃除の対象となる管路１の
内径より太く形成されている。
り、２本のステンレス鋼線製の素線を撚りあわせて形成
されたブラシ軸１１の素線の間に、軸方向に対して略垂
直に放射状にブラシ毛１２が挟み込んで固定されてい
る。ブラシ毛１２の外径は、掃除の対象となる管路１の
内径より太く形成されている。
【０００３】そして、そのブラシ軸１１の根部が、ステ
ンレス鋼線を全体的に同一の径で密着巻きして形成され
た可撓性コイル１３の先端に差し込まれて、半田付けに
よって固定されている。可撓性コイル１３の外径は管路
１の内径より細く形成されている。
ンレス鋼線を全体的に同一の径で密着巻きして形成され
た可撓性コイル１３の先端に差し込まれて、半田付けに
よって固定されている。可撓性コイル１３の外径は管路
１の内径より細く形成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡の吸引管路は、
多くの場合鉗子チャンネルと兼用されており、図５に示
されるように、鉗子挿入口２１の奥に位置する、吸引管
２２と鉗子挿通管２３との分岐部２４等も、内視鏡使用
後には掃除用ブラシ１０を挿入してくまなくブラッシン
グする必要がある。２５は、分岐部２４が形成された分
岐筒体である。
多くの場合鉗子チャンネルと兼用されており、図５に示
されるように、鉗子挿入口２１の奥に位置する、吸引管
２２と鉗子挿通管２３との分岐部２４等も、内視鏡使用
後には掃除用ブラシ１０を挿入してくまなくブラッシン
グする必要がある。２５は、分岐部２４が形成された分
岐筒体である。
【０００５】しかし、前述のように、従来の内視鏡の掃
除用ブラシ１０は、ブラシ軸１１の軸方向に対して略垂
直に放射状にブラシ毛１２を挟み込んだものなので、ブ
ラシ軸１１の側方に位置する壁面にしかブラシ毛が当た
らない。
除用ブラシ１０は、ブラシ軸１１の軸方向に対して略垂
直に放射状にブラシ毛１２を挟み込んだものなので、ブ
ラシ軸１１の側方に位置する壁面にしかブラシ毛が当た
らない。
【０００６】そのため、図６に示されるように、吸引管
２２の先端部分が突き当たり面２６になっているような
管路構造の場合は、吸引管２２側から掃除用ブラシ１０
を差し込んでも、突き当たり面２６にはブラシ軸１１の
先端が当たるだけで、ブラシ毛１２でブラッシングする
ことができないので、掃除が不完全なものになってしま
う。
２２の先端部分が突き当たり面２６になっているような
管路構造の場合は、吸引管２２側から掃除用ブラシ１０
を差し込んでも、突き当たり面２６にはブラシ軸１１の
先端が当たるだけで、ブラシ毛１２でブラッシングする
ことができないので、掃除が不完全なものになってしま
う。
【０００７】そこで、図７に示されるように、ブラシ軸
１１を先端側でＵターンさせて、一部のブラシ毛１２が
前方を向くようにした掃除用ブラシ１０もある。しか
し、そのようにブラシ軸１１をＵターンさせると、外径
が非常に太くなってしまうので、ある程度より細い管路
に対しては使用することができない。
１１を先端側でＵターンさせて、一部のブラシ毛１２が
前方を向くようにした掃除用ブラシ１０もある。しか
し、そのようにブラシ軸１１をＵターンさせると、外径
が非常に太くなってしまうので、ある程度より細い管路
に対しては使用することができない。
【０００８】そこで本発明は、ブラシ軸の前方に突き当
たり面のある細い管路内であっても、くまなく容易にブ
ラッシングすることのできる内視鏡の掃除用ブラシを提
供することを目的とする。
たり面のある細い管路内であっても、くまなく容易にブ
ラッシングすることのできる内視鏡の掃除用ブラシを提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の掃除用ブラシは、複数の素線を撚
りあわせて形成されたブラシ軸の上記素線の間に軸方向
に対して略垂直に放射状にブラシ毛を挟み込んで固定す
ると共に、上記ブラシ軸の先端側の部分に挟み込まれた
ブラシ毛を軸方向前方に倒した状態に固定してその毛先
を上記ブラシ軸の先端より先側まで突出させたことを特
徴とする。
め、本発明の内視鏡の掃除用ブラシは、複数の素線を撚
りあわせて形成されたブラシ軸の上記素線の間に軸方向
に対して略垂直に放射状にブラシ毛を挟み込んで固定す
ると共に、上記ブラシ軸の先端側の部分に挟み込まれた
ブラシ毛を軸方向前方に倒した状態に固定してその毛先
を上記ブラシ軸の先端より先側まで突出させたことを特
徴とする。
【００１０】なお、上記前方に倒した状態に固定された
ブラシ毛の毛先の輪郭の外径が、その固定部分の外径よ
り太く、上記軸方向に対して略垂直に向いたブラシ毛の
毛先の輪郭の外径より細いとよい。
ブラシ毛の毛先の輪郭の外径が、その固定部分の外径よ
り太く、上記軸方向に対して略垂直に向いたブラシ毛の
毛先の輪郭の外径より細いとよい。
【００１１】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図２は、
実施例の掃除用ブラシ１０の先端部分の製造工程の途中
の状態を示しており、２本のステンレス鋼線製の素線を
撚りあわせて形成された真直ぐなブラシ軸１１の素線の
間に、軸方向に対して略垂直に放射状にブラシ毛１２が
挟み込んで固定されている。
実施例の掃除用ブラシ１０の先端部分の製造工程の途中
の状態を示しており、２本のステンレス鋼線製の素線を
撚りあわせて形成された真直ぐなブラシ軸１１の素線の
間に、軸方向に対して略垂直に放射状にブラシ毛１２が
挟み込んで固定されている。
【００１２】そのブラシ毛１２のうち、ブラシ軸１１の
先端側の部分に挟み込まれたブラシ毛１２ａは、毛先の
輪郭の外径が、他の部分に比べて２倍程度、即ちＡ≒２
Ｂになるような長さに形成されている。
先端側の部分に挟み込まれたブラシ毛１２ａは、毛先の
輪郭の外径が、他の部分に比べて２倍程度、即ちＡ≒２
Ｂになるような長さに形成されている。
【００１３】そして、ブラシ軸１１の根部は、ステンレ
ス鋼線を全体的に同一の径で密着巻きして形成された可
撓性コイル１３の先端に差し込まれて、そこに半田付け
によって固定されている。可撓性コイル１３は、内視鏡
の管路内に全長にわたって挿通できる程度の長さに形成
されている。
ス鋼線を全体的に同一の径で密着巻きして形成された可
撓性コイル１３の先端に差し込まれて、そこに半田付け
によって固定されている。可撓性コイル１３は、内視鏡
の管路内に全長にわたって挿通できる程度の長さに形成
されている。
【００１４】図１は、掃除用ブラシ１０の完成した状態
を示しており、先側に設けられた長いブラシ毛１２ａの
部分は、ブラシ軸１１の表面部で前方に向けて倒され、
その基部の周囲を細いステンレス鋼線１４で緊縛して、
その部分に接着剤を塗布して固定されている。
を示しており、先側に設けられた長いブラシ毛１２ａの
部分は、ブラシ軸１１の表面部で前方に向けて倒され、
その基部の周囲を細いステンレス鋼線１４で緊縛して、
その部分に接着剤を塗布して固定されている。
【００１５】その結果、先側のブラシ毛１２ａの毛先
は、ブラシ軸１１の先端よりさらに軸方向前方に突出し
て、その輪郭の外径Ｃが、固定部の緊縛線１４の外径Ｄ
より太くて、後半部のブラシ毛１２の毛先の輪郭の外径
Ｂより細く、また、掃除の対象となる管路１の内径Ｅ以
上になるように形成されている。即ち、Ｂ＞Ｃ≧Ｅ＞Ｄ
である。
は、ブラシ軸１１の先端よりさらに軸方向前方に突出し
て、その輪郭の外径Ｃが、固定部の緊縛線１４の外径Ｄ
より太くて、後半部のブラシ毛１２の毛先の輪郭の外径
Ｂより細く、また、掃除の対象となる管路１の内径Ｅ以
上になるように形成されている。即ち、Ｂ＞Ｃ≧Ｅ＞Ｄ
である。
【００１６】その結果、この掃除用ブラシ１０を、図５
及び図６に示したのと同様の吸引管２２の先端部分が突
き当たり面２６になっている管路に、吸引管２２側から
差し込むと、図３に示されるように、吸引管２２の内周
面には側方に向いたブラシ毛１２の毛先が当たってブラ
ッシングされ、それと同時に、突き当たり面２６には先
側のブラシ毛１２ａの毛先が当たってブラッシングされ
る。
及び図６に示したのと同様の吸引管２２の先端部分が突
き当たり面２６になっている管路に、吸引管２２側から
差し込むと、図３に示されるように、吸引管２２の内周
面には側方に向いたブラシ毛１２の毛先が当たってブラ
ッシングされ、それと同時に、突き当たり面２６には先
側のブラシ毛１２ａの毛先が当たってブラッシングされ
る。
【００１７】このようにして、軸方向に突き当たり面や
段差などがある管路内を容易にくまなくブラッシングす
ることができ、ブラシ軸１１が真直ぐな単軸なので、細
い管路内にも挿入してブラッシングすることができる。
段差などがある管路内を容易にくまなくブラッシングす
ることができ、ブラシ軸１１が真直ぐな単軸なので、細
い管路内にも挿入してブラッシングすることができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、ブラシ軸の先端側の部
分に挟み込まれたブラシ毛を軸方向前方に倒した状態に
固定してブラシ軸の先端より先側まで突出させたことに
より、軸方向に突き当たり面がある細い管路内であって
も、管路の内周面と軸方向の突き当たり面とをくまなく
容易にブラッシング掃除することができる。
分に挟み込まれたブラシ毛を軸方向前方に倒した状態に
固定してブラシ軸の先端より先側まで突出させたことに
より、軸方向に突き当たり面がある細い管路内であって
も、管路の内周面と軸方向の突き当たり面とをくまなく
容易にブラッシング掃除することができる。
【図１】実施例の掃除用ブラシの先端部分の側面断面図
である。
である。
【図２】実施例の掃除用ブラシの先端部分の製造工程途
中の状態の側面断面図である。
中の状態の側面断面図である。
【図３】実施例の掃除用ブラシの使用状態の断面図であ
る。
る。
【図４】従来の掃除用ブラシの先端部分の側面断面図で
ある。
ある。
【図５】掃除用ブラシが使用される内視鏡の管路の断面
図である。
図である。
【図６】従来の掃除用ブラシの使用状態を示すVI−VI断
面図である。
面図である。
【図７】従来の他の掃除用ブラシの先端部分の側面断面
図である。
図である。
１０ 掃除用ブラシ
１１ ブラシ軸
１２ ブラシ毛
１２ａ 先端側部分のブラシ毛
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平４−312437（ＪＰ，Ａ)
実開 昭50−23168（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭52−63962（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭55−150026（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭63−13240（ＪＰ，Ｕ)
実開 平５−28477（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭５−16451（ＪＰ，Ｙ１)
実公 昭31−17091（ＪＰ，Ｙ１)
実公 昭43−10849（ＪＰ，Ｙ１)
登録実用新案15950（ＪＰ，Ｚ２)
実用新案登録353047（ＪＰ，Ｙ２)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61B 1/00
Claims (2)
- 【請求項１】複数の素線を撚りあわせて形成されたブラ
シ軸の上記素線の間に軸方向に対して略垂直に放射状に
ブラシ毛を挟み込んで固定すると共に、上記ブラシ軸の
先端側の部分に挟み込まれたブラシ毛を軸方向前方に倒
して、そのブラシ毛の毛先の輪郭の外径が掃除対象の管
路の内径より大きくなる状態に、そのブラシ毛の基部を
上記ブラシ軸に緊縛固定したことを特徴とする内視鏡の
掃除用ブラシ。 - 【請求項２】上記前方に倒した状態に固定されたブラシ
毛の毛先の輪郭の外径が、その固定部分の外径より太
く、上記軸方向に対して略垂直に向いたブラシ毛の毛先
の輪郭の外径より細い請求項１記載の内視鏡の掃除用ブ
ラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05851195A JP3421467B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 内視鏡の掃除用ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05851195A JP3421467B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 内視鏡の掃除用ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252220A JPH08252220A (ja) | 1996-10-01 |
| JP3421467B2 true JP3421467B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=13086457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05851195A Expired - Fee Related JP3421467B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 内視鏡の掃除用ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3421467B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003204975A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-22 | Kamemizu Kagaku Kogyo Kk | 義歯用清掃具 |
| CN105880230A (zh) * | 2015-01-13 | 2016-08-24 | 李铁军 | 活细胞移植术采集移植管用清洁器械 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP05851195A patent/JP3421467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08252220A (ja) | 1996-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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