JP2589379Y2 - 内視鏡チャンネル洗浄用およびカテーテル洗浄用ブラシ - Google Patents
内視鏡チャンネル洗浄用およびカテーテル洗浄用ブラシInfo
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- B08B9/04—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、内視鏡の鉗子チャンネル等の管内壁を洗
浄する際に使用される洗浄用ブラシに関するものであ
る。
浄する際に使用される洗浄用ブラシに関するものであ
る。
［従来の技術］ 内視鏡は鉗子チャンネルや吸引チャンネル等を有して
いる。これらチャンネルは一度使用するとその内壁に体
液や肉片や雑菌等が付着するので、再使用する前にチャ
ンネルの内部を洗浄しなければならない。この洗浄に、
実開昭57−116201号公報や実開昭61−180009号公報に開
示されているような洗浄用ブラシが使用される。
いる。これらチャンネルは一度使用するとその内壁に体
液や肉片や雑菌等が付着するので、再使用する前にチャ
ンネルの内部を洗浄しなければならない。この洗浄に、
実開昭57−116201号公報や実開昭61−180009号公報に開
示されているような洗浄用ブラシが使用される。
第５図は従来の洗浄用ブラシの要部を示している。洗
浄用ブラシ10は、可撓性を有する柔軟な操作条体11と、
この操作条体11の先端に固定され操作条体11より更に前
方に延びる撚り線ワイヤ（芯材）12と、撚り線ワイヤ12
に取り付けられた多数の毛材13とから構成されている。
又、第４図は毛材13を撚り線ワイヤ12に取り付ける方法
を示している。簡単に説明すると、同一長さの毛材13を
多数用意し、２本のワイヤ12a,12bを捩って撚り線ワイ
ヤ12にする前に、この毛材13をワイヤ12a,12bの間に挿
入し、毛材13の長手方向の中央にワイヤ12a,12bを位置
させる。そして、ワイヤ12a,12bを捩って撚り線ワイヤ1
2にすると、毛材13が撚り線ワイヤ12に固定される。
尚、ワイヤ12a,12bを捩っているため、毛材13の先端は
螺旋を描くようになる。このように、従来の洗浄用ブラ
シ10では、全ての毛材13が撚り線ワイヤ12の軸心から毛
材13の先端までの長さを同じにしていた。
浄用ブラシ10は、可撓性を有する柔軟な操作条体11と、
この操作条体11の先端に固定され操作条体11より更に前
方に延びる撚り線ワイヤ（芯材）12と、撚り線ワイヤ12
に取り付けられた多数の毛材13とから構成されている。
又、第４図は毛材13を撚り線ワイヤ12に取り付ける方法
を示している。簡単に説明すると、同一長さの毛材13を
多数用意し、２本のワイヤ12a,12bを捩って撚り線ワイ
ヤ12にする前に、この毛材13をワイヤ12a,12bの間に挿
入し、毛材13の長手方向の中央にワイヤ12a,12bを位置
させる。そして、ワイヤ12a,12bを捩って撚り線ワイヤ1
2にすると、毛材13が撚り線ワイヤ12に固定される。
尚、ワイヤ12a,12bを捩っているため、毛材13の先端は
螺旋を描くようになる。このように、従来の洗浄用ブラ
シ10では、全ての毛材13が撚り線ワイヤ12の軸心から毛
材13の先端までの長さを同じにしていた。
［考案が解決しようとする課題］ 上記洗浄用ブラシ10を洗浄すべきチャンネルＡの内部
に通すことによりチャンネルＡを洗浄するが、その場
合、毛材13の先端が洗浄すべき壁面に対して垂直に突き
当たる方が洗浄効果が大きい。逆に言えば、洗浄すべき
チャンネルＡの径に比較して洗浄用ブラシ10の毛材13の
長さが長いと、第６図に示すように毛材13の先端部が曲
がった状態でチャンネルＡの内壁面に接触するため、チ
ャンネルＡの内壁面に付着している体液等を剥離させる
機能が弱まり、洗浄効果が悪い。
に通すことによりチャンネルＡを洗浄するが、その場
合、毛材13の先端が洗浄すべき壁面に対して垂直に突き
当たる方が洗浄効果が大きい。逆に言えば、洗浄すべき
チャンネルＡの径に比較して洗浄用ブラシ10の毛材13の
長さが長いと、第６図に示すように毛材13の先端部が曲
がった状態でチャンネルＡの内壁面に接触するため、チ
ャンネルＡの内壁面に付着している体液等を剥離させる
機能が弱まり、洗浄効果が悪い。
そのため、従来は毛材13の長さの異なる複数種類の洗
浄用ブラシ10を用意し、洗浄すべきチャンネルの径に合
わせて洗浄用ブラシ10を使い分けていた。このように複
数の洗浄用ブラシ10を用意するとなると面倒であり、
又、その保管に場所を取るという不具合があった。更
に、毛材13の長さの違いが極めて僅かな場合には区別が
つきにくいので、何らかの識別手段を講じなければなら
ず、これまた非常に面倒であった。
浄用ブラシ10を用意し、洗浄すべきチャンネルの径に合
わせて洗浄用ブラシ10を使い分けていた。このように複
数の洗浄用ブラシ10を用意するとなると面倒であり、
又、その保管に場所を取るという不具合があった。更
に、毛材13の長さの違いが極めて僅かな場合には区別が
つきにくいので、何らかの識別手段を講じなければなら
ず、これまた非常に面倒であった。
この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、一種類で広範囲の
径の内視鏡チャンネルやカテーテルの内壁を良好に洗浄
することができる洗浄用ブラシを提供しようとするとこ
ろにある。
のであり、その目的とするところは、一種類で広範囲の
径の内視鏡チャンネルやカテーテルの内壁を良好に洗浄
することができる洗浄用ブラシを提供しようとするとこ
ろにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、請求項１の考案の要旨
は、長く柔軟な操作条体と、この操作条体の先端から延
びる芯材と、この芯材に取り付けられ全てが芯材の軸心
方向と直交する方向に延びる多数の毛材とを具備し、上
記毛材の取り付け位置によって芯材の軸心から毛材先端
までの寸法を異にし、芯材の軸心方向途中に上記寸法が
最大となる部位を有しており、この部位よりも芯材の軸
心方向先端側及び基端側にいくにしたがって上記寸法が
漸次短くなっていることを特徴とする内視鏡チャンネル
洗浄用ブラシにある。
は、長く柔軟な操作条体と、この操作条体の先端から延
びる芯材と、この芯材に取り付けられ全てが芯材の軸心
方向と直交する方向に延びる多数の毛材とを具備し、上
記毛材の取り付け位置によって芯材の軸心から毛材先端
までの寸法を異にし、芯材の軸心方向途中に上記寸法が
最大となる部位を有しており、この部位よりも芯材の軸
心方向先端側及び基端側にいくにしたがって上記寸法が
漸次短くなっていることを特徴とする内視鏡チャンネル
洗浄用ブラシにある。
請求項２の考案の要旨は、長く柔軟な操作条体と、こ
の操作条体の先端から延びる芯材と、この芯材に取り付
けられ全てが芯材の軸心方向と直交する方向へ延びる多
数の毛材とを具備し、上記毛材の取り付け位置によって
芯材の軸心から毛材先端までの寸法を異にし、芯材の軸
心方向途中に上記寸法が最大となる部位を有しており、
この部位よりも芯材の軸心方向先端側及び基端側にいく
にしたがって上記寸法が漸次短くなっていることを特徴
とするカテーテル洗浄用ブラシにある。
の操作条体の先端から延びる芯材と、この芯材に取り付
けられ全てが芯材の軸心方向と直交する方向へ延びる多
数の毛材とを具備し、上記毛材の取り付け位置によって
芯材の軸心から毛材先端までの寸法を異にし、芯材の軸
心方向途中に上記寸法が最大となる部位を有しており、
この部位よりも芯材の軸心方向先端側及び基端側にいく
にしたがって上記寸法が漸次短くなっていることを特徴
とするカテーテル洗浄用ブラシにある。
［作用］ 毛材はその取り付けられた位置によって、芯材の軸心
から毛材先端までの寸法が異なっているので、色々な内
径の管に挿入しても、毛材のうちのどれかが必ず管内壁
にほぼ垂直に突き当たるようになる。したがって、一種
類の洗浄用ブラシで広範囲の径のチャンネルやカテーテ
ルの洗浄が可能で、しかも、その洗浄効果は非常に優れ
たものとなる。
から毛材先端までの寸法が異なっているので、色々な内
径の管に挿入しても、毛材のうちのどれかが必ず管内壁
にほぼ垂直に突き当たるようになる。したがって、一種
類の洗浄用ブラシで広範囲の径のチャンネルやカテーテ
ルの洗浄が可能で、しかも、その洗浄効果は非常に優れ
たものとなる。
又、芯材の軸心から毛材の先端までの長さが最大とな
る部位が芯材の軸心方向途中にあって、それよりも先端
側及び基端側のどちらにいっても上記長さが漸次短くな
っているので、操作条体を介して洗浄用ブラシをチャン
ネルやカテーテル内で押し方向，引き方向に移動させて
洗浄するに際し、抵抗感が少なく、洗浄を円滑に行うこ
とができる。
る部位が芯材の軸心方向途中にあって、それよりも先端
側及び基端側のどちらにいっても上記長さが漸次短くな
っているので、操作条体を介して洗浄用ブラシをチャン
ネルやカテーテル内で押し方向，引き方向に移動させて
洗浄するに際し、抵抗感が少なく、洗浄を円滑に行うこ
とができる。
［実施例］ 以下、この考案の一実施例を第１図から第３図までの
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
第１図は内視鏡の鉗子チャンネルや吸引チャンネルを
洗浄する時に使用する洗浄用ブラシ１の外観正面図であ
る。洗浄用ブラシ１はステンレス鋼線を螺旋状に巻き付
けて形成された極めて柔軟な操作条体２を有し、操作条
体２の先端にブラシ部３が設けられている。ブラシ部３
は、第２図に示すように、操作条体２の先端に半田付け
されたステンレス製の撚り線ワイヤ（芯材）４と、撚り
線ワイヤ４に取り付けられた多数のナイロン製の毛材５
とから構成されている。毛材５の撚り線ワイヤ４への取
り付け方法は前述従来の方法と同様であるので、その説
明は省略する。又、毛材５の先端が螺旋状を描くことも
従来と同様である。
洗浄する時に使用する洗浄用ブラシ１の外観正面図であ
る。洗浄用ブラシ１はステンレス鋼線を螺旋状に巻き付
けて形成された極めて柔軟な操作条体２を有し、操作条
体２の先端にブラシ部３が設けられている。ブラシ部３
は、第２図に示すように、操作条体２の先端に半田付け
されたステンレス製の撚り線ワイヤ（芯材）４と、撚り
線ワイヤ４に取り付けられた多数のナイロン製の毛材５
とから構成されている。毛材５の撚り線ワイヤ４への取
り付け方法は前述従来の方法と同様であるので、その説
明は省略する。又、毛材５の先端が螺旋状を描くことも
従来と同様である。
この洗浄用ブラシ１が従来の洗浄用ブラシ10と相違す
る点は毛材５の長さにある。これについて詳述する。こ
の洗浄用ブラシ１の毛材５は、その毛材５が取り付けら
れた撚り線ワイヤ４の軸心方向に沿う位置によって、撚
り線ワイヤ４の軸心から毛材５の先端までの寸法を異に
している。そして、撚り線ワイヤ４の軸心方向のほぼ中
央に取り付けられた毛材５の上記寸法が最大長さLmaxに
なっている。この最大長さLmaxの部位を中心として、こ
れよりも撚り線ワイヤ４の先端側あるいは基端側へいく
にしたがって、撚り線ワイヤ４の軸心から毛材５の先端
までの寸法が漸次短くなっている。そして、撚り線ワイ
ヤ４の最も先端側に位置する毛材５の長さと最も基端側
に位置する毛材５の長さは同一で、最小長さLminになっ
ている。尚、この実施例においては、毛材５の長さを上
述のように揃える方法として、最初は前述した従来の洗
浄用ブラシのように毛材５の長さが均一なものを形成
し、その後、毛材５の長さが上述のようになるように各
毛材５の先端を刈り込んでいく方法を採用した。
る点は毛材５の長さにある。これについて詳述する。こ
の洗浄用ブラシ１の毛材５は、その毛材５が取り付けら
れた撚り線ワイヤ４の軸心方向に沿う位置によって、撚
り線ワイヤ４の軸心から毛材５の先端までの寸法を異に
している。そして、撚り線ワイヤ４の軸心方向のほぼ中
央に取り付けられた毛材５の上記寸法が最大長さLmaxに
なっている。この最大長さLmaxの部位を中心として、こ
れよりも撚り線ワイヤ４の先端側あるいは基端側へいく
にしたがって、撚り線ワイヤ４の軸心から毛材５の先端
までの寸法が漸次短くなっている。そして、撚り線ワイ
ヤ４の最も先端側に位置する毛材５の長さと最も基端側
に位置する毛材５の長さは同一で、最小長さLminになっ
ている。尚、この実施例においては、毛材５の長さを上
述のように揃える方法として、最初は前述した従来の洗
浄用ブラシのように毛材５の長さが均一なものを形成
し、その後、毛材５の長さが上述のようになるように各
毛材５の先端を刈り込んでいく方法を採用した。
上記洗浄用ブラシ１によれば、洗浄すべきチャンネル
の内半径が毛材５の上記最大長さLmaxと同寸法のものま
では、一種類の洗浄用ブラシ１で賄うことができ、しか
も、そのどの径のチャンネルに対しても極めて高い洗浄
効果を得ることができるようになる。
の内半径が毛材５の上記最大長さLmaxと同寸法のものま
では、一種類の洗浄用ブラシ１で賄うことができ、しか
も、そのどの径のチャンネルに対しても極めて高い洗浄
効果を得ることができるようになる。
第３図はこの洗浄用ブラシ１の使用状態の一例を示す
ものである。チャンネルＡの内径をｄとすると、撚り線
ワイヤ４の軸心から毛材５の先端までの長さがd/2であ
る毛材５がその先端をチャンネルＡの内壁面に垂直に突
き当てる。そして、洗浄用ブラシ１をチャンネルＡ内で
図中矢印の方向へ前進させると、当該毛材５の先端がチ
ャンネルＡの内壁面に付着している体液、肉片、雑菌等
を剥離させる。一方、撚り線ワイヤ４の軸心から毛材５
の先端までの寸法がd/2より長い毛材５は、その先端を
洗浄用ブラシ１の進行方向と反対の方向に曲げてチャン
ネルＡの内壁面に接触する。そして、洗浄用ブラシ１の
前進に伴いチャンネルＡの内壁面を払拭する。このよう
に、毛材５は剥離作用と払拭作用でチャンネルＡの内壁
面をきれいに洗浄する。尚、洗浄すべきチャンネルＡの
内半径（d/2）が毛材５の前記最小長さLmin以上で最大
長さLmax以下であれば、必ずいずれかの毛材５の先端が
チャンネルＡの内壁面にほぼ垂直に突き当たることにな
る。
ものである。チャンネルＡの内径をｄとすると、撚り線
ワイヤ４の軸心から毛材５の先端までの長さがd/2であ
る毛材５がその先端をチャンネルＡの内壁面に垂直に突
き当てる。そして、洗浄用ブラシ１をチャンネルＡ内で
図中矢印の方向へ前進させると、当該毛材５の先端がチ
ャンネルＡの内壁面に付着している体液、肉片、雑菌等
を剥離させる。一方、撚り線ワイヤ４の軸心から毛材５
の先端までの寸法がd/2より長い毛材５は、その先端を
洗浄用ブラシ１の進行方向と反対の方向に曲げてチャン
ネルＡの内壁面に接触する。そして、洗浄用ブラシ１の
前進に伴いチャンネルＡの内壁面を払拭する。このよう
に、毛材５は剥離作用と払拭作用でチャンネルＡの内壁
面をきれいに洗浄する。尚、洗浄すべきチャンネルＡの
内半径（d/2）が毛材５の前記最小長さLmin以上で最大
長さLmax以下であれば、必ずいずれかの毛材５の先端が
チャンネルＡの内壁面にほぼ垂直に突き当たることにな
る。
又、内視鏡のチャンネルを洗浄する場合、最初に洗浄
用ブラシ１をチャンネルに挿入する時には、撚り線ワイ
ヤ４の先端側からチャンネルＡの入口に挿入していく。
そして、この後、操作条体２を押し込んでいって、ブラ
シ部３をチャンネルＡに通過させチャンネルＡの出口か
ら突き出す。更に、この後、操作条体２を引っ張って、
チャンネルＡから突き出されたブラシ部３を再びチャン
ネルＡ内に引き込み、チャンネルＡの入口方向へ引き戻
す。このブラシ部３がチャンネルＡの出口からチャンネ
ルＡ内に引き込まれる時には、撚り線ワイヤ４の基端側
からチャンネルＡに入っていく。このように、ブラシ部
３かチャンネルＡに挿入される時には、撚り線ワイヤ４
の先端側から挿入される場合と、撚り線ワイヤ４の基端
側から挿入される場合の二通りがあるが、どちらの場合
も寸法の短い毛材５が先にチャンネルＡ内に引き込ま
れ、その後、短いものから長いものへと順番に挿入され
ていくようになるので、ブラシ部３の挿入については抵
抗感が非常に少なくスムースである。
用ブラシ１をチャンネルに挿入する時には、撚り線ワイ
ヤ４の先端側からチャンネルＡの入口に挿入していく。
そして、この後、操作条体２を押し込んでいって、ブラ
シ部３をチャンネルＡに通過させチャンネルＡの出口か
ら突き出す。更に、この後、操作条体２を引っ張って、
チャンネルＡから突き出されたブラシ部３を再びチャン
ネルＡ内に引き込み、チャンネルＡの入口方向へ引き戻
す。このブラシ部３がチャンネルＡの出口からチャンネ
ルＡ内に引き込まれる時には、撚り線ワイヤ４の基端側
からチャンネルＡに入っていく。このように、ブラシ部
３かチャンネルＡに挿入される時には、撚り線ワイヤ４
の先端側から挿入される場合と、撚り線ワイヤ４の基端
側から挿入される場合の二通りがあるが、どちらの場合
も寸法の短い毛材５が先にチャンネルＡ内に引き込ま
れ、その後、短いものから長いものへと順番に挿入され
ていくようになるので、ブラシ部３の挿入については抵
抗感が非常に少なくスムースである。
この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用
可能である。
可能である。
例えば、毛材の材質はナイロンに限るものではなく、
他の材質であってもよい。又、洗浄用ブラシは内視鏡用
に限るものではなく、カテーテル用であってもよい。
他の材質であってもよい。又、洗浄用ブラシは内視鏡用
に限るものではなく、カテーテル用であってもよい。
［考案の効果］ 以上説明したように、この考案によれば、一種類の洗
浄用ブラシで種々の径の内視鏡チャンネルやカテーテル
を洗浄することができるようになるという優れた効果が
奏される。しかも、いずれの径のチャンネルやカテーテ
ルを洗浄する時にも、先端が管内壁にほぼ垂直に突き当
たる毛材が存在するので、洗浄効果が極めてよいという
優れた効果が奏される。更に、芯材の軸心と毛材先端ま
での寸法が最大となる部位を中心として、芯材の軸心方
向先端側及び基端側にいくにしたがって芯材の軸心から
毛材先端までの寸法が漸次短くなっていくので、操作条
体を介して洗浄用ブラシをチャンネルやカテーテル内で
押し方向，引き方向のいずれに移動する場合でも、円滑
に移動させることができ、洗浄し易いという効果もあ
る。
浄用ブラシで種々の径の内視鏡チャンネルやカテーテル
を洗浄することができるようになるという優れた効果が
奏される。しかも、いずれの径のチャンネルやカテーテ
ルを洗浄する時にも、先端が管内壁にほぼ垂直に突き当
たる毛材が存在するので、洗浄効果が極めてよいという
優れた効果が奏される。更に、芯材の軸心と毛材先端ま
での寸法が最大となる部位を中心として、芯材の軸心方
向先端側及び基端側にいくにしたがって芯材の軸心から
毛材先端までの寸法が漸次短くなっていくので、操作条
体を介して洗浄用ブラシをチャンネルやカテーテル内で
押し方向，引き方向のいずれに移動する場合でも、円滑
に移動させることができ、洗浄し易いという効果もあ
る。
第１図から第３図までの図面はこの考案の一実施例を示
すものであり、第１図は洗浄用ブラシの外観正面図、第
２図はブラシ部の拡大正面図、第３図は洗浄用ブラシの
使用状態を示す拡大正面図である。又、第４図から第６
図の図面は従来の洗浄用ブラシを示すものであり、第４
図は芯材に毛材を取り付ける方法を示す図面、第５図は
従来の洗浄用ブラシの要部拡大図、第６図は従来の洗浄
用ブラシの使用状態を示す図面である。 １…洗浄用ブラシ、２…操作条体、４…撚り線ワイヤ
（芯材）、５…毛材。
すものであり、第１図は洗浄用ブラシの外観正面図、第
２図はブラシ部の拡大正面図、第３図は洗浄用ブラシの
使用状態を示す拡大正面図である。又、第４図から第６
図の図面は従来の洗浄用ブラシを示すものであり、第４
図は芯材に毛材を取り付ける方法を示す図面、第５図は
従来の洗浄用ブラシの要部拡大図、第６図は従来の洗浄
用ブラシの使用状態を示す図面である。 １…洗浄用ブラシ、２…操作条体、４…撚り線ワイヤ
（芯材）、５…毛材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平２−55827（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−73907（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−15101（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−55913（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭62−14802（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭44−15098（ＪＰ，Ｙ１) 米国特許4759376（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A46B 3/08 A46B 9/00 - 9/12 A46B 15/00 A61B 1/12
Claims (2)
- 【請求項１】細長く柔軟な操作条体と、この操作条体の
先端から延びる芯材と、この芯材に取り付けられ全てが
芯材の軸心方向と直交する方向に延びる多数の毛材とを
具備し、上記毛材の取り付け位置によって芯材の軸心か
ら毛材先端までの寸法を異にし、芯材の軸心方向途中に
上記寸法が最大となる部位を有しており、この部位より
も芯材の軸心方向先端側及び基端側にいくにしたがって
上記寸法が漸次短くなっていることを特徴とする内視鏡
チャンネル洗浄用ブラシ。 - 【請求項２】細長く柔軟な操作条体と、この操作条体の
先端から延びる芯材と、この芯材に取り付けられ全てが
芯材の軸心方向と直交する方向に延びる多数の毛材とを
具備し、上記毛材の取り付け位置によって芯材の軸心か
ら毛材先端までの寸法を異にし、芯材の軸心方向途中に
上記寸法が最大となる部位を有しており、この部位より
も芯材の軸心方向先端側及び基端側にいくにしたがって
上記寸法が漸次短くなっていることを特徴とするカテー
テル洗浄用ブラシ。
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|---|---|---|---|
| JP1990047660U JP2589379Y2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | 内視鏡チャンネル洗浄用およびカテーテル洗浄用ブラシ |
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