JP3421399B2 - コンバインのシャシ構造 - Google Patents

コンバインのシャシ構造

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JP3421399B2 JP24569593A JP24569593A JP3421399B2 JP 3421399 B2 JP3421399 B2 JP 3421399B2 JP 24569593 A JP24569593 A JP 24569593A JP 24569593 A JP24569593 A JP 24569593A JP 3421399 B2 JP3421399 B2 JP 3421399B2
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和登 安藤
昭彦 中矢
仁 佐村木
浩三 北山
善和 込山
和久 塩谷
忠義 佐藤
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コンバインのシャシ構
造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、コンバインのシャシ構造の一形態
として、前後方向に伸延する左右一対の矩形パイプ間
に、左右幅方向に伸延する前後一対の矩形パイプをそれ
ぞれ架設して、シャシ本体を格子枠状に形成し、同シャ
シ本体の上面に薄肉板を張設したものがある。 【0003】そして、薄肉板は、シャシ本体に溶接した
り、又、ボルト締めにより固設している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したシ
ャシ構造では、部品点数が多く、組立工数が多くなって
おり、かかるシャシをトラックフレームに横架状に取付
ける作業も煩雑になって、製造効率が悪かった。 【0005】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
後方向に伸延する左右一対のトラックフレームの上端面
間に板状のシャシ本体を横架したコンバインにおいて、
各トラックフレームの上端面に前後方向に伸延させて形
成した取付座と左右方向に伸延させて形成した取付座を
設ける一方、板状のシャシ本体に前後方向に伸延する凸
条部と左右方向に伸延する凸条部を形成して、前後方向
に伸延する凸条部に前後方向に伸延させて形成した取付
座を下方より嵌合させると共に、左右方向に伸延する凸
条部に左右方向に伸延させて形成した取付座を下方より
嵌合させて、シャシ本体をトラックフレームに着脱自在
に取付可能に構成し、しかも、同シャシ本体は、搭載す
る原動機部の直下方が閉塞されていることを特徴とする
コンバインのシャシ構造を提供せんとするものである。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 【0007】図1〜図3に示すAは、本発明に係るシャ
シ構造を具備するコンバインであり、1は走行部、2は
原動機部、3は脱穀部、4は刈取部である。 【0008】走行部1は、図1〜図3に示すように、前
後方向に伸延する左右一対のトラックフレーム10,10
に、それぞれ駆動輪11,11 と遊動輪12,12 と転動輪13,1
3 とを取付けると共に、各駆動輪11,11 と遊動輪12,12
との間に履帯14,14 を巻回する一方、両トラックフレー
ム10,10 の上端間にシャシ本体15を横架状に張設してい
る。 【0009】そして、本発明に係るシャシ16は、上記し
た左右一対のトラックフレーム10,10 にシャシ本体15を
着脱自在に取付けて構成している。 【0010】トラックフレーム10は、図1〜図3に示す
ように、前後方向に伸延する上下一対の上下側横フレー
ム形成部20,21 と、両横フレーム形成部20,21 間に前後
方向に間隔を開けて架設した第1、第2・第3縦フレー
ム形成部22,23,24とをアルミダイキャストにより一体形
成すると共に、下側横フレーム形成部21の前端部に駆動
輪支持部25を設け、下側横フレーム形成部21の後端部と
第3縦フレーム形成部24との間に遊動輪進退調節部26を
介設して形成している。 【0011】しかも、第1・第2・第3縦フレーム形成
部22,23,24は、図3に示すように、それぞれ下側横フレ
ーム形成部21より直上方へ立上げ、さらに外側上方へ伸
延させると共に、履帯14の外側位置より直上方へ立上げ
て、履帯14の上方位置にて上側横フレーム形成部20に各
上端を一体的に連設している。 【0012】また、左右一対の上側横フレーム形成部20
の上端面には、図2に示すように、それぞれ三個の取付
座27,28,29,30,31,32 を一体成形しており、各取付座2
7,28,29,30,31,32 は、それぞれ左右幅方向に伸延させ
て形成し、最後部に位置する取付座31,32 には、後方へ
向けて伸延する後方伸延部31a,32a を一体形成してい
る。36は取付ボルト孔である。 【0013】下側横フレーム形成部21には、図1に示す
ように、四個の転動輪13,13,13,13を前後方向に間隔を
開けて転動自在に取付け、駆動輪支持部25には駆動輪11
を取付ける一方、遊動輪進退調節部26には遊動輪12を取
付けている。33は転動輪支軸、34は駆動軸、35は遊動輪
支軸である。 【0014】シャシ本体15は、図1〜図3に示すよう
に、天井壁部15a と周壁部15b とを有する下面開口の逆
皿状に形成すると共に、天井壁15a に、左右幅方向に伸
延する前部横長凹条部40と、左右幅方向に伸延する中途
部横長凹条部41と、後部左側矩形状凹部42と、後部中央
矩形状凹部43と、後部右側矩形状凹部44とをプレス加工
により成形することにより、これら凹条部40,41 と凹部
42,43,44の周囲に凸条部45を成形している。 【0015】そして、凸条部45は、前部横長凹条部40の
直前方位置に左右幅方向に伸延させて形成した第1凸条
部45a と、前部横長凹条部40の直後方位置に左右幅方向
に伸延させて形成した第2凸条部45b と、中途部横長凹
条部41の直後方位置に左右幅方向に伸延させて形成した
第3凸条部45c と、後部中央矩形条凹部43の左右側位置
にそれぞれ前後方向に伸延させて形成した第4凸条部45
d 及び第5凸条部45eとを有しており、第1凸条部45a
の下面に、左右一対の上側横フレーム形成部20,20 の各
前部に一体成形した取付座27,28 を下方より嵌合させて
取付け、第2凸条部45b の下面に、上側横フレーム形成
部20,20 の各中途部に一体成形した取付座29,30 を下方
より嵌合させて取付け、第3凸条部45c と第4凸条部45
d 及び第5凸条部45e との交差部位置の下面に、それぞ
れ上側横フレーム形成部20,20 の各後部に一体成形した
取付座31,32 を下方より嵌合させて取付けている。 【0016】このようにして、シャシ16は、トラックフ
レーム10,10 にシャシ本体15を着脱自在に取付けて構成
することにより、部品精度を向上させると共に、シャシ
16自体の軽量化を図ることができ、しかも、トラックフ
レーム10,10 とシャシ本体15とを着脱することができる
ために、メンテナンスや、トレッド、車高の変更を容易
に行なうことができる。 【0017】また、シャシ本体15上に原動機部2を搭載
して、同原動機部2の直下方を閉塞しているために、機
体を走行させている際に、飛散泥土等が下方より原動機
部2に付着するのを防止することができると共に、原動
機部2から発生する騒音が外部へもれるのを防止するこ
とができるという防音効果も得られる。 【0018】また、転動輪13は、図4に示すように、左
右側部にそれぞれ同心円状のリブ13a を放射線方向に一
定の間隔を開けて複数個形成して、各リブ13a の先端面
を、履帯14の内面に形成した二又状凸部14a,14a の内側
面への当り面として、履帯14の外れ防止効果が得られる
ようにしている。 【0019】しかも、転動輪13の内側周縁部に形成した
ボス部13b は、左右側端部13c,13cをそれぞれ外側方へ
突出状に形成して、転動輪支軸33への藁等の巻付きを防
止している。50はベアリング、51はワッシャ、52はシー
ル材、53は固定ボルトである。 【0020】 【発明の効果】本発明によれば、前後方向に伸延する左
右一対のトラックフレームの上端面間に板状のシャシ本
体を横架したコンバインにおいて、各トラックフレーム
の上端面に前後方向に伸延させて形成した取付座と左右
方向に伸延させて形成した取付座を設ける一方、板状の
シャシ本体に前後方向に伸延する凸条部と左右方向に伸
延する凸条部を形成して、前後方向に伸延する凸条部に
前後方向に伸延させて形成した取付座を下方より嵌合さ
せると共に、左右方向に伸延する凸条部に左右方向に伸
延させて形成した取付座を下方より嵌合させて、シャシ
本体をトラックフレームに着脱自在に取付可能に構成
し、しかも、同シャシ本体は、搭載する原動機部の直下
方が閉塞されていることとしたので、シャシ本体をトラ
ックフレームに取付ける際の位置決め・固定作業を簡単
かつ確実におこなうことができる。また、シャシ本体は
トラックフレームに着脱自在に取付けているため、シャ
シのメンテナンスやトレッド・車高の変更を容易に行う
ことができる。さらに、シャシ本体をトラックフレーム
に溶接して組み立てる場合に比べて、作業工数を大幅に
削減することができ、シャシの製造効率を大幅に向上さ
せることができる。 【0021】しかも、シャシ本体は、搭載する原動機部
の直下方が閉塞されているために、機体を走行させてい
る際に、飛散泥土等が下方より原動機部に付着するのを
防止することができると共に、原動機部から発生する騒
音が外部へもれるのを防止する防音効果を生起すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るシャシ構造を具備するコンバイン
の側面説明図。 【図2】同シャシ構造を示す平面説明図。 【図3】同シャシ構造を示す正面説明図。 【図4】転動輪の断面正面説明図。 【符号の説明】 A コンバイン 1 走行部 2 原動機部 3 脱穀部 4 刈取部 10 トラックフレーム 11 駆動輪 12 遊動輪 13 転動輪 14 履帯 15 シャシ本体 16 シャシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐村木 仁 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 北山 浩三 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 込山 善和 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 塩谷 和久 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 佐藤 忠義 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−97055(JP,A) 実開 昭52−96732(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 67/00 B62D 21/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】前後方向に伸延する左右一対のトラックフ
    レームの上端面間に板状のシャシ本体を横架したコンバ
    インにおいて、 各トラックフレームの上端面に前後方向に伸延させて形
    成した取付座と左右方向に伸延させて形成した取付座を
    設ける一方、板状のシャシ本体に前後方向に伸延する凸
    条部と左右方向に伸延する凸条部を形成して、前後方向
    に伸延する凸条部に前後方向に伸延させて形成した取付
    座を下方より嵌合させると共に、左右方向に伸延する凸
    条部に左右方向に伸延させて形成した取付座を下方より
    嵌合させて、シャシ本体をトラックフレームに着脱自在
    に取付可能に構成し、しかも、同シャシ本体は、搭載す
    る原動機部の直下方が閉塞されていることを特徴とする
    コンバインのシャシ構造。
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