JP3421243B2 - キャンドモータポンプ - Google Patents

キャンドモータポンプ

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    • F16C32/0474Active magnetic bearings for rotary movement
    • F16C32/0489Active magnetic bearings for rotary movement with active support of five degrees of freedom, e.g. two radial magnetic bearings combined with an axial bearing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャンドモータポン
プに係り、特にロータを支承する磁気軸受を搭載したキ
ャンドモータポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からキャンドモータポンプの軸受に
は、すべり軸受が使われてきている。しかしながらキャ
ンドモータポンプの運転中には、回転部品である軸スリ
ーブとスラスト板が固定側である軸受にそれぞれ接触し
合いながら回転するために、軸受等が摩耗するという欠
点があった。この欠点を克服するために、近年キャンド
モータポンプのロータを支承する軸受として、磁気軸受
が使われ始めた。
【0003】図8は従来の磁気軸受を搭載したキャンド
モータポンプの一般的な構造を示す断面図である。同図
に示すようにほぼ円筒容器状のポンプケーシング1には
吸込フランジ2と吐出しフランジ3とが設けられてお
り、吸込フランジ2には吸込口2aが形成され、吐出し
フランジ3には吐出し口3aが形成されている。ポンプ
ケーシング1内に羽根車5が収容されており、この羽根
車5は主軸6の自由端に固定され支持されている。ポン
プケーシング1は羽根車ブラケット7を介してモータフ
レーム10に接続されている。モータフレーム10は円
筒状のフレーム本体11とフレーム本体11の開口部を
閉塞するフレーム側板12とからなり、フレーム本体1
1の反羽根車側には中間カバー13及びエンドカバー1
4が固定されている。
【0004】またフレーム本体11の反羽根車側の内周
端とフレーム側板12の内周端にはステータキャン16
が溶接によって固着され、ステータ室Rsが形成されて
おり、ステータ室Rs内にラジアル磁気軸受のステータ
磁極21,22とラジアル変位センサ23,24とモー
タステータ25とが格納されている。そして、ステータ
磁極21,22、変位センサ23,24及びモータステ
ータ25には、相隣接する部材間に円筒状のディスタン
スピース27,28,29,30が配設されている。前
記ラジアル変位センサ23,24はステータ磁極21,
22に隣接して設けられ、該変位センサ23,24には
インダクタンスの変化を利用して回転体の変位を検出す
る誘導型センサが用いられている。
【0005】一方、主軸6には、ラジアル磁気軸受のス
テータ磁極21,22に対応する位置にラジアル磁気軸
受のロータ磁極31,32、ラジアル変位センサ23,
24に対応する位置にラジアル変位センサのターゲット
33,34、モータステータ25に対応する位置にモー
タロータ35がそれぞれ固定されている。
【0006】前記中間カバー13及びエンドカバー14
には、アキシャル磁気軸受のステータ磁極36及び37
が相対向して配設されている。そして、ステータ磁極3
6及び37間には、主軸6に固定されたディスク38が
配置されており、このディスク38に前記ステータ磁極
36,37にそれぞれ対向するようにアキシャル磁気軸
受のロータ磁極39,40が固定されている。
【0007】また、エンドカバー14には誘導型のアキ
シャル変位センサ41が配設されており、この変位セン
サ41に対向するように主軸6の軸端にアキシャル変位
センサのターゲット42が固定されている。
【0008】主軸6に取り付けられたディスク38は中
間カバー13とエンドカバー14で形成された空間内
で、ディスク38に取り付けられたアキシャル磁気軸受
のロータ磁極39,40及びそれぞれに対面して中間カ
バー13とエンドカバー14に取り付けられたアキシャ
ル磁気軸受のステータ磁極36,37とによりアキシャ
ル方向に接触することなく回転し、モータロータ35を
アキシャル方向に安定させ回転自在となるようにしてい
る。
【0009】また、羽根車側ブラケット7及び中間カバ
ー13には、ラジアル用タッチダウン軸受46及び47
がそれぞれ設けられている。中間カバー13及びエンド
カバー14には、アキシャル用タッチダウン軸受48及
び49がそれぞれ設けられている。
【0010】またラジアル変位センサ23,24やアキ
シャル変位センサ41には、電磁シールドを施したもの
も採用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気軸受を搭載したキャンドモータポンプにおいては、
ラジアル磁気軸受のステータ磁極及びキャンドモータの
ステータからの電磁ノイズや洩れ磁束によるノイズ、さ
らには、ステータキャンに発生する渦電流の影響によっ
て、ラジアル変位センサが正確なロータの位置を検出し
ないという問題があった。つまり、実際にはロータが軸
中心からほとんどずれていないにもかかわらず、ラジア
ル変位センサの検出したロータの位置が実際のロータの
位置よりも軸中心から大きくずれてしまっているように
検出してしまうという問題である。この結果、ラジアル
磁気軸受によるラジアル方向の制御において、ロータを
軸中心に支承させようとする吸引力を発生させるための
必要以上の過大な電流を消費してしまうという欠点があ
った。また、必要以上の過大な電流がラジアル磁気軸受
のステータ磁極のコイルに流れるため、このコイルを焼
損してしまうという欠点もあった。
【0012】このコイルの焼損を防止するためには、電
流が小さくても大きな吸引力を発生できるよう、ラジア
ル磁気軸受のステータ磁極及びコイルをさらに大きい物
にすれば、非接触の状態でロータを軸中心付近に支承し
得るが、大きくなり過ぎて全く実用的ではない。しか
も、ラジアル磁気軸受のステータ磁極及びキャンドモー
タのステータからの電磁ノイズや洩れ磁束によるノイ
ズ、さらには、ステータキャンに発生する渦電流の影響
によって、ラジアル変位センサが正確なロータの位置を
検出しないという問題は依然として解決されないままで
ある。
【0013】また、前記電磁シールドを施したラジアル
変位センサにおいても、ラジアル磁気軸受のステータ磁
極及びキャンドモータのステータからの電磁ノイズや洩
れ磁束によるノイズやステータキャンに発生する渦電流
の影響は少しは低減するが、依然として、これらの問題
を解決するには至らなかった。
【0014】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、ラジアル変位センサが、ラジアル磁気軸受のス
テータ磁極及びキャンドモータのステータからの電磁ノ
イズや洩れ磁束によるノイズ、さらには、ステータキャ
ンに発生する渦電流の影響を受けずに、正確なロータの
位置を検出でき、適正な電流の消費にとどめて、ラジア
ル磁気軸受のステータ磁極のコイルの温度を正常に保つ
ことにより、ロータを非接触に安定して支承できるキャ
ンドモータポンプを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、キャンドモータのロータとステータの両側
部に、ラジアル磁気軸受とラジアル変位センサとラジア
ル用タッチダウン軸受とをそれぞれ配置したキャンドモ
ータポンプにおいて、前記両ラジアル磁気軸受のステー
タ磁極をキャンドモータのステータと共にステータ室内
に格納すると共に、前記ラジアル変位センサを前記ステ
ータ室の両側に該ステータ室とは別に設けたラジアル軸
受フレーム内に格納し、且つ前記ラジアル変位センサを
格納したラジアル軸受フレームの内周端に固着するステ
ータキャンを前記ステータ室のステータキャンとは分離
したことを特徴とする。また本発明は、前記ラジアル変
位センサとして、該ラジアル変位センサの検出しようと
する磁界の方向と前記ラジアル磁気軸受のステータ磁極
の磁界の方向とが直交するような直交形変位センサを用
いたことを特徴とする。また本発明は、前記ラジアル変
位センサとラジアル磁気軸受との間に、絶縁材を介在せ
しめたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図7に基づいて詳細に説明する。なお以下の各実施形
態においてキャンドモータポンプ自体の基本的な構造
で、図8に示す従来例と同一又は相当部分には同一の符
号を付してその重複した説明を省略する。
【0017】図1は本発明の第一実施形態にかかるキャ
ンドモータポンプの構造を示す断面図である。同図に示
すようにこの実施形態においては、羽根車側のラジアル
軸受フレーム50を、モータフレーム10と羽根車ブラ
ケット7との間に配設している。このラジアル軸受フレ
ーム50は円筒状のフレーム本体52と開口部を閉塞す
るフレーム側板54とからなり、フレーム本体52の羽
根車側の内周端とフレーム側板54の内周端にはステー
タキャン56が溶接によって固着され、その内部にラジ
アル変位センサ23が格納されている。一方反羽根車側
のラジアル軸受フレーム51は、モータフレーム10と
中間カバー13との間に配設されている。このラジアル
軸受フレーム51は円筒状のフレーム本体53と開口部
を閉塞するフレーム側板55とからなり、フレーム本体
53の反羽根車側の内周端とフレーム側板55の内周端
にはステータキャン57が溶接によって固着され、その
内部にラジアル変位センサ24が格納されている。即ち
ラジアル磁気軸受のステータ磁極21,22をモータス
テータ25と共にステータ室Rs内に格納すると共に、
ラジアル変位センサ23,24を前記ステータ室Rsの
両側に該ステータ室Rsとは別に設けたラジアル軸受フ
レーム51内に格納している。
【0018】図2は本発明の第一実施形態におけるラジ
アル変位センサ23,24を示す図であり、同図(a)
は分解斜視図、同図(b)は斜視図である。同図に示す
ようにこのラジアル変位センサ23,24はリング状の
コア231にリング状にコイル233を取り付けて構成
されている。
【0019】上記構成において、モータフレーム10の
フレーム側板12,12a及びラジアル軸受フレーム5
0,51のフレーム側板54,55とで、ラジアル磁気
軸受のステータ磁極21,22及びモータステータ25
からの電磁ノイズや洩れ磁束による、ラジアル変位セン
サ23,24に与えるノイズの影響を、それぞれかなり
低減している。また、モータフレーム10のステータキ
ャン16とラジアル軸受フレーム50,51のステータ
キャン56,57がそれぞれ分離して配置されているた
め、ラジアル変位センサ23,24に与えるステータキ
ャン16に発生する渦電流の影響を、それぞれ低減して
いる。このため、かなり正確なロータの位置を検出で
き、適正な電流の消費にとどめて、ラジアル磁気軸受の
ステータ磁極21,22のコイルの温度をほぼ正常に保
つことができる。
【0020】図3は本発明の第二実施形態にかかるキャ
ンドモータポンプの構造を示す断面図である。図4は本
発明の第二実施形態におけるラジアル変位センサ23,
24を示す図であり、同図(a)は分解斜視図、同図
(b)は斜視図である。この実施形態において前記第一
実施形態と相違する点は、ラジアル変位センサ23,2
4の構造である。即ち図1,図2に示す第一実施形態に
おけるラジアル変位センサ23,24を直交形変位セン
サに置き換えた実施形態である。ラジアル磁気軸受のス
テータ磁極21,22のそれぞれの磁界の方向はラジア
ル方向であるのに対し、該直交形変位センサが検出しよ
うとする磁界の方向はアキシャル方向となる。このよう
に、磁界の方向を同一方向ではなく、直角方向になるよ
うに構成することによって、ラジアル磁気軸受のステー
タ磁極21,22及びモータステータ25からの電磁ノ
イズや洩れ磁束によるノイズが、ラジアル変位センサ2
3,24に入ってきにくくしている。これによって、図
1で説明した効果に加え、ラジアル磁気軸受のステータ
磁極21,22及びモータステータ25からの電磁ノイ
ズや洩れ磁束によるノイズの影響がさらに低減され、さ
らに確実な効果が得られる。
【0021】図5は本発明の第三実施形態にかかるキャ
ンドモータポンプの構造を示す断面図である。この実施
形態において前記図1に示す第一実施形態と相違する点
は、モータフレーム10のフレーム側板12と羽根車側
のラジアル軸受フレーム50のフレーム側板54、及び
モータフレーム10のフレーム側板12aと反羽根車側
のラジアル軸受フレーム51のフレーム側板55との間
に、それぞれ絶縁材58,59を入れた点にある。
【0022】このように絶縁材58,59を入れること
によって、モータフレーム10のフレーム側板12,1
2a及びラジアル軸受フレーム50,51のフレーム側
板54,55との接触面を通じて若干伝わる、ラジアル
磁気軸受のステータ磁極21,22及びモータステータ
25からの電磁ノイズや洩れ磁束による、ラジアル変位
センサ23,24に与えるノイズの影響を、それぞれほ
ぼ完全になくしている。また、モータフレーム10のフ
レーム側板12,12a及びラジアル軸受フレーム5
0,51のフレーム側板54,55との接触面を通じて
若干漏れる、ラジアル変位センサ23,24に与える、
モータフレーム10のステータキャン16からの渦電流
の影響もほぼ完全になくしている。従って、ラジアル変
位センサ23,24に影響を与える、ラジアル磁気軸受
のステータ磁極21,22及びモータステータ25から
の電磁ノイズや洩れ磁束によるノイズやモータフレーム
10のステータキャン16からの過電流を、それぞれほ
ぼ完全に遮断することができ、正確なロータの位置を検
出でき、適正な電流の消費にとどめて、ラジアル磁気軸
受のステータ磁極21,22のコイルの温度を正常に保
つことができる。
【0023】図6は本発明の第四実施形態にかかるキャ
ンドモータポンプの構造を示す断面図である。この実施
形態において前記図3に示す第二実施形態と相違する点
は、前記本発明の第三実施形態と同様に、モータフレー
ム10のフレーム側板12と羽根車側のラジアル軸受フ
レーム50のフレーム側板54、及びモータフレーム1
0のフレーム側板12aと反羽根車側のラジアル軸受フ
レーム51のフレーム側板55との間に、それぞれ絶縁
材58,59を入れた点である。
【0024】このように構成することによって、図3及
び図5において説明した効果と同様に、ラジアル変位セ
ンサ23,24が、ラジアル磁気軸受のステータ磁極2
1,22及びモータステータ25からの電磁ノイズや洩
れ磁束によるノイズの影響を全く受けずに、より正確な
ロータの位置を検出でき、適正な電流の消費にとどめ
て、ラジアル磁気軸受のステータ磁極21,22のコイ
ルの温度を正常に保つことができる。なおこの絶縁材5
8,59は別部品で構成する必要はなく、それぞれのフ
レーム側板12,12a,54,55の該当箇所に絶縁
材を溶射等でコーティングしても同様の効果がある。
【0025】図7は本発明の第五実施形態にかかるキャ
ンドモータポンプの構造を示す断面図である。この実施
形態において前記図8に示す従来のキャンドモータポン
プと相違する点は、ラジアル変位センサ23,24を直
交形変位センサ(図4に示すものと同じ構造のもの)に
置き換えた点である。ラジアル変位センサ23,24を
モータフレーム10と同一のステータ室Rs内に格納し
ても、前記第二実施形態で説明したようにラジアル変位
センサ23,24はその構造上、ラジアル磁気軸受のス
テータ磁極21,22及びモータステータ25からの電
磁ノイズや洩れ磁束によるノイズの影響をあまり受けず
に、ある程度正確なロータの位置を検出でき、実用的で
ある。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 ラジアル磁気軸受のステータ磁極をキャンドモータの
ステータと共にステータ室内に格納すると共に、前記ラ
ジアル変位センサを前記ステータ室の両側に該ステータ
室とは別に設けたラジアル軸受フレーム内に格納したの
で、ラジアル変位センサが、ラジアル磁気軸受のステー
タ磁極及びモータステータからの電磁ノイズや洩れ磁束
によるノイズの影響をほとんど受けず、且つモータフレ
ームのステータキャンに発生する渦電流の影響をほとん
ど受けずに、正確なロータの位置を検出でき、適正な電
流の消費にとどめて、ラジアル磁気軸受のステータ磁極
のコイルの温度を正常に保つことができ、ロータを非接
触に安定して支承できる。
【0027】ラジアル変位センサとして、該ラジアル
変位センサの検出しようとする磁界の方向と前記ラジア
ル磁気軸受のステータ磁極の磁界の方向とが直交するよ
うな直交形変位センサを用いたことによって、さらに確
実に正確なロータの位置を検出でき、適正な電流の消費
にとどめて、ラジアル磁気軸受のステータ磁極のコイル
の温度を正常に保つことができる。
【0028】ラジアル変位センサとラジアル磁気軸受
との間に、絶縁材を介在せしめることによって、上記
,の効果をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかるキャンドモータ
ポンプの構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第一実施形態におけるラジアル変位セ
ンサ23,24を示す図であり、同図(a)は分解斜視
図、同図(b)は斜視図である。
【図3】本発明の第二実施形態にかかるキャンドモータ
ポンプの構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第二実施形態におけるラジアル変位セ
ンサ23,24を示す図であり、同図(a)は分解斜視
図、同図(b)は斜視図である。
【図5】本発明の第三実施形態にかかるキャンドモータ
ポンプの構造を示す断面図である。
【図6】本発明の第四実施形態にかかるキャンドモータ
ポンプの構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第五実施形態にかかるキャンドモータ
ポンプの構造を示す断面図である。
【図8】従来の磁気軸受を搭載したキャンドモータポン
プの一般的な構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプケーシング 5 羽根車 6 主軸 10 モータフレーム 11 フレーム本体 12,12a フレーム側板 13 中間カバー 14 エンドカバー 16 ステータキャン 21,22 ステータ磁極 23,24 ラジアル変位センサ 25 モータステータ 27,28,29,30 ディスタンスピース 31,32 ロータ磁極 33,34 ターゲット 35 モータロータ 36,37 ステータ磁極 38 ディスク 39,40 ロータ磁極 41 変位センサ 42 ターゲット 46,47,48,49 タッチダウン軸受 50,51 ラジアル軸受フレーム 52,53 フレーム本体 54,55 フレーム側板 56,57 ステータキャン 58,59 絶縁材
フロントページの続き (72)発明者 檜垣 展宏 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株式会社荏原電産内 (56)参考文献 特開 平6−90545(JP,A) 特開 平1−116318(JP,A) 実開 平4−14815(JP,U) 特表2001−516849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 13/06 F04D 29/04 F16C 32/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャンドモータのロータとステータの両
    側部に、ラジアル磁気軸受とラジアル変位センサとラジ
    アル用タッチダウン軸受とをそれぞれ配置したキャンド
    モータポンプにおいて、 前記両ラジアル磁気軸受のステータ磁極をキャンドモー
    タのステータと共にステータ室内に格納すると共に、前
    記ラジアル変位センサを前記ステータ室の両側に該ステ
    ータ室とは別に設けたラジアル軸受フレーム内に格納
    、且つ前記ラジアル変位センサを格納したラジアル軸
    受フレームの内周端に固着するステータキャンを前記ス
    テータ室のステータキャンとは分離したことを特徴とす
    るキャンドモータポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ラジアル変位センサとして、該ラジ
    アル変位センサの検出しようとする磁界の方向と前記ラ
    ジアル磁気軸受のステータ磁極の磁界の方向とが直交す
    るような直交形変位センサを用いたことを特徴とする
    求項1に記載のキャンドモータポンプ。
  3. 【請求項3】 前記ラジアル変位センサとラジアル磁気
    軸受との間に、絶縁材を介在せしめたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のキャンドモータポンプ。
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