JPH0688590A - キャンドモータポンプ - Google Patents

キャンドモータポンプ

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JPH0688590A
JPH0688590A JP26290692A JP26290692A JPH0688590A JP H0688590 A JPH0688590 A JP H0688590A JP 26290692 A JP26290692 A JP 26290692A JP 26290692 A JP26290692 A JP 26290692A JP H0688590 A JPH0688590 A JP H0688590A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジアル磁気軸受の磁極、ラジアル変位セン
サ及びモータステータを循環液から離隔して保護すると
共に循環液の流路(隙間)を大きくすることなく循環液
を確実に流すことができるキャンドモータポンプを提供
する。 【構成】 キャンドモータのロータとステータの両側部
に、ラジアル磁気軸受とラジアル変位センサとラジアル
用タッチダウン軸受とをそれぞれ配置したキャンドモー
タポンプにおいて、羽根車側及び反羽根車側のラジアル
磁気軸受のステータ磁極21,22及びラジアル変位セ
ンサ23,24とを、キャンドモータのステータ25と
ともにステータ室RS 内に格納し、これらラジアル磁気
軸受のステータ磁極21,22、ラジアル変位センサ2
3,24及びキャンドモータのステータ25のいずれか
2つが隣接する箇所にディスタンスピース27,28,
29,30を介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャンドモータポンプに
係り、特にロータを支承する磁気軸受を搭載したキャン
ドモータポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からキャンドモータポンプの軸受に
は、すべり軸受が使われてきている。このすべり軸受の
材料には、通常は、回転側には金属、固定側にはカーボ
ンが使用されている。ポンプ等から発生するスラスト
は、その方向によりラジアルスラストとアキシャルスラ
ストとに分けられる。ラジアルスラストは軸受と軸スリ
ーブとで受け、アキシャルスラストは軸受とスラスト板
とで受けている。しかしながら、キャンドモータポンプ
の運転中には、回転部品である軸スリーブとスラスト板
が固定側である軸受にそれぞれ接触し合いながら回転す
るために、軸受等が摩耗するという欠点がある。また、
軸受の潤滑とキャンドモータの冷却を目的として、ポン
プ内を流れる液の一部をキャンドモータ部及び軸受部に
循環させているために、液中に軸受等の摩耗によって発
生した摩耗粉等が混じって、液の純度を下げるという欠
点がある。
【0003】これらの欠点を克服するために、近年キャ
ンドモータポンプの軸受に、能動型の磁気軸受が使われ
始めた。この方式は、ラジアル方向とアキシャル方向の
変位を検出する変位センサによって回転体の位置を検出
し、その変位量に応じて電磁石で回転体に磁気力を与え
て、回転体を非接触の状態に保持するものである。磁気
軸受を用いた場合には、非接触がゆえに、すべり軸受の
ような摩耗は起こらない。停電時や電気的なトラブルに
備えて、回転体がその自重で鉛直方向下方に落ちても、
磁気軸受や変位センサなどが他に接触するのを未然に防
ぐための、いわゆる、タッチダウン軸受を設けている。
この方式においても、キャンドモータと磁気軸受及び変
位センサの冷却のために、又、タッチダウン軸受の潤滑
のために、キャンドモータとラジアル磁気軸受及びラジ
アル変位センサのそれぞれの環状隙間部、及びアキシャ
ル磁気軸受とアキシャル変位センサのそれぞれの面状隙
間部には、ポンプ内を流れる液の一部を循環させてい
る。このため、キャンドモータや磁気軸受及び変位セン
サの接液面を、それらの機能を維持するために、腐食や
摩耗から確実に保護する必要がある。その方法として、
従来のキャンドモータポンプのモータ部分の保護に使わ
れている、いわゆる、キャンによる覆いがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キャンによる覆いは、それらをそれぞれ単独に覆ってい
るので、溶接箇所が多くなり、作業性が悪かったのに加
えて、腐食や摩耗に対しては最も弱いとされる溶接箇所
が多いため、腐食や摩耗に対しての不安が大きいという
欠点があった。また、キャンドモータと磁気軸受及び変
位センサの冷却のために、及び、タッチダウン軸受の潤
滑のために、それぞれの環状隙間部及び面状隙間部に流
す液は、その全量を反羽根車側から入れて、ポンプの吸
込口側へ一方向に流す方式が一般的であるが、この方式
では、各環状隙間部及び面状隙間部の圧力損失が大きく
なって、必要量を流すために環状隙間及び面状隙間を大
きくするなどの圧力損失を低減させる工夫が必要となっ
た。しかし、このように環状隙間及び面状隙間を大きく
することは、磁気軸受が発生する磁気力を低下させる
し、変位センサの感度をも低下させるという欠点があっ
た。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、ラジアル磁気軸受の磁極、ラジアル変位センサ及び
モータステータを循環液から離隔して保護すると共に循
環液の流路(隙間)を大きくすることなく循環液を確実
に流すことができるキャンドモータポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明のキャンドモータポンプは、キャンドモータ
のロータとステータの両側部に、ラジアル磁気軸受とラ
ジアル変位センサとラジアル用タッチダウン軸受とをそ
れぞれ配置したキャンドモータポンプにおいて、羽根車
側及び反羽根車側のラジアル磁気軸受のステータ磁極及
びラジアル変位センサとを、キャンドモータのステータ
とともにステータ室内に格納し、これらラジアル磁気軸
受のステータ磁極、ラジアル変位センサ及びキャンドモ
ータのステータのいずれか2つが隣接する箇所にディス
タンスピースを介装したことを特徴とするものである。
【0007】また本発明のキャンドモータポンプは、ア
キシャル磁気軸受とアキシャル用タッチダウン軸受とア
キシャル変位センサとを反羽根車側に配置し、反羽根車
側のラジアル変位センサのターゲットと反羽根車側のラ
ジアル用タッチダウン軸受との間の空間に高圧の液を導
入し、その液の流れを羽根車側と反羽根車側との2経路
へ分岐したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、ラジア
ル磁気軸受の磁極及びラジアル変位センサを、キャンド
モータのステータとともにそれぞれの間にディスタンス
ピースを設けてステータ室内に格納することにより、1
個のステータキャンの両端を溶接するのみで、ラジアル
磁気軸受の磁極及びラジアル変位センサ、そしてモータ
ステータとを、それらの冷却のために循環される液から
完全に保護することができ、しかも、これらの相互のア
キシャル方向の位置決めが簡便となった。また、キャン
ドモータと磁気軸受及び変位センサの冷却のため、及び
タッチダウン軸受の潤滑のために、循環する液を2経路
へ分岐させる構造とすることによって、各環状隙間部及
び各面状隙間部の圧力損失を低減でき、各環状隙間及び
各面状隙間を大きくする必要がなくなったために、磁気
軸受が発生する磁気力を低下させずに、かつ、変位セン
サの感度をも低下させることなく、キャンドモータと磁
気軸受及び変位センサの冷却のため、及び、タッチダウ
ンの軸受の潤滑のための液を、それぞれの環状隙間部及
び面状隙間部に確実に流すことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るキャンドモータポンプの
一実施例を添付図面を参照して説明する。図1に示され
るように略円筒容器状のポンプケーシング1には吸込フ
ランジ2と吐出フランジ3とが設けられており、吸込フ
ランジ2には吸込口2aが形成され吐出フランジ3には
吐出し口3aが形成されている。ポンプケーシング1内
には羽根車5が収容されており、この羽根車5は主軸6
の自由端に固定され支持されている。ポンプケーシング
1は羽根車側ブラケット7を介してモータフレーム10
に接続されている。モータフレーム10は円筒状のフレ
ーム本体11とフレーム本体11の開口部を閉塞するフ
レーム側板12とからなり、フレーム本体11の反羽根
車側には中間カバー13及びエンドカバー14が固定さ
れている。
【0010】また、フレーム本体11の反羽根車側の内
周端とフレーム側板12の内周端にはステータキャン1
6が溶接によって固着され、ステータ室Rsが形成され
ており、ステータ室Rs内にラジアル磁気軸受のステー
タ磁極21,22とラジアル変位センサ23,24とモ
ータステータ25とが格納されている。そして、磁極2
1,22、変位センサ23,24及びモータステータ2
5には、相隣接する部材間に円筒状のディスタンスピー
ス27,28,29,30が配設されている。
【0011】一方、主軸6には、ラジアル磁気軸受のス
テータ磁極21,22に対応する位置にラジアル磁気軸
受のロータ磁極31,32、ラジアル変位センサ23,
24に対応する位置にラジアル変位センサのターゲット
33,34、モータステータ25に対応する位置にモー
タロータ35がそれぞれ固定されている。
【0012】前記中間カバー13及びエンドカバー14
には、アキシャル磁気軸受のステータ磁極36及び37
が相対向して配設されている。そして、ステータ磁極3
6及び37間には、主軸6に固定されたディスク38が
配置されており、このディスク38に前記磁極36,3
7にそれぞれ対向するようにアキシャル磁気軸受のロー
タ磁極39,40が固定されている。
【0013】また、エンドカバー14にはアキシャル変
位センサ41が配設されており、この変位センサ41に
対向するように主軸6の軸端にアキシャル変位センサの
ターゲット42が固定されている。
【0014】ポンプケーシング1の吐出し口3aの近傍
とフレーム本体11の反羽根車側との間には配管43が
設置されており、ポンプより吐出された高圧の液は配管
43及びオリフィスaを介してロータ室Rr内に供給さ
れるようになっている。またエンドカバー14とポンプ
ケーシング1の吸込口2aの近傍との間には配管44が
設置されており、配管43より供給された高圧の液がア
キシャル磁気軸受を経由してオリフィスb及び配管44
を介して吸込口2aに戻るように構成されている。
【0015】また、羽根車側ブラケット7及び中間カバ
ー13には、ラジアル用タッチダウン軸受46及び47
がそれぞれ設けられている。中間カバー13及びエンド
カバー14には、アキシャル用タッチダウン軸受48及
び49がそれぞれ設けられている。
【0016】しかして、本実施例によれば、ラジアル磁
気軸受の磁極21,22及びラジアル変位センサ23,
24とをモータステータ25とともに、それぞれの間に
ディスタンスピース27,28,29及び30を設け
て、ステータ室RS 内に格納した。このため、1個のス
テータキャン16の両端を溶接するのみで、ラジアル磁
気軸受の磁極21,22及びラジアル変位センサ23,
24、そしてモータステータ25とを、それらの冷却の
ために循環される液から完全に保護することができ、し
かも、溶接箇所を少なくすることができる。また、各デ
ィスタンスピース27〜30を設けることによって、ラ
ジアル磁気軸受の磁極21,22及びラジアル変位セン
サ23,24、そしてモータステータ25のそれぞれの
アキシャル方向の位置決めが簡便となる。さらに、ポン
プの吐出し口3aの近傍から高圧側の配管43を経由し
て、反羽根車側のラジアル変位センサ24のターゲット
34と反羽根車側のラジアル用タッチダウン軸受47と
の空間に高圧の液を導入して、そこから羽根車側と反羽
根車側との2経路へ分岐する構造としたので、磁気軸受
が発生する磁気力を低下させずに、かつ、変位センサの
感度をも低下させることなく、キャンドモータと磁気軸
受及び変位センサの冷却のために、及びタッチダウン軸
受の潤滑のために、液をそれぞれの環状隙間部及び面状
隙間部に流すことができる。
【0017】ここで、ポンプの吐出し部から高圧側の配
管43を経由して、反羽根車側のラジアル変位センサ2
4のターゲット34と反羽根車側のラジアル用タッチダ
ウン軸受47との空間に高圧の液を導入して、そこから
羽根車側と反羽根車側との2経路へ分岐して流れること
を詳細に説明するために、各部の圧力の大小関係をみて
みる。P1はポンプの吐出し圧力であり、他のどの圧力
よりも高い。P7は、ポンプの吸込圧力であり、他のど
の圧力よりも低い。P2は、オリフィス部aの圧力損失
分だけ、P1より小さくなる。P3は、反羽根車側のラ
ジアル変位センサ及びラジアル磁気軸受の環状隙間部の
圧力損失のため、P2より小さい。P4は、モータロー
タ35部の圧力損失のため、P3より小さい。P5は、
羽根車側のラジアル変位センサ及びラジアル磁気軸受の
環状隙間部の圧力損失のため、P4より小さい。P6
は、羽根車側のラジアル用タッチダウン軸受46の圧力
損失のため、P5より小さい。P6は、羽根車5にバラ
ンスホール5aがあるため、P7にほぼ等しい。P8
は、反羽根車側のラジアル用タッチダウン軸受47の圧
力損失のため、P2より小さい。P9は、低圧側の配管
44でポンプの吸込部へ通じているが、オリフィス部b
の絞りのために、P7より若干高い。
【0018】以上述べた圧力関係から、P1>P2>P
3>P4>P5>P6>P7、及びP2>P8>P9>
P7となり、高圧の配管43を通ってきた液は、反羽根
車側のラジアル変位センサ24のターゲット34と反羽
根車側のラジアル用タッチダウン軸受47との間の空間
に入った後に、第1の経路である羽根車側と第2の経路
である反羽根車側との2経路へ分岐する。そのため、キ
ャンドモータと磁気軸受及び変位センサの冷却のため、
及びタッチダウン軸受の潤滑のための液は、第1の経路
では、キャンドモータとラジアル磁気軸受及びラジアル
変位センサの冷却のため、及び羽根車側のラジアル用タ
ッチダウン軸受の潤滑のために使われ、第2の経路で
は、アキシャル磁気軸受及びアキシャル変位センサの冷
却のため、及び反羽根車側のラジアル用タッチダウン軸
受の潤滑のために使われている。したがって、キャンド
モータと磁気軸受及び変位センサの冷却をするため、及
びタッチダウン軸受の潤滑をするために、その全量を反
羽根車側から入れて、ポンプの吸込口側へ一方向に流す
方式と比較して、その必要な全量を2経路へ分けて流せ
るために、一つの経路への量は減って、各環状隙間部及
び各面状隙間部の圧力損失はその量の2乗に比例して小
さくなるので、環状隙間及び面状隙間を大きくすること
なく、はるかに効率よく目的を達成することができる。
次に、アキシャルスラストをみてみる。第1の経路の圧
力関係から、モータロータ35とラジアル磁気軸受のロ
ータ磁極31,32及びラジアル変位センサのターゲッ
ト33,34、及び羽根車側のP6部分に作用するアキ
シャルスラストの総和をT1とする。T1は、羽根車の
方向に作用する。第2の経路では、アキシャル磁気軸受
のロータ磁極39,40とを含んだディスク38に作用
するアキシャルスラストをT2とする。T2は、反羽根
車側の方向に作用する。したがって、T2は、T1を相
殺するように作用するために、アキシャルスラストをも
軽減できるという利点をも兼ね備えている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1個のステータキャンの両端を溶接するのみで、ラジア
ル磁気軸受の磁極及びラジアル変位センサ、そしてモー
タステータとを、それらの冷却のために循環される液か
ら完全に保護することができ、しかも、これらの相互の
アキシャル方向の位置決めが簡便となった。
【0020】また本発明によれば、キャンドモータと磁
気軸受及び変位センサの冷却のため、及びタッチダウン
軸受の潤滑のために循環する液を、2経路へ分岐するこ
とによって、各環状隙間部及び各面状隙間部の圧力損失
を低減でき、各環状隙間及び各面状隙間を大きくする必
要がなくなったために、磁気軸受が発生する磁気力を低
下させずに、かつ、変位センサの感度をも低下させるこ
となく、キャンドモータと磁気軸受及び変位センサの冷
却のため、及びタッチダウン軸受の潤滑のための液を、
それぞれの環状隙間部及び各面状隙間部に確実に流すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るキャンドモータポンプの一
実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプケーシング 5 羽根車 6 主軸 10 モータフレーム 11 フレーム本体 12 フレーム側板 13 中間カバー 14 エンドカバー 16 ステータキャン 21,22 ステータ磁極 23,24 ラジアル変位センサ 25 モータステータ 27,28,29,30 ディスタンスピース 31,32 ロータ磁極 33,34 ターゲット 35 モータロータ 36,37 ステータ磁極 38 ディスク 39,40 ロータ磁極 41 変位センサ 42 ターゲット 43,44 配管 46,47,48,49 タッチダウン軸受

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャンドモータのロータとステータの両
    側部に、ラジアル磁気軸受とラジアル変位センサとラジ
    アル用タッチダウン軸受とをそれぞれ配置したキャンド
    モータポンプにおいて、羽根車側及び反羽根車側のラジ
    アル磁気軸受のステータ磁極及びラジアル変位センサと
    を、キャンドモータのステータとともにステータ室内に
    格納し、これらラジアル磁気軸受のステータ磁極、ラジ
    アル変位センサ及びキャンドモータのステータのいずれ
    か2つが隣接する箇所にディスタンスピースを介装した
    ことを特徴とするキャンドモータポンプ。
  2. 【請求項2】 アキシャル磁気軸受とアキシャル用タッ
    チダウン軸受とアキシャル変位センサとを反羽根車側に
    配置し、反羽根車側のラジアル変位センサのターゲット
    と反羽根車側のラジアル用タッチダウン軸受との間の空
    間に高圧の液を導入し、その液の流れを羽根車側と反羽
    根車側との2経路へ分岐したことを特徴とする請求項1
    記載のキャンドモータポンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7087801B2 (en) 1999-09-02 2006-08-08 Haldor Topsoe A/S Process for catalytic selective oxidation of a hydrocarbon substrate
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