JP3420097B2 - スクリュ式射出成形装置 - Google Patents

スクリュ式射出成形装置

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JP3420097B2 JP00874699A JP874699A JP3420097B2 JP 3420097 B2 JP3420097 B2 JP 3420097B2 JP 00874699 A JP00874699 A JP 00874699A JP 874699 A JP874699 A JP 874699A JP 3420097 B2 JP3420097 B2 JP 3420097B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出充填される樹
脂量にばらつきがなく超精密成形を実現できるスクリュ
式射出成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】精密成形ができる従来のスクリュ式射出
成形装置の一例について説明する。
【0003】図5に示すように、先端にシリンダヘッド
104が複数のボルト117等の固着手段によって着脱
自在に固着された加熱シリンダ101と、加熱シリンダ
101内に回転自在かつ軸方向へ進退自在に配設された
スクリュ102と、シリンダヘッド104の先端に配設
された射出ノズル105を備え、加熱シリンダ101お
よびシリンダヘッド104の外壁面にはバンドヒータ1
18等からなる加熱手段が配設されている。
【0004】シリンダヘッド104の筒状部104b内
には、トーピード107が軸方向へ摺動自在に配設され
ており、このトーピード107は、シリンダヘッド10
4に突設された支持部材109に枢軸109aを介して
枢着されたレバー110およびレバー110を矢印方向
および反矢印方向へ回動させるためのロッド115を有
する直動アクチュエータ111等からなるトーピード用
直線駆動手段116によって軸方向へ進退される。
【0005】トーピード107は、スクリュ102と同
径のスクリュヘッド103が周方向および軸方向へ摺動
自在に嵌挿された軸方向へ貫通する貫通孔107bと、
円錐状の先端面における貫通孔107bの開口部周縁を
とり囲む部位に突設されたシール部107cと、外壁面
に周方向へ互いに間隔をおいて形成された複数の軸方向
へ延在する外壁溝108aと、円錐状の後端面に形成さ
れた外壁溝108aに対応する複数の後端溝108bを
有する。
【0006】この従来のスクリュ式射出成形装置は、可
塑化工程時にはトーピード107が後退され、シール部
107cとシリンダヘッド104の円錐状の内壁面10
4aとが離間して間隙S0 が生じ、溶融樹脂がスクリュ
溝102a側から後端溝108bおよび外壁溝108a
を通してリザーバ106へ流れ計量が行なわれる。そし
て可塑化終了時にはトーピード107が前進され、シー
ル部107cが内壁面104aに当接されることによ
り、射出・保圧時における溶融樹脂の逆流が防止され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
トーピード用直線駆動手段116の作用力によってトー
ピード107のシール部107cをシリンダヘッド10
4の円錐状の内壁面104aに押し付けることにより、
リザーバ106内の溶融樹脂が外壁溝108aへ逆流す
るのを防止している。つまり、トーピード107のシー
ル部107cをシリンダヘッドの内壁面104aに押し
付ける力はトーピード用直線駆動手段116のみによっ
て与えられている。このため、前記押し付ける力が低い
場合、射出・保圧時におけるリザーバ106内の溶融樹
脂の圧力によりトーピード107が後退し、トーピード
107のシール部107cとシリンダヘッドの内壁面1
04aとの間に隙間が生じ、該隙間を通してトーピード
107の外壁溝108aへ溶融樹脂が逆流して射出ノズ
ル105を介して金型キャビティへ射出される溶融樹脂
量が変動するおそれがある。
【0008】また、スクリュ102の前後進退の移動量
は、成形条件によって大小に設定されるが、スクリュ溝
102aがトーピード107の貫通孔107bの後端溝
108bよりも後方に移動しないようなスクリュ102
の移動量で成形を行なう場合、前記スクリュ溝102a
は、常に貫通孔107b内で前後に移動する。この場合
には、前記スクリュ溝102a内の溶融樹脂は、後端溝
108bを通って外壁溝108aおよび隙間S0 を通っ
てリザーバ106内に移動することができない。すなわ
ち、スクリュ溝102a内の溶融樹脂は運転中に排出さ
れることがない。そうすると、該スクリュ溝102aの
溶融樹脂は、熱分解、熱劣化し、樹脂の変色や焼けなど
の不良を起すことになる。その結果、成形品の品質にば
らつきや不良が発生するという問題点があった。
【0009】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、射出・保圧時における
溶融樹脂の逆流を確実に防止することができるととも
に、溶融樹脂滞留部の少ないスクリュ式射出成形装置を
実現することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスクリュ式射出成形装置は、先端部にシリン
ダヘッドが着脱自在に固着された加熱シリンダと、前記
シリンダヘッドおよび前記加熱シリンダをそれぞれ加熱
するための加熱手段と、前記加熱シリンダ内に回転自在
および軸方向へ進退自在に配設されたスクリュと、前記
スクリュの先端部に一体的に設けられたスクリュ溝の最
前部の底面外径とほぼ同じ外径を有するスクリュヘッド
と、前記シリンダヘッド内に軸方向へ摺動自在に配設さ
れた先端面が円錐状のトーピードと、前記トーピードを
軸方向へ進退させるためのトーピード用直線駆動手段を
備えたスクリュ式射出成形装置であって、前記トーピー
ドは、前記スクリュヘッドが周方向および軸方向へ摺動
自在に嵌挿された後端側の大径部並びに先端側の小径部
からなるとともに両者の連通部における段差による受圧
部を有する軸方向へ貫通したリザーバと、前記円錐状の
先端面における前記小径部の開口部周縁をとり囲む部位
に設けられたシール部と、外壁面に周方向へ互いに間隔
をおいて形成された複数の軸方向へ延在する外壁溝を備
え、前記トーピードを後退させて前記シリンダヘッドの
円錐状の内壁面から前記シール部を離間させたときに前
記リザーバと前記スクリュの先端部における前記スクリ
ュ溝とが連通されるように構成されており、しかも、前
記トーピード用直線駆動手段による前記トーピードを前
進させて前記シリンダヘッドの円錐状の内壁面に前記シ
ール部を押し付ける押圧力に加えて、射出・保圧時に前
記受圧部にかかる溶融樹脂圧力に起因する前記シリンダ
ヘッドの円錐状の内壁面に前記シール部を押し付ける押
圧力がかかるように構成されていることを特徴とするも
のである。
【0011】また、外壁溝が、螺旋状に形成されている
ものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。
【0013】図1ないし図3に示すように、本実施の形
態によるスクリュ式射出成形装置は、先端にシリンダヘ
ッド4が複数のボルト17等の固着手段によって着脱自
在に固着された加熱シリンダ1と、シリンダヘッド4お
よび加熱シリンダ1をそれぞれ加熱するための加熱手段
である両者の外壁面に設けられたバンドヒータ18と、
加熱シリンダ1内に回転自在かつ軸方向へ移動自在に配
設されたスクリュ2と、シリンダヘッド4の先端に配設
された射出ノズル5と、シリンダヘッド4の筒状部4b
内に軸方向へ摺動自在に配設されたトーピード7とトー
ピード7を軸方向へ進退させるためのトーピード用直線
駆動手段16を備えている。
【0014】トーピード7は、スクリュヘッド3が周方
向および軸方向へ摺動自在に嵌挿された後端側の大径部
6a並びに先端側の小径部6bからなるとともに両者の
連通部における段差による受圧部7bを有する軸方向へ
貫通するリザーバ6と、円錐状の先端面における小径部
6bの開口部周縁をとり囲む部位に設けられたシール部
7cを有し、シール部7cをとり囲む外周側の部位に
は、シール部7cがシリンダヘッド4の円錐状の内壁面
4aに当接されたときに隙間が生じる流路形成面が設け
られている。また、トーピード7の外壁面には周方向へ
互いに間隔をおいて複数の軸方向へ延在する外壁溝8a
が形成されており、各外壁溝8aの先端側は前記流路形
成面7aに開放されているとともに後端側はトーピード
7の円錐状の後端面に設けられた後端溝8bによってス
クリュ2の先端部におけるスクリュ溝2aに連通されて
いる。ただし、前記流路形成面7aに開放されていると
ともに、後端側はトーピード7の円錐状の後端面に設け
られた後端溝8bによってスクリュ2の先端部における
スクリュ溝2aに連通されるということが満たされれ
ば、トーピード7の外壁面に形成される外壁溝は、直線
状に限らず螺旋状やその他如何なる形状のものであって
もよい。
【0015】さらに、トーピード7の外壁面の中の前記
外壁溝8aを避けた適宜部位に後述するトーピード用直
線駆動手段16のレバー10の一端側が挿入される係合
穴8cが形成されている。
【0016】ここで、トーピード用直線駆動手段16の
一例について説明する。
【0017】図1および図2に示すように、レバー10
は、シリンダヘッド4に突設された支持部材9に枢軸9
aを介して回動自在に枢着されたものであって、その一
端側がトーピード7の係合穴8c内に挿入されており、
他端側は加熱シリンダ1の外壁に固着されたブラケット
14にピン13を介して回動自在に枢着された直動アク
チュエータ11によって伸縮されるロッド15にピン1
2を介して連結されている。このため、直動アクチュエ
ータ11をロッド15を突き出す方向へ作動させると図
1に示す矢印方向へレバー10が回動してトーピード7
が後退し、逆にロッド15を引き込む方向へ作動させる
とレバー10が図2に示す矢印方向へ回動してトーピー
ド7が前進する。
【0018】なお、トーピード7の前進または後退によ
る移動距離は0.3mm〜2mm程度であるため、直動
アクチュエータ11のサイズは小さくてよい。
【0019】次に、動作について説明する。
【0020】可塑化工程時においては、図1に示すよう
に、直動アクチュエータ11をロッド15を突き出す方
向へ作動させてレバー10を矢印方向へ回動させること
によってトーピード7を後退させ、トーピード7の先端
面におけるシール部7cをシリンダヘッド4の円錐状の
内壁面4aから離間させることで、スクリュ溝2aとリ
ザーバ6とを後端溝8b、外壁溝8aおよび間隙Sを介
して連通させておき、スクリュ2を回転させる。
【0021】ついで、図示しないホッパから樹脂を投入
すると、投入された樹脂は、回転するスクリュ2によっ
て前方へ移送される間に混練・溶融されて順次後端溝8
b、外壁溝8a、間隙Sを通してリザーバ6に貯留され
て行き、リザーバ6に貯留された溶融樹脂の増加にとも
ない樹脂圧力によってスクリュ2が回転しつつ後退し、
リザーバ6に貯留された溶融樹脂が予め設定された所定
量に達したらスクリュ2が停止される。
【0022】このとき、スクリュ2が停止すると同時
に、直動アクチュエータ11をロッド15を引き込む方
向へ作動させてレバー10を矢印方向へ回動させること
でトーピード7を前進させ、トーピード7の先端面にお
けるシール部7cをシリンダヘッド4の円錐状の内壁面
4aに当接させる。つまり樹脂流路を閉鎖する。この結
果、可塑化工程終了と同時に、リザーバ6に貯留された
溶融樹脂の外壁溝8aおよびスクリュ溝2aに向かう流
路が閉鎖される。この場合、射出・保圧工程が開始され
るまでの間に、スクリュ溝2aからリザーバ6に向かっ
て溶融樹脂が流入することがないので、射出・保圧工程
開始直前のリザーバ6内の樹脂密度の安定性が維持され
る。
【0023】射出・保圧時においては、図2に示すよう
に、トーピード7の先端面におけるシール部7cとシリ
ンダヘッド4の円錐状の内壁面4aとが当接した状態
で、スクリュ2を前進させてリザーバ6に貯留された溶
融樹脂を射出ノズル5を介して図示しない型締された金
型のキャビティ内へ射出充填する。
【0024】この場合、リザーバ6内の溶融樹脂の圧力
を受圧部7bで受けてトーピード7を前進させる方向の
力が加えられるため、トーピード7のシール部7cをシ
リンダヘッド4の円錐状の内壁面4aに押し付ける押圧
力はトーピード用直線駆動手段16による作用力にこの
受圧部7bで受ける溶融樹脂の圧力による押圧力を加え
たものとなり、リザーバ6側からスクリュ2側への溶融
樹脂の逆流は確実に防止される。
【0025】次に、可塑化工程時において、トーピード
7の後端溝8bとスクリュ2の先端部におけるスクリュ
溝2aとの相対的位置が一定になるように可塑化する場
合の動作について説明する。
【0026】 図4の(a)は射出・保圧工程の完了
時における状態を示し、射出・保圧工程が完了すると、
まずレバー10を図4の(b)に示すように矢印方向へ
回動させてトーピード7を後退させることで、トーピー
ド7のシール部7cをシリンダヘッド4の円錐状の内壁
面4aから離間させて樹脂流路を開き、他方、スクリュ
2を所定の位置へ後退させておく。
【0027】 上記の工程ののち、可塑化工程に移
行するが、スクリュ2は図4の(c)に示すように、軸
方向には前記所定の位置に停止した状態で回転し、回転
するスクリュ2によって混練・溶融された溶融樹脂は順
次トーピード7の後端溝8b、外壁溝8aおよび間隙S
を通りリザーバ6に貯留される。リザーバ6に貯留され
た溶融樹脂の量が所定量に達したら、図4の(d)に示
すように、レバー10を矢印方向へ回動させることによ
ってトーピード7を前進させてそのシール部7cをシリ
ンダヘッド4の円錐状の内壁面4aに当接させたのち、
スクリュ2の回転を止める。
【0028】 次に、図4の(d)の状態で、スクリ
ュ2を前進させることによって、射出ノズル5を介して
図示しない型締された金型のキャビティ内へリザーバ6
に貯留された溶融樹脂を射出充填する。
【0029】この場合、リザーバ6内の溶融樹脂の圧力
を受圧部7bで受けてトーピード7を前進させる方向の
力が加えられるため、トーピード7のシール部7cをシ
リンダヘッド4の円錐状の内壁面4aに押し付ける押圧
力はトーピード用直線駆動手段16による作用力にこの
受圧部7bで受ける溶融樹脂の圧力による押圧力を加え
たものとなり、リザーバ6側からスクリュ2側への溶融
樹脂の逆流は確実に防止される。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
【0031】射出・保圧工程中におけるリザーバからス
クリュ溝へ向かう溶融樹脂の逆流が確実に防止できると
ともに、溶融樹脂の滞留部分が少なくなる。
【0032】また、可塑化工程時において、トーピード
の外壁面に形成された外壁溝のみを通してリザーバへ溶
融樹脂が薄い層となって流れるため、外壁溝を通過する
溶融樹脂の状態を緻密に制御することができ、ひいては
リザーバに貯留された溶融樹脂の状態が均一なものとな
る。
【0033】さらに、可塑化工程を終了した時点から、
射出・保圧工程が開始されるまでの間に、スクリュ溝か
らリザーバに向かって溶融樹脂が流入することがないの
で、射出・保圧工程開始直前のリザーバ内の樹脂密度が
安定化される。
【0034】これらの結果、成形品の品質が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態によるスクリュ式射出成形装置を
示し、可塑化工程時における主要部の模式部分断面図で
ある。
【図2】図1に示すスクリュ式射出成形装置の射出・保
圧工程時における主要部の模式部分断面図である。
【図3】本発明のスクリュ式射出成形装置におけるトー
ピードの一例を示す平面図である。
【図4】図1に示すスクリュ式射出成形装置において、
スクリュ溝とトーピードの後端溝との相対位置を変化さ
せないで可塑化工程を行なう場合の説明図である。
【図5】従来のスクリュ式射出成形装置の一例を示し、
可塑化工程時における主要部の一模式部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 加熱シリンダ 2 スクリュ 2a スクリュ溝 3 スクリュヘッド 4 シリンダヘッド 4a 円錐状の内壁面 4b 筒状部 4c ボルト用穴 5 射出ノズル 6 リザーバ 6a 大径部 6b 小径部 7 トーピード 7a 流路形成面 7b 受圧部 7c シール部 8a 外壁溝 8b 後端溝 8c 係合穴 9 支持部材 9a 枢軸 10 レバー 11 直動アクチュエータ 12 ピン 15 ロッド 16 トーピード用直線駆動手段 17 ボルト 18 バンドヒータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にシリンダヘッド(4)が着脱自
    在に固着された加熱シリンダ(1)と、前記シリンダヘ
    ッドおよび前記加熱シリンダをそれぞれ加熱するための
    加熱手段(18)と、前記加熱シリンダ内に回転自在お
    よび軸方向へ進退自在に配設されたスクリュ(2)と、
    前記スクリュの先端部に一体的に設けられたスクリュ溝
    (2a)の最前部の底面外径とほぼ同じ外径を有するス
    クリュヘッド(3)と、前記シリンダヘッド内に軸方向
    へ摺動自在に配設された先端面が円錐状のトーピード
    (7)と、前記トーピードを軸方向へ進退させるための
    トーピード用直線駆動手段(16)を備えたスクリュ式
    射出成形装置であって、 前記トーピードは、前記スクリュヘッドが周方向および
    軸方向へ摺動自在に嵌挿された後端側の大径部(6a)
    並びに先端側の小径部(6b)からなるとともに両者の
    連通部における段差による受圧部(7b)を有する軸方
    向へ貫通したリザーバ(6)と、前記円錐状の先端面に
    おける前記小径部の開口部周縁をとり囲む部位に設けら
    れたシール部(7c)と、外壁面に周方向へ互いに間隔
    をおいて形成された複数の軸方向へ延在する外壁溝(8
    a)を備え、前記トーピードを後退させて前記シリンダ
    ヘッドの円錐状の内壁面(4a)から前記シール部を離
    間させたときに前記リザーバと前記スクリュの先端部に
    おける前記スクリュ溝とが連通されるように構成されて
    おり、しかも、前記トーピード用直線駆動手段による前
    記トーピードを前進させて前記シリンダヘッドの円錐状
    の内壁面に前記シール部を押し付ける押圧力に加えて、
    射出・保圧時に前記受圧部にかかる溶融樹脂圧力に起因
    する前記シリンダヘッドの円錐状の内壁面に前記シール
    部を押し付ける押圧力がかかるように構成されているこ
    とを特徴とするスクリュ式射出成形装置。
  2. 【請求項2】 外壁溝が、螺旋状に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のスクリュ式射出成形装置。
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