JP3513689B2 - 金型装置及び射出成形方法 - Google Patents

金型装置及び射出成形方法

Info

Publication number
JP3513689B2
JP3513689B2 JP11324497A JP11324497A JP3513689B2 JP 3513689 B2 JP3513689 B2 JP 3513689B2 JP 11324497 A JP11324497 A JP 11324497A JP 11324497 A JP11324497 A JP 11324497A JP 3513689 B2 JP3513689 B2 JP 3513689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eject
mold
plate
resin passage
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11324497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10296801A (ja
Inventor
博 大矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Machine Techno Co Ltd
Original Assignee
Niigata Machine Techno Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Machine Techno Co Ltd filed Critical Niigata Machine Techno Co Ltd
Priority to JP11324497A priority Critical patent/JP3513689B2/ja
Publication of JPH10296801A publication Critical patent/JPH10296801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3513689B2 publication Critical patent/JP3513689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型締状態で成形キ
ャビティを画成する金型装置及びその金型装置を利用し
た射出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、先に図5と図6に示
すインラインスクリュータイプの射出成形機を開発した
(特開平7−108569号公報)。
【0003】これについて説明すると、マシンフレーム
1上には、金型装置2と射出装置3及び型締装置4が設
けられている。金型装置2は、金型(一の型)11を備
えた固定盤12と、金型(他の型)13を備えた可動盤
14とを主体とする。可動盤14は、固定盤12とエン
ドプレート15との間に架設された複数本のタイロッド
(図示せず)に摺動自在に支持されている。
【0004】金型11には、断面円形の樹脂通路11a
が形成され、また他の金型13には、樹脂通路11aと
同径の貫通孔13aが樹脂通路11aと同心状に形成さ
れている。樹脂通路11aは、射出装置3から射出され
た溶融樹脂を、両金型11、13によって画成された成
形キャビティCに湯道13bを介して送り込むものであ
り、金型11を直線状に貫通している。樹脂通路11a
と貫通孔13aの部分には、移動体17が進退自在に挿
入されている。移動体17の外径は樹脂通路11a及び
貫通孔13aの内径とほぼ同一とされており、溶融樹脂
が移動体17の外面と樹脂通路11a及び貫通孔13a
の内面との間の隙間を通って貫通孔13a側に流出しな
いようになっている。
【0005】金型13には、エジェクトピン18を有す
るエジェクト板19が図6で左右に移動自在に取り付け
られ、また可動盤14に取り付けられた油圧エジェクト
シリンダ20との間に、押圧ピン22を有する押圧板2
3がこれも左右に移動自在に設けられている。押圧ピン
22は、エジェクト板19の透孔19aを貫通してその
先端を貫通孔13aに挿入されている。
【0006】エジェクト板19は、エジェクトシリンダ
20のピストンロッド20aの伸長作動により押圧板2
3を介して押し動かされて型開状態の金型13の成形キ
ャビティCから成形品をエジェクトピン18で突き出す
ものであり、エジェクトシリンダ20のピストンロッド
20aが縮小移動すると、戻しばね(図示せず)により
後退させられて金型13の停止面13cに当接して停止
するようになっている。また、押圧板23は、エジェク
トシリンダ20のピストンロッド20aにより押し動か
されて押圧ピン22で移動体17を貫通孔13aから樹
脂通路11aに前進させるものである。
【0007】射出装置3は、ノズル25aを備えた加熱
筒25内にスクリュ26を回転及び進退自在に挿入し、
回転駆動装置(図示せず)でスクリュ26を回転させる
ことにより、ホッパ27から供給された樹脂材料を溶融
混練して図6でスクリュヘッド26aの左側に計量し、
その計量樹脂を射出駆動装置(図示せず)によるスクリ
ュ26の射出移動でノズル25aから金型11、13の
成形キャビティCに樹脂通路11aと湯道13bを介し
て射出する構造となっている。射出装置3は固定盤12
に対して図5と図6で左右に進退自在である。ノズル2
5aの内径は樹脂通路11aの内径と同一とされてい
る。加熱筒25とノズル25aにはヒータ(図示せず)
が周知のように巻装されている。
【0008】また、型締装置4は、可動盤14とエンド
プレート15との間に設けられたトグル機構28をエン
ドプレート15に設けられた油圧型締シリンダ29で作
動させて、可動盤14を図5で左右に移動させるように
なっている。
【0009】この従来の射出成形機においては、金型1
1、13を型締装置4で型締めし、エジェクトシリンダ
20のピストンロッド20aを縮小させた状態で、射出
装置3のノズル25aから溶融樹脂を成形キャビティC
に射出充填する。この際、それまで樹脂通路11aにあ
った移動体17は、樹脂圧力によって貫通孔13aに後
退する(図6参照)。
【0010】溶融樹脂の充填完了後、エジェクトシリン
ダ20を作動させて押圧板23をエジェクト板19の直
前まで前進させて押圧ピン22で移動体17を貫通孔1
3aから樹脂通路11aに押し動かし、樹脂通路11a
内の溶融樹脂をノズル25a内に押し戻す。成形キャビ
ティCの充填樹脂が適度に固化するのを待って型締装置
4で可動盤14を図5と図6で左に型開移動させ、エジ
ェクトシリンダ20を再度伸長作動させることにより、
ピストンロッド20aで押圧板23を介してエジェクト
板19を押し動かして成形品をエジェクトピン18で成
形キャビティCから突き出す。
【0011】型締装置4を作動させて金型11、13を
型締めし、エジェクトシリンダ20を縮小させて一成形
サイクルを終了する。この金型装置によれば、ノズル2
5aから成形キャビティCに至る湯道11a、13bの
不要成形物を低減することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エジェクトシ
リンダ20で押圧板23を移動させて移動体17を貫通
孔13aから樹脂通路11aに前進させる際、押圧板2
3がエジェクト板19に触れてこれを押すようなことが
あると、エジェクトピン18が成形キャビティCに突き
出て成形品の形状を損なうおそれがある。このため、押
圧板23をエジェクト板19の直前で正確に止めなけれ
ばならず、エジェクトシリンダ20の制御系が複雑にな
る問題がある。
【0013】また、押圧板23がエジェクト板19から
大きく離れた中途位置で止まるようにしてエジェクトシ
リンダ20の制御誤差を吸収するようにすると、その位
置からエジェクト板19を押して成形品をエジェクトピ
ン18で突き出すまでの突出ストロークが長くなり、そ
の分、エジェクトシリンダ20と金型13が大型化する
不満もある。しかもエジェクトシリンダ20に制御誤差
を生じると、移動体17の前進停止位置が変化するよう
になり、成形に悪影響が出ることが懸念される。
【0014】本発明は、押圧板の移動で移動体を貫通孔
から樹脂通路に前進させる際に、エジェクトピンが成形
キャビティに突き出すことがない金型装置及び射出成形
方法を提供することを目的とする。本発明の他の目的
は、エジェクトシリンダの制御が容易で、しかもエジェ
クトシリンダと金型を小型化することができる金型装置
及び射出成形方法を提供することである。本発明の別の
目的は、移動体を貫通孔から樹脂通路の所定位置に正確
に前進させることができる金型装置及び射出成形方法を
提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも1つの
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、射出装
置側の一の型に形成された樹脂通路とほぼ同径の貫通孔
が、上記一の型と成形キャビティを画成する他の型に上
記樹脂通路と同心状に形成され、上記樹脂通路と貫通孔
の部分に移動体が進退自在に挿入されるとともに、上記
他の型に付設されたエジェクト板と該エジェクト板を突
出移動させてエジェクトピンで成形品を成形キャビティ
から突き出すエジェクトシリンダとの間に、該エジェク
トシリンダで上記エジェクト板に当たって停止するまで
押し動かされて押圧ピンで上記移動体を貫通孔から樹脂
通路に前進させる押圧板が設けられた金型装置におい
て、上記エジェクト板に、型締状態の上記一の型に先端
を当接させてエジェクト板の突出移動を阻止するストッ
パを設けた構成とした。
【0016】上記の金型装置においては、ストッパが型
締状態の一の型に先端を当接させているので、エジェク
トシリンダで押圧板を動かして移動体を貫通孔から樹脂
通路に前進させるに際して押圧板がエジェクト板に触れ
てこれを押すことがあっても、エジェクトピンが成形キ
ャビティに突き出すことがない。したがって、押圧板を
エジェクト板の手前でエジェクト板に触れさせずに止め
る必要がない。
【0017】また、請求項2記載の発明は、上記の金型
装置を用いて射出成形する射出成形方法であって、型締
めされた一の型にストッパの先端を当接させた状態で溶
融樹脂を射出装置から成形キャビティに樹脂通路を通し
て射出充填する工程と、成形キャビティに溶融樹脂を充
填してから、エジェクトシリンダを作動させて押圧板を
該押圧板がエジェクト板に当たって停止するまで前進さ
せることにより、上記貫通孔内の移動体を樹脂通路の所
定位置まで前進させて樹脂通路内の溶融樹脂を射出装置
側に押し戻す工程と、一の型と他の型を型開きしてエジ
ェクトシリンダでエジェクト板を押圧板と一緒に突出移
動させ、成形品をエジェクトピンで成形キャビティから
突き出す工程とを具備した構成とした。
【0018】この射出成形方法にあっては、エジェクト
シリンダで押圧板を動かして移動体を貫通孔から樹脂通
路に前進させる場合に、ストッパとエジェクト板が押圧
板を所定位置に正確に停止させる。押圧ピンで移動体を
樹脂通路に前進させる場合におけるエジェクトシリンダ
の押圧力は、型締装置の型締力よりも小さくされる。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1ないし図4は本発明の実施の形態を示
す。エジェクト板19は、エジェクトピン18とは別に
ストッパ31を備える。ストッパ31は、エジェクトピ
ン18と平行にエジェクト板19に突設されて金型13
の挿通孔13dに挿通されている。
【0020】このストッパ31は次の二つの機能を有す
る。すなわち、その一つは、型締状態の金型11のパー
テング面Pに先端を当接させてエジェクト板19の図3
における右方への突出移動を阻止する機能である。また
他の一つは、金型11に対する金型13の型締移動時に
金型11に押されてエジェクト板19を後退させ、停止
面13cに当接させてエジェクト板19を成形位置につ
ける機能である。後者の機能は、図6の従来装置におい
ては前述のように戻しばねが担っている。この戻しばね
は本金型装置においては通常省く。
【0021】金型装置の他の構成と射出成形機全体の構
成は図5及び図6の従来装置と同一であるので、同一の
符号を付して詳しい説明は省略する。
【0022】次に、上記の構成とされた金型装置の作用
を説明する。図1は、金型11、13の型締完了状態を
示すもので、エジェクト板19はストッパ31の働きで
停止面13cに当接されて成形位置につき、また移動体
17は金型11の樹脂通路11aに前進させられたまま
の状態を保っている。
【0023】この状態でスクリュ26が図1で左方に前
進して溶融樹脂をノズル25aから射出する。樹脂通路
11aの移動体17は、射出樹脂の圧力により、押圧ピ
ン22を図1で左方に押して後退し、樹脂通路11aか
ら貫通孔13aに移動するので、射出樹脂は樹脂通路1
1aと湯道13bを通って成形キャビティCに充填され
る(図2参照)。
【0024】成形キャビティCへの溶融樹脂の充填完了
と同時、若しくは充填完了後所定の時間が経過してか
ら、エジェクトシリンダ20を作動させて押圧板23を
該押圧板23がエジェクト板19に当たって停止するま
で図2で右方に前進させる。これにより、移動体17は
押圧ピン22で押し動かされて樹脂通路11aに移動
し、樹脂通路11a内の溶融樹脂をノズル25aに押し
戻す(図3参照)。この際のエジェクトシリンダ20の
押圧力はスクリュ26の圧力よりも大きくされる。
【0025】上記において、ストッパ31とエジェクト
板19は、押圧板23を所定の位置に正確に位置決めす
るので、移動体17はいつも正確に樹脂通路11aの所
定位置に前進させられることになる。
【0026】成形キャビティCに充填された溶融樹脂が
適度に固化するのを待って可動盤14を図3で左方に型
開移動させる。この際、移動体17は樹脂通路11aに
残される。型開きが開始されてから適当な時機にエジェ
クトシリンダ20を再度作動させ、ピストンロッド20
aで押圧板23を介してエジェクト板19を突出移動さ
せて成形品Mを金型13から突き出す(図4参照)。図
4の符号mは湯道13bで成形された不要成形物であ
り、ゲート13eの部分で成形品Mから切り離される。
【0027】エジェクトシリンダ20でエジェクト板1
9を突出移動させる場合、押圧板23がエジェクト板1
9に密接していてエジェクト板19を直ちに遊びなく押
すので、成形品Mが所定のタイミングで円滑に突き出さ
れるようになり、また突出ストロークが小さくて済む。
したがって、エジェクトシリンダ20と金型13を小型
化することができる。
【0028】本発明において、エジェクト板19とエジ
ェクトピン18及び押圧板23と押圧ピン22の形状や
細部構造等は図のものに限らず任意であり、金型11、
13や成形品に合わせて種々変更することができる。ま
た、移動体17の前進停止位置と後退停止位置は、樹脂
通路11aや貫通孔13aの径や長さ等に対応して種々
変更される。
【0029】更に、押圧ピン22で移動体17を樹脂通
路11aに前進させる方式には種々あるが、代表的なも
のとして例えば次のようなものがある。 (1) スクリュ26の圧力を射出充填時の圧力よりも
低下(ゼロも含む)させ、そのスクリュ圧力よりも大き
いエジェクトシリンダ20の押圧力で移動体17を押し
て樹脂通路11aに移動させるとともにスクリュ26を
後退させる。 (2) スクリュ26の圧力を射出充填時の圧力に保っ
たまま、そのスクリュ圧力よりも大きいエジェクトシリ
ンダ20の押圧力で移動体17を押して樹脂通路11a
に前進させるとともにスクリュ26を後退させる。 (3) 図のように、湯道13bをこえて移動体17を
貫通孔13aに深く後退させる場合、スクリュ26を前
進位置に停止させたまま移動体17をエジェクトシリン
ダ20で前進させることにより、貫通孔13aの溶融樹
脂を成形キャビティCに圧入して充填を完了させ、その
後、スクリュ26の圧力をエジェクトシリンダ20の押
圧力に対して相対的に低下させて樹脂通路11a内の溶
融樹脂をノズル25a内に押し戻しスクリュ26を後退
させる。
【0030】本発明は、図示の射出成形機以外の射出成
形機、すなわち、射出装置にプランジャを用いたもの
や、可動盤を電動機でねじ機構を介して開閉移動させる
もの、或いは、電動式、油圧式、縦型のものなど、各種
の成形機に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストッパが型締状態の一の型に先端を当接させてエジェ
クト板の突出移動を阻止しているので、エジェクトシリ
ンダで移動体を貫通孔から樹脂通路に前進させる場合、
押圧板がエジェクト板に触れてこれを押すことがあって
も、エジェクトピンが成形キャビティに突き出して成形
中の成形品の形状を損なうことがない。したがって、押
圧板をエジェクト板の手前で停止させる必要がなく、そ
の分エジェクトシリンダの制御が容易になる。また、移
動体を樹脂通路に移動させた後におけるエジェクトピン
の突出ストロークが小さくてよく、それだけエジェクト
シリンダと他の型を小型化することができる。
【0032】エジェクトシリンダの作動で押圧板を該押
圧板がエジェクト板に当たって停止するまで前進させて
移動体を貫通孔から樹脂通路に前進させる構成としたの
、移動体が常に正確に所定位置に前進して停止するよ
うにな、成形を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る金型装置の実施の形態を示すも
ので、型締完了状態の断面図である。
【図2】 同じく、射出充填状態の断面図である。
【図3】 エジェクトシリンダで押圧板を動かして移動
体を樹脂通路に前進させた状態を示す断面図である。
【図4】 型開状態の断面図である。
【図5】 射出成形機の正面図である。
【図6】 従来の金型装置の断面図である。
【符号の説明】
2…金型装置 3…射出装置
11…金型(一の型) 11a…樹脂通路 13…金型(他の型)
13a…貫通孔 13b…湯道 17…移動体
18…エジェクトピン 19…エジェクト板 20…エジェクトシリンダ
22…押圧ピン 23…押圧板 25…加熱筒
25a…ノズル 26…スクリュ 31…ストッパ
C…成形キャビティ P…パーテング面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/00 - 33/76 B29C 39/26 - 39/36 B29C 41/38 - 41/44 B29C 43/36 - 43/42 B29C 43/50 B29C 45/26 - 45/44 B29C 45/64 - 45/68 B29C 45/73 B29C 49/48 - 49/56 B29C 49/70 B29C 51/31 - 51/40 B29C 51/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出装置側の一の型に形成された樹脂通
    路とほぼ同径の貫通孔が、上記一の型と成形キャビティ
    を画成する他の型に上記樹脂通路と同心状に形成され、
    上記樹脂通路と貫通孔の部分に移動体が進退自在に挿入
    されるとともに、上記他の型に付設されたエジェクト板
    と該エジェクト板を突出移動させてエジェクトピンで成
    形品を成形キャビティから突き出すエジェクトシリンダ
    との間に、該エジェクトシリンダで上記エジェクト板に
    当たって停止するまで押し動かされて押圧ピンで上記移
    動体を貫通孔から樹脂通路に前進させる押圧板が設けら
    れた金型装置において、 上記エジェクト板に、型締状態の上記一の型に先端を当
    接させてエジェクト板の突出移動を阻止するストッパが
    設けられたことを特徴とする金型装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の金型装置を用いて射出成
    形する射出成形方法であって、 型締めされた一の型にストッパの先端を当接させた状態
    で溶融樹脂を射出装置から成形キャビティに樹脂通路を
    通して射出充填する工程と、 成形キャビティに溶融樹脂を充填してから、エジェクト
    シリンダを作動させて押圧板を該押圧板がエジェクト板
    に当たって停止するまで前進させることにより、上記貫
    通孔内の移動体を樹脂通路の所定位置まで前進させて樹
    脂通路内の溶融樹脂を射出装置側に押し戻す工程と、 一の型と他の型を型開きしてエジェクトシリンダでエジ
    ェクト板を押圧板と一緒に突出移動させ、成形品をエジ
    ェクトピンで成形キャビティから突き出す工程とを具備
    したことを特徴とする射出成形方法。
JP11324497A 1997-04-30 1997-04-30 金型装置及び射出成形方法 Expired - Fee Related JP3513689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11324497A JP3513689B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 金型装置及び射出成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11324497A JP3513689B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 金型装置及び射出成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10296801A JPH10296801A (ja) 1998-11-10
JP3513689B2 true JP3513689B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=14607232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11324497A Expired - Fee Related JP3513689B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 金型装置及び射出成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3513689B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022158668A (ja) * 2021-04-02 2022-10-17 住友重機械工業株式会社 射出成形機の制御装置、射出成形機、射出成形システム及び、射出成形機の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10296801A (ja) 1998-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2780909B2 (ja) 局部加圧式射出成形機
JP2807619B2 (ja) 樹脂成形機
KR100872323B1 (ko) 성형방법 및 성형기
JP3513689B2 (ja) 金型装置及び射出成形方法
JP3427170B2 (ja) 射出成形機
JP3222830B2 (ja) ディスク成形装置のゲートカット装置及びゲートカット方法
JPH03193428A (ja) 射出成形用金型
CN115782104A (zh) 注射成型机
JP3403453B2 (ja) トグル式型締め機構をもつ射出成形機における射出圧縮成形方法
JP3163311B2 (ja) 射出成形機
JP2002137251A (ja) 射出成形機
JPS62103121A (ja) 射出成形機
JP3866965B2 (ja) 射出成形機
JP2612087B2 (ja) 射出成形機
JP3785000B2 (ja) 熱硬化性樹脂の射出成形方法及び金型ユニット
JP2515745Y2 (ja) 射出成形用金型
JPH07214618A (ja) 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置
JP2951305B2 (ja) 局部加圧式射出成形機
JP2915760B2 (ja) 局部加圧式の射出成形機
JP3258196B2 (ja) 射出成形機の制御装置
JP2934161B2 (ja) 樹脂成形方法および樹脂成形機
JP2941675B2 (ja) 射出成形機のエジェクタ制御方法
JPH0548167B2 (ja)
JP2709053B2 (ja) 成形品の飛散防止方法
JPH08318551A (ja) 射出成形機

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees