JP3419996B2 - シート状製品の折り畳み装置 - Google Patents

シート状製品の折り畳み装置

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JP3419996B2
JP3419996B2 JP15820596A JP15820596A JP3419996B2 JP 3419996 B2 JP3419996 B2 JP 3419996B2 JP 15820596 A JP15820596 A JP 15820596A JP 15820596 A JP15820596 A JP 15820596A JP 3419996 B2 JP3419996 B2 JP 3419996B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば清掃シート
や生理用ナプキン或いは紙おむつ等のシート状製品の両
端を互いに突き合わせる方向に折り曲げるシート状製品
の折り畳み装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、実開昭50−46338号公報には、圧紙綿、紙お
むつ、衛生パッド等のように柔軟な扁平積層製品の両端
を互いに突き合わせる方向に折り曲げるための自動折り
たたみ機が開示されている。
【0003】上記自動折りたたみ機によれば、両端が直
角に折り曲げられたコ字状の圧紙綿は、水平方向に移動
自在とされた平板によってその一方の折曲げ部が折り曲
げられた後、一対のコンベヤベルト間においてさらに他
方の折曲げ部も該平板によって折り曲げられるようにな
されている。
【0004】ところで、上記自動折りたたみ機において
は、圧紙綿の両端部を折り曲げる平板は、該圧紙綿の両
端部を折り曲げた後、該圧紙綿中からコンベヤの側方に
引き抜かれるようになっている。
【0005】このため、上記圧紙綿中から平板を引き抜
くときに、該圧紙綿が平板に引っかかり折角折り畳んだ
折部が開いてしまう虞れがある。
【0006】従って、本発明の目的は、折曲げ部が開か
ないようにきちんとシート状製品を折り畳むことのでき
るシート状製品の折り畳み装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シート状製品の両端を互いに突き合わせる方向に折り曲
げるシート状製品の折り畳み装置において、同一線上に
所定の間隔を隔てて設けられ、互いに逆向きに回転する
第1のベルト及び第2のベルトと、上記第1のベルトに
より搬送されてくる上記シート状製品の第1折曲げ位置
で該シート状製品を折り曲げて、垂直に走行する該第1
のベルトと上記第2のベルト間に該シート状製品を押し
込む一対の第1の折曲げ手段と、垂直に走行する上記第
1のベルトと上記第2のベルト間より下方に出た上記シ
ート状製品の第1折曲げ部を収納保持する折曲げ保持部
と、垂直に走行する上記第1のベルトと上記第2のベル
ト間より下方に出た上記シート状製品の第2折曲げ位置
で該シート状製品を折り曲げて、該第2のベルトと対向
配置される第3のベルトと該第2のベルト間に該シート
状製品を押し込む一対の第2の折曲げ手段とを備えてお
り、一対の上記第2の折曲げ手段は、垂直に走行する上
記第1のベルトと上記第2のベルト間を上記シート状製
品が通るときに、該シート状製品の搬送を邪魔しない切
欠部と、該第2のベルトと該第3のベルト間を該シート
状製品が押し込まれて行くときに、上記折曲げ保持部か
ら抜け出た上記第1折曲げ部に接触して該第1折曲げ部
が開かないようにする折曲げ押さえ部を有していること
を特徴とするシート状製品の折り畳み装置を提供するこ
とにより、上記の目的を達成したものである。
【0008】請求項2記載の発明は、上記第2の折曲げ
手段は、水平面内方向に連続して回転することを特徴と
する請求項1記載のシート状製品の折り畳み装置を提供
することにより、上記の目的を達成したものである。
【0009】請求項3記載の発明は、上記第2の折曲げ
手段は、水平面内方向に間欠的に回転することを特徴と
する請求項1記載のシート状製品の折り畳み装置を提供
することにより、上記の目的を達成したものである。
【0010】請求項4記載の発明は、上記第2の折曲げ
手段は、略円形状であることを特徴とする請求項1記載
のシート状製品の折り畳み装置を提供することにより、
上記の目的を達成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本実施形態のシート状製品の折り畳
み装置によって折り畳まれたシート状製品を示す斜視
図、図2は本実施形態のシート状製品の折り畳み装置に
よって折り畳まれたシート状製品を袋に収納した状態を
示す断面図、図3は二つ折りにしたシート状製品を袋に
収納した状態を示す断面図、図4は本実施形態のシート
状製品の折り畳み装置の斜視図、図5は本実施形態のシ
ート状製品の折り畳み装置の正面図、図6は本実施形態
のシート状製品の折り畳み装置の平面図、図7は本実施
形態のシート状製品の折り畳み装置によってシート状製
品を順次折り畳む状態を示す図である。
【0013】本実施形態のシート状製品の折り畳み装置
は、シート状製品の両端を互いに突き合わせる方向に折
り曲げる装置である。本実施形態の折り畳み装置によっ
て折り畳まれるシート状製品1は、掃除面側を紙とし、
該紙の上に吸収体及び液不透過性シートを順次積層した
3層構造とされ、例えば柄の付いたモップ状の掃除具等
に装着して使用される清掃シートである。そして、この
シート状製品1は、図1に示すように、その両端を互い
に突き合わせる方向に折り曲げ、それぞれの第1折曲げ
部1a及び第2折曲げ部1bが重なり合わないように折
り畳まれた、いわゆる観音開き状態とされる。
【0014】上記観音開き状態に折り畳まれたシート状
製品1は、図2に示すように、次工程において何枚かま
とめて積層されて袋2に収納される。このとき、シート
状製品1が二つ折りにされると、図3に示すように袋2
内で偏りが生じてしまうが、図1に示すように観音開き
状態に折り畳むと偏りが生じない。
【0015】而して、本実施形態のシート状製品の折り
畳み装置について詳述する。本実施形態の折り畳み装置
は、図4ないし図6に示すように、同一線上に所定の間
隔を隔てて設けられ、互いに逆向きに回転する第1のベ
ルト3及び第2のベルト4と、該第1のベルト3により
搬送されてくるシート状製品1の第1折曲げ位置で該シ
ート状製品1を折り曲げて、垂直に走行する該第1のベ
ルト3と該第2のベルト4間に該シート状製品1を押し
込む一対の第1の折曲げ手段5,5と、垂直に走行する
該第1のベルト3と該第2のベルト4間より下方に出た
該シート状製品1の第1折曲げ部を収納保持する折曲げ
保持部6と、垂直に走行する該第1のベルト3と該第2
のベルト4間より下方に出た該シート状製品1の第2折
曲げ位置で該シート状製品1を折り曲げて、該第2のベ
ルト4と対向配置される第3のベルト7と該第2のベル
ト4間に該シート状製品1を押し込む一対の第2の折曲
げ手段8,8とを備えている。
【0016】なお、図5及び図6では、装置構成を図面
上わかりやすくするために、上段を走行する第2のベル
ト4の上に設けられる受け板32を省略してある。
【0017】上記第1のベルト3は、図4に示すよう
に、シート状製品1を折り曲げる位置において、3つの
ガイドローラ9,10,11にガイドされることによ
り、略L字状に走行するようになされている。上段を走
行する第1のベルト3には、折り畳まれる前の状態のシ
ート状製品1が図4に示すように供給される。
【0018】上記第2のベルト4は、上記第1のベルト
3と同一線上に所定の間隔を隔てて設けられている。こ
の第2のベルト4は、図4に示すように、シート状製品
1を折り曲げる位置において、2つのガイドローラ1
2,13にガイドされることにより、垂直に走行するよ
うになされている。
【0019】なお、上段を走行する第2のベルト4の上
には、上記シート状製品1が第2のベルト4に移って行
った時に、摩擦を軽減するための受け板32が設けられ
ている。
【0020】上記第1のベルト3と上記第2のベルト4
は、互いに逆向きに回転するようになっている。すなわ
ち、第1のベルト3はその上段において図4中左方向に
走行し、これとは逆に第2のベルト4はその上段におい
て図4中右方向に走行するようになっている。このた
め、シート状製品1を折り曲げる位置においては、上記
第1のベルト3と上記第2のベルト4は同一方向に走行
する。
【0021】一対の上記第1の折曲げ手段5,5は、第
1のベルト3により搬送されてくるシート状製品1の第
1折曲げ位置M1 (図1参照)で該シート状製品1を折
り曲げて、垂直に走行する該第1のベルト3と該第2の
ベルト4間に該シート状製品1を押し込む役目をするも
のである。
【0022】これら第1の折曲げ手段5,5は、図4に
示すように、回転軸14,14を中心として回転可能と
なされた折曲げ部材15,15からなり、垂直に走行す
る第1のベルト3と第2のベルト4間に対向して配置さ
れている。
【0023】一対の上記折曲げ部材15,15は、両端
が円弧状とされた細長い板状体とされ、その中心部に取
り付けられる回転軸14,14により互いに逆向きに回
転するようになされている。そして、これら折曲げ部材
15,15は、図6に示すように、垂直に走行する第1
のベルト3と第2のベルト4間に入り込んで図4中矢印
で示す方向に回転するようになっている。このとき、上
記折曲げ部材15,15の先端は、図6に示すように、
シート状製品1を確実に折り畳むことができるように、
第1のベルト3及び第2のベルト4の幅方向略中央位置
に設けられるようになされている。
【0024】上記折曲げ保持部6は、垂直に走行する第
1のベルト3と第2のベルト4間より下方に出たシート
状製品1の第1折曲げ部1aを収納保持する役目をする
ものである。かかる折曲げ保持部6は、板状体をなす平
板として形成され、その下端縁にシート状製品1の第1
折曲げ部1aを収納するポケット16を有している。そ
して、この折曲げ保持部6は、支持軸17を支点として
間欠的に図4中矢印で示すように回動自在とされてい
る。
【0025】上記第2の折曲げ手段8,8は、垂直に走
行する第1のベルト3と第2のベルト4間より下方に出
たシート状製品1の第2折曲げ位置M2 で該シート状製
品1を折り曲げて、該第2のベルト4と対向配置される
第3のベルト7と該第2のベルト4間に該シート状製品
1を押し込む役目をするものである。
【0026】これら第2の折曲げ手段8,8は、図4及
び図5に示すように、下段を走行する第2のベルト4と
第3のベルト7間に対向する位置に設けられ、回動軸2
1,21を中心として互いに逆向きに回転するようにな
されている。上記第2の折曲げ手段8,8は、垂直に走
行する第1のベルト3と第2のベルト4間を上記シート
状製品1が通るときに、該シート状製品1の搬送を邪魔
しない一対の切欠部18,19と、該第2のベルト4と
該第3のベルト7間を該シート状製品1が押し込まれて
行くときに、上記折曲げ保持部6から抜け出た上記第1
折曲げ部1aに接触して該第1折曲げ部1aが開かない
ようにする折曲げ押さえ部20を有している。
【0027】上記折曲げ押さえ部20は、上記折曲げ保
持部6から抜け出た第1折曲げ部1aが開くのを防止す
る役目をする他、上記シート状製品1の第2折曲げ位置
2で該シート状製品1を折り曲げる役目をする。
【0028】本実施形態では、上記第2の折曲げ手段
8,8は、相対向する位置に平面略L字状に切り欠かれ
た一対の切欠部18,19を有した、略円形状をなす円
盤として形成されている。
【0029】上記第3のベルト7は、シート状製品1の
折り曲げる位置において、2つのガイドローラ22,2
3にガイドされることにより、下段を走行する第2のベ
ルト4と相対向して所定間隔を隔てて走行するようにな
されている。この第3のベルト7は、上記第2のベルト
4と共働して、両端を折り畳んだシート状製品1を次工
程に搬送する役目をする。
【0030】次に、上述のように構成されたシート状製
品の折り畳み装置の動作について説明する。初めに、図
4に示すように、上段を走行する第1のベルト3上に、
折り畳む前の状態のシート状製品1を供給する。する
と、シート状製品1は、第1のベルト3によって第1の
折曲げ手段5,5が設けられる位置へと搬送されて行
く。
【0031】そして、シート状製品1が第2のベルト4
の上に設けられる受け板32と第1のベルト3との間に
跨って設けられ、該シート状製品1の第1折曲げ位置M
1 が上記第1の折曲げ手段5,5と対向する位置に達す
ると、該第1の折曲げ手段5,5の折曲げ部材15,1
5が図4中矢印方向に回転して、該シート状製品1を上
記第1折曲げ位置M1 より折り曲げて行く。
【0032】すると、シート状製品1は、上記折曲げ部
材15,15によって第1折曲げ位置M1 より折り畳ま
れながら、図7(a)に示すように、垂直に走行する第
1のベルト3と第2のベルト4間に押し込まれて行く。
その結果、第1のベルト3と第2のベルト4間におい
て、図7(a)に示すように、第1折曲げ部1aが形成
される。
【0033】このとき、第2の折曲げ手段8,8は、図
7(a)に示すように、停止した状態にある。従って、
シート状製品1は、一対の上記第2の折曲げ手段8,8
の切欠部18,18間を通って、第1のベルト3と第2
のベルト4間より下方へと送られる。上記切欠部18,
18間を上記第1折曲げ部1aが通過する間は第2の折
曲げ手段8,8は停止した状態にあるから、該第2の折
曲げ手段8,8の折曲げ押さえ部20,20によって、
上記第1折曲げ部1aがガイドされ開かないようにされ
ている。
【0034】そして、上記第1のベルト3と第2のベル
ト4間より下方に出たシート状製品1の第1折曲げ部1
aは、図7(b)に示すように、次第に上記折曲げ保持
部6のポケット16へと収納されて行く。上記第1折曲
げ部1aが上記ポケット16に収納保持されることによ
って、該第1折曲げ部1aの開きが防止される。
【0035】そして、上記シート状製品1の第2折曲げ
位置M2 が上記第2の折曲げ手段8,8と対向する位置
に達すると、図7(c)に示すように、該第2の折曲げ
手段8,8が図4中矢印方向に回転して、該シート状製
品1を上記第2折曲げ位置M 2 より折り曲げて行く。こ
れと同期して、図7(a)及び(b)において停止して
いた上記折曲げ保持部6は、図7(c)中矢印で示すよ
うに、第2の折曲げ手段8,8に近接した方向に回動し
始める。
【0036】上記第2の折曲げ手段8,8が回転するこ
とにより、上記シート状製品1は、第2折曲げ位置M2
より折り畳まれながら、図7(d)に示すように、下段
を走行する第2のベルト4と第3のベルト7間に押し込
まれて行く。その結果、第2のベルト4と第3のベルト
7間において、図7(d)に示すように、第2折曲げ部
1bが形成される。
【0037】上記シート状製品1が第2折曲げ位置M2
より折り畳まれながら上記第2のベルト4と第3のベル
ト7間に押し込まれて行くと、上記第1折曲げ部1a
は、図7(d)に示すように、上記折曲げ保持部6のポ
ケット16より抜け出て行く。しかし、上記第1折曲げ
部1aは、図7(d)及び(e)に示すように、第2の
折曲げ手段8,8の折曲げ押さえ部20,20によって
押さえ込まれるため、不用意に開かないようになってい
る。
【0038】なお、第1折曲げ部1aがポケット16か
ら抜け出てある程度第2のベルト4と第3のベルト7間
に押し込まれて行ったときに、上記折曲げ保持部6は、
図7(e)中矢印で示す方向に回動し、図7(a)で示
す元の位置に戻る。
【0039】そして、両端が折り曲げられたシート状製
品1は、第2のベルト4及び第3のベルト7によって次
工程へと送られ、図2に示すように、幾つか纏めて積み
重ねられて袋詰めされる。
【0040】以上のように構成された本実施形態のシー
ト状製品の折り畳み装置によれば、一度折り曲げた第1
折曲げ部1aの戻りを防止しながらシート状製品1を折
り畳んでいるので、該第1折曲げ部1a及び第2折曲げ
部1bをきちんと折り畳むことができる。従って、本実
施形態の折り畳み装置によって折り畳んだシート状製品
1を積み重ねて図2に示すように袋詰めすれば、袋2内
で偏りが生じることはない。
【0041】以上、本発明を適用した具体的な実施形態
について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限
されることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
更が可能である。
【0042】例えば、上述の実施形態では、第2の折曲
げ手段8,8を水平面内方向に間欠的に回転させたが、
該第2の折曲げ手段8,8を水平面内方向に連続して回
転させてもよい。第2の折曲げ手段8,8を連続回転さ
せる場合には、シート状製品1を、垂直に走行する第1
のベルト3と第2のベルト4間に所定位置となるまで通
過させる必要があるため、該第2の折曲げ手段8に形成
される切欠部18の大きさを、図8に示すように大きく
とる必要がある。
【0043】また、上述の実施形態では、第2の折曲げ
手段8,8に切欠部18,19を2つ形成したが、1つ
であってもよい。または、2つ以上形成するようにして
も構わない。このとき、切欠部18を除く第2の折曲げ
手段8,8の円周部長さは、シート状製品1の長さの
0.5倍以上とするのが好ましい。0.5倍未満である
と、第2の折曲げ手段8,8により第2のベルト4と第
3のベルト7間にシート状製品1が押し込まれて行く時
に、上記第1折曲げ部1aに該第2の折曲げ手段8,8
の折曲げ押さえ部20,20が接触できず、該第1折曲
げ部1aが開いてしまう。
【0044】また、上述の実施形態では、第2の折曲げ
手段8,8を略円形状をなす円盤として形成したが、こ
れに制限されることはない。以下に、第2の折曲げ手段
の他の例を示す。例えば、図9(a)に示すように、複
数枚の羽根24を並べて円形状となすと共に、1箇所ま
たは2箇所に羽根24と羽根24の間隔を広げることに
より切欠部18,19を形成したものを、第2の折曲げ
手段としてもよい。
【0045】または、図9(b)に示すように、前記し
た円盤状をなす第2の折曲げ手段8の折曲げ押さえ部2
0の一部を切り取ったものを、第2の折曲げ手段として
もよい。
【0046】または、図9(c)に示すように、扇形状
のプレート25とアーム26を組み合わせて略円形状と
すると共に、1箇所または2箇所に切欠部18,19を
形成したものを、第2の折曲げ手段としてもよい。
【0047】または、図9(d)に示すように、複数本
の棒26を並べて略円形状となすと共に、1箇所または
2箇所に棒26と棒26の間隔を広げることにより切欠
部18,19を形成したものを、第2の折曲げ手段とし
てもよい。
【0048】または、図9(e)に示すように、一対の
ローラ27,28間に掛けた円環状のベルト29に、先
端が少し幅広とされた略L字状のアーム部材30を所定
間隔で複数設けたものを、第2の折曲げ手段としてもよ
い。かかる構成とした場合には、ベルト29が矢印方向
に回転すると、ローラ27部分に差し掛かったアーム部
材30とその隣のアーム部材30との間に隙間31が形
成され、その隙間31が切欠部18として機能する。
【0049】以上のように構成された図9に示すいずれ
の第2の折曲げ手段は、前述の実施形態の第2の折曲げ
手段8,8と同様の機能を果たし、本発明の目的を達成
できるものである。
【0050】また、上述の実施形態では、シート状製品
1として清掃シートを用いたが、生理用ナプキンまたは
紙おむつ等も、本実施形態の折り畳み装置によって折り
畳むことができる。
【0051】また、上述の実施形態では、シート状製品
1を観音開き状態に折り畳んだが、本実施形態の折り畳
み装置によれば、三つ折り状態に畳むこともできる。シ
ート状製品1を三つ折り状態に折り畳むには、第1の折
曲げ手段5,5及び第2の折曲げ手段8,8の回転タイ
ミングを変えるだけで簡単にできる。
【0052】また、上述の実施形態では、第1の折曲げ
手段5,5としてプロペラ状のものを使用したが、第2
の折曲げ手段8,8と同じように切欠部を有した円盤状
のものを、第1の折曲げ手段5,5として用いることも
できる。
【0053】また、上述の実施形態において、第1のベ
ルト3によってシート状製品1を正確に搬送するため
に、図10及び図11に示すように、上段を走行する第
1のベルト3の上に第4のベルト33を設けるようにし
てもよい。
【0054】上記第4のベルト33は、ガイドローラ3
4,35にガイドされて、上段を走行する第1のベルト
3と所定間隔を隔てて相対向するようにして、該第1の
ベルト3上に配置されている。下段を走行する第4のベ
ルト33は、上段を走行する第1のベルト3上に載せら
れるシート状製品1を該第1のベルト3とによって挟み
込んで、該シート状製品1を折曲げ位置へと搬送するよ
うになっている。このため、上記シート状製品1の正確
な搬送が実現される。
【0055】また、第1のベルト3と第2のベルト4を
それぞれ図12に示すように分離するようにしてもよ
い。すなわち、第1のベルト3を、折り畳む前のシート
状製品1を折曲げ位置へと搬送するベルト3aと、第1
折曲げ部1aを折り曲げたシート状製品1を第2の折曲
げ手段8,8へと搬送させるベルト3bとに分離する。
【0056】また、第2のベルト4を、第1折曲げ部1
aを折り曲げたシート状製品1を第2の折曲げ手段8,
8へと搬送させるベルト4aと、第2の折曲げ手段8,
8によって第2折曲げ部1bが折り曲げられたシート状
製品1を次工程に搬送させるベルト4bとに分離する。
【0057】このように、第1のベルト3及び第2のベ
ルト4をそれぞれ図12に示すように分離すれば、各ベ
ルト3a,3b,4a,4bの速度をそれぞれ変更する
ことができる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、折曲げ部が開かないようにきちんとシート
状製品を折り畳むことのできるシート状製品の折り畳み
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシート状製品の折り畳み装置によ
って折り畳まれたシート状製品を示す斜視図である。
【図2】本実施形態のシート状製品の折り畳み装置によ
って折り畳まれたシート状製品を袋に収納した状態を示
す断面図である。
【図3】二つ折りにしたシート状製品を袋に収納した状
態を示す断面図である。
【図4】本実施形態のシート状製品の折り畳み装置の斜
視図である。
【図5】本実施形態のシート状製品の折り畳み装置の正
面図である。
【図6】本実施形態のシート状製品の折り畳み装置の平
面図である。
【図7】本実施形態のシート状製品の折り畳み装置によ
ってシート状製品を順次折り畳む状態を示す図である。
【図8】連続回転させる場合の第2の折曲げ手段の平面
図である。
【図9】第2の折曲げ手段の他の例を示す平面図であ
る。
【図10】第1のベルトの上に第4のベルトを配置した
本実施形態のシート状製品の折り畳み装置の他の例を示
す斜視図である。
【図11】図10に示すシート状製品の折り畳み装置の
側面図である。
【図12】第1のベルト及び第2のベルトをそれぞれ分
離した例を示す本実施形態のシート状製品の折り畳み装
置の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シート状製品 3 第1のベルト 4 第2のベルト 5 第1の折曲げ手段 6 折曲げ保持部 7 第3のベルト 8 第2の折曲げ手段 18,19 切欠部 20 折曲げ押さえ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 45/04 A41B 13/02 A61F 5/44 A61F 13/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状製品の両端を互いに突き合わせ
    る方向に折り曲げるシート状製品の折り畳み装置におい
    て、 同一線上に所定の間隔を隔てて設けられ、互いに逆向き
    に回転する第1のベルト及び第2のベルトと、 上記第1のベルトにより搬送されてくる上記シート状製
    品の第1折曲げ位置で該シート状製品を折り曲げて、垂
    直に走行する該第1のベルトと上記第2のベルト間に該
    シート状製品を押し込む一対の第1の折曲げ手段と、 垂直に走行する上記第1のベルトと上記第2のベルト間
    より下方に出た上記シート状製品の第1折曲げ部を収納
    保持する折曲げ保持部と、 垂直に走行する上記第1のベルトと上記第2のベルト間
    より下方に出た上記シート状製品の第2折曲げ位置で該
    シート状製品を折り曲げて、該第2のベルトと対向配置
    される第3のベルトと該第2のベルト間に該シート状製
    品を押し込む一対の第2の折曲げ手段とを備えており、 一対の上記第2の折曲げ手段は、垂直に走行する上記第
    1のベルトと上記第2のベルト間を上記シート状製品が
    通るときに、該シート状製品の搬送を邪魔しない切欠部
    と、該第2のベルトと該第3のベルト間を該シート状製
    品が押し込まれて行くときに、上記折曲げ保持部から抜
    け出た上記第1折曲げ部に接触して該第1折曲げ部が開
    かないようにする折曲げ押さえ部を有していることを特
    徴とするシート状製品の折り畳み装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の折曲げ手段は、水平面内方向
    に連続して回転することを特徴とする請求項1記載のシ
    ート状製品の折り畳み装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の折曲げ手段は、水平面内方向
    に間欠的に回転することを特徴とする請求項1記載のシ
    ート状製品の折り畳み装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の折曲げ手段は、略円形状であ
    ることを特徴とする請求項1記載のシート状製品の折り
    畳み装置。
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