JPH0840594A - シート材の搬送装置 - Google Patents
シート材の搬送装置Info
- Publication number
- JPH0840594A JPH0840594A JP17886794A JP17886794A JPH0840594A JP H0840594 A JPH0840594 A JP H0840594A JP 17886794 A JP17886794 A JP 17886794A JP 17886794 A JP17886794 A JP 17886794A JP H0840594 A JPH0840594 A JP H0840594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- conveyor
- conveyor belt
- belt
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート材が搬送途中で他の装置と接触するこ
とがなく、高速で搬送することができるシート材の搬送
装置を提供することにある。 【構成】 本発明に係るシート材の搬送装置は、シート
材１の搬送方向と平行な両端部５をそれぞれ挟持する、
上下に対を成す搬送ベルトコンベア２、３、この上下に
対を成す搬送ベルトコンベア２、３の下方の搬送ベルト
コンベア３が、該搬送ベルトコンベア２の長手方向の外
側を回動軸４として下向きに回動自在な搬送ベルトコン
ベアであることを特徴とする。
とがなく、高速で搬送することができるシート材の搬送
装置を提供することにある。 【構成】 本発明に係るシート材の搬送装置は、シート
材１の搬送方向と平行な両端部５をそれぞれ挟持する、
上下に対を成す搬送ベルトコンベア２、３、この上下に
対を成す搬送ベルトコンベア２、３の下方の搬送ベルト
コンベア３が、該搬送ベルトコンベア２の長手方向の外
側を回動軸４として下向きに回動自在な搬送ベルトコン
ベアであることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトコンベア等でプ
リプレグ等のシート材を挟持して、ベルトコンベアの移
動に準じてシート材を搬送するシート材の搬送装置に関
するものである。
リプレグ等のシート材を挟持して、ベルトコンベアの移
動に準じてシート材を搬送するシート材の搬送装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリプレグ等のシート材を、搬送
する搬送装置としては、例えば、図５に示すような搬送
装置がある。この搬送装置は、搬出コンベア８で搬送さ
れた枚葉状のシート材１を、搬送時の慣性を利用して搬
出コンベア８より繰り出して積載装置９に落とし込む機
構になっているため、シート材１の厚みが薄くなると、
積載装置９のストッパー１０にシート材１が衝突する時
に、シート材１の端部が折れたり、搬送方向の寸法が長
いシート材１では、搬出コンベア８より積載装置９に落
とし込む途中で撓んでしまい、連続してシート材１を搬
送することができないことがあった。また、他の搬送装
置としては、図６に示す如く、搬出コンベア８で搬送さ
れた枚葉状のシート材１の先端が搬出コンベア８より突
出したのをセンサ１１で検知して、チャック１２でシー
ト材１の端部を挟持して、チャック１２でシート材１を
挟持したまま移動を行い、シート材１を引きずりながら
積載装置９上にシート材１を搬送する。そして、積載装
置９上でチャック１２からシート材１を釈放して、シー
ト材１を積載する搬送装置がある。ところが、この搬送
装置では、シート材１の一端をチャック１２で挟持して
シート材１の他端を引きずりながら積載装置９上に搬送
するので、シート材１に静電気が生じて、積載装置９上
でシート材１どうしが密着し、位置決めが困難になった
り、シート材１を搬送する途中で積載装置９等に接触し
て粉塵をまき散らす問題があった。また、チャック１２
がシート材１を搬送するたびに、往復移動をする必要が
あり、高速化を図ることが難しかった。
する搬送装置としては、例えば、図５に示すような搬送
装置がある。この搬送装置は、搬出コンベア８で搬送さ
れた枚葉状のシート材１を、搬送時の慣性を利用して搬
出コンベア８より繰り出して積載装置９に落とし込む機
構になっているため、シート材１の厚みが薄くなると、
積載装置９のストッパー１０にシート材１が衝突する時
に、シート材１の端部が折れたり、搬送方向の寸法が長
いシート材１では、搬出コンベア８より積載装置９に落
とし込む途中で撓んでしまい、連続してシート材１を搬
送することができないことがあった。また、他の搬送装
置としては、図６に示す如く、搬出コンベア８で搬送さ
れた枚葉状のシート材１の先端が搬出コンベア８より突
出したのをセンサ１１で検知して、チャック１２でシー
ト材１の端部を挟持して、チャック１２でシート材１を
挟持したまま移動を行い、シート材１を引きずりながら
積載装置９上にシート材１を搬送する。そして、積載装
置９上でチャック１２からシート材１を釈放して、シー
ト材１を積載する搬送装置がある。ところが、この搬送
装置では、シート材１の一端をチャック１２で挟持して
シート材１の他端を引きずりながら積載装置９上に搬送
するので、シート材１に静電気が生じて、積載装置９上
でシート材１どうしが密着し、位置決めが困難になった
り、シート材１を搬送する途中で積載装置９等に接触し
て粉塵をまき散らす問題があった。また、チャック１２
がシート材１を搬送するたびに、往復移動をする必要が
あり、高速化を図ることが難しかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の事実に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、シー
ト材が搬送途中で他の装置と接触することがなく、高速
で搬送することができるシート材の搬送装置を提供する
ことにある。
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、シー
ト材が搬送途中で他の装置と接触することがなく、高速
で搬送することができるシート材の搬送装置を提供する
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
シート材の搬送装置は、シート材１の搬送方向と平行な
両端部５をそれぞれ挟持する、上下に対を成す搬送ベル
トコンベア２、３、この上下に対を成す搬送ベルトコン
ベア２、３の下方の搬送ベルトコンベア３が、該搬送ベ
ルトコンベア２の長手方向の外側を回動軸４として下向
きに回動自在な搬送ベルトコンベアであることを特徴と
する。
シート材の搬送装置は、シート材１の搬送方向と平行な
両端部５をそれぞれ挟持する、上下に対を成す搬送ベル
トコンベア２、３、この上下に対を成す搬送ベルトコン
ベア２、３の下方の搬送ベルトコンベア３が、該搬送ベ
ルトコンベア２の長手方向の外側を回動軸４として下向
きに回動自在な搬送ベルトコンベアであることを特徴と
する。
【０００５】また、本発明の請求項２に係るシート材の
搬送装置は、シート材１の搬送方向と平行な両端部５を
上面より押圧する搬送ベルトコンベア２と、この搬送ベ
ルトコンベア２の搬送ベルト面６を下方より押圧しなが
ら、搬送ベルトコンベア２の移動に同調して移動するク
ランプ７であって、かつ、このクランプ７が該搬送ベル
トコンベア２の長手方向の外側を回動軸４として下向き
に回動自在であることを特徴とする。
搬送装置は、シート材１の搬送方向と平行な両端部５を
上面より押圧する搬送ベルトコンベア２と、この搬送ベ
ルトコンベア２の搬送ベルト面６を下方より押圧しなが
ら、搬送ベルトコンベア２の移動に同調して移動するク
ランプ７であって、かつ、このクランプ７が該搬送ベル
トコンベア２の長手方向の外側を回動軸４として下向き
に回動自在であることを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の請求項１に係るシート材の搬送装置に
よると、該搬送装置を構成する上下に対を成す搬送ベル
トコンベアがシート材の搬送方向と平行な両端部をそれ
ぞれ挟持するので、上記シート材を他の装置に接触する
ことなく搬送することができる。また、この上下に対を
成す搬送ベルトコンベアの少なくとも下方の搬送ベルト
コンベアが該搬送ベルトコンベアの長手方向の外側を回
動軸として下向きに回動自在な搬送ベルトコンベアであ
るので、搬送ベルトコンベアで挟持したシート材を所望
の位置まで搬送し、下方の搬送ベルトコンベアを回動し
て、挟持したシート材を釈放することができる。
よると、該搬送装置を構成する上下に対を成す搬送ベル
トコンベアがシート材の搬送方向と平行な両端部をそれ
ぞれ挟持するので、上記シート材を他の装置に接触する
ことなく搬送することができる。また、この上下に対を
成す搬送ベルトコンベアの少なくとも下方の搬送ベルト
コンベアが該搬送ベルトコンベアの長手方向の外側を回
動軸として下向きに回動自在な搬送ベルトコンベアであ
るので、搬送ベルトコンベアで挟持したシート材を所望
の位置まで搬送し、下方の搬送ベルトコンベアを回動し
て、挟持したシート材を釈放することができる。
【０００７】また、本発明の請求項２に係るシート材の
搬送装置によると、該搬送装置を構成するシート材の搬
送方向と平行な両端部を上面より押圧する搬送ベルトコ
ンベアと、この搬送ベルトコンベアの搬送ベルト面を下
方より押圧しながら、搬送ベルトコンベアの移動に同調
して移動するクランプであって、かつ、このクランプが
該搬送ベルトコンベアの長手方向の外側を回動軸として
下向きに回動自在であるので、シート材を搬送ベルトコ
ンベアとクランプで挟持することができ、搬送ベルトコ
ンベアの動きに従って所望の位置まで搬送し、クランプ
を開いて挟持したシート材を釈放することができる。
搬送装置によると、該搬送装置を構成するシート材の搬
送方向と平行な両端部を上面より押圧する搬送ベルトコ
ンベアと、この搬送ベルトコンベアの搬送ベルト面を下
方より押圧しながら、搬送ベルトコンベアの移動に同調
して移動するクランプであって、かつ、このクランプが
該搬送ベルトコンベアの長手方向の外側を回動軸として
下向きに回動自在であるので、シート材を搬送ベルトコ
ンベアとクランプで挟持することができ、搬送ベルトコ
ンベアの動きに従って所望の位置まで搬送し、クランプ
を開いて挟持したシート材を釈放することができる。
【０００８】以下、本発明を添付した図面に沿って一実
施例について詳細に説明する。なお、本発明はこれら実
施例に限定されるものではない。
施例について詳細に説明する。なお、本発明はこれら実
施例に限定されるものではない。
【０００９】
実施例１ 図１は本発明の一実施例を示すシート材の搬送装置の斜
視図、図２は図１のシート材の搬送装置がシート材を挟
持した正面図、さらに、図３は、図２のシート材の搬送
装置がシート材を釈放した正面図である。
視図、図２は図１のシート材の搬送装置がシート材を挟
持した正面図、さらに、図３は、図２のシート材の搬送
装置がシート材を釈放した正面図である。
【００１０】本発明のシート材の搬送装置は、図１に示
す如く、上下に対を成し、シート材１を挟持する搬送ベ
ルトコンベア２、３と、この対を成す搬送ベルトコンベ
ア２、３の下方の搬送ベルトコンベア３を回動自在にす
る開閉ユニット１３から構成される。
す如く、上下に対を成し、シート材１を挟持する搬送ベ
ルトコンベア２、３と、この対を成す搬送ベルトコンベ
ア２、３の下方の搬送ベルトコンベア３を回動自在にす
る開閉ユニット１３から構成される。
【００１１】上記搬送ベルトコンベア２、３は、搬送ベ
ルト１４と、駆動ローラ１５と、フリーローラ１６と、
ベルトガイド１７とから構成され、搬送ベルト１４は、
駆動ローラ１５とフリーローラ１６とに掛け渡され、駆
動ローラ１５の回転をフリーローラ１６に伝達する。ま
た、この駆動ローラ１５とフリーローラ１６の間に形成
される空隙には、ベルトガイド１７が配設され、搬送ベ
ルト１４を内周面より外周面に向かって押圧する。
ルト１４と、駆動ローラ１５と、フリーローラ１６と、
ベルトガイド１７とから構成され、搬送ベルト１４は、
駆動ローラ１５とフリーローラ１６とに掛け渡され、駆
動ローラ１５の回転をフリーローラ１６に伝達する。ま
た、この駆動ローラ１５とフリーローラ１６の間に形成
される空隙には、ベルトガイド１７が配設され、搬送ベ
ルト１４を内周面より外周面に向かって押圧する。
【００１２】上記搬送ベルト１４の表面は、図に示す如
く、シート材１を挟持した時にスリップしないように凹
凸を有するものが好ましく、ベルトが弾性を有したりし
て、シート材１を挟持できるものであれば、特に限定は
しない。また、上記ベルトガイド１７は、対を成す搬送
ベルトコンベア２、３の搬送ベルト１４を介してシート
材１を押圧するもので、図に示す角柱状のものの他に、
複数のガイドロールを付設したものも使用することがで
きる。さらに、この上方の搬送ベルトコンベア２のベル
トガイド１７には、懸架フレーム１８が固着され、搬送
ベルトコンベア２がこの懸架フレーム１８により吊り下
げられた状態になっている。
く、シート材１を挟持した時にスリップしないように凹
凸を有するものが好ましく、ベルトが弾性を有したりし
て、シート材１を挟持できるものであれば、特に限定は
しない。また、上記ベルトガイド１７は、対を成す搬送
ベルトコンベア２、３の搬送ベルト１４を介してシート
材１を押圧するもので、図に示す角柱状のものの他に、
複数のガイドロールを付設したものも使用することがで
きる。さらに、この上方の搬送ベルトコンベア２のベル
トガイド１７には、懸架フレーム１８が固着され、搬送
ベルトコンベア２がこの懸架フレーム１８により吊り下
げられた状態になっている。
【００１３】上記開閉ユニット１３は、対を成す搬送ベ
ルトコンベア２、３の下方の搬送ベルトコンベア３を長
手方向外側を回動軸４として、回動自在に成すもので、
上方の搬送ベルトコンベア２のベルトガイド１７に付設
されている。この開閉ユニット１３としては、ロータリ
アクチェータやモータ等の回動機器、さらに、シリンダ
等の直動機器を利用したものが用いられる。この下方の
搬送ベルトコンベア３が回動して上方の搬送ベルトコン
ベア２と当接した時は、図２に示すように、シート材１
を挟持することができる。また、下方の搬送ベルトコン
ベア３が回動し、下向きになったときは、図３に示すよ
うに、下方の搬送ベルトコンベア３の搬送コンベア面が
ほぼ垂直になり、挟持していたシート材１を釈放するこ
とができる。
ルトコンベア２、３の下方の搬送ベルトコンベア３を長
手方向外側を回動軸４として、回動自在に成すもので、
上方の搬送ベルトコンベア２のベルトガイド１７に付設
されている。この開閉ユニット１３としては、ロータリ
アクチェータやモータ等の回動機器、さらに、シリンダ
等の直動機器を利用したものが用いられる。この下方の
搬送ベルトコンベア３が回動して上方の搬送ベルトコン
ベア２と当接した時は、図２に示すように、シート材１
を挟持することができる。また、下方の搬送ベルトコン
ベア３が回動し、下向きになったときは、図３に示すよ
うに、下方の搬送ベルトコンベア３の搬送コンベア面が
ほぼ垂直になり、挟持していたシート材１を釈放するこ
とができる。
【００１４】上述のように構成されたシート材の搬送装
置の動作を、図面に基づいて説明する。
置の動作を、図面に基づいて説明する。
【００１５】まず、前工程より搬送された枚葉状のシー
ト材１が搬出コンベア８によりシート材１の搬送装置ま
で搬送される。該シート材１が搬送装置まで搬送される
と、搬送装置のそれぞれの搬送ベルト１４は、上記搬出
コンベア８に同期して回転を行う。この搬送装置を構成
する搬送ベルトコンベア２、３は、シート材１の搬送方
向と平行な両端部５を挟持するように、シート材１の搬
送方向に対して、左右の位置にそれぞれ配設され、シー
ト材１の幅に応じて懸架フレーム１８の移動により位置
が定められる。
ト材１が搬出コンベア８によりシート材１の搬送装置ま
で搬送される。該シート材１が搬送装置まで搬送される
と、搬送装置のそれぞれの搬送ベルト１４は、上記搬出
コンベア８に同期して回転を行う。この搬送装置を構成
する搬送ベルトコンベア２、３は、シート材１の搬送方
向と平行な両端部５を挟持するように、シート材１の搬
送方向に対して、左右の位置にそれぞれ配設され、シー
ト材１の幅に応じて懸架フレーム１８の移動により位置
が定められる。
【００１６】上方と下方の搬送ベルトコンベア２、３に
挟持されたシート材１は、この搬送ベルトコンベア２、
３の回転に従って挟持されたまま所定の位置まで搬送さ
れる。
挟持されたシート材１は、この搬送ベルトコンベア２、
３の回転に従って挟持されたまま所定の位置まで搬送さ
れる。
【００１７】そして、所定の位置までくると上記搬送ベ
ルトコンベア２、３は停止して、シート材１も停止す
る。すると、開閉ユニット１３により、下方の搬送ベル
トコンベア３が回動し、挟持していたシート材１を釈放
して、シート材１を所定の位置に降下させる。
ルトコンベア２、３は停止して、シート材１も停止す
る。すると、開閉ユニット１３により、下方の搬送ベル
トコンベア３が回動し、挟持していたシート材１を釈放
して、シート材１を所定の位置に降下させる。
【００１８】シート材１を釈放した搬送ベルトコンベア
３は、再び、開閉ユニット１３により下方の搬送ベルト
コンベア３を回動し、上方の搬送ベルトコンベア２と当
接して搬出コンベア８に同期して回転を行い、次のシー
ト材１の搬送に備える。
３は、再び、開閉ユニット１３により下方の搬送ベルト
コンベア３を回動し、上方の搬送ベルトコンベア２と当
接して搬出コンベア８に同期して回転を行い、次のシー
ト材１の搬送に備える。
【００１９】このようにして、本発明のシート材の搬送
装置は、シート材１の搬送方向と平行な両端部５をそれ
ぞれ挟持して、所定の位置まで搬送することができる。
装置は、シート材１の搬送方向と平行な両端部５をそれ
ぞれ挟持して、所定の位置まで搬送することができる。
【００２０】実施例２ 図４は本発明の他の一実施例を示すシート材の搬送装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【００２１】本発明のシート材の搬送装置は、図４に示
す如く、シート材１の搬送方向と平行で、シート材１の
両端部５に上方より当接する搬送ベルトコンベア２と、
この搬送ベルトコンベア２の搬送ベルト面６を下方より
押圧しながら、搬送ベルトコンベア２の移動に同調する
クランプ７とから構成される。
す如く、シート材１の搬送方向と平行で、シート材１の
両端部５に上方より当接する搬送ベルトコンベア２と、
この搬送ベルトコンベア２の搬送ベルト面６を下方より
押圧しながら、搬送ベルトコンベア２の移動に同調する
クランプ７とから構成される。
【００２２】上記搬送ベルトコンベア２は、搬送ベルト
１４と、駆動ローラ１５と、フリーローラ１６と、ベル
トガイド１７とから構成され、搬送ベルト１４は、駆動
ローラ１５とフリーローラ１６とに掛け渡され、駆動ロ
ーラ１５の回転をフリーローラ１６に伝達する。また、
この駆動ローラ１５とフリーローラ１６の間に形成され
る空隙には、ベルトガイド１７が配設され、搬送ベルト
１４を内周面より外周面に向かって押圧する。
１４と、駆動ローラ１５と、フリーローラ１６と、ベル
トガイド１７とから構成され、搬送ベルト１４は、駆動
ローラ１５とフリーローラ１６とに掛け渡され、駆動ロ
ーラ１５の回転をフリーローラ１６に伝達する。また、
この駆動ローラ１５とフリーローラ１６の間に形成され
る空隙には、ベルトガイド１７が配設され、搬送ベルト
１４を内周面より外周面に向かって押圧する。
【００２３】上記搬送ベルト１４の表面は、図に示す如
く、シート材１を挟持した時にスリップしないように凹
凸を有するものが好ましく、表面に凹凸がなくても、シ
ート材１を挟持できるものであれば、特に限定はしな
い。また、上記ベルトガイド１７は、対を成す搬送ベル
トコンベア２の搬送ベルト１４でシート材１を押圧する
ために設けられたもので、図に示す角柱状のものの他
に、複数のガイドロールを付設したものも使用すること
ができる。
く、シート材１を挟持した時にスリップしないように凹
凸を有するものが好ましく、表面に凹凸がなくても、シ
ート材１を挟持できるものであれば、特に限定はしな
い。また、上記ベルトガイド１７は、対を成す搬送ベル
トコンベア２の搬送ベルト１４でシート材１を押圧する
ために設けられたもので、図に示す角柱状のものの他
に、複数のガイドロールを付設したものも使用すること
ができる。
【００２４】上記クランプ７は、搬送ベルトコンベア２
に同調して移動するクランプ７で、図４に示す如く、上
記搬送ベルトコンベア２と同調して移動する駆動ベルト
２０に配設されている。この駆動ベルト２０を構成する
ベルト１９のそれぞれが一つのユニットを構成してい
る。このクランプ７は該搬送ベルトコンベア２の長手方
向の外側を回動軸４として下向きに回動自在になるもの
であり、回動自在にするために、該ベルト１９上にロー
タリアクチェータやモータ等の回動機器が固着されてい
る。この回動機器の回動軸４にクランプ７が枢着され回
動自在に動くことができる。
に同調して移動するクランプ７で、図４に示す如く、上
記搬送ベルトコンベア２と同調して移動する駆動ベルト
２０に配設されている。この駆動ベルト２０を構成する
ベルト１９のそれぞれが一つのユニットを構成してい
る。このクランプ７は該搬送ベルトコンベア２の長手方
向の外側を回動軸４として下向きに回動自在になるもの
であり、回動自在にするために、該ベルト１９上にロー
タリアクチェータやモータ等の回動機器が固着されてい
る。この回動機器の回動軸４にクランプ７が枢着され回
動自在に動くことができる。
【００２５】このクランプ７が閉じたときは、搬送ベル
ト面６を下方より押圧することができ、この搬送ベルト
面６とクランプ７とでシート材１を挟持することができ
る。また、クランプ７が開いたときには、クランプ７の
押圧面が搬送ベルト面６に対しほぼ垂直になり、挟持し
ていたシート材１を釈放することができる。
ト面６を下方より押圧することができ、この搬送ベルト
面６とクランプ７とでシート材１を挟持することができ
る。また、クランプ７が開いたときには、クランプ７の
押圧面が搬送ベルト面６に対しほぼ垂直になり、挟持し
ていたシート材１を釈放することができる。
【００２６】上述のように構成されたシート材１の搬送
装置の動作を、図面に基づいて説明する。
装置の動作を、図面に基づいて説明する。
【００２７】まず、前工程より搬送された枚葉状のシー
ト材１が搬出コンベア８によりシート材１の搬送装置ま
で搬送される。該シート材１が搬送装置まで搬送される
と、搬送装置のそれぞれの搬送ベルト１４は、上記搬出
コンベア８に同期して回転を行う。このとき、搬出コン
ベア８よりシート材１の端面がはみ出すようになってお
り、この搬送ベルトコンベア２と同調していたクランプ
７が閉じられ、この搬送装置を構成する搬送ベルトコン
ベア２によりはみ出したシート材１の搬送方向と平行な
両端部５を上方より押圧して、クランプ７と搬送ベルト
面６によりシート材１を挟持する。
ト材１が搬出コンベア８によりシート材１の搬送装置ま
で搬送される。該シート材１が搬送装置まで搬送される
と、搬送装置のそれぞれの搬送ベルト１４は、上記搬出
コンベア８に同期して回転を行う。このとき、搬出コン
ベア８よりシート材１の端面がはみ出すようになってお
り、この搬送ベルトコンベア２と同調していたクランプ
７が閉じられ、この搬送装置を構成する搬送ベルトコン
ベア２によりはみ出したシート材１の搬送方向と平行な
両端部５を上方より押圧して、クランプ７と搬送ベルト
面６によりシート材１を挟持する。
【００２８】この搬送ベルト面６とクランプ７に挟持さ
れたシート材１は、この搬送ベルトコンベア２の回転に
従って挟持されたまま所定の位置まで搬送される。
れたシート材１は、この搬送ベルトコンベア２の回転に
従って挟持されたまま所定の位置まで搬送される。
【００２９】そして、所定の位置で上記搬送ベルトコン
ベア２と駆動ベルト２０が停止するとともにシート材１
が停止する。そして、クランプ７が回動機器により回動
して開けられ、挟持していたシート材１を釈放して、シ
ート材１を所定の位置に降下させる。
ベア２と駆動ベルト２０が停止するとともにシート材１
が停止する。そして、クランプ７が回動機器により回動
して開けられ、挟持していたシート材１を釈放して、シ
ート材１を所定の位置に降下させる。
【００３０】シート材１を釈放したクランプ７は、開い
たまま駆動ベルト２０で移動し、次のシート材１の搬送
に備える。
たまま駆動ベルト２０で移動し、次のシート材１の搬送
に備える。
【００３１】このようにして、本発明のシート材１の搬
送装置は、シート材１の搬送方向と平行な両端部５をそ
れぞれ挟持して、所定の位置まで搬送することができ
る。
送装置は、シート材１の搬送方向と平行な両端部５をそ
れぞれ挟持して、所定の位置まで搬送することができ
る。
【００３２】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のシート材
の搬送装置により、シート材が搬送途中で他の装置と接
触することがないので粉塵が散乱することがなく、連続
的にシート材を高速で搬送することができる。
の搬送装置により、シート材が搬送途中で他の装置と接
触することがないので粉塵が散乱することがなく、連続
的にシート材を高速で搬送することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すシート材の搬送装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１に示す搬送装置の正面図である。
【図３】図２に示す搬送装置がシート材を釈放した正面
図である。
図である。
【図４】本発明の他の一実施例を示すシート材の搬送装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図５】従来のシート材の搬送装置の斜視図である。
【図６】従来のシート材の搬送装置の斜視図である。
１ シート材 ２ 搬送ベルトコンベア ３ 搬送ベルトコンベア ４ 回動軸 ５ 両端部 ６ 搬送ベルト面 ７ クランプ ８ 搬出コンベア １３ 開閉ユニット １４ 搬送ベルト １５ 駆動ローラ １６ フリーローラ １７ ベルトガイド １８ 駆動ベルト １９ ベルト
Claims (2)
- 【請求項１】 シート材（１）の搬送方向と平行な両端
部（５）をそれぞれ挟持する、上下に対を成す搬送ベル
トコンベア（２）、（３）、この上下に対を成す搬送ベ
ルトコンベア（２）、（３）、の下方の搬送ベルトコン
ベア（３）が、該搬送ベルトコンベア（２）の長手方向
の外側を回動軸（４）として下向きに回動自在な搬送ベ
ルトコンベアであることを特徴とするシート材の搬送装
置。 - 【請求項２】 シート材（１）の搬送方向と平行な両端
部（５）を上面より押圧する搬送ベルトコンベア（２）
と、この搬送ベルトコンベア（２）の搬送ベルト面
（６）を下方より押圧しながら、搬送ベルトコンベア
（２）の移動に同調して移動するクランプ（７）であっ
て、かつ、このクランプ（７）が該搬送ベルトコンベア
（２）の長手方向の外側を回動軸（４）として下向きに
回動自在であることを特徴とするシート材の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17886794A JPH0840594A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | シート材の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17886794A JPH0840594A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | シート材の搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840594A true JPH0840594A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16056078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17886794A Withdrawn JPH0840594A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | シート材の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0840594A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104401786A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-11 | 广西亿品投资有限公司 | 一种砌块砖自动覆膜机及防粘覆膜的方法 |
| JP2017214220A (ja) * | 2011-11-23 | 2017-12-07 | ハイコン システムズ リミテッドＨｉｇｈｃｏｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｌｔｄ | カードボード操作システム及び方法 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17886794A patent/JPH0840594A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017214220A (ja) * | 2011-11-23 | 2017-12-07 | ハイコン システムズ リミテッドＨｉｇｈｃｏｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｌｔｄ | カードボード操作システム及び方法 |
| US10427248B2 (en) | 2011-11-23 | 2019-10-01 | Highcon Systems Ltd. | Cardboard-handling system and method |
| CN104401786A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-11 | 广西亿品投资有限公司 | 一种砌块砖自动覆膜机及防粘覆膜的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11542046B2 (en) | Banding and packaging device | |
| JPH0840594A (ja) | シート材の搬送装置 | |
| JPH0840598A (ja) | シート材の搬送方法 | |
| JP3217441B2 (ja) | フィルム折畳装置 | |
| JPH01252457A (ja) | 軟質物の振り分け装置 | |
| JP2795322B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
| JP3056792U (ja) | 長尺シート加工装置 | |
| JPH081230Y2 (ja) | 紙葉類搬送機構 | |
| JPH07206217A (ja) | 給紙機構 | |
| JPH0133551Y2 (ja) | ||
| JPH02198960A (ja) | 用紙の搬送装置 | |
| JPH0528166Y2 (ja) | ||
| JP2024054966A (ja) | 材料搬送装置 | |
| GB2054535A (en) | Sheet handling device | |
| JPH02243437A (ja) | シート材送り機構 | |
| JPS63171757A (ja) | 紙状体搬送装置 | |
| JPH04197941A (ja) | シート体搬送装置 | |
| JPH03243551A (ja) | 用紙搬送装置 | |
| JPH0453781B2 (ja) | ||
| JPH0730615Y2 (ja) | 紙折り機 | |
| JPH02110069A (ja) | 板状物の集積装置 | |
| JPS6392543A (ja) | 複写機の用紙搬送装置 | |
| JP2000016631A (ja) | シート搬送装置 | |
| JPS63230454A (ja) | シ−ト反転装置 | |
| JPH02100960A (ja) | 画像形成装置の排出トレイ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |