JP2012075590A - 吸収性物品の回転装置、及び、吸収性物品の回転方法 - Google Patents

吸収性物品の回転装置、及び、吸収性物品の回転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吸収性物品を容易に回転させる装置を提供することにある。
【解決手段】一対のベルト11で吸収性物品1を挟持した状態で当該吸収性物品1を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送方向の所定の位置に固定された固定部材13であって、前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側の側辺のうちの前記ベルト11から露出した部位に当接して前記吸収性物品1を回転させる固定部材13と、を有することを特徴とする吸収性物品1の回転装置である。
【選択図】図4

Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品の回転装置、及び、吸収性物品の回転方法に関する。
尿や経血等の排泄液を吸収する吸収性物品の一例として、生理用ナプキンや使い捨ておむつ等が挙げられる。これら吸収性物品の製造ラインでは、吸収性物品の向きを変更するために吸収性物品を回転させる場合がある。吸収性物品を回転させるために、回転ドラム表面に設けられた吸引支持板に吸収性物品を吸着支持させて、カム機構により吸着支持板を回転させる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開昭63−317576号
しかし、上述の方法では、カム機構等の複雑な機構の装置が必要となる。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、吸収性物品を容易に回転させる装置、及び、吸収性物品を容易に回転させる方法を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、一対のベルトで吸収性物品を挟持した状態で当該吸収性物品を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送方向の所定の位置に固定された固定部材であって、前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側の側辺のうちの前記ベルトから露出した部位に当接して前記吸収性物品を回転させる固定部材と、を有することを特徴とする吸収性物品の回転装置である。
また、一対のベルトで吸収性物品を挟持した状態で当該吸収性物品を搬送方向に搬送することと、前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側の側辺のうちの前記ベルトから露出した部位を、前記搬送方向の所定の位置に固定された固定部材に当接することによって、前記吸収性物品を回転させることと、を有することを特徴とする吸収性物品の回転方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸収性物品を容易に回転させる装置、及び、吸収性物品を容易に回転させる方法が実現される。
図1Aは生理用ナプキンの本体部を包装材により個包装する様子を説明する図であり、図1Bは個包装された生理用ナプキンの平面図である。 ナプキンの回転装置を説明する図である。 図3Aから図3Eは回転装置によりナプキンが回転する様子を説明する図である。 ナプキンに作用する力を説明する図である。 回転規制壁を有しないナプキンの回転装置を説明する図である。 固定壁により回転したナプキンの回転量が少ない場合を説明する図である。 図7Aから図7Cは変形例を説明する図である。 図8A及び図8Bは変形例を説明する図である。 変形例を説明する図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
即ち、一対のベルトで吸収性物品を挟持した状態で当該吸収性物品を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送方向の所定の位置に固定された固定部材であって、前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側の側辺のうちの前記ベルトから露出した部位に当接して前記吸収性物品を回転させる固定部材と、を有することを特徴とする吸収性物品の回転装置である。
このような吸収性物品の回転装置によれば、容易な装置構成により吸収性物品を回転させることができる。よって、装置の大型化を抑制でき、また、コストダウンを図ることができる。
かかる吸収性物品の回転装置であって、前記固定部材によって回転する前記吸収性物品の前記側辺と当接し得る位置に、前記吸収性物品の回転を規制する回転規制部が設けられた吸収性物品の回転装置。
このような吸収性物品の回転装置によれば、吸収性物品の過度な回転を抑制することができる。
かかる吸収性物品の回転装置であって、前記固定部材は、前記搬送方向と交差する方向に沿った壁面を有し、当該壁面に対して前記吸収性物品の所望の回転量に応じた角度を成す壁面が、前記回転規制部である吸収性物品の回転装置。
このような吸収性物品の回転装置によれば、吸収性物品を所望の回転量で回転させることができる。
かかる吸収性物品の回転装置であって、前記一対のベルトは前記吸収性物品を厚さ方向に挟持し、前記吸収性物品の前記側辺と前記固定部材が当接する際に、前記ベルトを介して前記吸収性物品を前記厚さ方向に押圧する押圧部材が設けられた吸収性物品の回転装置。
このような吸収性物品の回転装置によれば、ベルトと吸収性物品の滑りを防止し、吸収性物品に回転力を付与することができる。
かかる吸収性物品の回転装置であって、前記固定部材は、前記吸収性物品の前記側辺のうち、前記搬送方向と交差する方向の一方側にて前記ベルトから露出した部位に当接し、前記固定部材よりも前記搬送方向の前記下流側の位置であり、前記ベルトよりも前記交差する方向の他方側の位置に、第1の壁部が設けられ、前記第1の壁部は、前記搬送方向の上流側から前記下流側にかけて、前記交差する方向の前記一方側に傾斜している吸収性物品の回転装置。
このような吸収性物品の回転装置によれば、吸収性物品が回転することによってずれたベルトと吸収性物品との相対位置を戻すことができる。また、吸収性物品が第1の壁部に接触することによって、吸収性物品の回転不足が補われる。
かかる吸収性物品の回転装置であって、前記第1の壁部よりも前記搬送方向の前記下流側の位置に、第2の壁部が設けられ、前記交差する方向に前記ベルトを挟んで、前記第1の壁部の少なくとも一部及び第2の壁部に対向する対向壁部が設けられ、前記第1の壁部と前記対向壁部との前記交差する方向の間隔は、前記搬送方向の前記上流側の位置よりも前記下流側の位置の方が狭くなっている吸収性物品の回転装置。
このような吸収性物品の回転装置によれば、吸収性物品の向きを調整しつつ、吸収性物品をスムーズに搬送することができる。
かかる吸収性物品の回転装置であって、前記第2の壁部に対向する前記対向壁部と前記ベルトにおける前記交差する方向の中央部との前記交差する方向の間隔は、前記固定部材における前記交差する方向の前記他方側の端部と前記ベルトにおける前記中央部との前記交差する方向の間隔よりも、長い、吸収性物品の回転装置。
このような吸収性物品の回転装置によれば、吸収性物品を固定部材に当接させることができ、回転後の吸収性物品の中央部をベルトの中央部に近づけることができる。
かかる吸収性物品の回転装置であって、前記吸収性物品は、前記吸収性物品の本体部が包装材により個包装された物品であり、前記第2の壁部と前記対向壁部との前記交差する方向の間隔は、回転後の前記吸収性物品における前記搬送方向の前記下流側の辺の長さ未満であり、回転後の前記本体部における前記搬送方向の前記下流側の辺の長さ以上である吸収性物品の回転装置。
このような吸収性物品の回転装置によれば、吸収性物品の本体部を圧縮することなく、吸収性物品の向きを調整することができる。
また、一対のベルトで吸収性物品を挟持した状態で当該吸収性物品を搬送方向に搬送することと、前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側の側辺のうちの前記ベルトから露出した部位を、前記搬送方向の所定の位置に固定された固定部材に当接することによって、前記吸収性物品を回転させることと、を有することを特徴とする吸収性物品の回転方法である。
このような吸収性物品の回転方法によれば、吸収性物品を容易に回転させることができる。
===生理用ナプキン(吸収性物品)===
以下、「吸収性物品」として個包装された生理用ナプキンを例に挙げて説明する。
図1Aは、生理用ナプキンの本体部(以下、ナプキン本体部2)を包装材3により個包装する様子を説明する図であり、図1Bは、個包装された生理用ナプキン(以下、ナプキン1)の平面図である。ナプキン本体部2は、長手方向に長尺な略長方形状であり、液透過性の表面シート(例えば不織布など)と、液不透過性の裏面シート(例えばポリエチレンやポリプロピレンなどのシート)と、液を吸収する吸収体基材(例えばパルプ繊維や高吸収性ポリマーなど)を有し、表面シートと裏面シートの間に吸収体基材が設けられている。
ナプキン本体部2が個包装される際に、まず、図1Aに示すように、ナプキン本体部2が有するウィング部4がナプキン本体部2の表面側に折り曲げられ、その上に保護シート5が設けられる。その後、ナプキン本体部2は、ナプキン本体部2の裏面側に配置された長方形状の包装材3(例えば不織布やポリエチレンシートなど)と共に、ナプキン本体部2の表面が内側となるように長手方向に2回折り畳まれる。そして、折り畳まれたナプキン本体部2及び包装材3の折り重なった部分がテープ6によって止められる。
図1Bに示すように、折り畳まれた包装材3における幅方向(長手方向と交差する方向)の左右の縁部は接着される。なお、接着された縁部(図中のクロスハッチ部)を接着部3A,3Bと呼ぶ。また、接着部3A,3Bの接着方法としては、例えば、接着剤を塗布する方法や、エンボス加工により圧着する方法が挙げられる。こうして、ナプキン本体部2は包装材3に内包される。
以下の説明のため、図1Bに示すように、ナプキン1を幅方向に広げた状態において、包装材3(ナプキン1)の幅方向の長さを「D1」とし、接着部3A,3B以外の包装材3(ナプキン1)の幅方向の長さを「D2」とし、包装材3(ナプキン1)の長手方向の長さを「D3」とする。包装材3に内包されたナプキン本体部2は、包装材3における接着部3A,3B以外の部位に存在する。よって、ナプキン本体部2の幅方向の最大長さは、接着部3A,3B以外の包装材3の幅方向の長さ「D2」以下となる。通常、包装材3の接着部3A,3B以外の部位において、ナプキン本体部2が存在しない空間を設け、ゆとりをもたせている。しかし、ここでは説明の容易のため、包装材3の幅方向左側の接着部3Aから幅方向右側の接着部3Bまでナプキン本体部2が存在するとした。即ち、ナプキン本体部2の幅方向の最大長さが、接着部3A,3B以外の包装材3の幅方向の長さと等しく、「D2」であるとする。
また、以下の説明のため、ナプキン1において、長手方向に沿う側辺であって幅方向左側の側辺を「第1の辺1a」と呼び、同じく長手方向に沿う側辺であって幅方向右側の側辺を「第2の辺1b」と呼び、幅方向に沿う辺であって長手方向の一端側の辺を「第3の辺1c」と呼び、同じく幅方向に沿う辺であって長手方向の他端側の辺を「第4の辺1d」と呼ぶ。また、ナプキン1において折り重なっている方向(図1Bにおいて紙面を貫通する方向)をナプキン1の「厚さ方向」と呼び、ナプキン1において、テープ6で止められている面を「表面」と呼び、その反対側の面を「裏面」と呼ぶ。
===生理用ナプキン(吸収性物品)の回転装置、及び、回転方法===
図2は、ナプキン1の回転装置10を説明する図であり、図3Aから図3Eは、回転装置10によりナプキン1が回転する様子を説明する図である。通常、個包装されたナプキン1は、複数のナプキン1と共に袋に梱包された状態で流通する。また、生産工程におけるナプキン1の向きと梱包工程におけるナプキン1の向きとが異なる場合がある。この場合、ナプキン1の向きを変えるために、ナプキン1を回転させる必要がある。しかし、例えば、回転ドラムの表面に設けられた板にナプキン1を載置し、その板を回転ドラムに内装されたカム機構で回動させることによって、ナプキン1を回転させるとすると、複雑な機構の装置が必要となる。また、装置も大型化してしまう。
そこで、本実施形態では、ナプキン1を容易に回転させる装置、及び、ナプキン1を容易に回転させる方法を提供することを目的とする。
ここでは、図3Aに示すように、第1の辺1aが搬送方向の下流側に向いているナプキン1を、袋に梱包するために(即ち、後工程のために)、第3の辺1cを搬送方向の下流側に向ける必要があるとする。つまり、ナプキン1の厚さ方向を回転軸方向として、ナプキン1を、ナプキン1が搬送される方向に(図3Aでは反時計回り方向に)90度回転させる必要があるとする。
まず、本実施形態におけるナプキン1の回転装置10について説明する。
回転装置10は、図2に示すように、ナプキン1を搬送方向の上流側から下流側に搬送する搬送部と、押圧ローラー12と、固定壁13と、回転規制壁14と、傾斜コンベア15と、奥側傾斜壁16と、奥側最終調整壁17と、手前側傾斜壁18と、手前側最終調整壁19と、を有する。なお、図2及び図3Aは、回転装置10を上から見た図であり、図3Bから図3Eは、回転装置10の一部とナプキン1の断面図である。また、図3Aは、搬送ベルト11の一部と押圧ローラー12が除かれた状態で描かれ、図3Eは、手前側傾斜壁18と手前側最終調整壁19が除かれた状態で描かれている。回転装置10において、ナプキン1の搬送方向と交差する方向を「奥行き方向(交差する方向に該当)」と呼び、奥行き方向の一方側を「手前側」と呼び、奥行き方向の他方側を「奥側」と呼ぶ。
搬送部は、回転装置10の上下方向(図2では紙面を貫通する方向)に対向する一対の搬送ベルト11と、搬送ベルト11を駆動させる駆動源(例えば、ローラーやモーター等・不図示)と、を有する。搬送ベルト11は、図3Bに示すように、ナプキン1をナプキン1の厚さ方向に挟持する。即ち、ナプキン1は、回転装置10の上下方向に対向する一対の搬送ベルト11に挟まれた状態で搬送方向に搬送される。なお、一対の搬送ベルト11のうち、ナプキン1の表面と接触している搬送ベルト11の部位を「上側搬送ベルト11A」と呼び、ナプキン1の裏面と接触している搬送ベルト11の部位を「下側搬送ベルト11B」と呼ぶ。
押圧ローラー12は、固定壁13よりも搬送方向の上流側に設けられ、図3Cに示すように上側搬送ベルト11Aの上面と接触するように設けられている。そして、押圧ローラー12は、上側搬送ベルト11Aを介して、回転装置10の上下方向の上側から、ナプキン1を厚さ方向に押圧する。なお、押圧ローラー12は、モーター等により自ら回転する駆動ローラーであっても良いし、搬送ベルト11の搬送方向への移動に伴って回転する従動ローラーであっても良い。
固定壁13は、奥行き方向に沿って延びた壁面であり、搬送方向の所定の位置(押圧ローラー12よりも搬送方向の下流側の位置)であり、搬送ベルト11に対して奥行き方向の手前側の位置に固定して設けられている。
回転規制壁14は、固定壁13に対して所定の角度θを成す壁面であり、固定壁13よりも搬送方向の下流側の位置であり、搬送ベルト11に対して奥行き方向の手前側の位置に設けられている。ここでは、固定壁13と回転規制壁14の成す角度θを「90度」とする。ゆえに、回転規制壁14は、搬送方向に沿って延びた壁面である。
傾斜コンベア15(ベルトコンベア)は、回転規制壁14よりも搬送方向の下流側の位置であり、搬送ベルト11に対して奥行き方向の奥側の位置に設けられ、搬送方向の上流側に位置する駆動ローラー151と、搬送方向の下流側に位置する従動ローラー152と、幅広のベルト153とを有する。輪状に閉じたベルト153は、駆動ローラー151と従動ローラー152に掛け渡され、駆動ローラー151の回転に伴って2つのローラー151,152の周囲を回動する。また、搬送方向の上流側に位置する駆動ローラー151よりも、搬送方向の下流側に位置する従動ローラー152の方が、奥行き方向の手前側に位置する。よって、ベルト153は、搬送方向の上流側から下流側にかけて、奥行き方向の手前側(搬送ベルト11側)に傾斜している。
奥側傾斜壁16は、傾斜コンベア15よりも搬送方向の下流側の位置であり、搬送ベルト11に対して奥行き方向の奥側の位置に設けられ、搬送方向に延びた壁面である。また、奥側傾斜壁16は、傾斜コンベア15と同様に、搬送方向の上流側から下流側にかけて、奥行き方向の手前側(搬送ベルト11側)に傾斜している。なお、傾斜コンベア15が有するベルト153における搬送方向下流側端部の奥行き方向の位置と、奥側傾斜壁16における搬送方向上流側端部の奥行き方向の位置は、ほぼ同位置である。よって、傾斜コンベア15が有するベルト153及び奥側傾斜壁16の奥行き方向手前側の面は、搬送方向の上流側から下流側にかけて、略直線状に連続して傾斜している。
奥側最終調整壁17は、搬送方向に沿って延びた壁面であり、奥側傾斜壁16よりも搬送方向の下流側の位置であり、搬送ベルト11に対して奥行き方向の奥側の位置に設けられている。ここでは、奥側傾斜壁16と奥側最終調整壁17は離間せずに搬送方向に連続して配置されている。
手前側傾斜壁18は、搬送ベルト11を挟んで、傾斜コンベア15の搬送方向下流側の一部および奥側傾斜壁16と奥行き方向に対向するように設けられている。また、手前側傾斜壁18は、搬送方向の上流側から下流側にかけて奥行き方向の奥側(搬送ベルト11側)に傾斜している。
手前側最終調整壁19は、搬送方向に沿って延びた壁面であり、搬送ベルト11を挟んで、奥側最終調整壁17と奥行き方向に対向するように設けられている。ここでは、手前側傾斜壁18と手前側最終調整壁19は離間せずに連続して配置されている。
また、図3Cから図3Eに示すように、固定壁13、回転規制壁14、傾斜コンベア15が有するベルト153、奥側傾斜壁16、奥側最終調整壁17、及び、図示しないが、手前側傾斜壁18、手前側最終調整壁19は、回転装置10の上下方向に高さのある部材であり、上側搬送ベルト11Aよりも高い位置から下側搬送ベルト11Bよりも低い位置に亘って存在している。よって、これらの部材は、回転装置10の上下方向において、搬送ベルト11に挟持された状態で搬送されるナプキン1と当接可能な位置(高さ)に存在している。
また、固定壁13と回転規制壁14は、一体の部材(例えば90度に曲げられた板金)であっても良いし、別の部材であっても良い。同様に、奥側傾斜壁16と奥側最終調整壁17が一体の部材であっても別の部材であっても良く、手前側傾斜壁18と手前側最終調整壁19が一体の部材であっても別の部材であっても良い。ただし、これら搬送方向に連続して配置される部材が一体の部材である方が、搬送方向に搬送されるナプキン1が引っ掛かり難く、ナプキン1をスムーズに搬送することができる。
次に、回転装置10によるナプキン1の回転方法について説明する。
個包装されたナプキン1は、図3に示すように、一対の搬送ベルト11に挟持された状態で搬送されてくる。このとき、ナプキン1の長手方向に沿う第1の辺1a及び第2の辺1bが回転装置10の奥行き方向に沿っており、ナプキン1の幅方向に沿う第3の辺1c及び第4の辺1dが回転装置10の搬送方向に沿っている。そして、ナプキン1の第1の辺1aが搬送方向の下流側に向いており、第1の辺1aが「ナプキン1における搬送方向の下流側の側辺」に該当する。
また、搬送ベルト11の幅長さ(奥行き方向の長さ)「D4(図2参照)」は、ナプキン1の長手方向の長さ(奥行き方向の長さ)「D3(図1B参照)」よりも短い。よって、図3Aに示すように、ナプキン1の長手方向における一端側(例えば第3の辺1c)は、搬送ベルト11から奥行き方向の奥側にて露出し、ナプキン1の長手方向における他端側(例えば第4の辺1d)は、搬送ベルト11から奥行き方向の手前側にて露出している。
こうしてナプキン1を搬送することによって、図3Aや図3Cに示すように、ナプキン1の第1の辺1a(搬送方向下流側の側辺)が固定壁13に当接する。詳しくは、ナプキン1の第1の辺1aのうちの搬送ベルト11から奥行き方向の手前側にて露出した部位が、固定壁13のうちの搬送方向上流側の壁面(以下、当接面13a)に当接する。そうすると、ナプキン1に反時計回り方向への回転力が付与され、ナプキン1は反時計回り方向に回転する。その結果、第1の辺1aが搬送方向下流側に向いていたナプキン1を、袋に梱包するために(後工程のために)、第3の辺1cを搬送方向下流側に向けることができる。
図4は、ナプキン1に作用する力を説明する図である。回転装置10内のナプキン1には、搬送ベルト11(搬送部)によってナプキン1を搬送方向の上流側から下流側に移動させようとする力Fcが作用する。その一方で、ナプキン1の第1の辺1aが固定壁13に当接した際には、搬送方向の下流側に移動しようとするナプキン1に対して、固定壁13の当接面13aからナプキン1を搬送方向の上流側に押し返そうとする力(反力)Fwが作用する。つまり、ナプキン1の第1の辺1aが固定壁13に当接した際には、ナプキン1には、搬送方向に沿った力であり搬送方向下流側の向きに働く力Fcと、搬送方向に沿った力であり搬送方向上流側の向きに働く力Fwとが、作用する。そして、この2つの力Fc,Fwが偶力として作用し、ナプキン1に回転力(モーメントM)が付与される。なお、ナプキン1は、固定壁13における奥行き方向奥側の端部であり搬送方向上流側の端部を、回転支点fとして、反時計回り方向に回転する。
つまり、本実施形態の回転装置10では、一対の搬送ベルト11でナプキン1を挟持した状態でナプキン1を搬送方向に搬送し、ナプキン1における搬送方向下流側の側辺(第1の辺1a)のうち、搬送ベルト11から露出した部位を、固定壁13に当接することによって、ナプキン1を回転させる。
ゆえに、ナプキン1の搬送径路の途中に固定壁13を設けるだけの容易な構成の回転装置10により、ナプキン1を回転させることができる。このように本実施形態の回転装置では、複雑な機構を必要としないため、コストダウンを図ることができ、また、装置の大型化を抑制できるため省スペース化も図れる。
また、本実施形態の回転装置10では、搬送ベルト11から奥行き方向の手前側にて露出したナプキン1の部位と固定壁13とを当接させる。そのため、固定壁13は搬送ベルト11よりも奥行き方向の手前側に設けられている。ゆえに、搬送ベルト11と固定壁13の引っ掛かりを防止することができ、ナプキン1をスムーズに搬送することができる。
また、前述のように(図3Cに示すように)、固定壁13は、回転装置10の上下方向に高さのある壁面である。ゆえに、固定壁13に当接する際のナプキン1の上下方向の位置が多少ずれたとしても、ナプキン1の第1の辺1aを固定壁13に確実に当接させることができ、ナプキン1を回転させることができる。
また、図3Aに示すように、固定壁13に当接する前のナプキン1では、ナプキン1の奥行き方向における中央部C(n)が、搬送ベルト11の奥行き方向における中央部C(b)よりも、奥行き方向の手前側(固定壁13側)に位置している。即ち、ナプキン1を搬送ベルト11に対して奥行き方向手前側(固定壁13側)に、より多く露出させている。ゆえに、固定壁13に当接する際のナプキン1の奥行き方向の位置が多少ずれたとしても、ナプキン1の第1の辺1aを固定壁13に確実に当接させることができ、ナプキン1を回転させることができる。ただし、これに限らず、ナプキン1が搬送ベルト11にしっかりと挟持されるように、ナプキン1の奥行き方向における中央部C(n)の位置と搬送ベルト11の奥行き方向における中央部C(b)の位置とを揃えてもよい。
その一方で、固定壁13に当接するナプキン1(第1の辺1a)の部位が大きいと、固定壁13からの反力Fwが強まり、ナプキン1を回転させ難くなってしまう。よって、図4に示すように、ナプキン1の奥行き方向における中央部C(n)を、固定壁13の奥行き方向奥側の端部(即ち、回転支点f)よりも、奥行き方向の奥側(固定壁13とは反対側)に位置させる。そうすることで、固定壁13に当接するナプキン1の部位が大きくなり過ぎてナプキン1を回転させ難くなってしまうことを防止できる。
また、本実施形態の回転装置10では、図3Cに示すように、ナプキン1の第1の辺1a(搬送方向下流側の側辺)と固定壁13が当接する際に、押圧ローラー12が、搬送ベルト11を介してナプキン1を厚さ方向に押圧する。即ち、ナプキン1と固定壁13が当接していない時(図3B)における搬送ベルト11A,11Bの上下方向の間隔D5よりも、ナプキン1と固定壁13が当接する時(図3C)における搬送ベルト11A,11Bの上下方向の間隔D6を、狭くする。そうすることで、ナプキン1の第1の辺1aと固定壁13が当接する際に、搬送ベルト11がナプキン1を挟み込む力が強まり、搬送ベルト11とナプキン1の滑りを防止することができる。その結果、搬送ベルト11(搬送部)は、ナプキン1に、ナプキン1を搬送方向下流側に移動させようとする力Fcを確実に作用させることができ、ナプキン1を回転させることができる。
なお、ここでは、図3Cに示すように、押圧ローラー12は、ナプキン1の幅方向における中央部を押圧している。そのために、固定壁13からナプキン1の幅方向の長さの半分の長さ(D1/2)だけ搬送方向の上流側にずれた位置に、押圧ローラー12を設けると良い。また、押圧ローラー12が上側からナプキン1を押圧できるように、上側搬送ベルト11Aの上下方向の位置よりも低い位置に押圧ローラー12の下端面が位置するように、押圧ローラー12を設けると良い。
図5は、回転規制壁14を有しないナプキン1の回転装置を説明する図である。ここでは、ナプキン1を反時計回り方向に90度回転させたいとしている。そのため、回転後のナプキン1では、図3Aに示すように、第1の辺1aが搬送方向に沿い、第3の辺1cが奥行き方向に沿っていることが望ましい。しかし、図5に示すように回転規制壁14を有しない回転装置の場合、ナプキン1に付与される回転力が強いと、ナプキン1は反時計回り方向に90度よりも多く回転してしまう。その結果、第1の辺1aは、搬送方向に沿うことなく、搬送方向の上流側から下流側にかけて奥行き方向の手前側に傾斜し、第3の辺1cも、奥行き方向に沿うことなく、奥行き方向の奥側から手前側にかけて搬送方向の上流側に傾斜してしまう。
そこで、本実施形態の回転装置10では、図2に示すように、固定壁13によって回転するナプキン1の第1の辺1aと当接し得る位置に、ナプキン1の回転を規制する回転規制壁14を設ける。そうすることで、ナプキン1に付与される回転力が強く、ナプキン1が反時計回り方向に90度よりも大きく回転しようとしても、ナプキン1の第1の辺1aは回転規制壁14と当接し、ナプキン1の回転が規制される。その結果、ナプキン1の過度な回転(ここでは90度よりも大きい回転)を抑制することができる。
そして、本実施形態の回転装置10では、固定壁13における奥行き方向に沿った壁面に対して、ナプキン1の所望の回転量に応じた角度を成す壁面を、回転規制壁14とする。換言すると、固定壁13における奥行き方向に沿った搬送方向下流側の壁面と、回転規制壁14における搬送方向に延びた奥行き方向手前側の壁面との成す角度θを、ナプキン1の所望の回転量に応じた角度にする。ここでは、ナプキン1を反時計回り方向に90度回転したいため、角度θを90度にしている。
そうすることで、ナプキン1が角度θ(90度)を超えて回転しようとしても、ナプキン1の第1の辺1aは回転規制壁14と当接するため、ナプキン1が所望の回転量を超えて回転してしまうことが抑制される。つまり、回転規制壁14により、ナプキン1を所望の回転量で回転することができる。
図6は、固定壁13により回転したナプキン1の回転量が少ない場合を説明する図である。ナプキン1に付与される回転力が弱いと、ナプキン1は反時計回り方向に90度よりも小さい角度でしか回転しない場合がある。ただし、本実施形態の回転装置10には、固定壁13及び回転規制壁14よりも搬送方向の下流側の位置であり、搬送ベルト11よりも奥行き方向の奥側(即ち、ナプキン1の第1の辺1aが固定壁13に当接する側とは反対側)の位置に、傾斜コンベア15及び奥側傾斜壁16(第1の壁部に該当)が設けられている。傾斜コンベア15及び奥側傾斜壁16は、搬送方向の上流側から下流側にかけて、奥行き方向の手前側に傾斜している。
そのため、図6に示すように、ナプキン1が所望の回転量よりも少ない角度でしか回転しなかったとしても、ナプキン1における奥行き方向奥側の端部(第2の辺1bと第3の辺1cの交差部)が、傾斜コンベア15(ベルト153)の奥行き方向手前側の面に当接し、ナプキン1を反時計回り方向に回転させることができる。その結果、ナプキン1を、固定壁13に当接する前の状態から反時計回り方向に90度回転させることができる。つまり、傾斜コンベア15や奥側傾斜壁16により、固定壁13によるナプキン1の回転不足を補うことができる。
また、図3Aに示すように、固定壁13に当接する前のナプキン1では、ナプキン1の奥行き方向における中央部C(n)と搬送ベルト11の奥行き方向における中央部C(b)の奥行き方向の位置がほぼ同位置である(ここではナプキン1の中央部C(n)の方が搬送ベルト11の中央部C(b)よりも奥行き方向手前側に若干ずれている)。しかし、回転後のナプキン1の奥行き方向における中央部C(n)は、搬送ベルト11の奥行き方向における中央部C(b)に対して、奥行き方向の奥側に大きくずれている。つまり、固定壁13に当接することにより回転したナプキン1は、回転前に比べて、奥行き方向の奥側に位置することになる。このように、ナプキン1の中央部C(n)と搬送ベルト11の中央部C(b)が大きくずれていると、ナプキン1の搬送が安定しない。
ただし、本実施形態の回転装置10は、搬送方向の上流側から下流側にかけて奥行き方向の手前側(搬送ベルト11側)に傾斜した傾斜コンベア15及び奥側傾斜壁16を有する。そのため、図3に示すように、回転後のナプキン1における奥行き方向奥側の辺(第2の辺1b)が傾斜コンベア15(ベルト153)や奥側傾斜壁16の奥行き方向手前側の面に当接することによって、ナプキン1は奥行き方向の手前側(搬送ベルト11側)にずれながら搬送される。その結果、回転後のナプキン1の中央部C(n)と搬送ベルトの中央部C(b)のずれは徐々に縮まり、ナプキン1を搬送ベルト11にしっかり挟持させた状態で後工程に移行させることができる。つまり、傾斜コンベア15や奥側傾斜壁16により、ナプキン1が回転することによってずれたナプキン1と搬送ベルト11との相対位置を元に戻すことができる。
また、固定壁13により回転したナプキン1は搬送ベルト11に対して奥行き方向奥側にずれるため、搬送ベルト11を挟んで対向する対向壁のうち、奥行き方向奥側に位置する壁の方が、手前側に位置する壁よりも、ナプキン1と接触する割合が高くなる。そこで、本実施形態の回転装置10のように、搬送ベルト11に対して奥行き方向奥側に位置する壁の一部を、傾斜コンベア15のように、ベルトコンベアにするとよい。そうすることで、搬送径路の途中でナプキン1を詰まらせることなく、スムーズにナプキン1を搬送することができる。また、搬送ベルト11に対して奥行き方向手前側に位置する壁までベルトコンベアにする場合に比べて、コストダウンを図ることができる。
また、回転装置10において、ナプキン1は最終的に奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19との間を通過する。詳細は後述するが、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19の奥行き方向の間隔(図2のD7)は、回転後のナプキン1の奥行き方向の間隔(図1Bの幅方向の間隔D1)未満である(D7<D1)。そのため、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19との間をナプキン1が通過する際には隙間が生じることがなく、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19の奥行き方向における中央部C(w)をナプキン1の中央部C(n)が通過することになる。
よって、図2に示すように、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19の奥行き方向における中央部C(w)に搬送ベルト11の奥行き方向における中央部C(b)が位置するように、奥側最終調整壁17および手前側最終調整壁19と搬送ベルト11の相対位置を設定すると良い。そうすることで、図3Aに示すように最終的に、ナプキン1の中央部C(n)と搬送ベルト11の中央部C(b)を出来る限り一致させることができる。その結果、ナプキン1を搬送ベルト11にしっかり挟持させた状態で後工程に移行させることができる。具体的には、奥側最終調整壁17から、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19の奥行き方向の間隔D7の半分の間隔D8(=D7/2)だけ、奥行き方向手前側にずれた位置、又は、手前側最終調整壁19から間隔D8だけ奥行き方向奥側にずれた位置C(w)を、搬送ベルト11の中央部C(b)が通過するようにすると良い。
また、本実施形態の回転装置では、傾斜コンベア15及び奥側傾斜壁16よりも搬送方向の下流側の位置に、搬送方向に沿って延びた奥側最終調整壁17が設けられている。そして、搬送ベルト11を挟んで、傾斜コンベア15の一部、奥側傾斜壁16、及び、奥側最終調整壁17と奥行き方向に対向するように、手前側傾斜壁18及び手前側最終調整壁19(対向壁部に該当)が設けられている。また、傾斜コンベア15(ベルト153)及び奥側傾斜壁16と、手前側傾斜壁18との、奥行き方向の間隔は、搬送方向の上流側の位置よりも下流側の位置の方が狭くなっている。
ここでは、搬送方向の上流側から下流側にかけて、傾斜コンベア15(ベルト153)及び奥側傾斜壁16と手前側傾斜壁18とで形成される間口が徐々に狭くなっている。具体的には、図2に示すように、搬送方向上流側の第1の位置P1における傾斜コンベア15が有するベルト153の奥行き方向手前側の面と手前側傾斜壁18の奥行き方向奥側の面との間隔D9よりも、搬送方向下流側の第2の位置P2における奥側傾斜壁16の奥行き方向手前側の面と手前側傾斜壁18の奥行き方向奥側の面との間隔D10の方が、狭くなっている(D10<D9)。
そうすることで、搬送径路の途中でナプキン1を詰まらせることなくスムーズにナプキン1を搬送しつつ、搬送ベルト11に対して奥行き方向奥側にずれたナプキン1の位置を搬送ベルト11側に戻したり、ナプキン1の角度を調整したりすることができる。
搬送ベルト11に対して奥行き方向奥側にずれたナプキン1の位置を搬送ベルト11側に戻す過程で、図3Aに示すように、回転前のナプキン1よりも反時計回り方向に90度以上回転する場合がある。この場合にも、徐々に間口が狭くなる対向壁、即ち、傾斜コンベア15及び奥側傾斜壁16と手前側傾斜壁18によって、ナプキン1の角度を調整しつつ、搬送方向に沿って延びている対向壁、即ち、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19の間に、ナプキン1をスムーズに移行させることができる。その結果、ナプキン1は、最終的に、固定壁13による回転前の状態から所望の回転量を回転した状態で(反時計回り方向に90度回転した状態で)、梱包工程(後工程)に搬送される。よって、梱包工程の加工性が安定し、生産性を向上させることができる。
また、本実施形態の回転装置10では、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19の奥行き方向の間隔(図2に示すD7)は、回転後のナプキン1(ナプキン本体部2が存在する部位も存在しない部位も含むナプキン1)における搬送方向下流側の辺である第3の辺1cの長さ(図1Bに示すD1)未満であり、回転後のナプキン本体部2における搬送方向下流側の辺の長さ(図1Bに示すナプキン本体部2の最大幅長さD2)以上であるとする(D2≦D7<D1)。
そうすることで、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19により、ナプキン1においてナプキン本体部2が存在しない部位(即ち、包装材3だけの部位、ここでは接着部3A,3B)は圧縮されるが、ナプキン本体部2は圧縮されない。よって、ナプキン1の品質低下を防止することができる。一方、包装材3だけが圧縮されるのであれば生理用ナプキンとしての機能に影響を及ぼすことはなく、また、例えば不織布やポリエチレンシートなどを包装材3として利用する場合、圧縮されたとしても包装材3は元に戻ることができる。
そして、奥側最終調整壁17と手前側最終調整壁19(以下、2つの対向壁)の奥行き方向の間隔D7をナプキン1の幅長さD1未満にすることで、包装材3だけの部位が圧縮され、ナプキン1においてナプキン本体部2が存在する部位を2つの対向壁17,19に沿わせることができる。よって、2つの対向壁17,19によりナプキン1の角度を微調整することができ、最終的に、ナプキン1が所望の回転量を回転した状態で(反時計回り方向に90度回転した状態で)、ナプキン1を梱包工程(後工程)に搬送することができる。
また、本実施形態の回転装置10では、図2に示すように、手前側最終調整壁19の奥行き方向奥側の面と搬送ベルト11の奥行き方向における中央部C(b)との奥行き方向の間隔D8が、固定壁13の奥行き方向奥側の端部と搬送ベルト11の中央部C(b)との奥行き方向の間隔D11よりも、長いとする(D8>D11)。つまり、手前側最終調整壁19の奥行き方向奥側の面が、固定壁13の奥行き方向奥側の端部よりも、奥行き方向の手前側に位置している。
即ち、固定壁13は搬送ベルト11に比較的に近い位置に設置されている。ゆえに、固定壁13に当接する際のナプキン1の奥行き方向の位置が多少ずれたとしても、ナプキン1の第1の辺1aを固定壁13に確実に当接させることができ、ナプキン1を回転させることができる。
また、回転後のナプキン1は固定壁13の奥行き方向奥側の端部よりも奥行き方向の奥側に位置することになる。よって、回転後のナプキン1の奥行き方向の中央部C(n)は、搬送ベルト11の奥行き方向の中央部C(b)よりも、奥行き方向の奥側にずれてしまう。そのため、手前側最終調整壁19の奥行き方向奥側の面を、固定壁13の奥行き方向奥側の端部よりも、奥行き方向の手前側に位置させることで、回転後のナプキン1の中央部C(n)を搬送ベルト11の中央部C(b)に近づけることができる。その結果、ナプキン1を搬送ベルト11にしっかり挟持させた状態で後工程に移行させることができる。
===変形例===
図7Aは、ナプキン1を回転させる固定部材の変形例を説明する図である。前述の実施形態では、図4に示すように、固定部材として、奥行き方向に沿って延びた壁面(当接面13a)を有する固定壁13を例に挙げているが、これに限らない。例えば、図7Aに示すように、回転装置の上下方向(図7Aにおいて紙面を貫通する方向)に延びた棒状の部材を、固定部材20としてもよい。このような棒状の固定部材20を搬送方向の所定の位置に固定することにより、ナプキン1の搬送方向下流側の側辺(第1の辺1a)のうちの搬送ベルト11から露出した部位を、固定部材20の周面に当接させることができ、ナプキン1を反時計回り方向に回転させることができる。
図7Bは、ナプキン1の回転量の変形例を説明する図である。前述の実施形態では、ナプキン1を反時計回り方向に90度回転させる実施形態を例に挙げているが、これに限らない。例えば、図7Bに示すように、ナプキン1を反時計回り方向に90度よりも小さい角度で回転させてもよい。この場合、図7Bに示すように、固定壁13の奥行き方向に沿った搬送方向下流側の面と、回転規制壁14の搬送方向に延びた奥行き方向手前側の面との成す角度θを、90度よりも大きい角にするとよい。そうすることで、ナプキン1が反時計回り方向に90度回転する前に、回転規制壁14によりナプキン1の回転が規制される。
また、ナプキン1を反時計回り方向に90度よりも大きい角度で回転させたい場合には(不図示)、固定壁13と回転規制壁14の成す角度θを90度よりも小さい角にするとよい。
このように、固定壁13と回転規制壁14の成す角度θを所望の回転量に応じた角度にするとよい。
また、前述の実施形態では、ナプキン1を反時計回り方向に回転させる実施形態を例に挙げているが、これに限らない。例えば、図2に示す回転装置10において、固定壁13を、搬送ベルト11に対して奥行き方向の奥側に位置させることで、ナプキン1を時計回り方向に回転させることができる。
図7Cは、固定壁13と回転規制壁14の配置についての変形例を説明する図である。前述の実施形態では、図2に示すように、固定壁13と回転規制壁14を搬送方向に連続して配置しているが、これに限らない。例えば、図7Cに示すように、固定壁13と回転規制壁14を離間させて配置しても良い。ただし、固定壁13と回転規制壁14の搬送方向の間隔D12は、回転後のナプキン1の搬送方向下流側の辺(第3の辺1c)から固定壁13の搬送方向下流側の面までの長さD13よりも、短くする事が好ましい(D12<D13)。そうすることで、固定壁13と回転規制壁14の離間部にナプキン1が引っ掛かってしまうことを防止でき、ナプキン1をスムーズに搬送することができる。
図8A及び図8Bは、ナプキン1が回転する際にナプキン1を厚さ方向に押圧する押圧部材の変形例を説明する図である。前述の実施形態では、押圧部材として押圧ローラー12を例に挙げているが、これに限らず、他の部材であってもよい。また、前述の実施形態では、図3Cに示すように、搬送ベルト11に対して押圧ローラー12の反対側は空間となっているが、これに限らない。例えば、図8Aに示すように、搬送ベルト11A,11Bを挟んで押圧ローラー12と対向する位置に、別の押圧ローラー21を設けても良い。また、図8Bに示すように、搬送ベルト11A,11Bを挟んで押圧ローラー12と対向する位置に、受け部22(例えば搬送ベルト11の幅広面と平行な面を有する板金等)を設けても良い。これらの場合、ナプキン1が固定壁13と当接する際に、搬送ベルト11がナプキン1を挟み込む力をより強くすることができ、搬送ベルト11とナプキン1の滑りを防止することができる。その結果、ナプキン1に、ナプキン1を搬送方向下流側に移動させようとする力(図4に示すFc)を作用させることができ、ナプキン1を確実に回転させることができる。
図9は、奥行き方向奥側に位置する傾斜壁(第1の壁部)の変形例を説明する図である。前述の実施形態では、図2に示すように、奥行き方向奥側に位置する傾斜壁(搬送方向上流側から下流側にかけて奥行き方向手前側に傾斜する壁)として、傾斜コンベア15と奥側傾斜壁16を例に挙げているが、これに限らない。図9に示すように、奥行き方向奥側に位置する傾斜壁の一部をベルトコンベアにすることなく、板金部材で形成される壁23にしても良い。
また、搬送方向手前側の傾斜壁(図9に示す手前側傾斜壁18)をベルトコンベアにしても良い。また、固定壁13により回転したナプキン1は、搬送ベルト11に対して奥行き方向の奥側にずれるため、奥行き方向手前側に位置する壁は、ナプキン1に接触する割合が少なく、ナプキン1が引っ掛かり難い。よって、奥行き方向手前側に位置する壁を、傾斜させることなく、搬送方向に沿って延ばした壁にしても良い。
また、前述の実施形態では、ナプキン1の過度な回転を防止するために回転規制壁14を設けているが、これに限らず、図5に示すように回転規制壁14を有さない回転装置であっても良い。また、搬送ベルト11を挟んで奥行き方向に対向する壁(傾斜コンベア15、奥側傾斜壁16、奥側最終調整壁17、手前側傾斜壁18、手前側最終調整壁19)を有さない回転装置であっても良い。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る吸収性物品の回転装置及び吸収性物品の回転方法を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
前述の実施形態では、吸収性物品として、個包装された生理用ナプキン(図1B)を回転させる実施例を挙げているが、これに限らず、本発明に係る回転装置及び回転方法を、例えば、おむつに適用してもよいし、個包装されていない生理用ナプキンに適用してもよいし、折り畳まれていない生理用ナプキンに適用してもよい。
1 ナプキン(吸収性物品)、2 ナプキン本体部(本体部)、3 包装材、
4 ウィング部、5 保護シート、6 テープ、3A 接着部、3B 接着部、
1a 第1の辺、1b 第2の辺、1c 第3の辺、1d 第4の辺、
10 回転装置、11 搬送ベルト(一対のベルト)、
11A 上側搬送ベルト、11B 下側搬送ベルト、
12 押圧ローラー(押圧部材)、13 固定壁(固定部材)、
14 回転規制壁(回転規制部)、15 傾斜コンベア(第1の壁部)、
151 駆動ローラー、152 従動ローラー、153 ベルト、
16 奥側傾斜壁(第1の壁部)、17 奥側最終調整壁(第2の壁部)、
18 手前側傾斜壁(対向壁部)、19 手前側最終調整壁(対向壁部)、
20 固定部材、21 押圧ローラー、22 受け部、23 壁

Claims (9)

  1. 一対のベルトで吸収性物品を挟持した状態で当該吸収性物品を搬送方向に搬送する搬送部と、
    前記搬送方向の所定の位置に固定された固定部材であって、前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側の側辺のうちの前記ベルトから露出した部位に当接して前記吸収性物品を回転させる固定部材と、
    を有することを特徴とする吸収性物品の回転装置。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品の回転装置であって、
    前記固定部材によって回転する前記吸収性物品の前記側辺と当接し得る位置に、前記吸収性物品の回転を規制する回転規制部が設けられた、
    吸収性物品の回転装置。
  3. 請求項2に記載の吸収性物品の回転装置であって、
    前記固定部材は、前記搬送方向と交差する方向に沿った壁面を有し、
    当該壁面に対して前記吸収性物品の所望の回転量に応じた角度を成す壁面が、前記回転規制部である、
    吸収性物品の回転装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の吸収性物品の回転装置であって、
    前記一対のベルトは前記吸収性物品を厚さ方向に挟持し、
    前記吸収性物品の前記側辺と前記固定部材が当接する際に、前記ベルトを介して前記吸収性物品を前記厚さ方向に押圧する押圧部材が設けられた、
    吸収性物品の回転装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の吸収性物品の回転装置であって、
    前記固定部材は、前記吸収性物品の前記側辺のうち、前記搬送方向と交差する方向の一方側にて前記ベルトから露出した部位に当接し、
    前記固定部材よりも前記搬送方向の前記下流側の位置であり、前記ベルトよりも前記交差する方向の他方側の位置に、第1の壁部が設けられ、
    前記第1の壁部は、前記搬送方向の上流側から前記下流側にかけて、前記交差する方向の前記一方側に傾斜している、
    吸収性物品の回転装置。
  6. 請求項5に記載の吸収性物品の回転装置であって、
    前記第1の壁部よりも前記搬送方向の前記下流側の位置に、第2の壁部が設けられ、
    前記交差する方向に前記ベルトを挟んで、前記第1の壁部の少なくとも一部及び第2の壁部に対向する対向壁部が設けられ、
    前記第1の壁部と前記対向壁部との前記交差する方向の間隔は、前記搬送方向の前記上流側の位置よりも前記下流側の位置の方が狭くなっている、
    吸収性物品の回転装置。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品の回転装置であって、
    前記第2の壁部に対向する前記対向壁部と前記ベルトにおける前記交差する方向の中央部との前記交差する方向の間隔は、前記固定部材における前記交差する方向の前記他方側の端部と前記ベルトにおける前記中央部との前記交差する方向の間隔よりも、長い、
    吸収性物品の回転装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の吸収性物品の回転装置であって、
    前記吸収性物品は、前記吸収性物品の本体部が包装材により個包装された物品であり、
    前記第2の壁部と前記対向壁部との前記交差する方向の間隔は、回転後の前記吸収性物品における前記搬送方向の前記下流側の辺の長さ未満であり、回転後の前記本体部における前記搬送方向の前記下流側の辺の長さ以上である、
    吸収性物品の回転装置。
  9. 一対のベルトで吸収性物品を挟持した状態で当該吸収性物品を搬送方向に搬送することと、
    前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側の側辺のうちの前記ベルトから露出した部位を、前記搬送方向の所定の位置に固定された固定部材に当接することによって、前記吸収性物品を回転させることと、
    を有することを特徴とする吸収性物品の回転方法。
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