JP3419810B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JP3419810B2
JP3419810B2 JP00514893A JP514893A JP3419810B2 JP 3419810 B2 JP3419810 B2 JP 3419810B2 JP 00514893 A JP00514893 A JP 00514893A JP 514893 A JP514893 A JP 514893A JP 3419810 B2 JP3419810 B2 JP 3419810B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】タイヤのトレッド部が振動するこ
とによって発生する騒音を低減した空気入りラジアルタ
イヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤが発生する騒音は、乗り心地性お
よび居住性に悪影響を及ぼす。このタイヤの騒音は、タ
イヤ自身に何らかの不均一性があることにより振動して
音を発生する場合と、路面の凹凸によりトレッド部が強
制入力を受けてトレッド部が振動して音を発生する場合
とがある。騒音が後者の場合、その原因であるトレッド
部の振動は、一般には、トレッドゴムの材質とトレッド
パターンとが関与していると考えられている。
【0003】また空気入りタイヤは、高速走行での耐久
性、特にベルトセパレーションの防止を意図して、従来
のベルトの他に、タイヤ赤道面に対し実質的に平行配列
のコードゴム引き層からなる補強ベルトを配設すること
が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発明者らがタ
イヤの騒音を低減するため、その原因であるトレッド部
の振動を抑制するための検討を行った結果、タイヤに発
生する騒音は、トレッドゴムの材質、トレッドパターン
の改良だけではなく、ベルトまたはカーカスプライの構
造を適正化することによっても低減できることが分かっ
た。
【0005】そこで本発明の課題は、タイヤのベルトま
たはカーカスプライの構造の適正化を図ることにより騒
音を低減し、乗り心地性および居住性を高めた空気入り
ラジアルタイヤを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、対をなす
ビードコアの周りに外向きに折り返すことにより係止さ
れトロイド状に連なるラジアルカーカスのクラウン部外
周に、2枚以上のコードゴム引き層の交差積層になるベ
ルトを備えるとともに、ベルトの内周と外周、およびコ
ードゴム引き層間のうち、少なくとも一つの位置に、タ
イヤ赤道面に対するベルトのコード配列角度に比べてよ
り大きな角度の傾斜配列となるコードをもつバイアスキ
ャップを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、バイ
アスキャップが、対をなしクラウン部の幅中央付近にて
オーバーラップして積層強化部を形成してなることを特
徴とする空気入りラジアルタイヤである。
【0007】第二の発明は、対をなすビードコアの周り
に外向きに折り返すことにより係止されトロイド状に連
なるラジアルカーカスのクラウン部外周に、2枚以上の
コードゴム引き層の交差積層になるベルトを備えるとと
もに、ベルトの内周と外周、およびコードゴム引き層間
のうち、少なくとも一つの位置に、タイヤ赤道面に対す
るベルトのコード配列角度に比べてより大きな角度の傾
斜配列となるコードをもつバイアスキャップを備える空
気入りラジアルタイヤにおいて、ラジアルカーカスの折
返し両端部が、クラウン部の幅中央付近にてオーバーラ
ップして積層強化部を形成してなることを特徴とする空
気入りラジアルタイヤである。
【0008】第三の発明は、対をなすビードコアの周り
に外向きに折り返すことにより係止されトロイド状に連
なるラジアルカーカスのクラウン部外周に、2枚以上の
コードゴム引き層の交差積層になるベルトを備えるとと
もに、ベルトの内周と外周、およびコードゴム引き層間
のうち、少なくとも一つの位置に、タイヤ赤道面に対す
るベルトのコード配列角度に比べてより大きな角度の傾
斜配列となるコードをもつバイアスキャップを備える空
気入りラジアルタイヤにおいて、対をなすバイアスキャ
ップおよびラジアルカーカスの折返し両端部が、それぞ
れクラウン部の幅中央付近にてオーバーラップして積層
強化部を形成してなる有することを特徴とする空気入り
ラジアルタイヤである。
【0009】本発明による空気入りラジアルタイヤの一
例を図1に示し、図中1Aは空気入りラジアルタイヤ、
2はビードコア、3はラジアルカーカス、4はクラウン
部、5はコードゴム引き層、6はベルト、7はバイアス
キャップ、8Aはバイアスキャップの積層強化部、8B
はラジアルカーカスの積層強化部である。
【0010】本発明の空気入りラジアルタイヤは、対を
なすビードコア2の周りに外向きに折り返すことにより
係止されトロイド状に連なるラジアルカーカス3のクラ
ウン部4外周に、2枚以上のコードゴム引き層5の交差
積層になるベルト6を備えている。
【0011】また、ベルト6の内周と外周、およびコー
ドゴム引き層5間のうち、少なくとも一つの位置に、タ
イヤ赤道面に対するベルトのコード配列角度に比べてよ
り大きな角度の傾斜配列となるコードをもつバイアスキ
ャップ7を備えている。バイアスキャップ7のコード
は、タイヤ赤道面に対するベルト6のコード配列角度に
比べてより大きな傾斜角度で、好ましくはベルト6のコ
ード配設角度に対し5〜25°のより大きな傾斜角度で
ある。バイアスキャップ7は、ベルト6よりも広い幅を
有することが好ましく、ベルト6の最外層のコードとの
交差角度が大きくなる積層配置がより好ましい。なお、
コードの材質は、スチールでもよいが、軽量化の点でナ
イロン66、ケブラー等の有機繊維が好ましい。
【0012】バイアスキャップ7の両端縁は、トレッド
部ショルダーの補強、特に高速走行の際に生じる径方向
拡大の抑制するために、トレッド円周を含む平面に対し
実質的に平行配列となるコードゴム引き層からなる幅狭
のレイヤ−9で覆う配置(図2および図4)にしてもよ
い。この場合は、レイヤ−9を、半径方向では、バイア
スキャップ7の外周に配置し、バイアスキャップ7の直
上、またはコードゴム引き層5あるいはベルト6を介し
た外側に配置することが好ましく、幅方向では、バイア
スキャップ7の両端縁をそれぞれレイヤ−9でたが締め
する配置とし、かつレイヤ−9の幅外側端はそれぞれバ
イアスキャップ7の両端よりも幅方向外側になるように
配置するのが好ましい。レイヤ−9のコードの材質は、
バイアスキャップ7と同様なものを用いるのが好まし
い。
【0013】第一の発明は、バイアスキャップ7が、対
をなしクラウン部4の幅中央付近にてオーバーラップし
て積層強化部8Aを形成してなることを特徴としている
(図1および図2)。このバイアスキャップ7は、通常
は一対であるが、必要に応じ二対以上に増やすことがで
きる。また、対をなすバイアスキャップ7は、コード配
列が交差する配置が好ましく、この対をなすバイアスキ
ャップ7がオーバーラップする積層強化部8Aの幅WB
の、最大ベルト幅Wに対する割合が、0.15以上であ
ることが好ましい。
【0014】第二の発明は、ラジアルカーカスの折返し
両端部が、クラウン部の幅中央付近にてオーバーラップ
して積層強化部を形成してなることを特徴としている
(図3および図4)。これらのラジアルカーカスの折返
し両端部が、オーバーラップして形成する積層強化部8
Bは、その幅WC の、最大ベルト幅Wに対する割合が、
0.15以上であることが好ましい。
【0015】第三の発明は、対をなすバイアスキャップ
およびラジアルカーカスの折返し両端部が、それぞれク
ラウン部の幅中央付近にてオーバーラップして積層強化
部を形成してなることを特徴としている。バイアスキャ
ップ7は、通常は一対であるが、必要に応じ二対以上に
増やすことができる。対をなすバイアスキャップ7は、
コード配列が交差する配置が好ましく、この対をなすバ
イアスキャップ7がオーバーラップする積層強化部8A
の幅WB の、最大ベルト幅Wに対する割合が、0.15
以上であることが好ましい。また、ラジアルカーカスの
折返し両端部が、クラウン部の幅中央付近にてオーバー
ラップして積層強化部を形成してなることを特徴として
いる。これらのラジアルカーカスの折返し両端部が、オ
ーバーラップする積層強化部8Bの幅WC の、最大ベル
ト幅Wに対する割合が、0.15以上であることが好ま
しい。
【0016】
【作用】音は空気の振動により発生するが、一般に人間
が聴覚により音として感じとれる周波数の範囲は、およ
そ20〜20000Hzであり、このうち騒音として感
じる主要周波数は800〜2000Hzの範囲である。
特に1000Hz前後の周波数の範囲が騒音の発生量と
して最も多く、この音域での音圧レベルを低減すること
が低騒音性につながる。
【0017】この騒音の主な発生原因としては、路面の
凹凸によりトレッドが強制入力を受け、それとともにト
レッド部が振動することによるものである。この振動
は、弦の振動伝播の場合と同じように、両ビード部を固
定端としてその間に定常波をつくることにより発生し、
タイヤ軸方向に振動モードを形成する。したがって、タ
イヤ軸方向の剛性が小さいほど大きく振動するため、こ
のときの振幅を最小にすること、特にトレッド部中央に
おける振動を抑制することが騒音の低減効果が大きく影
響する。
【0018】本発明は、ベルト6の内周と外周、および
コードゴム引き層5間のうち、少なくとも一つの位置に
バイアスキャップ7を備えているが、このバイアスキャ
ップ7は、赤道面に対するコード配列角度をベルト6よ
りも大きくすることで、タイヤの軸方向の剛性を向上さ
せることができる。また、バイアスキャップ7を、最外
層のベルト6を形成するコードゴム引き層5のコード配
列に対しより大きな傾斜交差となる積層にすれば、より
大きなパンタグラフ効果が得られるため、いっそうタイ
ヤ軸方向の剛性が向上する。
【0019】本発明はまた、対をなすバイアスキャップ
7およびラジアルカーカス3の少なくとも一方が、クラ
ウン部4中央にて、オーバーラップして積層強化部8A
および/または8Bを形成することにより、該クラウン
部中央での剛性が高くなり、それによりタイヤ軸方向の
振動が大幅に抑えることができる。
【0020】
【実施例】以下にのべるような試作をした空気入りラジ
アルタイヤ(タイヤサイズ:225/50R16)につ
いて試験を行った。供試タイヤは、図1〜図5に示すベ
ルト構造をもつラジアルタイヤであり、 図1〜図4に示
すタイヤが代表的な発明タイヤ、図5が従来タイヤであ
る。
【0021】・実施例1 図1に示す空気入りタイヤ1Aについての試験を行っ
た。この空気入りタイヤ1Aは、対をなすビードコア2
の周りに外向きに折り返すことにより係止されトロイド
状に連なるラジアルカーカス3のクラウン部4外周に、
2枚以上のコードゴム引き層5の交差積層になるベルト
6を備えている。ラジアルカーカス3には、ポリエステ
ルコード(1500d/2)を使用し、このコード配設
角度は赤道面に対し90°にした。ベルト6には、スチ
ールコードを使用し、このコード角度は赤道面に対しそ
れぞれ22°とした。ベルトの最大幅Wは230mmと
した。またベルト6の外周には、タイヤ赤道面に対する
ベルト6(22°)のコード配列角度に比べてより大き
な角度(30°)の傾斜配列となるコードをもつバイア
スキャップ7を備えている。このバイアスキャップ7
は、対をなしクラウン部の幅中央付近にてオーバーラッ
プして積層強化部8を形成している。この積層強化部8
の幅WB は40mmとした。バイアスキャップ7のコー
ドには、ナイロン66(1260d/2)を使用した。
【0022】・実施例2 図2に示す空気入りタイヤ1Bについての試験を行っ
た。この空気入りタイヤ1Bは、バイアスキャップ7の
両端縁を幅狭のレイヤ−9でたが締めすることを除いて
は実施例1に示す空気入りタイヤ1Aと同じ構造であ
る。
【0023】・実施例3 図3に示す空気入りタイヤ1Cについての試験を行っ
た。この空気入りタイヤ1Cは、対をなすビードコア2
の周りに外向きに折り返すことにより係止されトロイド
状に連なるラジアルカーカス3のクラウン部4外周に、
2枚以上のコードゴム引き層5の交差積層になるベルト
6を備えている。ラジアルカーカス3には、ポリエステ
ルコード(1500d/2)を使用し、このコード配設
角度は赤道面に対し90°にした。ベルト6には、スチ
ールコードを使用し、このコード角度は赤道面に対しそ
れぞれ22°とした。ベルトの最大幅Wは230mmと
した。また、ラジアルカーカス3の折返し両端部が、ク
ラウン部の幅中央付近にてオーバーラップして積層強化
部8Bを形成している。この積層強化部8Bの幅は50
mmとした。またベルト6の外周には、タイヤ赤道面に
対するベルト6(22°)のコード配列角度に比べてよ
り大きな角度(30°)の傾斜配列となるコードをもつ
バイアスキャップ7を備えている。バイアスキャップ7
のコードには、ナイロン66(1260d/2)を使用
した。
【0024】・実施例4 図4に示す空気入りタイヤ1Dについての試験を行っ
た。この空気入りタイヤ1Dは、バイアスキャップ7の
両端縁を幅狭のレイヤ−9でたが締めすることを除いて
は実施例3に示す空気入りタイヤ1Cと同じ構造であ
る。
【0025】・従来例 図5に示す空気入りタイヤ1Eについての試験を行っ
た。この空気入りタイヤ1Eは、ベルト構造が前記ベル
トのほか、ベルトの外周にバイアスキャップ7の代わり
に、タイヤ赤道面に対して平行にコード配列した一層の
キャップ7´を備えることを除いては実施例1に示す空
気入りタイヤ1Aと同じ構造である。
【0026】試験は、各供試タイヤを用いて、タイヤ騒
音および高速耐久性について評価した。タイヤ騒音は、
タイヤ内圧2.0kgf、負荷荷重400kgfの条件
下で、60km/hの速度でタイヤをドラム上で回転さ
せて測定した。高速耐久性は、上記の条件下で218k
m/h、30分間の初期走行の後に、速度を8km/h
増やし30分間走行するのを1ステップとして、1ステ
ップずつ増加させていき、これによりトレッドとベルト
がセパレーションしたか否かにより評価した。表1にそ
れらの結果を示す。なお、表1中の数値は、いずれも従
来タイヤを100として指数比で示した。
【0027】
【表1】
【0028】これらの結果から、発明タイヤは従来タイ
ヤに比べ、高速走行における耐久性を低下させることな
く、騒音が大幅に改良されている。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ベルト6の内周と外
周、およびコードゴム引き層5間のうち、少なくとも一
つの位置に備えるバイアスキャップ7の、赤道面に対す
るコード配列角度をベルト6よりも大きくすることで、
従来に比べ、タイヤの軸方向の剛性および張力が高まる
ため、クラウン部の振動を抑制でき、騒音の低減が図れ
る。また、バイアスキャップ7を、最外層のベルト6を
形成するコードゴム引き層5のコード配列に対しより大
きな傾斜交差となる積層にすれば、より大きなパンタグ
ラフ効果が得られるため、いっそうタイヤ軸方向の剛性
が向上するため、騒音低減に寄与する。本発明はまた、
バイアスキャップ7およびラジアルカーカス3の少なく
とも一方が、クラウン部4中央にて、オーバーラップし
て積層強化部を形成した構造とすることにより、該クラ
ウン部中央での剛性が高くなるため、タイヤ軸方向の振
動が大幅に抑えることができ、騒音抑制に大きな効果を
示す。さらに加えて、バイアスキャップ7の両端縁を、
幅狭のレイヤ−9でたが締め補強すれば、タイヤ軸方向
の剛性向上に寄与するとともに、特に高速走行時に発生
するベルトセパレーションの抑制が図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で使用した発明タイヤ1Aの幅断面図
である。
【図2】実施例2で使用した発明タイヤ1Bの幅断面図
である。
【図3】実施例3で使用した発明タイヤ1Cの幅断面図
である。
【図4】実施例4で使用した発明タイヤ1Dの幅断面図
である。
【図5】従来例で使用した従来タイヤ1Eの幅断面図で
ある。
【符号の説明】
1 空気入りラジアルタイヤ 2 ビードコア 3 ラジアルカーカス 4 クラウン部 5 コードゴム引き層 6 ベルト 7 バイアスキャップ 8A バイアスキャップの積層強化部 8B ラジアルカーカスの積層強化部 9 レイヤ− W ベルト最大幅 WB バイアスキャップの積層強化部の幅 WC ラジアルカーカスの積層強化部の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 9/08 B60C 9/18 B60C 9/22 B60C 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなすビードコアの周りに外向きに折
    り返すことにより係止されトロイド状に連なるラジアル
    カーカスのクラウン部外周に、2枚以上のコードゴム引
    き層の交差積層になるベルトを備えるとともに、ベルト
    の内周と外周、およびコードゴム引き層間のうち、少な
    くとも一つの位置に、タイヤ赤道面に対するベルトのコ
    ード配列角度に比べてより大きな角度の傾斜配列となる
    コードをもつバイアスキャップを備える空気入りラジア
    ルタイヤにおいて、 バイアスキャップが、対をなしクラウン部の幅中央付近
    にてオーバーラップして積層強化部を形成してなること
    を特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 対をなすビードコアの周りに外向きに折
    り返すことにより係止されトロイド状に連なるラジアル
    カーカスのクラウン部外周に、2枚以上のコードゴム引
    き層の交差積層になるベルトを備えるとともに、ベルト
    の内周と外周、およびコードゴム引き層間のうち、少な
    くとも一つの位置に、タイヤ赤道面に対するベルトのコ
    ード配列角度に比べてより大きな角度の傾斜配列となる
    コードをもつバイアスキャップを備える空気入りラジア
    ルタイヤにおいて、 ラジアルカーカスの折返し両端部が、クラウン部の幅中
    央付近にてオーバーラップして積層強化部を形成してな
    ることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 対をなすビードコアの周りに外向きに折
    り返すことにより係止されトロイド状に連なるラジアル
    カーカスのクラウン部外周に、2枚以上のコードゴム引
    き層の交差積層になるベルトを備えるとともに、ベルト
    の内周と外周、およびコードゴム引き層間のうち、少な
    くとも一つの位置に、タイヤ赤道面に対するベルトのコ
    ード配列角度に比べてより大きな角度の傾斜配列となる
    コードをもつバイアスキャップを備える空気入りラジア
    ルタイヤにおいて、 対をなすバイアスキャップおよびラジアルカーカスの折
    返し両端部が、それぞれクラウン部の幅中央付近にてオ
    ーバーラップして積層強化部を形成してなることを特徴
    とする空気入りラジアルタイヤ。
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