JP3419643B2 - 固体撮像装置の製造方法および製造装置 - Google Patents
固体撮像装置の製造方法および製造装置Info
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- JP3419643B2 JP3419643B2 JP02743197A JP2743197A JP3419643B2 JP 3419643 B2 JP3419643 B2 JP 3419643B2 JP 02743197 A JP02743197 A JP 02743197A JP 2743197 A JP2743197 A JP 2743197A JP 3419643 B2 JP3419643 B2 JP 3419643B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像装置の
製造方法および製造装置に関するものである。
製造方法および製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置のパッケージ構造は、デバ
イスに安定した光を到達させるために収納する容器は中
空でその蓋には、透明なガラス板が用いられる。容器と
蓋の接着については外的な環境からデバイスを保護する
ために気密性の高い工法が必要となる。
イスに安定した光を到達させるために収納する容器は中
空でその蓋には、透明なガラス板が用いられる。容器と
蓋の接着については外的な環境からデバイスを保護する
ために気密性の高い工法が必要となる。
【0003】そこで、蓋を容器に固定する方法として
は、熱硬化型の接着剤を用いて加熱硬化する方法や紫外
線硬化型の接着剤を用いる方法などがある。これらのう
ち紫外線硬化型の接着剤を用いた方法を図11ないし図
14を用いて説明する。図11は封止用接着剤を塗布し
た固体撮像装置の斜視図である。固体撮像装置31は、
予め成形されたプラスチックまたは、セラミックの容器
1にチップ2が収納されている。チップ2の表面には、
色再現のための有機膜3が形成されている。この有機膜
3は、フィルタ上面にフォトレジストを所定のパターン
に形成して、さらに所定の色に染色した色フィルタであ
る。チップ2と容器1の電気的な接続は、金属ワイヤ4
により行われ、リードフレーム5を通して外部へ導かれ
る。封止の際には、容器のシール部6上に紫外線硬化型
の接着剤7をディスペンサ8で一周塗布する。
は、熱硬化型の接着剤を用いて加熱硬化する方法や紫外
線硬化型の接着剤を用いる方法などがある。これらのう
ち紫外線硬化型の接着剤を用いた方法を図11ないし図
14を用いて説明する。図11は封止用接着剤を塗布し
た固体撮像装置の斜視図である。固体撮像装置31は、
予め成形されたプラスチックまたは、セラミックの容器
1にチップ2が収納されている。チップ2の表面には、
色再現のための有機膜3が形成されている。この有機膜
3は、フィルタ上面にフォトレジストを所定のパターン
に形成して、さらに所定の色に染色した色フィルタであ
る。チップ2と容器1の電気的な接続は、金属ワイヤ4
により行われ、リードフレーム5を通して外部へ導かれ
る。封止の際には、容器のシール部6上に紫外線硬化型
の接着剤7をディスペンサ8で一周塗布する。
【0004】つぎに、ガラスを接着する工法を図12の
説明図を用いて説明する。接着剤7が塗布された容器1
の上部に、ガラス9を載せる。この場合、接着剤7を均
一に伸ばすためにガラス9をシリンダ10で押さえる。
最後に接着剤の硬化方法を図13の斜視図を用いて説明
する。ガラス9が接着された状態の固体撮像装置31の
上部にランプ光源14から光ファイバ16を挿入したラ
イトガイド35を設置して光ファイバ16を通して照射
される紫外線によって接着剤7を硬化させる。ここで用
いられるライトガイド35の端面は、図14に示すよう
に、光ファイバ16を束ねた状態である。
説明図を用いて説明する。接着剤7が塗布された容器1
の上部に、ガラス9を載せる。この場合、接着剤7を均
一に伸ばすためにガラス9をシリンダ10で押さえる。
最後に接着剤の硬化方法を図13の斜視図を用いて説明
する。ガラス9が接着された状態の固体撮像装置31の
上部にランプ光源14から光ファイバ16を挿入したラ
イトガイド35を設置して光ファイバ16を通して照射
される紫外線によって接着剤7を硬化させる。ここで用
いられるライトガイド35の端面は、図14に示すよう
に、光ファイバ16を束ねた状態である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方法では、接着剤7を容器1のシール部6に一
周塗布するためにガラス9を載せて押さえた際、容器1
内のエアーが圧縮されて接着面から外へ出ていこうとす
る作用で接着剤7が内側から外側へ押し広げられ、接着
面が歪になるという欠点を有していた。
来の製造方法では、接着剤7を容器1のシール部6に一
周塗布するためにガラス9を載せて押さえた際、容器1
内のエアーが圧縮されて接着面から外へ出ていこうとす
る作用で接着剤7が内側から外側へ押し広げられ、接着
面が歪になるという欠点を有していた。
【0006】また、接着剤7を硬化させる紫外線をチッ
プ2表面に照射すると、チップ2上に形成された色再現
のための有機膜3の色が退色して劣化し、所望の色フィ
ルタの分光特性が得られず実用上大きな問題であった。
さらに、ガラス9を押さえる工程と紫外線を照射して接
着剤7を硬化する工程を分離しているために工数が増大
してしまうという欠点を有していた。
プ2表面に照射すると、チップ2上に形成された色再現
のための有機膜3の色が退色して劣化し、所望の色フィ
ルタの分光特性が得られず実用上大きな問題であった。
さらに、ガラス9を押さえる工程と紫外線を照射して接
着剤7を硬化する工程を分離しているために工数が増大
してしまうという欠点を有していた。
【0007】したがって、この発明の目的は、上記従来
の問題点を解決するもので封止外観品質および画像特性
に優れた、低価格の固体撮像装置の製造方法および製造
装置を提供することである。
の問題点を解決するもので封止外観品質および画像特性
に優れた、低価格の固体撮像装置の製造方法および製造
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の固体撮像装置の製造方法は、カラー
フィルタを表面に有するチップが収納されたパッケージ
の周縁に位置するシール部の4辺に紫外線硬化型の接着
剤を塗布し、前記パッケージにガラスを載せて前記シー
ル部に接着し、前記シール部の対向する2辺の上に紫外
線照射用の光ファイバを配列させて前記シール部の2辺
を硬化し、前記光ファイバを90°反転配置して前記シ
ール部の他の2辺を硬化することで、前記シール部の4
辺全面を硬化することを特徴とする。
め、請求項1記載の固体撮像装置の製造方法は、カラー
フィルタを表面に有するチップが収納されたパッケージ
の周縁に位置するシール部の4辺に紫外線硬化型の接着
剤を塗布し、前記パッケージにガラスを載せて前記シー
ル部に接着し、前記シール部の対向する2辺の上に紫外
線照射用の光ファイバを配列させて前記シール部の2辺
を硬化し、前記光ファイバを90°反転配置して前記シ
ール部の他の2辺を硬化することで、前記シール部の4
辺全面を硬化することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】このように、接着剤を紫外線で硬化する際
に、シール部の対向する2辺の上に紫外線照射用の光フ
ァイバを配列させてシール部の2辺を硬化し、光ファイ
バを90°反転配置してシール部の他の2辺を硬化する
ことで、シール部の4辺全面を硬化するので、紫外線を
シール部のみに照射することが可能となり、チップ上に
形成された有機膜が受ける紫外線の影響を排除すること
が可能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られ
る。また、光ファイバでシール部の対向する2辺を硬化
した後、光ファイバの硬化ポジションを変えて残る2辺
を硬化するため、2工程で接着剤を硬化させることがで
きる。
に、シール部の対向する2辺の上に紫外線照射用の光フ
ァイバを配列させてシール部の2辺を硬化し、光ファイ
バを90°反転配置してシール部の他の2辺を硬化する
ことで、シール部の4辺全面を硬化するので、紫外線を
シール部のみに照射することが可能となり、チップ上に
形成された有機膜が受ける紫外線の影響を排除すること
が可能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られ
る。また、光ファイバでシール部の対向する2辺を硬化
した後、光ファイバの硬化ポジションを変えて残る2辺
を硬化するため、2工程で接着剤を硬化させることがで
きる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】請求項2記載の固体撮像装置の製造方法
は、カラーフィルタを表面に有するチップが収納された
パッケージの周縁に位置するシール部に紫外線硬化型の
接着剤を塗布し、パッケージにガラスを載せてシール部
に接着し、シール部の上に、口の字形に紫外線照射用の
光ファイバを配列し、かつ口形の各コーナ外側にスポッ
ト形に紫外線照射用の光ファイバを配列することで、シ
ール部全面を硬化することを特徴とする。
は、カラーフィルタを表面に有するチップが収納された
パッケージの周縁に位置するシール部に紫外線硬化型の
接着剤を塗布し、パッケージにガラスを載せてシール部
に接着し、シール部の上に、口の字形に紫外線照射用の
光ファイバを配列し、かつ口形の各コーナ外側にスポッ
ト形に紫外線照射用の光ファイバを配列することで、シ
ール部全面を硬化することを特徴とする。
【0017】このように、接着剤を紫外線で硬化する際
に、シール部上に、口の字形に紫外線照射用の光ファイ
バを配列し、かつ口形の各コーナ外側にスポット形に紫
外線照射用の光ファイバを配列することで、シール部全
面を硬化するので、接着剤の硬化を1工程で行うことが
でき、しかもスポット形に配列した光ファイバによりシ
ール部のコーナ部の接着剤の硬化をより確実にできる。
また、請求項1と同様に紫外線をシール部のみに照射す
ることが可能となり、チップ上に形成された有機膜が受
ける紫外線の影響を排除することができる。
に、シール部上に、口の字形に紫外線照射用の光ファイ
バを配列し、かつ口形の各コーナ外側にスポット形に紫
外線照射用の光ファイバを配列することで、シール部全
面を硬化するので、接着剤の硬化を1工程で行うことが
でき、しかもスポット形に配列した光ファイバによりシ
ール部のコーナ部の接着剤の硬化をより確実にできる。
また、請求項1と同様に紫外線をシール部のみに照射す
ることが可能となり、チップ上に形成された有機膜が受
ける紫外線の影響を排除することができる。
【0018】
【0019】請求項3記載の固体撮像装置の製造装置
は、カラーフィルタを表面に有するチップが収納された
パッケージの周縁に位置するシール部にディスペンサで
紫外線硬化型の接着剤を塗布し、パッケージにガラスを
載せてシール部に接着し、紫外線照射用のライトガイド
をパッケージの上に配置して接着剤を硬化させるように
した固体撮像装置の製造装置であって、ライトガイドの
中の光ファイバが前記シール部に対応するように配列さ
れており、ライトガイドは、ガラスの周縁部を押える傾
斜した押え面が端面に形成されているものである。この
ように、ライトガイド中の光ファイバがシール部に対応
するように配列されているので、紫外線をシール部のみ
に照射することが可能となり、チップ上に形成された有
機膜が受ける紫外線の影響を排除することが可能とな
り、所望の色フィルタの分光特性が得られる。また、ガ
ラスの周縁部を押える傾斜した押え面がライトガイドの
端面に形成されているので、ガラスの押さえと接着剤の
硬化を1工程で行うことができる。
は、カラーフィルタを表面に有するチップが収納された
パッケージの周縁に位置するシール部にディスペンサで
紫外線硬化型の接着剤を塗布し、パッケージにガラスを
載せてシール部に接着し、紫外線照射用のライトガイド
をパッケージの上に配置して接着剤を硬化させるように
した固体撮像装置の製造装置であって、ライトガイドの
中の光ファイバが前記シール部に対応するように配列さ
れており、ライトガイドは、ガラスの周縁部を押える傾
斜した押え面が端面に形成されているものである。この
ように、ライトガイド中の光ファイバがシール部に対応
するように配列されているので、紫外線をシール部のみ
に照射することが可能となり、チップ上に形成された有
機膜が受ける紫外線の影響を排除することが可能とな
り、所望の色フィルタの分光特性が得られる。また、ガ
ラスの周縁部を押える傾斜した押え面がライトガイドの
端面に形成されているので、ガラスの押さえと接着剤の
硬化を1工程で行うことができる。
【0020】請求項4記載の固体撮像装置の製造装置
は、カラーフィルタを表面に有するチップが収納された
パッケージの周縁に位置するシール部にディスペンサで
紫外線硬化型の接着剤を塗布し、パッケージにガラスを
載せてシール部に接着し、紫外線照射用のライトガイド
を前記パッケージの上に配置して接着剤を硬化させるよ
うにした固体撮像装置の製造装置であって、ライトガイ
ドの中の光ファイバが前記シール部に対応するように配
列されており、光ファイバは、口の字形に配列され、か
つ口形の各コーナ外側にスポット形に配列されている。
このように、ライトガイド中の光ファイバがシール部に
対応するように配列されているので、紫外線をシール部
のみに照射することが可能となり、チップ上に形成され
た有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが可能と
なり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。また、
光ファイバは、口の字形に配列され、かつ口形の各コー
ナ外側にスポット形に配列されているので、紫外線をシ
ール部のみに照射することが可能になるとともに、接着
剤の硬化を一工程で行うことができる。また、スポット
形に配列された光ファイバによりシール部のコーナ部に
おける接着剤の硬化をより確実にできる。
は、カラーフィルタを表面に有するチップが収納された
パッケージの周縁に位置するシール部にディスペンサで
紫外線硬化型の接着剤を塗布し、パッケージにガラスを
載せてシール部に接着し、紫外線照射用のライトガイド
を前記パッケージの上に配置して接着剤を硬化させるよ
うにした固体撮像装置の製造装置であって、ライトガイ
ドの中の光ファイバが前記シール部に対応するように配
列されており、光ファイバは、口の字形に配列され、か
つ口形の各コーナ外側にスポット形に配列されている。
このように、ライトガイド中の光ファイバがシール部に
対応するように配列されているので、紫外線をシール部
のみに照射することが可能となり、チップ上に形成され
た有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが可能と
なり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。また、
光ファイバは、口の字形に配列され、かつ口形の各コー
ナ外側にスポット形に配列されているので、紫外線をシ
ール部のみに照射することが可能になるとともに、接着
剤の硬化を一工程で行うことができる。また、スポット
形に配列された光ファイバによりシール部のコーナ部に
おける接着剤の硬化をより確実にできる。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1ないし図5に基づいて説明する。図1はこの発明の第
1の実施の形態における固体撮像装置の製造方法を示す
斜視図であり、図2はパッケージの内部圧力が上昇して
接着剤が内側から外側へ押し広げられる現象の斜視図で
ある。固体撮像装置21は、チップ2が収納されたパッ
ケージ1の周縁に位置するシール部6に紫外線硬化型の
接着剤7を塗布し、この接着剤7によりパッケージ1と
ガラス9を接着している。パッケージ1は、プラスチッ
クまたはセラミックで正方形または長方形に予め成形さ
れたものである。チップ2の表面には色再現のための有
機膜(カラーフィルタ)3が形成されている。この有機
膜3は、フィルタ上面にフォトレジストを所定のパター
ンに形成して、さらに所定の色に染色した色フィルタで
ある。この有機膜3に接着剤7を硬化させる紫外線を照
射すると色が退色して所望の色フィルタの分光特性が得
られない。チップ2とパッケージ1の電気的な接続は、
金属ワイヤ4により行われ、リードフレーム5を通して
外部へ導かれる。
1ないし図5に基づいて説明する。図1はこの発明の第
1の実施の形態における固体撮像装置の製造方法を示す
斜視図であり、図2はパッケージの内部圧力が上昇して
接着剤が内側から外側へ押し広げられる現象の斜視図で
ある。固体撮像装置21は、チップ2が収納されたパッ
ケージ1の周縁に位置するシール部6に紫外線硬化型の
接着剤7を塗布し、この接着剤7によりパッケージ1と
ガラス9を接着している。パッケージ1は、プラスチッ
クまたはセラミックで正方形または長方形に予め成形さ
れたものである。チップ2の表面には色再現のための有
機膜(カラーフィルタ)3が形成されている。この有機
膜3は、フィルタ上面にフォトレジストを所定のパター
ンに形成して、さらに所定の色に染色した色フィルタで
ある。この有機膜3に接着剤7を硬化させる紫外線を照
射すると色が退色して所望の色フィルタの分光特性が得
られない。チップ2とパッケージ1の電気的な接続は、
金属ワイヤ4により行われ、リードフレーム5を通して
外部へ導かれる。
【0022】つぎに、固体撮像装置の製造方法について
説明する。図1に示すように、パッケージ1のシール部
6にディスペンサ8を使って接着剤7を塗布する。この
とき、シール部6の一周に渡りディスペンサ8を移動さ
せて塗布するが、塗布の起点11と終点12を完全につ
なげずに約0.5〜1.0mm程度の隙間13を残して
塗布を終了させる。つぎに、パッケージ1にガラス9を
載せてシール部6に接着し、接着剤7を均一に伸ばすた
めにガラス9をシリンダ10で押さえる(図11)。こ
れにより、隙間13は最終的に無くなって完全に密封状
態となる。ここで、隙間13を設けていないと、図2に
示すように、パッケージ1の内部圧力が上昇して接着剤
7が内側から外側へ押し広げられる現象が起こり、接着
剤7がガラス9の裏面とパッケージ1のシール部6との
間で回り込まない所ができる。すなわち、接着剤7が連
続せず空隙部Aが形成される。しかし、この製造方法で
は、隙間13を設けているので、このようなパッケージ
1の内圧による現象を抑制でき、空隙部Aが形成される
ことはない。
説明する。図1に示すように、パッケージ1のシール部
6にディスペンサ8を使って接着剤7を塗布する。この
とき、シール部6の一周に渡りディスペンサ8を移動さ
せて塗布するが、塗布の起点11と終点12を完全につ
なげずに約0.5〜1.0mm程度の隙間13を残して
塗布を終了させる。つぎに、パッケージ1にガラス9を
載せてシール部6に接着し、接着剤7を均一に伸ばすた
めにガラス9をシリンダ10で押さえる(図11)。こ
れにより、隙間13は最終的に無くなって完全に密封状
態となる。ここで、隙間13を設けていないと、図2に
示すように、パッケージ1の内部圧力が上昇して接着剤
7が内側から外側へ押し広げられる現象が起こり、接着
剤7がガラス9の裏面とパッケージ1のシール部6との
間で回り込まない所ができる。すなわち、接着剤7が連
続せず空隙部Aが形成される。しかし、この製造方法で
は、隙間13を設けているので、このようなパッケージ
1の内圧による現象を抑制でき、空隙部Aが形成される
ことはない。
【0023】上記の方法でパッケージ1にガラス9を載
せて均一に接着剤7か伸びた状態から、図3に示すよう
に、紫外線ランプ光源14から延出されたライトガイド
15をパッケージ1の真上に配置させ、接着剤7を硬化
させる。この場合、図4に示すように、ライトガイド1
5の先端部の中に挿入された光ファイバ16は、シール
部6の対向する2辺の上に平行に配列されている。そし
て、この光ファイバ16より紫外線を照射すると、硬化
はシール部6の対向する2辺で進行する。以上が硬化第
一工程である。つぎに、残る2辺についても、図5に示
すように、ライトガイド15の中に上記光ファイバ16
から90°反転配置された光ファイバ16より紫外線を
照射することにより残る2辺で硬化が進行し、シール部
6の全面の硬化が完了する。以上が硬化第二工程であ
る。なお、第一および第二工程で、同一のライトガイド
15により先端部を反転して用いてもよく、光ファイバ
16の配置が異なる別々のライトガイド15を用いても
よい。
せて均一に接着剤7か伸びた状態から、図3に示すよう
に、紫外線ランプ光源14から延出されたライトガイド
15をパッケージ1の真上に配置させ、接着剤7を硬化
させる。この場合、図4に示すように、ライトガイド1
5の先端部の中に挿入された光ファイバ16は、シール
部6の対向する2辺の上に平行に配列されている。そし
て、この光ファイバ16より紫外線を照射すると、硬化
はシール部6の対向する2辺で進行する。以上が硬化第
一工程である。つぎに、残る2辺についても、図5に示
すように、ライトガイド15の中に上記光ファイバ16
から90°反転配置された光ファイバ16より紫外線を
照射することにより残る2辺で硬化が進行し、シール部
6の全面の硬化が完了する。以上が硬化第二工程であ
る。なお、第一および第二工程で、同一のライトガイド
15により先端部を反転して用いてもよく、光ファイバ
16の配置が異なる別々のライトガイド15を用いても
よい。
【0024】この実施の形態によれば、パッケージ1の
シール部6に接着剤7を塗布する際に、隙間13を設け
ているので、この隙間13がガラス9を載せて押さえな
がら接着剤7を伸ばしていく際に生じる内部圧力をパッ
ケージ1の外部に逃がしていく経路となり、接着剤7が
均一に伸び、かつパッケージ1の内外の圧力バランスが
取れた状態で塞がる。なお、隙間13は少なくとも1ヵ
所に設けてあればよい。
シール部6に接着剤7を塗布する際に、隙間13を設け
ているので、この隙間13がガラス9を載せて押さえな
がら接着剤7を伸ばしていく際に生じる内部圧力をパッ
ケージ1の外部に逃がしていく経路となり、接着剤7が
均一に伸び、かつパッケージ1の内外の圧力バランスが
取れた状態で塞がる。なお、隙間13は少なくとも1ヵ
所に設けてあればよい。
【0025】また、接着剤7を紫外線で硬化する際に、
シール部6の対向する2辺の上に紫外線照射用の光ファ
イバを配列させてシール部6の2辺を硬化し、光ファイ
バ16を90°反転配置してシール部6の他の2辺を硬
化することで、シール部の4辺全面を硬化するので、紫
外線をシール部6のみに照射することが可能となり、チ
ップ2上に形成された有機膜3が受ける紫外線の影響を
排除することが可能となり、所望の色フィルタの分光特
性が得られる。また、この場合、光ファイバ16でシー
ル部6の対向する2辺を硬化した後、光ファイバ16の
硬化ポジションを変えて残る2辺を硬化するため、2工
程で接着剤7を硬化させることができる。
シール部6の対向する2辺の上に紫外線照射用の光ファ
イバを配列させてシール部6の2辺を硬化し、光ファイ
バ16を90°反転配置してシール部6の他の2辺を硬
化することで、シール部の4辺全面を硬化するので、紫
外線をシール部6のみに照射することが可能となり、チ
ップ2上に形成された有機膜3が受ける紫外線の影響を
排除することが可能となり、所望の色フィルタの分光特
性が得られる。また、この場合、光ファイバ16でシー
ル部6の対向する2辺を硬化した後、光ファイバ16の
硬化ポジションを変えて残る2辺を硬化するため、2工
程で接着剤7を硬化させることができる。
【0026】図6は本願発明ではないが参考例として使
用されるライトガイドの端面の光ファイバの配置を示す
平面図である。このライトガイド22の先端部の中に挿
入された光ファイバ16は、パッケージのシール部の上
に口の字形に配列されている。
用されるライトガイドの端面の光ファイバの配置を示す
平面図である。このライトガイド22の先端部の中に挿
入された光ファイバ16は、パッケージのシール部の上
に口の字形に配列されている。
【0027】この固体撮像装置の製造方法については、
第1の実施の形態と同様にパッケージにガラスを載せて
均一に接着剤が伸びた状態から、ライトガイド22をパ
ッケージ1の真上に配置させる。その先端部の光ファイ
バ16はシール部の上に口の字形で配置されており一定
の距離で照射する。その他の構成は第1の実施の形態と
同様である。
第1の実施の形態と同様にパッケージにガラスを載せて
均一に接着剤が伸びた状態から、ライトガイド22をパ
ッケージ1の真上に配置させる。その先端部の光ファイ
バ16はシール部の上に口の字形で配置されており一定
の距離で照射する。その他の構成は第1の実施の形態と
同様である。
【0028】この参考例によれば、接着剤を硬化させる
際に、シール部の上に口の字形に紫外線照射用の光ファ
イバ16を配列させて、シール部全面を硬化するので、
接着剤の硬化を1工程で行うことができ、第1の実施の
形態と同様に、紫外線をシール部のみに照射することが
可能となり、チップ上に形成された有機膜が受ける紫外
線の影響を排除することができる。
際に、シール部の上に口の字形に紫外線照射用の光ファ
イバ16を配列させて、シール部全面を硬化するので、
接着剤の硬化を1工程で行うことができ、第1の実施の
形態と同様に、紫外線をシール部のみに照射することが
可能となり、チップ上に形成された有機膜が受ける紫外
線の影響を排除することができる。
【0029】図7は本願発明ではないが別の参考例とし
て使用されるライトガイドの端面の光ファイバの配置を
示す平面図である。このライトガイド23の先端部の中
に挿入された光ファイバ16は、パッケージのシール部
の上に井の字形に配列されている。
て使用されるライトガイドの端面の光ファイバの配置を
示す平面図である。このライトガイド23の先端部の中
に挿入された光ファイバ16は、パッケージのシール部
の上に井の字形に配列されている。
【0030】この固体撮像装置の製造方法については、
第1の実施の形態と同様にパッケージにガラスを載せて
均一に接着剤が伸びた状態から、ライトガイド23をパ
ッケージ1の真上に配置させる。その先端部の光ファイ
バ16はシール部の上に井の字形で配置されており一定
の距離で照射する。この場合、コーナ19で光ファイバ
16がクロスして伸びる形状とする。この方法によりコ
ーナ19の照度を補強して接着剤の硬化を安定させるこ
とができる。
第1の実施の形態と同様にパッケージにガラスを載せて
均一に接着剤が伸びた状態から、ライトガイド23をパ
ッケージ1の真上に配置させる。その先端部の光ファイ
バ16はシール部の上に井の字形で配置されており一定
の距離で照射する。この場合、コーナ19で光ファイバ
16がクロスして伸びる形状とする。この方法によりコ
ーナ19の照度を補強して接着剤の硬化を安定させるこ
とができる。
【0031】この発明の第2の実施の形態を図8および
図9に基づいて説明する。図8はこの発明の第2の実施
の形態の固体撮像装置の製造方法に使用されるライトガ
イドの使用状態を示す説明図である。このライトガイド
20は、ガラス押さえを兼用した構造であり、ガラス9
の周縁部を押さえる傾斜した押え面25が端面に形成さ
れている。したがって、端面が角錐形状になっている。
また、図9に示すように、このライトガイド20の中に
挿入される光ファイバ16は、パッケージ1のシール部
6の上に口の字形に配列されている。
図9に基づいて説明する。図8はこの発明の第2の実施
の形態の固体撮像装置の製造方法に使用されるライトガ
イドの使用状態を示す説明図である。このライトガイド
20は、ガラス押さえを兼用した構造であり、ガラス9
の周縁部を押さえる傾斜した押え面25が端面に形成さ
れている。したがって、端面が角錐形状になっている。
また、図9に示すように、このライトガイド20の中に
挿入される光ファイバ16は、パッケージ1のシール部
6の上に口の字形に配列されている。
【0032】この固体撮像装置の製造方法については、
第1の実施の形態と同様にパッケージ1にガラス9を載
せた状態から、ライトガイド20でガラス9を押さえて
シール部6に接着すると同時に、この状態で光ファイバ
16はシール部6の上に口の字形で配置されており一定
の距離で照射する。その他の構成は、第1の実施の形態
と同様である。
第1の実施の形態と同様にパッケージ1にガラス9を載
せた状態から、ライトガイド20でガラス9を押さえて
シール部6に接着すると同時に、この状態で光ファイバ
16はシール部6の上に口の字形で配置されており一定
の距離で照射する。その他の構成は、第1の実施の形態
と同様である。
【0033】この実施の形態によれば、パッケージ1に
ガラス9を載せてシール部6に接着すると同時に、この
シール部6の上に紫外線照射用の光ファイバ16を配列
させて、シール部6の全面を硬化するので、第1の実施
の形態と同様に、紫外線をシール部6のみに照射するこ
とが可能となり、チップ上に形成された有機膜が受ける
紫外線の影響を排除することができるとともに、ガラス
9の押さえと接着剤の硬化を1工程で行うことができ
る。このため、工数が少なくなり生産性が向上する。
ガラス9を載せてシール部6に接着すると同時に、この
シール部6の上に紫外線照射用の光ファイバ16を配列
させて、シール部6の全面を硬化するので、第1の実施
の形態と同様に、紫外線をシール部6のみに照射するこ
とが可能となり、チップ上に形成された有機膜が受ける
紫外線の影響を排除することができるとともに、ガラス
9の押さえと接着剤の硬化を1工程で行うことができ
る。このため、工数が少なくなり生産性が向上する。
【0034】この発明の第3の実施の形態を図10に基
づいて説明する。図10はこの発明の第3の実施の形態
の固体撮像装置の製造方法に使用されるライトガイドの
端面の光ファイバの配置を示す平面図である。このライ
トガイド26の先端部の中に挿入された光ファイバ16
は、パッケージのシール部の上に口の字形に配列され、
さらに、口形の各コーナ外側にスポット形に配列されて
いる。図中の16aは口の字形部分、16bはスポット
形部分を示す。
づいて説明する。図10はこの発明の第3の実施の形態
の固体撮像装置の製造方法に使用されるライトガイドの
端面の光ファイバの配置を示す平面図である。このライ
トガイド26の先端部の中に挿入された光ファイバ16
は、パッケージのシール部の上に口の字形に配列され、
さらに、口形の各コーナ外側にスポット形に配列されて
いる。図中の16aは口の字形部分、16bはスポット
形部分を示す。
【0035】この固体撮像装置の製造方法については、
第1の実施の形態と同様にパッケージにガラスを載せて
均一に接着剤が伸びた状態から、ライトガイド26をパ
ッケージ真上に配置させる。その先端部の光ファイバ1
6はシール部の上に口の字形に配列され、さらに、口形
の各コーナ外側にスポット形に配列されており、一定の
距離で照射する。その他の構成は、第1の実施の形態と
同様である。
第1の実施の形態と同様にパッケージにガラスを載せて
均一に接着剤が伸びた状態から、ライトガイド26をパ
ッケージ真上に配置させる。その先端部の光ファイバ1
6はシール部の上に口の字形に配列され、さらに、口形
の各コーナ外側にスポット形に配列されており、一定の
距離で照射する。その他の構成は、第1の実施の形態と
同様である。
【0036】この実施の形態によれば、接着剤を硬化さ
せる際に、シール部の上に口の字形に紫外線照射用の光
ファイバ16aを配列し、さらに、口形の各コーナ外側
にスポット形に紫外線照射用の光ファイバ16bを配列
させて、シール部全面を硬化するので、シール部のコー
ナ部における接着剤の硬化をより確実にでき、シール部
全面を均一に硬化することができる。
せる際に、シール部の上に口の字形に紫外線照射用の光
ファイバ16aを配列し、さらに、口形の各コーナ外側
にスポット形に紫外線照射用の光ファイバ16bを配列
させて、シール部全面を硬化するので、シール部のコー
ナ部における接着剤の硬化をより確実にでき、シール部
全面を均一に硬化することができる。
【0037】また、接着剤の硬化を1工程ででき、第1
の実施の形態と同様に、紫外線をシール部のみに照射す
ることが可能となり、チップ上に形成された有機膜が受
ける紫外線の影響を排除することができる。
の実施の形態と同様に、紫外線をシール部のみに照射す
ることが可能となり、チップ上に形成された有機膜が受
ける紫外線の影響を排除することができる。
【0038】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の固体撮像装置
の製造方法によれば、接着剤を紫外線で硬化する際に、
シール部の対向する2辺の上に紫外線照射用の光ファイ
バを配列させてシール部の2辺を硬化し、光ファイバを
90°反転配置してシール部の他の2辺を硬化すること
で、シール部の4辺全面を硬化するので、紫外線をシー
ル部のみに照射することが可能となり、チップ上に形成
された有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが可
能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。ま
た、光ファイバでシール部の対向する2辺を硬化した
後、光ファイバの硬化ポジションを変えて残る2辺を硬
化するため、2工程で接着剤を硬化させることができ
る。
の製造方法によれば、接着剤を紫外線で硬化する際に、
シール部の対向する2辺の上に紫外線照射用の光ファイ
バを配列させてシール部の2辺を硬化し、光ファイバを
90°反転配置してシール部の他の2辺を硬化すること
で、シール部の4辺全面を硬化するので、紫外線をシー
ル部のみに照射することが可能となり、チップ上に形成
された有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが可
能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。ま
た、光ファイバでシール部の対向する2辺を硬化した
後、光ファイバの硬化ポジションを変えて残る2辺を硬
化するため、2工程で接着剤を硬化させることができ
る。
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】この発明の請求項2記載の固体撮像装置の
製造方法によれば、接着剤を紫外線で硬化する際に、シ
ール部上に、口の字形に紫外線照射用の光ファイバを配
列し、かつ口形の各コーナ外側にスポット形に紫外線照
射用の光ファイバを配列することで、シール部全面を硬
化するので、接着剤の硬化を1工程で行うことができ、
しかもスポット形に配列した光ファイバによりシール部
のコーナ部の接着剤の硬化をより確実にできる。また、
請求項1と同様に紫外線をシール部のみに照射すること
が可能となり、チップ上に形成された有機膜が受ける紫
外線の影響を排除することができる。
製造方法によれば、接着剤を紫外線で硬化する際に、シ
ール部上に、口の字形に紫外線照射用の光ファイバを配
列し、かつ口形の各コーナ外側にスポット形に紫外線照
射用の光ファイバを配列することで、シール部全面を硬
化するので、接着剤の硬化を1工程で行うことができ、
しかもスポット形に配列した光ファイバによりシール部
のコーナ部の接着剤の硬化をより確実にできる。また、
請求項1と同様に紫外線をシール部のみに照射すること
が可能となり、チップ上に形成された有機膜が受ける紫
外線の影響を排除することができる。
【0043】この発明の請求項3記載の固体撮像装置の
製造装置によれば、ライトガイド中の光ファイバがシー
ル部に対応するように配列されているので、紫外線をシ
ール部のみに照射することが可能となり、チップ上に形
成された有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが
可能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。
また、ガラスの周縁部を押える傾斜した押え面がライト
ガイドの端面に形成されているので、ガラスの押さえと
接着剤の硬化を1工程で行うことができる。
製造装置によれば、ライトガイド中の光ファイバがシー
ル部に対応するように配列されているので、紫外線をシ
ール部のみに照射することが可能となり、チップ上に形
成された有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが
可能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。
また、ガラスの周縁部を押える傾斜した押え面がライト
ガイドの端面に形成されているので、ガラスの押さえと
接着剤の硬化を1工程で行うことができる。
【0044】この発明の請求項4記載の固体撮像装置の
製造装置によれば、ライトガイド中の光ファイバがシー
ル部に対応するように配列されているので、紫外線をシ
ール部のみに照射することが可能となり、チップ上に形
成された有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが
可能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。
また、光ファイバは、口の字形に配列され、かつ口形の
各コーナ外側にスポット形に配列されているので、紫外
線をシール部のみに照射することが可能になるととも
に、接着剤の硬化を一工程で行うことができる。また、
スポット形に配列された光ファイバによりシール部のコ
ーナ部における接着剤の硬化をより確実にできる。
製造装置によれば、ライトガイド中の光ファイバがシー
ル部に対応するように配列されているので、紫外線をシ
ール部のみに照射することが可能となり、チップ上に形
成された有機膜が受ける紫外線の影響を排除することが
可能となり、所望の色フィルタの分光特性が得られる。
また、光ファイバは、口の字形に配列され、かつ口形の
各コーナ外側にスポット形に配列されているので、紫外
線をシール部のみに照射することが可能になるととも
に、接着剤の硬化を一工程で行うことができる。また、
スポット形に配列された光ファイバによりシール部のコ
ーナ部における接着剤の硬化をより確実にできる。
【図1】この発明の第1の実施の形態の固体撮像装置の
製造方法で接着剤を塗布する状態を示す斜視図である。
製造方法で接着剤を塗布する状態を示す斜視図である。
【図2】パッケージの内圧が上昇して接着剤が内側から
外側へ押し広げられる現象の斜視図である。
外側へ押し広げられる現象の斜視図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態の固体撮像装置の
製造方法で接着剤を硬化する状態を示す斜視図である。
製造方法で接着剤を硬化する状態を示す斜視図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態において硬化第一
工程のライトガイド端面の光ファイバ配置を示す平面図
である。
工程のライトガイド端面の光ファイバ配置を示す平面図
である。
【図5】この発明の第1の実施の形態において硬化第二
工程のライトガイド端面の光ファイバ配置を示す平面図
である。
工程のライトガイド端面の光ファイバ配置を示す平面図
である。
【図6】参考例におけるライトガイド端面の光ファイバ
配置を示す平面図である。
配置を示す平面図である。
【図7】別の参考例におけるライトガイド端面の光ファ
イバ配置を示す平面図である。
イバ配置を示す平面図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態の固体撮像装置の
製造方法におけるガラス押さえを兼用したライトガイド
の使用状況を示す説明図である。
製造方法におけるガラス押さえを兼用したライトガイド
の使用状況を示す説明図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態の固体撮像装置の
製造方法におけるライトガイド端面の平面図である。
製造方法におけるライトガイド端面の平面図である。
【図10】この発明の第3の実施の形態の固体撮像装置
の製造方法におけるライトガイドの端面の光ファイバ配
置を示す平面図である。
の製造方法におけるライトガイドの端面の光ファイバ配
置を示す平面図である。
【図11】従来の製造方法における接着剤を塗布した固
体撮像装置の斜視図である。
体撮像装置の斜視図である。
【図12】従来の製造方法におけるガラスを接着する工
法の説明図である。
法の説明図である。
【図13】従来の製造方法における接着剤を硬化する状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図14】従来の製造方法におけるライトガイド端面の
平面図である。
平面図である。
1 パッケージ
2 チップ
3 有機膜(カラーフィルタ)
4 金属ワイヤ
5 リードフレーム
6 シール部
7 接着剤
8 ディスペンサ
9 ガラス
10 シリンダ
11 塗布の起点
12 塗布の終点
13 塗布の隙間
14 ランプ光源
15 ライトガイド
16 光ファイバ
19 コーナ
20 ライトガイド
21 固体撮像装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 菅野 純一
大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工
業株式会社内
(72)発明者 大前 昌軌
大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工
業株式会社内
(56)参考文献 特開 平4−76942(JP,A)
特開 平8−288485(JP,A)
特開 平7−249751(JP,A)
特開 平1−201967(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 27/14
H01L 23/02
Claims (4)
- 【請求項1】 カラーフィルタを表面に有するチップが
収納されたパッケージの周縁に位置するシール部の4辺
に紫外線硬化型の接着剤を塗布し、前記パッケージにガ
ラスを載せて前記シール部に接着し、前記シール部の対
向する2辺の上に紫外線照射用の光ファイバを配列させ
て前記シール部の2辺を硬化し、前記光ファイバを90
°反転配置して前記シール部の他の2辺を硬化すること
で、前記シール部の4辺全面を硬化することを特徴とす
る固体撮像装置の製造方法。 - 【請求項2】 カラーフィルタを表面に有するチップが
収納されたパッケージの周縁に位置するシール部に紫外
線硬化型の接着剤を塗布し、前記パッケージにガラスを
載せて前記シール部に接着し、前記シール部の上に、口
の字形に紫外線照射用の光ファイバを配列し、かつ口形
の各コーナ外側にスポット形に紫外線照射用の光ファイ
バを配列することで、シール部全面を硬化することを特
徴とする固体撮像装置の製造方法。 - 【請求項3】 カラーフィルタを表面に有するチップが
収納されたパッケージの周縁に位置するシール部にディ
スペンサで紫外線硬化型の接着剤を塗布し、前記パッケ
ージにガラスを載せて前記シール部に接着し、紫外線照
射用のライトガイドを前記パッケージの上に配置して前
記接着剤を硬化させるようにした固体撮像装置の製造装
置であって、前記ライトガイドの中の光ファイバが前記
シール部に対応するように配列されており、前記ライト
ガイドは、前記ガラスの周縁部を押える傾斜した押え面
が端面に形成されていることを特徴とする固体撮像装置
の製造装置。 - 【請求項4】 カラーフィルタを表面に有するチップが
収納されたパッケージの周縁に位置するシール部にディ
スペンサで紫外線硬化型の接着剤を塗布し、前記パッケ
ージにガラスを載せて前記シール部に接着し、紫外線照
射用のライトガイドを前記パッケージの上に配置して前
記接着剤を硬化させるようにした固体撮像装置の製造装
置であって、前記ライトガイドの中の光ファイバが前記
シール部に対応するように配列されており、前記光ファ
イバは、口の字形に配列され、かつ口形の各コーナ外側
にスポット形に配列されていることを特徴とする固体撮
像装置の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02743197A JP3419643B2 (ja) | 1996-11-06 | 1997-02-12 | 固体撮像装置の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29364696 | 1996-11-06 | ||
JP8-293646 | 1996-11-06 | ||
JP02743197A JP3419643B2 (ja) | 1996-11-06 | 1997-02-12 | 固体撮像装置の製造方法および製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10189931A JPH10189931A (ja) | 1998-07-21 |
JP3419643B2 true JP3419643B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=26365339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02743197A Expired - Fee Related JP3419643B2 (ja) | 1996-11-06 | 1997-02-12 | 固体撮像装置の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3419643B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP02743197A patent/JP3419643B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10189931A (ja) | 1998-07-21 |
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