JPH05109482A - 封止板付き薄膜ｅｌパネルの製造方法及びその封止板 付き薄膜ｅｌパネル - Google Patents
封止板付き薄膜ｅｌパネルの製造方法及びその封止板 付き薄膜ｅｌパネルInfo
- Publication number
- JPH05109482A JPH05109482A JP3295082A JP29508291A JPH05109482A JP H05109482 A JPH05109482 A JP H05109482A JP 3295082 A JP3295082 A JP 3295082A JP 29508291 A JP29508291 A JP 29508291A JP H05109482 A JPH05109482 A JP H05109482A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- sealing plate
- adhesive
- thin film
- thin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 封止板とパネルとの位置ずれを阻止するに容
易な、封止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方法及び封止板
の位置ずれのない封止板付き薄膜ＥＬパネルを提供す
る。 【構成】 先ずパネル１と封止板２との当接面のいずれ
か一方又は双方に紫外線硬化形接着剤３を塗布し、次に
パネル１と封止板２とを位置合わせし、最後に紫外線４
を前記接着剤の塗布部位に照射して該接着剤３を硬化さ
せることにより、封止板付き薄膜ＥＬパネルを製造す
る。
易な、封止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方法及び封止板
の位置ずれのない封止板付き薄膜ＥＬパネルを提供す
る。 【構成】 先ずパネル１と封止板２との当接面のいずれ
か一方又は双方に紫外線硬化形接着剤３を塗布し、次に
パネル１と封止板２とを位置合わせし、最後に紫外線４
を前記接着剤の塗布部位に照射して該接着剤３を硬化さ
せることにより、封止板付き薄膜ＥＬパネルを製造す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの端末表
示器、その他の表示器として使用される封止板付き薄膜
ＥＬパネルの製造方法及びその封止板付き薄膜ＥＬパネ
ルに関する。
示器、その他の表示器として使用される封止板付き薄膜
ＥＬパネルの製造方法及びその封止板付き薄膜ＥＬパネ
ルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般的な封止板付き薄膜ＥＬパネ
ルとしては、図２に示すように、パネル１の薄膜ＥＬ素
子５を外気中の湿気等の水分から遮断するために（又は
封止するために）、該パネル１の薄膜ＥＬ素子側面に、
接着剤３１を用いて封止板２を固設したものがある。
ルとしては、図２に示すように、パネル１の薄膜ＥＬ素
子５を外気中の湿気等の水分から遮断するために（又は
封止するために）、該パネル１の薄膜ＥＬ素子側面に、
接着剤３１を用いて封止板２を固設したものがある。
【０００３】ところで、上記従来の封止板付き薄膜ＥＬ
パネルは、先ずパネル１と封止板２とのいずれか一方又
は双方に額縁状にエポキシ系接着剤３１を塗布し、次に
パネル１と封止板２とを位置合わせし、最後に接着剤を
硬化させて製造するのが普通である。
パネルは、先ずパネル１と封止板２とのいずれか一方又
は双方に額縁状にエポキシ系接着剤３１を塗布し、次に
パネル１と封止板２とを位置合わせし、最後に接着剤を
硬化させて製造するのが普通である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術のエポキシ系接着剤は、硬化するまでの所要時間が長
く、このため、図３に示すように、この硬化中に位置ず
れを起こすことが多々ある。この位置ずれが生じた場
合、接着剤３１のはみ出し３２が起こり、このはみ出し
た接着剤３２が回路の接続を困難にしたり、システムへ
の組み込みを難しくする。
術のエポキシ系接着剤は、硬化するまでの所要時間が長
く、このため、図３に示すように、この硬化中に位置ず
れを起こすことが多々ある。この位置ずれが生じた場
合、接着剤３１のはみ出し３２が起こり、このはみ出し
た接着剤３２が回路の接続を困難にしたり、システムへ
の組み込みを難しくする。
【０００５】本発明は、上記従来技術の問題点に着目
し、封止板とパネルとの位置ずれを阻止するに容易な封
止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方法及び封止板の位置ず
れのない封止板付き薄膜ＥＬパネルを提供することを目
的とする。
し、封止板とパネルとの位置ずれを阻止するに容易な封
止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方法及び封止板の位置ず
れのない封止板付き薄膜ＥＬパネルを提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わる封止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方
法は、図１を参照して説明すれば、先ずパネル１と封止
板２とのいずれか一方又は双方に額縁状に紫外線硬化形
接着剤３を塗布し、次にパネル１と封止板２とを位置合
わせし、最後に紫外線４を前記接着剤の塗布部位に照射
して該接着剤３を硬化させることにより、封止板付き薄
膜ＥＬパネルを製造することとした（請求項１）。
め、本発明に係わる封止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方
法は、図１を参照して説明すれば、先ずパネル１と封止
板２とのいずれか一方又は双方に額縁状に紫外線硬化形
接着剤３を塗布し、次にパネル１と封止板２とを位置合
わせし、最後に紫外線４を前記接着剤の塗布部位に照射
して該接着剤３を硬化させることにより、封止板付き薄
膜ＥＬパネルを製造することとした（請求項１）。
【０００７】上記方法発明をものの発明として構成する
と、パネル１と封止板２とが接着剤３で固設されてなる
封止板付き薄膜ＥＬパネルにおいて、前記接着剤３は紫
外線硬化形接着剤である構成となる（請求項２）。
と、パネル１と封止板２とが接着剤３で固設されてなる
封止板付き薄膜ＥＬパネルにおいて、前記接着剤３は紫
外線硬化形接着剤である構成となる（請求項２）。
【０００８】
【作用】上記請求項１の封止板付き薄膜ＥＬパネルの製
造方法によれば、紫外線４を紫外線硬化形接着剤３に照
射すると、僅か１０〜３０秒程度で、該接着剤は硬化す
る。
造方法によれば、紫外線４を紫外線硬化形接着剤３に照
射すると、僅か１０〜３０秒程度で、該接着剤は硬化す
る。
【０００９】上記請求項２の封止板付き薄膜ＥＬパネル
によれば、短時間の紫外線照射で硬化する紫外線硬化形
接着剤３によってパネル１と封止板２とが固設されてい
るため、位置ずれのない封止板付き薄膜ＥＬパネルとな
り得る。
によれば、短時間の紫外線照射で硬化する紫外線硬化形
接着剤３によってパネル１と封止板２とが固設されてい
るため、位置ずれのない封止板付き薄膜ＥＬパネルとな
り得る。
【００１０】
【実施例】本発明の封止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方
法の好適な実施例を、図面を参照し、以下説明する。図
１は請求項１の方法発明の一実施例なる製造手順を説明
する図である。先ず、同図（ａ）に示すように、凹形状
の封止板２の周縁突起部の頂上面に紫外線硬化形接着剤
３を全周に渡り満遍なく塗布する。次に、同図（ｂ）に
示すように、顕微鏡やマイクロスコープ等を用い、前記
封止板２の接着剤塗布側面とパネル１の薄膜ＥＬパネル
側面とを所定位置で向かい合わせて位置合わせし、この
位置合わせ完了後、直ちに、低圧水銀ランプで１０〜１
５秒間照射すると、前記紫外線硬化形接着剤は硬化す
る。ここにシリコンオイル等の絶縁性流体を注入すれ
ば、図２又は図４に示す如く封止板付き薄膜ＥＬパネル
ができあがる。
法の好適な実施例を、図面を参照し、以下説明する。図
１は請求項１の方法発明の一実施例なる製造手順を説明
する図である。先ず、同図（ａ）に示すように、凹形状
の封止板２の周縁突起部の頂上面に紫外線硬化形接着剤
３を全周に渡り満遍なく塗布する。次に、同図（ｂ）に
示すように、顕微鏡やマイクロスコープ等を用い、前記
封止板２の接着剤塗布側面とパネル１の薄膜ＥＬパネル
側面とを所定位置で向かい合わせて位置合わせし、この
位置合わせ完了後、直ちに、低圧水銀ランプで１０〜１
５秒間照射すると、前記紫外線硬化形接着剤は硬化す
る。ここにシリコンオイル等の絶縁性流体を注入すれ
ば、図２又は図４に示す如く封止板付き薄膜ＥＬパネル
ができあがる。
【００１１】他の実施例としては、上記実施例では紫外
線硬化形接着剤３を封止板２側に塗布したが、パネル１
側に塗布してもよく又は封止板２とパネル１との両側に
塗布してもよい。勿論、紫外線の照射方向もパネル１側
からでも又は封止板２側からでもよい。
線硬化形接着剤３を封止板２側に塗布したが、パネル１
側に塗布してもよく又は封止板２とパネル１との両側に
塗布してもよい。勿論、紫外線の照射方向もパネル１側
からでも又は封止板２側からでもよい。
【００１２】請求項２の封止板付き薄膜ＥＬパネルは、
上記実施例の説明からも分かるように、紫外線の短時間
照射で硬化する紫外線硬化形接着剤３によってパネル１
と封止板２とが固設されているため、そもそも位置ずれ
の生じ難い封止板付き薄膜ＥＬパネルとなる。
上記実施例の説明からも分かるように、紫外線の短時間
照射で硬化する紫外線硬化形接着剤３によってパネル１
と封止板２とが固設されているため、そもそも位置ずれ
の生じ難い封止板付き薄膜ＥＬパネルとなる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の封止板付
き薄膜ＥＬパネルの製造方法によれば、紫外線照射によ
って紫外線硬化形接着剤を硬化させるため、硬化時間を
極めて短縮化でき、この結果、位置ずれの発生を阻止す
ることができる。
き薄膜ＥＬパネルの製造方法によれば、紫外線照射によ
って紫外線硬化形接着剤を硬化させるため、硬化時間を
極めて短縮化でき、この結果、位置ずれの発生を阻止す
ることができる。
【００１４】他方本発明の封止板付き薄膜ＥＬパネルに
よれば、紫外線照射によって迅速に硬化する紫外線硬化
形の接着剤を用いて封止板をパネルに固設しているた
め、位置ずれのない封止板付き薄膜ＥＬパネルとなり得
る。
よれば、紫外線照射によって迅速に硬化する紫外線硬化
形の接着剤を用いて封止板をパネルに固設しているた
め、位置ずれのない封止板付き薄膜ＥＬパネルとなり得
る。
【図１】請求項１の方法発明の一実施例を説明する製造
工程図であって、（ａ）は封止板に紫外線硬化形接着剤
を塗布する図、（ａ）は封止板とパネルとを紫外線硬化
形接着剤を介在させて位置合わせした後、紫外線を照射
した図である。
工程図であって、（ａ）は封止板に紫外線硬化形接着剤
を塗布する図、（ａ）は封止板とパネルとを紫外線硬化
形接着剤を介在させて位置合わせした後、紫外線を照射
した図である。
【図２】水分遮断形の封止板付き薄膜ＥＬパネルの断面
図である。
図である。
【図３】封止板とパネルとの位置ずれを説明する図であ
る。
る。
１ パネル ２ 封止板 ３ 紫外線硬化形接着剤 ４ 紫外線
Claims (2)
- 【請求項１】 封止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方法に
おいて、先ずパネル１と封止板２とのいずれか一方又は
双方に額縁状に紫外線硬化形接着剤３を塗布し、次にパ
ネル１と封止板２とを位置合わせし、最後に紫外線４を
前記接着剤塗布部位に照射して該接着剤３を硬化させる
ことにより、封止板付き薄膜ＥＬパネルを製造したこと
を特徴とする封止板付き薄膜ＥＬパネルの製造方法。 - 【請求項２】 パネル１と封止板２とが接着剤３で固設
されてなる封止板付き薄膜ＥＬパネルにおいて、前記接
着剤３は紫外線硬化形接着剤である構成を特徴とする封
止板付き薄膜ＥＬパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3295082A JPH05109482A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 封止板付き薄膜ｅｌパネルの製造方法及びその封止板 付き薄膜ｅｌパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3295082A JPH05109482A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 封止板付き薄膜ｅｌパネルの製造方法及びその封止板 付き薄膜ｅｌパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05109482A true JPH05109482A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17816085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3295082A Pending JPH05109482A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 封止板付き薄膜ｅｌパネルの製造方法及びその封止板 付き薄膜ｅｌパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05109482A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100746828B1 (ko) * | 2001-05-15 | 2007-08-07 | 엘지전자 주식회사 | 유기 전계발광 소자의 봉지장치 및 방법 |
| US7696683B2 (en) | 2006-01-19 | 2010-04-13 | Toppan Printing Co., Ltd. | Organic electroluminescent element and the manufacturing method |
| JP2011146404A (ja) * | 2000-09-08 | 2011-07-28 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置及びその作製方法、電気器具 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3295082A patent/JPH05109482A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011146404A (ja) * | 2000-09-08 | 2011-07-28 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置及びその作製方法、電気器具 |
| KR100746828B1 (ko) * | 2001-05-15 | 2007-08-07 | 엘지전자 주식회사 | 유기 전계발광 소자의 봉지장치 및 방법 |
| US7696683B2 (en) | 2006-01-19 | 2010-04-13 | Toppan Printing Co., Ltd. | Organic electroluminescent element and the manufacturing method |
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