JP3040652B2 - 液晶パネルの製造方法及びそれに用いる製造装置 - Google Patents

液晶パネルの製造方法及びそれに用いる製造装置

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JP3040652B2
JP3040652B2 JP6054067A JP5406794A JP3040652B2 JP 3040652 B2 JP3040652 B2 JP 3040652B2 JP 6054067 A JP6054067 A JP 6054067A JP 5406794 A JP5406794 A JP 5406794A JP 3040652 B2 JP3040652 B2 JP 3040652B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に供さ
れ、液晶注入孔が紫外線硬化型樹脂からなる封止樹脂に
て封止されて成る液晶パネルの製造方法及びそれに用い
る製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶表示装置に供される液晶パネ
ルは、ガラス等からなる一対の基板を有しており、各基
板の対向面に、ITO膜や配向膜等の薄膜が形成されて
いる。これら基板は、基板周辺部に設けられたスペーサ
入りのシール剤にて、一定のギャップを持って貼り合わ
されており、この基板間に液晶が注入されている。
【0003】このような基板間への液晶の注入は、基板
間に設けられた液晶注入孔(以下、単に注入孔と略記す
る)から行われ、この注入孔は、液晶注入後、封止樹脂
にて封止されるようになっている。
【0004】従来、このような封止樹脂としては、常温
硬化型のエポキシ樹脂が用いられていた。しかしなが
ら、エポキシ樹脂は、ポットライフが短く、硬化時間が
長いという性質を持っており、例えば、アミン系の硬化
剤を用いるものでは、ポットライフが1時間以内で、硬
化時間が10時間以上というようなものがある。したが
って、エポキシ樹脂を用いると、液晶パネルの生産性の
向上が著しく阻害されることとなる。また、エポキシ樹
脂の場合、硬化時間が長いため、未硬化成分が液晶相へ
と溶出し易く、これを起因とした表示不良を引き起こす
こともしばしば発生しており、このような液晶パネルで
は、液晶表示装置の高信頼性・高表示品位を確保するこ
とができないといった問題点も有している。
【0005】そこで、最近では、エポキシ樹脂に代わ
り、紫外線硬化型樹脂が多く用いられている。紫外線硬
化型樹脂は、光感応性の官能基を分子中に含み、紫外線
によって光重合或いは光架橋を行なって硬化するもので
あるが、開始剤や増感剤などの共存によって秒単位で硬
化を行なうことができる。また、紫外線という特定の波
長領域の光によってのみ硬化するため、常光下や暗所で
はポットライフが非常に長いという特徴がある。したが
って、紫外線硬化型樹脂を封止樹脂として用いること
で、エポキシ樹脂を用いていた場合と比べ、液晶パネル
の生産性を飛躍的に向上させることが可能となってい
る。
【0006】尚、このような注入孔の封止樹脂、及びそ
の硬化方法等に関する先行技術が、例えば特開昭56−
75621号公報、特開昭57−144527号公報、
特開昭58−44420号公報、特開昭58−1826
18号公報、特開昭59−137928号公報に開示さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、注入孔の封
止樹脂として紫外線硬化型樹脂を用いた場合でも、紫外
線硬化型樹脂を硬化させる紫外線発生ランプの発光特性
の違いによりその硬化特性がまちまちで、そのために封
止樹脂の未硬化成分が液晶相へと溶出し、これを起因と
した表示不良がしばしば発生している。その結果、高信
頼性・高表示品位の液晶表示装置が得られないといった
問題が生じている。
【0008】紫外線硬化型樹脂硬化用の紫外線発生ラン
プとしては、高圧水銀灯やメタルハライド灯等が一般に
よく用いられている。このうち、高圧水銀灯は300n
m付近に比較的強い発光ピークを持ち、メタルハライド
灯は400nm付近に比較的強い発光ピークを持つ。紫
外線硬化型樹脂、特にアクリル系樹脂を用いた場合、高
圧水銀灯から発せられる低い波長領域の紫外線(300
nm以下)で硬化すると、表面部分が速く硬化し、内部
の硬化があまくなる(本発明の説明図である図7(b)
参照)。一方、メタルハライド灯から発せられる高い波
長領域の紫外線(400nm程度)で硬化すると、表面
部分の硬化はあまいものの、内部は硬化する(本発明の
説明図である図7(c)参照)。
【0009】尚、使用する紫外線発生ランプの発光特性
に係わりなく、高出力でかつ長時間照射すれば、封止樹
脂を完全に硬化させることは可能であるが、高出力でか
つ長時間照射すると、液晶パネルの液晶及び配向膜に悪
影響を及ぼし、液晶表示装置として完成させて点灯した
際、照射跡が表示ムラとなって現れてしまう。
【0010】本発明は、上記課題に鑑み成されたもの
で、その目的は、照射跡による表示ムラ等を生じること
のない短時間照射で封止樹脂を確実に硬化させ、高信頼
性・高表示品位の液晶表示装置を製造可能な液晶パネル
の製造方法及びそれに用いる製造装置を提案することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液晶パネルの製造方法は、上記課題を解決するために、
液晶パネル本体の液晶注入孔に塗布された紫外線硬化型
樹脂からなる封止樹脂を、表面硬化性に優れた波長領域
に比較的強い発光ピークを持つ第1紫外線照射手段と、
厚膜硬化性に優れた波長領域に比較的強い発光ピークを
持つ第2紫外線照射手段とを用いて硬化することを特徴
としている。本発明の請求項2記載の液晶パネルの製造
方法は、上記課題を解決するために、上記請求項1記載
の液晶パネルの製造方法において、上記表面硬化性に優
れた波長領域が300nm付近であり、上記厚膜硬化性
に優れた波長領域が400nm付近であることを特徴と
している。
【0012】本発明の請求項記載の液晶パネルの製造
方法は、上記課題を解決するために、上記請求項1また
は請求項2記載の液晶パネルの製造方法において、封止
樹脂を硬化すべく紫外線を照射する際、まず上記第2紫
外線照射手段にて照射し、次いで上記第1紫外線照射手
段にて照射することを特徴としている。本発明の請求項
4記載の液晶パネル製造装置は、上記課題を解決するた
めに、液晶パネル本体の液晶注入孔に塗布した紫外線硬
化型樹脂からなる封止樹脂に、紫外線を照射して硬化さ
せることで液晶注入孔の封止を行う液晶パネル製造装置
において、表面硬化性に優れた波長領域に比較的強い発
光ピークを持つ第1紫外線照射手段と、厚膜硬化性に優
れた波長領域に比較的強い発光ピークを持つ第2紫外線
照射手段とを備えることを特徴としている。 本発明の請
求項5記載の液晶パネル製造装置は、上記課題を解決す
るために、上記請求項4記載の液晶パネル製造装置にお
いて、上記第1紫外線照射手段が高圧水銀灯であり、上
記第2紫外線照射手段がメタルハライド灯であることを
特徴としている。
【0013】
【作用】上記請求項1の方法によれば、紫外線硬化型樹
脂からなる封止樹脂を、表面硬化性に優れた波長領域
比較的強い発光ピークを持つ第1紫外線照射手段と、
膜硬化性に優れた波長領域に比較的強い発光ピークを持
つ第2紫外線照射手段とを用いて硬化する。第1紫外線
照射手段から発せられる紫線は、表面硬化性に優れ、
一方、第2紫外線照射手段から発せられる紫線は、厚
膜硬化性に優れているので、樹脂表面は、第1紫外線照
射手段から発せられる紫外線で効果的に硬化され、樹脂
内部は、第2紫外線照射手段から発せられる紫外線で効
果的に硬化される。したがって、第1及び第2紫外線照
射手段の両方を用いて硬化することで、何れか一方を用
いて硬化した場合よりも、短時間で効率よく封止樹脂を
硬化させることが可能となる。この結果、長時間照射に
よる液晶や配向膜の劣化による表示ムラや、封止樹脂の
未硬化成分の液晶相への溶出による表示不良が無くな
り、高品質の液晶パネルが得られ、ひいては、高信頼性
・高表示品位の液晶表示装置を得ることが可能となる。
また、上記請求項2の方法によれば、表面硬化性に優れ
た波長領域として300nm付近を用い、厚膜硬化性に
優れた波長領域として400nm付近を用いることによ
り、短時間で効率よく封止樹脂を硬化させることが可能
となる。
【0014】また、上記請求項の方法によれば、封止
樹脂を硬化すべく紫外線を照射する際、まず第2紫外線
照射手段にて照射し、次いで第1紫外線照射手段にて照
射するようになっており、樹脂内部が硬化された後に、
樹脂表面が硬化される。例えば、上記請求項1または請
求項2記載の方法では、始めに第1紫外線照射手段によ
る照射、次いで第2紫外線照射手段による照射という場
合も考えられ、そうすると、樹脂内部が硬化される前に
樹脂表面が硬化されてしまい、樹脂内部の硬化がスムー
ズに進行し難くなり、紫外線照射時間が長くなるという
事態が想定されるが、これにより、より一層効果的に封
止樹脂の硬化を成しえ、高品質の液晶パネルが得られ、
ひいては、高信頼性・高表示品位の液晶表示装置を得る
ことが可能となる。また、上記請求項4の製造装置によ
れば、紫外線硬化型樹脂からなる封止樹脂に、紫外線を
照射して硬化させることで液晶注入孔の封止を行う液晶
パネル製造装置において、表面硬化性に優れた波長領域
に比較的強い発光ピークを持つ第1紫外線照射手段と、
厚膜硬化性に優れた波長領域に比較的強い発光ピークを
持つ第2紫外線照射手段とを備えている。第1紫外線照
射手段から発せられる紫外線は、表面硬化性に優れ、一
方、第2紫外線照射手段から発せられる紫外線は、厚膜
硬化性に優れているので、樹脂表面は、第1紫外線照射
手段から発せられる紫外線で効果的に硬化され、樹脂内
部は、第2紫外線照射手段から発せられる紫外線で効果
的に硬化される。したがって、第1及び第2紫外線照射
手段の両方を用いて硬化することで、何れか一方を用い
て硬化した場合よりも、短時間で効率よく封止樹脂を硬
化させることが可能となる。この結果、長時間照射によ
る液晶や配向膜の劣化による表示ムラや、封止樹脂の未
硬化成分の液晶相への溶出による表示不良が無くなり、
高品質の液晶パネルが得られ、ひいては、高信頼性・高
表示品位の液晶表示装置を得ることが可能となる。
た、上記請求項5の製造装置によれば、第1紫外線照射
手段が高圧水銀灯であり、第2紫外線照射手段がメタル
ハライド灯であることにより、短時間で効率よく封止樹
脂を硬化させることが可能となる。
【0015】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図8
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0016】本実施例に係る液晶パネルの製造方法は、
液晶パネルの液晶注入孔(以下、単に注入孔と略記す
る)を封止している紫外線硬化型樹脂からなる封止樹脂
に、2種類の紫外線を照射して封止樹脂を硬化させるよ
うになっており、図1(a)(b)に示す硬化装置1を用
いて行なわれる。
【0017】硬化装置1は、紫外線遮蔽材からなる本体
2を有しており、本体2の内部は、開閉式の紫外線遮蔽
扉6にて、本体上部のパネル設置部7と、本体下部の紫
外線発生ランプ設置部8とに2分割されている。
【0018】上記紫外線発生ランプ設置部8には、波長
特性の異なる紫外線をそれぞれ発する管状の紫外線発生
ランプである高圧水銀灯(第1紫外線照射手段)3とメ
タルハライド灯(第2紫外線照射手段)4とが平行に配
設されている。このうち、高圧水銀灯3は、その発光特
性を図3に示すように、300nm付近に比較的強い発
光ピークを持ち、封止樹脂の表面部分を速く硬化すると
いう表面硬化性に優れている。一方、メタルハライド灯
4は、その発光特性を図4に示すように、400nm付
近に比較的強い発光ピークを持ち、封止樹脂の内部を速
く硬化するという厚膜硬化性に優れている。尚、これら
各紫外線発生ランプの硬化特性を裏付けるデータについ
ては後述する。
【0019】また、これら高圧水銀灯3及びメタルハラ
イド灯4の下方側には、図1(a)に示すように、これ
ら高圧水銀灯3及びメタルハライド灯4から発せられた
紫外線を上方へと反射させる反射板5が配設されてい
る。
【0020】一方、パネル設置部7には、注入孔10a
を下側にしてカセット9内部に収容された状態で、複数
枚の液晶パネル10…が設置されている。この場合、カ
セット9は、上記紫外線遮蔽扉6の上にマスク11を介
して設置される。このマスク11も、紫外線遮蔽材から
なり、図2に示すように、カセット9内に収容された状
態の各液晶パネル10の設置ピッチに合わせ、注入孔1
0aに塗布された封止樹脂と同じサイズの複数の開口部
11a…が形成されている。このマスク11を用いるこ
とで、注入孔10aに塗布された封止樹脂以外に紫外線
が当たらないようになっており、紫外線による液晶及び
配向膜の劣化が防止される。
【0021】上記硬化装置1を用いて硬化される封止樹
脂である紫外線硬化型樹脂としては、例えば日本ロック
タイト製352:ポリウレタンジメタクリレート,ヒド
ロキシアルキルメタクリレート,アルキルメタクリレー
ト,アクリル酸,シランカップリング剤,フォトイニシ
エイター,フィラーなどからなるアクリル系或いはメタ
クリル系樹脂(片方或いは両方からなる樹脂)がある。
【0022】続いて、液晶パネル10の注入孔10aを
封止する工程を、図5のフローチャートを参照しなが
ら、図1(a)(b)を用いて説明する。
【0023】まず、液晶パネル10の注入孔10aに、
封止樹脂を適量、図示しないへら或いはディスペンサー
を使用して塗布する(P1)。次に、このように注入孔
10aに封止樹脂が塗布された複数枚の液晶パネル10
…を、注入孔10aを下方にして、カセット9内部に収
容し(P2)、このカセット9を、硬化装置1のパネル
設置部7にセットする(P3)。
【0024】セットが終了すると、紫外線遮蔽扉6を開
けて、各液晶パネル10に、高圧水銀灯3及びメタルハ
ライド灯4からそれぞれ発せられた紫外線を適量照射す
る(P4)。この場合、各液晶パネル10の注入孔10
aに塗布された封止樹脂に照射される紫外線の感度波長
は320nm〜390nm、高圧水銀灯3及びメタルハ
ライド灯4の注入孔10a付近の照度70mW/cm2
以下、照射時間120秒以内とする。
【0025】その後、所定時間経過した時点で、紫外線
遮蔽扉6を閉じ、カセット9を硬化装置1内から取り出
し、注入孔10aの封止工程を終了する(P5)。
【0026】次に、使用する紫外線ランプ別に上記封止
樹脂の硬化特性を物理的評価方法に則って調べた結果を
示す。封止樹脂である紫外線硬化型樹脂の物理的評価方
法は、図6に示すように、例えば紫外線遮蔽材からなる
円柱状の筒20の中に紫外線硬化型樹脂を入れ、筒20
の一方から紫外線を照射し、筒に入れた紫外線硬化型樹
脂が紫外線の照射した側からどの程度の厚さで硬化して
いるかを測定するようになっている。
【0027】物理的評価方法に則って調べた、使用する
紫外線ランプ別の上記封止樹脂の硬化特性を、図7に示
す。同図(a)は、上記硬化装置1に応じた高圧水銀灯
3及びメタルハライド灯4から同時に紫外線を照射した
場合の硬化特性、同図(b)は、高圧水銀灯3のみで照
射した場合の硬化特性、同図(c)は、メタルハライド
灯4のみで照射した場合の硬化特性をそれぞれ示す。各
グラフとも、実線aが紫外線照射時間と表面硬化レベル
との関係を示し、実線bが紫外線照射時間と硬化膜厚と
の関係を示す。尚、同図(a)〜同図(c)とも、高圧
水銀灯3或いはメタルハライド灯4の照度は100mW
/cm2 としており、照度の測定は、紫外線光量計(株
式会社オーク製作所製紫外線光量計UV−330)で測
定した。
【0028】同図(b)に示すように、高圧水銀灯3の
みの場合、表面硬化レベルが『○』と判定されるのは、
照射後約15秒経過してからで、硬化膜厚が基準の5m
m以上となるのは、照射後約40秒経過してからであ
る。したがって、表面硬化レベル『○』で硬化膜厚『5
mm以上』となる紫外線照射時間は40秒以上となる。
また、このことから高圧水銀灯3は、表面硬化性に優れ
ていることがわかる。
【0029】同図(c)に示すように、メタルハライド
灯4のみの場合、表面硬化レベルが『○』と判定される
のは、照射後約30秒経過してからで、硬化膜厚が5m
m以上となるのは、照射後約15秒経過してからであ
る。したがって、表面硬化レベル『○』で硬化膜厚『5
mm以上』となる紫外線照射時間は30秒以上となる。
また、このことからメタルハライド灯4は、表面硬化性
に劣るが、厚膜硬化性に優れていることがわかる。
【0030】そして、同図(a)に示すように、高圧水
銀灯3及びメタルハライド灯4の同時照射の場合、表面
硬化レベルが『○』と判定されるのは、照射後約15秒
経過してからで、硬化膜厚が5mm以上となるのも、照
射後約15秒経過してからである。したがって、表面硬
化レベル『○』で硬化膜厚『5mm以上』となる紫外線
照射時間は15秒以上となる。このことから、高圧水銀
灯3及びメタルハライド灯4を同時に照射することで、
高圧水銀灯3のみ或いはメタルハライド灯4のみの照射
よりも、短時間で良好な硬化特性が得られることがわか
る。
【0031】また、紫外線硬化型樹脂の硬化特性の評価
方法には、上記以外に化学的(赤外分光法)評価方法が
ある。これは、紫外線硬化型樹脂は紫外線によって化学
反応が起こり硬化するので、この化学反応の進行具合を
任意の箇所からサンプリングした樹脂の赤外線吸収スペ
クトルを測定し、反応に起因するピーク強度変化で進行
具合を評価するものである。即ち、図8に示すように、
紫外線硬化型樹脂の未硬化品と硬化品とでは、赤外線吸
収スペクトルのピーク強度に変化があり、このようなピ
ーク強度の変化から硬化具合を判定できる。そして、図
8に示す硬化品の赤外線吸収スペクトルは、上記硬化装
置1で硬化した液晶パネル10の封止樹脂のものであ
り、このチャートから、封止樹脂が確実に硬化されてい
ることがわかる。この場合、赤外線吸収スペクトルは、
フーリエ変換型赤外分光高度計(例えばBio−Rad
社製FTS−7)にて測定した。
【0032】このように、本実施例においては、紫外線
発生ランプとして表面硬化性に優れた高圧水銀灯3と、
厚膜硬化性に優れたメタルハライド灯4の両方を用いて
封止樹脂を硬化させるので、樹脂表面は、高圧水銀灯3
から発せられる紫外線で効果的に硬化され、樹脂内部
は、メタルハライド灯4から発せられる紫外線で効果的
に硬化される。したがって、高圧水銀灯3及びメタルハ
ライド灯4の両方にて封止樹脂を硬化することで、何れ
か一方を用いて硬化した場合よりも、短時間で効率よく
硬化させることが可能となる。この結果、長時間照射に
よる液晶や配向膜の劣化による表示ムラや、封止樹脂の
未硬化成分の溶出による表示不良は無くなり、液晶パネ
ル10は高品質なものとなり、ひいては、高信頼性・高
表示品位の液晶表示装置を得ることが可能となる。ま
た、封止樹脂が未硬化の場合、液晶パネルの汚れの原因
にもなり作業効率の低下にも繋がるが、これにより、作
業性の向上も可能である。
【0033】尚、上記実施例では、複数枚の液晶パネル
10…をカセット9に収容して一括して硬化したが、一
枚ずつ硬化する場合にももちろん使用可能であり、その
場合は、マスク11を使用せず、封止樹脂部分のみを残
して液晶パネル10全体をアルミ箔で覆えばよい。
【0034】また、本実施例の硬化装置1では、高圧水
銀灯3とメタルハライド灯4とが同時に封止樹脂を照射
するようになっていたが、1灯ずつ別々に、連続して照
射するような構成としてもよい。以下に、実施例2とし
て、この連続照射方式について説明する。
【0035】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図9に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記実施例と同一の機能を有する部材には同一の
符号を付記し、その説明を省略する。
【0036】本実施例の硬化装置21は、図9に示すよ
うに、高圧水銀灯3とメタルハライド灯4とが、紫外線
発生ランプ設置部8に一直線を成すように配設されてい
る。そして、上記高圧水銀灯3とメタルハライド灯4と
の間には、紫外線遮蔽材からなる隔離壁12が設けられ
ており、互いの紫外線が混じり合わないようになってい
る。また、上部のパネル設置部7には、図示しないカセ
ット搬送手段が設けられており、このカセット搬送手段
にて、パネル設置部7にセットされたカセット9は、高
圧水銀灯3による紫外線照射部、メタルハライド灯4に
よる紫外線照射部と移動自在になっている。これに伴
い、上記紫外線遮蔽扉6は、高圧水銀灯3による紫外線
照射部及びメタルハライド灯4による紫外線照射部にて
独立して開閉可能となっており、マスク11にも、各紫
外線照射部における各液晶パネル10の封止樹脂にのみ
紫外線が照射されるように、上記開口部11a…が形成
されている。
【0037】このような硬化装置21を用いて各液晶パ
ネル10の注入孔10aに塗布された封止樹脂を硬化す
る場合、まず、カセット9はメタルハライド灯4の紫外
線照射部にセットされ、厚膜硬化性に優れたメタルハラ
イド灯4にて樹脂内部が硬化される。次いで、カセット
9は、カセット搬送手段にて高圧水銀灯3の紫外線照射
部へと搬送される。そして、表面硬化性に優れた高圧水
銀灯3にて樹脂表面が硬化される。この場合、各液晶パ
ネル10の注入孔10aに塗布された封止樹脂に照射さ
れる紫外線の感度波長は320nm〜390nm、高圧
水銀灯3及びメタルハライド灯4の注入孔10a付近の
照度70mW/cm2 以下、照射時間120秒以内であ
る。
【0038】連続照射方式の場合、始めに高圧水銀灯3
による照射、次いでメタルハライド灯4による照射とい
う順も考えられるが、そうすると、樹脂内部が硬化され
る前に樹脂表面が硬化されてしまい、樹脂内部の硬化が
スムーズに進行し難くなり、紫外線照射時間が長くなる
という虞れが生じる。しかしながら、本実施例では、始
めにメタルハライド灯4による照射、次いで高圧水銀灯
3による照射という順になっているので、樹脂内部が硬
化された後に、樹脂表面が硬化されるので、樹脂内部の
硬化がスムーズに進行し、紫外線照射時間が長くなるこ
とはない。
【0039】そして、このようにして硬化した封止樹脂
の硬化特性を調べると、前記実施例と同様、良好な硬化
特性であることが判明した。これにより、前記実施例と
同様の効果が得られる。
【0040】尚、このような連続照射方式の場合、本実
施例のように複数の液晶パネル10…が収容されたカセ
ット9を移動させる構成に限定されるものではなく、液
晶パネル側を固定しておき、高圧水銀灯3とメタルハラ
イド灯4とを直線状に配した状態でユニット化したもの
を、移動させる構成としてもよい。その場合も、まず、
厚膜硬化性に優れたメタルハライド灯4にて樹脂内部を
硬化し、次いで、表面硬化性に優れた高圧水銀灯3で樹
脂表面を硬化することで、短時間の紫外線照射で、良好
な硬化特性が得られ、ひいては、前記実施例と同様の効
果が得られる。
【0041】さらに、図10に示すように、高圧水銀灯
3及びメタルハライド灯4がそれぞれ平行に配設され、
両者の間に、互いの紫外線が混じらないように紫外線遮
蔽材からなり、上記の反射板5の機能をあわせもつ紫外
線遮蔽反射板13が設けられ、かつ、回転軸15にて回
転自在な構成の紫外線ランプユニット14を、前記実施
例1の図1に示す紫外線発生ランプ設置部8に取付け、
所定時間で回転させる構成としてもよい。この場合も、
まず、厚膜硬化性に優れたメタルハライド灯4にて樹脂
内部を硬化し、次いで、表面硬化性に優れた高圧水銀灯
3で樹脂表面を硬化することで、短時間の紫外線照射
で、良好な硬化特性が得られ、ひいては、前記実施例と
同様の効果が得られる。しかも、このような構成とする
ことで、カセット9、或いは、直線状にユニット化され
た高圧水銀灯3・メタルハライド灯4の移動を伴わない
ので、連続照射方式を採用した装置を小型に構成できる
という利点も備えている。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の液晶パネルの製
造方法は、以上のように、液晶パネル本体の液晶注入孔
に塗布された紫外線硬化型樹脂からなる封止樹脂を、
面硬化性に優れた波長領域に比較的強い発光ピークを持
つ第1紫外線照射手段と、厚膜硬化性に優れた波長領域
に比較的強い発光ピークを持つ第2紫外線照射手段とを
用いて硬化するものである。
【0043】これにより、樹脂表面は、表面硬化性に優
れた第1紫外線照射手段から発せられる紫外線で効果的
に硬化され、樹脂内部は、厚膜硬化性に優れた第2紫外
線照射手段から発せられる紫外線で効果的に硬化され
る。したがって、第1及び第2紫外線照射手段の両方を
用いて硬化することで、何れか一方を用いて硬化した場
合よりも、短時間で効率よく封止樹脂を硬化させること
が可能となる。この結果、長時間照射による液晶や配向
膜の劣化による表示ムラや、封止樹脂の未硬化成分の液
晶相への溶出による表示不良が無くなり、高品質の液晶
パネルが得られ、ひいては、高信頼性・高表示品位の液
晶表示装置を得ることが可能となるという効果を奏す
る。また、封止樹脂の未硬化の場合、液晶パネルの汚れ
の原因にもなり作業効率の低下にも繋がるが、これによ
り、作業性の向上も可能になるという効果を併せて奏す
る。本発明の請求項2記載の液晶パネルの製造方法は、
以上のように、上記請求項1記載の液晶パネルの製造方
法において、表面硬化性に優れた波長領域が300nm
付近であり、厚膜硬化性に優れた波長領域が400nm
付近である。 これにより、短時間で効率よく封止樹脂を
硬化させることが可能となる。
【0044】本発明の請求項記載の液晶パネルの製造
方法は、以上のように、上記請求項1または請求項2
載の液晶パネルの製造方法において、封止樹脂を硬化す
べく紫外線を照射する際、まず上記第2紫外線照射手段
にて照射し、次いで上記第1紫外線照射手段にて照射す
るものである。
【0045】これによれば、樹脂内部が硬化された後
に、樹脂表面が硬化されるので、例えば、上記請求項1
または請求項2記載の方法では、始めに第1紫外線照射
手段による照射、次いで第2紫外線照射手段による照射
という場合も考えられ、そうすると、樹脂内部が硬化さ
れる前に樹脂表面が硬化されてしまい、樹脂内部の硬化
がスムーズに進行し難くなり、紫外線照射時間が長くな
るという事態が想定されるが、これにより、より一層効
果的に封止樹脂の硬化を成しえ、高品質の液晶パネルが
得られ、ひいては、さらに高信頼性・高表示品位の液晶
表示装置を得ることが可能となるという効果を奏する。
本発明の請求項4記載の液晶パネル製造装置は、以上の
ように、液晶パネル本体の液晶注入孔に塗布した紫外線
硬化型樹脂からなる封止樹脂に、紫外線を照射して硬化
させることで液晶注入孔の封止を行う液晶パネル製造装
置において、表面硬化性に優れた波長領域に比較的強い
発光ピークを持つ第1紫外線照射手段と、厚膜硬化性に
優れた波長領域に比較的強い発光ピークを持つ第2紫外
線照射手段とを備えるものである。 これにより、樹脂表
面は、表面硬化性に優れた第1紫外線照射手段から発せ
られる紫外線で効果的に硬化され、樹脂内部は、厚膜硬
化性に優れた第2紫外線照射手段から発せられる紫外線
で効果的に硬化される。したがって、第1及び第2紫外
線照射手段の両方を用いて硬化することで、何れか一方
を用いて硬化した場合よりも、短時間で効率よく封止樹
脂を硬化させることが可能となる。この結果、長時間照
射による液晶や配向膜の劣化による表示ムラや、封止樹
脂の未硬化成分の液晶相への溶出による表示不良が無く
なり、高品質の液晶パネルが得られ、ひいては、高信頼
性・高表示品位の液晶表示装置を得ることが可能となる
という効果を奏する。また、封止樹脂の未硬化の場合、
液晶パネルの汚れの原因にもなり作業効率の低下にも繋
がるが、これにより、作業性の向上も可能になるという
効果を併せて奏する。 本発明の請求項5記載の液晶パネ
ル製造装置は、以上のように、上記請求項4記載の液晶
パネル製造装置において、第1紫外線照射手段が高圧水
銀灯であり、第2紫外線照射手段がメタルハライド灯で
ある。 これによれば、短時間で効率よく封止樹脂を硬化
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
硬化装置の概略構成を示す正面図、(b)はその側面図
である。
【図2】上記硬化装置で封止樹脂を硬化する際に使用す
るマスクの平面図である。
【図3】上記硬化装置に配された高圧水銀灯の発光特性
を示すチャートである。
【図4】上記硬化装置に配されたメタルハライド灯の発
光特性を示すチャートである。
【図5】液晶パネルの注入孔を封止する際の工程を示す
工程図である。
【図6】紫外線硬化型樹脂の硬化特性の物理的評価方法
を説明する説明図である。
【図7】紫外線照射時間と、硬化膜厚及び表面硬化レベ
ルとの関係を示すグラフであり、(a)は紫外線発生ラ
ンプとして高圧水銀灯・メタルハライド灯両方を用いた
場合、(b)は高圧水銀灯のみを用いた場合、(c)は
メタルハライド灯のみを用いた場合。
【図8】紫外線硬化型樹脂の硬化特性の赤外線吸収スペ
クトルを示すチャートである。
【図9】本発明の他の実施例を示すものであり、硬化装
置の側面図である。
【図10】上記実施例の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 硬化装置 2 本体 3 高圧水銀灯(第1紫外線照射手段) 4 メタルハライド灯(第2紫外線照射手段) 7 パネル設置部 8 紫外線発生ランプ設置部 9 カセット 10 液晶パネル 10a 液晶注入孔 11 マスク 14 紫外線ランプユニット 15 回転軸 21 硬化装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1341 G02F 1/13 G02F 1/1339

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネル本体の液晶注入孔に塗布され
    た紫外線硬化型樹脂からなる封止樹脂を、表面硬化性に
    優れた波長領域に比較的強い発光ピークを持つ第1紫外
    線照射手段と、厚膜硬化性に優れた波長領域に比較的強
    い発光ピークを持つ第2紫外線照射手段とを用いて硬化
    することを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記表面硬化性に優れた波長領域が30
    0nm付近であり、上記厚膜硬化性に優れた波長領域が
    400nm付近であることを特徴とする上記請求項1記
    載の液晶パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 封止樹脂を硬化すべく紫外線を照射する
    際、まず上記第2紫外線照射手段にて照射し、次いで上
    記第1紫外線照射手段にて照射することを特徴とする上
    記請求項1または請求項2記載の液晶パネルの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 液晶パネル本体の液晶注入孔に塗布した
    紫外線硬化型樹脂からなる封止樹脂に、紫外線を照射し
    て硬化させることで液晶注入孔の封止を行う液晶パネル
    製造装置において、 表面硬化性に優れた波長領域に比較的強い発光ピークを
    持つ第1紫外線照射手段と、厚膜硬化性に優れた波長領
    域に比較的強い発光ピークを持つ第2紫外線照射手段と
    を備えることを特徴とする液晶パネル製造装置。
  5. 【請求項5】 上記第1紫外線照射手段が高圧水銀灯で
    あり、上記第2紫外線照射手段がメタルハライド灯であ
    ることを特徴とする上記請求項4記載の液晶パネル製造
    装置。
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