JP3418898B2 - 熱可塑性ポリカーボネートの2段階製造方法 - Google Patents

熱可塑性ポリカーボネートの2段階製造方法

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JP3418898B2 JP06384296A JP6384296A JP3418898B2 JP 3418898 B2 JP3418898 B2 JP 3418898B2 JP 06384296 A JP06384296 A JP 06384296A JP 6384296 A JP6384296 A JP 6384296A JP 3418898 B2 JP3418898 B2 JP 3418898B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、芳香族ジフェノール類と炭酸ジ
アリールエステルから出発して、触媒と任意に分枝剤を
用い、1000ミリバールから0.01ミリバールの圧
力下80℃から400℃の温度で、溶媒を含まない低分
枝のポリカーボネート類を製造する2段階溶融方法を提
供し、この方法は、第一段階であるオリゴカーボネート
合成で、1モルのジフェノールに対して10-2から10
-8モルの量で窒素または燐の塩基を用い、この触媒を添
加し、真空をかけ(大気圧から0.5ミリバール)そし
て温度を上昇(300℃に及んで)させた後、モノフェ
ノール類を蒸留除去することで、10%以上から35%
以下、好適には15%以上から30%以下のOH末端基
含有量を有するオリゴカーボネートを中間体として製造
し、そして第二段階で、1モルのジフェノールに対して
10-4から10-8モルの量でアルカリ金属塩またはアル
カリ土類金属塩を添加して該オリゴカーボネートを50
0ミリバール以下から0.01ミリバールの圧力下25
0℃から400℃、好適には275℃から360℃の温
度で短時間(1時間以内)重縮合させて該ポリカーボネ
ートを生じさせることを特徴とする。
【0002】本発明の方法に従って製造するポリカーボ
ネート類は、分枝度が低く、溶媒を含まず、これ自身の
色が明るく、そしてOH末端基含有量が低い。
【0003】米国特許第3 442 854号には溶融
エステル交換の触媒として第四級アンモニウム/ホスホ
ニウム化合物が記述されている。しかしながら、その重
縮合段階では、高分子量のポリカーボネートに到達する
目的で300℃を越える反応温度が数時間(4時間以
上)に渡って用いられた。その生成物の分枝度は低くな
く(比較実施例1および2を参照)、そしてその空間−
時間収率は満足されるものでない。
【0004】ドイツ特許出願公開第OS 4 238
123号(Le A 29 275)および米国特許第
5 340 905号には、芳香族ジヒドロキシ化合物
と炭酸ジエステルの溶融エステル交換を行って溶媒を含
まない低分枝のポリカーボネートを製造する場合に重縮
合温度を295℃以下にしそして触媒を1種類のみ用い
るとしたならば第四級アンモニウムまたはホスホニウム
化合物が触媒として適切であると報告されている。この
方法がその重縮合段階で要する反応時間は本発明に従う
方法に比較してかなり長い。
【0005】ドイツ特許出願公開第OS 4 312
390号(Le A 29 618)には、アンモニウ
ムおよびホスホニウム触媒を用いてオリゴカーボネート
を製造することができそして第二段階でアルカリ金属塩
またはアルカリ土類金属塩を用いて上記オリゴカーボネ
ートの重縮合を短時間で行って明るい色の低分枝ポリカ
ーボネートを生じさせることができると報告されてい
る。しかしながら、このような方法でOH/アリールカ
ーボネート末端基の比率に注意を払わないと、OH末端
基の比率が高いポリカーボネート類が得られ(比較実施
例3を参照)、その結果として、その生成物の熱老化性
が確実に低下する。
【0006】中間体として生じるオリゴカーボネートの
OH/アリールカーボネート末端基比を確実に調整しそ
して触媒を2段階で用いてその表面を強力に刷新すると
OH末端基量が低い低分枝のポリカーボネートを短い重
縮合時間で得ることができることをここに見い出した。
【0007】低分枝は、本発明の方法の意味で、全鹸化
およびHPLC測定に従い、ポリカーボネート中の式
(I)
【0008】
【化1】
【0009】[式中、X=C1−C8アルキリデンもしく
はシクロアルキリデン、Sまたは単結合、R=CH3
ClまたはBr、およびnは0、1または2である]で
表される分枝剤の含有量が75ppmの値を越えないこ
とを意味する。
【0010】本発明に従う方法で用いるに適切なジフェ
ノール類は、式(II):
【0011】
【化2】
【0012】[式中、X、Rおよびnは式(I)で挙げ
た意味を有する]で表されるジフェノール類である。
【0013】好適なジフェノール類は例えば下記のもの
である:4,4’−ジヒドロキシジフェニル、4,4’
−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン 2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン 1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン、および1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン。
【0014】上述したものの中で特に好適なジフェノー
ル類は、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンおよび1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンである。
【0015】炭酸ジエステルは、本発明の意味で、ジ−
6−C20−アリールエステル類、好適にはフェノール
またはアルキル置換フェノール類のジエステル類、従っ
て例えばジフェニルカーボネートまたはジクレジルカー
ボネートなどである。1モルのビスフェノールに対して
1.01から1.30モル、好適には1.02から1.
15モルの量でこの炭酸ジエステル類を用いる。
【0016】第一段階(オリゴカーボネート合成)の反
応成分、即ちジフェノール類と炭酸ジアリールエステル
類にアルカリ金属およびアルカリ土類金属イオンを含有
させない注意を払う必要があり、ここで許容され得るア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属イオンの量は0.1
ppm未満である。このような純度のジフェノール類
は、炭酸ジアリールエステル類またはジフェノール類の
再結晶、洗浄および/または蒸留を行うことで入手可能
である。本発明に従う方法では、ジフェノールおよび炭
酸ジエステル両方中のアルカリ金属および/またはアル
カリ土類金属イオンの含有量を0.1ppm未満の値に
すべきである。この原料の全塩素含有量は2ppmの値
を越えるべきでなく、そして炭酸ジエステルの鹸化可能
塩素の含有量は0.05ppmの値を越えるべきでな
い。結果として得られるポリカーボネートの色(YI
値)に関しては、製造の最終段階で原料を蒸留して精製
を行う場合その原料、即ちジフェノール類および/また
は炭酸ジアリールエステル類に固相を経験させないで溶
融物として直接用いてエステル交換反応を行うのが有利
である(実施例3から8を参照)。
【0017】分枝剤を少量用いることでこのポリカーボ
ネート類を故意にそして調節様式で分枝させることがで
きる。適切な分枝剤のいくつかは下記のものである: フロログルシノール、4,6−ジメチル−2,4,6−
トリ−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン−2、4,
6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフ
ェニル)ヘプタン、1,3,5−トリ(4−ヒドロキシ
フェニル)ベンゼン、1,1,1−トリ−(4−ヒドロ
キシフェニル)エタン、トリ−(4−ヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン、2,2−ビス−[4,4−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシル]プロパ
ン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニルイソプロ
ピル)フェノール、2,6−ビス−(2−ヒドロキシ−
5−メチルベンジル)−4−メチルフェノール、2−
(4−ヒドロキシフェノール)−2−(2,4−ジヒド
ロキシフェニル)プロパン、ヘキサ−(4−(4−ヒド
ロキシフェニルイソプロピル)フェニル)オルソテレフ
タレート、テトラ(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
テトラ(4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)
フェノキシ)メタン、1,4−ビス(4’,4”−ジヒ
ドロキシトリフェニル)メチル)ベンゼンおよび特に
α,α’,α”−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−
1,3,5−トリイソプロピルベンゼン。
【0018】使用可能なさらなる分枝剤は2,4−ジヒ
ドロキシ安息香酸、トリメシン酸、シアヌール酸クロラ
イドおよび3,3−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドール
である。
【0019】分枝剤を任意に付随的に用いる場合、その
使用するジフェノール類と一緒にこれをジフェノール類
に対して0.05から2モル%の量で供給することがで
きる。
【0020】オリゴカーボネートの合成では、窒素およ
び燐の塩基、好適にはアンモニウムおよびホスホニウム
触媒(3および4を参照)に加えてグアニジンおよびホ
スファゼン塩基を触媒として用いることができる。
【0021】このオリゴカーボネート中間体を製造する
に好適な触媒は、本発明に従う方法の目的で、一般式
(III)および(IV):
【0022】
【化3】
【0023】[式中、R1-4は、同一もしくは異なり、
1−C20−アルキル、C6−C18−アリールまたはC3
−C20−シクロアルキルであってもよく、そしてX
-は、相当する酸−塩基対H++X-⇔HXが11未満の
pKBBを示すようなアニオンであってもよい]で表さ
れる化合物である。
【0024】本発明に従う方法の目的に適した触媒は例
えば下記のものである:水酸化テトラメチルアンモニウ
ム、酢酸テトラメチルアンモニウム、フッ化テトラメチ
ルアンモニウム、テトラメチルアンモニウムテトラフェ
ニルボラネート、フッ化テトラフェニルホスホニウム、
テトラフェニルホスホニウムテトラフェニルボラネー
ト、水酸化ジメチルジフェニルアンモニウム、水酸化テ
トラエチルアンモニウム、DBU、DBNまたはグアニ
ジン系、例えば1,5,7−トリアザビシクロ[4.
4.0]デセ−5−エン、7−フェニル−1,5,7−
トリアザビシクロ[4.4.0]デセ−5−エン、7−
メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]
デセ−5−エン、7,7’−ヘキシリデン−ジ−1,
5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デセ−5−エ
ン、7,7’−デシリデン−ジ−1,5,7−トリアザ
ビシクロ[4.4.0]デセ−5−エンおよび7,7’
−ドデシリデン−ジ−1,5,7−トリアザビシクロ
[4.4.0]デセ−5−エンなど、またはホスファゼ
ン類、例えばホスファゼン塩基P1−t−オクト=第三
オクチルイミノトリス(ジメチルアミノ)ホスホラン、
ホスファゼン塩基P1−t−ブチル=第三ブチルイミノ
トリス(ジメチルアミノ)ホスホランおよびBEMP=
2−第三ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−
ジメチルパーヒドロ−1,3−ジアザ−2−ホスホリン
など。
【0025】1モルのジフェノールに対して10-2から
10-8モルの量で上記触媒を用いる。上記触媒はまた互
いの組み合わせ(2種またはそれ以上)で使用すること
も可能である。第一段階で用いる触媒は揮発性物質であ
り、オリゴ縮合後のオリゴカーボネート中にはもはや検
出されなくなる。
【0026】第一段階のオリゴカーボネート類は、ジク
ロロメタン中か或は等重量部のフェノールとo−ジクロ
ロベンゼン混合物中で相対溶液粘度を測定して光散乱を
用いた較正を行うことで測定して9000−24,00
0、好適には12,000−20,000の平均分子量
Wを有する。この第一段階のオリゴカーボネート類の
分子量は最終のポリカーボネート類で望まれる粘度で決
定され、従って第二段階で低分子量のオリゴカーボネー
ト類を縮合させると低分子量のポリカーボネート類が得
られそして比較的高分子量のオリゴカーボネート類を縮
合させると比較的高分子量のポリカーボネート類が得ら
れる。このようにして調製するオリゴカーボネート類が
示すOH末端基含有量
【0027】
【数1】
【0028】は10%以上から35%以下、好適には1
5%以上から30%以下でなくてはならない。
【0029】個別に一方ではTiCl4を用いた光測定
法でOH末端基を測定しそして他方では全鹸化後に生じ
るモノフェノールをHPLCで測定することでアリール
カーボネートの末端基を測定することにより、オリゴカ
ーボネート類が有するOH/アリールカーボネート末端
基の比率を測定した。
【0030】このオリゴカーボネート類を製造するに適
した温度は100℃から300℃、好適には150℃か
ら280℃である。エステル交換でオリゴカーボネート
を生じさせている間に生じるモノフェノール類を、1バ
ールから0.5ミリバール、好適には500ミリバール
以下から1ミリバールの真空をかけることで除去する。
【0031】第二段階であるオリゴカーボネートの重縮
合では、該オリゴカーボネートにアルカリ/アルカリ土
類金属触媒を添加しそして500ミリバール以下から
0.01ミリバールの圧力下で温度を更に250−40
0℃、好適には275−360℃の温度、特に280℃
から320℃の温度に上昇させることにより、低分枝の
ポリカーボネートを生じさせる。
【0032】このアルカリ/アルカリ土類金属触媒を1
モルのジフェノールに対して10-4から10-8モルの
量、特に好適には10-5から10-7モルの濃度で用い
る。これらは例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、
セシウム、カルシウム、バリウムおよびマグネシウムの
水酸化物、炭酸塩、ハロゲン化物、フェノラート類、ジ
フェノラート類、フッ化物、酢酸塩、燐酸塩、水素燐酸
塩およびボラネート類であるか、或はより一般的に表す
と、Mx n+y n-[ここで、x・n++yn-=0、そして
n-は、相当する酸−塩基対H++X-⇔HXが11未満
のpKB値を示すようなアニオンである]全部である。
【0033】このアルカリ/アルカリ土類金属触媒は例
えば固体としてか或は例えば水、フェノール、ジアリー
ルカーボネート、オリゴカーボネートまたはポリカーボ
ネート中の溶液/マスターバッチとして添加可能であ
る。
【0034】芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステ
ルの反応は、本発明に従う2段階方法の目的で、例えば
撹拌タンク、薄層蒸発装置、一連の撹拌タンク反応槽、
簡単なディスク反応槽および高粘用ディスク反応槽など
の中で連続もしくは不連続的に実施可能である。
【0035】最終段階である重縮合を、好ましくは1時
間以内、好適には30分以内、特に好適には15分以
内、特に10分以内の短時間に実施する。これを行うに
は高粘用反応槽、特にスクリューミキサー機、例えばZ
SK2軸ニーダーなどを用いるのが適切である。
【0036】本発明に従う方法の芳香族ポリカーボネー
ト類は、ジクロロメタン中か或は等重量部のフェノール
とo−ジクロロベンゼン混合物中で相対溶液粘度を測定
して光散乱を用いた較正を行うことで測定して18,0
00から60,000、好適には19,000−40,
000の重量平均分子量MWを有するべきである。
【0037】好適にはモノフェノールを留出させて、低
分子量オリゴカーボネート類の重縮合を行って低粘度の
ポリカーボネート類を生じさせそして高分子量オリゴカ
ーボネート類の重縮合を行って高粘度のポリカーボネー
ト類を生じさせることで、上記を達成する。
【0038】このポリカーボネート類のOH末端基含有
量を20%以下、好適には15%以下、特に好適には1
0%以下、特に5%以下にする。
【0039】また、上記オリゴカーボネート類は単離可
能であり、例えば粒状にした後、独立した段階で重縮合
を受けさせることも可能である。
【0040】このポリマー類の重量平均分子量MWを制
限する目的で、公知様式(ヨーロッパ特許第360 5
78号)で分子量調節剤、例えばアルキルフェノールな
どを計算した量で用いることができる。
【0041】特性を改良する目的で、本発明に従って製
造したポリカーボネート類を補助物質および補強用物質
と混合してもよい。考慮に入れることができる物質には
安定剤、流動助剤、離型剤、難燃剤、顔料、微細材料、
繊維状材料、例えばアルキルおよびアリールホスファイ
ト類、ホスフェート類およびホスファン類、低分子量の
カルボン酸エステル類、ハロゲン化合物、塩類、チョー
ク、石英粉、ガラス繊維および炭素繊維などが含まれ
る。
【0042】更に、他のポリマー類、例えばポリオレフ
ィン類、ポリウレタン類またはポリスチレン類などを本
発明に従うポリカーボネート類と混合することも可能で
ある。
【0043】上記物質を好適には通常の装置内で仕上げ
ポリカーボネートに添加するが、要求に応じて、本発明
に従う方法の別の段階で添加することも可能である。
【0044】それ以外に、特別な用途では、ブロック、
セグメントおよびコモノマー類を縮合させて組み込むこ
とでこのポリカーボネート類を修飾することも可能であ
り、例えばOH末端基を有するシロキサンブロック、O
Hとカルボン酸末端基を有する芳香族および脂肪族ポリ
エステル類、OH末端基を有するポリフェニレンスルフ
ィドブロック、およびOH末端基を有するポリフェニレ
ンオキサイドブロックなどを組み込むことも可能であ
る。
【0045】
【実施例】
比較実施例1:撹拌機、内部温度計およびブリッジ付き
Vigreuxカラム(30cm、金属被覆)が備わっ
ている500mLの3つ口フラスコに重量測定してビス
フェノールAを114.15g(0.500モル)およ
びジフェニルカーボネートを113.54g(0.53
0モル)入れた。真空をかけそして窒素でフラッシュ洗
浄する(3回)ことで上記装置から大気の酸素を除去し
た後、この混合物を150℃に加熱する。ここで、0.
0039gのN(CH34B(C654(ビスフェノ
ールAを基準にして2x10-3モル%)を固体として仕
込んだ後、生じるフェノールを100ミリバールで蒸留
除去する。それと同時に温度を高くして250℃にす
る。1時間後、真空度を増進させて10ミリバールにす
る。真空度を0.5ミリバールに下げそして温度を31
0℃に上げることで重縮合を4時間で達成する。相対溶
液粘度が1.276(ジクロロメタン、25℃、5g/
L)で無溶媒の明るい色をしたポリカーボネートが得ら
れる。この製造したポリカーボネートに入っている式5
【0046】
【化4】
【0047】で表される分枝剤の含有量は210ppm
である。
【0048】比較実施例2:重縮合温度を320℃にす
る以外は実施例1と同様。相対溶液粘度が1.335
(ジクロロメタン、25℃、5g/L)で無溶媒の明る
い色をしたポリカーボネートが得られる。この製造した
ポリカーボネートに入っている式5で表される分枝剤の
含有量は410ppmである。
【0049】実施例1:25Lの撹拌容器に重量測定し
てビスフェノールAを5130g(22.5モル)、ジ
フェニルカーボネートを5104g(23.85モル)
およびPPh4BPh4を148mg(1x10-3モル
%)入れる。この容器を窒素で不活性にした後、200
℃に加熱することでその原料を15分で融解させる。塊
の温度が100℃になった時点で撹拌機のスイッチを入
れ、そして300ミリバールの真空をかける。この温度
を200℃で1時間維持し、そして遊離して来るフェノ
ールをカラムに通して蒸留除去する。更に1時間かけて
温度を250℃にまで高め、真空度を100ミリバール
に増進させた後、250℃で30分以内に5ミリバール
にする。窒素を吹き込んだ後、オリゴカーボネートをそ
の容器から排出させて、粒状にする。相対溶液粘度が
1.156(ジクロロメタン、25℃、5g/L)のオ
リゴカーボネートが得られる。このオリゴカーボネート
のフェノール系OH含有量は930ppm、即ち22%
である。このオリゴカーボネートを5x10-4モルのナ
トリウムフェノラートと混合した後、ZSK 32 2
軸ニーダー(100rpm、280℃、4.5kg/
時)を用い2分間の滞留時間で重縮合を実施する。この
ようにして単離したポリカーボネートの相対溶液粘度は
1.286(ジクロロメタン、25℃、5g/L)であ
り、式(5)で表される分枝剤の含有量は14ppmで
あり、そしてOH末端基の含有量は260ppm、即ち
11%である。
【0050】実施例2:重量測定してNMe4BPh4
89.2mg(1x10-3モル%)入れる以外は実施例
1と同様。相対溶液粘度が1.164(ジクロロメタ
ン、25℃、5g/L)でフェノール系OH含有量が8
30ppm、即ち20%であるオリゴカーボネートが得
られる。この調製したオリゴカーボネートに入っている
式(5)で表される分枝剤の含有量は2ppm未満であ
る。290℃で窒素を吹き込んだ後、ナトリウムフェノ
ラートを7.8mg(3x10-4モル%)加え、そして
実施例1に記述したようにしてオリゴカーボネートの重
縮合を行う。この単離したポリカーボネートの相対溶液
粘度は1.295(ジクロロメタン、25℃、5g/
L)であり、式(5)で表される分枝剤の含有量は16
ppmであり、そしてフェノール系OHの含有量は21
0ppm、即ち9%である。
【0051】比較実施例3:ビスフェノールAを513
0g(22.5モル)およびジフェニルカーボネートを
5013g(23.43モル)存在させる以外は実施例
1と同様。窒素を吹き込んだ後、オリゴカーボネートを
その容器から排出させて、粒状にする。相対溶液粘度が
1.171(ジクロロメタン、25℃、5g/L)のオ
リゴカーボネートが得られる。このオリゴカーボネート
のフェノール系OH含有量は1800ppm、即ち46
%である。このオリゴカーボネートを5x10-4モル%
のナトリウムフェノラートと混合した後、ZSK 32
2軸ニーダー(100rpm、280℃、4.5kg
/時)を用い2分間の滞留時間で重縮合を実施する。こ
のようにして単離したポリカーボネートの相対溶液粘度
は1.322(ジクロロメタン、25℃、5g/L)で
あり、式(5)で表される分枝剤の含有量は24ppm
であり、そしてOH末端基の含有量は750ppm、即
ち36%である。
【0052】実施例3から8 半学術的実験プラントでは、原料であるジフェニルカー
ボネートとビスフェノールAを窒素で不活性にした後こ
れらを数個の容器内で個別にか或は一緒に融解させるこ
とができる。また、液体として搬送される原料を受け取
ることも可能である。この溶融物を個別にか或は混合物
として連続計量することができる。
【0053】計量を個別に行う場合、BPAを1時間当
たり49.37kgおよびDPCを1時間当たり52.
83kgで搬送し、そして混合物として計量する場合、
溶融物(175重量部のBPAおよび187.25重量
部のDPC)を1時間当たり102.2kgで搬送す
る。
【0054】触媒としてPPh4BPh4をフェノール中
1%の溶液として連続混合した後、反応槽の中に入れる
(溶液を1時間当たり142g、1x10-3モル%に相
当)。
【0055】この溶融物を熱交換器で190℃に加熱
し、20分間の滞留時間を置いた後、管状蒸発装置で瞬
間蒸発させて、150ミリバールの真空度に維持されて
いると同時に240℃に加熱されている撹拌機付き分離
器の中に入れる。この分離器内の滞留時間を25分にす
る。その蒸気はカラムを通ってコンデンサの中に入る。
オリゴカーボネートを上記分離器からディスク反応槽に
移す。温度を280℃に調整し、そして真空度を1.5
ミリバールに調整する。滞留時間を35分にする。この
生じたオリゴカーボネートを、ポリカーボネート中0.
1重量%のマスターバッチ形態である触媒としてのナト
リウムフェノラート(5x10-4モル%)と連続混合
(126g/時)した後、2軸ニーダー(ZSK 5
7)に移す。0.2ミリバール下310℃の温度で縮合
を100rpmで行って高分子量のポリカーボネートを
生じさせる。滞留時間を3分にする。両方の場合とも、
冷却分離器の中に蒸気を通す。生じたポリカーボネート
を剛毛として排出させ、粒状にする。
【0056】
【表1】
【0057】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0058】1. 触媒と任意に分枝剤を用いて100
0ミリバールから0.01ミリバールの圧力下80℃か
ら400℃の温度でジフェノール類と炭酸ジアリールエ
ステル類の溶融エステル交換を行うことで低分枝のポリ
カーボネートを製造する2段階方法であって、第一段階
であるオリゴカーボネート合成で、1モルのジフェノー
ルに対して10-2から10-8モルの量で窒素または燐の
塩基を用い、この触媒を添加し、真空をかけ(大気圧か
ら0.5ミリバール)そして温度を上昇(300℃に及
んで)させた後、モノフェノール類を蒸留除去すること
で、10%以上から35%以下のOH末端基含有量を有
するオリゴカーボネートを中間体として製造し、そして
第二段階で、1モルのジフェノールに対して10-4から
10-8モルの量でアルカリ金属塩またはアルカリ土類金
属塩を添加して該オリゴカーボネートを500ミリバー
ル以下から0.01ミリバールの圧力下250℃から4
00℃の温度で短時間(1時間以内)重縮合させて該ポ
リカーボネートを生じさせることを特徴とする方法。
【0059】2. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、全鹸化お
よびHPLC測定に従い、該ポリカーボネート中の式
(I)
【0060】
【化5】
【0061】[式中、X=C1−C8アルキリデンもしく
はシクロアルキリデン、Sまたは単結合、R=CH3
ClまたはBr、およびn=0、1または2]で表され
る分枝構造の含有量が75ppmの値を越えないことを
特徴とする方法。
【0062】3. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、該ポリカ
ーボネート中のフェノール系OH基含有量が20%以下
であることを特徴とする方法。
【0063】4. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、該重縮合
を15分以内の短時間に実施することを特徴とする方
法。
【0064】5. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、該重縮合
を高粘用反応槽内で10分以内に実施することを特徴と
する方法。
【0065】6. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、該重縮合
をZSK2軸ニーダー内で10分以内に実施することを
特徴とする方法。
【0066】7. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、該オリゴ
カーボネートを単離した後、重縮合を行うことを特徴と
する方法。
【0067】8. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、使用する
ジフェノール類を製造/精製した後、これらに固相を経
験させないことを特徴とする方法。
【0068】9. 第1項に従って溶融物の状態で芳香
族ポリカーボネートを製造する方法であって、使用する
炭酸ジアリールエステル類を製造/精製した後、これら
に固相を経験させないことを特徴とする方法。
【0069】10. 第1項に従って溶融物の状態で芳
香族ポリカーボネートを製造する方法であって、使用す
るジフェノール類および使用する炭酸ジアリールエステ
ル類を製造/精製した後、これらに固相を経験させない
ことを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴツトフリート・ツアビイ ドイツ51375レーフエルクーゼン・ベル ギツシエラントシユトラーセ124ベー (72)発明者 クラウス・ブルフ ドイツ47800クレーフエルト・リヒヤル ト−シユトラウス−シユトラーセ21 (56)参考文献 特開 平6−306159(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 64/00 - 64/42 WPI/L(QUESTEL)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒と任意に分枝剤を用いて1000ミ
    リバールから0.01ミリバールの圧力下80℃から4
    00℃の温度でジフェノール類と炭酸ジアリールエステ
    ル類の溶融エステル交換を行うことで低分枝のポリカー
    ボネートを製造する2段階方法であって、第一段階であ
    るオリゴカーボネート合成で、1モルのジフェノールに
    対して10-2から10-8モルの量で窒素または燐の塩基
    を用い、この触媒を添加し、真空をかけ(大気圧から
    0.5ミリバール)そして温度を100℃から300℃
    の間の温度まで昇させた後、モノフェノール類を蒸留
    除去することで、末端基の全数に対して10%以上から
    35%以下のOH末端基含有量を有するオリゴカーボネ
    ートを中間体として製造し、そして第二段階で、1モル
    のジフェノールに対して10-4から10-8モルの量でア
    ルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を添加して該オ
    リゴカーボネートを500ミリバール以下から0.01
    ミリバールの圧力下250℃から400℃の温度で短時
    間(1時間以内)重縮合させて該ポリカーボネートを生
    じさせることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に従って溶融物の状態で芳香族
    ポリカーボネートを製造する方法であって、該重縮合を
    高粘度用反応槽内で10分以内に実施することを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に従って溶融物の状態で芳香族
    ポリカーボネートを製造する方法であって、該重縮合を
    ZSK2軸ニーダー内で10分以内に実施することを特
    徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に従って溶融物の状態で芳香族
    ポリカーボネートを製造する方法であって、使用するジ
    フェノール類を製造/精製した後、これらに固相を経験
    させないことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に従って溶融物の状態で芳香族
    ポリカーボネートを製造する方法であって、使用する炭
    酸ジアリールエステル類を製造/精製した後、これらに
    固相を経験させないことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に従って溶融物の状態で芳香族
    ポリカーボネートを製造する方法であって、使用するジ
    フェノール類および使用する炭酸ジアリールエステル類
    を製造/精製した後、これらに固相を経験させないこと
    を特徴とする方法。
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