JP3418168B2 - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

Info

Publication number
JP3418168B2
JP3418168B2 JP2000337937A JP2000337937A JP3418168B2 JP 3418168 B2 JP3418168 B2 JP 3418168B2 JP 2000337937 A JP2000337937 A JP 2000337937A JP 2000337937 A JP2000337937 A JP 2000337937A JP 3418168 B2 JP3418168 B2 JP 3418168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
performance
information
performance data
karaoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000337937A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001166781A (ja
Inventor
啓樹 穴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2000337937A priority Critical patent/JP3418168B2/ja
Publication of JP2001166781A publication Critical patent/JP2001166781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3418168B2 publication Critical patent/JP3418168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆるカラオ
ケ装置に係り、特に、演奏情報をもとに音源装置として
の楽音合成装置を駆動してカラオケ伴奏を演奏するシス
テムに好適なカラオケ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、流行歌等の歌唱曲の歌唱部分を除
く伴奏音楽、いわゆるカラオケを録音した磁気テープあ
るいは光ディスク等を用いて、伴奏音楽を再生演奏しつ
つ、それに合わせて歌唱を行うためのカラオケ装置が広
く普及している。多くのカラオケ装置では、歌唱の音声
をマイクロフォン(以下、「マイク」と称する)を介し
て、残響効果を付加するなどして、カラオケとミキシン
グし、歌唱を一層豊かなものとして楽しむようにしてい
る。また、例えば光ディスク等を用いたカラオケ装置に
おいては、伴奏音楽の再生演奏のみならず、ディスプレ
イ装置により、歌詞情報、さらには適宜な映像情報を表
示するようにしたものも多い。このようなカラオケを楽
しむために用いられるカラオケ装置も、カラオケを楽し
む環境、状況等が多様化するにつれ、伴奏音楽の音源の
種類、歌詞情報の提供の仕方、楽曲に応じた環境設定の
仕方等も多様化しつつある。 【0003】近年では、電子楽器やコンピュータミュー
ジック等に利用されている楽音合成装置、すなわちシン
セサイザを音源装置として利用し、このような音源装置
を伴奏音楽の演奏情報で駆動するとともに、前記伴奏音
楽の演奏情報と共に歌詞情報でディスプレイを駆動し
て、前記伴奏音楽に対応する歌詞を文字表示するタイプ
のカラオケ装置が開発されつつある。このようなタイプ
のカラオケ装置は、従来のカラオケ装置とは異なり、演
奏情報が、アナログ音声に基づく音声情報でなく楽譜
(スコア)に近い情報であるため、情報のデータ量が比
較的少なくて済み、演奏情報の伝送、複写等の取扱いも
容易である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のカラ
オケ装置は、基本的に、歌唱のみを楽しむシステムとし
て構築されている。このため、多くの場合、カラオケ演
奏に際しては、歌い手のみが楽しみ且つ満足することに
なり、歌い手以外の人々は、歌い手の歌を単に聞き流し
ているだけであったり、歌い手の歌唱を評価しているだ
けであったりしていた。このため、カラオケは、自分の
歌唱に自信をもっていない人や、歌をじょうずに歌えな
い人にとっては、ほとんど楽しむことができず、つきあ
い等のためにやむなくカラオケが行われる場に参加する
ことが、苦痛となる場合すらあった。また、カラオケ装
置が、事実上特定の人に独占されることもあり、このよ
うな場合には、装置を共用している他の人が不満をつの
らせることになり、争いの原因となることもあった。 【0005】ところが、音楽を楽しむ人の中には、歌唱
は得意ではないが楽器の演奏は得意である人や、歌唱は
あまり好きでないが楽器を演奏することは好きであると
いった人も少なくない。歌唱があまり得意でないので、
楽器演奏を練習したいという人も少なくないはずであ
る。また、カラオケにより歌唱の練習が行えるのと同様
に楽器の演奏の練習のためにカラオケを利用することが
できれば、歌い手以外の人もカラオケを楽しむことがで
き、一層多くの人々が、カラオケを楽しむことができる
と考えられる。この発明は、上述のような事情に鑑みて
なされたもので、歌唱のみでなく楽器演奏も楽しむこと
を可能とし、多くの人が楽しむことができるカラオケ装
置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係るカラオケ装
置は、カラオケ歌唱用の歌詞情報および描画情報とカラ
オケ演奏用の複数の楽器パートの楽音合成型の演奏デー
タとを含む曲データを記憶する曲データ記憶手段と、曲
データに含まれる複数の楽器パートの演奏データと外部
から入力される特定の楽器パートの実演奏データとに基
づき楽音信号を生成する楽音合成手段と、マイクから入
力される音声信号を前記楽音信号と混合して出力する出
力手段と、曲データに含まれる描画情報に基づき背景画
像を表示する背景表示手段と、曲データに含まれる歌詞
情報に基づき背景画像に重畳して歌詞画像を表示する歌
詞表示手段と、曲データに含まれる、予め設定された特
定の楽器パートの演奏データを外部に出力する演奏デー
タ出力手段と、この演奏データ出力手段から出力される
特定の楽器パートの演奏データを入力しスルー端子を介
して出力すると共に、演奏操作に従って前記実演奏デー
タを生成しこの実演奏データを出力端子を介して出力す
る外部演奏操作手段とを備え、前記外部演奏操作手段の
スルー端子及び出力端子と前記楽音合成手段との接続状
態に応じて、前記実演奏データのみ、又は前記実演奏デ
ータ及び前記特定の楽器パートの演奏データの双方を前
記外部演奏操作手段から前記楽音合成手段に出力するよ
うにしたことを特徴とする。 【0007】 【0008】この発明のカラオケ装置においては、実演
奏データおよび演奏情報の演奏データを用いて、楽音情
報を生成するようにして、歌唱のみでなく楽器演奏も楽
しむことが可能となり、歌い手以外の人も曲に参加して
楽しむことができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例に係
るカラオケ装置の構成を模式的に示している。この実施
例では、カラオケ装置に音源をもたないMIDI(Musi
cal Instrument Digital Interface)楽器を接続し、カ
ラオケ演奏の曲データ中の演奏情報から抽出される演奏
データにより、そのMIDI楽器の演奏ガイド表示を行
って、カラオケに合わせて容易にMIDI楽器の演奏が
行えるようにするとともに、このMIDI楽器の演奏に
より生成される実演奏データを、前記演奏情報と共に楽
音合成に供するようにしている。 【0010】図1に示すカラオケ装置は、CPU(中央
処理装置)11、ROM(読出し専用メモリ)12、R
AM(読み書き可能メモリ)13、操作パネル14、楽
音合成装置15、マイク16、ミキサ17、スピーカ1
8、コンピュータグラフィックス装置(以下、「画像作
成装置」とする)19、光ディスク再生装置(以下、
「LD再生装置」と称する)20、画像合成装置21、
ディスプレイ装置(CRT)22、ハードディスク装置
(HDD)23、CD−ROM再生装置(CD−RO
M)24、フロッピー(登録商標)ディスク装置(FD
D)25、モデム26およびMIDI楽器27を具備し
ている。なお、ネットワークのインタフェースとして、
ここではモデム26を用いている。CPU11、ROM
12、RAM13、操作パネル14、楽音合成装置1
5、画像作成装置19、LD再生装置20、ハードディ
スク装置23、フロッピーディスク装置25、モデム2
6およびMIDI楽器27は、共通のバスBLに結合さ
れている。 【0011】CPU11は、このカラオケ装置全体の動
作を制御・管理する。ROM12は、演奏制御プログラ
ム等を含む動作プログラムが書き込まれている。演奏制
御プログラムは、カラオケ演奏のためプログラムであ
り、この場合、曲データにより与えられる演奏情報から
予め設定された特定の楽器のパートに対応する演奏デー
タを抽出分離して出力するためのプログラムを含んでい
る。RAM13は、CPU11により、このカラオケ装
置の動作を制御・管理するときに使用されるメモリであ
る。ROM12内の動作プログラムは、このカラオケ装
置の電源投入時にCPU11の制御によりRAM13に
ロードされる。操作パネル14は、このカラオケ装置を
操作するためのスイッチ、摘み等からなる各種操作部を
備えている。 【0012】楽音合成装置15は、伴奏演奏情報および
後述するMIDI楽器27の演奏出力により駆動されて
伴奏音楽の楽音信号を生成するいわゆるミュージックシ
ンセサイザであり、例えばMIDI音源等の音源部とそ
れを制御する制御部とを備えている。マイク16は、こ
のカラオケ装置を使用して歌唱を行う歌い手の音声を入
力するために使用される。ミキサ17は、楽音合成装置
15の出力とマイク16の出力とをミキシングする。こ
のミキサ17部分には、マイク16の出力に残響音成分
を付加するエコー装置またはリバーブ装置が、必要に応
じて付設される。スピーカ18は、楽音合成装置15か
らの伴奏音楽とマイク16からの音声とがミキシングさ
れたミキサ17の出力により駆動され、伴奏音楽および
歌声の音響を発する。 【0013】画像作成装置19は、伴奏演奏情報ととも
に供給される歌詞等の文字情報および静止画、動画等の
描画情報を処理して表示用の画像信号を生成する。LD
再生装置20は、光ディスクに記録された映像情報を使
用することが指定されたカラオケ曲を演奏する場合に機
能し、描画情報により、伴奏演奏情報に同期して、所定
のディスクの所定のフレームの静止画または所定のフレ
ームを起点とする動画等からなる映像情報を再生する。
このため、LD再生装置20は、光ディスクのオートチ
ェンジャ機能を有していることが望ましい。画像合成装
置21は、画像作成装置19の出力とLD再生装置20
の出力とを合成して、合成映像信号を生成する。ディス
プレイ装置22は、画像合成装置21で合成された合成
映像信号を表示する。 【0014】ハードディスク装置23は、カラオケ曲
の、曲名、歌手名、発売日、キーワード、演奏情報、描
画情報、小節線情報、歌詞情報等を含む曲データが格納
されている。この場合、曲データ中の演奏情報には、複
数の楽器毎の例えばMIDIデータからなる演奏データ
が含まれている。操作パネル14を介しての選曲操作に
従いCPU11により、前記選曲された曲についての曲
データがRAM13にロードされる。その後、CPU1
1の制御の基にRAM13から逐次読出されて、前述の
楽音合成装置15および画像作成装置19へ伴奏音楽デ
ータおよび歌詞データ等からなる曲データが送出され、
カラオケの演奏に供される。CD−ROM再生装置24
は、曲データの記録媒体であるCD−ROMから曲デー
タを読出してハードディスク装置23にダウンロードす
るために用いられる。 【0015】フロッピーディスク装置25は、曲データ
の記録再生を行うために設けられており、このフロッピ
ーディスク装置25によりハードディスク装置23内の
曲データをフロッピーディスクに書き込んだり、フロッ
ピーディスクから曲データを読出してハードディスク装
置23にダウンロードしたりする。このフロッピーディ
スクは装置間で曲データをやりとりする場合等に使用さ
れる。モデム26は、通信回線により他の装置またはホ
ストシステムに結合され、通信回線を介して曲データま
たは演奏データ等のデータを送受するために用いられ
る。 【0016】MIDI楽器27は、MIDIインタフェ
ースを有する電子楽器、例えば、MIDIキーボードで
あり、曲データにより与えられる演奏情報から抽出分離
されて前記バスBLを介して出力される予め設定された
特定の楽器パート、この場合所定のキーボードパート、
に対応する演奏データ(MIDIデータ)を受けるとと
もに、このMIDI楽器27の演奏により生じる実演奏
データをMIDIインタフェースを介して楽音合成装置
15に供給する。このMIDI楽器27は、図2に示す
ように、演奏操作のためのキーボード27aの各鍵盤に
それぞれ対応して発光ダイオード等からなる演奏ガイド
用のランプ27bが設けられており、先に述べた曲デー
タにより与えられる演奏情報から抽出分離されて前記バ
スBLを介して出力されるキーボードに対応する演奏デ
ータに応じて、前記演奏ガイド用のランプを逐次点灯さ
せることにより、演奏ガイド表示を行う。 【0017】演奏者が、この演奏ガイド表示に応じてキ
ーボード27aを操作すると、その演奏内容に応じた実
演奏データがMIDIデータとして楽音合成装置15に
与えられる。この場合、MIDI楽器27は、演奏者に
よる実演奏データのみを楽音合成装置15に与えるよう
にしてもよく、前記実演奏データと前記バスを介して与
えられるもとの演奏データとの両者を楽音合成装置15
に与えるようにしてもよい。これは、通常MIDI楽器
に設けられているスルー(thru=through)端子と出力
(output)端子とのうちの、出力端子のみを楽音合成装
置15に接続するか両方を接続するかによって容易に選
択することができる。すなわち、スルー端子は、入力さ
れたMIDIデータをそのまま出力するための端子であ
り、出力端子は、実演奏出力のMIDIデータを出力す
るための端子である。 【0018】図1のカラオケ装置では、予めCD−RO
M再生装置24によりCD−ROMから曲データをハー
ドディスク装置23にダウンロードしておくとともに、
必要な光ディスクをLD再生装置20にセットしてお
く。なお、ハードディスク装置23にダウンロードする
曲データは、フロッピーディスク装置25によりフロッ
ピーディスクから与えたり、モデム26により通信回線
から与えたりすることもできる。図1のカラオケ装置
は、電源を投入すると、ROM12に書き込まれている
動作プログラムがRAM13にロードされて動作が開始
される。操作パネル14を操作することによりCPU1
1がRAM13の動作プログラムに従って動作して、種
々の機能を実行する。上述のハードディスク装置23へ
のダウンロードも、電源が投入された状態で、操作パネ
ル14を操作することにより、CPU11により制御さ
れて実行される。 【0019】操作パネル14の操作により、演奏曲が指
定されると、ハードディスク装置23から指定された演
奏曲の曲データが読出され、RAM13にロードされ、
この曲データに従ってカラオケの演奏が開始される。カ
ラオケの演奏に際しては、曲データ中の演奏情報に従
い、楽音合成装置15から逐次楽音情報が生成され、ミ
キサ17を介してスピーカ18から再生されるととも
に、同様に曲データ中に含まれている歌詞情報および小
節線情報に従い、画像作成装置19から曲の進行に合わ
せて例えば小節単位で歌詞の文字画像情報が生成され、
画像合成装置21を介してディスプレイ装置22に表示
される。 【0020】このとき、曲データ中の着色情報によっ
て、画像作成装置19を介して歌唱の進行に合わせて前
記歌詞の文字画像情報が逐次他の色に着色され、歌うべ
き個所が歌い手に容易に把握できるように指示される。
また、曲データ中に含まれている描画情報に従い、画像
作成装置19から曲の進行に合わせた画像情報が生成さ
れて前記歌詞の文字画像情報に重畳され、画像合成装置
21を介してディスプレイ装置22に表示される。光デ
ィスクを用いるカラオケ曲の場合は、演奏開始時に、所
定の光ディスクが選定され、曲データ中の描画情報に従
って、光ディスクの指示された個所が再生されて、画像
合成装置21を介してディスプレイ装置22に表示され
る。 【0021】さらに、曲データ中の演奏情報の所定のキ
ーボードパートの演奏データは、演奏情報から分離抽出
されて、MIDIキーボードからなるMIDI楽器27
に与えられる。MIDI楽器27では与えられた演奏デ
ータに基づいて、前記キーボードパートを演奏するため
の演奏ガイド表示が行われる。したがって、歌い手はデ
ィスプレイ装置22の表示を見ながらマイク16に向か
って歌えばよく、MIDI楽器27の演奏者は演奏ガイ
ド表示に従ってMIDI楽器27を演奏すればよい。 【0022】この場合、ハードディスク装置23から選
曲に応じてRAM13に転送され、逐次読出されて演奏
に供される各曲の曲データの主たる部分は、次のように
構成されている。図3に示すように、曲データには複数
のトラックTK1、TK2、TK3…が設けられてい
る。第1のトラックTK1には演奏情報が格納されてい
る。この演奏情報は、楽音合成装置15を駆動して伴奏
音楽の楽音信号を生成させるためのデータである。第2
のトラックTK2には、画像作成装置19により画像信
号を生成させるための描画情報およびLD再生装置20
に光ディスクから読み出すべき映像データを指示するた
めの描画情報の少なくとも一方が格納されている。第3
のトラックTK3には、伴奏音楽の小節線の番号(小節
線No)を示す小節線情報が格納されている。第4のト
ラックTK4には、画像作成装置19によって歌詞の文
字画像情報を生成させ、表示画像信号を形成するための
歌詞情報が格納されている。 【0023】なお、前記描画情報に画像作成装置19に
よって画像信号を生成させるための描画情報が含まれて
いる場合には、画像作成装置19によって生成される表
示画像信号には、描画情報による画像信号と歌詞情報に
よる文字画像情報との両者が含まれている。第5のトラ
ックTK5には、前記歌詞情報によりディスプレイ22
に表示される歌詞の文字画像情報に着色するための着色
情報が格納されている。少なくとも画像作成装置19に
より生成された歌詞の文字画像情報を含む表示画像信号
およびLD再生装置20により読出された映像信号は画
像合成装置21で合成映像信号に合成されて、ディスプ
レイ22に表示される。 【0024】これら各情報は、例えば1音、1画像等の
イベント毎に設定され、隣接するイベント間には、その
間の経過時間を示す時間情報Δtが挿入される。例え
ば、演奏情報を例にとると、最初の演奏情報で、ある音
を開始し、Δt経過した後に、次のその音を終了させる
演奏情報を与えることにより、所定の演奏を行う。図3
では、演奏情報は第1のトラックTK1に、1連の情報
として示しているが、より詳細には各楽器の各音毎の演
奏データにより構成される。また、各楽器の音色等の情
報も適宜含まれている。この場合、時間の情報Δtは、
随時変化する時間情報としてもよいが、図3のように、
予め演奏の最小時間単位をもとに設定したΔtを基本単
位として、2Δtの時間はΔtを2回続けて挿入するこ
とにより表現してもよい。 【0025】この場合、演奏データは、例えばMIDI
データからなり、ピアノパート、キーボードパート、ギ
ターパート、ベースパートおよびドラムスパート等の多
数のパート(同一の楽器について複数のパートをもって
いることも多い)のデータにより構成されている。した
がって、ガイド表示付きのMIDI楽器27としては、
キーボードに限らず、ドラムパッドを使用したデジタル
パーカッション(打楽器)、ギターシンセサイザ、ウィ
ンドシンセサイザ(吹奏楽器シンセサイザ)等のように
種々のMIDI楽器を用いることができる。このよう
に、歌い手の歌唱中に、楽器演奏をガイド表示付きで楽
しむことができ、従来のカラオケ装置に比して、一度に
多くの人がカラオケを楽しむことができる。なお、マイ
ク16およびミキサ17を除外し、いわゆる「マイナス
ワン」演奏をバックにした特定の楽器演奏のみを楽しむ
ようにすることもできる。 【0026】 【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
実演奏データおよび演奏情報の演奏データを用いて、楽
音情報を生成するようにして、歌唱のみでなく楽器演奏
も楽しむことを可能とし、多くの人が楽しむことを可能
とするカラオケ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明に係るカラオケ装置の一実施例の構
成を模式的に示すブロック図である。 【図2】 図1の実施例に用いる演奏ガイド表示付きM
IDI楽器の一例をを模式的に示す部分上面図である。 【図3】 図1の実施例における曲データの演奏データ
のデータ構造を示す図である。 【符号の説明】 11…CPU(中央処理装置)、12…ROM(読出し
専用メモリ)、13…RAM(読み書き可能メモリ)、
14…操作パネル、15…楽音合成装置、16…マイ
ク、17…ミキサ、18…スピーカ、19…コンピュー
タグラフィックス装置(画像作成装置)、20…光ディ
スク再生装置(LD再生装置)、21…画像合成装置、
22…ディスプレイ装置(CRT)、23…ハードディ
スク装置(HDD)、24…CD−ROM再生装置(C
D−ROM)、25…フロッピーディスク装置(FD
D)、26…モデム、27…MIDI楽器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−13188(JP,A) 特開 昭60−214178(JP,A) 特開 昭62−36692(JP,A) 実開 平4−72298(JP,U) 実開 平4−55070(JP,U) 実開 平1−123895(JP,U) 1.ミュージックトレード,’92 /1,第30巻,第1号,「新製品の紹介 −1月の新製品−カワイ 電子キーボー ド FS2000」,p.114,ミュージッ クトレード社(1992年1月1日発行) 2.「Yamaha DX7s Di gital Programmable Algorithm Synthsi zer取扱説明書」(平成元年9月25日 特許庁資料館受入)p.8−1〜8−13

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カラオケ歌唱用の歌詞情報および描画情
    報とカラオケ演奏用の複数の楽器パートの楽音合成型の
    演奏データとを含む曲データを記憶する曲データ記憶手
    段と、 曲データに含まれる複数の楽器パートの演奏データと外
    部から入力される特定の楽器パートの実演奏データとに
    基づき楽音信号を生成する楽音合成手段と、 マイクから入力される音声信号を前記楽音信号と混合し
    て出力する出力手段と、 曲データに含まれる描画情報に基づき背景画像を表示す
    る背景表示手段と、 曲データに含まれる歌詞情報に基づき背景画像に重畳し
    て歌詞画像を表示する歌詞表示手段と、 曲データに含まれる、予め設定された特定の楽器パート
    の演奏データを外部に出力する演奏データ出力手段と、 この演奏データ出力手段から出力される特定の楽器パー
    トの演奏データを入力しスルー端子を介して出力すると
    共に、演奏操作に従って前記実演奏データを生成しこの
    実演奏データを出力端子を介して出力する外部演奏操作
    手段とを備え、 前記外部演奏操作手段のスルー端子及び出力端子と前記
    楽音合成手段との接続状態に応じて、前記実演奏データ
    のみ、又は前記実演奏データ及び前記特定の楽器パート
    の演奏データの双方を前記外部演奏操作手段から前記楽
    音合成手段に出力するようにしたことを特徴とするカラ
    オケ装置。
JP2000337937A 2000-11-06 2000-11-06 カラオケ装置 Expired - Lifetime JP3418168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337937A JP3418168B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 カラオケ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337937A JP3418168B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 カラオケ装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15963699A Division JP3372505B2 (ja) 1999-06-07 1999-06-07 カラオケ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001166781A JP2001166781A (ja) 2001-06-22
JP3418168B2 true JP3418168B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=18813237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000337937A Expired - Lifetime JP3418168B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 カラオケ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3418168B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130058383A (ko) * 2011-11-25 2013-06-04 주식회사 지에스엘앤씨 연주방 시스템

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
1.ミュージックトレード,’92/1,第30巻,第1号,「新製品の紹介−1月の新製品−カワイ 電子キーボード FS2000」,p.114,ミュージックトレード社(1992年1月1日発行)
2.「Yamaha DX7s Digital Programmable Algorithm Synthsizer取扱説明書」(平成元年9月25日特許庁資料館受入)p.8−1〜8−13

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001166781A (ja) 2001-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3149574B2 (ja) カラオケ装置
JP3322275B2 (ja) カラオケ装置
JP2917834B2 (ja) カラオケ装置
JP3324158B2 (ja) カラオケ装置
US5827990A (en) Karaoke apparatus applying effect sound to background video
JP3127722B2 (ja) カラオケ装置
JP4175337B2 (ja) カラオケ装置
JPH06110480A (ja) カラオケ装置
JP3141574B2 (ja) 自動演奏装置
JP3418168B2 (ja) カラオケ装置
JP3372505B2 (ja) カラオケ装置
JP2000029472A (ja) カラオケ装置
JP3259367B2 (ja) カラオケ装置
JP3077420B2 (ja) カラオケ装置
JPH06161480A (ja) カラオケ装置
JP3885250B2 (ja) カラオケ装置
JP3824438B2 (ja) カラオケ装置
JP3511237B2 (ja) カラオケ装置
JPH10143170A (ja) 楽曲データ作成装置およびカラオケ装置
JP3287272B2 (ja) カラオケ装置
JP3551441B2 (ja) カラオケ装置
JP3085615B2 (ja) カラオケ装置
JP3428101B2 (ja) カラオケ装置
JP3376661B2 (ja) カラオケ装置
JP3299569B2 (ja) カラオケ装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100411

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 10