JP3417892B2 - 持上げ方法及び装置 - Google Patents

持上げ方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンのブーム
などのアーム構造を移動するための持上げ方法及び装置
に関する。
【0002】
【発明の背景】現在、持上げ用アームなどのアーム構造
を移動するための装置は、種々のものが存在する。これ
らの装置は一般的に、相対的に移動可能な第1及び第2
のアーム構造を互いに連結する連結プレートを利用す
る。このタイプの公知の構造は、アーム構造の1つと連
結プレートとに連結した移動装置から、過度の力を必要
とする。さらに、従来技術では、第1のアームに対する
第2のアーム構造の運動範囲が制限されている。
【0003】例えば、従来技術を表す図9には、連結プ
レート14により互いに連結された第1のアーム構造1
0及び第2のアーム構造12が示されている。アーム1
2は、プレート14に設けたピン18周りを回転する。
油圧式ピストン/シリンダ機構16が第2のアーム構造
12と連結プレート14に連結されている。図9におい
て複数の破線で示されるように、第2のアーム構造12
が完全な伸長位置に近づく際に、第1のアーム構造10
に対する第2のアーム構造12の運動は、アーム構造1
2に対する油圧式ピストン/シリンダ機構16の位置・
方向により制限される。
【0004】完全な伸長位置では、油圧式ピストン/シ
リンダ機構16は、第2のアーム構造12を連結プレー
ト14に連結するためのピン連結部18に接触する。こ
れがアーム12の運動を制限する。
【0005】図9に示すように、従来のアーム構造の構
成は、第2のアーム構造12が完全な伸長位置に近づく
場合に非常に効率が悪い。この効率の悪さは、移動装置
16の長軸B1とアーム構造12の長軸A1とのなす角
θを参考にして説明できる。この角度θは、第2のアー
ム構造12により生じる力(F12)と、油圧式ピストン
/シリンダ機構16により生じる力(F16)とに影響を
与える。
【0006】アーム12が完全な伸長位置に近づくにつ
れて、ピストン/シリンダ16の長軸B1は、アーム1
2の長軸A1に略平行になる(このとき、角度θは、ほ
ぼ0°に近づく。)。油圧式ピストン/シリンダ機構1
6により生じた伸長力F16は、力F12(これは、アーム
12の重量及びアーム12が運搬する荷重が反時計周り
方向にアーム12を回転しようとする力の成分であ
る。)に対し略垂直になる。したがって、F16(成分F
16a及びF16b)は、力F12を効率よく打ち消すことがで
きない。
【0007】したがって、当該分野において、第1のア
ーム構造に対する第2のアーム構造の運動範囲を実質上
広げるとともに、機械的な利点を備えた移動装置を有す
る、アーム構造を移動するための持上げ方法及び装置に
対する要求がある。この機械的な利点により、第1のア
ーム構造に対して第2のアーム構造を移動するために必
要な仕事量が実質上減少する一方で、移動装置の持上げ
能力が実質上増加する。
【0008】そこで、本発明の第1の目的は、第1のア
ーム構造に対する第2のアーム構造の運動範囲を実質上
広げるとともに、機械的な利点を備えた移動装置を有す
る、アーム構造を移動するための持上げ方法及び装置を
提供することである。この機械的な利点により、第1の
アーム構造に対して第2のアーム構造を移動するのに必
要な仕事量が実質上減少する一方で、移動装置の持上げ
能力が実質上増加する。
【0009】本発明の別の目的は、第1のアーム構造及
び第2のアーム構造が収容位置にある場合に、第1のア
ーム構造、第2のアーム構造及び連結プレートからなる
システムの全体の高さ及び重心位置を実質上下げた、ア
ーム構造を移動するための持上げ方法及び装置を提供す
ることである。
【0010】本発明の別の目的は、第1のアームに対し
て移動装置を動かす手段を備えた、アーム構造を移動す
るための持上げ方法及び装置を提供することである。こ
の手段により、移動装置は、移動装置に対向してアーム
構造により生じる力に関して、機械的利点を有すること
となる。
【0011】本発明の別の目的は、少なくとも第2のア
ーム構造が伸長位置に近づく場合に、第1のアーム構造
に対する第2のアーム構造の運動範囲を実質上広げた、
アーム構造を移動するための持上げ方法及び装置を提供
することである。
【0012】本発明のさらなる目的は、第1のアーム構
造が下部ブームであり、第2のアーム構造が、連結プレ
ートにより下部ブームに連結した上部ブームであるクレ
ーンで用いることのできる、アーム構造を移動するため
の持上げ方法及び装置を提供することである。その具体
的な目的としては、油圧式ピストン/シリンダ機構であ
る移動装置を提供することであり、この油圧式ピストン
/シリンダ機構は、該装置を連結プレートに移動可能に
連結する動作装置により、より大きな持上げ能力を有す
ることができる。
【0013】本発明の他の目的は、移動装置がその動作
範囲を移動する際に、移動装置の持上げ力を実質上最大
にする、アーム構造を移動するための持上げ方法及び装
置を提供することである。
【0014】本発明のさらに別の目的は、持上げ能力を
向上させたり、重量を減らしたり、製造コストを削減し
たり、移動装置による仕事量を減らしたり、あるいは油
圧を減らすことができる、アーム構造を移動するための
持上げ方法及び装置を提供することである。本発明の別
の目的は、移動装置をアーム構造に連結するための機械
部分をよりコンパクトにするとともに、所定のブーム長
さすなわち第2のアーム構造長さに対する荷重半径をよ
り短くすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及びその他
の目的は、アーム構造を移動するための持上げ装置であ
って、第1のアーム構造と、第1の長軸を有し、第1の
アーム構造に対して回転可能な第2のアーム構造と、第
2の長軸に沿って力を作用するための移動装置と、第2
のアーム構造の運動範囲の少なくとも一部で、第1のア
ーム構造及び第2のアーム構造に対して移動装置を動か
すための少なくとも1つの手段であって、第1のアーム
構造に対する第2のアーム構造の運動範囲を広げるとと
もに、第1のアーム構造に対して第2のアーム構造を移
動するための機械的利点を移動装置に与えるものと、を
有する持上げ装置により実現される。
【0016】加えて、本発明の上記及びその他の目的
は、第1のアーム構造と、第1のアーム構造に回転可能
に取付けられた第2のアーム構造と、第1及び第2のア
ーム構造間の相対回転運動を発生させる移動装置とを有
する装置を作動する方法であって、第1及び第2のアー
ムを相対的に移動するように移動装置を駆動する工程
と、第1及び第2のアーム構造の相対運動範囲の少なく
とも一部で、第1及び第2のアーム構造の少なくとも1
つに対して移動装置を移動し、これにより、上記相対移
動を行う際の移動装置の機械的利点を向上させる工程と
を含む方法により実現される。
【0017】本発明のさらなる応用範囲は、以下に示す
詳細な説明により明らかにされると考えられる。しかし
ながら、本発明の精神及び範囲内で種々の改変が可能で
あることは、以下の詳細な説明から当業者にとって明ら
かであるので、詳細な説明及び特定の例は、本発明の好
適な実施形態を示す一方で、単に例として示されている
と理解すべきである。
【0018】本発明はまた、以下の詳細な説明と添付図
面によりさらに完全に理解されると考えられるが、しか
しながら、これら図面は、例として用いられるだけであ
り、本発明を限定するものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。図1及び図2は、アー
ム構造22を移動するための持上げ装置20を示す。持
上げ装置20は、アーム構造22に連結した移動装置2
4を有する。また、移動装置24は、移動装置24を動
かすための手段28を介して、連結プレート26に取付
けてある。連結プレート26は、別のアーム構造30に
取付けてある。アーム構造22、30は一般的に、クレ
ーンや類似の装置の一部であってもよい。すなわち、ア
ーム構造22が上部ブーム、アーム構造30が下部ブー
ム、連結プレート26が下部ブームプレートとなる。
【0020】持上げ装置20は、移動装置24として油
圧式ピストン/シリンダ機構を利用する油圧式クレーン
において用いられると考えられる。動作装置すなわち手
段28は、移動装置24を連結プレート26に連結する
ためのリンクであるのが好適である。動作手段28は、
一つのリンクである必要はなく、移動装置24の移動を
容易にするならば別の構造を有してもよい。
【0021】好適な実施形態では、動作手段28は、ピ
ン/シリンダ機構により連結プレート26及び移動装置
24に連結される。以下、動作手段28と連結プレート
26との間の連結部を第1の回転中心点34と呼ぶ。第
1の回転中心点34は、連結プレート26に設けた開口
部であってもよい。この開口部は、動作手段28を連結
プレート26に連結するための連結装置の挿入を可能に
する。回転中心点34の重要な特徴は、回転中心点34
周りの動作手段28の回転を可能にすることと、アーム
構造22のアーム30に対する移動範囲の少なくとも一
部において、移動装置24の長軸Mの回転中心点34と
アーム構造30の長軸A30との間に予め決められた間
隔が設けてあることである。
【0022】第1の回転中心点34と同様に第2の回転
中心点36が設けてある。第2の回転中心点36の構造
は、回転中心点34に類似し、好適には、アーム構造2
2を連結プレート28に回転可能に連結するピン/シリ
ンダ機構を有する。
【0023】また、図1に示されているように、回転中
心点34を中心とした動作手段28の反時計周り方向の
運動を制限するために、規制装置46が設けてある。規
制装置46は、ピン又は他の接触部材である。規制装置
46は、図のようにアーム構造22が収容位置に向かう
際に、動作手段28が反時計周り方向に回転するのを防
止するように配置されている。
【0024】図1には、移動装置24の一端部を第2の
アーム構造22に連結する回転中心点44において作用
する力が示されている。この図より本発明の機械的な利
点が理解できる。動作手段28により、移動装置24の
長軸Mとアーム構造22の長軸A22との間の角θは、
アーム構造22の運動範囲の少なくとも一部において、
図9に示す従来のものと比較して大きくなっている。角
度θが増加したのは、複数のパラメータ(図2を用いて
以下で詳細に説明する距離D1、D2、D3、及びアー
ム構造22の運動範囲の一部における移動装置24の回
転・並進運動を与える動作手段)に起因する。角度θが
増加したことで、力成分F24aは実質的に増加し、その
結果、力F24は、力F22をより効果的に打ち消したり、
より直接的に力F22に抵抗する。
【0025】従来例における(移動装置16の長軸B1
とアーム構造12の長軸A1の間の)角度θは、アーム
構造12が完全な伸長位置に近づくにつれて0°に近づ
く。本発明において、(移動装置24の長軸Mとアーム
構造22の長軸A22の間の)角度θは、移動装置24
の移動により増加し、その結果、力F24、特に力成分F
24aの大部分は、アーム構造22の力F22の大きさ・方
向と打ち消し合う。これは、第1及び第2の回転中心点
34、36及びアーム構造30上の交点42からなる三
角構造により可能となる。なお、アーム構造22の反発
力F22は、アーム構造22の重量(質量(m)×重力
(g))及びアーム構造22上の荷重による力の成分に
より生じる。
【0026】また、開示された実施形態において、本発
明の機械的利点は、2つの動作位置、すなわち移動装置
が最初に移動した中間位置と、アーム構造22、30が
略完全に伸長した伸長位置との間で得られる(詳細は後
述)。
【0027】図2に示すように、D1は、第1の回転中
心点34とアーム構造30の中心軸Aとの最短直線距離
である。別の重要な設計パラメータは、第2の回転中心
点36の中心軸とアーム構造30の中心軸Aとの最短直
線距離D2である。さらに別の重要なパラメータは、線
D1、D2の間の最短直線距離D3である。これらの距
離の調整は、本発明により与えられる機械的利点に重大
な影響を与える。本発明の機械的利点を得るために、距
離D1は距離D2より実質的に大きいのが一般的であ
る。D3を大きくすることにより、概して、本発明によ
って得られる機械的な利点が向上する。
【0028】図示した実施形態において、連結プレート
26は、回転中心点34、36のそれぞれの場所に対応
した形に形成される。したがって、連結プレートは、三
角形取付け部分38及び多角形取付け部分40を有す
る。図2には、連結プレート26を、第1の取付け部分
40と、第1及び第2の回転中心点34、36を含む第
2の取付け部分38とに分ける仮想線39が示されてい
る。仮想線39は、アーム構造30の中心軸Aに略平行
である。図1にはまた、移動装置24を動作手段28に
連結するためのピン/シリンダ機構37が示されてい
る。
【0029】連結プレート26は、色々な形状を有する
ことのできる取付け部分38、40を有するが、本発明
の重要な特徴として、第1の回転中心点34及び第2の
回転中心点36の配置は、動作手段28の移動の際に移
動装置24の長軸Mとアーム構造22の長軸A22の間
に形成された角度θが増加するように設定される。開示
された実施形態では、点34、36、42は三角形を構
成する。
【0030】本発明の端面すなわち背面図である図3に
は、複数の連結プレート26及び複数の動作手段28が
用いられているのが示されている。上述したように、ア
ーム構造22及び動作手段28は、ピン/シリンダ機構
により回転中心点34、36に連結されている。特に、
アーム構造22は、回転中心点36のシリンダ50の内
部に挿入されたピン又は軸48の周りを回転する。シリ
ンダ50は、シリンダ50にほぼ相当する大きさを有す
る、回転中心点36の開口部内に配置される。動作手段
28は、連結プレート26及び動作手段28に設けた開
口部を貫通したピン52を介して、各連結プレート26
に連結される。
【0031】図4は、アーム構造30に対して略垂直な
第1の位置(図の実線)、及びアーム構造30に対して
略平行、すなわち180°をなす第2の位置に配置され
たアーム構造22を示す。図4は、本発明の機械的利点
が得られる運動範囲の一端側を示す。
【0032】装置が収容位置にある場合、移動装置24
及び動作手段28は、規制装置46に当接する。装置2
4が起動してアーム構造22を移動すると、動作手段2
8は、アーム構造22の運動の最初の範囲では上記位置
にとどまる。装置24が動作装置28と略平行になる際
に、装置24はプレート部分28’(図2)と接触す
る。その後、アーム22が回転するにつれて、手段28
は、点34周りに回転し(図では弧Rとして示す。)、
その結果、移動装置24の長軸Mとアーム構造22の長
軸A22の間の角度θが増加する。動作手段28の移動
は、アーム22の回転中心点において、図4に示す実線
位置をちょうど超えたところから始まる。
【0033】アーム構造22がアーム構造30に対し略
180°になる位置に向けて移動する際に、動作手段2
8は、軸Mと軸A22との間の角度θが従来例の運動と
比較して略一定のまま、あるいは非常に小さい割合で減
少するように、弧Rを描いて点34周りに回転を続け
る。重要な特徴は、角度θが従来の類似した装置より大
きく保たれ、機械的利点が向上し、運動範囲が広がるこ
とである。
【0034】図4は、アーム構造22及びアーム構造3
0に関して、完全に伸長すなわち直立した位置と収容さ
れた位置との間である中間位置を示す。アーム構造30
の中間位置は、荷重運搬時に高さを下げる必要のある場
合に、アーム構造30及びアーム構造22の全体の高さ
を下げるために利用してもよい。
【0035】図5の上側部分において2点鎖線で示され
るように、アーム構造22は、完全に伸長すなわち直立
した位置においてアーム構造30と略平行である。本発
明において、アーム構造22のアーム構造30に対する
運動範囲は、アーム構造22の軸とアーム構造30の長
軸A30の間の角度で計ったとして少なくとも180°
までである。収容位置において、アーム構造22、30
は、互いに近接し且つ互いに平行又は略平行であり(図
6)、図では上記軸の間の角度が0あるいは約−2°に
設定されている。しかしながら、本発明はアーム構造2
2の上記運動範囲に限定されず、運動範囲は、アーム構
造30に対する回転中心点34、36の相対位置に応じ
て、上述の範囲内であってもよいし範囲外であってもよ
い。
【0036】図5にはまた、規制装置46と接触した位
置にある動作手段28が実線で示されている。動作手段
28は、図4で実線で示されるようにアーム構造30に
対しアーム構造22が所定の角度を有する場合、あるい
は長軸A22と長軸A30との間より小さな角度をアー
ム構造22が有する場合、規制装置46と接触する。上
述したように、本発明の機械的利点は、動作手段28が
移動手段24を運動方向Rに移動又は並進する場合に得
られる。
【0037】図6では、アーム構造22、30は収容位
置にある。図6はまた、ベースプレート52、及びベー
スプレート52とアーム構造30に連結された移動装置
54を示す。図6にさらに示されるように、収容位置に
おいて、図示された実施形態のアーム構造22は、アー
ム構造30に対して−2°をなす。しかしながら、本発
明は、アーム構造30に対するアーム構造22の上記相
対位置に限定されない。アーム構造22の収容位置での
角度は、アーム構造30に対する第2の回転中心点36
の位置に依存する。回転中心点36とアーム構造30の
間の距離が大きければ、完全な収容位置でのアーム構造
30に対するアーム構造22の角度は、負の方向に計っ
て大きくなる。またその逆も成り立つ。
【0038】図7は、本発明の別の実施形態を示す。本
実施形態において、テレスコープ型ブーム機構56の一
端には、空中用の作業台59が取付けてある。空中用の
作業台59は、複数の移動装置60(一般的に油圧式ピ
ストン/シリンダ機構が用いられる。)を介して、テレ
スコープ型ブーム機構56に連結されている。アーム構
造30に対するアーム構造22の運動範囲は、約40°
から図において2点鎖線で示した約180°までが一般
的である。しかしながら、本発明はこの好適な範囲に限
定されず、運動範囲は、アーム構造30に対する回転中
心点34、36の相対位置に応じて、上述の範囲内であ
ってもよいし範囲外であってもよい。
【0039】移動装置60は、水平軸に対するアーム構
造22の位置に無関係に、空中用の作業台59が水平軸
に平行な位置に保たれるように設計されている。したが
って、空中用の作業台上の作業員は、作業台59の垂直
運動の間常に水平に保たれる。
【0040】図8には本発明の別の実施形態が示されて
いる。テレスコープ型ブーム機構56には、リフト台6
2が取付けてある。リフト台62は、物体を持ち上げる
ように設計されている。本発明は、これらの目的に非常
に適しているが、クレーン、リフト台、空中用の作業台
における使用に限定されない。
【0041】本発明は、第1及び第2のアーム構造及び
移動装置を有する装置において、アーム構造を移動する
ための改良された持上げ方法を提供する。この移動装置
は、動作手段を介して、少なくともアームの1つに連結
される。第2のアーム構造が移動装置とともに、運動範
囲の少なくとも一部において第1のアーム構造に対して
移動する際に、移動装置は同時に、アームの1つに対し
て移動する。この結果、機械的利点が向上するととも
に、相対運動の範囲が広がる。
【0042】さらに別の形態では、本発明の方法は、動
作装置28の一端を、第1のアーム構造30の長軸A3
0から所定の間隔をあけて配置するステップと、第2の
アーム構造22の予め決められた運動範囲において、装
置28の反時計周り方向の運動を制限するステップと、
略三角形を形成するように、第1のアーム構造30上の
点42に対し相対的に第1及び第2の回転中心点34、
36を配置するステップとを含む。
【0043】一般的応用分野でアーム構造22及びアー
ム構造30として用いられる材料は、降伏応力が約0.
69ギガPa(100KSI)のスチールが好適であ
る。連結プレート26もスチールで作られるのが好適で
ある。他の材料も本発明の範囲を超えない。別の材料に
は、他の鉄合金、非鉄合金、セラミック材料、ポリマ
ー、合成材料が含まれるが、これらに限定されない。ア
ーム構造22、30、及び連結プレート26の材料は一
般的に、使用環境に応じて選択される。
【0044】本発明は、自力推進型油圧式クレーンやト
ラックタイプベースを備えた油圧式クレーンに利用して
もよいが、これらのタイプに限定されない。本発明の別
のクレーンには、荒地用クレーン、全地形用クレーン、
工業用クレーン、都市専用クレーン、移動式クレーン、
トラッククレーン(タワークレーンや従来のクレーンを
含む)、他のブーム式持上げ装置、人の搬送装置が含ま
れるが、これらに限定されない。
【0045】本発明は、クレーンの分野に限定されな
い。本発明の他の分野には、ホイスト用機械、ロボット
工学、橋や他の土木構造物用のアクチュエータ、曳航装
置、造船用装置、空中用の台、リフト台、特別丈夫な構
造又は大量の土を動かす設備(バックホー、ブルドーザ
など)、あるいは持上げ力など垂直方向の動力が必要な
環境が含まれるが、これらに限定されない。
【0046】移動装置24は、油圧式ピストン/シリン
ダ機構として示されているが、移動装置は、こうしたタ
イプの動力装置に限定されない。他の移動装置24に
は、空気式ピストン/シリンダ機構、ギア/モータ機
構、親ねじ/モータ機構などの装置が含まれるが、これ
らに限定されない。動作装置28は、1つのリンクに限
定されず、所望の結果を得るために移動装置24の移動
を容易にするなら他の構造でもよい。他の動作装置に
は、リンク装置として公知のリンク群、移動装置24を
支持するホルダと連結したピン/シリンダ機構、クリッ
プ、ファスナ、ヒンジ、その他の動作装置が含まれる
が、これらに限定されない。
【0047】移動装置24を動作手段28に連結するた
めの他のタイプの連結装置は、本発明の範囲を超えるも
のではない。他のタイプの連結装置には、ヒンジ、フッ
ク、回転式ラッチ、ボルト、リベット、ベアリング、動
作手段28の所望の運動を可能にするその他の構造が含
まれるが、これらに限定されない。
【0048】第2の回転中心点36もまた、図示した連
結装置に限定されず、第1の回転中心点34用に上で列
挙された全ての連結装置、あるいはその他の適当な構造
が考えられる。他のタイプの規制装置46もまた、本発
明の範囲を超えるものではない。他の規制装置には、溶
接プレートアセンブリ、長方形状の固形ブロック、弾性
すなわちゴムマウント、運動を規制するその他の装置が
含まれるが、これらに限定されない。取付け部分38の
形状は、三角形に限定されない。
【0049】さらに、移動装置24及び動作手段28の
個数は、図面に示したものに限定されない。持上げ量を
変える必要のある荷重運搬を行うために、連結プレート
26及び移動装置24の個数を増減しても、本発明の範
囲を超えるものではない。本発明において、比較的小さ
な荷重運搬作業のために、1つの連結プレート26と1
つの移動装置24を用いることができる。
【0050】空中用の作業台59やリフト台62をテレ
スコープ型ブーム機構56に連結するための作業用装置
60は、それ自身では本発明の一部をなすものではな
い。むしろ、装置60は、本発明の持上げ機構を利用す
る装置の一部として示されている。
【0051】
【発明の効果】本発明は、第1のアーム構造に対する第
2のアーム構造の運動範囲を実質上広げるとともに、機
械的な利点を備えた移動装置を有する、アーム構造を移
動するための持上げ方法及び装置を提供する。この機械
的な利点により、第1のアーム構造に対して第2のアー
ム構造を移動するのに必要な仕事量が実質上減少する一
方で、移動装置の持上げ能力が実質上増加する。また、
本発明の持上げ方法及び装置は、第1のアーム構造30
及び第2のアーム構造22が収容位置にある場合に、第
1のアーム構造30、第2のアーム構造22及び連結プ
レート26からなるシステムの全体の高さ及び重心位置
を実質上低くする。
【0052】本発明に係る持上げ方法及び装置によれ
ば、持上げ能力を向上させたり、重量を減らしたり、製
造コストを削減したり、移動装置24による仕事量を減
らしたり、あるいは油圧を減らすことができる。本発明
によれば、移動装置24をアーム構造に連結するための
機械部分をよりコンパクトにするとともに、所定のブー
ム長さすなわち第2のアーム構造長さに対する荷重半径
をより短くすることができる。
【0053】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は種々改変可能であるのは明らかである。こうした
改変は、本発明の精神及び範囲から外れることはないと
考えるべきであり、当業者にとって明らかとされるこう
した修正全ては、請求項の範囲内に含まれると考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る持上げ装置の側面図であり、本
発明に係る移動装置と第2のアーム構造との間を連結部
分を示す。
【図2】 本発明に係る持上げ装置の拡大側面図。
【図3】 本発明に係る持上げ装置の端面図。
【図4】 中間位置にある本発明に係る持上げ装置の側
面図。
【図5】 完全に伸長すなわち直立した位置及び持上げ
動作状態にある、本発明に係る持上げ装置の側面図。
【図6】 収容位置にある本発明に係る持上げ装置の側
面図。
【図7】 空中用の作業台を用いた持上げ装置の実施形
態を示す側面図。
【図8】 リフト台を用いた持上げ装置の実施形態を示
す側面図。
【図9】 従来の持上げ装置の側面図。
【符号の説明】
22:アーム構造、24:移動装置、26:連結プレー
ト、28:動作リンク、30:アーム構造、46:規制
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−88490(JP,U) 特表 平7−509682(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 23/00 - 23/94

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム構造を移動するための持上げ装置
    であって、 第1のアーム構造(30)と、 第1の長軸(A22)を有し、第1のアーム構造(3
    0)に対して回転可能な第2のアーム構造(22)と、 第2の長軸(M)に沿って力を作用するための移動装置
    (24)と、 第2のアーム構造(22)の運動範囲の少なくとも一部
    で第2のアーム構造(22)の移動に応じて、第1のア
    ーム構造(30)及び第2のアーム構造(22)に対し
    て移動装置(24)を動かすための少なくとも1つのリ
    ンク(28)であって、第1のアーム構造(30)に対
    する第2のアーム構造(22)の上記運動範囲を広げる
    ためのものと、 第1のアーム構造(30)に連結した連結部(26)で
    あって、第2のアーム構造(22)が回転可能に取付け
    られたものとを備え、 上記連結部(26)は、第1のアーム構造(30)に連
    結した連結プレート(26)であり、 移動装置(24)は、動作リンク(28)と第2のアー
    ム構造(22)の間に連結されており、 上記第2のアーム構造(22)および上記動作リンク
    (28)はそれぞれ、第1および第2の回転中心点(3
    6,34)で連結プレート(26)に連結されており、 上記第1および第2の回転中心点(36,34)および
    第1のアーム構造(30)の長軸(A30)上の予め決
    められた点とがほぼ三角形をなし、 上記連結プレート(26)は、第1のアーム構造(3
    0)に連結した第1の取付け部分と、上記第1及び第2
    の回転中心点(36,34)を含む第2の取付け部分と
    を有することを特徴とする持上げ装置。
  2. 【請求項2】 上記動作リンク(28)は、第1及び第
    2の端部を有し、 上記第1の端部は、第2の回転中心点(34)で連結プ
    レート(26)に回転可能に連結されており、 上記第2の回転中心点(34)は、第1のアーム構造
    (30)の長軸(A30)から第1の距離をあけて位置
    し、 上記移動装置(24)は、動作リンク(28)の第2の
    端部に連結されることを特徴とする請求項1の持上げ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記第1の回転中心点(36)は、第1
    のアーム構造(30)の長軸(A30)から第2の距離
    をあけて位置し、 上記第2の距離は上記第1の距離より小さいことを特徴
    とする請求項2の持上げ装置。
  4. 【請求項4】 上記動作リンク(28)は、上記第1及
    び第2の端部を有する1つのリンク(28)を有し、 これら第1及び第2の端部はそれぞれ、回転連結装置を
    有することを特徴とする請求項2の持上げ装置。
  5. 【請求項5】 上記動作リンク(28)は、第2のアー
    ム構造(22)の運動範囲の少なくとも一部で、第1の
    長軸(A22)と第2の長軸(M)の間の角度を大きく
    することを特徴とする請求項4の持上げ装置。
  6. 【請求項6】 上記動作リンク(28)の移動及び移動
    装置(24)の移動を、少なくとも1方向に制限するた
    めの規制装置(46)をさらに有する請求項1の持上げ
    装置。
  7. 【請求項7】 上記移動装置(24)が油圧式ピストン
    /シリンダ機構であることを特徴とする請求項1の持上
    げ装置。
  8. 【請求項8】 上記第2のアーム構造(22)が上部ブ
    ームであり、上記第1のアーム構造(30)が下部ブー
    ムであることを特徴とする請求項1の持上げ装置。
  9. 【請求項9】 上記第2のアーム構造(22)は、第1
    の端部及び第2の端部を有し、 上記第1の端部が連結プレート(26)に対し回転可能
    に取付けられ、上記第2の端部にはリフト台(62)が
    取付けられることを特徴とする請求項1の持上げ装置。
  10. 【請求項10】 上記第2のアーム構造(22)は、第
    1の端部及び第2の端部を有し、 上記第1の端部が連結プレート(26)に対し回転可能
    に取付けられ、上記第2の端部には空中用の作業台(5
    9)が取付けられることを特徴とする請求項1の持上げ
    装置。
  11. 【請求項11】 上記移動装置(24)は、第2のアー
    ム構造(22)と第1のアーム構造(30)とのなす角
    度が少なくとも180°になるまで、第1のアーム構造
    (30)に対して第2のアーム構造(22)を移動でき
    ることを特徴とする請求項1の持上げ装置。
  12. 【請求項12】 第1のアーム構造(30)に対する第
    2のアーム構造(22)の、収容位置から完全な伸長位
    置までの運動範囲は、少なくとも−2°〜180°であ
    ることを特徴とする請求項1の持上げ装置。
  13. 【請求項13】 上記第2のアーム構造(22)はテレ
    スコープ型ブーム機構を有することを特徴とする請求項
    1の持上げ装置。
  14. 【請求項14】 長軸(A30)を有する第1のアーム
    構造(30)と、 第1のアーム構造(30)に連結された第1の取付け部
    分を有する連結プレート(26)と、 第1の回転中心点(36)で連結プレート(26)に回
    転可能に取付けられた第2のアーム構造(22)と、 第2の回転中心点(34)で連結プレート(26)に回
    転可能に連結された動作リンク(28)とを備え、 第1および第2の回転中心点(36,34)は、連結プ
    レート(26)の第2の取付け部分に位置し、第1およ
    び第2の回転中心点(36,34)および第1のアーム
    構造(30)の長軸(A30)上の予め決められた点と
    がほぼ三角形をなし、 動作リンク(28)と第2のアーム構造(22)の間に
    連結された移動装置(24)をさらに備えた持上げ装置
    を作動する方法であって、 第1のアーム構造(30)に対して第2のアーム構造
    (22)を移動させるよう移動装置(24)を作動させ
    る工程と、 動作リンク(28)を移動させる工程と、 第1のアーム構造(30)に対する第2のアーム構造
    (22)の運動範囲の少なくとも一部で第2のアーム構
    造(22)の移動に応じて、第1のアーム構造(30)
    に対して移動装置(24)を移動させる工程と、 第1のアーム構造(30)に対する第2のアーム構造
    (22)の上記運動範囲を広げる工程とを含む方法。
  15. 【請求項15】 上記作動工程の結果、第1のアーム構
    造(30)に対する第2のアーム構造(22)の運動範
    囲に、第1のアーム構造(30)に対して少なくとも1
    80°をなす第2のアーム構造(30)が含まれること
    を特徴とする請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 上記作動工程の結果、第1のアーム構
    造(30)に対する第2のアーム構造(22)の運動範
    囲に、第1のアーム構造(30)に対して−2°〜18
    0°をなす第2のアーム構造(22)が含まれることを
    特徴とする請求項14の方法。
  17. 【請求項17】 上記第2のアーム構造(22)はテレ
    スコープ型ブーム機構を有し、 テレスコープ型ブーム機構を伸張させる工程をさらに含
    むことを特徴とする請求項14の方法。
  18. 【請求項18】 規制装置(46)を設ける工程と、 動作リンク(28)を規制装置(46)に接触させる工
    程と、 上記接触が生じると、動作リンク(28)の運動を停止
    させる工程とをさらに含むことを特徴とする請求項14
    の方法。
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