JP3417786B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な低刺激性洗
浄剤に関し、特に油汚れに対して高い洗浄性を有すると
ともに、水による洗い落としにすぐれ、さらに、使用感
にすぐれる洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から口紅、ファンデーション等のメ
イク汚れや皮脂汚れは、多量の油分を含んだり、固体油
を含有しており、通常の石鹸を主体とする洗浄剤では、
可溶化能、乳化能が十分ではなくメイク汚れを落とすこ
とができない。従って、メイク汚れは油性基剤を主体と
するクレンジングクリーム、クレンジングオイルを用い
て除去してきた。一方、にきびのような皮膚の毛穴に脂
肪やケラチンタンパクのような汚れが入って固体化し、
毛包内に炎症を引き起こす場合にも、通常用いられる洗
浄剤組成物のような洗浄剤では、毛穴につまる固体状の
汚れを落とすには、洗浄性が十分ではなく、サリチル酸
やイオウのような角質溶解剤を併用することが広く用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、メイク汚
れや皮脂固体状油脂や強い油性汚れを除去するために
は、通常の脂肪酸石鹸や陰イオン性、非イオン性界面活
性剤を主体とする洗浄剤では洗浄性が十分ではない。一
方、クレンジングクリーム、クレンジングオイル等の使
用は、クレンジングした後の洗顔という煩雑さという欠
点を含むので消費者のニーズないし嗜好に合致しない。
このような観点から近年、メイク落とし洗浄剤が多く開
発されてきた(例えば、特公平5−76923号公
報)。しかし、油汚れに対して高い洗浄性を有するもの
は、水洗いしにくく、水洗いしやすいものは、油汚れに
対する洗浄性が十分ではなく、油汚れに対して高い洗浄
性を有するとともに、水による洗い落としにすぐれ、さ
らに、使用感にすぐれる洗浄剤組成物はまだ開発されて
いなかった。
【0004】本発明者は、このような従来技術の欠点を
改良せんとして鋭意研究した結果、特定の2鎖2極性基
含有の陰イオン界面活性剤、1鎖1極性基含有陰イオン
界面活性剤、2種以上の非イオン界面活性剤、多価アル
コール、シリコーン系高分子化合物を含有し、2種以上
の非イオン界面活性剤の中の1つが分岐状アルキル鎖を
有すると上記の欠点を格段に改良することを見出し、本
発明を完成するに至った。すなわち、本発明の目的は、
油汚れに対して高い洗浄性を有するとともに、水による
洗い落としにすぐれ、使用感にすぐれる洗浄剤組成物を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、(A)N,N’−ビス(ラウラミド)エタン−N,
N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビス(ミリス
タミド)エタン−N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、
N,N’−ビス(パルミタミド)エタン−N,N’−ジ
(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビス(ラウラミド)エ
タン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウム)、N,
N’−ビス(ミリスタミド)エタン−N,N’−ジ(プ
ロピオン酸ナトリウム)、N,N’−ビス(パルミタミ
ド)エタン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウ
ム)、N,N’−ビス(ラウラミド)ブタン−N,N’
−ジ(酢酸カリウム)、N,N’−ビス(ミリスタミ
ド)ブタン−N,N’−ジ(酢酸カリウム)、N,N’
−ビス(パルミタミド)ブタン−N,N’−ジ(酢酸カ
リウム)から選ばれる特定のアシル基2長鎖2極性基含
有陰イオン界面活性剤の1種と、(B)1鎖1極性基含
有陰イオン界面活性剤と、(C)少なくとも2種以上の
非イオン界面活性剤と、(D)多価アルコールと、
(E)シリコーン系高分子化合物を含有し、〔(A)+
(B)〕/(C)の重量比が100〜0.1、(A)、
(B)、(C)の総含有量が0.05〜70重量%、
(C)の少なくとも2種以上の非イオン界面活性剤の中
の1種が分岐状アルキル鎖を有する洗浄剤組成物であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。本発明における(A)成分のアシル基2長鎖2極性
基含有陰イオン界面活性剤はN,N’−ビス(ラウラ
ミド)エタン−N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,
N’−ビス(ミリスタミド)エタン−N,N’−ジ(酢
酸ナトリウム)、N,N’−ビス(パルミタミド)エタ
ン−N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビス
ラウラミド)エタン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナ
トリウム)、N,N’−ビス(ミリスタミド)エタン−
N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウム)、N,N’−
ビス(パルミタミド)エタン−N,N’−ジ(プロピオ
ン酸ナトリウム)、N,N’−ビス(ラウラミド)ブタ
ン−N,N’−ジ(酢酸カリウム)、N,N’−ビス
ミリスタミド)ブタン−N,N’−ジ(酢酸カリウ
ム)、N,N’−ビス(パルミタミド)ブタン−N,
N’−ジ(酢酸カリウム)である
【0007】本発明における(B)成分の1長鎖1極性
基含有陰イオン界面活性剤の中でカルボキシル基含有の
ものは、先ず第1に、石鹸と総称されるものを意味し、
炭素数10〜20までのものを言い、通常、動物由来、
植物由来、合成品を問わず、混合脂肪酸としても用いら
れる。また、本発明における1長鎖1極性基含有陰イオ
ン界面活性剤の中でカルボキシル基含有のものは、N−
アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤と総称されるもの
を意味し、炭素数10〜20までのアシル基を有し、構
成アミノ酸としてはグルタミン酸、グリシン、アラニ
ン、バリンなどが挙げられる。さらに、本発明における
1長鎖1極性基含有陰イオン界面活性剤の中でカルボキ
シル基含有のものは、アルキルエーテルカルボン酸塩、
アミドエーテルカルボン酸塩が挙げられる。本発明にお
ける1長鎖1極性基含有陰イオン界面活性剤として、上
記のカルボキシル基以外の極性基、すなわちスルホン酸
基、硫酸基、リン酸基を含有するものも挙げられる。す
なわち、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、高級脂肪
酸アミドのスルホン酸塩、N−アシル−N−アルキルタ
ウリン塩、スルホコハク酸塩などのスルホン化物、アル
キル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、高級脂肪酸エス
テルの硫酸塩、高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸塩
などの硫酸化物、アルキルリン酸塩、アルキルエーテル
リン酸塩などのリン酸化物である。以上の1長鎖1極性
基含有陰イオン界面活性剤の対イオンは1価又は2価の
アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又は有機アン
モニウムイオンの中から任意に選択される。ここで、有
機アンモニウムイオンとしては、リジン、アルギニン等
の塩基性アミノ酸も該当することはいうまでもない。こ
れらの(B)成分の1長鎖1極性基含有陰イオン界面活
性剤としては、せっけん、N−アシル−N−メチルタウ
リンナトリウム、スルホコハク酸塩などのスルホン化
物、N−アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤が望まし
い。これらの(B)成分の1長鎖1極性基含有陰イオン
界面活性剤から1種又は2種以上のものが本発明の洗浄
剤組成物に配合される。
【0008】本発明における(C)成分の少なくとも2
種以上の非イオン界面活性剤しては、アルキルポリグリ
コシド、糖アミンアシル化物、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリ
オキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸ア
ルカノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸多価
アルコールエステル等から適宜選択されるものである。
中でもアルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカ
ノールアミド、脂肪酸アルカノールアミドが挙げられ
る。これらの中で1種のみが選択される場合は、油汚れ
に対して高い洗浄性を有するとともに、水による洗い落
としにすぐれる本発明の洗浄剤組成物は得られない。2
種以上の組合せの中の1種が分岐状アルキル基を有する
ことが本発明で必須である。2種以上の組合せの中の少
なくとも2種が分岐状アルキル基を有すると、べたつく
などの使用感で問題が生じるので好ましくない。また、
2種以上の非イオン界面活性剤の混合HLBが7〜11
であることが望ましい。非イオン界面活性剤の混合HL
Bが7以下のとき、油汚れは落ちやすいものの、べたつ
き感が強すぎるおそれがある。一方、非イオン界面活性
剤の混合HLBが11以上のとき、水による洗い流れ性
にすぐれるものの油汚れが落ちにくいおそれがある。
尚、例えば2つの非イオン界面活性剤のHLB値がa,
bであり、本発明の洗浄剤組成物中の重量%がx,yで
あるとき、 本発明における非イオン界面活性剤の混合HLB=(a
x+by)/(x+y) と算出される。
【0009】本発明においては、洗浄剤組成物中(A)
成分と(B)成分を[(A)+(B)]/(C)=10
0〜0.1の重量比で配合することが重要である。
[(A)+(B)]/(C)が100を超えると皮膚に
対する刺激性が強くなり好ましくなく、0.1に満たな
いとい(C)成分である非イオン界面活性剤によるねば
つき感を改善するのに十分な滑り性とコンディショニン
グ効果が得られない。更に[(A)+(B)]/(C)
=15〜0.1とすることが好ましい。本発明の洗浄剤
組成物中(A)成分と(B)成分と(C)成分の総含有
量は0.05〜70重量%であることが必要であり、更
に、10〜40重量%が好ましい。この総含有量が0.
05重量%未満では十分な洗浄効果が得られず、70重
量%を超えるとコンディショニング効果が低下し、好ま
しくない。
【0010】本発明における(D)成分の多価アルコー
ルとしては、分子内に2つ以上の水酸基を有する化合物
が適用され、例えば、プロピレングリコール、グリセリ
ン、ジグリセリンなどが挙げられる。多価アルコールの
含有量は、2〜30重量%が望ましい。2重量%よりも
少ないと水洗い落ちが低下し、30重量%を超えると、
べたつきなどの使用感が低下するおそれがある。本発明
における(E)成分のシリコーン系高分子としては、揮
発性シリコーン、ジメチルポリシロキサン等のシリコー
ン及び変性シリコーンなど公知のシリコーンである。シ
リコーン系高分子の含有量は、0.05〜5重量%が望
ましい。0.05重量%よりも少ないと使用感(コンデ
ィショニング性)が低下し、5重量%を超えるとそれに
見合った効果が得られないおそれがある。本発明におけ
る(F)成分の両性界面活性剤としてはラウリン酸アミ
ドプロピルベタインが例示される。両性界面活性剤を配
合すると予想以上のコンディショニング効果が発揮され
る。望ましい配合量は1〜6重量%である。
【0011】本発明の洗浄剤組成物は上記の如くの組成
からなるが、必要に応じて他の界面活性剤、乳化助剤、
香料、着色剤、防腐剤、顔料等を本発明の目的を達成す
る範囲内で適宜配合することもできる。本発明の洗浄剤
組成物は、洗顔クリーム、液状洗顔料、ボディシャンプ
ー、シャンプー等の皮膚又は毛髪の洗浄を目的とするも
のに適用される。
【0012】
【実施例】以下、実施例にて本発明を説明するが、本発
明はこの実施例によって限定されない。なお、配合量は
重量%である。下記の表に示す組成の洗浄剤組成物を調
製し、それぞれについて手荒れ性、洗浄性、起泡力につ
いて評価を行った。結果を下記の表に示す。表に示す配
合重量%は活性剤の有効分の値である。各試験は次の方
法によった。
【0013】(評価方法) (1)起泡力試験法 洗浄剤組成物の1%水溶液に人工汚垢を0.7%加え、
平型プロペラで40度Cにて回転数1000rpmで1
0秒毎反転の条件下で5分間シリンダー中で攪拌し、攪
拌終了後、30秒後の泡量により評価を行い、以下の判
定基準により評価した。 ◎:良く泡立つ ○:普通 △:やや泡立ちが悪い ×:泡立ちが悪い (2)手荒れ性試験法 各試料につき、男女各5名、合計10名のパネルを用
い、左右どちらかの一方の手を、洗浄剤組成物濃度8
%、温度40度Cの水溶液に、他方の手を同温度の水
に、10分間侵漬する操作を1日当たり2回、5日間続
けて行い、左右の手の肌荒れ状態の差を肉眼で判定し、
以下の判定基準により評価した。 ◎:肌荒れ状態がまったく認められない ○:ほんのかすかに肌荒れ状態が認められる △:多少肌荒れ状態が認められる ×:肌荒れ状態が顕著に認められる (3)人工汚染布を用いた洗浄性試験法 人工油性汚垢を溶剤に均一に分散させ、ウールモスリン
羊毛布をこの液に接液して、人工油性汚垢を均一に付着
させる。この布を10センチメートル×10センチメー
トルの試験片とし、実験に供した。4°DH硬水に洗浄
剤組成物を溶解し、2%の洗浄剤組成物水溶液1リット
ルを調製する。人工汚染布5枚とこの水溶液をそのまま
ターゴトメーター用ステンレスビーカーに移し、ターゴ
トメーターにて75rpm、40度C3分間攪拌する。
流水下ですすいだ後、アイロンプレスし、反射率測定に
供した。洗浄率の算出は下式によった。洗浄前の原布及
び洗浄前後の汚染布の460mμにおける反射率を自記
色彩系(島津製作所製)にて測定し、5枚の平均値をも
とにして次式によって洗浄率(%)を算出した。 洗浄率(%)=(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)/
(原布の反射率−洗浄前の反射率)×100 以下の判定基準により評価した。 ◎:90%以上 ○:80%以上90%未満 △:70%以上80%未満 ×:70%未満 (4)豚皮を用いた洗浄性試験法 豚皮(2cm×2cm)の直径1cmの円内に口紅を均
一に塗布し、30分後、洗浄剤組成物10重量%水溶液
を5滴たらし、偏平硝子棒で20秒感マッサージした
後、流水で濯ぎ、乾燥後ヘキサンによって豚皮から残存
口紅を抽出し、UV測定を行い、洗浄率を求め、以下の
判定基準により評価した。 ◎:90%以上 ○:80%以上90%未満 △:70%以上80%未満 ×:70%未満 (5)使用感の試験法 洗浄剤組成物を顔に使用し、使用後の感触を水による洗
い落としという性能、しっとり感とともにさっぱり感を
有するか否かで評価した。以下の判定基準により評価し
た。 ◎:感触が顕著に良好 ○:良好 △:感触が悪い ×:感触が顕著に悪い
【0014】実施例1〜62,比較例1〜15 表に本発明の洗浄剤組成物(試験試料)の組成を示す。
ここに示す配合物は次のものを示す。 (1)配合される(A)成分の2鎖2極性基含有陰イオ
ン界面活性剤 A1:N,N’−ビス(ラウロイルアミド)エタン−
N,N’−ジ(酢酸ナトリウム) (2)配合される(B)成分の1鎖1極性基含有陰イオ
ン界面活性剤 B1:ラウリン酸ナトリウム (3)配合される(C)成分の少なくとも2種以上の非
イオン界面活性剤 C1:C11としてポリオキシエチレン(E.O.2
0)オレイルエーテル(HLB:14)と、C12とし
てポリオキシエチレン(E.O.15)−2−ヘキシル
デシルエーテル(HLB:6.7) C2:C21としてポリオキシエチレン(E.O.1
5)−2−ヘキシルデシルエーテル(HLB:12.
9)と、C22としてポリオキシプロピレン(P.O.
2)ポリオキシエチレン(E.O.2)−2−エチルヘ
キシルデシルエーテル(HLB:6.5) C3:ポリオキシエチレン(E.O.20.0)オレイ
ルエーテルのみ C4:ポリオキシエチレン(E.O.2)モノステアレ
ート(HLB4) C5:C51としてポリオキシエチレン(E.O.1
5)−2−ヘキシルデシルエーテルと、C52としてポ
リオキシエチレン(E.O.2)モノステアレート (4)配合される(D)成分の多価アルコール D1:グリセリン (5)配合される(E)成分のシリコーン系高分子 E1:ジメチルポリシロキサン(10万cs) (6)配合される(F)成分の両性界面活性剤 F1:ラウリン酸アミドプロピルベタイン
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】
【0020】
【表6】
【0021】
【表7】
【0022】
【表8】
【0023】
【表9】
【0024】これらの結果からわかるように、本発明の
必須要件を満足する本発明の洗浄剤組成物は、無刺激で
あり、泡立ちがよく、特に油汚れに対して高い洗浄性を
有するとともに、水による洗い落としにすぐれる。一
方、本発明の必須要件を一つでも欠ける洗浄剤組成物は
これらのいずれかにおいて満足されない洗浄剤組成物を
与える。
【0025】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明は、無刺激であ
り、泡立ちがよく、特に油汚れに対して高い洗浄性を有
するとともに、水による洗い落としにすぐれる洗浄剤組
成物を提供することは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 1/86 C11D 1/86 1/88 1/88 3/20 3/20 3/37 3/37 // A61K 7/075 A61K 7/075 7/50 7/50 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 17/08 A61K 7/075 A61K 7/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)N,N’−ビス(ラウラミド)エ
    タン−N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビ
    ス(ミリスタミド)エタン−N,N’−ジ(酢酸ナトリ
    ウム)、N,N’−ビス(パルミタミド)エタン−N,
    N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビス(ラウラ
    ミド)エタン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウ
    ム)、N,N’−ビス(ミリスタミド)エタン−N,
    N’−ジ(プロピオン酸ナトリウム)、N,N’−ビス
    (パルミタミド)エタン−N,N’−ジ(プロピオン酸
    ナトリウム)、N,N’−ビス(ラウラミド)ブタン−
    N,N’−ジ(酢酸カリウム)、N,N’−ビス(ミリ
    スタミド)ブタン−N,N’−ジ(酢酸カリウム)、
    N,N’−ビス(パルミタミド)ブタン−N,N’−ジ
    (酢酸カリウム)から選ばれる特定のアシル基2長鎖2
    極性基含有陰イオン界面活性剤の1種と、(B)1鎖1
    極性基含有陰イオン界面活性剤と、(C)少なくとも2
    種以上の非イオン界面活性剤と、(D)多価アルコール
    と、(E)シリコーン系高分子化合物を含有し、
    〔(A)+(B)〕/(C)の重量比が100〜0.
    1、(A)、(B)、(C)の総含有量が0.05〜7
    0重量%、(C)の少なくとも2種以上の非イオン界面
    活性剤の中の1種が分岐状アルキル鎖を有する洗浄剤組
    成物。
  2. 【請求項2】 (A)、(B)、(C)の総含有量が1
    0〜40重量%であることを特徴とする請求項1記載の
    洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 〔(A)+(B)〕/(C)の重量比が
    15〜0.1であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 (C)の2種以上の非イオン界面活性剤
    の混合HLBが7〜11であることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 (F)の両性界面活性剤が配合されるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の洗浄剤組
    成物。
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