JP3412990B2 - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JP3412990B2
JP3412990B2 JP27195895A JP27195895A JP3412990B2 JP 3412990 B2 JP3412990 B2 JP 3412990B2 JP 27195895 A JP27195895 A JP 27195895A JP 27195895 A JP27195895 A JP 27195895A JP 3412990 B2 JP3412990 B2 JP 3412990B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ,銀
塩カメラ,電子スチルカメラ等の光学機器に関し、特に
フォーカスや変倍の際に光軸上移動する移動レンズ群を
有する光学系(撮影光学系)、例えば単一焦点距離の撮
影レンズやズームレンズ等の光学系において環境変化が
あった時のピントズレを該移動レンズによって補正する
ようにした光学機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ等の光学機器においては、
撮影光学系の小型化及び固体撮像素子のイメ−ジサイズ
の小径化が急速に進んでいる。又撮影光学系を構成する
光学材料としてプラスチック材料が多く用いられてい
る。プラスチック材料を用いるとレンズが金型により容
易に成形でき、又その形状の任意性も大きく、又ガラス
材料に対してコストメリットが大きいなどの特長があ
る。この為プラスチック材料より成るレンズがファイン
ダ系や、赤外線アクティブオートフォーカスユニットそ
して撮影光学系の一部等に多く使用されている。
【0003】プラスチック材料は、無機ガラス材料に比
べて環境変化に対する物理的性質の変化が大きい。例え
ば、線膨張係数が大きくプラスチック材料のPMMAで
は代表値で67.9×10-6/℃なのに対して、無機ガ
ラスのLaK 14(OHARA製)では、57×10
-7/℃と1桁小さい。又温度変化に対する屈折率の変化
についてもPMMAでは、代表値で1.0〜1.2×1
-4/℃なのに対して、上記LaK 14では、D線で
3.9〜4.4×10-6/℃と2桁小さい。
【0004】このようにプラスチック材料は、無機ガラ
ス材料に比べて、温度変化に対して光学的諸定数(屈折
率や形状等)の変化が大きい。例えばプラスチック材料
より成るレンズ、所謂プラスチックレンズは、温度変化
に対して焦点距離が無機ガラス材料より成るレンズに比
べて大きく変化する。
【0005】又、プラスチック材料は無機ガラス材料に
比べて吸水率が大きい。この為プラスチックレンズの光
学的諸定数は温度変化に同様に湿度変化に対しても無機
ガラス材料より成るレンズに比べて大きく変化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光学系の一部にプラス
チックレンズを用いると前述のような効果が得られる。
しかしながらその反面、環境変化、特に温度変化や湿度
変化があると無機ガラス材料より成るレンズを用いた場
合に比べて焦点距離等の光学的性質が大きく変化してく
るという問題点が生じてくる。
【0007】最近の光学機器は、撮影光学系の小型化や
固体撮像素子の小型化そして各要素の高密度化を図って
小型化されている。この為光学機器に用いている光学系
の結像面の予定結像面に対する温度変化や湿度変化等に
よるズレの影響が大きくなるという問題がある。従って
このような環境変化による結像位置のズレをいかに効果
的に補正するかが大きな問題点となっている。
【0008】又環境変化に伴って撮影光学系に温度変化
や湿度変化が生じた時の時定数とセンサの時定数がずれ
ている場合には、センサの出力と実際の温度や湿度が所
定の時間ずれてしまうという問題点が生じてくる。
【0009】本発明は、フォーカスや変倍の為に光軸上
移動する移動レンズ群を有する光学系(撮影レンズ)を
用いたとき環境変化があった時、例えば温度変化や湿度
変化があっても環境変化に応じて該移動レンズ群の移動
軌跡をその都度適切に設定することにより結像面のズレ
を補正し、高い光学性能を維持することのできるビデオ
カメラや銀塩カメラそして電子スチルカメラ等に好適な
光学機器の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の光学機
器は,変倍のために光軸を移動するバリエータレンズ
と、変倍に伴う像面変動の補正およびフォーカスを行う
フォーカスレンズとを備えた光学系と、前記バリエータ
レンズを移動するための第1の駆動手段と、前記フォー
カスレンズを移動するための第2の駆動手段と、前記バ
リエータレンズの位置を検出するための第1の検出手段
と、前記フォーカスレンズの位置を検出するための第2
の検出手段と、前記光学系の温度を検出する温度検出手
段と、変倍動作時に結像面を一定に保つよう、基準温度
での前記バリエータレンズの位置に対する前記フォーカ
スレンズの位置に関する情報を記憶した記憶手段と、変
倍動作時に、前記第1および第2の検出手段による位置
検出結果と、前記記憶手段に記憶された位置に関する情
報および前記温度検出手段からの出力とに基づいて、結
像面を一定に保つよう前記第1および第2の駆動手段を
制御する制御手段とを備えた光学機器において、前記制
御手段は、前記変倍動作時に、予め設定した所定の時間
までは、前記基準温度と前記温度検出手段により検出し
た検出温度との差分値と、前記記憶手段に記憶している
温度補正係数と、温度変化時間補正係数とから温度補正
値を求め、 予め設定した所定の時間を越えるときは、該
差分値と該温度補正係数とから温度補正値を求め、該温
度補正値と該基準温度の位置データより温度補正位置デ
ータを求め、該温度補正位置データに基づいて結像面を
一定に保つよう前記第1および第2の駆動手段を制御す
ることを特徴としている。
【0011】請求項2の発明の光学機器は,変倍のため
に光軸を移動するバリエータレンズと、変倍に伴う像面
変動の補正およびフォーカスを行うフォーカスレンズと
を備えた光学系と、前記バリエータレンズを移動するた
めの第1の駆動手段と、前記フォーカスレンズを移動す
るための第2の駆動手段と、前記バリエータレンズの位
置を検出するための第1の検出手段と、前記フォーカス
レンズの位置を検出するための第2の検出手段と、前記
光学系の湿度を検出する湿度検出手段と、変倍動作時に
結像面を一定に保つよう、基準湿度での前記バリエータ
レンズの位置に対する前記フォーカスレンズの位置に関
する情報を記憶した記憶手段と、変倍動作時に、前記第
1および第2の検出手段による位置検出結果と、前記記
憶手段に記憶された位置に関する情報および前記湿度検
出手段からの出力とに基づいて、結像面を一定に保つよ
う前記第1および第2の駆動手段を制御する制御手段と
を備えた光学機器において、前記制御手段は、前記変倍
動作時に、予め設定した所定の時間までは、前記基準湿
度と前記湿度検出手段により検出した検出湿度との差分
値と、前記記憶手段に記憶している湿度補正係数と、湿
度変化時間補正係数とから湿度補正値を求め、 予め設定
した所定の時間を越えるときは、該差分値と該湿度補正
係数とから湿度補正値を求め、該湿度補正値と該基準湿
度の位置データより湿度補正位置データを求め、該湿度
補正位置データに基づいて結像面を一定に保つよう前記
第1および第2の駆動手段を制御することを特徴として
いる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
ブロック図である。図中1は光学系であり、4つのレン
ズ群より成る、所謂4群構成のリアフォ−カスズ−ムレ
ンズ(以下「RFZ」レンズと称する)より成ってい
る。
【0046】RFZレンズ1は固定レンズ群である第1
のレンズ群(以下「前玉」と称する)101、移動レン
ズ群である変倍機能を有する第2のレンズ群(以下「バ
リエータ」と称する)102、固定レンズ群である第3
のレンズ群(以下「アフォーカル」と称する)103、
そして移動レンズ群であるフォ−カスと変倍に伴う像面
変動を補正するコンペンセータとしての機能を有する第
4のレンズ群(以下「RR」と称する)104より成っ
ている。
【0047】実際には上記レンズ群は複数枚のレンズで
構成されていて、例えば本実施形態においては、前玉1
01は3枚,バリエータ102は3枚,アフォーカル1
03は1枚,RR104は2枚の、4群9枚のレンズ構
成より成っている。
【0048】本実施形態においては、各レンズ群の少な
くとも1つのレンズ群に少なくとも1枚のプラスチック
材より成るプラスチックレンズを使用している。該プラ
スチックレンズの材料としては、アクリル系,ポリオレ
フィン系,ポリカーボネート等が適用可能である。
【0049】本実施形態ではプラスチックレンズを複数
のレンズ群中のどのレンズ群に用いるかは特に限定され
るものではなく、又ガラスレンズも温度変化に伴い無視
できない屈折率変化を示す場合もあるから、各レンズ群
中に全く使用しない場合もある。又、レンズ群中のどの
レンズに用いるかも特に限定されない。
【0050】102aは、バリエータ102を保持する
ための部材(以下「V移動環」と称する)、104aは
RR104を保持するための部材(以下「RR移動環」
と称する)であり、PC(ポリカーボネート)を使用し
て金型による成形、又は切削加工により製作している。
【0051】尚本発明においては、特に上記材料、及び
製作方法を限定するものではなく、上記以外でも例え
ば、アルミニウムやチタン等の金属材料をダイカストに
より成形したものや、ダイカスト成形した後に2次加工
によって製作したもの、又はブロックから直接切削加工
したものでも良い。
【0052】2は上記レンズ群を保持するための部材
(以下「鏡筒」と称する)であり、PC(ポリカーボネ
ート)を使用して金型による成形、又は切削加工により
製作している。
【0053】本発明においては特に上記材料及び製作方
法を限定するものではなく、上記以外には、例えばアル
ミニウムやチタン等の金属材料をダイカストにより成形
したものや、ダイカスト成形した後に2次加工によって
製作したもの、又はブロックから直接切削加工したもの
でも良い。又、鏡筒2はいくつかの部材に分けて形成し
ても良く、本発明においては特に限定するものでない。
例えば、RFZレンズ1の光軸105に対して、筒状も
しくは箱形の鏡筒2を光軸105に対して平行に分けた
2部材から形成しても良く、又光軸105に対して垂直
に2部材に分けた2部材から形成しても良く、又各々2
部材だけでなく数部材から形成しても良い。
【0054】又本実施形態においては、前玉101及び
アフォーカル103は、保持部材101a,103aに
各々固定した後、鏡筒2に固定する構成としているが、
鏡筒2に直接固定しても良く、特に限定するものではな
い。
【0055】3はCCD等の光電変換素子18に入射す
る光量を調節するための絞り部材であり、iGメータ又
はSTEPモータ等の駆動手段7により絞り部材3内の
絞り羽3aを光軸105に略垂直に駆動することによっ
て絞り部材3の開口部3bの面積を可変としている。9
は絞りエンコーダであり、iGメータの回転角度を検出
している。
【0056】光量調節は絞り制御回路20と駆動回路1
6によって光電変換素子18に入射する光量が一定にな
るように絞り部材3の絞り羽3aを駆動手段7によって
駆動することで開口部3bの面積を制御して行ってい
る。22は絞りエンコーダ9からの信号を検出する検出
回路である。
【0057】本実施形態では機械式の絞り部材3と駆動
手段7及びエンコーダ9より絞りユニットとを構成して
いるが、これに限定するものではなく電気化学作用によ
り光の吸収を制御するエレクトロクロミー機能等を有す
る物性絞りであっても良い。
【0058】4は光電変換素子18の前に置かれたフィ
ルタユニットであり、水晶等の光学的ローパスフィルタ
4a、赤外線遮断フィルタ4b等を有している。
【0059】本実施形態において各フィルター4a,4
bは光電変換素子18の直前に一体的に配置されている
が、各々別体で配置しても良く、又RFZレンズ1の各
フィルタの機能を発揮できる任意の位置に配置しても良
い。
【0060】5,6は各々移動レンズ群102,104
を駆動するためのステップモータ等の第1、第2の駆動
手段(レンズ駆動手段)である。5a,6aは表面に所
定のピッチでネジが切られているリードスクリューネジ
である。102b,104bは各々V移動環102a,
RR移動環104aと同一部材として形成するか、又は
別部材としてV移動環102a及びRR移動環104a
へ接着等で一体に形成したラックである。該ラック10
2b,104bはリードスクリューネジ5a,5bとか
み合っておりステップモータ5,6が正逆転することに
よって、V移動環102a,RR移動環104aが光軸
105に平行に移動する。
【0061】8a,10aは各々フォトインタラプタで
あり、8b,10bは各々遮光板であり、それぞれV移
動環102a,RR移動環104aと同一部材として形
成するか、又は別部材としてV移動環102a,RR移
動環104aに接着等で一体に形成している。該遮光板
8b,10bが、V移動環102a,RR移動環104
aの移動によってフォトインタラプタ8a,10aの位
置に来ることで、フォトインタラプタ8a,10aから
の信号が変化し、この変化を検出することでバリエータ
102及びRR104の基準位置(以下「レンズ初期リ
セット位置」と称する。)を決定している。
【0062】本実施形態においては、該レンズ初期リセ
ット位置に対して前記ステップモータを駆動する為の駆
動パルス数をカウントすることで各レンズの初期リセッ
ト位置からの相対位置情報を検出している。
【0063】尚フォトインタラプタ8a(10a)と遮
光板8b(10b)はレンズ初期位置検出手段の一要素
を構成している。21,23は、フォトインタラプタ8
a,10aからの信号を検出する検出回路である。
【0064】本実施形態においてはレンズ初期位置検出
手段としてフォトインタラプタ8a,10aと遮光板8
b,10bの組み合わせを採用しているが、例えばホー
ル素子とマグネットの組み合わせや、PSDとiRED
の組み合わせ等を用いても良い。
【0065】又本実施形態においてはステップモータと
レンズ初期リセット位置検出手段の組み合わせを採用
し、即ちバリエータ用の第1の検出手段と、コンペンセ
ーター用の第2の検出手段を構成したが、ボイスコイル
モータ,DCモータ等と磁気抵抗効果素子,又はホール
素子とマグネット等の組み合わせによるレンズ位置検出
手段との組み合わせでも良く、特に限定するものではな
い。
【0066】15,17はレンズ駆動手段としてのST
EPモータ5,6を駆動するための駆動回路である。1
2はサーミスタ等の感温抵抗の温度検出手段であり、検
出回路24によって温度に対応した出力信号をマイコン
等の制御回路13へ出力している。
【0067】本実施形態においては温度検出手段12は
前玉101近傍に配置してある。これは前玉101が計
算上、温度変化に対する焦点距離の変化量が他のレンズ
群に比べて大きいためである。温度検出手段12の置く
位置は特に限定しない。
【0068】又温度検出手段12は、CCDや他の基板
上のIC等の発熱体によるRFZレンズ1に温度分布が
ある場合等には、その置く位置を上記の位置に限定する
ものではなく、又、温度検出手段の数もシステムに要求
される温度補正精度によって複数設けても良い。
【0069】19は光電変換素子18からの出力信号を
処理して画像信号として出力するカメラプロセス回路で
ある。14はバリエータ102及びRR104の駆動情
報が格納されるROM等の記憶手段である。
【0070】図1においては制御回路13とROM14
は別のブロックとして表現されているが、マイクロプロ
セッサ内に制御回路13とROM14が組み込まれてい
ても良い。
【0071】11はズームスイッチであり、広角側(以
下「WIDE」と称する)へズーミングする時にはズー
ムスイッチ11aを、望遠側(以下「TELE」と称す
る)へズーミングする時にはズームスイッチ11bを、
押すことによってズーミング動作を行っている。すなわ
ちバリエータ102とRR104を制御回路13からの
駆動信号によって駆動してズーミングを行っている。2
5は電源である。
【0072】RFZレンズ1においては被写体距離毎に
バリエータ102の光軸上のレンズ停止位置、即ちズー
ム位置に対してRR104の光軸上の停止位置(即ち位
置に関する情報)が決まっている。
【0073】図2に被写体距離ごとにバリエータ102
とRR104の光軸上の停止位置をプロットしたもの
(以下「カム軌跡」と称する)を示す。
【0074】図2において、例えば被写体距離が無限遠
のとき、バリエータ102がWIDEからTELEへ光
軸上、移動するとRRレンズ104は曲線Y∞(Y2)
の如く、光軸上物体側へ凸状の軌跡を有しつつ移動す
る。
【0075】このように本実施形態では、WIDEから
TELE、又はTELEからWIDEへズーミングする
ときには、被写体距離に応じて上記カム軌跡をトレース
するように、メモリに記憶しているカム軌跡に基づいて
バリエータ102の移動に応じてRR104を駆動制御
して、これによりピントズレのない良好な画像を得てい
る。
【0076】本実施形態においては少なくとも1つのレ
ンズ群にプラスチックレンズを使用している。この為環
境変化によりプラスチックレンズの周囲に温度変化や湿
度変化が生じると前述したようにプラスチックレンズの
形状が変化したり、材質の屈折率の温度係数が大きい為
に、屈折率が変化したりして焦点距離が大きく変化して
くる。尚以下の説明では環境変化として温度変化を中心
に述べる。
【0077】温度変化が生じるとプラスチックレンズを
使用した少なくとも1つのレンズ群の焦点距離が変化し
てRFZレンズ1のトータルの焦点距離も変化してく
る。その結果、基準温度Tref (本実施形態では2
0℃に設定してある)の結像面に対して結像面がズレて
くる。即ちピントズレが発生してくる。従ってズーミン
グする場合に温度変化が生じたときは、温度変化によっ
て発生した結像面のズレを補正するように、移動レンズ
群をトレースする上記カム軌跡を補正する必要がある。
【0078】図3に、基準温度Tref=20℃に対し
て温度が(Tref+30)℃のときと、(Tref−
30)℃のときの、被写体距離が無限の場合のカム軌跡
を示す。
【0079】本実施形態においては基準温度Tref
に対して高温になるとRRレンズ104の物体側への繰
り出し量が大きくなり、逆に基準温度Trefに対して
低温側になると繰り出し量が小さくなる。
【0080】本実施形態においては温度変化に対するピ
ントずれが最も大きいのは、TELE端である。
【0081】本実施形態ではバリエータ102とRR1
04の光軸上の可動範囲においてバリエータ102の位
置PVに対する被写体距離毎のRR104の物体側への
繰り出し量である基準温度Trefにおける代表位置デ
ータPRR(代表位置データ)を予めROM14に格納
してある。
【0082】例えば制御情報として前記所定の基準温度
又は/及び基準湿度における前記移動レンズ群の焦点距
離データ及び横倍率データをROM14に格納してい
る。
【0083】又上記バリエータ102の位置PVに対す
るRR104の位置データPRRのための温度補正係数
(温度補正係数データ)CPRRと温度変化時間補正係
数TTCも被写体距離毎に予めROM14に格納してあ
る。
【0084】尚、温度変化時間補正係数TTCは時間の
関数(の係数)であり、指数関数、双曲線関数、1次関
数、三角関数等が考えられるが、特に限定しない。
【0085】本実施形態においてはバリエータ102の
可動範囲を所定幅で分割し、バリエータ102の該分割
領域毎に被写体距離毎のRR104の基準温度Tref
における代表位置データPRRと被写体距離毎のRR1
04の位置データPRRの温度補正係数CPRRを各々
数値データとして予めROM14に格納してある。
【0086】但し、本実施形態においてはこれに限定す
るものでない。例えば、バリエータ102の位置データ
PVについても所定幅で分割しなくても良く、その場合
は上記被写体距離毎のRR104の位置データPRRと
温度補正係数CPRRはバリエータ102の位置データ
PVの関数として定義しても良い。又温度補正係数CP
RRは基準温度Trefに対して温度変化が生じた際の
プラスチックレンズの焦点距離の変化及び光学系1の各
レンズ群を保持する前記保持部材の伸縮によるレンズ間
隔の変化によるピントずれの影響を考慮して算出された
ものである。
【0087】本実施形態においては、感温抵抗12及び
検出回路24にて得られた温度情報データTが前記基準
温度Trefに対して所定の温度変化T1(本実施形態
においては1℃以上の温度変化としているが特に限定し
ない)が生じた時刻tを0とすると所定時間t0までは
(式1)にしたがって温度Tの時のRR104の位置を
示すRR104の温度補正位置データPRRTを算出
し、t0をこえた場合は(式2)にしたがってRR10
4の温度補正位置データPRRTを算出する。
【0088】 PRRT=CPRR×TTC×(T−Tref)+PRR (但し、0≦t≦t0)‥‥(式1) PRRT=CPRR×(T−Tref)+PRR (但し、t0<t) ‥‥(式2) 本実施形態において温度補正位置データPRRTは前記
検出手段から検出された温度Tと前記基準温度Tref
との差分値ΔTに、前記温度補正係数データCPRRと
前記温度変化時間補正係数TTCを掛け合わせた結果に
又は、該差分値ΔTに温度補正係数データCPRRを掛
け合わせた結果に、該基準温度における該移動レンズ群
の位置データPRRを足し合わせたもので定義してい
る。
【0089】但し、所定の時刻t0は特に限定しない
が、一定時間(例えば10分)でもよいし、一定時間内
にT1を越える温度変化が生じるまででもよい。一定時
間の場合は、一定時間内にT1を越える温度変化が生じ
た場合は、再び前述したと同様にして、その時刻を0と
して(式1)にしたがってRR104の温度補正位置デ
ータPRRTを算出する。t0以降は同様である。
【0090】本実施形態においては、温度情報としては
1つのデータのみ扱っているが、前述したような複数の
温度検出手段を設ける場合、例えばRFZレンズの各レ
ンズ群の個々の温度を検出して精度良く温度補正を行う
時は、各レンズ群毎に温度補正係数をバリーエータ10
2の位置の関数としてあらかじめROM14にデータと
して格納し、各レンズ群毎に該温度補正係数にレンズ群
の基準温度Trefからの現在温度の差分値を乗じた結
果の和に温度変化時間補正係数を乗じた結果にRR10
4の位置データを加えた結果を温度補正位置データとし
てもよいし、各レンズ群毎に温度変化時間補正係数を有
して前述したのと同様に補正してもよい。
【0091】以下、本実施形態の動作について図4,図
5に示すフローチャートによって説明する。
【0092】初めに電源25が投入される。次にフォト
インタラプタ8a,10aからの信号を各検出回路2
1,23を通して読み込む。次に制御回路13にて、各
々読み込んだ信号に応じた方向、即ち本実施形態におい
ては検出回路21,23からの信号が、highのとき
はlowとなる方向へ、lowのときはhighとなる
方向へバリエータ102とRR104を各々駆動し、各
フォトインタラプタ8a,10aからの信号が変化する
までバリエータ102とRR104を駆動する。
【0093】各フォトインタラプタ8a,10aの信号
の変化した位置を各レンズバリエータ102,RR10
4のそれぞれ初期リセット位置とする。即ち、上記信号
の変化した位置でバリエータ102とRR104を停止
させて、制御回路内13のバリエータ102、RR10
4の各カウンタをクリアする。該カウンタは、バリエー
タ102,RR104の駆動パルスをカウントするもの
であり、これによってバリエータ102及びRR104
の初期リセット位置からの相対的な現在位置を検出して
いる。
【0094】ズームスイッチ11が押されているかチェ
ックする。ズームスイッチ11aが押されている時はW
IDE方向へズーミング行われ、ズームスイッチ11b
が押されている時は、TELE方向へズーミングが行わ
れる。押されていない場合については、ズーミング動作
しない。
【0095】以下、TELE方向にズーミングされる場
合についてのみ説明するが、WIDE方向でも全く同様
のルーチンなので省略する。
【0096】カウンタよりバリエータ102の位置PV
を読み出して前記バリエータ102のどの分割領域にい
るかサーチして現在のバリエータ102のいる領域PV
Vを決める。同様にしてカウンタよりRR104の位置
PRRを読み出す。
【0097】次に、感温抵抗12からの出力信号を検出
回路24を通して制御回路13に入力することで温度T
を検出している。以下、電源が投入されてからt秒後の
検出温度をT(t)とする。実際には、本実施形態にお
いては、制御回路13はマイクロプロセッサ(以下”マ
イコン”と称する)であり、マイコンのサンプリング周
波数に応じてマイコン内に検出温度をデータとして取り
込むので前記T(t)を、電源投入時からの所定時間t
s 毎の検出温度データからの取り込み回数をk回として
T(k)と表わすことにする。したがって電源投入時か
らk回目の時間は(ts ×k)となる。本実施形態にお
いては、検出温度データ列が時間の関数となっているの
が本質であり、表現の仕方を得に限定するものでない。
【0098】次に、検出した環境温度T(k)と基準温
度Trefとを比較してその差分ΔT(=T(k)−T
ref)をとる。このとき該差分値の絶対値が所定の値
T1を越えているか調べる。T1を越えていたときは、
1回前の検出温度T(k−1)と同じかどうか比較す
る。もし同じでなければ、すなわち(k−1)回目の検
出温度に対して温度変化が生じた時は、k回目からの時
間をカウントする。すなわちその時刻をnに格納(n=
k)し、現在の時刻(k−n)(=(k−n)×ts
が所定の時間t0(=n0×ts )をこえているかを比
較する。もしも越えていなければ温度補正係数CPRR
と温度変化時間補正係数TTCを読み込んでΔTへ掛け
合わせ、温度補正値TC(=ΔT×CPRR×TTC)
を算出する。この結果を基準温度の位置データPRRに
足し合わせ、温度補正位置データPRRT(=TC+P
RR)を算出し、RR104の繰り出し量を決定する。
この算出データをもとに、RR104を駆動する。
【0099】このように、本実施形態においては、RR
104の繰り出し量を基準温度に対して補正することで
温度変化時のピント移動を補正する。バリエータ102
は、ズーミングスイッチ11が押されている間は所定の
速度で駆動されるものとする。
【0100】温度差分値の絶対値|ΔT|が所定の値T
1よりも大きくて且つ(k−1)回目の検出温度に対し
て温度変化が生じていない時は、前述したと同様に、現
在の時刻(k−n)(=(k−n)×ts )が所定の時
間t0(=n0×ts )をこえているかを比較する。も
しも越えていなければ温度補正係数CPRRと温度変化
時間補正係数TTCを読み込んでΔTへ掛け合わせ、温
度補正値TC(=ΔT×CPRR×TTC)を算出す
る。この結果を基準温度の位置データPRRに足し合わ
せ、温度補正位置データPRRT(=TC+PRR)を
算出し、RR104の繰り出し量を決定する。この算出
データをもとに、RR104を駆動し、バリエータ10
2を所定の速度で駆動する。
【0101】以上のルーチン以外を説明すると、温度差
分値の絶対値|ΔT|が所定の値T1よりも小さい場
合、または温度変化が生じてから所定の時間t0(=n
0×ts )を越えた場合には、温度補正係数CPRRを
読み込み、温度補正値TC(=ΔT×CPRR)を算出
して、RR104の基準温度における位置データPRR
を読み込んで、温度補正値TCへ足しあわせることでR
R104の温度補正位置データPRRTを算出する。こ
のデータにしたがってRR104を駆動し、バリエータ
102は所定の速度で駆動される。
【0102】本実施形態においては、所定の値T1以上
の温度変化があった場合のみ温度変化時間補正係数TT
Cにて、温度センサからの検出値と実際のレンズの温度
の時間的ズレを補正しているが、これに限定するもので
なく、温度変化が生じたときはいつも温度変化時間補正
係数TTCにて補正を行ってもよい。
【0103】以上、ズーミング中の動作について説明し
た。ズーミング中にRR104を用いたオートフォーカ
スを作動させないことを前提として説明したが、作動さ
せても支障のないことは明らかである。
【0104】以上説明したように、温度補正係数CPR
Rと温度変化時間補正係数TTCを有し、基準温度にお
けるRR104の位置データを補正することでセンサ出
力と実際のレンズの温度に時間的なズレがあっても良好
な結像性能を得ることを可能としている。
【0105】図6は本発明の実施形態2の要部ブロック
図である。図中、図1で示した要素と同一要素には同符
番を付している。
【0106】本実施形態は環境変化として湿度が変化し
た場合を示している。図6において26は静電容量式又
はサーミスタを使用した湿度検出センサである。27は
湿度検出センサ26からの出力によって湿度を検出する
検出回路であり検出した湿度情報に相当する出力信号を
制御回路13へ出力する。
【0107】本実施形態は環境変化として湿度が変化し
たときのプラスチックレンズの形状変化や材質の屈折率
変化により焦点距離が変化したときのピントズレを実施
形態1で温度変化があったときと同様にして補正してい
る点が異なっており、その他の基本構成は同じである。
【0108】構成については湿度センサ,湿度検出回
路,湿度補正係数データそして湿度変化時間補正係数が
異なるだけである。実施形態1でこれに対応する要素は
夫々温度センサ,温度検出回路,温度補正係数データ、
そして温度変化時間補正係数である。
【0109】尚本実施形態において前記湿度補正位置デ
ータは前記検出手段から検出された湿度と前記基準湿度
との差分値に、前記湿度補正係数データと前記湿度変化
時間補正係数を掛け合わせた結果に該基準湿度における
前記移動レンズ群の位置データを足し合わせたもので定
義している。
【0110】次に本実施形態の動作について説明する。
本実施形態においては、各レンズ群にプラスチックレン
ズを使用している。この為、環境変化によりプラスチッ
クレンズに湿度変化が生じるとプラスチックレンズの吸
湿の変化による形状が変化してきて各レンズ群の焦点距
離が変化してRFZレンズ1の全系の焦点距離も変化し
てくる。その結果、マニュアルフォーカスでズーミング
をする場合、バリエータ102の位置に対する基準湿度
Href(本実施形態では50%に設定してある)のR
R104の繰り出し量のデータに従ったのでは、ぼけの
ない良好な画像を得ることは困難である。
【0111】そこで本実施形態では実施形態1と同様に
して湿度補正係数データと湿度変化時間補正係数を有す
ることで基準湿度におけるRR104の代表位置データ
を補正することで湿度センサ出力と実際のレンズの湿度
に時間的なズレがあっても良好なズーミング性能を得て
いる。
【0112】本実施形態においては湿度検出センサ26
を1個使用しているが、複数個使用しても良く、これに
よればより良好なる効果が得られる。
【0113】尚以上の各実施形態においては温度検出手
段と湿度検出手段を各々設けた場合について説明した
が、双方の検出手段を光学機器内に設けて、温度変化及
び湿度変化によるピントズレについて各実施形態で示し
た方法を用いて同様に補正するようにしても良い。
【0114】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、フォーカ
スや変倍の為に光軸上移動する移動レンズ群を有する光
学系(撮影レンズ)を用いたときに環境変化があったと
き、例えば温度変化や湿度変化があっても環境変化に応
じて該移動レンズ群の移動軌跡をその都度適切に設定す
ることにより結像面のズレを補正し、高い光学性能を維
持することのできるビデオカメラや銀塩カメラそして電
子スチルカメラ等に好適な光学機器を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】図1の移動レンズ群のカム軌跡の説明図
【図3】温度変化に対するカム軌跡の変化を示す説明図
【図4】本発明の実施形態1の動作を示すフローチャー
【図5】本発明の実施形態1の動作を示すフローチャー
【図6】本発明の実施形態2の要部概略図
【符号の説明】
1 光学系 102,104 移動レンズ群 2 鏡筒 5,6 レンズ駆動手段 12 温度検出手段 26 湿度検出手段 13 制御手段 14 記憶手段 15〜17 駆動回路 21〜24 検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−110423(JP,A) 特開 平4−235510(JP,A) 特開 平5−93832(JP,A) 特開 平6−289275(JP,A) 特開 平4−73627(JP,A) 特開 平6−117679(JP,A) 特開 昭60−189722(JP,A) 特開 昭59−123807(JP,A) 実開 昭60−39029(JP,U) 実開 昭60−65548(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変倍のために光軸を移動するバリエータレ
    ンズと、変倍に伴う像面変動の補正およびフォーカスを
    行うフォーカスレンズとを備えた光学系と、 前記バリエータレンズを移動するための第1の駆動手段
    と、 前記フォーカスレンズを移動するための第2の駆動手段
    と、 前記バリエータレンズの位置を検出するための第1の検
    出手段と、 前記フォーカスレンズの位置を検出するための第2の検
    出手段と、 前記光学系の温度を検出する温度検出手段と、 変倍動作時に結像面を一定に保つよう、基準温度での前
    記バリエータレンズの位置に対する前記フォーカスレン
    ズの位置に関する情報を記憶した記憶手段と、 変倍動作時に、前記第1および第2の検出手段による位
    置検出結果と、前記記憶手段に記憶された位置に関する
    情報および前記温度検出手段からの出力とに基づいて、
    結像面を一定に保つよう前記第1および第2の駆動手段
    を制御する制御手段とを備えた光学機器において、 前記制御手段は、前記変倍動作時に、 予め設定した所定の時間までは、前記基準温度と前記温
    度検出手段により検出した検出温度との差分値と、前記
    記憶手段に記憶している温度補正係数と、温度変化時間
    補正係数とから温度補正値を求め、 予め 設定した所定の時間を越えるときは、該差分値と該
    温度補正係数とから温度補正値を求め、 該温度補正値と該基準温度の位置データより温度補正位
    置データを求め、該温度補正位置データに基づいて結像
    面を一定に保つよう前記第1および第2の駆動手段を制
    御することを特徴とする光学機器。
  2. 【請求項2】変倍のために光軸を移動するバリエータレ
    ンズと、変倍に伴う像面変動の補正およびフォーカスを
    行うフォーカスレンズとを備えた光学系と、 前記バリエータレンズを移動するための第1の駆動手段
    と、 前記フォーカスレンズを移動するための第2の駆動手段
    と、 前記バリエータレンズの位置を検出するための第1の検
    出手段と、 前記フォーカスレンズの位置を検出するための第2の検
    出手段と、 前記光学系の湿度を検出する湿度検出手段と、 変倍動作時に結像面を一定に保つよう、基準湿度での前
    記バリエータレンズの位置に対する前記フォーカスレン
    ズの位置に関する情報を記憶した記憶手段と、 変倍動作時に、前記第1および第2の検出手段による位
    置検出結果と、前記記憶手段に記憶された位置に関する
    情報および前記湿度検出手段からの出力とに基づいて、
    結像面を一定に保つよう前記第1および第2の駆動手段
    を制御する制御手段とを備えた光学機器において、 前記制御手段は、前記変倍動作時に、 予め設定した所定の時間までは、前記基準湿度と前記湿
    度検出手段により検出した検出湿度との差分値と、前記
    記憶手段に記憶している湿度補正係数と、湿度変化時間
    補正係数とから湿度補正値を求め、 予め 設定した所定の時間を越えるときは、該差分値と該
    湿度補正係数とから湿度補正値を求め、 該湿度補正値と該基準湿度の位置データより湿度補正位
    置データを求め、該湿度補正位置データに基づいて結像
    面を一定に保つよう前記第1および第2の駆動手段を制
    御することを特徴とする光学機器。
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