JP3409825B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP3409825B2
JP3409825B2 JP10887395A JP10887395A JP3409825B2 JP 3409825 B2 JP3409825 B2 JP 3409825B2 JP 10887395 A JP10887395 A JP 10887395A JP 10887395 A JP10887395 A JP 10887395A JP 3409825 B2 JP3409825 B2 JP 3409825B2
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務 安部
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B50/00Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の回収資源物や各
種産業における原料や廃棄物などの収容物を収容した収
納ボックスを、所定の位置から、別の所定の位置まで移
動し、その位置で収容物を排出する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物等の収容物を収容する収納
ボックスとしては、底のある箱体の上面が単に開口する
か、開口した上面に開閉可能に蓋が装着されたものがあ
る。これらの収納ボックスを利用する場合には、収納ボ
ックスを逆さにひっくり返して、収容物を排出してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、収納ボ
ックスを逆さにひっくり返すには、重量物である収納ボ
ックスを、ある軸線を中心に回動運動をさせる必要があ
る。その回動運動をさせる駆動力は、収納ボックスの重
量物を直接的に持ち上げるように作用させざるを得ず、
特別な駆動装置が必要であり、相当大きな力を要するた
め、その駆動装置が大型化してしまう。また、収納ボッ
クスを安定的に回動させるために、収納ボックスを確実
に支持する必要があり、収納ボックスの揺動に耐え得る
強固な支持機構を要する。従って、収納ボックスから収
容物を排出させるための排出機構が、大型化し且つ複雑
化してしまうという課題がある。そして、収納ボックス
をひっくり返して収容物を排出するのでは、ひっくり返
す勢いで、収容物が飛散し易く、所望の場所へ収納物を
排出できないという課題もある。また、収納ボックスを
逆さにするためは、上方に相当のスペースが必要であ
り、収納ボックスから排出される収容物を蓄える施設が
大型化してしまう。
【0004】そこで、本発明の目的は、収納ボックスに
収納された収容物を所望の場所に、溢れたり飛散するこ
となく好適に排出でき、排出機構を簡素化し且つ小型化
が可能であると共に、収容物を蓄える施設を小型化可能
な搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するに次の構成を備える。すなわち、本発明は、箱
体の底部に収容物の落下開口を設け、該開口に下方に回
動して該開口を開放可能な扉を枢着し、該箱体の底部の
対向する一対の端縁に沿って前記扉を挟む状態で一対の
第1のガイドを設け、該一対の第1のガイドに、シャフ
トによって相互に連結された係合部材を移動自在に係合
せしめると共に、該シャフトか若しくは該シャフトに設
けた転動体を前記扉に当接し、前記第1のガイドの両端
付近に、前記シャフトと平行に、いずれか一方を駆動軸
とする一対の巻掛け伝動軸を支持し、該巻掛け伝動軸の
両端にそれぞれ設けた伝動輪間に巻掛け伝動条体を巻回
し、該巻掛け伝動条体を前記シャフトに結合した収納ボ
ックスと、前記係合部材に設けた延設部と、前記収納ボ
ックスを第1の位置から第2の位置まで移動可能にガイ
ドする第2のガイドと、前記収納ボックスを該第2のガ
イドに沿って駆動する駆動手段と、前記収納ボックスが
第2の位置へ近接した際に、前記延設部に当接し、収納
ボックスの第2の位置への移動に伴って前記扉を開くべ
く、該延設部を介してシャフトを一方へ移動させる第1
の係止部材と、前記収納ボックスが第2の位置から第1
の位置へ移動する際に、前記延設部に当接し、収納ボッ
クスの第1の位置への移動に伴って前記扉を閉じるべ
く、該延設部を介してシャフトを他方へ移動させる第2
の係止部材とを備えることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、箱体の底部に方形の収容
物落下開口を設け、該開口の対向する一対の縁辺におい
て、下方に回動して該開口を開放可能な一対の扉を枢支
し、該箱体の四隅から延設した脚部によって前記扉を挟
む状態で一対のガイドレールを支持し、該一対のガイド
レールに、シャフトによって相互に連結された転輪を転
動自在に一対並設して係合せしめると共に、該一対のシ
ャフトか若しくは該一対のシャフトに設けた転動体をそ
れぞれ前記一対の扉に当接し、前記ガイドレールの両端
付近に、前記シャフトと平行に、いずれか一方を駆動軸
とする一対のスプロケット軸を支持し、該スプロケット
軸の両端にそれぞれ設けたスプロケット間に無端チェー
ンを巻回し、該チェーンの緊張側を一方のシャフトに該
チェーンの緩み側を他方のシャフトにそれぞれ結合した
収納ボックスと、前記転輪より外方へ延びるように設け
た延設部と、前記収納ボックスを第1の位置から第2の
位置まで移動可能にガイドする第2のガイドと、前記収
納ボックスを該第2のガイドに沿って駆動する駆動手段
と、前記収納ボックスが第2の位置へ近接した際に、前
記延設部に当接し、収納ボックスの第2の位置への移動
に伴って前記扉を開くべく、該延設部を介してシャフト
を一方へ移動させる第1の係止部材と、前記収納ボック
スが第2の位置から第1の位置へ移動する際に、前記延
設部に当接し、収納ボックスの第1の位置への移動に伴
って前記扉を閉じるべく、該延設部を介してシャフトを
他方へ移動させる第2の係止部材とを備えることを特徴
とする搬送装置にもある。
【0007】また、前記収納ボックスは前記第2のガイ
ドに移動可能にガイドされた移動体に揺動自在に吊持さ
れ、第2の位置に近接する位置から第2の位置までの間
に、前記収納ボックスに当接して該収納ボックスの揺動
を阻止する姿勢制御部が設けられたことで、確実且つ好
適に収納ボックスの扉の開閉ができる。
【0008】
【作用】本発明にかかる搬送装置によれば、収納ボック
スを逆さにひっくり返すことなく、箱体の底部の落下開
口から、自動的に収容物を排出することができる。底部
から収容物を下方へ落下させるため、その収容物を所望
の場所へ、溢れたり飛散することなく排出できる。扉に
当接したシャフト若しくはそのシャフトに設けた転動体
を、収納ボックスの移動に伴って移動させることで、扉
の開閉ができる。従って、収納ボックスの重量物を直接
的に持ち上げるような駆動力を要せず、特別な駆動装置
を必要としない。また、収納ボックスを逆さにひっくり
返す場合に比べ、簡単な支持機構でよく、上方にはスペ
ースを必要としない。従って、本発明にかかる搬送装置
によれば、収容ボックスに収容された収容物を所望の場
所に、溢れたり飛散することなく好適に排出でき、排出
機構を簡素化し且つ小型化が可能であると共に、収容物
を蓄える施設を小型化できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を添付図
面と共に詳細に説明する。図1〜3は本発明の搬送装置
の一実施例を示す説明図である。この搬送装置は、地面
上の第1の位置Xから、所定の高さで水平方向へ所定の
位置離れた第2の位置Yまで、後述する収納ボックス1
を搬送して、その収納ボックス1の収容物を排出でき
る。図1は収納ボックス1が第1の位置Xから第2の位
置Yまで移動する状態、図2は収納ボックス1が搬送さ
れていない状態(収納ボックス1が載せられていない状
態)、図3は収納ボックス1を第2の位置Yから第1の
位置Xまで移動する間に扉が閉じられる状態を示す側面
図である。
【0010】42は延設部であり、収納ボックス1の後
述するシャフト11の両端に設けられた転輪10より外
方へ延設されている。本実施例では、一対の扉6、6を
開閉するため、一対のシャフト11、11が配設されて
いるが、延設部42が設けられているのは、収納ボック
ス1の搬送方向において後方側のシャフト11のみであ
る。この延設部42は、シャフト11と共に第1のガイ
ド9に沿って移動できるのであれば、単にシャフト11
が延設された形状であってもよいし、転輪10から延設
された形状でもよい。
【0011】50は第2のガイドであり、収納ボックス
1を第1の位置Xから第2の位置Yまで移動可能にガイ
ドする断面H状のガイドレールである。第2のガイド5
0は、収納ボックス1を両側から支持するように、一対
が平行に配設されている。また、図4に示すように、各
第2のガイド50に沿って移動する移動体58は、第2
のガイド50のレール部の両側で、上下のローラ58
a、58bがそのレール部を挟んで、第2のガイド50
に沿って移動可能に設けられている。なお、この第2の
ガイド50は本実施例のような収納ボックス1を往復運
動させる軌道に限らず、例えば、第2の位置Yを通過点
とする一方通行の軌道でもよい。
【0012】52はスプロケットであり、第2のガイド
の両端付近にそれぞれ配設されている。このスプロケッ
ト間をチェーン54が第2のガイドに沿って掛け回され
ている。56はモータであり、上部のスプロケット52
を回転してチェーン54を作動させる。以上のチェーン
機構とモータ56によって収納ボックス1を第2のガイ
ド50に沿って駆動する駆動手段が形成されている。移
動体58は、チェーン54に固定されている。この移動
体58には、収納ボックス1の被係合部45に係合して
収納ボックス1を支承する支承部60が軸62によって
回動可能に軸着されている。従って、収納ボックス1
は、第2のガイド50に移動可能にガイドされた移動体
58に揺動自在に吊持される。
【0013】64は第1の係止部材であり、収納ボック
ス1が第2の位置Yへ近接した際に、延設部42に当接
し、収納ボックス1の第2の位置Yへの移動に伴って扉
6、6を開くべく、延設部42を介してシャフト11を
収納ボックス1の箱体1aを基準に反搬送方向へ移動さ
せる。これにより、図1に示すように、扉6、6を開放
できる。
【0014】また、66は第2の係止部材であり、収納
ボックス1が第2の位置Yから第1の位置Xへ移動する
際に、延設部42に当接し、収納ボックス1の第1の位
置Xへの移動に伴って扉6、6を閉じるべく、延設部4
2を介してシャフト11を収納ボックス1の箱体1aを
基準に搬送方向へ移動させる。これにより、図3に示す
ように、扉6、6を閉塞できる。すなわち、第2の係止
部材66は、軸70に下端側が回動可能に上端側で軸着
されており、その垂下された下端側が、図1〜3の図面
上において、反時計回転方向にはストッパ68によって
回動が阻止され、時計回転方向には回動を許容する。従
って、収納ボックス1が搬送方向(左方向)へ移動する
際には、延設部42が当接すれば第2の係止部材66は
容易に時計回転方向へ回動し、収納ボックス1を通過さ
せる。反搬送方向へ移動した際には、図3に示すように
第2の係止部材66は、延設部42を押して扉6、6を
閉塞するように作用する。そして、収納ボックス1が、
第2のガイド50の曲線に沿って下降するから、延設部
42は第2の係止部材66から下方へ好適に外れること
ができ、収納ボックス1は第1の位置X方向へ移動でき
る。なお、第1の係止部材64および第2の係止部材6
6は、本実施例に限られることはなく、例えば、ソレノ
イドによって出入するピン状部材等でもよい。
【0015】72はスライド板であり、第2の位置Yに
近接する位置から第2の位置Yまでの間に、収納ボック
ス1の上面に当接して収納ボックス1の揺動を阻止する
姿勢制御部として作用する。すなわち、図1に示すよう
にスライド板72は実線と二点鎖線で示した間で往復動
し、収納ボックス1の上面に当接すると共に天井74に
よって受けられ、収納ボックス1が揺動しないように収
納ボックスを押圧・規制する。このスライド板72に
は、ローラ72a、ローラ72aが装着されているの
で、当接された収納ボックス1を滑りよく第2の位置Y
へ好適に移動させることができる。姿勢制御部として
は、第2の位置Y近傍の第2ガイド50と平行に設けら
れ、収納ボックスの上面或いは側面に当接して収納ボッ
クスの揺動を阻止する構成であればよい。たとえば、単
に複数のローラを天井面に並列することで、収納ボック
ス1の上面に当接し、収納ボックス1の揺動を阻止させ
る共に、滑らせて好適に移動させるようにしてもよい。
また、単なる天井面でも、第2ガイド50との間隔を所
定の距離に設定すれば、収納ボックス1の揺動を阻止で
き、その表面を金属板等で構成することで、その滑りと
耐久性を向上できる。76はホッパであり、次工程の装
置、例えば粉砕機に収容物を投入するための投入口とな
っている。なお、この位置にホッパ76を配設しなくて
も良いのは勿論である。
【0016】図5〜9は、本発明の搬送装置(図1〜図
3)に利用される収納ボックスの第1実施例である。以
下、図に基づいて詳細に説明する。箱体1は、方形枠状
の上半部3と下半部4とから成り、上半部3は、4枚の
鋼板製側板7、7、・・・の縦方向の端縁付近を、山形
鋼から成るコーナー連結部材2でネジ留め(2c、2
b)により連結した構造を有する。該箱体1aの下半部
は、方形をなす上端縁において上半部3の下端縁と当接
し、略ホッパー状をなして底部に方形の落下開口を有し
ており、該開口を一対の扉6、6が閉塞する構造を有す
る。箱体上半部3の側板7の下端周辺部7aは、図9に
示すように逆U字形の溝をなしており、この溝の中に箱
体下半部4の上端周辺部4aが嵌入することにより、上
下連続の側面をなして接続している。このように、収納
ボックスが上下に解体分離可能に設けられているため、
設置場所の移動や輸送を簡単に行うことができる。
【0017】2aは、上半部3の四隅を連結補強するコ
ーナー連結部材2、・・・の下部と、下半部4の四隅を
固定して補強し且つ下方に伸長して脚部5、5・・・を
なす山形鋼の上部付近とに跨がって当接し、ボルト2
b、・・・によって両者を固定することにより、箱体上
半部3と下半部4とを分離自在に一体結合する山形鋼か
ら成る連結部材である。5aは、脚部下端に設けた石付
き部で、箱体下半部の輸送時に段重ねできるように、横
に拡大する形状を有する。この代わり、必要に応じて、
キャスターなどを取り付けてもよい。
【0018】箱体下半部4の長手方向の対向側面8、8
は、下方において内方に屈曲して斜面8a、8aを形成
しており、該斜面8a、8aの下端縁に、一対の扉6、
6の長手方向の側縁が、蝶着(6a)されて、自重によ
り下方に回動可能な箱体底面を構成している。脚部5、
5間には、断面形状が、逆V字形の一対の第1のガイド
であるガイドレール9、9が、箱体底面と平行に、且
つ、扉6、6を長手方向から挟む位置関係で固設されて
いる。
【0019】このガイドレール9、9には、図8に示す
ように、一対の転輪10をシャフト11の両端において
回動自在に支持し、両転輪10をガイドレール9に沿っ
て、転動自在に係合せしめると共に、該シャフトの途中
には、箱体底面、換言すれば、落下開口を閉塞している
扉6の下面に当接するように径を定めた転動体12、1
2、・・・をシャフトに対して回動自在に設けてあり、
従って、転輪付シャフトの一対を、一対の扉6、6の下
面にそれぞれ割り当てて配設することにより、両扉6、
6は、転動体12、12、・・・に下方から支承され、
箱体底面は、閉じた状態となっている。一方のシャフト
11(図6上の右側のシャフト11)の両端に前記延設
部42が設けられている(図7参照)。
【0020】一対のガイドレール9、9の両端付近の脚
部には、軸受部13、13、・・・が固設されており、
該軸受部によって、一対のスプロケット軸14a、14
bが、シャフト11と平行に支持されている。この一対
のスプロケット軸の両端には、それぞれ一対のスプロケ
ット15、15、・・・が、設けられている。スプロケ
ット軸のうち、任意の一方の軸14aは、スプロケット
と軸14aとが、一体回転するように取り付けられてお
り、且つ、該軸14aの端部は、軸受部から側方に突出
して角柱部14cをなすことにより、手動用駆動スプロ
ケット軸を構成している。30は、手動ハンドルで、前
記角柱部14cへ嵌合部を先端に有している。また、前
述したように一方のシャフト11に設けられた延設部4
2を利用することで、扉6、6を自動的に開閉できる。
【0021】対向する一対のスプロケット間には、それ
ぞれ、無端チェーン16、16が巻回されている。該無
端チェーンは、シャフト11、11を囲むように張設さ
れており、図6において、左側のシャフト11が、チェ
ーンの上側の一部に強固に固定され、右側のシャフト
が、チェーン16を下側に固定されて成るものである。
17は脚部間を連結する補強棧であり、18は、補強棧
17に立脚する箱体支柱である。45は被係合部であ
り、この被係合部45を介して収納ボックス1が、前記
移動体58の支承部60によって支承される。また、2
0、20、・・・は、山形鋼製のコーナー連結部材2の
上端から、側方に延設された吊支部で、平板の中央にフ
ック挿通孔が形成されたものから成り、車載クレーンや
フォークリフトで、吊支する際に、吊支ワイヤーの先端
に設けられているフックを係止する。
【0022】一対の扉6、6の開閉方法は、ハンドル3
0を駆動スプロケット軸14aに取り付けて、図9にお
いて、駆動側スプロケット軸14aを左回転すると、左
右の一対のシャフト11、11は、左側のシャフトは左
方へ、右側のシャフトは右方へ、それぞれ移動する。左
右転輪がガイドレールの両端付近にくると、シャフトに
設けられた転動体は、扉から外れるので、扉は、転動体
による支持を失い、図9における2点鎖線の位置まで回
動し、箱体の落下開口を開放する。内容物がトラック上
に落下して積み込みが終了したら、収納ボックスを移動
し、ハンドルを逆方向に回転すれば、転動体が扉を押圧
移動しつつ転動し、閉塞位置に回動させる。この一対の
扉6、6が同時に開閉する原理は、前述した延設部4
2、第1の係止部材64および第2の係止部材66等を
利用する自動開閉の場合にも同様に作用するのは勿論で
ある。
【0023】図10は、本発明の搬送装置に利用される
収納ボックスの第2実施例の要部を示すものである。な
お、第1実施例と同一の作用をする部材には、同一の符
合を付して説明する。第2実施例にかかる収納ボックス
の特徴は、箱体底部に設けられた扉26を、該扉を支承
する構造にあり、他の構成は、第1実施例と同一であ
る。図10において、扉26は、その基端26aが、箱
体底面の落下開口端縁に蝶着されている。
【0024】扉26の下面には、扉の基端26aから先
端26bに向かって下降する斜面27が、シャフト11
に設けた複数の転動体12に対応して形成されている。
そして、転動体12は、この斜面27に当接しつつ転動
するようにシャフトに位置決めされている。11aは、
シャフト11に遊嵌するチェーン固定リングで、駆動ス
プロケット軸14aによって駆動される無端チェーン1
6aに介在するように固着してシャフト11を左右方向
に駆動する。36は、駆動スプロケット14aと一体回
転するように該軸14aに設けられたラチェットで爪付
レバー37と復帰バネ38とにより、図10において、
駆動スプロケット軸14aを時計方向への回転を許容
し、反時計方向の回転を阻止する反転防止装置である。
【0025】このような構成からなる第2の実施例の収
納ボックスは、図10に示すような、扉26が閉じられ
た状態においても、転動体12が支承する斜面27は、
扉の重さによって転動体を下方に押圧する。この押圧力
の水平分力は、シャフト11、11を常にスプロケット
軸の方向に駆動する力として働く。かくして、手動で操
作する場合には、反転防止装置の吊り紐40を下方に引
いて、爪付レバ−37をラチェットから取り外すと、扉
26は、箱体1内の収納物の重さと扉の重量に基づく扉
へのモーメントは、シャフトを左右方向に駆動し、扉2
6、26は自動的に開くことになる。扉を閉じるとき
は、反転防止機構が作用するので、シャフトが逆行する
ことはない。
【0026】収納ボックスの上記第1および第2実施例
では、シャフトに転動体を設けたが、これは、シャフト
自体でも同様に機能する。また、巻掛け伝動装置は、段
付ベルトとプーリなど、他の手段でも代替できる。ガイ
ドは、ガイドレールに転輪が係合する例を示したが、こ
れは、直線ガイドであればよく、ガイドに対して摺動自
在に係合する係合子をシャフト両端に設けたものでもよ
い。さらに、第1実施例において、扉を回動自在に支持
する蝶番の軸にコイルバネを巻回装着し、該バネ力によ
り、扉の閉塞位置への復帰動作を付勢するようにしても
よい。以上好適な実施例について種々説明してきたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の
精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿
論のことである。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかる搬送装置によれば、収納
ボックスを逆さにひっくり返すことなく、箱体の底部の
落下開口から、自動的に収容物を排出することができ
る。底部から排出されるから所望の場所へ好適に排出で
きる。扉に当接したシャフト若しくはそのシャフトに設
けた転動体を、収納ボックスの移動に伴って移動させる
ことで、容易に扉の開閉ができる。また、収納ボックス
を逆さにひっくり返す場合に比べ、簡単な支持機構でよ
く、上方にはスペースが必要でない。従って、本発明に
かかる搬送装置によれば、収容物を飛散等することなく
所望の場所に好適に排出でき、排出機構を簡素化し且つ
小型化が可能であると共に、収容物を蓄える施設を小型
化できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】図1の実施例の収納ボックスがない状態を示す
側面図。
【図3】図1の実施例の収納ボックスの扉を閉塞する状
態を示す側面図。
【図4】移動体が第2のガイドに沿って移動可能に装着
された状態を示す説明図。
【図5】本発明にかかる収納ボックスの第1実施例を示
す斜視図。
【図6】図5の実施例の側面図。
【図7】図5の実施例の2分割状態を示す説明図。
【図8】図6のA−A部分断面説明図。
【図9】図7のB−B断面説明図。
【図10】本発明にかかる収納ボックスの第2実施例の
要部を示す説明図。
【符号の説明】
1 収納ボックス 1a 箱体 6 扉 9 ガイドレール 10 転輪 11 シャフト 12 転動体 14a、14b スプロケット軸 16 チェーン 42 延設部 45 被係合部 50 第2のガイド 54 チェーン 56 モータ 58 移動体 60 支承部 64 第1の係止部材 66 第2の係止部材 X 第1の位置 Y 第2の位置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の底部に収容物の落下開口を設け、
    該開口に下方に回動して該開口を開放可能な扉を枢着
    し、該箱体の底部の対向する一対の端縁に沿って前記扉
    を挟む状態で一対の第1のガイドを設け、該一対の第1
    のガイドに、シャフトによって相互に連結された係合部
    材を移動自在に係合せしめると共に、該シャフトか若し
    くは該シャフトに設けた転動体を前記扉に当接し、前記
    第1のガイドの両端付近に、前記シャフトと平行に、い
    ずれか一方を駆動軸とする一対の巻掛け伝動軸を支持
    し、該巻掛け伝動軸の両端にそれぞれ設けた伝動輪間に
    巻掛け伝動条体を巻回し、該巻掛け伝動条体を前記シャ
    フトに結合した収納ボックスと、 前記係合部材に設けた延設部と、 前記収納ボックスを第1の位置から第2の位置まで移動
    可能にガイドする第2のガイドと、 前記収納ボックスを該第2のガイドに沿って駆動する駆
    動手段と、 前記収納ボックスが第2の位置へ近接した際に、前記延
    設部に当接し、収納ボックスの第2の位置への移動に伴
    って前記扉を開くべく、該延設部を介してシャフトを一
    方へ移動させる第1の係止部材と、 前記収納ボックスが第2の位置から第1の位置へ移動す
    る際に、前記延設部に当接し、収納ボックスの第1の位
    置への移動に伴って前記扉を閉じるべく、該延設部を介
    してシャフトを他方へ移動させる第2の係止部材とを備
    えることを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 箱体の底部に方形の収容物落下開口を設
    け、該開口の対向する一対の縁辺において、下方に回動
    して該開口を開放可能な一対の扉を枢支し、該箱体の四
    隅から延設した脚部によって前記扉を挟む状態で一対の
    ガイドレールを支持し、該一対のガイドレールに、シャ
    フトによって相互に連結された転輪を転動自在に一対並
    設して係合せしめると共に、該一対のシャフトか若しく
    は該一対のシャフトに設けた転動体をそれぞれ前記一対
    の扉に当接し、前記ガイドレールの両端付近に、前記シ
    ャフトと平行に、いずれか一方を駆動軸とする一対のス
    プロケット軸を支持し、該スプロケット軸の両端にそれ
    ぞれ設けたスプロケット間に無端チェーンを巻回し、該
    チェーンの緊張側を一方のシャフトに該チェーンの緩み
    側を他方のシャフトにそれぞれ結合した収納ボックス
    と、 前記転輪より外方へ延びるように設けた延設部と、 前記収納ボックスを第1の位置から第2の位置まで移動
    可能にガイドする第2のガイドと、 前記収納ボックスを該第2のガイドに沿って駆動する駆
    動手段と、 前記収納ボックスが第2の位置へ近接した際に、前記延
    設部に当接し、収納ボックスの第2の位置への移動に伴
    って前記扉を開くべく、該延設部を介してシャフトを一
    方へ移動させる第1の係止部材と、 前記収納ボックスが第2の位置から第1の位置へ移動す
    る際に、前記延設部に当接し、収納ボックスの第1の位
    置への移動に伴って前記扉を閉じるべく、該延設部を介
    してシャフトを他方へ移動させる第2の係止部材とを備
    えることを特徴とする搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記収納ボックスは前記第2のガイドに
    移動可能にガイドされた移動体に揺動自在に吊持され、 第2の位置に近接する位置から第2の位置までの間に、
    前記収納ボックスに当接して該収納ボックスの揺動を阻
    止する姿勢制御部が設けられたことを特徴とする請求項
    1または2記載の搬送装置。
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