JP3390216B2 - コンテナボックス - Google Patents

コンテナボックス

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JP3390216B2
JP3390216B2 JP19277493A JP19277493A JP3390216B2 JP 3390216 B2 JP3390216 B2 JP 3390216B2 JP 19277493 A JP19277493 A JP 19277493A JP 19277493 A JP19277493 A JP 19277493A JP 3390216 B2 JP3390216 B2 JP 3390216B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の回収資源物や各
種産業における原料や副生物或いは廃棄物などの一時貯
蔵や輸送に用いるコンテナボックスに関するもので、特
に、流動物を含むものの貯蔵や輸送に好適なコンテナボ
ックスに関するものである。
【0002】
【従来技術】空き缶などの回収を例にとると、飲料用空
き缶は、くず籠等の入れ物に投入され、これが一杯にな
ると、そのままか、或いは、空き缶潰し機などで偏平に
してから、ベニヤ板や金属板或いは金属パイプなどで作
った、より大きな箱に移され、これが、一杯になると、
トラックで回収業者に運ばれる。しかしながら、空き缶
をトラックに積み替えるのは、かなりの手間がかかり、
輸送費用の大部分が積み替えの手間代が占め、資源回収
のコストアップの原因となっている。さらに、機械加工
屑や医療廃棄物の場合などは、積み替え時に、注意を怠
ると、怪我をしたり、注射針などによる刺し傷から病原
菌に感染して罹病のおそれがあるなど、作業に危険が伴
う欠点があった。
【0003】このような作業に好適なコンテナボックス
として、本発明者は、先に、内容物の積み降ろしが簡単
で、作業時に上述のような危険を伴わない収納ボックス
を特願平4−300307として開示したが、これら
は、液密性の点で若干の不満があり、例えば、汚泥や油
脂類を含む廃棄物等の収納や輸送ができるコンテナボッ
クスの出現が望まれている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、流動物が含まれているもので
も収納及び輸送ができ、内容物のトラック等への積み替
えや輸送先における積み降ろしも簡単で、積み替え時
に、収納物による怪我などの危険が極めて少ないコンテ
ナボックスを開示することを目的とするものである。
【0005】
【発明の構成】本発明の第1の要旨は、箱体の底部に収
容物の落下開口を設け、該開口に下方に回動して該開口
を開放可能な扉を枢着し、該箱体の底部の対向する一対
の端縁に沿って前記扉を挟んで一対のガイドレールを設
け、該一対のガイドレールに、シャフトによって相互に
連結された転輪を転動自在に係合せしめると共に、該シ
ャフトか若しくは該シャフトに設けた転動体を前記開口
を閉じている扉に当接し、前記ガイドレールの両端付近
に、前記シャフトと平行に、いずれか一方を駆動軸とす
る一対の巻掛け伝動軸を支持し、該巻掛け伝動軸の両端
に夫々設けた伝動輪間に巻掛け伝動条体を巻回し、該巻
掛け伝動条体を前記シャフトに結合して成るコンテナボ
ックスにおいて、前記開口周縁部若しくは扉の開口周縁
部との当接部に、シール材を設けると共に、前記転輪の
各々を、互に近接して対向せしめた一対の円盤により構
成し、該円盤の各々の周縁部は、対向する他の円盤側に
傾斜する斜面を有し、該斜面によって前記ガイドレール
に当接係合しており、前記対向する円盤間には、該円盤
相互の間隔を所望の距離に設定して連結可能な固定部材
を設けたことを特徴とするコンテナボックスにある。
【0006】本発明の第二の要旨は、箱体の底部に収容
物の落下開口を設け、該開口に下方に回動して該開口を
開放可能な扉を枢着し、該箱体の下端の対向する一対の
縁辺に沿って前記扉を挟んで一対のガイドレールを支持
し、該一対のガイドレールに、シャフトによって相互に
連結された転輪を転動自在に係合せしめると共に、該シ
ャフトか若しくは該シャフトに設けた転動体を前記扉に
当接し、前記ガイドレールの両端付近に、前記シャフト
と平行に、いずれか一方を駆動軸とする一対のスプロケ
ット軸を支持し、該スプロケット軸の両端に夫々設けた
スプロケット間に無端チェーンを巻回し、該チェーンを
前記シャフトに結合した構成を有するコンテナにおい
て、前記開口周縁部若しくは前記扉の前記開口周縁部と
の当接部に、シール材を設けると共に、前記転輪の各々
を、互に近接して対向せしめた一対の円盤により構成
し、該円盤の各々の周縁部は、対向する他の円盤側に傾
斜する斜面を有し、前記転輪は、該斜面によって前記ガ
イドレールに当接係合しており、対向する円盤間には、
固定部材として、両円盤を離隔する方向に付勢するコイ
ルバネを介装する共に、対向する円盤を挿通してボルト
を設け、対向円盤間の間隔を前記コイルバネの弾発力に
抗して所望の間隔に固定したことを特徴とするコンテナ
ボックスにある。
【0007】そして、該収納ボックスは、スプロケット
軸(巻掛け伝動軸)を回動することにより、チェーン
(巻掛け伝動条体)に結合するシャフトをガイドレール
に沿って移動し、シャフトと扉との当接係合状態を解除
することにより、扉が下方に回動して落下開口を開放
し、次いで、前記スプロケット軸を反対方向に回動する
ことにより、シャフトと垂下している扉とが当接係合し
て、該扉を落下開口の閉塞位置まで押し戻すように作動
することにより、流動物を含む内容物でも、落下開口が
扉によって閉ざされているときは、内容物が漏出するこ
とがなく、その落下排出も容易に行うことができる機能
を有すると共に、転輪を構成する一対の円盤間の間隔を
狭めて、該円盤の斜面とレールとの係合位置を変えるこ
とにより、落下開口の周縁部にシール材を介して扉を押
圧しているシャフト或いは転動体の位置が前記斜面によ
って上昇し、その押圧力を一層強くするすることによ
り、シール材の損耗や変形によるシールの欠陥を補完で
きるように、調節可能に構成したものである。
【0008】更に、上記第一若しくは第二要旨において
規定されるコンテナボックスにおいて、箱体が、方形枠
状をなす箱体上半部と、底面に落下開口と該開口を塞ぐ
扉とを有する箱体下半部とから成り、箱体下半部と箱体
上半部とが、連結部材により分離可能に固定されている
と共に、該箱体上半部も、4枚の側面板と該側面板を相
互に結合する山形鋼などから成るコーナー連結部材で分
離可能に固定されていることを特徴とする収納ボックス
も本発明に含まれる。このような分離可能な構成によ
り、収納ボックス自体の運搬や輸送が極めて容易とな
る。以下実施例について詳細に説明する。
【0009】
【実施例1】図は、本発明を具現する一実施例を示すも
のである。図1において、箱体1は、方形枠状の上半部
1aと下半部1bとから成り、上半部1aは、4枚の鋼
板製側板7、7、…の縦方向の端縁付近を、山形鋼から
成るコーナー連結部材2でネジ留め(2c,2b)によ
り連結した構造を有する。該箱体1の下半部は、方形を
なす上端縁において上半部1aの下端縁と当接し、略ホ
ッパー状をなして底部に方形の落下開口3を有してお
り、該開口を一対の扉6、6が閉塞する構造を有する。
図5に示すように、箱体上半部1aの側板7の下端周縁
部7aは、図5に示すように、逆U字形の溝をなしてお
り、この溝の中に箱体下半部1bの上端周縁部8bが嵌
入することにより、上下連続の側面をなして接続してい
る。
【0010】2aは、上半部1aの四隅を連結補強する
コーナー連結部材2、…の下部と、下半部1bの四隅を
固定して補強し且つ下方に伸長して脚部5、5…をなす
山形鋼の上部付近とに跨がって当接し、ボルト2b、…
によって両者を固定することにより、箱体上半部1aと
下半部1bとを分離自在に一体結合する山形鋼から成る
連結部材である。
【0011】箱体下半部1bの長手方向の対向側面8、
8は、下方において内方に屈曲して斜面8a、8aを形
成しており、該斜面8a、8aの下端縁に、一対の扉
6、6の長手方向の側縁が、蝶着(6a)されて、自重
により下方に回動可能な箱体底面を構成している。脚部
5、5間には、断面形状が、略逆U字形の一対のガイド
レール9、9が、箱体底面と平行に、且つ、扉6、6を
長手方向から挟む位置関係で固設されている。
【0012】このガイドレール9、9には、図4に示す
ように、一対の転輪20,20をシャフト11の両端に
おいて回動自在に支持し、両転輪20をガイドレール9
に沿って、転動自在に係合せしめると共に、該シャフト
の途中には、箱体底面、換言すれば、落下開口3を閉塞
している扉6の下面に当接するように径を定めた複数の
転動体12、12、…をシャフトに対して回動自在に設
けてあり、したがって、転輪付シャフトの一対を、一対
の扉6、6の下面に夫々割り当てて配設することによ
り、両扉6、6は、転動体12、12、…に下方から支
承されている。
【0013】図6〜7に示すように、落下開口3の周縁
部3aの下面には、ゴム帯から成る前記シール材4が、
該開口3を囲んで下方に突出する状態で設けられてい
る。このシール材4は、落下開口3に沿ってシール材の
幅に等しい間隔をあけて周縁部3aの下面に設けた一対
の突条3b,3b間に保持され、且つ、落下開口周縁部
3aの下面に接着固定されている。このシール材は、勿
論、扉6側に設けてもよい。かくして、扉6、6が、落
下開口3を閉じて転動体12、12、…が、この扉を支
承するとき、落下開口と扉との当接面は、シール材4に
よってシールされる。扉6、6の当接面6b、6bに
も、いずれか一方にシール材を設けておくことが望まし
いが、当接面の素材や精度により、又、収納すべき流動
物の性状によっては、当接面間のシール材は、省略でき
る場合も多い。
【0014】シャフト11、11の両端に、該シャフト
に対して回転自在に設けられた転輪20、20、…は、
図9に示すように、同一形状の一対の円盤21、21を
所定の間隔で対向せしめた構成を有している。円盤21
には、周縁部に斜面22が形成されることにより、その
両面は大小の円形面21a,bをなしており、両円盤
は、小円形面21bが互いに対面する状態で配置され、
それらの中心部を、シャフト11が若干の遊びを保って
貫通している。夫々の円盤の、中心に関して対称の位置
には、複数(実施例では4箇所)のボルト挿通孔23、
23、…が、貫通して設けられており、更に、これらボ
ルト挿通孔23、…の間に相当する位置に、小円形面2
1b側から若干の深さでボルト挿通孔23と平行に穿設
した盲孔から成る、複数(実施例では4カ所)のコイル
バネ保持孔24、24、…が、形成されている。
【0015】両円盤21、21の互いに対向するコイル
バネ保持孔24、24間には、夫々圧縮状態でコイルバ
ネ25、25、…が、収納されていると共に、このコイ
ルバネの復元力に抗して、両円盤の互いに対向するボル
ト挿通孔23、…を通して貫挿された固定ボルト26、
26、…が、両円盤を所定の間隔に固定している。この
ような構造の転輪20は、一対の円盤の斜面22、22
が、ガイドレール9に当接することにより、該ガイドレ
ールに沿って転動自在に係合している。11aは、シャ
フト11の端面に螺着して転輪の脱離を防止する押さえ
リングである。
【0016】図1に示すように、一対のガイドレール
9、9の両端付近の脚部には、軸受部13、13、…が
固設されており、該軸受部によって、一対のスプロケッ
ト軸14a、14bが、シャフト11と平行に支持され
ている。この一対のスプロケット軸の両端には、夫々一
対のスプロケット15、15、…が、設けられている。
スプロケット軸のうち、任意の一方の軸14aは、スプ
ロケットと軸14aとが、一体回転するようにとりつけ
られており、且つ、該軸14aの端部は、軸受部から側
方に突出して角柱部14cをなすことにより、駆動スプ
ロケット軸を構成している。30は、手動ハンドルで、
前記角柱部14cへの嵌合部を先端に有している。
【0017】対向する一対のスプロケット間には、夫
々、無端チェーン16、16が巻回されている。該無端
チェーンは、シャフト11、11を囲むように張設され
ており、図5において、左側のシャフト11が、チェー
ンの上側の一部に強固に固定され、右側のシャフトが、
チェーン16の下側に固定されて成るものである。17
は脚部間を連結する補強桟であり、18は、補強桟17
に立脚する箱体支柱である。また、2d、2d、…は、
山形鋼製のコーナー連結部材2の上端付近から、側方に
鉤状に延設された吊支部で、車載クレーンやフォークリ
フトで、吊支する際に、吊支ワイヤーを係止する。
【0018】
【作用】空き缶、おがくず、等の回収物や資源物、各種
廃棄物あるいは汚泥などの流動物が投入された収納ボッ
クスは、一杯になると、フォークリフトや車載クレーン
等により、運搬車の荷台より高く吊支し、ハンドル30
を駆動スップロケット軸14aにとりつけて、図5にお
いて、駆動側スプロケット軸14aを左回転すると、左
右の一対のシャフト11、11は、左側のシャフトは左
方へ、右側のシャフトは右方へ、夫々移動する。左右転
輪がガイドレールの両端付近にくると、シャフトに設け
られた転動体は、扉から外れるので、扉は、転動体によ
る支持を失い、図5における2点鎖線の位置まで回動
し、箱体の落下開口を開放する。内容物がトラック上に
落下して積み込みが終了したら、収納ボックスを移動
し、ハンドルを逆方向に回転すれば、転動体が扉を押圧
移動しつつ転動し、閉塞位置に回動させる。
【0019】シール材4が使用によって損耗し、あるい
は、変形して、シール性が損なわれてきた場合、図9に
おいて、固定ボルト26に螺合している締付ナット27
を締め付けて、転輪20を構成する一対の円盤間の距離
を、コイルバネ25の弾発力に抗して縮めると、ガイド
レール9と、円盤21の斜面22との当接位置が斜面の
周縁部に移動するので、シャフト11は、上昇し、した
がって、転動体12は、扉をより強力に、シール材4に
向けて押圧することができ、シール性を回復することが
できる。
【0020】上記実施例では、シャフトに転動体を設け
たが、これは、シャフト自体でも同様に機能する。但
し、その場合は、チェーンとシャフトとの結合部は、シ
ャフトに対して回動自在であることを要する。また、巻
掛け伝動装置は、歯付ベルトとプーリなど、他の手段で
も代替できる。さらに、実施例において、扉を回動自在
に支持する蝶番の軸に、コイルバネを巻回装着し、該バ
ネ力により、扉の閉塞位置への復帰動作を付勢するよう
にしてもよい。円盤間の間隔を固定する固定部材は、シ
ャフト外周に螺着するネジリングなど、シャフト上を移
動及び固定できる部材によって行ってもよい。円盤は、
シャフトに対して、ころ軸受け部材を介して取り付けて
もよい。コイルバネ25は、ガイドレール9から斜面2
2に及ぼされる力の水平分力が、コイルバネの付勢力と
同様の作用をするので、必ずしも、必須のものではな
い。
【0021】
【効果】本願コンテナボックスは、油や汚泥など流動性
をもった収納物でも、これを、漏出することなく収納、
運搬でき、又、その運搬にさいして、ハンドル操作によ
って、収納ボックスの底部が、開閉自在な構成を有して
いるので、収納物の積み替え作業が、極めて簡単で、短
時間に処理でき、しかも、収納物に手を触れることがな
いので、怪我をしたり、衣服が汚れたりするおそれが全
くない。また、収納ボックス自体も、上半部を解体分離
できるので、設置場所の移動や、輸送を簡単に行うこと
ができる。更に、落下開口と扉との間に介在せしめたシ
ール材の性能が損なわれてきても、一定の限度内では、
簡単な操作で復元させることができ、シール材の寿命を
大幅に延長する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンテナボックスの1実施例を
示す部分断面斜視図である。
【図2】本願コンテナボックスを側面から見た説明図で
ある。
【図3】本願収納ボックスの2分割状態を示す説明図で
ある。
【図4】図2のA−A部分断面説明図である。
【図5】図3のB−B断面説明図である。
【図6】箱体1の落下開口を底面方向から見た説明図で
ある。
【図7】図6のC−C部分断面説明図である。
【図8】転輪20を側方から見た説明図である。
【図9】図8のD−D断面説明図である。
【符号の説明】
1 箱体 1a 箱体上半
部 1b 箱体下半
部 3 落下開口 4 シール材 6 扉 9 ガイドレ
ール 11 シャフト 12 転動体 14a、b スプロケ
ット軸 16 チェーン 20 転輪 21 円盤 22 斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−106685(JP,A) 特開 昭52−20190(JP,A) 特開 平6−127605(JP,A) 実開 昭48−17237(JP,U) 実開 平2−79303(JP,U) 実開 昭62−115333(JP,U) 実開 昭52−17237(JP,U) 実開 昭51−5531(JP,U) 実開 昭59−96127(JP,U) 実公 昭43−17293(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 19/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体の底部に収容物の落下開口を設け、該
    開口に下方に回動して該開口を開放可能な扉を枢着し、
    該箱体の底部の対向する一対の端縁に沿って前記扉を挟
    んで一対のガイドレールを設け、該一対のガイドレール
    に、シャフトによって相互に連結された転輪を転動自在
    に係合せしめると共に、該シャフトか若しくは該シャフ
    トに設けた転動体を前記開口を閉じている扉に当接し、
    前記ガイドレールの両端付近に、前記シャフトと平行
    に、いずれか一方を駆動軸とする一対の巻掛け伝動軸を
    支持し、該巻掛け伝動軸の両端に夫々設けた伝動輪間に
    巻掛け伝動条体を巻回し、該巻掛け伝動条体を前記シャ
    フトに結合した構成を有するコンテナにおいて、前記開
    口周縁部若しくは前記扉の前記開口周縁部との当接部
    に、シール材を設けると共に、前記転輪の各々を、互に
    近接して対向せしめた一対の円盤により構成し、該円盤
    の各々の周縁部は、対向する他の円盤側に傾斜する斜面
    を有し、該斜面によって前記ガイドレールに当接係合し
    ており、前記一対の円盤を、該両円盤相互の間隔を所望
    の距離に設定可能な固定部材により連結したことを特徴
    とするコンテナボックス。
  2. 【請求項2】箱体の底部に収容物の落下開口を設け、該
    開口に下方に回動して該開口を開放可能な扉を枢着し、
    該箱体の下端の対向する一対の縁辺に沿って前記扉を挟
    んで一対のガイドレールを支持し、該一対のガイドレー
    ルに、シャフトによって相互に連結された転輪を転動自
    在に係合せしめると共に、該シャフトか若しくは該シャ
    フトに設けた転動体を前記扉に当接し、前記ガイドレー
    ルの両端付近に、前記シャフトと平行に、いずれか一方
    を駆動軸とする一対のスプロケット軸を支持し、該スプ
    ロケット軸の両端に夫々設けたスプロケット間にチェー
    ンを巻回し、該チェーンを前記シャフトに結合した構成
    を有するコンテナにおいて、前記開口周縁部若しくは前
    記扉の前記開口周縁部との当接部に、シール材を設ける
    と共に、前記転輪の各々を、互に近接して対向せしめた
    一対の円盤により構成し、該円盤の各々の周縁部は、対
    向する他の円盤側に傾斜する斜面を有し、前記転輪は、
    該斜面によって前記ガイドレールに当接係合しており、
    前記一対の円盤間には、両円盤を離隔する方向に付勢す
    るコイルバネを介装する共に、対向する円盤を挿通して
    設けたボルトにより、対向円盤間の間隔を前記コイルバ
    ネの弾発力に抗して所望の間隔に連結固定したことを特
    徴とするコンテナボックス。
  3. 【請求項3】箱体の底部に方形の収容物落下開口を設
    け、該開口の対向する一対の縁辺において、下方に回動
    して該開口を開放可能な一対の扉を枢支し、該箱体の四
    隅から延設した脚部によって前記扉を挟む状態で一対の
    ガイドレールを支持し、該一対のガイドレールに、シャ
    フトによって相互に連結された転輪を転動自在に一対並
    設して係合せしめると共に、該一対のシャフトか若しく
    は該一対のシャフトに設けた転動体を夫々前記一対の扉
    に当接し、前記ガイドレールの両端付近に、前記シャフ
    トと平行に、いずれか一方を駆動軸とする一対のスプロ
    ケット軸を支持し、該スプロケット軸の両端に夫々設け
    たスプロケット間にチェーンを巻回し、該チェーンの緊
    張側を一方のシャフトに該チェーンの緩み側を他方のシ
    ャフトに夫々結合した構成を有するコンテナにおいて、
    前記開口周縁部若しくは前記扉の前記開口周縁部との当
    接部に、シール材を設けると共に、前記転輪の各々を、
    互に近接して対向せしめた一対の円盤により構成し、該
    円盤の各々の周縁部は、対向する他の円盤側に傾斜する
    斜面を有し、前記転輪は、該斜面によって前記ガイドレ
    ールに当接係合しており、前記一対の円盤間には、両円
    盤を離隔する方向に付勢するコイルバネを介装する共
    に、対向する円盤を挿通して設けたボルトにより、対向
    円盤間の間隔を前記コイルバネの弾発力に抗して所望の
    間隔に連結固定したことを特徴とするコンテナボック
    ス。
  4. 【請求項4】箱体が、方形枠状をなす箱体上半部と、底
    面に扉を有する箱体下半部とから成り、該箱体上半部
    は、箱体下半部と連結部材により分離可能に連結されて
    いると共に、該箱体上半部は、4面を構成する4枚の側
    面板と該側面板の縦方向の端縁を相互に分離可能に連結
    するコーナー連結部材により方形枠状に結合されている
    請求項1〜3のいずれかに記載のコンテナボックス。
  5. 【請求項5】スプロケット軸の一方の端部に該スプロケ
    ット軸を回動する手動ハンドルの嵌合部が設けられてお
    り、箱体には、吊支用部材の係止部が形成されている請
    求項2又は3のコンテナボックス。
JP19277493A 1993-07-06 1993-07-06 コンテナボックス Expired - Lifetime JP3390216B2 (ja)

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