JPS5847375B2

JPS5847375B2 - トラック用荷役コンベア装置

Info

Publication number: JPS5847375B2
Application number: JP10945579A
Authority: JP
Inventors: 光夫林
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1979-08-27
Filing date: 1979-08-27
Publication date: 1983-10-21
Also published as: JPS5634533A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は各種トラックの荷台に荷物を搬出人する為のコ
ンベア装置に関するものであり、従来のコンベアベルト
はその移動方向に対して直行させたローラ及びフレーム
で支持していたので荷物の搬入出中において、ローラと
ローラ及びフレームとフレーム間の隔間でベルト移動方
向に凹凸部が生じ、荷物のスムーズな搬送を行い難く、
荷崩れ等の不都合があった。

本発明は上記従来欠点を解消するものであり、トラック
の荷台にベルト並びにチェーンを張設し、該ベルト及び
チェーンの一端を夫々仕切壁を上部に装設するテンショ
ン調整部材に、またそれらの他端を連結材を介してエン
ドレス状に連結する構或において、荷台前端に設けるス
プロケットと荷台後部に設けるローラの間でベルト及び
チェーンの移動方向に凸部を有するガイト゛板を横架さ
せると共に、テンション調節部材の側端に設けるガイド
ローラを前記ガイド板両側に設ける案内枠に摺動自在に
嵌込み、テンション調節部材を前記凸部に対して持上げ
て支持させたもので、ベルトの移動方向に凸部を有する
ガイド板を延設しているので、凹凸のない搬送面を得ら
れ、荷物重量によってベルト下面に凸部が喰込み、ベル
トの左右横振れ移動を阻止し、ベルトを略正線上に摺動
させ得、しかも、テンション調節部材及びベルト及びチ
ェーンを介して無端状に連結する中でガイト゛板との摺
接部はテンション調節部材より後方から荷合後部のロー
ラ間のみであり、摩擦力を必要最小限に，して、小さな
駆動力でベルトの移動を行い得、またテンション調節部
材をガイド板上面に持上げ支持して往復摺動自在に設け
ることにより、ベルトノテンション調節部材連結部にお
いて、ベルトとガイド板の当接部の摩擦力を少なくして
ベルトの破損等をなくし得、スムーズな荷物の搬入出を
行イ得、ベルトを長期間使用し得るようなトラック用荷
役コンベア装置を提供しようとするものである。

以下本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。

第１図は運転台１及び箱型貨物室２を有する箱型トラッ
クＴを示腰貨物室２の一部を切欠いてある。

該貨物室２の荷台３には本発明に係るコンベア４が設け
てあり、該コンベア４は運転台１下方のエンジン５によ
って、駆動スるコンベア駆動装置６を介して貨物室２の
後方から前方へ荷物を搬入する方向■へ、又は前方から
後方へ搬出する方向Ｏへ駆動する様にしている。

該コンベア駆動装置６は前記コンベア４の前方に設ける
スプロケット７を前記エンジン５の走行ミッション８か
ら電磁クラッチ等を内蔵する減速機９及びベベルギャ機
構１０を夫々ドライブシャフト１１，１２を介して駆動
連結し、走行ミッション８のＰＴＯミッション１３を運
転台１のダッシュボートに形或するＰＴＯクラッチレバ
ー１４を介して操作することによりコンベア４を駆動制
御し得る様にしている。

前記コンベア４は第２図乃至第４図に示す如く前記スプ
ロケット７と同軸に固着するスプロケット１５・・・に
懸架するチェーン１６・・・と後端のローラ１７・・・
に懸架する搬送ベルト１８・・・とを連結材１９・・・
及びテンション調整部材２０を介してエンドレス状に張
設している。

また、該コンベア４には搬送ベルト１８下面を滑動させ
るガイド板２１を設けており、該ガイド板２１は複数の
横枠２２・・・と縦枠２３，２３を介して貨物室２の荷
台３上に設置している。

前記テンション調整部材２０は第５図に示す如く基枠２
４に枢着するローラ２５を介してチェーン１６・・・を
引張方向又は戻し方向に調整すべくチェーン１６の端部
に連結するボルト２６を基枠２４上面に突出させて、こ
のボルト２６の端部をナツｌ−２７を介して締付け得る
様にしている。

一方、基枠２４に形或するスライト面３０を介して搬送
ベルト１８を同様に引張方向又は戻し方向に調整すべく
該ベルト１８の端部に連結するボルト２８を基枠２４上
面に突出させてこのボルト２８の端部をナット２９を介
して締付け得る様にしている。

また、該テンション調整部材２０の基枠２４上部には貨
物室２内を支切るべく支切壁３１を固設し、一方第６図
に示す如く基枠２４の両側部に枢着したガイドローラ３
２，３３を前記搬送ベルト１８のガイド板２１両側に
固着する案内枠３４のコ字型溝３５と該枠３４の上面と
に夫々滑動させ、基枠２４及びこれに立設する支切壁３
１を搬出方向Ｏ及び搬入方向Ｉへ移動すべくしている。

更に、前記搬送ベルト１８下面を滑動させるガイト゛板
２１は第γ図に示す如く底部に前記横枠２２・・・上に
設置するシャーシ３６上に設置され、該ガイド板２１は
凹部３７・・・及び凸部３８を形戊しており、ベルト１
８が接する凸部３８上面には該ベルト１８の滑動を促す
ためにポリフツ化エチレン系合或繊維３９・・・（通称
テフロン）をコーチングしてある。

第６図中符号４０は前記コンベア４の両側に形或する案
内枠３４，３４と貨物室２の両側壁４１間に介在させる
緩衝材であり、枠３４は後部で前記ローラ１７・・・が
枢着されている。

而して、第２図に示す如く貨物室２内に例えばパレット
Ｐ・・・に積載した荷物Ａを積み降しする際、運転台１
のＵバー１４を操作してＰＴＯミッション１３を作動さ
せ、エンジン５の走行ミッション８の動力をドライブシ
ャフト１１、減速機９、ドライブシャフト１２、ベベル
ギャ１０を介してコンベア４のスプロケツｈ７，１５・
・・を回動し、チェーン１６を駆動すると共に、このコ
ンベア４の搬送ベルト１８・・・を前記ガイド板２１の
凸部３８・・・上を滑動させながら搬出方向Ｏ又は搬入
方向■の倒れかへ駆動する。

従って、積載時は例えばパレットＰ毎に順次搬入方向■
へベルト１８を７駆動すれば、従来の如く作業員が貨物
室２の最後部から幾度も貨物室内へ足を運び積載作業を
行わなくとも貨物室２後部近傍にて積載し、この積載し
たブロック毎にコンベア４を搬入方向に駆動して順次室
内に収納すれば従来の重労力が不必要である。

パレットＰ・・・を使用する時は例えば貨物室２後方に
コンベア４の後端と連結する別のコンベア（図示省略）
を連結しトラック下方から積上げ又は積降しすることが
でき、この場合、前記テンション調整部材２０の後端と
、パレットＰの側部と次段のパレットＰとを夫々連結す
るためのフツク４２及びピン４３を適宜形或しておけは
、トラック下方よりパレットＰ上に積載した荷物Ａ・・
・を順次パレット毎に繋合せて貨物室２内に積上げする
ことができ、また順次積降しすることができる。

第２図に示す如く貨物室２の両側壁４１，４１面に複数
の横フレーム４５・・・を形成すれば移送中の荷物Ａ・
・・の側壁４１，４１への摩擦抵抗を緩和することが
でき、荷物の移送がスムーズに行える。

以上実施例に示す如く本発明は、トラックＴの荷台３に
、ベルト１８並びにチェーン１６を張設し、該ベルト１
８及びチェーン１６の一端を夫々仕切壁３１を上部に装
設するテンション調整部材２０に、またそれらの他端を
連結材１９を介してエンドレス状に連結する構成におい
て、荷台３前端に設けるスブロケット１５と荷台３後端
に設けるローラ１７の間でベルト１８及びチェーン１６
の移動方向に凸部３８を有するガイド板２１を横架させ
ると共に、テンション調節部材２０の側端に設サるガイ
ドローラ３２，３３を前記ガイド板２１両側に設ける
案内枠３４に摺動自在に嵌込み、テンション調節部材２
０を前記凸部３８に対して持上げて支持するものである
から、ベルト１８の移動方向に凸部３８を有するガイド
板２１を延設しているので凹凸のない搬送面を得ること
ができ、荷物重量によってベルト１８下面に凸部３８が
喰込みベルト１８の左右横振れ移動を阻止でき、ベルト
１８を略直線上に摺動させることができ、しかもテンシ
ョン調節部材２０及びベルト１８及びチェーン１６を介
して無端状に連結する中でガイド板２１との摺接部はテ
ンション調節部材２０より後方から荷台３後部のローラ
１７間のみであり摩擦力を必要最小限にして、小さな駆
動力でベルト１８の移動を行うことができ、またテンシ
ョン調節部材２０をガイド板２１上面に持上げ支持して
往復摺動自在に設けることにより、ベルト１８のテンシ
ョン調節部材２０連結部において、ベルト１８とガイト
゛板２１の当接部の摩擦力を少なくしてベルト１８の破
損等をなくすことができスムーズな荷物の搬入出を行う
ことができ、ベルト１８を長期間使用できて頗る実用的
で顕著な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであり、第１図は本
発明のコンベア装置を使用するトラックの一部切又き側
面図、第２図は貨物室内の側面断面説明図、第３図はコ
ンベアの平面視説明図、第４図は第２図の■−■線概略
断面図、第５図はテンション調整部材の説明図、第６図
は支切壁の側面案内部分を示す部分拡大説明図、第７図
は要部の拡大断面斜視図である。Ａ・・・・・・荷物、Ｔ・・・・・・トラック、３・・
・・・・荷台、４・・・・・・コンヘア、１８・・・・
・・搬送ベルト、２１・・・・・・ガイト゛板、３７・
・・・・・凹部、３８・・・・・・凸部。

Claims

【特許請求の範囲】

１トラックＴの荷台３に、ベルト１８並びにチェー
ン１６を張設し、該ベルト１８及びチェーン１６の一端
を夫々仕切壁３１を上部に装設するテンション調整部材
２０に、またそれらの他端を連結材１９を介してエンド
レス状に連結する構或において、荷台３前端に設けるス
プロケット１５と荷台３後端に設けるローラ１７の間で
ベルト１８及びチェーン１６の移動方向に凸部３８を有
するカイト゛板２１を横架させると共に、テンション調
節部材２０の側端に設けるガイドローラ３２，３３を、
前記ガイド板２１両側に設ける案内枠３４に摺動自在に
嵌込み、テンション調節部材２０を前記凸部３８に対し
て持上げて支持させたことを特徴とするトラック用荷役
コンベア装置。