JPS5930762Y2

JPS5930762Y2 - 荷役コンベア装置

Info

Publication number: JPS5930762Y2
Application number: JP17691679U
Authority: JP
Inventors: 光夫林
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1979-12-19
Filing date: 1979-12-19
Publication date: 1984-09-01
Also published as: JPS5693334U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は各種輸送機の荷台及びコンテナ並びに倉庫に設
置して荷役作業の能率を向上させる荷役コンベア装置に
関し、荷役の移動方向に複数条のレーンを形成する主フ
レームを並設すると共に、該主フレーム間に支持フレー
ムを並設し、前記主フレームの一端側にスプロケットを
、他端側にローラを軸支させ、前記スプロケット介して
折曲させるチェーンと、前記ローラを介して折曲させる
搬送ベルトとを設け、前記チェーンの一端とベルトの非
搬送側端部を連結材で連結すると共に、上面に仕切壁を
備えて、前記主フレームに摺動自在に立接支持させる基
枠に上下動自在に支持するテンション調節部材を介して
前記チェーンの他端を基枠に連結し、また前記ベルトの
搬送側端部も前記基枠に連結しで、前記主及び支持フレ
ーム上面にベルトの搬送側を摺接させたもので、該装置
の設置場所に応じて主フレームを設置するだけでその場
所に適した該装置のレーン数を簡単に得られ、ベルト幅
を長尺にすることなくこのベル）ｋ張設し、その結実装
置の幅と略同幅のベルトを設けるよりもベルトの蛇行を
激減し得、そしてベルトを各フレームに摺接させること
から、荷物の重量によりこのベルト裏面がフレームに喰
い込み、ベルトとフレームの摺接面で凹凸状のガイドが
形成されベル）Ｔｈ荷物の移動方向に直進させ得、さら
に前記テンション調整部材でベルトの張力ヲ一定に保っ
て、ベルトの弛みをなくし得、上記のような相乗効果に
よってベルトは常に蛇行することなく直進し荷物の荷崩
れ等をなくして安全な荷役作業を行ない得るような荷役
コンベア装置を提供しようとするものである。

以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図は運転台１及び箱型冷凍貨物室２を有する冷凍車
Ｔ’ｒ示し、貨物室２の前壁上部には冷凍装置Ｃが備え
である。

該貨物室２の荷台３には本考案に係るコンベア４が設け
てあり、該コンベア４は運転台１下方のエンジン５によ
って駆動するコンベア駆動装置６を介して貨物室２の後
方から前方へ荷物を搬入する方向へ、または前方から後
方へ搬出する方向へ駆動するようにしている。

該コンベア駆動装置６は前記コンベア４の前端で前記貨
物室２の非積載空間に設けるスプロケット７を前記エン
ジン５の走行ミッション８かも電磁クラッチ等を内蔵す
る減速機９及びベベルギヤ機構１０を夫々ドライブシャ
フト１１．１２ｔ−介して駆動連結し、走行ミッション
８のＰＴＯミッション１３を運転台１のダツシュボード
に設けるＰＴＯクラッチレバ−１４を介して操作するこ
とによりコンベア４を駆動制御し得るようにしている。

前記コンベア４は、第２図に示す如く、前記スプロケッ
ト７と同軸に固着するスプロケット１５・・・を設け、
該スプロケット１５を介して折曲に懸架するチェーン１
６・・・と、コンベア４の後端にローラ１７・・・を設
は該ローラ１７を介して折曲懸架する搬送ベルト１８・
・・とを連結材１９・・・及びテンション調整部材２０
を介してエンドレス状に張設している。

また、第３図にも示す如く該コンベア４には搬送ベルト
１８の搬送側裏面１” ８ａ ’ｃ滑動させる支持フ
レーム２１・・・及び主フレーム２２，２２．２３．２
１荷物の移動方向に並設し、中央の該フレーＡ２２，２
２に挿通させ両側のフレーム２３．２３間に横架する横
フレーム２４・・・を介して組立構成して貨物室２の荷
台３上に設置している。

前記テンション調整部材２０は、第４図に示す如く、前
記チェーン１６・・・及びベルト１８・・・と連動する
基枠２５に枢着するガイドローラ２６を介してチェーン
１６・・・の搬送側端部を上方に折曲させ該チェーン１
６・・・及びベルト１８・・・の張力を調整スべくチェ
ーン１６・・・の端部に連結ボルト２７を上下動自在に
基枠２５上面に突出させて設け、このボルト２７の端部
をナツト２８を介して前記基枠２５に連結するようにし
ている。

一方前記ベルト１８・・・の搬送側端部はボルト２９及
びナツト３０を介して前記基枠２５に連結されている。

な釦３１は前記ベルト１８・・・を上方に折曲させるス
ライド面である。

また、第２図及び第４図にも示す如く、コンベア４の後
端に形成するローラ１７・・・の各内方近傍ニ前記主フ
レーム２３．２３に固定する軸３２に枢着するプーリ３
３・・・を設けて釦す、基枠２５のチェーン側より前記
ベルト１８・・・とチェーン１６・・・を連結する連結
材１９・・・に該プーリ３３を介してワイヤー３４を張
架し、搬送ベルトの張力に弛みが生じないようにして、
該ベルト１８がローラ１７・・・周面１７ａで滑り回転
しないようにしている。

また、前記基枠２５上面には該基枠２５と一体的に貨物
室２内で往復移動する格子状仕切壁３５を立設し、貨物
室２内を荷物積載空間と非積載空間とに分割している。

本考案は上記の如く構成するもので、貨物室２内に荷物
を搬入する場合、ＰＴＯクラッチレバ−を操作してコン
ベア駆動装置６を介してスプロケット７及び１５・・・
を正回転させると、チェーン１６・・・ベルト１８・・
・が正逆駆動し基枠２５が貨物室２の前方（即ち荷物搬
入方向）に移動する。

この時ベルト１８・・・の搬送側上面に荷物を順次積載
するものである。

また貨物室２内の荷物を搬出する場合、ＰＴＯクラッチ
レバ−を操作してコンベア駆動装置６を介してスプロケ
ット７及び１５・・・を上記搬入作業と逆回転させてチ
ェーン１６・・・、ベルト１８・・・も逆転駆動させる
と前記基枠２５は貨物室２の後方（即ち荷物搬出方向）
に移動する。

この時ベルト１８・・・の搬送側上面に積載された荷物
を順次搬出するものである。

そして上記ベルト１８・・・の移動途中及び停止時に釦
いて、荷物の重量によって搬送側のベルト裏面１８ａと
各フレーム２１．２２．２３上面との間にベルト１８・
・・の弾性力によりこのベルト裏面１８ａが各フレーム
２Ｌ２２，２３に喰込み凹凸状のガイドが形成される。

このガイドによって従来のコンベア装置のようにローラ
等を使用してベルトを支持する構造に比ベベルト１８・
・・の直進作用を向上させ、この横移動を阻止できるも
のである。

さらに前記ナツト２８を螺出入操作することによりボル
ト２７が上下動し、チェーン１６・・・及びベルト１８
・・・の弛み並びに張り過ぎをなくすことができベルト
１８・・・を常に一定張力でもって張設し、ベルト１８
・・・の蛇行を防止し、該装置の駆動損失も激減するも
のである。

以上実施例に示す如く本考案は、荷物の移動方向に複数
条のレーンを形成する主フレーム２２゜２３を並設する
と共に、該主フレーム２２．２３間に支持フレーム２１
を並設し、前記主フレーム２２．２３の一端側にスプロ
ケット１５・・・を他端側にＤ−ラ１７・・・を軸支さ
せ、前記スプロケット１５・・・を介して折曲させるチ
ェーン１６・・・と、前記ローラ１７・・・を介して折
曲させる搬送ベルト１８・・・とを設け、前記チェーン
１６・・・の一端とベルト１８・・・の非搬送側端部を
連結材１９・・・で連結すると共に、上面に仕切壁３５
を備えて前記主フレーム２３，２３に摺動自在に立接支
持させる基枠２５に上下動自在支持するテンション調節
部材２０を介して前記チェーン１６・・・の他端を基枠
２５に連結し、また前記ベルト１８・・・の搬送側端部
も前記基枠２５に連結し、前記上及び支持フレーム２２
．２３．２１上面にベルト１８・・・の搬送側を摺接さ
せたもので、該装置の設置場所に応じて主フレーム２２
．２１設置するだけでその場所に適した該装置のレーン
数を簡単に得ることができ、ベルト１８・・・幅に長尺
にすることなくこのベルト１８・・・を設けることがで
き、その結実装置の幅と略同幅のベルト１８・・・を設
けるよりもベルト１８・・・の蛇行を激減でき、そじて
ベルト１８・・・’ｒ各フレーム２１．２２．２３に摺
動させることから荷物の重量によりこのベルト裏面１８
ａ・・・が各フレーム２１．２２．２３に喰い込みベル
ト１８とフレーム２１．２２．２３の摺接面で凹凸状の
ガイドが形成されベルト１８・・・を荷物の移動方向に
直進させると共に、その横移動も阻止でき、さらに前記
テンション調節部材２０でベルト１８・・・の張力を一
定に保って、ベルト１８・・・の弛みをなくすことがで
き上記のような相乗効果によってベルト１８・・・は常
に蛇行することなく直進し、荷物の荷崩れ等をなくして
安全な荷役作業を行なうことができる等の顕著な効果を
奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すものであり、第１図は冷
凍車の全体側面一部断面説明図、第２図はコンベアの一
部断面平面図、第３図は冷凍車の貨物室の縦断面図、第
４図はテンション調整部材と基枠を示す概略断面図であ
る。１５・・・スプロケツ）、１６・・・チェーン、１７０
−ラ、１８・・搬送ベルト、１９・・・連結材、２０・
・・テンション調節部材、２１・・・支持フレーム、２
２．２３・・・主フレーム、２５・・・基枠。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

荷物の移動方向に複数条のレーンを形成する主フレーム
を並設すると共に、該主フレーム間に支持フレームを並
設し、前記主フレームの一端側にスプロケットを、他端
側にローラを軸支させ、前記スプロケットを介して折曲
させるチェーンと、前記ローラを介して折曲させる搬送
ベルトとを設け、前記チェーンの一端とベルトの非搬送
側端部を連結材で連結すると共に、上面に仕切壁を備え
て前記主フレームに摺動自在に立設支持させる基枠に上
下動自在に支持するテンション調節部材を介して前記チ
ェーンの他端を基枠に連結し、また前記ベルトの搬送側
端部も前記基枠に連結し、前記主及び支持フレーム上面
にベルトの搬送側を摺接させたことを特徴とする荷役コ
ンベア装置。