JP3408168B2 - ガラス板の支持構造 - Google Patents

ガラス板の支持構造

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JP3408168B2
JP3408168B2 JP30483198A JP30483198A JP3408168B2 JP 3408168 B2 JP3408168 B2 JP 3408168B2 JP 30483198 A JP30483198 A JP 30483198A JP 30483198 A JP30483198 A JP 30483198A JP 3408168 B2 JP3408168 B2 JP 3408168B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDPG構法によるガ
ラススクリーンの支持金具に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の取付工法として各種あるが、
フレ−ムレスでガラススクリ−ンを構成する工法として
金属金具による点支持工法が、近年注目されている。
【0003】この点支持工法は躯体に固着する中心部を
設け、該中心部よりX字状やH字状のアーム先端に支持
部材を設け、該支持部材にガラス板の四隅に穿設する取
付孔を挿通し支持するガラス板の点支持工法が各種開示
されている。
【0004】このガラス板の隅部に設けた取付孔に挿通
し締付支持する支持部材として、例えば、特開平5−1
79739号公報、および特開平5−248018号公
報に示されるものでは、支持部材とガラス板とを回動自
在とする構成を備え、面外方向の変位については支持部
材とガラス板との取り付けにおいて、ガラス板の外面側
を皿状に穿設し、残りの厚みをストレートに穿設する取
付孔にアルミ製のガスケット部材を介して挿入のソケッ
ト部材と、該ソケット部材と螺合してガラス板を締付固
定するナットと、前記ソケット部材の内部にあって躯体
に固着する支持部材の先端に設けた球部を、傾動自在に
挟持する支持金具が知られている。
【0005】また、本出願人による実開平6−3740
9号公報に示されるものでは、 一端に球面部を設け、
他端を躯体の固定部材に固着する支持部材と、孔部を設
けたリング状でその孔部の一端側に横向き凸状の突出部
を設け、その突出部の内面に前記球面部と内接する摺動
面を設けた止環部材および盲板状の鍔部と横向き凸状の
突出部を設け、その突出部の内面に支持部材の球面部と
内接する摺動面を設けた締付部材とからなり、支持部材
に設けた球面部の先端面と締付部材の鍔部の裏面とに空
洞部が形成され、ガラス板に穿設した取付孔に挿入した
締付部材と止環部材とを両突出部に設けたネジにより螺
合し緊締せしめるガラス板の支持金具、好ましくは、ガ
ラス板に穿設した前記取付孔をストレート孔とし、前記
締付部材は前記ストレートな取付孔の内径より大径の鍔
部を備え、該締付部材と前記止環部材との螺合により、
ガラス板の取付孔周辺部をパッキンを介して挟持するよ
うにしたガラス板の支持金具が開示されている。
【0006】あるいは、同じく本出願人による特開平8
−291576号公報に示されるものでは、ガラススク
リ−ンを構成するガラス板の四隅部の穿孔部に表面側よ
り挿通する締付ボルトに裏面側よりナットにてガラス板
を締付挟持する支持金具で、裏面側先端部の内径が先端
ほど拡径であるテーパー状のテーパー部と、前面側内面
が半球面状である半球面状部からなる締付ボルトと、先
端部が球面部で前記半球面状部と内接摺動可能な支持部
材と、前記締付ボルトの筒状部の背面側外周部と螺合し
てガラス板を締付挟持するナットと、前記締付ボルトの
前面開口部に固着の蓋部と、からなる支持金具におい
て、支持部材の先端を球面として傾動可とし、締付ボル
トの裏面側先端内部をテーパー状としたガラス板の支持
金具が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−17973
9号公報、および特開平5−248018号公報で示さ
れるものは、ガラス板に穿設した皿孔部にガスケット部
材を介して挿入したソケット部材とガラス板の裏面側か
らナット材により挟持緊締し、ソケット部材の蓋部の外
側面とガラス板面とを同一のフラット面とさせるため
に、ソケット部材側からはガラス板に穿設した皿孔部を
押圧し、ナット材側からはガラス面を押圧して、ガラス
板の穿設部を挟持させるものである。この皿孔によりガ
ラス板の自重等の荷重がかかると皿孔の傾斜面に沿って
荷重が分散されるので、垂直方向の荷重に対しては有効
であるが、風圧荷重等の面外方向からの荷重に対して皿
孔加工によってガラス板の板厚が薄くなる分だけ面外方
向の強度が弱くなる点は避けられないという問題があっ
た。
【0008】一方、本出願人による実開平6−3740
9号公報、および特開平8−291576号公報に示さ
れるものは、ガラス板の隅部に設けた取付孔が貫通孔で
あり、該取付孔を挿通し締付支持する金具がガラス板の
両面を押圧し挟持するものであるため、前記の皿孔部に
よって板厚が薄くなることによる面外方向の強度低下を
招くことはないが、ガラス板等の自重による垂直方向の
全荷重が貫通孔にかかるという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわちシンプルな構成で安価に合わせガ
ラス板を支持し、ガラス板の室外面と締付金具の室外面
が同一なフラット面となり、雨水、塵埃の進入を防止
し、かつガラス板の支持をより確実に支持し、ガラス板
の自重等による垂直方向の荷重と、風圧等による面外方
向の荷重の両荷重に対して、取付孔の強度を低下させ
ず、破損持のガラス板の飛散落下を防ぐことの可能なガ
ラス板の支持構造の提供を目的とするものである。 すな
わち、本発明は、強化ガラス、半強化ガラス、未強化ガ
ラスを組み合わせてPVBやEVA等の中間膜または樹
脂注入で接着した合わせガラス、および前記のガラスに
飛散防止樹脂膜を貼着したもの等からなる合わせガラス
の四隅部に設けた取付孔の内側端面に介装部材を内接さ
せ、該取付孔の形状に合わせた締付部材を該取付孔に
側ガラス側から挿通し、内側ガラス側より締付ナットで
締付挟持することによりガラススクリーンを構成するた
めのガラス板の支持構造において、一端に截頭球状の球
面部を設け、他端を躯体の固定部材に固着する支持ボル
トと、ガラス板の取付孔の形状に合わせ室外側の頭部に
蓋部および鍔部を有する筒状のボルト状でその内面に前
記支持ボルトの球面部と内接する摺動面を設け、かつそ
の一端側内面をテーパー孔とし、前記支持ボルトの球面
部を室内側から挿入させ、前記支持ボルトを相対的に首
振り傾動自在とした締付部材と、前記締付部材の筒状部
室内開口側外周の螺刻部と螺合し、内側ガラス板の取
付孔周辺部を介装材を介して室内側から緊締せしめる締
付ナットとからなり、前記合わせガラスはその外側ガラ
の穿孔部をストレート孔とし、該ストレート孔部の
孔径を大径、内側ガラス板の穿孔部のストレート孔部の
孔径を小径としたものであり、外側ガラスの孔径より
小径かつ内側ガラスストレート孔部の孔径より大径
の鍔部を介して、室外側ガラスのストレート孔部の内側
端面から室内側ガラスの外側面に設けた緩衝材を介して
内側ガラス板のみ締付部材と締付ナットで締付挟持
し、かつ該鍔部で該緩衝材を押圧した状態で、ガラス板
の室外側面と締付部材の室外側面が略同一面でフラット
面となるように前記合わせガラスを支持するようにした
ことを特徴とするガラス板の支持構造である。
【0010】あるいは、本発明は、該締付部材の筒状部
内面と螺合し、かつ筒状でその一端側内面をテーパー孔
とし他端側内面に前記球面部と内接する摺動面を設けた
球面部固定ナットで、前記球面部を着脱自在に設けたこ
とを特徴とする上述のガラス板の支持構造である
【0012】あるいはまた、本発明は、前記合わせガラ
スの室内側ガラス板の取付孔の合わせ面側を皿孔とし、
締付部材を前記取付孔の端面形状に合わせた形状とした
ことを特徴とする上述のガラス板の支持構造である
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、ガラス板1を
合わせガラスとし、その四隅部に穿孔した取付孔2とし
て、外側ガラス1aの穿孔部であるストレート孔部2a
の孔径を大径、内側ガラス1bの穿孔部であるストレー
ト孔部2bの孔径を小径とし、各穿孔部であるストレー
ト孔部2a、2bを同心円状に設けた。
【0015】該室内側ガラス1bのストレート孔部2b
端部にその形状に合わせた介装部材として円筒形状の2
層構造のカラー3、14を内接させ、該カラー3、14
間にはOリング10を設けた。
【0016】また、室外側ガラス1aのストレート孔部
2aの内側端面、かつ室内側ガラス1bの外側面に弾性
ゴム等の緩衝材16を設け、該緩衝材16を介して、ガ
ラス板1の取付孔2の形状に合わせた締付部材4を挿通
し、室内側ガラス1bの裏面側よりリング状のポリフッ
化エチレン樹脂(PTFE)シート等からなる介装材8
を介して前記締付部材4と締付ナット9とを螺合させ、
合わせガラス1の室内側ガラス1bのストレート孔部
bを締付挟持させた。
【0017】前記締付部材4は筒状であり、その内面で
支持ボルト5の球面部5aと内接し、球面部5aにより
支持ボルト5を相対的に首振り傾動自在とした。該締付
部材4の室外側には頭部4aと蓋部4cおよび室外側ガ
ラス板1aの孔径よりも小径、かつ室内側ガラス1bの
取付孔径よりも大径の鍔部4eが設けられ、該鍔部4e
の外周と外側ガラス板の穿孔部であるストレート孔部2
a間の隙間にはシール材11を充填した。
【0018】また、緩衝材16と前記鍔部4eの厚みを
調整して、該鍔部4eで該緩衝材16を押圧した状態
で、ガラス板1の室外側面と締付部材4の室外側面が略
同一面となるように調整した。
【0019】さらに、締付部材4の筒状部の室内開口側
は外側に螺刻部を設け、該螺刻部で締付ナット9と螺合
させ、ガラス板1の周辺部を前記締付部材4の鍔部4e
と締付ナット9でそれぞれ緩衝材16および介装材8を
介して締付け挟持させ、同時に締付部材4の頭部4a側
の鍔部4eと前記締付ナット9で室内側ガラス板1bの
ストレート孔部2bの周辺部を締付挟持させる。
【0020】締付部材4の内側には締付金具15の製作
段階において予め支持ボルト5の球面部5aを室内側か
ら挿入させ、筒状部の先端側開口部に圧力をかけて締め
付けるように変形させ、締付部材4内から球面部5aが
抜けないようにしたものである。
【0021】前記球面部5aと当接する蓋部4cおよび
筒状部4bの内面側は球面部5aの形状に合わせたので
球面部5aの筒状部4b内での摺動がスムーズとなる。
また、支持ボルト5の球面部5aとボルト部5c間の首
部5bは狭小となっており、球面部5aと当接の締付部
材4の室内側内部が開口部先端側ほど拡径のテーパー部
4fとしたため、支持ボルト5と締付部材4とは相対的
に首振り傾動自在である。
【0022】ガラス板1の取付孔2は、外側ガラス1a
の穿孔部2aの孔径を大径、内側ガラス1bの穿孔部2
b孔径を小径としたストレート孔の貫通孔で、各穿孔部
2a、2bを同心円状に設けたもので、該室内側ガラス
1aの貫通孔部2bの内側端面の略中央近傍には、弾性
ゴムからなる止水用Oリング10を設け、該止水用Oリ
ングを挟むようにその前後で前記貫通孔に内接するよう
に弾性ゴムと硬質の合成樹脂とからなる円筒形状で2層
構造の介装部材(カラー)3、14を内接させた。
【0023】前記締付部材4の筒状部の室内側先端には
凹溝部4dを設けたので、締付部材4と締付ナット9と
の螺合締付作業は、室内側から行うことができ、室外側
の締付部材4の蓋部4cまたは頭部4aの表面側には締
付用の凹部を設ける必要がないが、勿論締付用の凹部を
室内側の凹溝部4dに代えて室外側の蓋部4cに設ける
ようにしてもよい。
【0024】このように、締付部材4の内部に支持ボル
ト5を首振り傾動自在とさせる球面部5aを内接して支
持ボルト5と一体化させ、締付部材4の筒状部の室内側
開口部の先端内側にテーパー部4fを設けたことにより
支持ボルト5の傾動範囲を幅広くすることができる。
【0025】また、締付部材4と室内側ガラス板1bの
ストレート孔部2bとの間に止水用Oリング10と、該
止水用Oリング10を挟むように弾性ゴム層と樹脂層の
2層構造からなる筒状の介装部材3、14を設けた。
【0026】さらに、締付部材4の鍔部4eと室内側ガ
ラス板1b間には、弾性ゴム等からなる緩衝材16を設
け、締付ナット9と室内側ガラス1b間にポリフッ化エ
チレン樹脂(PTFE)等からなる介装材8を設けた。
【0027】さらに前記締付部材4と締付ナット9の緊
締後に緩衝材16、シール材11、および止水用Oリン
グ10により、ガラス板1の取付孔2間への雨水の侵入
を阻止することができる。
【0028】締付部材4のテーパー部4fと支持ボルト
5の首部の間に配設したシールリング22により空気中
の塵埃の浸入を阻止し、該シールリング22は弾性材を
使用すれば締付金具15の支持ボルト5の傾動を妨げる
ものではない。
【0029】また、シールリング22の形状をチューブ
状とすれば、一層締付金具15の傾動の自由度が増す。
つぎに、図2に別の実施例を示す。
【0030】図2に示す実施例は、図1で示す支持構造
において、合わせガラス1'の室内側ガラス1b'の穿孔
部を皿孔とし、該皿孔部2cに介装する介装部材7、及
び締付部材4の形状を前記皿孔部に合わせたものであ
る。
【0031】つまり、ガラス板1'を合わせガラスと
し、その四隅部に穿孔した取付孔2として、外側ガラス
1a'の穿孔部であるストレート孔部2aの孔径を大
径、内側ガラス1b'の穿孔部であるストレート孔部
bの孔径を小径とし、各穿孔部であるストレート孔部
a、2bを同心円状に設け、さらに室内側ガラス1bの
ストレート孔2bの室外側を皿孔加工して皿孔2cと
し、該取付孔2の形状に合わせた介装部材7、14を内
接させる。
【0032】さらに、室内側ガラス板1b'の取付孔の
皿孔部2c、ストレート孔部2b内にそれぞれ前記介装
部材7、14を介し、また室外側ガラス1a'の穿孔部
であるストレート孔2a内で合わせガラス1'の中間膜
1c'に当接する側に緩衝材16を介して、ガラス板1'
の取付孔2の形状に合わせた締付部材4を挿通し、室内
側ガラス1b'の裏面側よりポリフッ化エチレン樹脂
(PTFE)等からなるリング状の介装材8を介して前
記締付部材4と締付ナット9とを螺合させ、室内側ガラ
ス板1b'の取付孔周辺を挟持して、合わせガラス1'の
取付孔2に締付金具15を取り付けたものである。
【0033】また、締付部材4と室内側ガラス板1b'
の取付孔である皿孔部2cとストレート孔部2bとの境
界近傍に止水用Oリング10と、該止水用Oリング10
を挟むように皿孔形状に合わせた形状の金属製の介装部
材3と筒状の2層構造の介装部材14を設けた。
【0034】上記以外の構成については、前記図1に示
す実施例と同様である。本実施例においては、ガラス板
1'の自重等により取付孔2にかかる荷重をガラス板1'
の取付孔2を皿孔2cとしたことにより垂直方向にかか
る荷重の一部を皿孔の斜め方向に分散でき、ガラス板
1'の取付孔2の強度を向上させることができる。
【0035】続いて、図3で示す実施例は、前記図1で
説明した支持構造の締付部材4を、締付部材4'と球面
部固定ナット6に分けて、螺合により組立可能とし、支
持ボルト5を着脱可能なタイプとした実施例である。
【0036】前記と同様に、合わせガラス1の四隅部に
穿孔した取付孔2として、外側ガラス1aの穿孔部であ
るストレート孔部2aの孔径を大径、内側ガラス1bの
穿孔部であるストレート孔2bの孔径を小径と、各穿孔
部2a、2bを同心円状に設け、該取付孔2の形状に合
わせた介装部材3、14を内接させる。
【0037】さらに、室内側ガラス板1bの取付孔であ
るストレート孔部2b内に前記介装部材3、14を介
し、また室外側ガラス1aの穿孔部であるストレート孔
2a内で合わせガラス1の中間膜1cに当接する側に緩
衝材16を介して、ガラス板1の取付孔2の形状に合わ
せた締付部材4'を挿通し、室内側ガラス1bの裏面側
よりリング状の介装材8を介して前記締付部材4'と締
付ナット9とを螺合させ、室内側ガラス板1bの取付孔
周辺を挟持して、合わせガラス1の取付孔2に締付金具
15'を取り付けた。
【0038】前記締付部材4'は筒状であり、その内面
で支持ボルト5の截頭状球面部5aと内接し、前記截頭
状球面部5aにより支持ボルト5を相対的に首振り傾動
自在とした。
【0039】該締付部材4'の室外側には蓋部4c'およ
び室外側ガラス1aの穿孔部2aの内径よりも小径、か
つ室内側ガラス1bの穿孔部であるストレート孔2bの
内径よりも大径の鍔部4e'が設けられ、締付部材4'の
外周側はガラス板1の取付孔2に合わせた形状とした。
【0040】また、締付部材4'の筒状部の室内側開口
側は外周面側および内面側共に螺刻部を設け、外側に設
けた螺刻部で締付ナット9と螺合させて室内側ガラス板
1bのストレート孔2bを締付け挟持させ、内側に設け
た螺刻部で球面部固定ナット6と螺合させて支持ボルト
5の截頭状球面部5aを室内側から当接挟持し、締付部
材4'内から截頭状球面部5aが外れないようにした。
【0041】前記球面部固定ナット6の室内側の内側は
テーパー状に開口しており、前記支持ボルト5の截頭状
球面部5aと一体に固着したボルト部5cはこのテーパ
ー状開口部より室内側に突出して首振り傾動自在であ
る。
【0042】また、球面部固定ナット6は締付部材4'
の筒状部4b'との螺合後、該筒状部4b'の外側側面部
より図示しない止めネジで固定される。ガラス板1の取
付孔2は、外側ガラス1aの穿孔部2aの孔径を大径、
内側ガラス1bの穿孔部2b孔径を小径としたストレー
ト孔の貫通孔で、各穿孔部であるストレート孔2a、2
bを同心円状に設けたもので、該室内側ガラス1aの貫
通孔であるストレート孔部2bの内側端面の略中央近傍
には、弾性ゴムからなる止水用Oリング10を設け、該
止水用Oリングを挟むようにその前後で前記貫通孔に内
接するように弾性ゴムと硬質の合成樹脂とからなる円筒
形状で2層構造の介装部材(カラー)3、14を内接さ
せた。
【0043】前記締付部材4'の筒状部の室内側先端
と、球面部固定ナット6の室内側先端にはそれぞれ凹溝
部4d'、6cを設けたので、締付部材4'と球面部固定
ナット6、および締付部材4'と締付ナット9との螺合
締付作業は、室内側から行うことができ、室外側の締付
部材4'の蓋部4c'または頭部4a'の表面側には締付
用の凹部を設ける必要がないが、勿論締付用の凹部を室
内側の凹溝部4d'に代えて室外側の蓋部4c'に設ける
ようにしてもよい。
【0044】前記球面部5aと当接する蓋部4c'およ
び筒状部4b'の内面側、さらには締付部材4'の筒状部
4b'の開口側内面と螺合の球面部固定ナット6の内側
は球面部5aの形状に合わせたので球面部5aの筒状部
4b'内での摺動がスムーズとなり、また、支持ボルト
5の球面部5aとボルト部5c間の首部5bは狭小とな
っており、截頭状球面部5aと当接の球面部固定ナット
6の室内側内部が開口部先端側ほど拡径のテーパー部6
bとしたため、支持ボルト5と締付部材4'とは相対的
に首振り傾動自在である。
【0045】このように、締付部材4'の内部に支持ボ
ルト5を首振り傾動自在とさせる截頭状球面部5aを内
接して支持ボルト5と一体化させ、締付部材4'の筒状
部の室内側開口部の先端内側に球面部固定ナット6を螺
合し、球面部固定ナット6の筒状部の室内側の先端内側
にテーパー部6bを設けているので、支持ボルト5の傾
動角度を広くとることができる。
【0046】また、締付部材4'の鍔部4e'と室内側ガ
ラス板1b間に弾性ゴム等からなる止水用の緩衝材1
6、および締付ナット9と室内側ガラス板1b間にポリ
フッ化エチレン樹脂(PTFE)等からなる介装材8を
設けた。
【0047】さらに前記締付部材4'と締付ナット9の
緊締後に緩衝材16、シール材11、および止水用Oリ
ング10により、ガラス板1の取付孔2間への雨水の侵
入を阻止することができる。
【0048】さらに、図4に示す実施例は、図3で示す
支持構造の一部を変形させて、合わせガラス1'の室内
側ガラス1b'の穿孔部を皿孔とし、該皿孔部2cに介
装する介装部材7、及び締付部材4の形状を前記皿孔部
に合わせたものであり、また、前記図2で説明した支持
構造の締付部材4を、締付部材4’と球面部固定ナット
6に分けて、螺合により組立可能とし、支持ボルト5を
着脱可能なタイプとした実施例である。
【0049】つまり、合わせガラス板1'の四隅部に穿
孔した取付孔2として、外側ガラス1a'の穿孔部であ
るストレート孔部2aの孔径を大径、内側ガラス1b'
の穿孔部であるストレート孔部2bの孔径を小径とし、
各穿孔部であるストレート孔部2a、2bを同心円状に
設け、さらに室内側ガラス1b’ストレート孔部2b
の室外側を皿孔加工して皿孔2cとし、該取付孔2の状
に合わせた介装部材7、14を内接させる。
【0050】さらに、室内側ガラス板1b'の取付孔の
皿孔部2c、ストレート孔部2b内にそれぞれ前記介装
部材7、14を介し、また室外側ガラス1a'の穿孔部
であるストレート孔部2a内で合わせガラス1'の中間
膜1c'に当接する側に緩衝材16を介して、ガラス板
1'の取付孔2の形状に合わせた締付部材4'を挿通し、
室内側ガラス1b'の裏面側よりリング状の介装材8を
介して前記締付部材4'と締付ナット9とを螺合させ、
室内側ガラス板1b'の取付孔周辺を挟持して、合わせ
ガラス1'の取付孔2に締付金具15を取り付けたもの
である。
【0051】また、締付部材4'と室内側ガラス板1b'
の取付孔である皿孔部2cとストレート孔部2bとの境
界近傍に止水用Oリング10と、該止水用Oリング10
を挟むように皿孔形状に合わせた形状の金属製の介装部
材3と筒状の2層構造の介装部材14を設けた。
【0052】前記締付部材4'は筒状であり、その内面
で支持ボルト5の截頭状球面部5aと内接し、前記截頭
状球面部5aにより支持ボルト5を相対的に首振り傾動
自在とした。
【0053】該締付部材4'の室外側には蓋部4c'およ
び室外側ガラス1a’の穿孔部2aの内径よりも小径、
かつ室内側ガラス1b’の穿孔部2bの内径よりも大径
の鍔部4e'が設けられ、締付部材4'の外周側はガラス
1’の取付孔2に合わせた形状とした。
【0054】また、締付部材4'の筒状部の室内側開口
側は外周面側および内面側共に螺刻部を設け、外側に設
けた螺刻部で締付ナット9と螺合させて室内側ガラス板
1b’ストレート孔部2bを締付け挟持させ、内側に
設けた螺刻部で球面部固定ナット6と螺合させて支持ボ
ルト5の截頭状球面部5aを室内側から当接挟持し、締
付部材4'内から截頭状球面部5aが外れないようにし
た。
【0055】前記球面部固定ナット6の室内側の内側は
テーパー状に開口しており、前記支持ボルト5の截頭状
球面部5aと一体に固着したボルト部5cはこのテーパ
ー状開口部より室内側に突出して首振り傾動自在であ
る。
【0056】また、球面部固定ナット6は締付部材4'
の筒状部4b'との螺合後、該筒状部4b'の外側側面部
より図示しない止めネジで固定される。上記以外の構成
については、前記図3に示す実施例と同様である。
【0057】本実施例においては、ガラス板1'の自重
等により取付孔2’にかかる荷重をガラス板1'の取付
孔2を皿孔2a’としたことにより垂直方向にかかる荷
重の一部を皿孔の斜め方向に分散でき、ガラス板1'の
取付孔2の強度を向上させることができる。
【0058】さらにまた、図5に示す実施例は、図4で
示す支持構造において、合わせガラス1'の室外側ガラ
ス1a'の穿孔部の内径を、内側ガラス1b'の穿孔部の
皿孔の最大径と略一致させたものであり、また、頭部に
鍔部のない締付部材4"により、内側ガラス1b'の皿孔
部2cに合わせた介装部材7を介して該皿面を押圧し、
裏面側から締付ナット9を螺合させて、締付挟持させた
ものである。
【0059】また、締付部材4"は図5に示す通り、そ
の筒状の裏面側開口部の内面側の螺刻部と、球面部固定
ナット6との螺合により組立可能とし、支持ボルト5を
着脱可能とすることができるようにしたものである。
【0060】以上実施例として説明した種々の締付金具
15,15'の使用例を以下に説明する。尚、締付部材
4、4'、4"内で傾動自在な支持ボルト5は、図6に示
すように構造躯体側に取付けられたX字状、H字状、I
字状等の支持金具30のアーム32の先端に設けた取付
孔31に挿通し、該取付孔31の両面側よりナットで緊
締固着する。
【0061】球面部固定ナット6のテーパー部6bと支
持ボルト5の首部の間に配設したシールリング22によ
り空気中の塵埃の浸入を阻止し、該シールリング22は
弾性材を使用すれば締付金具15の支持ボルト5の傾動
を妨げるものではない。
【0062】また、シールリング22の形状をチューブ
状とすれば、一層締付金具15の傾動の自由度が増す。
本発明の実施例、および別の実施例は以上の通りである
が、以下に補足説明を述べる。
【0063】截頭形状の球面部5aについては該球面部
5aを作る截頭形状の球体の中心をガラス板1の板厚の
中心線と合わせるのが好ましい。このため球面部5aの
径を、締付部材4、4'の蓋部4e、4e'を突き抜けた
りする。このため、支持ボルト5の球面部は、図1乃至
図5に示すような截頭形状の球部としたが、球部を蓋部
面に平行な面で切断しない球状としてもよい。
【0064】尚、前記截頭球状の場合は、蓋部4cと截
頭球状の球面部5a間に若干の空洞部を設ける必要があ
り、截頭球状の球面部5aの重心はガラス板厚の中心線
上となるようにすると好ましい。
【0065】室内側ガラス板1bの取付部の皿孔部2c
の皿面からストレート孔部2bにかけて内接させる介装
部材7としては、アルミニウムや錫合金等の比較的柔ら
かい金属製として、皿孔2cに合わせた形状とし、スト
レート孔部2bに内接させる介装部材14としては弾性
ゴムとポリカーボネート等の硬質樹脂またはアルミニウ
ム等の金属製を2層とした筒状カラーとした。
【0066】また、皿孔部2cに合わせた形状の該介装
部材7と筒状の介装部材14間に設けた止水用Oリング
10は、弾性ゴム材等からなり、室内側ガラス板1bの
穿孔部2bの端面と締付部材4、4'の筒状部4b、4
b'と密着しているので、仮に雨水が浸入しても、該止
水用Oリングによって堰き止めることができる。
【0067】さらに締付部材4、4'の頭部4aの外周
に充填したシール材11、および鍔部4e、4e'と室
内側ガラス1b間に弾性ゴムからなる緩衝材16を設け
たことによって、雨水等の侵入を防止し、内部に侵入す
ることはない。
【0068】尚、前記緩衝材16および止水用Oリング
10としてはEPDM製、ネオプレンゴム、シリコンゴ
ム、バイトンゴム、ウレタンゴム等の耐候性の良い弾性
体とした。
【0069】また、介装材8としては、締付ナット9に
よりガラス板1の締付をスムーズとするために、ポリフ
ッ化エチレン樹脂(PTFE)等の低摩擦の板材とした
が、弾性ゴム等を使用しても良い。
【0070】さらにまた、締付部材4、4'、球面部固
定ナット6、締付ナット9、および支持ボルト5等はS
US等の錆びない金属としたが、防錆塗装処理やメッキ
等の処理をしたSS材でも良い。
【0071】そして、前記ガラス板1を図7に示すよう
に、上下、左右に複数枚配設し、互いに隣接する四枚の
ガラス板1のコーナー部に設けた取付孔2を締付支持す
る各締付金具を、例えば図6に示すような支持アーム3
2の形状がX字状、H字状の4点または、I字状の1点
や、2点の支持金具30の各支持アーム32の先端の取
付孔31に遊挿および取付支持し、該支持金具30の中
心より垂設のロッド33を図示しない躯体に固設すれ
ば、図7に示すガラススクリーン40を形成することが
できる。
【0072】尚、ガラス板1とは強化ガラス、半強化ガ
ラス、未強化ガラスを組み合わせてPVBやEVA等の
中間膜または樹脂注入で接着した合わせガラス、および
前記のガラスに飛散防止樹脂膜を貼着したもの等が対象
となる。
【0073】尚、締付ナット9は外周側面より緩み止め
として固定ビスにて締付固定する。以上好適な実施例に
ついて述べたが、本発明はこれに限定されるものではな
く種々の応用が考えられるものである。
【0074】また、本発明は屋外用だけでなく室内の間
仕切り用としても当然使用することができる。このよう
に本発明によれば、ガラス板を四点で支持する点支持工
法(DPG工法、Dot Point Glazing)により、フレー
ムレスで開放的な空間を形成でき、またフラットなガラ
ススクリーンが構成でき、取付孔からの雨水の侵入をよ
り確実に防止できるものである。
【0075】
【発明の効果】本発明は、支持するガラス板を合わせガ
ラスとし、合わせガラスを構成する各ガラス板の取付孔
をそれぞれ大径と小径の同心とし、鍔付きの締付部材の
鍔部の外径を外側ガラスの孔径よりも小とし、かつ室内
側ガラスの孔径よりも大径として、室内側である小径ガ
ラスを挟持するようにし、前記鍔部がガラス板の室外面
と面一としたので、ガラス板の室外面がフラットとな
り、美観を損なうことがない。
【0076】また、ガラス板を樹脂フイルム等で接着し
た合わせガラスとしたので、破損時にガラス板片の落下
を防止できる。さらに、ガラス板の穿設部を皿孔とした
場合においては、皿孔部分に皿孔形状に合わせたアルミ
ニウム等の柔らかい金属製の介装部材を介して締付部材
と締付ナットで締付挟持するようにしたので、ガラス板
の自重等の垂直方向の荷重が皿孔の傾斜面に沿って分散
される。一方、風圧荷重等の面外方向からの荷重に対し
ては皿孔加工により薄くなった板厚による面外方向の強
度低下を締付部材の取付孔径より大径の鍔部と締付ナッ
トとでガラス板の取付孔の周辺部両面を緩衝材を介して
締め付け保持するようにしたので、取付孔の強度を低下
させることがなく、ガラス板の自重等による垂直方向の
荷重と、風圧等による面外方向の荷重の両荷重に対し
て、強度を維持できる。
【0077】また、ガラス板の取付孔の端面の内側中央
部に弾性ゴムからなる止水用Oリングを密着させると共
に、取付孔周辺の両面を弾性ゴムからなる緩衝材を介し
て鍔部を有する締付部材と締付ナットとで締付挟持させ
たことにより取付孔部の止水性が損なわれることはな
い。
【0078】さらに、傾動自在な支持ボルトの球面部を
締付部材と球面部固定ナットとで締付螺合するようにし
た場合には、必要に応じて球面部の着脱が可能となる。
このように、シンプルな構成で安価にガラス板を支持
し、雨水、塵埃の進入を防止し、室外側からの風圧等に
よるガラス板の変形に対応できるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の支持構造の縦断面図。
【図2】本発明の別の実施例の支持構造の縦断面図。
【図3】本発明の別の実施例の支持構造の縦断面図。
【図4】本発明の別の実施例の支持構造の縦断面図。
【図5】本発明の別の実施例の支持構造の縦断面図。
【図6】本発明の支持構造の締付金具を取り付ける四点
支持金具の斜視図。
【図7】点支持工法によるガラススクリーンの正面図。
【符号の説明】
1、1' ガラス板 2、2' 取付孔 2a、2b ストレート孔部 2c 皿孔部 3、7 介装部材 4、4' 締付部材 4a、4a' 頭部 4b、4b' 筒状部 4c、4c' 蓋部 4d、4d' 凹溝部 4e、4e' 鍔部 5 支持ボルト 5a 球面部 5c ボルト部 6 球面部固定ナット 6a 凹状球面部 6b テーパー部 6c 凹溝部 8 緩衝材 9 締付ナット 10 止水用Oリング 11 シール材 14 介装部材 15、15' 締付金具 30 支持金具 40 ガラススクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−214781(JP,A) 特開 平8−291576(JP,A) 特開 平8−27931(JP,A) 特開 平9−291629(JP,A) 実開 平6−37409(JP,U) 独国特許出願公開4340509(DE,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/88 E06B 3/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強化ガラス、半強化ガラス、未強化ガラ
    スを組み合わせてPVBやEVA等の中間膜または樹脂
    注入で接着した合わせガラス、および前記のガラスに飛
    散防止樹脂膜を貼着したもの等からなる合わせガラスの
    四隅部に設けた取付孔の内側端面に介装部材を内接さ
    せ、該取付孔の形状に合わせた締付部材を該取付孔に
    側ガラス側から挿通し、内側ガラス側より締付ナットで
    締付挟持することによりガラススクリーンを構成するた
    めのガラス板の支持構造において、 一端に截頭球状の球面部を設け、他端を躯体の固定部材
    に固着する支持ボルトと、 ガラス板の取付孔の形状に合わせ室外側の頭部に蓋部お
    よび鍔部を有する筒状のボルト状でその内面に前記支持
    ボルトの球面部と内接する摺動面を設け、かつその一端
    側内面をテーパー孔とし、前記支持ボルトの球面部を室
    内側から挿入させ、前記支持ボルトを相対的に首振り傾
    動自在とした締付部材と、 前記締付部材の筒状部の室内開口側外周の螺刻部と螺合
    、内側ガラス板の取付孔周辺部を介装材を介して室内
    側から緊締せしめる締付ナットとからなり、 前記合わせガラスはその外側ガラスの穿孔部をストレ
    ート孔とし、該ストレート孔部の孔径を大径、内側ガラ
    板の穿孔部のストレート孔部の孔径を小径としたもの
    であり、 外側ガラスの孔径より小径かつ内側ガラスストレ
    ート孔部の孔径より大径の鍔部を介して、室外側ガラス
    のストレート孔部の内側端面から室内側ガラスの外側面
    に設けた緩衝材を介して内側ガラス板のみ締付部材と
    締付ナットで締付挟持し、かつ該鍔部で該緩衝材を押圧
    した状態で、ガラス板の室外側面と締付部材の室外側面
    が略同一面でフラット面となるように前記合わせガラス
    を支持するようにしたことを特徴とするガラス板の支持
    構造。
  2. 【請求項2】該締付部材の筒状部内面と螺合し、かつ筒
    状でその一端側内面をテーパー孔とし他端側内面に前記
    球面部と内接する摺動面を設けた球面部固定ナットで、
    前記球面部を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のガラス板の支持構造。
  3. 【請求項3】前記合わせガラスの室内側ガラス板の取付
    孔の合わせ面側を皿孔とし、締付部材を前記取付孔の端
    面形状に合わせた形状としたことを特徴とする請求項1
    または2に記載のガラス板の支持構造。
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