JP3407897B2 - 磁気浮上搬送装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置

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JP3407897B2
JP3407897B2 JP07388092A JP7388092A JP3407897B2 JP 3407897 B2 JP3407897 B2 JP 3407897B2 JP 07388092 A JP07388092 A JP 07388092A JP 7388092 A JP7388092 A JP 7388092A JP 3407897 B2 JP3407897 B2 JP 3407897B2
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弘行 篠崎
敏 森
真人 江口
祐司 白尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気力により搬送台を
非接触に支持した状態で搬送する磁気浮上搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】かかる装置に関し、K.Asakawa
and T.Miyazaki;DEVELOPME
NT OF A TRANSPORT SYSTEM
USING A LOW SPEED LINEAR
INDUCTION MOTOR IEEE 1990
に搬送台はボールベアリングにより支持され、ブレーキ
装置は非接触で行う技術が示されている。しかし、この
公知技術では、停止位置において、小揺動する傾向があ
るため、位置決めの安定性を維持することに難点があ
る。
【0003】また、特開昭61−244285号公報に
は、停止位置に1組のリニアインダクションモータを対
称に位置し、停止させるときには同じ正相の三相対応を
印加する技術が示されている。しかし、この公知技術で
は、停止するまでの時間が比較的長く、軌道の設置状態
によって停止位置が変化する不具合がある。
【0004】また、久徳;リニアモータと制御技術、機
械設計、34巻、17号、1990には、停止位置に、
推進、減速用のリニアインダクションモータと電磁石か
らなる保持装置を備えた技術が示されている。しかし、
この公知技術では、軌道の設置状態にかなり左右され、
したがって、搬送台の移動方向情報(移動量)を連続的
に測定する手段を備え、高度な制御理論に基づいた装置
が必要である。
【0005】また、特開昭61−81104号公報に
は、ボールベアリングなどにより支持された搬送台にお
いて、停止位置に電磁石を配置した技術が示されてい
る。しかし、この公知技術では、停止するまでの時間が
比較的長い(実験によれば約30秒)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、非接触搬
送装置においては、従来からの技術だけでは、不充分で
ある。
【0007】したがって、本発明の目的は、搬送台を安
定して速やかに停止させ位置決めできる磁気浮上搬送装
置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気力
により搬送台(20)を非接触して支持した状態で軌道
(R)上を搬送する磁気浮上搬送装置において、前記搬
送台(20)の停止位置(P)に対し対称に第1および
第2のリニアインダクションモータ(1A、1B)が設
けられ、これらの第1および第2のリニアインダクショ
ンモータ(1A、1B)の中央位置にはセンサアンプ
(5)に接続されたセンサ(4)が設けられ、搬送台
(20)には移動方向情報を出力するセンサターゲット
(21)が設けられ、前記センサターゲット(21)は
信号処理装置(A)に接続され、前記第1および第2の
リニアインダクションモータ(1A、1B)はそれぞれ第
1および第2のインバータ(8A、8B)を介して前記信
号処理装置(A)に接続され、前記信号処理装置(A)はセ
ンサターゲット(21)からの移動方向情報に基づいて第
1および第2のインバータ(8A、8B)による第1およ
び第2のリニアインダクションモータ(1A、1B)への
供給電力を調整して搬送台(20)を停止位置(P)に停止
させる機能を有している。
【0009】また、本発明によれば、前記停止位置(P)
に対し対称に第1および第2の電磁石(31A、31B)
からなる電磁ブレーキ装置が設けられ、それらの第1お
よび第2の電磁石(31A、31B)は信号処理装置(A
1)に接続され、前記信号処理装置(A1)は搬送台(20
a)が停止位置(P)からずれている場合に、前記センサ
(4)からの検出信号に基づいて第1および第2の電磁石
(31A、31B)に励磁信号を出力して搬送台(20a)
の停止位置を補正する機能を有している。
【0010】
【作用】上記のように構成された磁気浮上搬送装置によ
れば、順次リニアインダクションモータを切り替えて搬
送台を移動させる。搬送台が目標停止位置に近付くと、
逆推力を与えて減速し、停止位置決め機構領域内に突入
してきたことを検出したら、1組のリニアインダクショ
ンモータの制御回路をONし、搬送台が目標停止位置に
停止させる。
【0011】また、軌道の設置状態により停止位置から
ずれている場合は、電磁ブレーキ制御をONし、リニア
インダクションモータ制御をOFFし、電磁石の磁気求
心力及び磁気吸引力により搬送台を迅速に停止位置に補
正する。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1において、軌道R上には、所定間隔で
多数のリニアインダクションモータ(以下LIMとい
う)1a、1b、1c、1d・・・が配設され、それぞ
れ切換ボックス2に接続され、このボックス2には、変
圧器3を介して三相電源が接続されている。それらのL
IM1bとLIM1cとの間の停止位置Pには、対称に
一対の第1LIM1Aと第2LIM1Bとが配置されて
いる。
【0014】これら第1、第2LIM1A、1Bの中央
位置には、例えば渦電流式のセンサ4が設けられ、セン
サアンプ5に接続され、センサ4とセンサアンプ5とに
よりセンサ装置が構成されている。そのセンサアンプ5
は、補償回路6に接続され、この補償回路6は、ゲイン
調整回路7に接続され、補償回路6とゲイン調整回路7
とにより信号処理装置Aが構成されている。
【0015】そのゲイン調整回路7には、電力供給装置
である第1インバータ8Aと第2インバータ8Bとがそ
れぞれ接続されている。そして、第1、第2インバータ
8A、8Bは、三相電力供給線9A、9Bにより第1、
第2LIM1A、1Bにそれぞれ接続されている。そし
て、補償回路6と切換ボックス2とは、それぞれ制御ユ
ニット10に接続されている。
【0016】他方、搬送台20の下面には、テーパ状の
センサターゲット21が設けられている。
【0017】次に、搬送台を停止させる態様について説
明する。制御ユニット10は、切換ボックス2を制御
し、順次LIM1a、1b・・・を切換えて公知の態様
で搬送台20を例えば矢印a方向へ移動する。そして、
搬送台20が目標位置Pに近付くと、公知態様により搬
送台20に逆推力を与えて減速させる。次いで、搬送台
20が第1、第2LIM1A、1Bすなわち停止位置決
め領域内に進入すると、センサ4はセンサターゲット2
1により搬送台20の移動方向情報を出力する。この情
報に基づき、信号処理装置Aは、インバータ8A、8B
によるLIM1A、1Bへの供給電力を調整して搬送台
20を所定位置Pに安定に停止させる。
【0018】図2には、実験結果が示されており、搬送
台20の停止安定までの時間は、従来装置による特性T
1が約12秒であるのに対し、本装置による特性Tで
は、約1.5秒に大幅に短縮されている。
【0019】図3及び図4には、本発明の別の実施例が
示されている。
【0020】搬送台20aの上面には、第1、第2の磁
極片30A、30Bが突設され、軌道Rの停止位置Pに
は、磁極片30A、30Bの間隔より大きい間隔で、1
組の第1、第2の電磁石31A、31Bが突設され、両
磁極片30A、30Bと共に電磁ブレーキ装置が構成さ
れている。それらのヨーク32A、32Bには、コイル
33A、33Bが巻回されており、他は図1と実質的に
同様に構成されている。そして、第1、第2電磁石31
A、31Bは、それぞれパワーアンプ11A、11Bを
介して信号処理装置A1に接続されている。その信号処
理装置には、第1、第2インバータ8A、8Bを介して
第1、第2LIM1A、1Bが接続されている。この信
号処理装置A1には、補償回路、ゲイン調整器の他に、
電磁石31A、31B用の整流器、アナログスイッチが
設けられ、また、制御ユニット10aが接続されてい
る。
【0021】搬送台20aの停止に際し、前記と同じ態
様で第1、第2LIM1A、1Bで搬送台20aを目標
位置Pに停止させる。この際、センサ4により停止位置
を検出し軌道Rの設置状況により停止位置からずれてい
る場合は、センサ4からの検出信号に基づき、信号処理
装置A1は、両電磁石31A、31Bに励磁信号を出力
する。これにより発生する磁気求心力及び磁気吸引力
は、両磁極片30A、30Bを介して搬送台20aに停
止位置Pへの復元力と減衰力を与え、迅速に停止位置P
に補正し、その位置Pに保持する。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、下記のす
ぐれた効果を奏する。 (a) センサからの移動方向情報により第1、第2のリ
ニアインダクションモータを制御するので図2に示すよ
うにハンチングを生ずることなく速やかに搬送台を停止
位置に停止できる。 (b) そのために、例えば1m程度の短い間隔で発進、
停止を安定して行うことができる。 (c) 停止位置はセンサと第1および第2のリニアイン
ダクションモータで定まるので、軌道の設置状況の変化
に即応でき、停止位置の補正、変更を速やかに行うこと
ができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図。
【図2】効果を説明する停止時の変位タイミングチャー
ト図。
【図3】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図4】制御ブロック図。
【符号の説明】
A、A1・・・信号処理装置 P・・・停止位置 R・・・軌道 1A・・・第1インダクションモータ 1B・・・第2インダクションモータ 1a〜1d・・・インダクションモータ 2・・・切換ボックス 3・・・変圧器 4・・・センサ 5・・・センサアンプ 6・・・補償回路 7・・・ゲイン調整回路 8A、8B・・・インバータ 9A、9B・・・三相電力供給線 10、10a・・・制御ユニット 11a、11b・・・パワアンプ 20、20a・・・搬送台 21・・・センサターゲット 30A・・・第1磁極片 30B・・・第2磁極片 31A・・・第1電磁石 31B・・・第2電磁石 32A、32B・・・ヨーク 33A、33B・・・コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65G 54/02 B60L 13/02 M (72)発明者 白尾 祐司 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株式会社荏原総合研究所内 (56)参考文献 特開 平2−294201(JP,A) 特開 昭60−128513(JP,A) 特開 昭61−244285(JP,A) 特開 昭61−81104(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 7/00 B60L 13/00 B65G 54/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気力により搬送台(20)を非接触し
    て支持した状態で軌道(R)上を搬送する磁気浮上搬送
    装置において、前記搬送台(20)の停止位置(P)に
    対し対称に第1および第2のリニアインダクションモー
    タ(1A、1B)が設けられ、これらの第1および第2
    のリニアインダクションモータ(1A、1B)の中央位
    置にはセンサアンプ(5)に接続されたセンサ(4)が
    設けられ、搬送台(20)には移動方向情報を出力する
    センサターゲット(21)が設けられ、前記センサター
    ゲット(21)は信号処理装置(A)に接続され、前記
    第1および第2のリニアインダクションモータ(1A、
    1B)はそれぞれ第1および第2のインバータ(8A、8
    B)を介して前記信号処理装置(A)に接続され、前記信
    号処理装置(A)はセンサターゲット(21)からの移動方
    向情報に基づいて第1および第2のインバータ(8A、
    8B)による第1および第2のリニアインダクションモ
    ータ(1A、1B)への供給電力を調整して搬送台(20)
    を停止位置(P)に停止させる機能を有することを特徴と
    する磁気浮上搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記停止位置(P)に対し対称に第1およ
    び第2の電磁石(31A、31B)からなる電磁ブレーキ
    装置が設けられ、それらの第1および第2の電磁石(3
    1A、31B)は信号処理装置(A1)に接続され、前記
    信号処理装置(A1)は搬送台(20a)が停止位置(P)か
    らずれている場合に、前記センサ(4)からの検出信号に
    基づいて第1および第2の電磁石(31A、31B)に励
    磁信号を出力して搬送台(20a)の停止位置を補正する
    機能を有する請求項1記載の磁気浮上搬送装置。
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