JP3407862B2 - 感熱孔版原紙 - Google Patents

感熱孔版原紙

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JP3407862B2
JP3407862B2 JP26007698A JP26007698A JP3407862B2 JP 3407862 B2 JP3407862 B2 JP 3407862B2 JP 26007698 A JP26007698 A JP 26007698A JP 26007698 A JP26007698 A JP 26007698A JP 3407862 B2 JP3407862 B2 JP 3407862B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、感熱孔版原紙に関
するものであり、特に、搬送時に印刷機内で詰まりを起
こさず、かつ、着版時に着版シワを起こさず、これによ
って鮮明な画像を提供することができる感熱孔版原紙に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の感熱孔版原紙は、印刷された画像
において鮮明さ、特にベタ部分の均一性の点で、必ずし
も満足できるものではなかった。その理由は多々考えら
れるが、その一つとして支持体を構成する繊維に起因す
るものがある。 【0003】すなわち、従来から最も多く使用されてい
る天然繊維からなる薄葉紙は、繊維径が比較的太くて不
均一であり、かつ扁平であるため、インキの通過が不均
一になり易く、特に穿孔部分の直下にある繊維によって
インキの通過が阻害され印字がかすれたり、また、太い
繊維の影響で、張り合わせたフィルムの表面の平滑性が
低下し、製版時にサーマルヘッドとの接触が悪く未穿孔
部分が発生しやすいため、ベタ印刷で白抜けが発生する
欠点がある。 【0004】これらの欠点を改良するため、天然繊維か
らなる薄葉紙の代りに、ポリエステル繊維等の合成繊維
を混抄した抄造紙や不織布を用いて、支持体の繊維を細
くしたり、繊維の目付量をできるだけ少なくする等の対
策も提案されている(特開昭59-2896号公報、特開昭59-
16793号公報、特開平2-67197号公報等)。 【0005】しかし、支持体の繊維径を細くしたり、目
付量を少なくすることで画像鮮明性は向上するとして
も、新たに下記の問題が発生する。すなわち、原紙の搬
送性が低下して印刷機内で原紙が詰まりを起こしたり、
未穿孔又は穿孔した原紙を印刷ドラムに巻き付けた際に
着版シワが発生して、そのシワが印刷品位を低下させ
る。 【0006】これらの欠点を改良するために、原紙の引
張り強度と曲げ剛性、すなわち原紙の強度と腰の強さを
特定する等の対策も提案されている(特開8-67080号公
報)。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の原紙の
強度と腰の強さの条件が満たされていても、支持体の繊
維の分散状態や積層状態によっては、支持体の目付量が
高いにもかかわらず、依然として、印刷機内での原紙が
詰まりを起こしたり、未穿孔又は穿孔された原紙を印刷
ドラムに巻き付けた際に着版シワが発生することがあっ
た。本発明の目的は、搬送性に優れ、シワが入ることな
く着版する感熱孔版原紙を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者は、原紙の印刷
機内における「走行メカニズム」と「着版シワ発生メカ
ニズム」と「原紙の曲げ特性」に着目して鋭意研究した
結果、特定の残留トルクを満たす感熱孔版原紙が搬送性
と着版性に優れることを見いだし、本発明を完成するに
至った。 【0009】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂フィル
ムと、合成繊維を主体とする多孔性支持体とが積層され
てなる感熱孔版原紙であって、縦または横方向のKES
式曲げ剛性B値が0.02gf・cm 2 /cm以上であ
り、縦方向の引張り強度が0.3kgf/cm以上であ
り、かつ、次式: 【0010】0.150≦T−H 【0011】(式中、Tは曲率が+2.3及び−2.3
(cm-1)における原紙の縦方向のKES式曲げトルク
の絶対値の相加平均値(g・cm/cm)、Hは曲げ
ヒステリシス(g・cm/cm)であり、T−Hは残
留トルク(g・cm/cm)を意味する。) 【0012】を満足することを特徴とする、搬送性と着
版性に優れた感熱孔版原紙に関するものである。 【0013】ここで、残留トルク(T−H)は、原紙の
曲げ特性に関わる数値であり、特に、曲げ回復性に関わ
る数値を規定するものである。また、縦方向とは印刷機
に原紙を供給する場合の走行方向である。また、KES式
とは、KAWABATA’S EVALUATION SYSTEM FOR FABRICSの
略称であり、京都大学、川端季雄教授が考案された織編
物の風合いの物理量測定法として広く採用されている方
法である。 【0014】孔版印刷用原紙の着版時におけるシワ発生
メカニズムは以下のように考えられる。すなわち、着版
時、原紙は、回転されている印刷ドラムの外周にプレス
ローラによってプレスされながら巻き付けられる。この
時、原紙と印刷ドラム面との間には、原紙終端部とプレ
スローラとの間の領域で気泡が取り込まれることがあ
る。気泡が存在する個所では、原紙は印刷ドラム表面か
ら浮き上がり膨れることになる。 【0015】さらに印刷ドラムが回転していくと、気泡
がプレスローラの近傍に集まり、大きな気泡を形成し、
原紙の浮き上がった部分が次第に大きくなり膨れも大き
くなる。膨れた原紙は、ついには座屈して折れ曲がり、
この折れ曲がった部分が着版シワを形成する。 【0016】上記の着版シワ発生メカニズムにおいて、
原紙のシワの発生は、原紙の曲げ特性(座屈特性)と密
接な関係がある。すなわち、原紙が膨らんだ時に発生す
る曲げトルク(曲げ応力)は、原紙が膨れるに従い大き
くなるが、曲げが復帰する時の曲げヒステリシス(応力
の損失)も次第に大きくなる。 【0017】上記のように膨れた原紙が座屈してしまう
場合、曲げヒステリシスが極端に大きくなって、曲げト
ルクは極端に小さくなる傾向を持つ。すなわち、座屈の
し易さは、曲げトルク及び曲げヒステリシスという物性
値で判断できる。ただし、これらの物性値は、支持体の
形態や坪量に強く影響を受けている。例えば、坪量が大
きい原紙は、曲げヒステリシスが大きくなり曲げトルク
の損失が大きく発生するが、もともとの曲げトルクが大
きいため、損失分を差し引いても、なお曲げトルクは大
きく残る。 【0018】つまり、原紙の「曲げトルク」から「曲げ
ヒステリシス」を差し引いた値である「残留トルク」を
もって、原紙の着版シワの発生のし易さの指標とするこ
とができる。 【0019】原紙の曲げ特性について、KES式曲げ剛性B
値(平均曲げこわさ)しか指標としていない従来の技術
の場合、KES式曲げ剛性B値が規定範囲内であっても、支
持体の繊維の分散状態や積層状態によっては、曲げトル
クあるいは曲げヒステリシスのバランスが崩れ、残留ト
ルクが上記の規定より小さくなる場合がある。その場
合、原紙は座屈し、さらに復帰する力が弱いために原紙
の詰まりが発生して走行不能になる問題や、着版シワが
発生してそのシワが印刷品位を低下させてしまうなどの
問題が生じてしまう。 【0020】これに対し、本発明が指標とする残留トル
クは、支持体の繊維の分散状態や積層状態の影響も含ん
だ値であるので、原紙の座屈を有効に防止でき、原紙の
搬送不良や着版シワを有効に防止できる。 【0021】かくして、本発明によれば、原紙の着版時
に、上記の気泡による原紙の浮き上がり(原紙の曲げ状
態)が発生しても、原紙の走行方向と同じである縦方向
の残留トルク(T−H)が、0.150(gf・cm/cm)以
上、好ましくは0.180(gf・cm/cm)以上である場合、
原紙は座屈しそうになっても復帰する力を備えているの
で、着版シワは発生しない。 【0022】また、原紙の印刷機内における走行メカニ
ズムの検討結果により、搬送時の原紙の詰まり易さも、
上記の着版シワの発生メカニズムと同様に、残留トルク
(T−H)の値を指標とすることができる。すなわち、
残留トルク(T−H)が0.150(gf・cm/cm)未満の場
合、原紙が搬送経路内で座屈して、搬送不良が発生す
る。 【0023】本発明において、感熱孔版原紙は、縦また
は横方向のKES式曲げ剛性B値が0.02gf・cm2
/cm以上である。KES式曲げ剛性B値が0.02gf・cm2/c
mより小さいと、いわゆる腰の強さが不足となり、原紙
が印刷ドラムに巻き付けられたとき、みみず状のシワが
発生する。その結果、シワの部分は画像が歪んだり、イ
ンキがかすれたりして印刷欠陥となる。 【0024】また、本発明において、感熱孔版原紙は、
原紙の縦方向の引張り強度が0.3kgf/cm以上で
る。原紙は、印刷機内において走行方向に張力が負荷
される。原紙の縦方向の引張り強度が0.3kgf/cm
未満であると、原紙強度が不足してスムースな走行がで
きなくなるだけでなく、極端な場合には原紙破れが発生
する。 【0025】 【発明の実施の形態】本発明の感熱孔版原紙は、熱可塑
性樹脂フィルムと、合成繊維を主体とする多孔性支持体
とを積層してなる。 【0026】本発明において、熱可塑性樹脂フィルム
は、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン又はその共重合体など従来公知のものが用いられる
が、穿孔感度の点からポリエステルフィルムが特に好ま
しく用いられる。当該ポリエステルとしては、ポリエチ
レンテレフタレート、エチレンテレフタレートとエチレ
ンイソフタレートとの共重合体、ポリエチレン-2,6-
ナフタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ヘ
キサメチレンテレフタレートと1,4-シクロヘキサンジ
メチレンテレフタレートとの共重合体等を使用すること
ができる。 【0027】本発明において、熱可塑性樹脂フィルム
は、通常延伸された方が好ましく、従来公知のTダイ押
し出し法、インフレーション法等によって製造すること
ができる。例えば、Tダイ押し出し法によってポリマー
をキャストドラム上に押し出すことによって未延伸フィ
ルムを作製し、次いで加熱ロール群により縦延伸し、ま
た必要に応じてテンター等に供給して横延伸することが
できる。口金のスリット幅、ポリマーの吐出量、キャス
トドラムの回転数を調整することによって、所望の厚さ
の未延伸フィルムを作ることができ、また加熱ロール群
の回転速度を調整したり、テンターの設定幅を変更する
ことによって、所望の延伸倍率で延伸することができ
る。 【0028】本発明において、熱可塑性樹脂フィルム
は、二軸延伸フィルムであるのが好ましく、フィルムの
厚さは原紙に要求される感度等によって適宜決定される
が、通常0.1〜10μmであり、好ましくは0.1〜5
μm、より好ましくは0.1〜3μmである。フィルム厚
さが10μmを越えると穿孔性が低下する場合があり、
0.1μmより薄いと製膜安定性が悪化する場合がある。 【0029】本発明において、熱可塑性樹脂フィルム
は、必要に応じて、難燃剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、帯電防止剤、顔料、染料、脂肪酸エステ
ル、ワックス等の有機滑剤、またはポリシロキサン等の
消泡剤等を含有することができる。 【0030】本発明において、多孔性支持体を構成する
合成繊維は、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリアクリロニトリル、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン又はその共重合体など従来公知
のものが用いられる。これらの合成繊維は、単体で用い
てもよいし、2種以上を併用してもよく、また天然繊維
や再生繊維を含んでもよい。 【0031】上記合成繊維のうち、本発明においては、
穿孔時の熱安定性の点から、ポリエステル繊維が好まし
く用いられ、少なくとも60%以上がポリエステル繊維
であることが望ましい。当該ポリエステルとしては、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリシクロヘキサジメチレンテレフタレート、エチ
レンテレフタレートとエチレンイソフタレートとの共重
合体等を挙げることができる。これらの合成繊維は、必
要に応じて難燃剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、顔料、染料、脂肪酸エステル、ワック
ス等の有機滑剤、またはポリシロキサン等の消泡剤等を
含有することができる。 【0032】本発明において、多孔性支持体の平均繊維
径は、2〜15μmが好ましい。平均繊維径が2μm未満
であると、原紙にシワが入りやすく、穿孔時に未穿孔に
なり好ましくない。また、15μmを越えるとインキ通
過にムラが生じるため好ましくない。 【0033】本発明において、多孔性支持体の繊維目付
量は、通常は2〜30g/m2、好ましくは2〜20g/
m2、さらに好ましくは5〜15g/m2である。目付量が
30g/m2を越えると、インキの通過性が低下して画像
鮮明性が低下する。また目付量が2g/m2より少ない
と、支持体として十分な強度を得られない場合がある。 【0034】本発明において、多孔性支持体は、短繊維
を抄紙した抄造紙であってもよいし、不織布や織物であ
ってもよいし、スクリーン紗などであってもよいが、不
織布が好ましく用いられる。 【0035】不織布はフラッシュ紡糸法、メルトブロー
紡糸法やスパンボンド法など、従来公知の直接溶融紡糸
法によって作製することができる。 【0036】例えばメルトブロー法では、溶融したポリ
マーを口金から吐出するに際して、口金周辺部から熱を
吹き付け、該熱風によって吐出したポリマーを細繊度化
せしめ、次いで、しかるべき位置に配置したネットコン
ベア上に吹き付けて捕集し、ウエブを形成して製造され
る。該ウエブはネットコンベアに設けた吸引装置によっ
て熱風と一緒に吸引されるので、個々の繊維が完全に固
化される前に捕集される。つまりウエブの繊維同士はお
互いに融着した状態で捕集される。口金とネットコンベ
ア間の捕集距離を適宜設定することによって、繊維の融
着度合を調整することができる。また、ポリマー吐出
量、熱風温度、熱風流量、コンベア移動速度を適宜調整
することにより、ウエブの目付けや単糸繊維径を任意に
設定することができる。 【0037】メルトブロー法で紡糸された繊維は、熱風
の圧力で細繊化され、無配向又は低配向の状態で固化さ
れる。繊維の太さは均一でなく、太い繊維と細い繊維が
程良く分散した状態でウエブを形成する。また口金から
吐出されたポリマーは、溶融状態から室温雰囲気下に急
冷されるため、非晶質に近い低結晶の状態で固化する。 【0038】本発明における原紙は、上記の熱可塑性樹
脂フィルムと、上記多孔性支持体とを積層一体化して作
られる。この場合、原紙を構成するフィルムの融点(Tm
1)と不織布等の多孔性支持体の融点(Tm2)とは、好ま
しくはTm1≦Tm2とされる。 【0039】積層はフィルムの穿孔感度を低下させない
条件で接着剤を用いて接着してもよいし、接着剤を用い
ることなくフィルムと支持体とを熱接着してもよい。印
刷鮮明性の点からは、接着剤を用いることなく熱接着に
より熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを直接固着
することが好ましい。 【0040】熱接着は通常、熱可塑性樹脂フィルムと多
孔性支持体とを加熱しつつ直接張り合わせる熱圧着によ
り行なわれる。熱圧着の方法は特に限定されるものでは
ないが、加熱ロールによる熱圧着がプロセス性の点から
特に好ましい。 【0041】本発明においては、未延伸の熱可塑性樹脂
フィルムと上記の不織布とを熱接着した状態で共延伸す
ることが特に好ましい。熱接着は、上記の不織布を押し
出しキャストして得られた未延伸フィルムと、縦延伸工
程の前段階で行うことにより達成される。接着温度は通
常、80〜170℃との間であるのが好ましく、より好
ましくは100〜150℃との間である。 【0042】熱接着した状態で共延伸することにより、
フィルムと不織布とが一体で剥離することなく好適に延
伸することができる。この時、不織布の繊維はその交絡
点や接点において互いに融着した状態で延伸されるた
め、支持体として好適な網状体を形成することができ
る。また、両者を一体で共延伸することにより、熱可塑
性樹脂フィルムと多孔性支持体とが直接固着され、接着
剤を用いることなく一体化される。 【0043】共延伸の方法は特に限定されるものではな
いが、二軸延伸が好ましく、具体的には、逐次二軸延伸
法又は同時二軸延伸法の何れかの方法とされる。逐次二
軸延伸法の場合、縦方向、横方向の順に延伸するのが一
般的であるが、逆に延伸してもよい。延伸倍率は特に限
定されるものではなく、用いる熱可塑性樹脂の種類や原
紙に要求される穿孔感度等によって適宜決定されるが、
通常は縦、横それぞれ2〜8倍程度が適当である。ま
た、二軸延伸後、縦又は横、あるいは縦横同時に再延伸
してもかまわない。 【0044】さらに、本発明においては、二軸延伸後の
原紙を熱処理するのが好ましい。熱処理温度は特に限定
されるものではなく、用いる熱可塑性樹脂の種類によっ
て適宜決定されるが、通常は80〜260℃、時間は
0.5〜60秒程度が適当である。 【0045】なお、本発明においては、異なるまたは同
種の繊維径及び目付量の不織布を、多層重ね合わせて延
伸しても良い。 【0046】この場合、不織布は、延伸配向されている
のが好ましく、個々の複屈折率(Δn)は好ましくは0.
1以上、より好ましくは0.12以上、特に好ましくは
0.14以上である。また、不織布の結晶化度は、好ま
しくは20%以上、特に好ましくは25%以上である。
また、不織布は、インキとの親和性を付与するために、
必要に応じて、構成する繊維の表面に酸、アルカリ等の
化学処理、コロナ処理、低温プラズマ処理等を施しても
よい。 【0047】本発明の原紙を構成するフィルム面には、
穿孔時のスティック防止のため、離型剤を塗布して離型
層を設けることが好ましい。塗布は、上記未延伸フィル
ムと未延伸不織布とを熱接着した後、二軸延伸の前又は
後、あるいはその途中の工程、巻き取り後別工程の何れ
の段階で行ってもよい。本発明の効果をより顕著に発現
させるためには、延伸前に塗布するのが特に好ましい。
塗布方法は特に限定されないが、ロールコーター、グラ
ビアコーター、リバースコーター、バーコーター等を用
いて塗布するのが好ましい。離型剤としては、シリコー
ンオイル、シリコーン型樹脂、フッ素系樹脂、界面活性
剤等からなる従来公知のものを用いることができる。離
型剤は、本発明の効果を阻害しない範囲で、帯電防止
剤、耐熱剤、耐酸化防止剤、有機粒子、無機粒子、顔料
など各種添加剤を含有してもよい。また、離型剤は、水
への分散性を向上させる目的で各種添加剤、例えば分散
助剤、界面活性剤、防腐剤、消泡剤を含有してもよい。
離型層の厚さは、好ましくは0.005μm〜0.4μm、
より好ましくは0.01μm〜0.4μmとされる。離型剤
の厚さが0.4μm以下であれば穿孔時の走行性が良好で
サーマルヘッドの汚染も少ない。 【0048】本発明の原紙を構成する熱可塑性樹脂フィ
ルムと多孔性支持体の剥離強度は、好ましくは1g/2
5mm以上、さらに好ましくは3g/25mm以上、より好
ましくは5g/25mm以上である。剥離強度が1g/25
mmより小さいと、原紙を印刷機に供給搬送する際に、熱
可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とが剥離する場合が
ある。 【0049】 【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例における各種物性及び特性の評価は以下の
手順に従って行った。 【0050】(1)KES式曲げ剛性(曲げトルク、曲げ
ヒステリシス、残留トルク、曲げ剛性B値) (株)日本精機製作所製、純曲げ特性試験機(JTC-1)
を用いて測定した。 【0051】(1-1)曲げトルク(T)、曲げヒステリシ
ス(H)、残留トルク(T−H) まず、原紙を片刃かみそりでカットして、幅10cm、長
さ10cmのサンプルを10枚採取した。次に、長さ20
cmの固定クランプ及び可動クランプ間の間隔を0.4cm
として、試料を把持し、曲率=−2.3〜+2.3(c
m-1)の範囲で、曲率変化速度を0.3(cm-1/sec)と
して、等速度曲率の純曲げを行った。 【0052】試料の単位長さ当たりの曲げモーメント
(曲げトルク)M(gf・cm/cm)と曲率K(cm-1)の関係
をプロットして、図1に示すようなM−K曲線を得た。 【0053】該M−K曲線に基づき、曲率−2.3(cm
-1)及び+2.3(cm-1)の時の曲げモーメントの絶対
値(T、T)を求め、両者の相加平均値をサンプル
数10枚についてそれぞれ求め、その平均値を曲げトル
クT(gf・cm/cm)とした。また、次式により算出される
曲げヒステリシスHをサンプル数10枚についてそれぞ
れ求め、その平均値を曲げヒステリシスHとした。 【0054】H=(2HBf+2HBb)/2 (gf・cm/cm) 【0055】(式中、2HBfは曲率1cm-1の時の曲げヒ
ステリシス、2HBbは曲率−1cm-1の時の曲げヒステリ
シス) 【0056】さらに、残留トルクを次式により算出し
た。 【0057】残留トルク=T−H (gf・cm/cm) 【0058】(1-2)曲げ剛性B値 まず、原紙を片刃かみそりでカットして、幅10cm、長
さ10cmのサンプルを10枚採取した。次に、長さ20
cmの固定クランプ及び可動クランプ間の間隔を1cmとし
て、試料を把持し、曲率=−2.5〜+2.5(cm-1)の
範囲で、曲率変化速度を0.1(cm-1/sec)として、等
速度曲率の純曲げを行った。 【0059】試料の単位長さ当たりの曲げモーメント
(曲げトルク)M(gf・cm/cm)と曲率K(cm-1)の関係
をプロットして、図1と同様のM−K曲線を得た。 【0060】曲率0.5〜1.5の間の傾斜(Bf)と、−
0.5〜−1.5の間の傾斜の絶対値(Bb)を測定し、単
位長さ当たりの曲げ剛性B値(gf・cm2/cm)を次式で算
出した。サンプル数10枚の曲げ剛性B値の平均値を求
め、曲げ剛性B値(gf・cm2/cm)とした。 【0061】B=(Bf+Bb)/2 (gf・cm2/cm) 【0062】(2)縦方向引張り強度(kgf/cm) 原紙を縦方向に片刃かみそりでカットして幅15mm、長
さ150mmのサンプルを10枚採取した。 【0063】該サンプルを試験長100mmとして(株)
島津製作所“万能試験機:オートグラフAGS-D型”で、
試験速度10mm/min.で破断まで引張り、2%(2mm)
伸長した時の荷重をサンプル幅で除して強度を求めた。
サンプル数10枚の平均引張り強度を求め、縦方向引張
り強度とした。 【0064】(3)平均繊維径(μm) 不織布シート及び感熱孔版原紙について、サンプルの任
意の場所10ヶ所を電子顕微鏡(SEM)を用いて写真撮
影を行い、1枚の写真につき任意の15本の繊維の直径
を測定し、これを10枚の写真について行い、合計15
0本の繊維径を測定し、平均繊維径を求めた。 【0065】(4)繊維目付量(g/m 2 原紙の重量を精密天秤で測定し、m2当たりに換算し
た。フィルムの重量分を差し引いて繊維目付量とした。 【0066】(5)搬送詰まり、着版シワの評価方法 作製した原紙を理想科学工業(株)製“リソグラフ”
(登録商標)GR377に供給して白紙製版(印字率0
%)を行い原紙を搬送させ、さらに印刷ドラムへ着版さ
せた。 【0067】実施例1 孔径0.35mm、孔数80個の矩形口金を用いて、口金
温度285℃でポリエチレンテレフタレート原料
([η]=0.60、Tm=254℃)をメルトブロー
法にて紡出し、コンベア上に繊維を分散捕集して、目付
量140g/m2、平均繊維径20μmの不織布を作製
した。 【0068】次いで、ポリエチレンテレフタレート85
モル%、ポリエチレンイソフタレート15モル%からな
る共重合ポリエステル樹脂原料([η]=0.65、T
m=210℃)をスクリュ径40mmの押し出し機を用
いて、Tダイ口金温度270℃で押し出し、直径300
mmの冷却ドラム上にキャストして未延伸フィルムを作
製した。 【0069】該未延伸フィルム上に、前記の不織布を重
ね、加熱ロールに供給してロール温度80℃で熱圧着
し、積層シートを作製した。 【0070】該積層シートを90℃の加熱ロール間で、
長さ3.5倍延伸した後、テンター式延伸機に送り込
み、95℃で幅方向に4倍延伸し、さらにテンター内部
で160℃で熱処理した。 【0071】フィルム面にはテンター入口部において、
ワックス系離型剤をグラビアコーターを用いて乾燥後の
重さで0.1g/m2塗布して感熱孔版原紙を作製した。 【0072】得られた原紙の繊維目付量は12.8g/
2、支持体の平均繊維径は8.7μm、フィルムの厚さ
は1.5μmであった。 【0073】また、該原紙の縦方向引張り強度は0.3
9kgf/cm、KES式曲げ剛性B値は、縦/横=
0.068/0.055g・cm2/cmであり、残留
トルクは0.2576g・cm/cmであった。 【0074】この原紙を理想科学工業(株)製“リソグ
ラフ”GR377に供給して白紙製版(印字率0%)を行
い原紙を搬送させ、さらに印刷ドラムへ着版させ、原紙
の搬送詰まり及び着版シワの発生有無評価を行った。 【0075】その結果、表1にまとめたとおり、原紙の
搬送性及び着版性は良好であった。 【0076】実施例2 未延伸フィルムに積層する不織布として、目付量130
g/m2、平均繊維径14μmの不織布を用いた以外、
実施例1と同様にして感熱孔版原紙を作製した。 【0077】こうして得られた原紙は、目付量12g/
2、支持体の平均繊維径は7.0μm、フィルムの厚さ
は1.5μmであった。 【0078】また、該原紙の縦方向引張り強度は0.3
8kgf/cm、KES式曲げ剛性B値は、縦/横=
0.059/0.049gf・cm2/cmであり、残留
トルクは0.2512g・cm/cmであった。 【0079】さらに、この原紙を実施例1と同様に評価
したところ、表1のとおり、原紙の搬送性及び着版能は
良好であった。 【0080】実施例3 未延伸フィルムに積層する不織布として、目付量110
g/m2、平均繊維径14μmの不織布を用いた以外、
実施例1と同様にして感熱孔版原紙を作製した。 【0081】こうして得られた原紙は、目付量10g/
2、支持体の平均繊維径は7.0μm、フィルムの厚さ
は1.5μmであった。 【0082】また、該原紙の縦方向引張り強度は0.3
1kgf/cm、KES式曲げ剛性B値は、縦/横=
0.041/0.035gf・cm2/cmであり、残留
トルクは0.1875g・cm/cmであった。 【0083】さらに、この原紙を実施例1と同様に評価
したところ、表1のとおり、原紙の搬送性及び着版性は
良好であった。 【0084】実施例4 実施例1の未延伸フィルムを前記延伸手段によって、フ
ィルム厚みが1.7μmになるようにあらかじめ単膜製
膜してフィルムを作製した。 【0085】そして、天然繊維と合成繊維を混抄してな
る坪量が10.5g/m2の支持体を接着剤を介して張り
合わせ、原紙を作製した。 【0086】また、該原紙の縦方向引張り強度は0.6
7kgf/cm、KES式曲げ剛性B値は、縦/横=
0.028/0.020gf・cm2/cmであり、残留
トルクは0.2197g・cm/cmであった。 【0087】さらに、この原紙を実施例1と同様に評価
したところ、表1のとおり、原紙の搬送性及び着版性は
良好であった。 【0088】実施例5 未延伸フィルムに積層する不織布として、目付量120
g/m2、平均繊維径7.6μmの不織布を用いた以外、
実施例1と同様にして感熱孔版原紙を作製した。 【0089】こうして得られた原紙は、目付量11g/
2、支持体の平均繊維径は3.8μm、フィルムの厚さ
は1.5μmであった。 【0090】また、該原紙の縦方向引張り強度は0.4
1kgf/cm、KES式曲げ剛性B値は、縦/横=
0.056/0.042gf・cm2/cmであり、残留
トルクは0.1513g・cm/cmであった。 【0091】さらに、この原紙を実施例1と同様に評価
したところ、表1のとおり、原紙の搬送性は良好であっ
たが、着版シワが発生したが実用上問題がない程度であ
った。 【0092】比較例1 未延伸フィルムに積層する不織布として、目付量105
g/m2、平均繊維径7.6μmの不織布を用いた以外、
実施例1と同様にして感熱孔版原紙を作製した。 【0093】こうして得られた原紙は、目付量9.5g/
2、支持体の平均繊維径は3.8μm、フィルムの厚さ
は1.5μmであった。 【0094】また、該原紙の縦方向引張り強度は0.3
8kgf/cm、KES式曲げ剛性B値は、縦/横=
0.028/0.028gf・cm2/cmであり、残留
トルクは0.1080g・cm/cmであった。 【0095】さらに、この原紙を実施例1と同様に評価
したところ、表1のとおり、搬送詰まりは発生せず良好
だが、着版シワが発生した。 【0096】 【表1】 【0097】表1からもわかるように、原紙の縦方向の
残留トルクが0.150(g・cm/cm)以上、好
ましくは0.180(g・cm/cm)以上である場
合に、原紙の搬送性及び着版性は共に良好であることが
わかる。 【0098】 【発明の効果】本発明の感熱孔版用原紙は、原紙の残留
トルクを特定したので、着版時に原紙と印刷ドラムとの
間に気泡が溜まり原紙が湾曲して膨れが生じたとして
も、該湾曲を復帰させる力を備えているので、膨れた原
紙が座屈することがなく、着版シワの発生が防止され、
良好な印刷画像が得られる。同様に、原紙の搬送性にも
優れているので、搬送不良も防止される。
【図面の簡単な説明】 【図1】KES式曲げ剛性の測定時に用いるM−K曲線の
説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−76894(JP,A) 特開 平8−67080(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 熱可塑性樹脂フィルムと、合成繊維を主
    体とする多孔性支持体とが積層されてなる感熱孔版原紙
    であって、縦または横方向のKES式曲げ剛性B値が
    0.02gf・cm 2 /cm以上であり、縦方向の引張り
    強度が0.3kgf/cm以上であり、かつ、次式: 0.150≦T−H (式中、Tは曲率が+2.3及び−2.3(cm-1)に
    おける原紙の縦方向のKES式曲げトルクの絶対値の相
    加平均値(g・cm/cm)、Hは曲げヒステリシス
    (g・cm/cm)であり、T−Hは残留トルク(g
    ・cm/cm)を意味する。)を満足することを特徴
    とする、搬送性と着版性に優れた感熱孔版原紙。
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